JP3353271B2 - 車載用電子機器 - Google Patents

車載用電子機器

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JP3353271B2
JP3353271B2 JP36973298A JP36973298A JP3353271B2 JP 3353271 B2 JP3353271 B2 JP 3353271B2 JP 36973298 A JP36973298 A JP 36973298A JP 36973298 A JP36973298 A JP 36973298A JP 3353271 B2 JP3353271 B2 JP 3353271B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は操作パネルを駆動
する車載用電子機器に係わり、特に、使用者が車から離
れるときに車載用電子機器を隠して盗難を防止するのに
便利な車載用電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】使用者が車から離れるときに、車載用電
子機器を隠して盗難を防止するための装置が知られてい
る。特願平8−287531号(特開平10−1142
47)に本願の出願人が提案した車載用電子機器の盗難
防止装置の例を図9〜図15に示す。図9は前記車載用
音響機器の要部を示す分解斜視図である。図における1
は車載用音響機器の駆動機構シャーシであり、図9〜図
15に示す操作パネル5の駆動機構を支えている。駆動
機構シャーシ1は図10〜15に示す固定シャーシ20
に水平方向移動自在に支持されている。駆動機構シャー
シ1の支持機構は後に説明する。固定シャーシ20は車
の音響機器設置用空所に配置される。なお、駆動機構シ
ャーシ1に固定され駆動機構を支える部材も駆動機構シ
ャーシ1と称している。
【0003】駆動機構シャーシ1に立設された軸1aは
第1のレバー2を回動自在に支持している。また、駆動
機構シャーシ1に立設された軸1bは第3のギヤ6を回
転自在に支持している。また、第1のレバー2の縁近傍
に回動軸を中心とする円弧状のガイド溝2eが形成さ
れ、このガイド溝2eは軸1bと係合し第1のレバー2
の回動を安定させる。駆動機構シャーシ1はモータ9か
ら第3のギヤ6に至る歯車列を回転自在に支持してい
る。
【0004】第1のレバー2に立設された軸2bは第2
のレバー3とカムプレート4を回動自在に支持してい
る。そして、第1のレバー2に立設された軸2dは第2
のレバー3に設けられたガイド溝3cと係合し第2のレ
バー3の回動を安定させる。また、第1のレバー2に立
設された軸2cは第2のギヤ7を回転自在に支持してい
る。さらに、第1のレバーの縁に軸2bを中心とする第
6のギヤ2aが形成されている。
【0005】第2のレバー3は穴3dと操作パネル5に
立設された軸5aとの嵌合により操作パネル5を回動自
在に支持している。操作パネル5には軸5aを中心とす
るように第4のギヤ5bが固着されている。図11にも
示すように、第2のレバー3に立設された軸3bに回転
自在に支持された第5のギヤ8は第4のギヤ5bと第6
のギヤ2aと噛み合っている。軸5aに嵌装されたねじ
りコイルばね17は操作パネル5を付勢してギヤのバッ
クラッシによるガタを除いている。
【0006】さらに、第2のレバー3に回動軸を中心と
するように形成された内歯ギヤ3aは第2のギヤ7と噛
み合っている。第1のレバー2は捩りコイルばね18に
より図11における反時計方向に付勢されている。従っ
て各ギヤ間のバックラッシュによるガタが除かれてい
る。また、第1のレバー2に固定されたマイクロスイッ
チ15は第2のレバー3に臨んでおり、第2のレバー3
の回動位置を検出する。
【0007】カムプレート4は図9において裏返した状
態でも示されている。カムプレート4は裏返した状態か
ら矢印で示すように姿勢が変えられて装置に装着され
る。カムプレート4には回動軸を中心とする第1のギヤ
4cおよび円弧状のガイド溝4dが形成されている。ま
た、楕円ギヤ4aとカム溝4bが形成されている。カム
溝4bは楕円ギヤ4aの外周に沿って形成されており、
楕円ギヤ4aとカム溝4bの回動軸からの放射線上のピ
ッチ点間の距離は一定である。
【0008】図11にも示すように、カムプレート4の
ガイド溝4dは軸2cと係合しカムプレート4の回動を
安定させている。また、カムプレート4の楕円ギヤ4a
は第3のギヤ6と噛み合いカム溝4bは軸1bと係合し
ている。また、カムプレート4に形成された第1のギヤ
4cは第2のギヤ7と噛み合っている。先に説明したよ
うに、第2のギヤ7は第2のレバー3に形成された内歯
ギヤ3aとも噛み合っている。すなわち、第2のギヤ7
の歯幅厚さは第1のギヤ4cや内歯ギヤ3aの厚さより
広くなっている。
【0009】モータ9から第3のギヤ6に至る歯車列は
図10にも示されている。モータ9の回転軸に固着され
たウォーム9aは2段ギヤ10のはすば歯車と噛み合っ
ている。2段ギヤ10の小歯車は2段ギヤ11の大歯車
と噛み合っている。2段ギヤ11の小歯車は2段ギヤ1
2の大歯車と噛み合っている。2段ギヤ12の小歯車は
ギヤ13と噛み合っている。
【0010】ギヤ13はギヤ14aと噛み合っている。
ギヤ14aは駆動機構シャーシ1の両側で回転自在に支
持された軸14に固着されている。軸14の両端にはギ
ヤ14bおよびギヤ14cが固着されている。ギヤ14
bは第3のギヤ6と噛み合っている。先に説明したよう
に、第3のギヤ6は楕円ギヤ4aとも噛み合っている。
すなわち、第3のギヤ6の厚さはギヤ14bや楕円ギヤ
4aの厚さより広くなっている。
【0011】軸14に固着されたギヤ14cはモータ9
と反対側の駆動機構シャーシ1に配置された操作パネル
の駆動機構を駆動する。すなわち、図15に示すよう
に、第1のレバー2等の部材は駆動機構シャーシ1の両
側に対称形状のものが配置されており、ギヤ14cはモ
ータ9と反対側の駆動機構シャーシ1に配置された第3
のギヤと噛み合っている。
【0012】図9に示すように、駆動機構シャーシ1に
立設された軸1aおよび1bにはローラ22が装着され
ている。また、操作パネル5に立設された軸5aにもロ
ーラ22が装着されている。図9は駆動機構シャーシ1
の右側の部分しか示していないが左側の部分にも同様に
ローラ22、22…が装着されている。
【0013】図12〜14に示すように、軸1aおよび
1bのローラ22、22は固定シャーシ1の水平ガイド
溝20a、20aに挿通し、軸5aのローラ22は固定
シャーシ1の垂直ガイド溝20bに挿通している。すな
わち、駆動機構シャーシ1は固定シャーシ20の水平ガ
イド溝20a、20aに水平方向移動自在に支持され、
操作パネル5の回動軸5aの位置に応じて水平方向に移
動する。駆動機構シャーシ1の位置を検出するマイクロ
スイッチ16は固定シャーシ20に固定されたプリント
基板25に取付けられている。固定シャーシ20の前方
にはエスカッション21が固定されている。
【0014】次に、上記のように構成された操作パネル
の駆動機構の動作を説明する。図10、図11および図
12は車載用音響機器の通常の使用状態を示しており、
この状態では操作パネル5の操作面が音響機器の前方に
位置している。キー操作により操作パネル5は図12に
示す状態から図13に示す状態を経由して図14に示す
状態に移動される。
【0015】キー操作によっては図13に示す位置に操
作パネル5を停止させることができる。なお、図12、
図13および図14に示す夫々の状態はマイクロスイロ
ッチ15および16で検出される。図12に示す状態は
マイクロスイッチ15がオンの状態において、マイクロ
スイッチ16がオンとなることにより検出される。図1
3に示す状態はマイクロスイッチ16がオフの状態にお
いて、マイクロスイッチ15がオンとなることにより検
出される。図14に示す状態はマイクロスイッチ15が
オフの状態において、マイクロスイッチ16がオンとな
ることにより検出される。このように操作パネルの3位
置を2つのマイクロスイッチで検出することができる。
【0016】図13に示す状態では操作パネル5が略水
平となっており、このとき軸5aは下方に位置してお
り、車載用音響機器の前方が大きく開かれ操作パネル5
の後方に配置されたカセットテープ等の記録媒体挿入口
から記録媒体を挿入することができる。操作パネル5の
自転軸である軸5aは垂直ガイド溝20bに案内される
ので、水平方向には移動しない。従って、固定シャーシ
20に設けられるディスク挿入口を操作パネル5に近付
くように前方に配置できるので、ディスクの出し入れが
容易となる。また、音響機器の前後方向の寸法を短くす
ることができる。図14に示す状態では操作パネル5の
裏面が前面となっており、音響機器が隠されており、使
用者が車を離れても盗難が防止される。
【0017】操作パネル5の移動動作を説明すると、図
11に示す状態で第3のギヤ6が反時計方向に駆動され
ると、カムプレート4は時計方向に回動する。すると、
第1のギヤ4c、第2のギヤ7および内歯ギヤ3aの噛
み合いにより第2のレバー3は反時計方向に回動する。
第1のレバー2は軸1bとカム溝4bで案内されて一旦
反時計方向に回動された後時計方向に回動される。
【0018】図12に示す位置から図13に示す位置に
操作パネル5が移動する間は第1のレバー2と第2のレ
バー3が共に反時計方向に回動され軸5aは下限の位置
まで移動される。このとき軸5aは駆動機構シャーシ1
に立設された軸1a(第1のレバー2の回動中心)と反
対方向に相対的に移動するが軸5aの固定シャーシ1に
対する水平方向移動が規制されているので駆動機構シャ
ーシ1が後退することになる。
【0019】図13に示す位置から図14に示す位置に
操作パネル5が移動する間は第1のレバー2は時計方向
に回動され第2のレバー3は反時計方向に回動され軸5
aは略下限の位置に止まっている。このとき軸5aは駆
動機構シャーシ1に立設された軸1a(第1のレバー2
の回動中心)の方向に相対的に移動するが軸5aの固定
シャーシ1に対する水平方向移動が規制されているので
駆動機構シャーシ1が前進することになる。
【0020】図12に示す状態から図14に示す状態と
なる間に操作パネル5は第4のギヤ5b、第5のギヤ8
および第6のギヤ2aの噛み合いにより180°時計方
向に回動される。モータ9を逆転させることにより操作
パネル5は上記と逆に図14に示す位置から図13に示
す位置を経由して図12に示す位置まで駆動される。
【0021】なお、操作パネル5の移動径路は、軸2b
の第1のレバー2の回動中心からの距離、第2のレバー
3の回動中心と穴3dとの距離、楕円ギヤ4aおよびカ
ム溝4bの形状、第1のギヤ4c、第2のギヤ7、内歯
ギヤ3a、第6のギヤ2a、第5のギヤ8および第4の
ギヤ5bのピッチ円直径を設定することにより最適状態
とすることができる。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の車載用
電子機器では、図11および図12に示すように操作パ
ネルの通常使用される操作面が前面となる状態で使用さ
れるが、車載用電子機器が下方に配置される場合等、操
作面を上向きに傾斜させた方が使い安い場合がある。こ
のように操作パネルを傾斜して停止させることはマイク
ロスイッチ等の位置検出により可能であるが、使用者が
押すと操作パネルが多少動くという問題が発生する。
【0023】これは操作パネル5の軸5a回りの回動角
はギヤ列の回転角で決まり、軸5aの位置は第1のレバ
ー2と第2のレバー3の回動角で決まり、これらは捩じ
りコイルばねにより遊びのないようにされているが操作
パネル5を少し強く押すと捩じりコイルばねが撓み操作
パネル5が移動するためである。従って、操作パネル5
に設けたつまみ等の操作がしにくいという欠点があっ
た。
【0024】この発明は上記した点に鑑みてなされたも
のであって、その目的とするところは、操作パネルを駆
動するのみで盗難防止が行え、かつ操作パネルの駆動途
中で停止させたとき、ディスク挿入および排出が容易に
行え、使用状態で操作パネルを傾斜させても操作パネル
が強固に固定される車載用電子機器を提供することであ
る。
【0025】
【課題を解決するための手段】この発明の車載用電子機
器は、前方に操作パネルを配置し、前記操作パネルを駆
動する駆動機構を設け、操作パネルの通常使用される操
作面が前面となる第1の状態と操作パネルの前記操作面
以外の面が前面となる第2の状態との間を移行するよう
に、前記駆動機構により操作パネルを自転させかつ自転
軸を固定シャーシに設けた垂直方向案内部材で規制しな
がら移動させるように駆動する車載用電子機器におい
て、
【0026】操作パネル駆動機構を支持する駆動機構シ
ャーシを固定シャーシに水平方向移動自在に支持し、前
記駆動機構シャーシに第1のレバーを回動自在に支持
し、前記自転軸を回転自在に支持する第2のレバーを前
記第1のレバーに回動自在に支持し、前記操作パネルが
略水平状態となる移動途中における自転軸を自転軸の移
動範囲の端に位置させるように構成すると共に、固定シ
ャーシに回動自在に支持され、ばねで第1の方向に付勢
されたストッパーを前記操作パネルの移動路に設け、前
記駆動機構シャーシにより回動されるストッパー駆動レ
バーが前記ストッパーを前記第1の方向と逆方向の第2
の方向に前記ばねの弾力に抗して回動させ、前記駆動機
構シャーシの動きにつれて前記ストッパー駆動レバーが
戻る時の前記ストッパーの回動範囲を設定するレバーに
より前記ストッパーが前記ばねの弾力により前記第1の
方向へ回動する範囲を規制し、前記操作パネルが通常使
用される操作面が前面となる位置に駆動されるとき前記
ストッパーに当接することにより操作パネルの停止位置
が決まり、前記操作パネルが前記操作面以外の面が前面
となる第2の状態に駆動されるときは前記ストッパーは
前記操作パネルにより前記ばねの弾力に抗して回動され
操作パネルの動きを規制しないように構成したものであ
る。
【0027】
【発明の実施の形態】この発明の実施例である車載用電
子機器を図面に基いて説明する。実施例は図9〜図15
で説明した車載用電子機器の盗難防止装置において、操
作パネル5を定位置に停止させるストッパー(図2に示
す)を設けたものであり、ストッパー24の支持および
駆動機構の他は図9〜図15で説明した機構が用いられ
ており、以下図9〜図15に示す部材および符号も引用
して説明する。
【0028】図1に示すサブパネル23は操作パネル5
の背後において固定シャーシ20に固定されている。サ
ブパネル23には記録媒体挿入口23cが設けられてい
る。また、操作パネル5との衝突音を防止するクッショ
ン23a、23aが貼り付けられている。
【0029】図2にも詳しく示すストッパー24は軸2
4aを介してサブパネル23に回動自在に嵌着されてい
る。ストッパー24の軸24aに嵌装された捩りコイル
ばね26はストッパー24を図5における時計方向に付
勢している。
【0030】ストッパー24の軸24aに嵌装されたス
トッパー駆動アーム27はその形状が図3に詳しく示さ
れているが、図5に示すように駆動機構シャーシ1によ
り当接部27bが押され、捩りコイルばね26の弾力に
抗して反時計方向に回動される。このようにストッパー
駆動アーム27が回動されるときは、その突起27aが
ストッパー24を押してストッパー24を同方向に回動
させる。ストッパー24の当接面24bおよび24cに
は図1に示すスポンジシート24d、24dが貼り付け
られている。
【0031】図4にその形状が詳しく示されているレバ
ー28は図1に示すようにサブパネル23に摺動自在に
支持されており、サブパネル23に設けられたクリック
レバー23bがサブパネル23のクリックレバー嵌合凹
部28e、28eおよびクリックレバー当接傾斜面28
dと係合することにより3位置に位置決めされる。
【0032】レバー28の停止位置によりレバー28の
停止位置決め部28aまたは28bがストッパー24の
回動範囲を規制し、あるいはレバー28がストッパー2
4のの回動路から退避してストッパー24の動きを規制
しない。なお、レバー28が停止する3位置はレバー2
8のマーク28cがサブパネル23に刻まれた目盛り
0、1または2に合わされる位置である。
【0033】上記構成においてストッパー24が操作パ
ネル5を使用状態で上向きに傾斜させて停止させる作用
を説明する。操作パネル5は操作面が前面となる状態と
裏面が前側にくる状態との間を移動されるが、図5およ
び図6にその移動軌跡が示されている。
【0034】図5は操作面が前面となる状態から操作パ
ネル5が記録媒体挿入口を開く状態まで移動する軌跡を
示しており、図6は操作パネル5がさらに裏面が前側に
くる状態まで回動されるときの移動軌跡を示している。
【0035】図5に示す移動において、駆動機構シャー
シ1は図に示す左側の位置から右側の位置まで移動する
が、このときストッパー駆動アーム27を介してストッ
パー24を反時計方向に大きく回動させる。このとき図
7のA部に示すようにレバー28は露出しており、スト
ッパー24に干渉されることなく、0、1または2の目
盛りの位置に自由に設定することができる。
【0036】図8(a)に示すように、レバー28を0
の目盛りの位置に設定したときは、停止位置決め部28
aがストッパー24の回動範囲を規制する。そして、操
作パネル5が使用状態の位置に戻される過程において、
駆動機構シャーシ1は右側に示す位置から左側に示す位
置まで移動するが、ストッパー24は元の位置迄戻され
ることなく大きく反時計方向に回動された状態とされ
る。そして、操作パネル5が使用状態の位置に戻るとき
に操作パネル5に回動され、操作パネル5の動きを規制
しない。このときの操作パネル5の使用状態を図8
(d)に示している。
【0037】図8(b)に示すように、レバー28を1
の目盛りの位置に設定したときは、停止位置決め部28
bがストッパー24の回動範囲を規制する。そして、操
作パネル5が使用状態の位置に戻される過程において、
ストッパー24は元の位置迄戻されることなく図5に示
す中間の位置まで戻された状態とされる。そして、操作
パネル5が使用状態の位置に戻るときに、操作パネル当
接面24bが操作パネル5を停止させる。このときの操
作パネル5の使用状態は図8(e)に示されているよう
に操作面が15°傾斜している。操作パネルが停止され
るとモータの電流が大きくなり、タイマーが作動されモ
ータの電流供給が停止される。
【0038】図8(c)に示すように、レバー28を2
の目盛りの位置に設定したときは、レバー28はストッ
パー24の回動範囲を規制しない。そして、操作パネル
5が使用状態の位置に戻される過程において、ストッパ
ー24は元の位置迄戻される。そして、操作パネル5が
使用状態の位置に戻るときに、操作パネル当接面24c
が操作パネル5を停止させる。このときの操作パネル5
の使用状態は図8(f)に示されているように操作面が
7°傾斜している。
【0039】操作パネル5の裏面が前側にくる状態まで
回動されるときは、ストッパー24は操作パネル5によ
り捩りコイルばね26の弾力に抗して回動されて操作パ
ネル5の回動を規制しない、従って、操作パネル5は図
6に示す垂直位置まで回動される。
【0040】
【発明の効果】この発明の車載用電子機器によれば、使
用者が車を離れるときに操作パネルの裏側を前面とし
て、電子機器を隠し盗難を防止することができる。そし
て、使用状態で操作パネルを傾斜させても操作パネルが
強固に固定されるため、ガタが生じず、つまみ等の操作
性がよい。また、傾斜停止位置を決めるためにマイクロ
スイッチやホトセンサを使用していないために製造コス
トが安い。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)はこの発明の実施例である車載用音
響機器の要部を示す正面図、図1(b)は図1(a)に
おけるA部矢視図である。
【図2】図2(a)は同車載用音響機器に用いられるス
トッパーを示す正面図、図2(b)は同ストッパーを示
す側面図である。
【図3】図3(a)は同車載用音響機器に用いられるス
トッパー駆動アームを示す正面図、図3(b)は同スト
ッパー駆動アームを示す側面図である。
【図4】図4(a)は同車載用音響機器に用いられるレ
バーを示す正面図、図4(b)は同レバーを示す側面
図、図4(c)は同レバーを示す背面図である。
【図5】同車載用音響機器の操作パネルの移動軌跡を示
す図である。
【図6】同車載用音響機器の操作パネルの移動軌跡を示
す図である。
【図7】同車載用音響機器の要部を示す正面図である。
【図8】同車載用音響機器の作用を示す図である。
【図9】従来の車載用音響機器の要部を示す分解斜視図
である。
【図10】同車載用音響機器の要部を示す側面図であ
る。
【図11】同車載用音響機器の要部を示す側面図であ
る。
【図12】同車載用音響機器の要部を示す側面図であ
る。
【図13】同車載用音響機器の作用を示す側面図であ
る。
【図14】同車載用音響機器の作用を示す側面図であ
る。
【図15】同車載用音響機器の要部を示す平面図であ
る。
【符号の説明】
1 駆動機構シャーシ、1a、1b 軸、1c ばね掛 2 第1のレバー、2a 第6のギヤ、2b、2c、2
d 軸、2e ガイド溝 3 第2のレバー、3a 内歯ギヤ、3b 軸、3c
ガイド溝、3d 穴 4 カムプレート、4a 楕円ギヤ、4b カム溝、4
c 第1のギヤ、4dガイド溝 5 操作パネル、5a 軸、5b 第4のギヤ 6 第3のギヤ、 7 第2のギヤ 8 第5のギヤ 9 モータ、9a ウオーム 10、11、12 2段ギヤ 13 ギヤ 14 軸、14a、14b、14cギヤ 15、16 マイクロスイッチ 17、18 捩りコイルばね 20 固定シャーシ、20a 水平ガイド溝、20b
垂直ガイド溝 21 エスカッション 22 ローラ 23 サブパネル、23a クッション、23b クリ
ックレバー、23c記録媒体挿入口 24 ストッパー、24a 軸、24b、24c 操作
パネル当接面、24dスポンジシート 25 プリント基板 26 捩りコイルばね 27 スッパー駆動アーム、27a 突起、27b 当
接部 28 レバー、28a、28b 停止位置決め部、28
c マーク、28dクリックレバー当接傾斜面、28e
クリックレバー嵌合凹部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前方に操作パネルを配置し、前記操作パ
    ネルを駆動する駆動機構を設け、操作パネルの通常使用
    される操作面が前面となる第1の状態と操作パネルの前
    記操作面以外の面が前面となる第2の状態との間を移行
    するように、前記駆動機構により操作パネルを自転させ
    かつ自転軸を固定シャーシに設けた垂直方向案内部材で
    規制しながら移動させるように駆動する車載用電子機器
    において、操作パネル駆動機構を支持する駆動機構シャ
    ーシを固定シャーシに水平方向移動自在に支持し、前記
    駆動機構シャーシに第1のレバーを回動自在に支持し、
    前記自転軸を回転自在に支持する第2のレバーを前記第
    1のレバーに回動自在に支持し、前記操作パネルが略水
    平状態となる移動途中における自転軸を自転軸の移動範
    囲の端に位置させるように構成すると共に、固定シャー
    シに回動自在に支持され、ばねで第1の方向に付勢され
    たストッパーを前記操作パネルの移動路に設け、前記駆
    動機構シャーシにより回動されるストッパー駆動レバー
    が前記ストッパーを前記第1の方向と逆方向の第2の方
    向に前記ばねの弾力に抗して回動させ、前記駆動機構シ
    ャーシの動きにつれて前記ストッパー駆動レバーが戻る
    時の前記ストッパーの回動範囲を設定するレバーにより
    前記ストッパーが前記ばねの弾力により前記第1の方向
    へ回動する範囲を規制し、前記操作パネルが通常使用さ
    れる操作面が前面となる位置に駆動されるとき前記スト
    ッパーに当接することにより操作パネルの停止位置が決
    まり、前記操作パネルが前記操作面以外の面が前面とな
    る第2の状態に駆動されるときは前記ストッパーは前記
    操作パネルにより前記ばねの弾力に抗して回動され操作
    パネルの動きを規制しないように構成した車載用電子機
    器。
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