JP3348953B2 - 電子部品内蔵キー装置 - Google Patents
電子部品内蔵キー装置Info
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- JP3348953B2 JP3348953B2 JP03061294A JP3061294A JP3348953B2 JP 3348953 B2 JP3348953 B2 JP 3348953B2 JP 03061294 A JP03061294 A JP 03061294A JP 3061294 A JP3061294 A JP 3061294A JP 3348953 B2 JP3348953 B2 JP 3348953B2
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- key
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Description
に使用するキー装置、特にトランスポンダ等の電子部品
を内蔵できる電子部品内蔵キー装置に関連する。
される車両用キーは、ロック装置を機械的に解錠するキ
ープレートと、ロック装置に対して空中伝播信号よりな
る解錠信号を出力してこれを解錠する発信装置とを備え
ている。このキーは発信装置を収容した防水ケースとキ
ープレートがインサート成形されたベースとを備え、防
水ケース及びベースを取り外し可能に連結される。この
ようなキー装置は例えば、特公平4−79550号公報
又は特開平2−156835号公報に示されるトランス
ポンダが内蔵される。
6462号公報には、モールド樹脂により形成したヘッ
ドに電子部品を内蔵させるキー装置が提案されている
が、組立の際にねじを必要とする。また、従来のキーの
ヘッドは使用者に良好な感触を与え、また危険防止のた
め軟質樹脂で形成されるが、軟質樹脂でモールド成形し
たヘッドに電子部品を収容すると、機械的な強度が低い
ため、キー装置の使用中に電子部品が過度な機械的変形
力を受けて損傷する危険もある。
樹脂で被覆されたヘッド部に電子部品を収容できる電子
部品内蔵キー装置を提供することを目的とする。
内蔵キー装置は、樹脂製のヘッド(2)と、キーコードを
与える切欠部(3)及びヘッド(2)内に埋設される頭部(1a)
を有するキーブレード(1)とを備え、ヘッド(2)は、キー
ブレード(1)の頭部(1a)を包囲して硬質樹脂により形成
された内側ケース部(6)と、内側ケース部(6)の外側に固
着されると共に軟質樹脂により形成された外層被覆部
(8)と、内側ケース部(6)内に保持された電子部品(4)と
を備えている。このキー装置では、ほぼT字形に形成さ
れたキーブレード(1)と頭部(1a)との角部で内側ケース
部(6)及び外層被覆部(8)内に凹部(5)を形成する。内側
ケース部(6)及び外層被覆部(8)を貫通しかつロック装置
の鍵孔に対向する開口部(5a)を凹部(5)に設け、樹脂製
のホルダ(7)を凹部(5)内に配置し、ロック装置に対して
空中伝播信号よりなる解錠信号を出力するトランスポン
ダを電子部品(4)としてホルダ(7)内に配置する。ホルダ
(7)に設けた弾性変形可能な爪部(9)を凹部(5)の開口部
(5a)の内側に形成された段部(6a)に係止する。この発明
の実施例では、外層被覆部(8)は、内側ケース部(6)の開
口部(6b)を貫通して電子部品(4)を弾性的に押圧する突
起(10)を有する。キーブレード(1)の頭部(1a)よりキー
ブレード(1)の切欠部(3)側にかつキーブレード(1)とほ
ぼ平行に凹部(5)を形成する。
より凹部(5)内に配置された電子部品(4)を外力に対して
保護することができる。また、軟質樹脂により形成され
る外層被覆部(8)は使用者に良好な感触を与え、危険を
防止することができる。また、ホルダ(7)に形成した爪
部(9)を内側ケース部(6)の凹部(5)に係合することによ
り、ねじを使用することなく、ホルダ(7)をヘッド(2)に
ワンタッチで装着することができる。
の実施例を図1〜図3について説明する。
キーコードを与える切欠部3が形成されるキーブレード
1と、キーブレード1の端部に固定される樹脂製のヘッ
ド2とを有する。キーブレード1は頭部1aがヘッド2
内に埋設されるほぼT字形に形成される。ヘッド2は硬
質樹脂により形成された内側ケース部6と、内側ケース
部6の外側及びヘッド2の孔周辺に固着されると共に軟
質樹脂により形成された外層被覆部8と、内側ケース部
6及び外層被覆部8により形成された凹部5内に配置さ
れる樹脂製のホルダ7とを備えている。凹部5内にはホ
ルダ7によって電子部品4が保持され、ホルダ7は内側
ケース部6の凹部5内の段部6aに係止しかつ弾性的に
変形可能な爪部9を有する。段部6aはキーブレード1
とは直角に型抜きできるため、容易に形成できる。硬質
樹脂はポリアセタール、ポリカーボネート等が使用され
る。軟質樹脂はポリクロロプレン、ポリスチレンブタジ
エン等のゴム系樹脂、塩化ビニル樹脂が使用される。
解錠信号を出力するトランスポンダである電子部品4は
図示しないが基板と、基板に固定されたされたコイルア
ンテナ、コンデンサ、バッテリ、定電圧回路、記憶回
路、信号形成回路又は発振回路等の電子回路を構成する
電気的素子を含む。本実施例では、キーブレード1に対
して、最初に樹脂モールドにより内側ケース部6を形成
し、その後、外層被覆部8を樹脂モールドにより形成す
るから、内側ケース部6を所望の形状に形成することが
できる。
ース部6に形成された一対の開口部6bを貫通して電子
部品4を弾性的に押圧する一対の突起10を有する。組
立後は、外層被覆部8の突起10は、電子部品4を弾性
的に押圧して、電子部品4の遊動及び損傷を防止する。
キーブレード1の頭部1aよりキーブレード1の切欠
部3側にかつキーブレード1とほぼ平行に凹部5が形成
され、ホルダ7は図示しないロック装置の鍵孔に対向し
て配置される。また、ホルダ7には外層被覆部8と噛み
合う鋸歯部7aが形成され、爪部9と共にホルダ7の脱
落を阻止する。
により凹部5内に配置された電子部品4を外力に対して
保護することができる。また、軟質樹脂により形成され
る外層被覆部8は使用者に良好な感触を与える。更に、
ホルダ7に形成した爪部9を内側ケース部6の凹部5の
段部6aに係合することにより、ねじを使用することな
く、ホルダ7をヘッド2にワンタッチで装着することが
できる。
キー装置では、軟質樹脂で被覆されたヘッド部に電子部
品を収容できる電子部品内蔵キー装置をねじを使用せず
に組み立てることができる。
例を示す断面図
ド、 3・・切欠部、4・・電子部品、 5・・凹部、
6・・内側ケース部、 7・・ホルダ、 8・・外層
被覆部、 9・・爪部、 10・・突起、
Claims (3)
- 【請求項1】 樹脂製のヘッドと、キーコードを与える
切欠部及びヘッド内に埋設される頭部を有するキーブレ
ードとを備え、ヘッドは、キーブレードの頭部を包囲し
て硬質樹脂により形成された内側ケース部と、内側ケー
ス部の外側に固着されると共に軟質樹脂により形成され
た外層被覆部と、内側ケース部内に保持された電子部品
とを備えたキー装置において、 ほぼT字形に形成されたキーブレードと頭部との角部で
内側ケース部及び外層被覆部内に凹部を形成し、 内側ケース部及び外層被覆部を貫通しかつロック装置の
鍵孔に対向する開口部を凹部に設け、樹脂製のホルダを
凹部内に配置し、ロック装置に対して空中伝播信号より
なる解錠信号を出力するトランスポンダを電子部品とし
てホルダ内に配置し、 ホルダに設けた弾性変形可能な爪部を凹部の開口部の内
側に形成された段部に係止することを特徴とする電子部
品内蔵キー装置。 - 【請求項2】 外層被覆部は、内側ケース部の開口部を
貫通して電子部品を弾性的に押圧する突起を有する請求
項1に記載の電子部品内蔵キー装置。 - 【請求項3】 キーブレードの頭部よりキーブレードの
切欠部側にかつキーブレードとほぼ平行に凹部を形成し
た請求項1に記載の電子部品内蔵キー装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03061294A JP3348953B2 (ja) | 1994-02-28 | 1994-02-28 | 電子部品内蔵キー装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03061294A JP3348953B2 (ja) | 1994-02-28 | 1994-02-28 | 電子部品内蔵キー装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07238722A JPH07238722A (ja) | 1995-09-12 |
JP3348953B2 true JP3348953B2 (ja) | 2002-11-20 |
Family
ID=12308703
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03061294A Expired - Fee Related JP3348953B2 (ja) | 1994-02-28 | 1994-02-28 | 電子部品内蔵キー装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3348953B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0713944A4 (en) * | 1994-05-20 | 2000-10-11 | Tokai Rika Co Ltd | KEY WITH BUILT-IN TRANSMITTER ELEMENT |
JPH09117363A (ja) * | 1995-10-26 | 1997-05-06 | Takatomi Kagaku Kogyo Kk | ハンガー用バネ部材 |
-
1994
- 1994-02-28 JP JP03061294A patent/JP3348953B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07238722A (ja) | 1995-09-12 |
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