JP3350434B2 - 主回路開閉装置及びその点検方法 - Google Patents

主回路開閉装置及びその点検方法

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JP3350434B2 JP04366298A JP4366298A JP3350434B2 JP 3350434 B2 JP3350434 B2 JP 3350434B2 JP 04366298 A JP04366298 A JP 04366298A JP 4366298 A JP4366298 A JP 4366298A JP 3350434 B2 JP3350434 B2 JP 3350434B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、主回路開閉装置
の改良に係わり、特に発電プラントの低圧同期方式にお
いて主発電機と主変圧器との間に用いられる発電機の主
回路開閉装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図11は、従来一般的に採用されている
発電プラントの単線結線図である。図において、Gは発
電機、M.Trは主変圧器、H.Trは所内変圧器、
S.Trは起動変圧器、S1〜S4は遮断器、BUSは
母線、L1、L2は送電線である。発電機Gと主変圧器
M.Trが直結されていて、発電機Gの起動に際して
は、起動変圧器S.Tr及び所内変圧器H.Trを経由
して発電機Gに電力を供給し、送電線L1の電圧と同期
をとって遮断器S1により、発電機Gを主変圧器M.T
r経由で送電線L1に投入する。
【0003】ところで、上記のような高圧同期方式に代
わって、最近、図12の単線結線図に示すような低圧同
期方式が採用されるようになってきた。この場合、発電
機Gには主回路開閉装置Aが設置される。図13に主回
路開閉装置Aの単線結線図を示す。図13において、B
は主回路遮断器、Cは主回路断路器、Dは遮断器側接地
装置、Eは断路器側接地装置である。ここで、主回路遮
断器B、主回路断路器C、遮断器側及び断路器側接地装
置D、Eをそれぞれ個別の単体機器としてこれらを寄せ
集めるよりも、これら全てを一体化して一体形に構成す
る方が合計の据付面積を小さくでき、また製造コストが
安くなるため、多く採用される方向にある。
【0004】図14は、例えば特開平8−306282
号公報に記載された一体形の主回路開閉装置の断面図で
ある。図14において、1は遮断部、2は絶縁筒、3は
絶縁筒2の一端に固定された遮断部固定側導体、4は絶
縁筒2の他端に固定された遮断部可動側導体、5は遮断
部固定側導体3に固定された固定接触子、6は可動接触
子であり、固定接触子5と接離可能に遮断部可動側導体
4に取り付けられている。絶縁筒2、遮断部固定側導体
3、遮断部可動側導体4、固定接触子5及び可動接触子
6で遮断部1を構成している。
【0005】8は断路部、9は遮断部可動側導体4と一
体的に形成された断路部固定側導体で、遮断部可動側導
体4との間には隔壁10が設けられ、遮断部1側には六
弗化硫黄(以下SF6と記す)ガスなどの絶縁性ガスが
封入されている。11は断路部固定側導体9と離隔して
設置された断路部可動側導体、12は可動導体であり、
断路部固定側導体9と接離可能に断路部可動側導体11
に取り付けられている。断路部固定側導体9、断路部可
動側導体11及び可動導体12で断路部8を構成してい
る。14は遮断部固定側導体3を接地する第1の接地導
体、15は断路部可動側導体11を接地する第2の接地
導体である。
【0006】16は支持架台、17、18は遮断部1と
断路部固定側導体9とが一体となった部分を支持架台1
6上に支持する第1と第2の支持絶縁物、19は断路部
可動側導体11と可動導体12を支持架台16上に支持
する第3の支持絶縁物である。21は遮断部操作装置
で、第1の絶縁操作ロッド22を有し、遮断部1の可動
接触子6を操作する。23は断路部操作装置で、第2の
絶縁操作ロッド24を有し、断路部8の可動導体12を
操作する。25、26は第1と第2の接地部操作装置
で、第1と第2の接地導体14、15を操作する。
【0007】遮断部1と断路部8は支持架台16上で、
遮断部固定側導体3、遮断部可動側導体4、断路部固定
側導体9、断路部可動側導体11の順に配置されるとと
もに、支持架台16には各操作装置が、第1の接地操作
装置25、遮断部操作装置21、断路部操作装置23、
第2の接地部操作装置26の順に収容され取り付けられ
ている。また、これら全体は外被を有する収容箱32に
収容されている。以上のように、図13の主回路遮断器
B、主回路断路器C、遮断器側及び断路器側接地装置
D、Eが一体化された主回路開閉装置Aが構成されてい
る。このような主回路開閉装置Aは例えば発電機Gの定
格電圧と同じ定格電圧22KV、電流40KAで図11
における左右方向の長さLが3m、奥行きが3m、高さ
Hが1.3m程度の大きさのものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のように構成され
た従来の一体形の主回路開閉装置は、遮断器、断路器、
接地装置をそれぞれ単体の機器で構成した場合よりも、
据付面積の縮小や製造コストの低減の点で有利である
が、保守点検の容易さの面で問題点がある。すなわち、
発電機が停止し断路器が開離していても、所内電源確保
のために図12に示すS1が投入された状態であれば、
図14に示す断路部可動体12側が電気的に充電される
ことになり、電気的充電部が露出した状態では、外被に
設けられた点検蓋などを開けて内部機器の保守点検を容
易に行えないということである。このような機器の保守
点検には、図12に示す遮断器S1を開離することによ
り可能となる。しかしその場合、図12の母線BUSが
停電し所内電源も切られることになり、別途保守点検用
の動力源の確保を要するなど、コストアップ要因となる
問題点がある。
【0009】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたもので、一般的に遮断部の保守点検が
頻繁に行われることに対して、断路部の保守点検はそれ
ほど頻繁に行う必要がないことから、断路部の一部が電
気的に充電状態であっても、安全、容易にかつ安価に遮
断部の保守点検が可能な主回路開閉装置を得ることを目
的とする。さらに、断路部の一部が電気的に充電状態で
あっても遮断部を安全に点検できる主回路開閉装置の点
検方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の主回路開閉装置は、互いに対向して配設さ
断路部可動導体を介して接離可能にされた第一と第二
の断路部固定導体を有する断路部及び第二の断路部固定
導体と一体に形成されて一体化固定導体を構成する第一
の遮断部固定導体とこの第一の遮断部固定導体に対向し
て配置され第一の遮断部固定導体と遮断部可動接触子を
介して接離可能にされた第二の遮断部固定導体を有する
遮断部を設けた主回路開閉部、収容部に主回路開閉部を
収容する収容箱及びこの収容箱の一体化固定導体の外
周側に設けられ収容部を断路部を収容する断路部収容部
と遮断部を収容する遮断部収容部とに区切る区切り部材
備え、発電プラントに用いられ主発電機が主回路開閉
部を介して主変圧器に接続されるものである。 第二の断
路部固定導体と第一の遮断部固定導体とを一体に形成し
て一体化固定導体を構成したので装置をコンパクトにで
き、かつ遮断部収容部は区切り部材により断路部収容部
と区切られているので、断路部が充電されていても安全
に点検できる。断路部を充電したままでもよいので、遮
断部の点検のために断路部につながる電源、例えば所内
電源を停止させなくてよく、この所内電源を保守点検用
の動力として利用することも可能である。
【0011】そして、第一及び第二の断路部固定導体並
びに第一及び第二の遮断部固定導体を所定方向に直線状
配設したものである。このように各固定導体を直線状
に配設することにより装置を一層コンパクトにできる。
【0012】さらに、区切り部材を所定方向と交差する
方向から挿脱しうるようにしたものである。遮断部を点
検するときに区切り部材を挿入して断路部と区切って安
全に作業ができる。点検作業の終了後、区切り部材を取
出せば元通りに絶縁距離を確保できる。
【0013】また、所定方向が水平方向となるように配
設するとともに、区切り部材に切欠き部を設け、区切り
部材を切欠き部が一体化固定導体に嵌合するようにして
鉛直方向上方から挿脱しうるようにしたものである。ホ
イスト等の吊上げ手段により容易に鉛直方向からの挿脱
を行うことができる。
【0014】そして、所定方向が水平方向となるように
配設するとともに、区切り部材をそれぞれ切欠き部を設
けた第一及び第二の切欠き部付区切り部材にて構成し、
第一の切欠き部付区切り部材を水平方向の一方側から挿
入して一体化固定導体にその切欠き部を嵌合し第二の切
欠き部付区切り部材を水平方向の他方の側から挿入して
一体化固定導体にその切欠き部を嵌合したものである。
一体化固定導体に水平方向から第一及び第二の区切り部
材を嵌合するようにすることにより、区切り部材を容易
に設けることができるとともに一体化固定導体の周囲に
おいてより完全に断路部と遮断部とを区切ることができ
る。
【0015】さらに、本発明の主回路開閉装置の点検方
法は、互いに対向して配設され断路部可動導体を介して
接離可能にされた第一と第二の断路部固定導体を有する
断路部及び互いに対向して配設され遮断部可動接触子を
介して接離可能にされた第一と第二の遮断部固定導体を
有し第一の遮断部固定導体が第二の断路部固定導体に電
気的に直列に接続された遮断部を設けた主回路開閉部並
びに収容部に主回路開閉部を収容する収容箱備え、発
電プラントに用いられ主発電機が主回路開閉部を介して
主変圧器に接続されるものである主回路開閉装置の点検
に際し、断路部を開放してから収容箱内に区切り部材を
挿入し収容部を断路部を収容する断路部収容部と遮断部
を収容する遮断部収容部とに区切ってから遮断部の点検
を行うようにしたものである。
【0016】また、本発明の主回路開閉装置の点検方法
は、導電材料製の区切り部材を挿入する工程と、区切り
部材を接地する工程と、を設けたものである。点検作業
時等に導電性の区切り部材を挿入して、かつ区切り部材
を接地して一層作業の安全性を向上させる。
【0017】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1はこの発明の
実施の一形態を示す主回路開閉装置の断面図である。図
2は図1の切断線II−IIにおける断面図である。図
1において、1は電流を遮断する遮断部であり、次のよ
うに構成されている。2はエポキシ樹脂などで作られた
絶縁筒、3は絶縁筒2の一端に固定された円筒容器状の
遮断部固定側導体、4は絶縁筒2を間にして遮断部固定
側導体3と対向配置されるとともに絶縁筒2の他端に固
定された円筒容器状の遮断部可動側導体である。
【0018】5は遮断部固定側導体3に固定された固定
接接触子、6は可動接触子であり、図において左右方向
へ移動可能に遮断部可動側導体4に取り付けられ、固定
接触子5と接離するようになっている。これら絶縁筒
2、遮断部固定側導体3、遮断部可動側導体4、固定接
触子5及び可動接触子6で遮断部1を構成している。な
お、遮断部1の固定接触子5及び可動接触子6が収容さ
れている部分にはSF6ガスが充填されている。
【0019】8は遮断部可動側導体4への電圧の印加を
切るための断路部であり、次のように構成されている。
9は円筒状の断路部固定側導体で、遮断部可動側導体4
と電気的及び機械的に一体的に形成された一体化固定導
体7を構成しており、遮断部可動側導体4との間には隔
壁10が設けられている。
【0020】11は断路部固定側導体9と対向して設置
された円筒状の断路部可動側導体であり、12は円筒状
の可動導体である。可動導体12は、図において左右方
向へ摺動可能に断路部可動側導体11に取り付けられて
いる。外周部が断路部可動側導体11の内周部と摺動す
る可動導体12は、その外周部で断路部固定側導体9の
内周部と接離するようになっている。これら断路部固定
側導体9、断路部可動側導体11及び可動導体12で断
路部8を構成している。
【0021】14は大地電位の第一の接地導体で、発電
プラントの運転時は、図における下方へ降ろしておき、
点検などの時は上げてその先端を遮断部固定側導体3に
接触させて接地し、安全を確保する。15は同様にして
断路部可動側導体11を接地する、大地電位の第二の接
地導体である。
【0022】16は支持架台、17、18は遮断部1と
一体化固定導体7とが絶縁筒2にて連結され一体になっ
たものを支持架台16上に支持する中空状の第1と第2
の支持絶縁物、19は断路部可動側導体11を支持架台
16上に支持する第3の支持絶縁物である。遮断部1と
断路部8は支持架台16上で、水平方向に遮断部固定側
導体3、遮断部可動側導体4、断路部固定側導体9、断
路部可動側導体11の順に配置され、これらで主回路開
閉部13が構成されており、全体が後述する収容箱32
の収容部20に収容されている。
【0023】21は遮断部1を操作する遮断部操作装置
で、第1の支持絶縁物17の中空部を通って遮断部可動
側導体4中のレバー30につながった第1の絶縁操作ロ
ッド22を有し、第1の絶縁操作ロッド22を上下方向
へ動かすことにより可動接触子6を水平方向に駆動して
固定接触子5と接離させる。23は断路部8を操作する
断路部操作装置で、断路部可動側導体11中のレバー3
1につながった第2の絶縁操作ロッド24を有し、第2
の絶縁操作ロッド24を上下方向へ動かすことにより可
動導体12を水平方向に駆動して断路部固定側導体9と
接離させる。25、26は第1と第2の接地部操作装置
で、それぞれ第1と第2の接地導体14,15を上下方
向へ駆動操作する。
【0024】収容箱32は、ベース16と一体に形成さ
れた枠に鋼鈑を取り付け覆ったもので、上記主回路開閉
部13を収容する閉鎖盤の形態をなしている。なお、収
容箱32の上部には点検蓋27、28が設けられてお
り、点検蓋27あるいは点検蓋28を取り除くことによ
り断路部8あるいは遮断部1の保守点検が可能である。
また、遮断部固定側導体9の外周部に収容箱32の収容
部20を左右に区切り、遮断部1を収容する遮断部収容
部20aと断路部収容部20bとを形成するように遮蔽
板36が配置されている。区切り部材である遮蔽板36
は、図2に示すように収容箱32の幅方向内寸法Wより
わずかに小さい寸法とされ、支持架台16上に乗ってお
り、収容箱32及び支持架台16と断路部固定側導体9
(一体化固定導体7)との間に殆ど隙間が生じないよう
にしている。
【0025】以上のように構成された主回路開閉装置は
図12の単線結線図と次のように対応している。遮断部
1と遮断部操作装置21で主回路遮断部Bを構成すると
ともに、断路部8と断路部操作装置23で主回路断路部
Cを、第1の接地導体14と第1の接地部操作装置25
で遮断部側接地装置Dを、第2の接地導体15と第2の
接地部操作装置26で断路部側接地装置Eを構成し、以
上これらを一体化して主回路開閉装置Aを構成してい
る。装置の外形は、図12に示されたものとほぼ同じで
あり、長さLが3m、幅(奥行き)(ほぼWに近い)が
1m、高さHが1.3m程度である。
【0026】主回路開閉装置は以上のように構成されて
いるので、保守点検時に断路部可動側導体11が充電さ
れていても、断路部8の可動導体12が断路部固定側導
体9と離隔した状態であれば、遮蔽板36が配置されて
いるので遮断部収容部20aには電気的充電露出部がな
く、点検蓋28を開けて人が遮断部1側すなわち遮断部
収容部20に入って安全に作業することができる。な
お、外した点検蓋28は、遮断部1での作業に支障を来
さない範囲であればどこに置いてもよく、必要に応じて
点検蓋27の上部に置くことも可能である。なお、点検
時には念のため一体化固定導体7を接地しておく。
【0027】通常の運転時には遮蔽板36に断路部固定
側導体9側から収容箱32の外被側に向かって電圧がか
かるため、絶縁性能の確保も必要である。特に、絶縁物
の表面に塵埃等が付着すると絶縁性能が低下する。以上
の説明では、遮蔽板36として平板を用いたが、沿面絶
縁性能を確保するためには遮蔽板36の一部を断路器固
定側導体9側から同心円の波板状にして沿面距離を増加
させれば、絶縁信頼性の向上に効果がある。
【0028】実施の形態2.図3は、この発明の他の実
施の形態を示す遮蔽板を挿入した状態の主回路開閉装置
の横断面図である。図4は遮蔽板の他の形状例を示す横
断面図である。なお、これらの図において、図1、図2
と同様の部分については同一符号を付して説明を省略す
る。遮蔽板40はアルミニウムの薄板であり、幅が収容
箱32の内寸法とほぼ同じであり、中央部に断路部固定
側導体9の形状に合わせた切り欠き部40aが設けられ
ている。遮断部1及び断路部8が開離状態で点検蓋28
を外し、断路部固定側導体9の上部から遮蔽板40を収
容箱32の側板内面に設けられたガイド板41の溝に沿
って挿入する。遮蔽板40の切り欠き部40aと断路部
固定側導体9とは上部では接触するので大きな隙間は生
じないが、下部では若干の開口部が生じる。しかし、第
一の支持絶縁物17により開口部の大部分が塞がれてい
るため、安全に作業することができる。
【0029】また、遮蔽板40が金属製であるので、遮
蔽板40を電気的に接地すれば、安全性はさらに増すこ
とになる。また、図4は遮蔽板50を挿入方向、すなわ
ち鉛直方向に沿って中心で2分割して第一、第二遮蔽板
51,52で構成したものであり、これによって遮蔽板
一板当たりの重量がさらに軽くなり、挿脱時の扱いが一
層容易になるという効果がある。
【0030】実施の形態3.図5は、さらにこの発明の
他の実施の形態を示す遮蔽板を装着した状態の主回路開
閉装置の横断面図、図6は遮蔽板の挿入工程を説明する
ための説明図である。遮蔽板60は第1の遮蔽板61と
第二の遮蔽板62とから構成されており、第一の遮蔽板
61は幅が収容箱32の内寸法とほぼ同一であり、中央
部が断路部固定側導体9の形状に合わせた切り欠き部6
1aが設けられており、支持架台16に乗っている。第
二の遮蔽板62は断路器固定側導体9の下部に設けられ
ており、その上部が断路部固定側導体9の形状に合わせ
ておのおの4分円状に切り欠かれている。第二の遮蔽板
62は上部及び下部を第一の遮蔽板61に固定された案
内板63、64の溝と係合され、左右方向にスライド可
能に摺動案内されて取り付けられている。
【0031】遮断部1の点検に際し、遮蔽板60の装着
は以下のようにして行う。遮断部1及び断路部8が開離
状態で点検蓋28(図1)を外し、断路部固定側導体9
の上部から第一の遮蔽板61を挿入する。図6は遮蔽板
61が挿入された状態であり、第二の遮蔽板62は遮断
部1側の面に取り付けられており、第一の遮蔽板61と
一部重なった状態にある。この時遮蔽板61の切り欠き
部61aと断路部固定側導体9の上部は接触して隙間は
ほとんど生じないが、下部では開口部が生じている。次
に、第二の遮蔽板62を内側(図の左及び右)に向かっ
てスライドさせて下部の開口部を閉じる。これにより遮
断部1側からは電気的充電部である断路部8の可動導体
12や断路部可動側導体11に触れるおそれがなく、人
が遮断部収容部20aに入って安全に作業することがで
きることになる。
【0032】なお、遮蔽板60を電気絶縁板で製作し
て、常時装着した状態にしておき、点検の都度挿入する
手間を省くこともできる。
【0033】実施の形態4.図7は、さらにこの発明の
他の形態を示す主回路開閉装置の横断面図である。図7
において、遮蔽板70は二つに分割された第一の切り欠
き板71と第二の切り欠き板72を有する。第一、第二
の切り欠き板71、72は断面円形の断路部固定側導体
9を中心にして線対称の形状をしており、それぞれに設
けられた切り欠き部71a、72aが断路部固定側導体
9の外周と若干の隙間をおいて嵌合している。
【0034】遮断部1の点検時に、第一の切り欠き板7
1は図7における左方から右方へ、第二の切り欠き板7
2は右方から左方へ図示しないガイドレールに案内され
て収容箱32内に挿入され、断路部固定側導体9の外周
に嵌合する。
【0035】実施の形態5.図8は、さらにこの発明の
他の実施の形態を示す主回路開閉装置の断面図である。
遮蔽板40は図に示すように装着される。収容箱32に
は、いずれも鋼板製の第一の点検蓋45、第二の点検蓋
46が設けられている。第一の点検蓋45の図の右側端
部は下方へ段違い曲げ加工がされており、第二の点検蓋
46は平板状であり、その左端部が重ねられている。
【0036】遮蔽板40(図3参照)の装着は以下のよ
うにして行う。遮断部1及び断路部8が開放状態で第二
の点検蓋46を、遮蔽板40が挿入可能なように図の右
方に少しずらす。この場合、第一の点検蓋45と第二の
点検蓋46との間に形成される開口部は遮蔽板40の板
厚程度でよいことになる。その状態でその開口部の上方
から遮蔽板40を挿入する。挿入が完了すれば遮断部収
容部20には電気的充電露出部がなく、第二の点検蓋4
6を取り除き、人が遮断部1側に入って安全に作業する
ことができる。これによって、遮蔽板40を挿入すると
きに上部の点検蓋の開口部の大きさを最小にすることが
でき、遮蔽板40の挿入作業をより安全に行うことがで
きる。
【0037】実施の形態6.図9、図10はさらにこの
発明の他の実施の形態を示すもので、図9は主回路開閉
装置の断面図、図10は図9の切断線X−Xにおける断
面図である。図において、80は遮蔽板であり、孔明板
81と円環板82とで構成されている。孔明板81、円
環板82はともに絶縁材で製作されており、孔明板81
は図10のように四角形の板で、断路部固定側導体9の
間に充分な絶縁距離を確保するよう、その中央部に断路
部固定側導体9の外径よりも所定寸法x大きい円形の孔
を形成する孔形成部81a(図10)が設けられてい
る。
【0038】円環板82は、図9のように孔明板81と
の間に断路部固定側導体9の軸方向に所定の絶縁距離y
を確保するようにして、断路部固定側導体9の外周部に
嵌合されている。円環板82の外径は図9、図10のよ
うに孔明板81に形成された孔の径よりも大きく、断路
部固定側導体9の軸方向から見て寸法z(図10)だけ
重なるようにしている。
【0039】このように、充分な絶縁距離x、y及び重
なり寸法zをとり、常時の絶縁の信頼性及び遮断部1の
点検時の安全性を確保している。
【0040】なお、上記各実施の形態においては、断路
部可動側導体11、断路部固定側導体9、遮断部可動側
導体4、遮断部固定側導体3が水平方向に直線状に配設
されているものを示したが、鉛直方向に直線状に配置さ
れたものや、直線状ではなくL状等に配設したものであ
っても同様の効果を奏する。
【0041】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載するような効果を奏する。本発
明の主回路開閉装置は、互いに対向して配設され断路部
可動導体を介して接離可能にされた第一と第二の断路部
固定導体を有する断路部及び第二の断路部固定導体と一
体に形成されて一体化固定導体を構成する第一の遮断部
固定導体とこの第一の遮断部固定導体に対向して配置さ
れ第一の遮断部固定導体と遮断部可動接触子を介して接
離可能にされた第二の遮断部固定導体を有する遮断部を
設けた主回路開閉部、収容部に主回路開閉部を収容する
収容箱及びこの収容箱の一体化固定導体の外周側に設
けられ収容部を断路部を収容する断路部収容部と遮断部
を収容する遮断部収容部とに区切る区切り部材を備え、
発電プラントに用いられ主発電機が主回路開閉部を介し
て主変圧器に接続されるものであるので、第二の断路部
固定導体と第一の遮断部固定導体とを一体に形成して一
体化固定導体を構成することにより装置がコンパクトに
なり、かつ遮断部収容部は区切り部材により断路部収容
部と区切られており、断路部が充電されていても安全に
点検できる。また、断路部を充電したままでもよいの
で、遮断部の点検のために断路部につながる電源、例え
ば所内電源を停止させなくてよく、この所内電源を保守
点検用の動力として利用することも可能である。従っ
て、発電プラントに用いられ主発電機が主回路開閉部を
介して主変圧器に接続されるものであって、別に保守点
検用動力設備を設けなくてよく、保守点検を安全、容易
かつ安価に行うことが可能な主回路開閉装置を得ること
ができる。
【0042】そして、第一及び第二の断路部固定導体並
びに第一及び第二の遮断部固定導体を所定方向に直線状
配設したものであるので、各固定導体を直線状に配設
することにより装置がさらにコンパクトになる。
【0043】さらに、区切り部材を所定方向と交差する
方向から挿脱しうるようにしたものであるので、遮断部
を点検するときに区切り部材を挿入して断路部と区切っ
て安全に作業ができ、また点検作業の終了後、区切り部
材を取出せば元通りに絶縁距離を確保できる。
【0044】また、所定方向が水平方向となるように配
設するとともに、区切り部材に切欠き部を設け、区切り
部材を切欠き部が一体化固定導体に嵌合するようにして
鉛直方向上方から挿脱しうるようにしたものであるの
で、ホイスト等の吊上げ手段により容易に鉛直方向から
の挿脱を行うことができ、作業性が向上する。
【0045】そして、所定方向が水平方向となるように
配設するとともに、区切り部材をそれぞれ切欠き部を設
けた第一及び第二の切欠き部付区切り部材にて構成し、
第一の切欠き部付区切り部材を水平方向の一方側から挿
入して一体化固定導体にその切欠き部を嵌合し第二の切
欠き部付区切り部材を水平方向の他方の側から挿入して
一体化固定導体にその切欠き部を嵌合したものであるの
で、一体化固定導体に水平方向から第一及び第二の区切
り部材を嵌合するようにすることにより、区切り部材を
容易に設けることができるとともに一体化固定導体の周
囲においてより完全に断路部と遮断部とを区切ることが
できる。
【0046】さらに、本発明の主回路開閉装置の点検方
法は、互いに対向して配設され断路部可動導体を介して
接離可能にされた第一と第二の断路部固定導体を有する
断路部及び互いに対向して配設され遮断部可動接触子を
介して接離可能にされた第一と第二の遮断部固定導体を
有し第一の遮断部固定導体が第二の断路部固定導体に電
気的に直列に接続された遮断部を設けた主回路開閉部並
びに収容部に主回路開閉部を収容する収容箱備え、発
電プラントに用いられ主発電機が主回路開閉部を介して
主変圧器に接続されるものである主回路開閉装置の点検
に際し、断路部を開放してから収容箱内に区切り部材を
挿入し収容部を断路部を収容する断路部収容部と遮断部
を収容する遮断部収容部とに区切ってから遮断部の点検
を行うようにしたものであるので、保守点検等の作業を
安全、容易かつ安価に行うことができる。
【0047】また、本発明の主回路開閉装置の点検方法
は、導電材料製の区切り部材を挿入する工程と、区切り
部材を接地する工程と、を設けたものであるので、点検
作業時等に導電性の区切り部材が挿入されており、かつ
区切り部材が接地されていれば一層作業の安全性を確保
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の一形態を示す主回路開閉装
置の断面図である。
【図2】 図1の切断線II−IIにおける断面図であ
る。
【図3】 この発明の他の実施の形態を示す遮蔽板を挿
入した状態の主回路開閉装置の横断面図である。
【図4】 図3の主回路開閉装置における遮蔽板の他の
形状例を示す横断面図である。
【図5】 さらに、この発明の他の実施の形態を示す遮
蔽板を挿入した状態の主回路開閉装置の横断面図であ
る。
【図6】 図5の遮蔽板の挿入工程を説明するための説
明図である。
【図7】 さらに、この発明の他の実施の形態を示す主
回路開閉装置の横断面図である。
【図8】 さらに、この発明の他の実施の形態を示す遮
蔽板を装着した状態の主回路開閉装置の断面図である。
【図9】 さらに、この発明の他の実施の形態を示す遮
蔽板を挿入した状態の主回路開閉装置の断面図である。
【図10】 図9の切断線X−Xにおける横断面図であ
る。
【図11】 発電プラントの高圧同期方式の場合の単線
結線図である。
【図12】 発電プラントの低圧同期方式の場合の単線
結線図である。
【図13】 主回路開閉装置の単線結線図である。
【図14】 従来の主回路開閉装置の断面図である。
【符号の説明】
1 遮断部、3 遮断部固定側導体、4 遮断部可動側
導体、5 固定接触子、6 可動接触子、7 一体化固
定導体、8 断路部、9 断路部固定側導体、11 断
路部可動側導体、12 可動導体、13 主回路開閉
部、20 収容部、20a 遮断部収容部、20b 断
路部収容部、32 収容箱、36,40,50,60,
70,80 遮蔽板。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−306282(JP,A) 特開 平10−56709(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01H 31/32,33/42,33/70 H02B 13/02

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに対向して配設され断路部可動導体
    を介して接離可能にされた第一と第二の断路部固定導体
    を有する断路部及び上記第二の断路部固定導体と一体に
    形成されて一体化固定導体を構成する第一の遮断部固定
    導体とこの第一の遮断部固定導体に対向して配置され上
    記第一の遮断部固定導体と遮断部可動接触子を介して接
    離可能にされた第二の遮断部固定導体を有する遮断部を
    設けた主回路開閉部、収容部に上記主回路開閉部を収容
    する収容箱及びこの収容箱の上記一体化固定導体の外
    周側に設けられ上記収容部を上記断路部を収容する断路
    部収容部と上記遮断部を収容する遮断部収容部とに区切
    る区切り部材を備え、発電プラントに用いられ主発電機
    が上記主回路開閉部を介して主変圧器に接続されるもの
    である主回路開閉装置。
  2. 【請求項2】 第一及び第二の断路部固定導体並びに第
    一及び第二の遮断部固定導体を所定方向に直線状に配設
    したものであることを特徴とする請求項1に記載の主回
    路開閉装置。
  3. 【請求項3】 区切り部材を所定方向と交差する方向か
    ら挿脱しうるようにしたことを特徴とする請求項2に記
    載の主回路開閉装置。
  4. 【請求項4】 所定方向が水平方向となるように配設す
    るとともに、区切り部材に切欠き部を設け、区切り部材
    を上記切欠き部が一体化固定導体に嵌合するようにして
    鉛直方向上方から挿脱しうるようにしたことを特徴とす
    る請求項3に記載の主回路開閉装置。
  5. 【請求項5】 所定方向が水平方向となるように配設す
    るとともに、区切り部材をそれぞれ切欠き部を設けた第
    一及び第二の切欠き部付区切り部材にて構成し、上記第
    一の切欠き部付区切り部材を水平方向の一方側から挿入
    して一体化固定導体にその切欠き部を嵌合し上記第二の
    切欠き部付区切り部材を水平方向の他方の側から挿入し
    て一体化固定導体にその切欠き部を嵌合したことを特徴
    とする請求項3に記載の主回路開閉装置。
  6. 【請求項6】 互いに対向して配設され断路部可動導体
    を介して接離可能にされた第一と第二の断路部固定導体
    を有する断路部及び互いに対向して配設され遮断部可動
    接触子を介して接離可能にされた第一と第二の遮断部固
    定導体を有し上記第一の遮断部固定導体が上記第二の断
    路部固定導体に電気的に直列に接続された遮断部を設け
    た主回路開閉部並びに収容部に上記主回路開閉部を収容
    する収容箱備え、発電プラントに用いられ主発電機が
    上記主回路開閉部を介して主変圧器に接続されるもので
    ある主回路開閉装置の点検に際し、上記断路部を開放し
    てから上記収容箱内に区切り部材を挿入し上記収容部を
    上記断路部を収容する断路部収容部と上記遮断部を収容
    する遮断部収容部とに区切ってから上記遮断部の点検を
    行う主回路開閉装置の点検方法。
  7. 【請求項7】 導電材料製の区切り部材を挿入する工程
    と、区切り部材を接地する工程と、を設けたことを特徴
    とする請求項6に記載の主回路開閉装置の点検方法。
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