JP3354969B2 - 糸テンショナの回転駆動される制動機構 - Google Patents

糸テンショナの回転駆動される制動機構

Info

Publication number
JP3354969B2
JP3354969B2 JP24321292A JP24321292A JP3354969B2 JP 3354969 B2 JP3354969 B2 JP 3354969B2 JP 24321292 A JP24321292 A JP 24321292A JP 24321292 A JP24321292 A JP 24321292A JP 3354969 B2 JP3354969 B2 JP 3354969B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
brake
braking mechanism
magnet
brake disc
ring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP24321292A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05193831A (ja
Inventor
ハルテル ローベルト
ヘーネ カール−ヨーゼフ
ヘルマンス フェルディナント−ヨーゼフ
ヘンツェ ヘルベルト
クノルス ヘルベルト
エンゲルハルト ディートマール
ツィッツェン ヴィルヘルム
ファイエス マンフレート
メルケンス ヘルベルト
ヴァイセンフェルス ヴォルフラム
リュッテン ヘルマン
イェーガース ディルク
ポマー ベルント
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oerlikon Textile GmbH&CO.KG
Original Assignee
Oerlikon Textile GmbH&CO.KG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oerlikon Textile GmbH&CO.KG filed Critical Oerlikon Textile GmbH&CO.KG
Publication of JPH05193831A publication Critical patent/JPH05193831A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3354969B2 publication Critical patent/JP3354969B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H59/00Adjusting or controlling tension in filamentary material, e.g. for preventing snarling; Applications of tension indicators
    • B65H59/10Adjusting or controlling tension in filamentary material, e.g. for preventing snarling; Applications of tension indicators by devices acting on running material and not associated with supply or take-up devices
    • B65H59/20Co-operating surfaces mounted for relative movement
    • B65H59/22Co-operating surfaces mounted for relative movement and arranged to apply pressure to material
    • B65H59/225Tension discs
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2555/00Actuating means
    • B65H2555/10Actuating means linear
    • B65H2555/13Actuating means linear magnetic, e.g. induction motors
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2701/00Handled material; Storage means
    • B65H2701/30Handled filamentary material
    • B65H2701/31Textiles threads or artificial strands of filaments

Landscapes

  • Tension Adjustment In Filamentary Materials (AREA)
  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、糸テンショナの回転駆
動される制動機構であって、少くとも1つのブレーキ皿
が可変な押圧力を別のブレーキ皿の方向へ負荷可能であ
る形式のものに関する。
【0002】
【従来の技術】一方では走行する糸によるブレーキ皿の
急速な摩耗を阻止し、かつ他方ではブレーキ皿の間の汚
染物の集積を阻止するため、ブレーキ皿は通常、糸走行
方向に対し回転し乍ら駆動されている。この駆動を一方
の側から他方の側へ伝達できるようにするようにするた
め、両ブレーキ皿を突き抜けて同時にロープ摩擦ブレー
キとして使用することのでる中心軸を設けることが一般
的に行われている。
【0003】この場合の欠点は、繊維及び糸がこの軸の
周りに巻き付くおそれがあり、また軸又はその被覆物が
付加的にロープ摩擦ブレーキとして使用されている場合
には、これらには時間の経過と共に糸による細溝状の切
込みが発生し、それによってこれらが使用不能になると
いう点である。摩擦値はこの時点まで徐々に変化し、そ
のために所要の糸牽引力が変化するようになる。
【0004】例えばドイツ国特許第3329644号明
細書には、この種の中心軸をもはや有しないような糸テ
ンショナが説明されている。しかし一方のブレーキ皿の
回転を他方のブレーキ皿の伝達することができるように
するため、この公知の装置にあっては、比較的経費の嵩
む伝動装置が使用されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明の課題
は、糸テンショナの回転駆動される制動機構を改良し
て、中心軸を使用することなしに簡単な形式で、回転運
動を一方のブレーキ皿から他方のブレーキ皿へ伝達する
ことができるような制動機構を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この課題を解決した本発
明の請求項1の構成によれば、一方のブレーキ皿がこの
ブレーキ皿に対し回動不可で同心的な磁石装置に結合さ
れ、かつ他方のブレーキ皿がこのブレーキ皿に対し回動
不可で同心的に配置されたヒステリシス材料体に結合さ
れており、また少くとも可変な押圧力を負荷することの
できるブレーキ皿が、非磁性材料から成り、かつ該非磁
性材料に配設された磁石体又はヒステリシス材料体に対
して軸方向に位置変更可能となっている。 またこの課題
を解決した本発明の請求項2の構成によれば、両ブレー
キ皿がこれらのブレーキ皿に対し回動不可かつ同心的な
夫々1つの磁石装置に結合されており、また少くとも可
変な押圧力を負荷することのできるブレーキ皿が、非磁
性材料から成り、かつ該非磁性材料に配設された磁石体
に対して軸方向に位置変更可能となっている。
【0007】
【発明の効果】磁石又は磁石材料/ヒステリシス材料を
選択的に組み合わせることによって、別個の伝動装置を
使用することなしに回転運動の伝達が行われるようにな
る。その際磁石によって惹き起される引張力が、ブレー
キ皿の反対側の圧着力に影響を及ぼささないということ
が特に重要である。これによって、回転運動には全く無
関係に圧着力を形成することができる。その際両ブレー
キ皿に付属の磁石リングの相互の間隔は、有利には磁石
リングとヒステリシス材料体との間のブレーキ皿の偏位
には無関係に常に一定である。その際非磁性材料の使用
によって、少くとも可変な圧着力を負荷されているブレ
ーキ皿に対し、磁界の作用が押圧力へ消費されるのを防
止することができる。これによって又、例えば最後の1/
3のコップを巻き戻す際巻取機に必要な糸テンショナの
制動力を大幅に減少させることができる。その際この減
少した制動力は、回転運動の充分な伝達のために必要な
磁気力に影響を及ぼすようなことはない。
【0008】本発明は、請求項3乃至6の特徴に基き、
これを更に有利に構成することができる。
【0009】交互の極性の互いに限定された扇形部から
成る磁石装置の使用によって、回転運動の伝達に特に適
合している磁界の形成を保証することができる。それに
対応して、磁石/ヒステリシス材料体装置の場合のヒス
テリシス材料体内の切欠きの配置は、切欠きの間に位置
するヒステリシス材料体の部分に磁束の集中化が行われ
るように形成されている。その際この効果は、切欠きの
数が扇形磁石の数の半分に一致している場合に最も良好
に達成される。
【0010】その摩耗によるブレーキ皿の交換の際磁石
乃至ヒステリシス材料装置を再び使用できるようにする
ために、該装置を例えばブレーキ皿に解離可能に装着せ
しめると有利である。
【0011】
【実施例】次に本発明を実施例に基いて詳細に説明す
る。
【0012】図1に基く糸テンショナは、2つのブレー
キ皿2及び10を有し、それらの間を糸33が貫通して
案内されている。ブレーキ皿2は駆動軸4に、例えばプ
レス嵌めによって不動に結合されている。駆動軸4は、
すべり軸受けブッシュ7に支承されており、かつ同時に
止めリング4′によって一方の側部上で保護され、また
すべり軸受け7上乃至は保持部8のスリーブ状の付加部
材8′上のベルトプーリ5の当接によってその回転軸の
方向のスライドに対して保護されている。これによって
ブレーキ皿2の位置も明確に不動に固定される。汚染物
の侵入は、これを保持部8内に挿入されたリング9によ
ってほぼ阻止することができる。
【0013】ブレーキ皿2はその側部にリング状の保持
部2′を有し、その内方には磁石リング3が挿入されて
いる。この磁石リング3は、図2に詳細図示の同一の大
きさの交互の極性の扇形部を有している。
【0014】ベルトプーリ5を介して駆動ベルト6が走
行しており、該駆動ベルト6は、ブレーキ皿の回転のた
めのここには図示なしの原動部に接続されている。
【0015】向い合って位置しているブレーキ皿10
は、中心部で球24に不動に結合されている。この球2
4は球受け23内に滑動状に支承されており、該球受け
23は、プラスチックから成る押圧部材22の内方のそ
の前方端部に加工されている。
【0016】この球受け23及び球24から形成されて
いる球ヒンジによって、ブレーキ皿10は基本的に総て
の方向に運動可能である。更に所望の圧着力は、押圧部
材22により球24を介してブレーキ皿10の方向に伝
達可能である。
【0017】押圧部材22の長手方向孔内には圧縮ばね
25が突き出ており、該圧縮ばね25は、その別の端部
上で突き棒27に対して支持されている。突き棒27は
その前方端部に案内ピン26を装着しており、該案内ピ
ン26は圧縮ばね25の案内に役立っている。突き棒2
7の反対側の端部にはプレート28が調節可能に配置さ
れている。このプレート28の位置は、2つの調節ねじ
29及び30によって不動に位置せしめられ、それ自体
はナット29′及び30′によって保護されている。プ
レート28のこの位置は、不動に配置されたブレーキ皿
2に対するブレーキ皿10の押圧力を最終的に規定して
おり、ひいては両ブレーキ皿の間を走行している糸33
へのブレーキ作用を規定している。このため調節ねじ2
9及び30により簡単な形式で、ブレーキ力の制御を行
うことができる。しかし調節ねじが別の例えば蝶番によ
って代替えされたり、又は調節ねじが突き棒上の中心に
直接作用を及ぼすような場合には、調節ねじによる調整
を考えることもできる。
【0018】押圧部材22は、すべり軸受ブッシュ19
内を長手方向にスライド可能に支承されており、該ブッ
シュ19は、一方ではそれに不動に結合されているスト
ッパリング21によってブレーキ皿10の方向へのスラ
イドを防止している。反対方向におけるすべり軸受ブッ
シュ19のスライドは、支持スリーブ16に結合されて
すべり軸受けブッシュ19に上方から係合している軟鉄
プレート17によって阻止されている。保持スリーブ1
6は、ケーシング31内に固定されている玉軸受18の
内輪を支持している。
【0019】すべり軸受けブッシュ19の傾斜を有効に
防止するため、このすべり軸受ブッシュ19とケーシン
グ31との間のエアギャップ内にディスタンスリング2
0が挿入されている。ケーシング31自体は、保持体3
2によって図示なしの機械フレームに結合されている。
【0020】ブレーキ皿10は、固定リング12を介し
てドラム状のブレーキ皿保持体11に不動に結合されて
いる。このブレーキ皿保持体11は内歯13を有し、該
内歯13に連行ディスク15の連行部14が噛み合い、
該ディスク15自体は支持スリーブ16に対する不動の
結合を有している。このような形式で回転運動が、連行
ディスク15によってブレーキ皿保持体11に、ひいて
はブレーキ皿10に、ブレーキ皿の軸方向運動の結合を
妨げることなしに伝達される。その際連行部14はその
外方縁部が丸められており、それによって又、互いに噛
み合っている部分を緊締することなしにブレーキ皿保持
体11を傾斜させることができる。
【0021】ブレーキ力の調達について説明したので、
今度は、ブレーキ皿2の側からブレーキ皿10への回転
運動の伝達機能について説明する。ベルト6を介しベル
トプーリ15に、かつベルトプーリ5から駆動軸4に達
成される回転運動は、この駆動軸4へのブレーキ皿2の
ブレーキ嵌めによってブレーキ皿2の回転駆動を実現し
ている。このブレーキ皿2に回動不可に結合されている
磁石リング3は、その異なった極性の扇形部によって、
ブレーキ皿2の回転運動の対応する移動磁界を発生す
る。その際必要条件ではないが、異なった極性の扇形部
が同一の寸法を有していると有利である。
【0022】磁石リング3から出発している永久磁界
は、向い合って位置するブレーキ皿10に配設されてい
る軟鉄プレート17内に、リング磁石の扇形分割部によ
って発生する同一のパターンを備えた反対磁性の磁界を
発生せしめる。軟鉄は高い保磁石力を備えたヒステリシ
ス材料であるため、この磁化作用は比較的安定してい
る。これによりブレーキ皿2と一緒の磁石リング3の回
転運動によって、常時は非磁化の軟鉄プレート17だけ
でなくその連行部も共に磁化せしめられる。この効果を
更に強化するため、軟鉄プレート17は扇形状の切欠き
17′を有し(図3参照)、該切欠き17′は、磁石リ
ング3に向い合って位置しかつこの磁石リング3の扇形
分割部のパターンに適合している。磁束は切欠きの間に
位置している軟鉄プレート扇形部上に集中されるため、
更に強力な連行力が移動磁界によって発生せしめられ
る。
【0023】既に説明した様に、軟鉄プレート17は支
持スリーブ16に不動に結合されており、また該スリー
ブ16は玉軸受け18の内輪に不動に結合されている。
玉軸受け18の外輪はケーシング31内のその位置に固
定されているため、軟鉄17の位置は押圧部材22、球
24及びひいてはブレーキ皿10の位置には無関係に不
動に位置したままである。このためブレーキ皿10の傾
斜又はその軸方向の運動は、軟鉄プレート17の位置に
影響されずにそのままになっている。またブレーキ皿2
の位置も不動であるため、糸テンショナ1の運転中磁石
リング3と軟鉄プレート17との間の向い合う距離は不
変である。
【0024】ブレーキ皿10は非磁性材料、例えば硬質
クロムメッキの青銅薄板から成っている。磁石リング3
と軟鉄プレート17との間に存在している磁界がブレー
キ皿10に全く影響を及ぼすことのないようにするた
め、ブレーキ皿10は更に引続いて圧縮ばね25の力に
よって向い合って位置しているブレーキ皿2に対して押
圧されている。つまり押圧力の唯一つの調節が、調節ね
じ29及び30によって行われる。従ってその位置に固
定されたブレーキ皿2からブレーキ皿10への回転運動
の伝達は、これによって極めて簡単かつ信頼のおける形
式で行われる。ブレーキ皿10の運動は、既に説明した
ように連行部14による回転運動の伝達によって制限さ
れることはない。
【0025】図4には本発明の変化態様が図示されてお
り、この場合は回転運動の生成部と押圧力の生成部とが
糸テンショナ34の側部に位置している。先づ、その位
置に不動に配置され、かつそれに付属してそれを保持し
ている構成部材を備えたブレーキ皿35について説明す
る。
【0026】このブレーキ皿35も、それに不動に結合
された球37を介してプラスチックブッシュ39の球受
け38内にヒンジ状に支承されている。プラスチックブ
ッシュ39は、その球37から離反した端部で軸40の
緊締溝44を覆っている。この軸40は、保持部41内
に挿入されており、場合によっては付加的に止めリング
45によってその位置に固定されている。有利には軸4
0は、プレス嵌めによって保持部41内に圧入されてい
る。スリーブ46が保持部41に不動に結合されてお
り、該スリーブ46は、僅かの間隔を置いてプラスチッ
クブッシュ39の支持ディスク43を取り囲んでいる。
この支持ディスク43は、場合によって大きな負荷の場
合に発生する軸40の傾斜に対し、これがスリーブ46
の内方壁部に支持されることによって反対作用を及ぼし
ている。同様な機能を支持ディスク42が果しており、
該支持ディスク42は、球ヒンジ37,38内に支承さ
れているブレーキ皿35の強力な傾斜を阻止することを
目的としている。ブレーキ皿35の内方縁部には磁石リ
ングが貼着されている。この磁石リング36の固定形式
は、前述の実施例の場合の解離可能な保持部の代替案と
して選択されている。
【0027】しかし前述の実施例とは反対にこの場合
は、向い合って位置するブレーキ皿47に同じように磁
石リング49が配設されており、該磁石リング49は磁
石リング36に類似の構造を有している。この磁石リン
グ49は連行プレート50に固定されており、その連行
部54は保持リング52の内歯53に噛合っている。こ
の保持リング52内にはブレーキ皿47が不動に挿入さ
れている。内歯53と連行部54との間の噛合いは第1
実施例に類似して選択されており、これによってブレー
キ皿47の軸方向における自由な運動が可能になる。
【0028】ブレ−キ皿47はこの場合、例えば4本の
保持ピン48によって保持されている。この保持ピン4
8は支持ディスク56内に圧入されている。支持ディス
ク56は、連行プレート50の開口部50′を貫いて突
き出ており、該開口部50′は、場合によっては走行す
る糸によって惹起されるブレーキ皿47の傾動運動によ
って妨害されないような大きさに選択されている。
【0029】駆動軸55は、支承ブッシュ68内方のす
べり軸受59及び60内に挿入されている。この軸55
は、軸方向に移動可能であって付加部55′を有してお
り、該付加部55′には軸ジャーナル55″が続いてい
る。この軸シャーナル55″には、例えば焼嵌めによっ
てスリーブ51が不動に結合されており、該スリーブ5
1は連行プレート50を装着している。これによって駆
動軸55の回転運動が、連行プレート50に伝達され、
続いてブレーキ皿47に伝達される。保持ピン48によ
って保持されているブレーキ皿47の回転運動によっ
て、この回転運動は更に支持ディスク56に伝達され
る。支持ディスク56に対してコイル保持部62が押圧
されており、該コイル保持部62は、その向い合って位
置している端部に可動コイル61を装着している。この
コイル保持部62を備えた可動コイル61は、支持ディ
スク56の回転運動に参加する必要はなく、従って両者
の間にはすべり接触だけが成り立っている。このこと
は、例えば支持ディスク56がプラスチックから製作さ
れ、一方コイル保持部62が金属から成っていることに
よって実現可能である。
【0030】可動コイル61及びコイル保持部62の回
動を阻止するため、コイル保持部62の孔に回動防止ピ
ン71が挿入されており、該ピン71はその他方の端部
で磁極リング66内に固定されており、該磁極ピン66
自体はケーシング65内に不動に配置されている。
【0031】コイル保持部62を芯合せするため、コイ
ル保持部62は、リング状のすべり軸受部63を介して
ケーシング65の構成部材である芯合せリング64内に
挿入されている。
【0032】コップ状のコイル保持部材62は1つの中
心孔を有し、該中心孔は駆動軸55の軸ジャーナル5
5″の直径よりもより大きな直径を有している。それに
よって生成される遊びによって、駆動軸55の回転運動
はコイル保持部62には伝達されないようになる。
【0033】可動コイル61は導線を介して図示なしの
制御器に接続されており、該制御器は、ブレーキ皿47
の押圧力ひいては糸の張力を制御している。この種の制
御器は、例えば糸のテンションセンサによって制御可能
であり、これによって糸テンションの変動を簡単な形式
で補正することができる。従ってこの可動コイル61
は、第1例で説明した圧縮ばね25の機能を受け継いで
いる。しかしこの場合は、常に自動的に制御する可能性
を有している。その際短期間の糸テンションの変動によ
る補正の外に、より長期間の糸テンションの影響が表わ
れる可能性がある。この種の糸テンションの制御は、例
えば最後のコップの1/3を繰り出す際序々に増大する糸
テンションを補正しなければならない場合に巻取機上で
行われる。
【0034】この糸ンションの制御も、一方のテンシ
ョン側から他方のテンション側への回転運動の伝達とは
全く無関係である。従って連行プレート50を装着して
いるスリーブ51の位置は、可動コイルの位置とは無関
係であり、該可動コイルは、押圧力をコイル保持部6
2、支持ディスク56及び連行ピン48を介してブレー
キ皿47に伝達している。このため支持ディスク56は
スリーブ51上を滑走するが、それは滑走のために充分
な遊びが存在しているからである。両磁石リング36及
び49は、この種の反対側の引張力を惹き起し、かつス
リーブ51の連行部が、これと不動に結合された駆動軸
55と共に駆動軸55の図示の最前方の位置まで作用を
及ぼしている。この最前方の位置は、歯車57のディス
タンスリング58に対するストッパによって不動に位置
せしめられている。
【0035】また保持ピン48も連行プレート50の開
口部50′の内方に充分な遊びを有しているため、該保
持ピン48は、支持プレート56の軸方向運動をこの連
行プレート50には伝達しない。
【0036】歯車57が駆動ピニオン69に噛み合い、
該ピニオン69は歯車57の幅よりもより広幅である。
これによって回転運動の伝達が、駆動軸55の軸方向の
位置には無関係に行われる。
【0037】駆動ピニオン69は電気モータ70の駆動
軸上に固定されている。
【0038】可動コイル61は空気ギャップを形成し乍
ら軸受ブッシュ68を取り囲んでいる。軸受ブッシュ6
8はその後方端部で磁極ディスク68′に移行してお
り、該ディスク68′はケーシング65内に固定されて
いる。磁極ディスク68′の前方には、軸方向の分極部
を備えた磁石リングが同じようにケーシング6内に不動
に配置されている。この磁石リング67の前方には、磁
極リング66が同じ様にケーシング65内に固定されて
いる。この磁極リング66は、同じ様にエアギャップを
形成し乍ら可動コイル61を取り囲んでいる。磁石リン
グ67から出発している磁界は、磁気プレート68′
と、その内方に可動コイル61が配置されているエアギ
ャップに亘る軸受けブッシュ68と、磁極リング66
と、を貫通して、向い合って位置している磁石リング6
7の側部にまで磁束を生成せしめている。磁気リング6
6、軸受けブシュ68及びその磁極ディスク68′を形
成している材料は(例えば軟鉄のような)極めて良好な
磁気的な特性を有しているので、比較的強力な磁束が生
成され、該磁束は、その内方に可動コイル61が配置さ
れているエアギャップを貫通して放射されている。従っ
て強力な作用力が可動コイル61上に作用し、該可動コ
オイル61はコイル電流によって容易に制御可能であ
る。この作用力は、コイル電流の方向によって両方向に
任意に制御することができ、そのため機械的な戻し部材
が全く不必要である。
【0039】2つの磁石リング36及び49の使用によ
って、回転運動をブレーキ皿35に伝達するための強力
な連行力が形成される。その際両磁石リング36及び4
9は、自動的に調節され、かつ反対の極性の夫々の扇形
部に向い合って位置している。
【0040】糸テンション34を解放しようとする際に
は、此処には図示なしのレバーが駆動軸55に係合し、
かつ駆動軸55が後方に向って、即ち電気モータ70の
方向に向って移動せしめられる。その際支持ディスク5
6のための接触による連行プレートとだけでなく、その
縁部51′を備えたスリーブ51のストッパによって
も、スリーブ51がコイル保持部62の前方端部に対し
駆動軸55の軸方向に更に連行される。しかし可動コイ
ル電流の反転によて導線を介し可動コイルを右側にスラ
イドせしめることが有利であり、その際可動コイルは、
駆動軸55の段部55′に向って突き当り、かつ軸55
を連行する。別の部分の連行はスリーブ51を介し既に
説明した形式で行われる。
【0041】図5に図示の糸テンショナ101は、不動
の駆動軸81を有している。この駆動軸81は、その前
方のブレーキ皿73に向き合った側部で片側に突き出て
いる。平面部82はブッシュ79の連行に使用され、そ
の内方断面は駆動軸81の段部の形状に一致している。
ブッシュ79は付加的に、ストッパねじ83によって長
手方向のスライドに保護されている。
【0042】連行ディスク78はブッシュ79に直接結
合されており、該連行ディスク78には磁石リング77
が固定されている。磁石リング77の構成並びにブレー
キ皿73のための連行ディスクと保持リングとの共同作
業は、前述の実施例と同じであり、従ってここでは詳し
く説明する必要はないであろう。またブーキ皿73の
ための保持ピン74は、開口部を貫いて連行ディスク7
8内に案内されており、これには充分な遊びが許容され
ている。
【0043】プラスチックから成る支持スリーブ75
は、金属ブッシュ79上に滑動可能に配置されており、
それによって支持スリーブ75は金属ブッシュ79上で
スライド可能である。この支持スリーブ75と、同じ様
にプラスチックから成る可動コイル102のための保持
部87との間に、金属ディスク76が配置されており、
該金属ディスク76は、支持スリーブの反対側に固定さ
れている保持部87上で支持スリーブの軽い滑動を実現
している。
【0044】保持部87はこの場合も、不動の磁極リン
グ89に固定されている回動防止ピン88によって回動
を阻止されている。すべり軸受リング86を介して保持
部87は、傾斜に対し芯合せリング85内で保護されて
いる。つまりその内方に可動コイル102が配置されて
いるエアギャップを常に一定に保つことが必要である。
【0045】駆動軸81は、すべり軸受94及び95内
に支承されており、かつディスタンスディスク96並び
にスライド防止装置100によって軸方向に固定されて
いる。駆動軸はその駆動力を、歯車97及び98を介し
て電気モータ99から得ている。
【0046】その内方に可動コイル102が配置されて
いる磁界を生成せしめるため、この場合も磁石リング9
0が設けられており、該磁石リング90は軸受けブッシ
ュ91及び磁石リング89によって取り囲まれている。
詳細な説明は、既に前述の実施例で行っている。可動コ
イルは導線93を介して電流を供給されており、その際
この導線93は、この実施例の場合孔92を貫通して後
方の磁極ディスクを形成している軸受けブシュ91の部
分内に入り込んでいる。
【0047】この場合も磁石リング77は、ここには図
示なしの向い合って位置する磁石リングによって引き寄
せられており、それによってブッシュ79は、軸方向に
位置固定された駆動軸81のストッパ83に向って引っ
張られる。糸ンションを開放しなければならない場
合、可動コイル102には導線93を介して反対方向の
電流が供給される。これによって可動コイルは、その保
持部87と共に右方に向ってスライドせしめられ、その
際可動コイルは芯合せリング85によって芯合せされた
ままになっている。この場合も保持部87内の中心孔
は、通常はブッシュ79の表面に接触しないような大き
さである。しかし保持部87を引き戻す際には、該保持
部87がブッシュ79の縁部80に向って突き当り、か
つブッシュ79を右側の方へ連行する。これによって、
連行デイスク78が支持スリーブ75の前方縁部に突き
当り、かつこのスリーブ75も連行する。支持スリーブ
75は保持ピンを介しブレーキ皿73に結合されている
ため、ブレーキ皿73は引き戻されて糸テンションナが
開放される。
【0048】この変化態様は前述の実施例に比較して、
全駆動軸を移動せしめるのではなく、磁気作用を介して
ブッシュ79だけを駆動軸81のストッパ83の方に引
っ張っているという利点を有している。
【0049】全体として、磁気力による回転運動の伝達
に関し、極めて故障頻度の少ない非常に簡単な装置を創
り出すことができるということが確認された。更にブレ
ーキ力の制御は、回転運動のこの伝達には無関係に可能
である。その際特に有利な制御が可動コイルの使用によ
って実現されており、該可動コイルによって、簡単で迅
速な制御が、即ち例へば場合によっては引張力センサに
よって制御される糸テンションナ制御装置が可能であ
る。またブレーキ力を高めて例へば巻取機に糸引張試験
装置を設けることができるようにする可能性も存在して
いる。この種の糸引張試験装置は、平らに製作されたス
プライス結合部のその強度を検査する必要があるような
場合に特に有効である。この目的に対しては、最も可能
性のある高い圧着力が発生せしめられ、一方ではここに
は図示なしの糸テンションセンサによって糸の摩擦力を
確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ばね負荷されたブレーキ皿を備えている本発明
のブレーキ皿装置の断面図である。
【図2】分割された磁石リングの扇形部の図である。
【図3】切欠きを備えたヒステリシス材料体の図であ
る。
【図4】可動コイルによって押圧負荷されたブレーキ皿
と、スライド可能な駆動軸とを備えている本発明のブレ
ーキ皿装置の変化態様の図である。
【図5】不動に配置された駆動軸を備えている図4に基
くブレーキ皿装置の、変化態様の図である。
【符号の説明】
1 糸テンショナ 2 ブレーキ皿 2′ 保持部 3 磁石リング 4 駆動軸 4′ 止めリング 5 ベルトプーリ 6 駆動ベルト 7 すべり軸受ブッシュ 8 保持部 8′ 付加部材 9 リング 10 ブレーキ皿 11 ブレーキ皿保持体 12 固定リング 13 内歯 14 連行部 15 連行ディスク 16 支持スリーブ 17 軟鉄プレート 17′ 切欠き 18 玉軸受け 19 すべり軸受ブッシュ 20 ディスタンスリング 21 ストッパリング 22 押圧部材 23 球受け 24 球 25 圧縮ばね 26 案内ピン 27 突き棒 28 プレート 29,30 調節ねじ 29′,30′ ナット 31 ケーシング 32 保持体 33 糸 34 糸テンショナ 35 ブレーキ皿 37 球 38 球受け 39 プラスチックブッシュ 40 軸 41 保持部 42,43 支持ディスク 44 緊締溝 45 止めリング 46 スリーブ 47 ブレーキ皿 48 保持ピン 49 磁石リング 50 連行プレート 51 スリーブ 51′ 縁部 52 保持リング 53 内歯 54 連行部 55 駆動軸 56 支持ディスク 57 歯車 58 軸受ブッシュ 59,60 すべり軸受 61 可動コイル 62 コイル保持部 63 すべり軸受部 64 芯合せリング 65 ケーシング 66 磁極リング 67 磁石リング 68 軸受ブッシュ 68′ 磁極ディスク 70 電気モータ 71 回動防止ピン 73 ブレーキ皿 74 保持ピン 75 支持スリーブ 76 金属ディスク 77 磁石リング 78 連行ディスク 79 金属ブッシュ 80 縁部 81 駆動軸 82 平面部 83 ストッパねじ 85 芯合せリング 86 すべり軸受リング 88 回動防止ピン 89 磁極リング 90 磁石リング 91 軸受ブッシュ 92 孔 93 導線 94,95 すべり軸受 96 ディスタンスディスク 97,98 歯車 99 電気モータ 100 スライド防止装置 101 糸テンショナ 102 可動コイル
フロントページの続き (72)発明者 フェルディナント−ヨーゼフ ヘルマン ス ドイツ連邦共和国 エルケレンツ イム ゲルデスハーン 15 (72)発明者 ヘルベルト ヘンツェ ドイツ連邦共和国 メンヒェングラート バッハ 1 アンナキルヒシュトラーセ 234 (72)発明者 ヘルベルト クノルス ドイツ連邦共和国 メンヒェングラート バッハ 1 ギンクターカンプ 19 ア ー (72)発明者 ディートマール エンゲルハルト ドイツ連邦共和国 メンヒェングラート バッハ 1 ゲーテシュトラーセ 24 (72)発明者 ヴィルヘルム ツィッツェン ドイツ連邦共和国 メンヒェングラート バッハ 1 トーマス−マン−シュトラ ーセ 43 (72)発明者 マンフレート ファイエス ドイツ連邦共和国 メンヒェングラート バッハ 2 ダーレナー シュトラーセ 44 (72)発明者 ヘルベルト メルケンス ドイツ連邦共和国 エルケレンツ 17 ヴィックラートベルガー シュトラーセ 19 (72)発明者 ヴォルフラム ヴァイセンフェルス ドイツ連邦共和国 メンヒェングラート バッハ 1 ハーマーヴェーク 29 (72)発明者 ヘルマン リュッテン ドイツ連邦共和国 フィアゼン 1 ベ ルリーナー ヘーエ 140 (72)発明者 ディルク イェーガース ドイツ連邦共和国 メンヒェングラート バッハ 2 ミュールガウシュトラーセ 261 (72)発明者 ベルント ポマー ドイツ連邦共和国 メンヒェングラート バッハ 1 ドュルケナー シュトラー セ 20 (56)参考文献 特開 昭62−41171(JP,A) 特開 昭54−96134(JP,A) 欧州特許出願公開45643(EP,A1) 米国特許3573517(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 59/22

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 糸テンショナの回転駆動される制動機構
    であって、少くとも1つのブレーキ皿が可変な押圧力を
    別のブレーキ皿の方向へ負荷可能である形式のものにお
    いて、 一方のレーキ皿(2)がこのブレーキ皿に対し回動不
    可で同心的な磁石装置(3)に結合され、かつ他方のブ
    レーキ皿(10)がこのブレーキ皿に対し回動不可で同
    心的に配置されたヒステリシス材料体(17)に結合さ
    れており、また少くとも可変な押圧力を負荷することの
    できるブレーキ皿(10)が、非磁性材料から成り、か
    つ該非磁性材料に配設された磁石体又はヒステリシス材
    料体に対して軸方向に位置変更可能であることを特徴と
    する、糸テンショナの回転駆動される制動機構。
  2. 【請求項2】 糸テンショナの回転駆動される制動機構
    であって、少くとも1つのブレーキ皿が可変な押圧力を
    別のブレーキ皿の方向へ負荷可能である形式のものにお
    いて、 両ブレーキ皿(35,47;73)がこれらのブレーキ
    皿に対し回動不可かつ同心的な夫々1つの磁石装置(3
    6,49;77)に結合されており、また少くとも可変
    な押圧力を負荷することのできるブレーキ皿(47;7
    3)が、非磁性材料から成り、かつ該非磁性材料に配設
    された磁石体に対して軸方向に位置変更可能であること
    を特徴とする、糸テンショナの回転駆動される制動機
    構。
  3. 【請求項3】 磁石装置(3;36,49;77)が、
    交互の極性の互いに限定された扇形部から成っているこ
    とを特徴とする、請求項1記載の回転駆動される制動機
    構。
  4. 【請求項4】 ヒステリシス材料体(17)が、互いに
    等しい間隔を保って配置された少くとも2つの切欠き
    (17′)をその周面上に有していることを特徴とす
    る、請求項1又は3記載の回転駆動される制動機構。
  5. 【請求項5】 前記切欠き(17′)の数が、磁石装置
    (3)の磁気扇形部の半分の数に一致していることを特
    徴とする、請求項4記載の回転駆動される制動機構。
  6. 【請求項6】 軸方向で位置変更不可のブレーキ皿
    (2)の、糸走行側部の反対側の側部には、磁石装置又
    はヒステリシス材料装置を解離可能に装着するための保
    持部(2′)が設けられていることを特徴とする、請求
    項1から5までのいづれか1項記載の回転駆動される制
    動機構。
JP24321292A 1991-09-12 1992-09-11 糸テンショナの回転駆動される制動機構 Expired - Lifetime JP3354969B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE4130301A DE4130301A1 (de) 1991-09-12 1991-09-12 Rotierend angetriebene bremstelleranordnung eines fadenspanners
DE4130301.6 1991-09-12

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05193831A JPH05193831A (ja) 1993-08-03
JP3354969B2 true JP3354969B2 (ja) 2002-12-09

Family

ID=6440416

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24321292A Expired - Lifetime JP3354969B2 (ja) 1991-09-12 1992-09-11 糸テンショナの回転駆動される制動機構

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5294071A (ja)
EP (1) EP0531752B1 (ja)
JP (1) JP3354969B2 (ja)
DE (2) DE4130301A1 (ja)

Families Citing this family (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CH686258A5 (de) * 1992-12-23 1996-02-15 Benninger Ag Maschf Fadenspanner.
US5712520A (en) * 1993-05-21 1998-01-27 Magna Force, Inc. Permanent magnet braking system
EP0755892B1 (de) * 1995-07-22 1999-01-13 W. SCHLAFHORST AG & CO. Vorrichtung zum Zurückziehen und Vorschieben eines Fadenbehandlungselementes
DE19531579C1 (de) * 1995-08-28 1997-01-23 Barth Tex Instr & Software Gmb Fadenbremse
DE19544202B4 (de) * 1995-11-28 2007-01-04 Saurer Gmbh & Co. Kg Verfahren und Vorrichtung zum Einregeln einer nach einem Rechenspanner vorliegenden Fadenzugkraft in einer Textilmaschine
JPH09192904A (ja) * 1996-01-18 1997-07-29 Toshiba Mach Co Ltd 空気軸受式工作機械
FR2747663B1 (fr) * 1996-04-18 1998-05-22 Icbt Valence Dispositif tendeur de fil et materiel textile equipe d'un tel dispositif
DE19650879A1 (de) * 1996-12-07 1998-06-10 Schlafhorst & Co W Kreuzspulen herstellende Textilmaschine
DE29721138U1 (de) * 1997-12-03 1999-04-08 Iro Patent Ag, Baar Fadenbremsvorrichtung
DE19905860A1 (de) 1999-02-12 2000-08-17 Schlafhorst & Co W Verfahren zum Betreiben einer Arbeitsstelle einer Kreuzspulen herstellenden Textilmaschine
DE102005045789A1 (de) * 2005-09-24 2007-03-29 Saurer Gmbh & Co. Kg Verfahren zum Betreiben einer Arbeitsstelle einer Kreuzspulen herstellenden Textilmaschine
DE102007053466A1 (de) 2007-11-09 2009-05-14 Oerlikon Textile Gmbh & Co. Kg Vorrichtung zum Spannen eines längsbewegten Fadens
GB2521099B (en) * 2012-11-14 2020-04-29 Stage Tech Ltd Self-braking motor
CN103668757B (zh) * 2013-12-18 2015-12-02 海宁市万路针织有限公司 一种五指袜袜机上的导纱架
US8997669B1 (en) * 2014-10-16 2015-04-07 Handi Quilter, Inc. Thread tensioner for a sewing machine
US9394639B2 (en) 2014-10-16 2016-07-19 Handi Quilter, Inc. Motorized thread tensioner for a sewing machine
DE102016007779A1 (de) 2016-06-24 2017-12-28 Saurer Germany Gmbh & Co. Kg Verfahren zum Überwachen des ordnungsgemäßen Arbeitens der Spinnstellen einer Ringspinnmaschine

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE864073C (de) * 1950-06-11 1953-01-22 Willy Kotte Regulierbare Fadenbremse mit zwei Spannscheiben
US2614773A (en) * 1950-11-20 1952-10-21 Mohawk Carpet Mills Inc Tension device
BE524020A (ja) * 1953-11-20
US2768796A (en) * 1954-08-12 1956-10-30 Levine Paul Magnetic thread-tensioners
US2907535A (en) * 1958-01-02 1959-10-06 Lindly & Company Inc Yarn tensioning device
US3053474A (en) * 1959-08-11 1962-09-11 Telephonics Corp Tension control device
US3100091A (en) * 1961-03-20 1963-08-06 Lindley & Company Inc Yarn tensioning device
DE2000268C3 (de) * 1970-01-05 1974-07-18 Karl Isac Joel Ulricehamn Rosen (Schweden) Tellerbremse für Fäden
US3573517A (en) * 1970-03-02 1971-04-06 Sargentwelch Scient Co Magnetic drive
DE2200058A1 (de) * 1972-01-03 1973-09-20 Rosen Karl I J Magnetische fadenbremse
CH584650A5 (ja) * 1974-09-06 1977-02-15 Peyer Siegfried
DE2758334C2 (de) * 1977-12-27 1986-04-17 W. Schlafhorst & Co, 4050 Mönchengladbach Fadenbremse
CH636578A5 (de) * 1977-12-27 1983-06-15 Schlafhorst & Co W Fadenbremse.
US4313578A (en) * 1978-07-27 1982-02-02 Appalachian Electronic Instruments, Inc. Yarn tension control apparatus
CH636653A5 (de) * 1979-05-31 1983-06-15 Benninger Ag Maschf Fadenspannvorrichtung an einem spulengatter.
DE3029509A1 (de) * 1980-08-04 1982-03-25 Gütermann & Co, 7809 Gutach Fadenbremse
DE3528937A1 (de) * 1985-08-13 1987-02-26 Schlafhorst & Co W Rotierend angetriebene bremstelleranordnung eines fadenspanners

Also Published As

Publication number Publication date
EP0531752B1 (de) 1995-01-04
US5294071A (en) 1994-03-15
DE4130301A1 (de) 1993-03-18
EP0531752A1 (de) 1993-03-17
JPH05193831A (ja) 1993-08-03
DE59201142D1 (de) 1995-02-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3354969B2 (ja) 糸テンショナの回転駆動される制動機構
CN110892175B (zh) 用于车门的驱动装置
US5847478A (en) Electro-magnetic clutch
US5785157A (en) Park brake apparatus for vehicle electric brake
US4662236A (en) Mechanism for automatically regulating tension of wires employed in a window regulator
US8678152B2 (en) Electromagnetic clutch with brake
US5749534A (en) Brake mechanism for double-bearing fishing reel
GB2137237A (en) Tensioning running wire
US4946115A (en) Device for taking up a line
JPH10331059A (ja) ヤーン・ブレーキおよびヤーン・ブレーキを装備した繊維機械とヤーン供給装置
CN109470391B (zh) 转矩检测器
US4430592A (en) Electromagnetic brake
US11427432B2 (en) Spindle unit
JP3167322B2 (ja) テープの張力を調整する方法
JP2662282B2 (ja) 線条材の張力制御装置
US20050067230A1 (en) Extended range hall effect displacement sensor
CA1211838A (en) Brake device for coaxial reel tape recorders
US2642169A (en) Combined electromagnetically actuated clutch and brake
JP2005053672A (ja) エレベータ用巻上機のブレーキ装置
JPH0268342A (ja) 横編機用引出し装置
FR2640247A1 (fr) Dispositif pour l'enroulement de matieres en forme de ruban, de fil metallique ou de fil textile sur un corps de bobine
US4274522A (en) Low speed adaptor
JPH09142736A (ja) 張力調整装置
JP2845708B2 (ja) 制動装置並びに該装置を用いる張力調整装置
JPH10304798A (ja) 両軸受けリールの遠心制動装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070927

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080927

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090927

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100927

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100927

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110927

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110927

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120927

Year of fee payment: 10

EXPY Cancellation because of completion of term