JP3349934B2 - 磁気ディスク装置及びこの装置に使用するリードチャネルic - Google Patents

磁気ディスク装置及びこの装置に使用するリードチャネルic

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JP3349934B2 JP33035497A JP33035497A JP3349934B2 JP 3349934 B2 JP3349934 B2 JP 3349934B2 JP 33035497 A JP33035497 A JP 33035497A JP 33035497 A JP33035497 A JP 33035497A JP 3349934 B2 JP3349934 B2 JP 3349934B2
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    • GPHYSICS
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    • G11B33/10Indicating arrangements; Warning arrangements

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  • Digital Magnetic Recording (AREA)
  • Recording Or Reproducing By Magnetic Means (AREA)
  • Measuring Magnetic Variables (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は磁気ディスク装置、
及びこの装置に使用するリードチャネルICに関し、特
に、サーマルアスペリティ、ミッシング、及び、エキス
トラによって発生する磁気ディスク装置のディスク媒体
の欠陥を検出する装置、及びこの検出装置に使用するリ
ードチャネルICに関する。
【0002】近年、プロセッサ能力の向上やマルチメデ
ィアソフトの普及に伴い、コンピュータの外部記憶装置
である磁気ディスク装置に対する高速性と大容量の要求
がますます激しくなっている。磁気ディスクの記録密度
を向上させるために、最近ではMR(磁気抵抗)素子を
応用したMRヘッドが採用され、一方では、記録再生方
式としてPR4ML(パーシャルレスポンスクラス4の
最尤検出)方式が採用されるようになってきている。ま
た、磁気ディスクの記録密度を上げるために、ヘッドの
浮上量も次第に小さくなり、更に、データの高速転送に
対応するためにディスク媒体の回転数も増大し、100
00rpm を越えるような磁気ディスク装置も現れてきて
いる。
【0003】ところで、MRヘッドを磁気ディスク装置
で使用する場合、媒体とヘッドが接触してMR素子の温
度が急激に変化してMR素子の抵抗値が変化するサーマ
ルアスペリティ(以後TAという)と呼ばれる現象があ
る。このTAが発生すると、ヘッドの出力が直流的にオ
フセットされてしまい、復調回路の自動利得制御回路
(AGC)が飽和して必要な波形が取り込めなくなる。
この結果、正常に媒体からの情報を復調できない長さが
ECCの訂正能力を越えてしまい、訂正不能なリードエ
ラーが発生するという問題がある。
【0004】TAの中には、常温ではリードできない時
間が短くてECCによる訂正が可能であっても、高温に
なって媒体突起高さが高くなるとリードできない時間が
長くなるものや、経時変化によりリードできない時間が
長くなるものなどが存在している。そのため、磁気ディ
スク装置の製造後の試験工程において媒体欠陥を検出し
て登録する場合には、通常の媒体欠陥位置とTAによる
欠陥位置とを別々に登録する必要がある。さらに、最近
ではデータの転送速度の上昇により、従来はヘッドIC
の出力を磁気ディスク装置の外部に引き出して行ってい
た媒体の微小欠陥検出が不可能になってきており、それ
に代わる媒体欠陥検出装置が必要とされてきている。
【0005】
【従来の技術】従来は、磁気ディスクへの書込みデータ
と書込み位置を変化させておき、これをヘッドでリード
した時にリードエラーが発生するかしないかで欠陥位置
を特定することが行われていた。また、磁気ディスク媒
体からヘッドを通じて読み出されたリード信号をアナロ
グ−デジタル変換し、これをレベルを可変できるスライ
スレベルと比較し、スライスレベルを越える部分をディ
スク媒体の欠陥部分として検出していた(特開平2−4
4272号公報参照)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、最初のリー
ドエラーが発生するかしないかでデジタル的に欠陥位置
を特定する方法においては、磁気ディスク上の媒体欠陥
位置を特定するために最低でも108 回以上のライト/
リード動作が必要であり、媒体欠陥を検出するには何回
のリード/ライト動作を実行するのが適当かの設定も難
しかった。また、媒体欠陥を検出してもその欠陥がどの
ような種類のものか判定できないという問題があった。
なお、媒体欠陥には、前述のTAの他に、リード信号の
波高値が低くてスライスレベル未満となり再生できない
欠陥を示すミッシングや、媒体上の傷によりリード信号
が一旦落ち込んでから上昇し、スライスレベルを二度よ
ぎる欠陥を示すエキストラがある。
【0007】また、特開平2−44272号公報に記載
の媒体欠陥検出方法には、リード信号をアナログ−デジ
タル変換する場合におけるリード信号のパルス位置を特
定するために、スライスレベルを上げることや下げるこ
とについては記述されているが、TAが発生して一方向
にリード信号が直流的にオフセットしているような場合
を検出できないという問題があった。
【0008】そこで、本発明の目的は、前記従来の磁気
ディスク装置の媒体検査方法におけるこのような問題を
解決し、少ないリード/ライト回数で媒体欠陥の種類ま
で特定可能な磁気ディスク装置及びこの装置に使用する
リードチャネルICを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成する本発
明の第1の形態の磁気ディスク装置は、図1に示される
ように、ヘッドから読み出されたリード信号から媒体の
欠陥を検出することができる磁気ディスク装置におい
て、リード信号をサンプリングするサンプリング手段
と、サンプリングされたサンプル値と前回のサンプル値
の和を算出する加算手段と、今回と前回のサンプル値の
和を、予め設定された下限を示す下限基準値、及び上限
を示す上限基準値と比較する比較手段、及び、サンプル
値の和が下限基準値を下回った部分、及び、上限基準値
を上回った部分を、サーマルアスペリティによる媒体欠
陥として検出し、欠陥検出信号を発生する欠陥検出信号
発生手段とを設けたことを特徴としている。
【0010】前記目的を達成する本発明の第2の形態の
磁気ディスク装置は、ヘッドから読み出されたリード信
号から媒体の欠陥を検出することができる磁気ディスク
装置において、リード信号をサンプリングするサンプリ
ング手段と、サンプリングされたサンプル値の絶対値と
前回のサンプル値の絶対値の和を算出する加算手段と、
今回と前回のサンプル値の絶対値の和を、予め設定され
た下限を示す下限基準値と比較する比較手段、及び、サ
ンプル値の絶対値の和が下限基準値を下回った部分をミ
ッシングによる媒体欠陥として検出し、欠陥検出信号を
発生する欠陥検出信号発生手段とを設けたことを特徴と
している。この構成をブロックで表すと、図1の比較手
段に入力される上限基準値がないものに等しい。
【0011】前記目的を達成する本発明の第3の形態の
磁気ディスク装置は、ヘッドから読み出されたリード信
号から媒体の欠陥を検出することができる磁気ディスク
装置において、リード信号をサンプリングするサンプリ
ング手段と、サンプリングされたサンプル値の絶対値と
前回のサンプル値の絶対値の和を算出する加算手段と、
今回と前回のサンプル値の絶対値の和を、予め設定され
た上限を示す上限基準値と比較する比較手段、及び、サ
ンプル値の絶対値の和が上限基準値を上回った部分をエ
キストラによる媒体欠陥として検出し、欠陥検出信号を
発生する欠陥検出信号発生手段とを設けたことを特徴と
している。この構成をブロックで表すと、図1の比較手
段に入力される下限基準値がないものに等しい。
【0012】前記目的を達成する本発明の第4の形態の
磁気ディスク装置は、ヘッドから読み出されたリード信
号から媒体の欠陥を検出することができる磁気ディスク
装置において、リード信号をサンプリングするサンプリ
ング手段と、サンプリングされたサンプル値の絶対値と
前回のサンプル値の絶対値の和を算出する加算手段と、
今回と前回のサンプル値の絶対値の和を、予め設定され
た下限を示す下限基準値、及び上限を示す上限基準値と
比較する比較手段、及び、サンプル値の和が、下限基準
値を下回った部分をミッシングによる媒体欠陥として検
出すると共に、上限基準値を上回った部分をエキストラ
による媒体欠陥として検出し、欠陥検出信号を発生する
欠陥検出信号発生手段とを設け、一度のリード動作で2
つの欠陥を検出できることを特徴としている。第4の形
態の構成をブロックで表すと、図1と同様になる。
【0013】前記目的を達成する本発明の第5の形態の
磁気ディスク装置は、図2に示されるように、ヘッドか
ら読み出されたリード信号から媒体の欠陥を検出するこ
とができる磁気ディスク装置であって、リード信号をサ
ンプリングするサンプリング手段と、サンプリングされ
たサンプル値と前回のサンプル値の和を算出する第1の
加算手段と、サンプリングされたサンプル値の絶対値と
前回のサンプル値の絶対値の和を算出する第2の加算手
段と、今回と前回のサンプル値の和を、予め設定された
下限を示す第1の下限基準値、及び上限を示す第1の上
限基準値と比較する第1の比較手段と、今回と前回のサ
ンプル値の絶対値の和を、予め設定された下限を示す第
2の下限基準値、及び上限を示す第2の上限基準値と比
較する第2の比較手段、及び、サンプル値の和が、第1
の下限基準値を下回った部分、及び、第2の上限基準値
を上回った部分を、サーマルアスペリティによる媒体欠
陥として検出すると共に、サンプル値の絶対値の和が、
第2の下限基準値を下回った部分をミッシングによる媒
体欠陥として検出すると共に、第2の上限基準値を上回
った部分をエキストラによる媒体欠陥として検出し、欠
陥検出信号を発生する欠陥検出信号発生手段とを備え、
一度のリード動作で3種類の媒体欠陥を検出できること
を特徴としている。
【0014】第1から第5の形態の磁気ディスク装置に
よれば、媒体欠陥のTA、ミッシング、及びエキストラ
を区別して少ないリード回数で媒体欠陥を検出すること
ができる。これらの形態の磁気ディスク装置において
は、更に、欠陥検出信号から、所定の幅以上に広い補正
欠陥検出信号を発生する欠陥検出信号補正手段を設ける
ことができる。そして、この欠陥検出信号補正手段は、
欠陥検出信号が入力された場合に、次のリードリファレ
ンスクロックに同期して、少なくともこのリードリファ
レンスクロックの1周期の幅以上の幅を持つ補正欠陥検
出信号を出力すれば良い。このようにすれば、欠陥検出
信号のパルス幅が後段の回路で取り込み可能となる。こ
の場合、媒***置に同期して発生されるクロックをカウ
ントするカウンタ、及び、補正欠陥検出信号の変化点に
おけるカウンタの値を保持するラッチとを設けておけ
ば、補正欠陥検出信号の出力開始と終了に対応する媒体
上の位置を記録できる。
【0015】また、これらの形態の磁気ディスク装置に
おいて、基準値の値を変更可能な基準値変更手段を設け
ることができる。この場合には、媒体欠陥の発生レベル
を装置の特性に合わせることができる。更に、リード動
作を示すリードゲート信号が偽になるタイミングを検出
する偽タイミング検出手段と、欠陥検出信号発生手段か
ら欠陥検出信号が発生された場合に、偽タイミングで磁
気ディスク装置を制御するプロセッサに対して割り込み
を発生させ、このプロセッサに欠陥検出処理を行わせる
割込制御手段とを設けることができる。この場合には、
媒体欠陥のない正常な場合には、プロセッサに割り込み
が発生しないので、プロセッサは媒体欠陥検出以外の処
理を続けることができる。
【0016】なお、これらの形態の磁気ディスク装置に
おいては、サンプリング手段がリード信号のサンプリン
グを媒体の信号に非同期で行うと媒体の欠陥検出効率が
向上する。また、媒体には、書込み可能な最高周波数で
単一のデータパターンを書き込んでおけば、媒体の微小
欠陥まで見つけることが可能となる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下添付図面を用いて本発明の実
施形態を具体的な実施例に基づいて詳細に説明する。図
3は本発明における磁気ディスク装置の媒体欠陥検出装
置の全体構成を示すものである。1は磁気ディスク媒体
であり、VCM(ボイスコイルモータ)2Aによって駆
動される磁気ヘッド2によりディスク媒体1上の情報が
記録、再生される。磁気ヘッド2からのリード信号はヘ
ッドIC3を経てリードチャネルIC4に入力される。
このリードチャネルIC4の構成については後述する。
【0018】リードチャネルIC4はハードディスクコ
ントローラ(HDC)5とドライブLSI7に接続され
ている。また、ドライブLSI7の出力はデジタル信号
プロセッサ(DSP)11に入力され、パワーアンプ1
0を通じてVCM2Aに戻され、VCM2Aが制御され
る。そして、HDC5とドライブLSI7は、バス21
を通じてMCU8、バッファ9、及びプログラマブルR
OM(PROM)12に相互に接続されている。更に、
HDC5はバス22を通じてホストインタフェース(I
/F)13に接続されている。
【0019】なお、図3において、DDは欠陥検出信
号、RRCはリードリファレンスクロック、RG信号は
リードゲート信号、WG信号はライトゲート信号、及
び、W/R信号は書込/読出信号を示している。欠陥検
出モードでは、データバスの一本のNRZbit7が欠
陥検出信号DDの出力用に割り当てられている。図4は
図3のリードチャネルIC4の内部構成を示すものであ
る。ヘッドICからのリード信号はECLレシーバ1
4、利得制御アンプ(GCA)15、アナログフィルタ
16、AD変換器(ADC)17、及び自動等化、レベ
ル検出、周波数検出回路18を経てTA(サーマルアス
ペリティ)検出回路20、欠陥検出回路40、及びサー
ボ復調回路50に入力される。欠陥検出回路40の内部
の構成については後述する。TA検出回路20からのサ
ーマルアスペリティの検出信号、欠陥検出回路40から
の欠陥位置情報と欠陥検出信号DD、及び、サーボ復調
回路50からのサーボ情報は、パラレルインタフェース
(I/F)51を通じてドライブLSI7に入力され、
ドライブLSI7からDSP11とMCU8に出力され
る。
【0020】また、自動等化、レベル検出、周波数検出
回路18の出力は、GCA制御回路19を通じてGCA
15にフィードバックされると共に、パーシャルレスポ
ンスクラス4(PR4)回路52にも出力される。PR
4回路52の出力は、シリアル−パラレル変換回路5
3、デコーダ54、デスクランブラ55を経てパラレル
インタフェース(I/F)56に入力され、HDC5に
出力される。パラレルI/F56からHDC5への出力
にはRRCも含まれる。
【0021】一方、HDC5からパラレルI/F56に
入力された書込データ信号は、スクランブラ57、エン
コーダ58、プリコーダ59、プリコンペンセイション
60、及びECLドライバ61を経てヘッドICに出力
される。書込回路は本発明の主題とは関係がないので、
これ以上の説明を省略する。更に、リードチャネルIC
4にはリード/ライト用のクロック回路が設けられてい
る。このクロック回路には、自動等化、レベル検出、周
波数検出回路18の出力が入力されるDAC(ディジタ
ル−アナログ変換器)62があり、このDAC62の出
力はループフィルタ63、リードVCO64を通じてク
ロック制御回路68に入力され、リード系モジュールと
ライト系モジュールに出力される。リードVCO64の
出力は位相比較器65にも出力され、位相比較器65は
シンセサイザPLL66から入力される基準クロックと
の位相差をループフィルタ63にフィードバックする。
シンセサイザPLL66にはループフィルタ67が接続
されており、シンセサイザPLL66に入力された基準
クロックはクロック制御回路68にも出力される。
【0022】図5は図3のドライブLSI7の内部構成
を示すものである。図において>はリードリファレンス
クロックRRC、欠陥検出信号DD、クリア信号CL
R、クロックCLK、リードゲート信号RG、及びラッ
チアドレス信号が入力される入力端子を示しており、○
は欠陥検出信号DD、ハイラッチデータ、及びローラッ
チデータが出力される出力端子を示している。クリア信
号CLRはMCUが欠陥情報を読み込んだ後、特定アド
レスにデータをライトすることにより発行されるリセッ
ト信号である。また、クロックCLKはドライブLSI
7のシステムクロックである。
【0023】ドライブLSI7には、複数個のフリップ
フロップ(FF)23,24,25,33,34、サー
ボゲートカウンタ26、N個のハイラッチ回路28とそ
の前段に設けられるN個のNAND回路27、N個のロ
ーラッチ回路30とその前段に設けられるN個のNAN
D回路29、欠陥検出信号DDカウンタ31、セレクタ
32,37、2つのマルチプレクサ(MPX)35,3
6、及びAND回路38があり、図示のように接続され
ている。なお、図5の中の太線はバスを示しており、細
線は信号線を示している。
【0024】FF23にはリードリファレンスクロック
RRCと欠陥検出信号DDが入力されており、リードリ
ファレンスクロックRRCの立ち下がりで欠陥検出信号
DDのレベルが出力端子Qから出力される。また、FF
24はFF23の出力がハイレベルになると、クリア信
号がリセット端子RSTに入力されるまでの間、出力を
ハイレベルにラッチする働きをする。更に、FF25
は、リードゲート信号RGの立ち下がりでFF24の出
力を取込み、FF24の出力がハイレベルの時に、MC
Uに補正された欠陥検出信号DDCを出力するものであ
る。この欠陥検出信号DDCは欠陥検出信号DDの周波
数が逓倍されたものである。
【0025】一方、クロックCLKが入力されるサーボ
ゲートカウンタ26は、サーボゲート信号からの距離を
測定するためのカウンタである。また、NAND回路2
7は、欠陥検出信号DDの立ち上がりをラッチするトリ
ガを選択するためのものであり、ハイラッチ回路28
は、欠陥検出信号DDの立ち上がりをラッチするラッチ
である。同様に、NAND回路29は欠陥検出信号DD
の立ち下がりをラッチするトリガを選択するためのもの
であり、ローラッチ回路30は欠陥検出信号DDの立ち
下がりをラッチするラッチである。AND回路38はロ
ーラッチ回路30の取込み信号を作成するためのもので
ある。ハイラッチ回路28とローラッチ回路30は、L
T端子がローの時のDT端子の値を保持するように動作
する。
【0026】DDカウンタ31は欠陥検出信号DDがハ
イレベルになった回数をカウントするカウンタであり、
セレクタ32はカウンタ31の出力からどのハイラッチ
回路28またはローラッチ回路30を選択するかの選択
信号を出力するものである。セレクタ32の出力は、選
択したラッチへの信号がハイになるように構成すること
により、AND回路と同じ論理になる。また、FF33
とFF34は、入力されるリードリファレンスクロック
RRCを1クロック分遅らせる働きをする。更に、MP
X35はN個のハイラッチ回路28からの出力の立ち上
がり位置を選択してハイラッチデータとして出力するも
のであり、MPX36はN個のローラッチ回路30から
の出力の立ち下がり位置を選択してローラッチデータと
して出力するものである。更に、セレクタ37はどの欠
陥情報を出力するかを選択するものである。
【0027】図6は図4の欠陥検出回路40の内部構成
を示すものである。媒体欠陥回路40ではPR4ML
(パーシャルレスポンスクラス4の最尤検出)の復調に
必須な1+Dの演算回路41を使用しており、リード信
号はこの1+Dの演算回路41に入力される。1+Dの
演算回路41の出力は2つに分岐され、一方は上限基準
値が入力される比較器42に入力され、他方は下限基準
値が入力される比較器43に入力される。上限基準値と
下限基準値は基準値出力回路45から出力されるが、こ
の上限基準値と下限基準値(スライスレベル)は、基準
値変更回路46により可変になっている。
【0028】比較器42と43は、1+Dの演算回路4
1からの出力がスライスを越えた場合にはOR回路44
に欠陥検出信号を出力する。OR回路44は、リードリ
ファレンスクロックRRCに同期してドライブLSI7
に欠陥検出信号DDを出力する。ドライブLSI7で
は、前述の構成の回路(カウンタ31とハイラッチ回路
28、ローラッチ回路30等)により、欠陥検出信号D
Dが真になる開始位置とその長さを記録し、媒体の欠陥
位置と欠陥の大きさを特定する。
【0029】ここで、図6で説明した欠陥検出回路40
及び図5で説明したドライブLSI7の動作を、媒体の
欠陥がミッシングの場合、エキストラの場合、及びサー
マルアスペリティの場合のそれぞれについて図7から図
9を用いて説明する。図7は媒体欠陥がミッシングの時
の、本発明の磁気ディスク装置の媒体欠陥検出装置にお
ける欠陥検出の動作を説明するタイムチャートである。
【0030】媒体欠陥の1つであるミッシングの検出時
には、図3及び図4で説明したリードチャネルIC4に
対して欠陥検出モードを設定し、リードゲートが真にな
ると通常のリード動作を実行せずにリードチャネルIC
4の欠陥検出回路40が動作する。図7に示すようなリ
ード信号RSが図4のADC17に入力された場合、A
DC17ではこのリード信号RSに対して同期をかけず
にシンセサイザのクロックで非同期にサンプリングを行
う。
【0031】そして、サンプリングしたデータの絶対値
を取り、そのデータに対して欠陥検出回路40の1+D
の演算回路41で1+Dの計算を行う。この計算は、サ
ンプリングされたサンプル値の絶対値と前回のサンプル
値の絶対値とを加算する計算である。媒体にミッシング
の欠陥がある場合、リード信号RSには波高値の低い部
分がある。この結果、1+Dの計算結果は波形ABMの
ようになり、下限基準値を下回る部分が存在する。この
ように下限基準値を下回る部分が波形ABMに存在する
場合は、比較器43の出力がハイレベルになり、OR回
路44からは波形DDで示す欠陥検出信号が出力され、
この信号はリード基準クロックに同期してドライブLS
I4に入力される。
【0032】ドライブLSI4ではこの欠陥検出信号D
Dによりラッチ信号LTが、FF23,24によって作
られる。このラッチ信号LTは欠陥検出信号DDのパル
ス幅を広げるためのものである。このようにラッチ信号
LTにより欠陥検出信号DDのパルス幅を広げる理由
は、パルス幅を後段の回路で取り込み可能な所定の幅以
上に広くするためである。この場合、欠陥検出信号DD
のパルス幅は、リードリファレンスクロックRRCの1
周期以上に広げれば良い。そうすると、媒体にミッシン
グの欠陥がある場合、RRCの立ち上がりで必ずミッシ
ングを示すラッチ信号LTを取り込むことができ、補正
された欠陥検出信号DDCを作ることができるためであ
る。
【0033】図8は媒体欠陥がエキストラの時の、本発
明の磁気ディスク装置の媒体欠陥検出装置における欠陥
検出の動作を説明するタイムチャートである。媒体欠陥
の1つであるエキストラの検出時は、図7で説明したミ
ッシングの検出と同様に行うことができる。図8に示す
ようなリード信号RSが図4のADC17に入力された
場合、ADC17はこのリード信号RSに対して同期を
かけずにシンセサイザのクロックで非同期にサンプリン
グを行う。そして、サンプリングしたデータの絶対値を
取り、そのデータに対して欠陥検出回路40の1+Dの
演算回路41で1+Dの計算を行う。
【0034】媒体にエキストラの欠陥がある場合、リー
ド信号RSには波高値の高い部分がある。この結果、1
+Dの計算結果は波形ABEのようになり、上限基準値
を上回る部分が存在する。このように上限基準値を上回
る部分が波形ABEに存在する場合は、比較器42の出
力がハイレベルになり、OR回路44からは波形DDで
示す欠陥検出信号が出力され、この信号はリードリファ
レンスクロックに同期してドライブLSI4に入力され
る。
【0035】ドライブLSI4ではこの欠陥検出信号D
Dによりラッチ信号LTが、FF23,24によって作
られる。この結果、媒体にエキストラの欠陥がある場
合、リードリファレンスクロックRRCの立ち上がりで
エキストラを示すラッチ信号LTを取り込み、補正され
た欠陥検出信号DDCが作られる。図9は媒体欠陥がサ
ーマルアスペリティの時の、本発明の磁気ディスク装置
の媒体欠陥検出装置における欠陥検出の動作を説明する
タイムチャートである。
【0036】媒体欠陥の1つであるサーマルアスペリテ
ィの検出は、サンプリング値の加算に絶対値を使用しな
いことを除いて、図7,図8で説明したミッシングやエ
キストラの検出とほぼ同様の手順で行うことができる。
磁気ディスク媒体にサーマルアスペリティが発生した場
合は、リード信号RSに一点鎖線で示すような直流成分
DCが加わり、リード信号RSは直流成分DCによって
正方向、或いは負方向にシフトされる。図9に示すよう
なリード信号RSが図4のADC17に入力された場
合、ADC17はこのリード信号RSに対して同期をか
けずにシンセサイザのクロックで非同期にサンプリング
を行う。そして、サンプリングしたデータは絶対値を取
らずに符号付きの値のまま、欠陥検出回路40の1+D
の演算回路41で1+Dの計算を行う。これは、サーマ
ルアスペリティの発生時にはリード信号の直流成分が変
動するため、符号付のサンプリング値から検出可能とな
るからである。
【0037】媒体にサーマルアスペリティが発生した場
合、リード信号RSには正方向、或いは負方向へのシフ
トが発生している部分がある。この例ではリード信号R
Sには正方向へのシフトが発生している部分がある。こ
の結果、1+Dの計算結果は波形TAWのようになり、
上限基準値を上回る部分が存在する。このように上限基
準値を上回る部分が波形TAWに存在する場合は、比較
器42の出力がハイレベルになり、OR回路44からは
波形DDで示す欠陥検出信号が出力され、この信号はリ
ード基準クロックに同期してドライブLSI4に入力さ
れる。
【0038】ドライブLSI4ではこの欠陥検出信号D
Dによりラッチ信号LTが、FF23,24によって作
られる。この例では、サーマルアスペリティにより欠陥
検出信号DDのパルスが3箇所に発生している。このよ
うな場合、最初の欠陥検出信号DD1によりラッチ信号
の立ち下がりは波形LT1となる。ところが、引続き2
番目の欠陥検出信号DD2があるので、ラッチ信号は波
形LT2の部分まで延長される。更に、引続き3番目の
欠陥検出信号DD3があるので、ラッチ信号は最終的に
は波形LT3の部分まで延長される。このように、媒体
にサーマルアスペリティの欠陥がある場合も、リードリ
ファレンスクロックRRCの立ち上がりでエキストラを
示すラッチ信号LTを取り込み、補正された欠陥検出信
号DDCが作られる。
【0039】なお、以上のような媒体欠陥の検出におい
て、比較器42,43に設定する上限基準値と下限基準
値のレベルは、プロセッサから設定可能とする。また、
各比較器42,43の出力はプロセッサからの設定でマ
スク可能とし、比較器42,43の出力のどちらか一方
のみを出力可能とする。そうすれば、下限基準値のみを
設定した比較器42のみを有効にすることによりミッシ
ングの検出を行うことができ、上限基準値を設定した比
較器43のみを有効にすることによりエキストラの検出
を行うことができるようになる。
【0040】図10はドライブLSI4における欠陥検
出信号DDの取込みタイミングを示すものである。媒体
に複数箇所の欠陥がある場合、欠陥検出信号DDも複数
箇所に現れ、それに伴ってドライブLSI4の内部でリ
ードリファレンスクロックRRCの1周期以上のパルス
幅を持つラッチ信号LTが作られ、リードリファレンス
クロックRRCの立ち上がりのタイミングでラッチ信号
LTがハイレベルの部分で補正された欠陥検出信号DD
Cが立ち上がる。この補正された欠陥検出信号DDCの
立ち下がりは次のリードリファレンスクロックRRCの
立ち上がりの時点である。
【0041】図11にエンベデッドサーボ方式を想定し
た欠陥検出モード時のフォーマット例を示す。SVはサ
ーボフレームであり、この例ではサーボフレームSVの
間のデータフレームF2を全て測定用パターンライト機
能(8/9ENC、プリコーダバイパス)で書き込んで
おく。このとき、SB(Sync Byte)やトレー
ニング部を含まないパターンで書込みを実施する。
【0042】ここで、媒体欠陥検出を行う場合のリード
チャネルIC4の各種設定を以下に示す。 (1) 欠陥検出モード このモードに設定されると通常のリード動作は行わずに
シンセサイザクロックによるサンプリングを実行し、絶
対値による1+Dの演算を行う。演算結果は上限基準値
と下限基準値と比較され、いずれかの基準値を越えると
リードリファレンスクロックRRCに同期してNRZの
欠陥検出信号DDが1になる。
【0043】(2) サーマルアスペリティ検出モード 欠陥検出時の1+Dの演算を符号付きで実行する。 (3) 上限基準値マスクモード 1+Dの演算結果と上限基準値との比較結果をマスクす
る。 (4) 下限基準値マスクモード 1+Dの演算結果と下限基準値との比較結果をマスクす
る。
【0044】(5) 上限基準値設定モード 1+Dの演算結果と比較する上限基準値設定する。 (6) 下限基準値設定モード 1+Dの演算結果と比較する下限基準値設定する。 本発明の磁気ディスク装置の媒体欠陥検出装置は、磁気
ディスク装置の製造後の出荷前に媒体の検査を行うもの
であり、これらのモード(1) から(6) が設定されていな
い場合は動作しないようになっている。この結果、無駄
な消費電力を抑えることができる。
【0045】図12及び図13は以上のような磁気ディ
スク装置の媒体欠陥検出装置の媒体欠陥検出動作の手順
を示すフローチャートである。ステップ201では、ま
ず、媒体の総欠陥個数と、ハイラッチ回路とローラッチ
回路の番号Nが全て0にセットされる。続くステップ2
02では、リードチャネルIC(RDC)を単一パター
ン書き込みモードに設定し、ステップ203においてデ
ィスク媒体のデータ部前面に最高周波数の単一パターン
を書き込む。次のステップ204では、RDCの欠陥検
出スライスレジスタにスライスレベル(上限基準値と下
限基準値)を設定する。ここでは、検出しようとする欠
陥の種類によってスライスレベルを変更する。このと
き、サーマルアスペリティを検出する場合は、サーマル
アスペリティモードも設定する。
【0046】続くステップ205ではRDCを媒体欠陥
検出モードに設定し、ステップ206でドライブLSI
のハイラッチ回路とローラッチ回路とを全てクリアす
る。そして、ステップ207において、ドライブLSI
からMCUに対するエラー信号を解除する。このように
して設定が終了すると、ステップ208で媒体のリード
が実行される。次のステップ209は媒体のセクタが終
了したか否かを判定するものであり、セクタが終了して
いない時にはステップ208に戻ってリードを続行す
る。一方、セクタが終了した時にはステップ210に進
み、正常終了したか否か、即ち、欠陥検出がなかったか
否かを判定する。そのセクタに欠陥検出がなかった場合
はステップ211に進み、全セクタのリードを終了した
か否かを判定する。全セクタのリードが終了した場合に
はステップ212で欠陥検出モードを解除してこのルー
チンを終了するが、全セクタのリードが終了していない
場合にはステップ208に戻り、残りのセクタのリード
動作を続行する。
【0047】次に、媒体に欠陥があった場合には、ステ
ップ210において正常終了ではないと判定され、ステ
ップ213に進む。ステップ213ではN個ずつあるハ
イラッチ回路とローラッチ回路の番号に1が加算され
る。ハイラッチ回路とローラッチ回路の番号はステップ
201で0に設定されているので、初めてステップ21
3に進んできた時にはハイラッチ回路とローラッチ回路
の番号は1になる。そして、ステップ214において媒
体の総欠陥個数に1を加える計算を行う。媒体の総欠陥
個数はステップ201において0に設定されているの
で、初めてステップ214に進んできた時には、媒体の
総欠陥個数は1になる。
【0048】ステップ215ではN番目のハイラッチ回
路の値をそのサーボセクタの欠陥の先頭として登録す
る。次のステップ216ではN番目のローラッチ回路の
値が0か否かが判定される。N番目のローラッチ回路の
値が0の時はステップ217に進んでN番目のローラッ
チ回路の値をリードゲートが閉じる位置の値に変更す
る。この処理は、サーボセクタの終りまで欠陥が連続す
る場合は、ローラッチ回路に値が入らないために、セク
タの終りの値を欠陥終了位置とする処理である。また、
ステップ216においてN番目のローラッチ回路の値が
0でない場合はステップ218に進む。ステップ218
ではN番目のローラッチ回路とハイラッチ回路の差を欠
陥の長さとして登録する。そして、ステップ219にお
いてハイラッチ回路とローラッチ回路の番号Nに1を加
算し、次のステップ220でN番目のハイラッチ回路の
値が0か否かを判定し、0の場合はステップ221に進
み、0でない場合はステップ214に戻る。
【0049】ステップ221では媒体の総欠陥個数が、
媒体に許される最大欠陥個数以下か否かが判定され、最
大欠陥個数以下の場合はステップ211に進んで全セク
タのリードが終了したか否かが判定されるが、総欠陥個
数が最大欠陥個数を越えた場合は、ステップ222に進
み、装置不良、即ち、この媒体は欠陥箇所が多くて使用
できないので交換の必要があることを示してステップ2
12に進み、欠陥検出モードを解除してこのルーチンを
終了する。
【0050】このように、媒体に欠陥がある場合はその
部分の長さを登録して使用しないようにし、媒体の欠陥
箇所が許容数を越えて多い場合には、使用できる領域が
少ないので、その媒体を不良として交換が指示される。
次に、ドライブLSI4の動作について図14を用いて
説明する。媒体にミッシングの欠陥が存在すると、この
欠陥によりリード信号RSに振幅が低くなる異常が発生
する。この欠陥は前述のリードチャネルICの欠陥検出
回路40(図6)によって検出され、リードチャネルI
CからはリードリファレンスクロックRRCに同期して
欠陥検出信号DDがハイレベルになる。このハイレベル
になった欠陥検出信号DDの位置と、ローレベルになっ
た欠陥検出信号DDの位置をレジスタに記録しておくこ
とにより媒体欠陥の位置とその大きさを知ることが可能
となる。
【0051】フリップフロップ23は欠陥検出信号DD
を、リードリファレンスクロックRRCの立ち下がりエ
ッジで取り込む。フリップフロップ24の出力は、欠陥
が発生したことを示す信号であり、補正された欠陥検出
信号DDCは、フリップフロップ24の出力をリードゲ
ート信号RGの立ち下がりで取り込んだ信号である。D
Dカウンタ31のOut0は出力のビット0であり、O
ut1は出力のビット1である。よって、DDカウンタ
31のOut0とOut1が共にローの時は、DDカウ
ンタ31の出力値は0であり、Out0がハイでOut
1がローの時は、DDカウンタ31の出力値は1であ
り、Out0がローでOut1がハイの時は、DDカウ
ンタ31の出力値は2である。
【0052】ハイラッチ回路26のn番目のものをハイ
ラッチnとした時に、ハイラッチ1はそのLT入力がロ
ーになった時にカウンタ26の出力をラッチするので、
ハイラッチ1の出力は3となり、ハイラッチ2はそのL
T入力がローになった時にカウンタ26の出力をラッチ
するので、ハイラッチ2の出力は5となる。同様に、ロ
ーラッチ回路30のn番目のものをローラッチnとした
時に、ローラッチ1はそのLT入力がローになった時に
カウンタ26の出力をラッチするので、ローラッチ1の
出力は5となり、ローラッチ2はそのLT入力がローに
なった時にカウンタ26の出力をラッチするので、ロー
ラッチ2の出力は13となる。
【0053】実際の回路においては、リードゲートが開
いている時間(リードゲート信号RGがハイレベルの時
間)をカウント可能なカウンタと、欠陥情報が出力され
るHDC5とリードチャネルIC4の間のデータバスが
ハイレベルになった時のカウンタの値を記録する複数の
ラッチと、ローレベルになった時のカウンタの値を記録
する複数のラッチを設けることにより、1回のリードゲ
ート中に存在する複数の欠陥を検出することが可能とな
る。
【0054】以上説明したように、本発明によれば、リ
ードチャネルIC内部にもともと内蔵されている1+D
の演算回路を流用し、且つAD変換器の出力を絶対値で
演算するか符号有りで演算するかを切り替える機能と、
1+Dの演算結果を基準値と比較することにより、短時
間で媒体にどのような欠陥がどのような位置に存在して
いるか検査することが可能となり、磁気ディスク装置の
製造性と信頼性の向上に寄与することが大である。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の磁気ディ
スク装置及びこの装置に使用するリードチャネルICに
よれば、媒体欠陥のサーマルアスペリティ、ミッシン
グ、及びエキストラを区別して少ないリード回数で媒体
欠陥を検出することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の磁気ディスク装置の第1から第4の形
態の原理的な構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の磁気ディスク装置の第5の形態の原理
的な構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の磁気ディスク装置の全体構成を示すブ
ロック図である。
【図4】図3のリードチャネルICの内部構成を示すブ
ロック図である。
【図5】図3のドライブLSIの内部構成を示すブロッ
ク図である。
【図6】図4の欠陥検出回路の内部構成を示すブロック
図である。
【図7】媒体欠陥がミッシングの時の、本発明の磁気デ
ィスク装置における欠陥検出の動作を説明するタイムチ
ャートである。
【図8】媒体欠陥がエキストラの時の、本発明の磁気デ
ィスク装置における欠陥検出の動作を説明するタイムチ
ャートである。
【図9】媒体欠陥がサーマルアスペリティの時の、本発
明の磁気ディスク装置における欠陥検出の動作を説明す
るタイムチャートである。
【図10】ドライブLSIにおける第1の欠陥検出信号
DDの取込みタイミングを説明するタイムチャートであ
る。
【図11】エンベデッドサーボ方式の欠陥検出モード時
のフォーマット例を示す説明図である。
【図12】本発明の磁気ディスク装置の媒体欠陥検出動
作の手順の一例を示すフローチャートの一部である。
【図13】本発明の磁気ディスク装置の媒体欠陥検出動
作の手順の一例を示すフローチャートの一部である。
【図14】図5のドライブLSIの各部の動作を示すタ
イムチャートである。
【符号の説明】
1…磁気ディスク媒体 2…磁気ヘッド 4…リードチャネルIC 5…ハードディスクコントローラ(HDC) 7…ドライブLSI 8…MCU 20…サーマルアスペリティ検出器 23〜25,33,34…フリップフロップ(FF) 26…サーボゲートカウンタ 28…ハイラッチ回路 30…ローラッチ回路 31…欠陥信号カウンタ 35,36…マルチプレクサ(MPX) 37…セレクタ 40…欠陥検出回路 41…1+Dの演算回路 42,43…比較器 45…基準値出力回路 46…基準値変更回路
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 5/09 G11B 5/00 - 5/024

Claims (19)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヘッドから読み出されたリード信号から
    媒体の欠陥を検出することができる磁気ディスク装置で
    あって、 前記リード信号をサンプリングするサンプリング手段
    と、 サンプリングされたサンプル値と前回のサンプル値の和
    を算出する加算手段と、 今回と前回のサンプル値の和を、予め設定された下限を
    示す下限基準値、及び上限を示す上限基準値と比較する
    比較手段、及び、 前記サンプル値の和が、前記下限基準値を下回った部
    分、及び、前記上限基準値を上回った部分を、サーマル
    アスペリティによる媒体欠陥として検出し、欠陥検出信
    号を発生する欠陥検出信号発生手段と、 を備えることを特徴とする磁気ディスク装置。
  2. 【請求項2】 ヘッドから読み出されたリード信号から
    媒体の欠陥を検出することができる磁気ディスク装置で
    あって、 前記リード信号をサンプリングするサンプリング手段
    と、 サンプリングされたサンプル値の絶対値と前回のサンプ
    ル値の絶対値の和を算出する加算手段と、 今回と前回のサンプル値の絶対値の和を、予め設定され
    た下限を示す下限基準値と比較する比較手段、及び、 前記サンプル値の絶対値の和が、前記下限基準値を下回
    った部分を、ミッシングによる媒体欠陥として検出し、
    欠陥検出信号を発生する欠陥検出信号発生手段と、 を備えることを特徴とする磁気ディスク装置。
  3. 【請求項3】 ヘッドから読み出されたリード信号から
    媒体の欠陥を検出することができる磁気ディスク装置で
    あって、 前記リード信号をサンプリングするサンプリング手段
    と、 サンプリングされたサンプル値の絶対値と前回のサンプ
    ル値の絶対値の和を算出する加算手段と、 今回と前回のサンプル値の絶対値の和を、予め設定され
    た上限を示す上限基準値と比較する比較手段、及び、 前記サンプル値の絶対値の和が、前記上限基準値を上回
    った部分を、エキストラによる媒体欠陥として検出し、
    欠陥検出信号を発生する欠陥検出信号発生手段と、 を備えることを特徴とする磁気ディスク装置。
  4. 【請求項4】 ヘッドから読み出されたリード信号から
    媒体の欠陥を検出することができる磁気ディスク装置で
    あって、 前記リード信号をサンプリングするサンプリング手段
    と、 サンプリングされたサンプル値の絶対値と前回のサンプ
    ル値の絶対値の和を算出する加算手段と、 今回と前回のサンプル値の絶対値の和を、予め設定され
    た下限を示す下限基準値、及び上限を示す上限基準値と
    比較する比較手段、及び、 前記サンプル値の絶対値の和が、前記下限基準値を下回
    った部分をミッシングによる媒体欠陥として検出すると
    共に、前記上限基準値を上回った部分をエキストラによ
    る媒体欠陥として検出し、欠陥検出信号を発生する欠陥
    検出信号発生手段とを備え、 一度のリード動作で2つの欠陥を検出できることを特徴
    とする磁気ディスク装置。
  5. 【請求項5】 ヘッドから読み出されたリード信号から
    媒体の欠陥を検出することができる磁気ディスク装置で
    あって、 前記リード信号をサンプリングするサンプリング手段
    と、 サンプリングされたサンプル値と前回のサンプル値の和
    を算出する第1の加算手段と、 サンプリングされたサンプル値の絶対値と前回のサンプ
    ル値の絶対値の和を算出する第2の加算手段と、 今回と前回のサンプル値の和を、予め設定された下限を
    示す第1の下限基準値、及び上限を示す第1の上限基準
    値と比較する第1の比較手段、 今回と前回のサンプル値の絶対値の和を、予め設定され
    た下限を示す第2の下限基準値、及び上限を示す第2の
    上限基準値と比較する第2の比較手段、及び、 前記サンプル値の和が、前記第1の下限基準値を下回っ
    た部分、及び、前記第2の上限基準値を上回った部分
    を、サーマルアスペリティによる媒体欠陥として検出す
    ると共に、前記サンプル値の絶対値の和が、前記第2の
    下限基準値を下回った部分をミッシングによる媒体欠陥
    として検出すると共に、前記第2の上限基準値を上回っ
    た部分をエキストラによる媒体欠陥として検出し、欠陥
    検出信号を発生する欠陥検出信号発生手段とを備え、 一度のリード動作で3種類の媒体欠陥を検出できること
    を特徴とする磁気ディスク装置。
  6. 【請求項6】 請求項1から5の何れか1項に記載の磁
    気ディスク装置であって、更に、 前記欠陥検出信号から、パルス幅が後段の回路で取り込
    み可能な所定の幅以上に広い補正欠陥検出信号を発生す
    る欠陥検出信号補正手段を備える磁気ディスク装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の磁気ディスク装置であ
    って、 前記欠陥検出信号補正手段は、前記欠陥検出信号が入力
    された場合に、次のリードリファレンスクロックに同期
    して、少なくともこのリードリファレンスクロックの1
    周期の幅以上の幅を持つ補正欠陥検出信号を出力する磁
    気ディスク装置。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の磁気ディスク装置であ
    って、更に、 前記媒***置に同期して発生されるクロックをカウント
    するカウンタ、及び前記補正欠陥検出信号の変化点にお
    ける前記カウンタの値を保持するラッチとを備え、 前記補正欠陥検出信号の出力開始と終了に対応する媒体
    上の位置を記録できるようにした磁気ディスク装置。
  9. 【請求項9】 請求項1から5の何れか1項に記載の磁
    気ディスク装置であって、更に、 前記基準値の値を変更可能な基準値変更手段を備える磁
    気ディスク装置。
  10. 【請求項10】 請求項1から5の何れか1項に記載の
    磁気ディスク装置であって、更に、 リード動作を示すリードゲート信号が偽になるタイミン
    グを検出する偽タイミング検出手段、及び、 前記欠陥検出信号発生手段から欠陥検出信号が発生され
    た場合に、前記偽タイミングで磁気ディスク装置を制御
    するプロセッサに対して割り込みを発生させ、このプロ
    セッサに欠陥検出処理を行わせる割込制御手段と、 を備える磁気ディスク装置。
  11. 【請求項11】 請求項1から5の何れか1項に記載の
    磁気ディスク装置であって、 前記サンプリング手段が前記リード信号のサンプリング
    を、媒体の信号に非同期で行うことを特徴とする磁気デ
    ィスク装置。
  12. 【請求項12】 請求項1から5の何れか1項に記載の
    磁気ディスク装置であって、 前記媒体には、書込み可能な最高周波数で単一のデータ
    パターンが書き込まれている磁気ディスク装置。
  13. 【請求項13】 請求項1から5の何れか1項に記載の
    磁気ディスク装置に使用するリードチャネルICであっ
    て、 前記サンプリング手段、加算手段、比較手段、及び欠陥
    検出信号発生手段とを内蔵するリードチャネルIC。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載のリードチャネルI
    Cであって、 前記欠陥検出信号から、パルス幅が後段の回路で取り込
    み可能な所定の幅以上に広い補正欠陥検出信号を発生す
    る欠陥検出信号補正手段を備えるリードチャネルIC。
  15. 【請求項15】 請求項14に記載のリードチャネルI
    Cであって、 前記欠陥検出信号補正手段は、前記欠陥検出信号が入力
    された場合に、次のリードリファレンスクロックに同期
    して、少なくともこのリードリファレンスクロックの1
    周期の幅以上の幅を持つ補正欠陥検出信号を出力するリ
    ードチャネルIC。
  16. 【請求項16】 請求項15に記載のリードチャネルI
    Cであって、更に、 前記媒***置に同期して発生されるクロックをカウント
    するカウンタ、及び前記補正欠陥検出信号の変化点にお
    ける前記カウンタの値を保持するラッチとを備え、 前記補正欠陥検出信号の出力開始と終了に対応する媒体
    上の位置を記録できるようにしたリードチャネルIC。
  17. 【請求項17】 請求項13から16の何れか1項に記
    載のリードチャネルICであって、更に、 前記基準値の値を変更可能な基準値変更手段を備えるリ
    ードチャネルIC。
  18. 【請求項18】 請求項13から17の何れか1項に記
    載のリードチャネルICであって、更に、 リード動作を示すリードゲート信号が偽になるタイミン
    グを検出する偽タイミング検出手段、及び、 前記欠陥検出信号発生手段から欠陥検出信号が発生され
    た場合に、前記偽タイミングで磁気ディスク装置を制御
    するプロセッサに対して割り込みを発生させ、このプロ
    セッサに欠陥検出処理を行わせる割込制御手段と、 を備えリードチャネルIC。
  19. 【請求項19】 請求項13から18の何れか1項に記
    載のリードチャネルICであって、 前記サンプリング手段が前記リード信号のサンプリング
    を媒体の信号に非同期で行うことを特徴とするリードチ
    ャネルIC。
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