JP3348208B2 - ボールペン用水性インキ組成物 - Google Patents
ボールペン用水性インキ組成物Info
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Description
くとも含むボールペン用のインキ組成物に関する。
に染料や顔料を用い、これらの色材を溶剤に溶解及び/
または分散し、また、必要に応じて定着性の向上や粘度
調整の為に樹脂を、溶解性向上や分散安定性向上のため
に界面活性剤を、さらには防腐防黴剤等を添加してい
る。ここで、インキ組成物の粘度は筆記具の形態と密接
に関わることから重要視されている。
持させるようなボ−ルペンは、外観上インキ残量が分か
りにくい。インキ残量が分かるようにするには、インキ
の粘度を上げて、インキを透明または半透明な容器に収
容し、その容器内において、インキが自身を保持できる
様にする必要がある。
添加して調整していた。インキ組成物の溶剤に水を含む
水性インキ組成物の場合は、例えば、天然系のアラビア
ガム、トラガカントガム、グァ−ガム、ロ−カストビ−
ンガム、アルギン酸、カラギ−ナン、ゼラチン、カゼイ
ン、キサンテンガム、デキストラン、半合成系のメチル
セルロ−ス、エチルセルロ−ス、ヒドロキシエチルセル
ロ−ス、カルボキシメチルセルロ−ス、デンプングリコ
−ル酸ナトリウム、アルギン酸ナトリウム、アルギン酸
プロピレングリコ−ルエステル、合成系のポリビニルア
ルコ−ル、ポリビニルピロリドン、ポリビニルメチルエ
−テル、ポリアクリル酸ナトリウム、カルボキシビニル
ポリマ−、ポリエチレンオキサイド、酢酸ビニルとポリ
ビニルピロリドンの共重合体、アクリル樹脂のアルカリ
金属塩、などの水溶性高分子を1種または2種以上混合
して使用していた。
たボ−ルを紙面などの被筆記面上で回転させ、その際ボ
−ルに付着したインキを被筆記面に転写するものである
が、ボ−ルに付着したインキの全てが被筆記面に転写さ
れるとは限らない。被筆記面に転写されない一部のイン
キはボ−ルを抱持するボ−ルペンチップ内部に戻るよう
になるが、ボ−ルとボ−ルペンチップのボ−ルを突出さ
せている小口との間隔は大変狭いものであり、被筆記面
に転写されないインキ一部がボ−ルペンチップの小口外
面部分に溜ることがある。このボ−ルペンチップの小口
外面部分に溜ったインキが筆記するにつれて次第に増加
し、被筆記面に落下して被筆記面を汚す現象をインキの
ボテというが、従来のインキを使用したボ−ルペンでは
このボテ現象が発生するものであった。特に、アート紙
等の、表面に樹脂層を形成したインキの浸透性が悪い加
工紙では、被筆記面に転写されるいんきの量が少ないこ
とから、また、筆記角度を小さくするとボ−ルとボ−ル
ペンチップのボ−ルを突出させている小口との間隔が小
さくなることから筆記時のボテが発生するこという問題
があった。
記一般式(化1)で示される繰り返し単位を有する化合
物及び/またはその塩と、グァーガム及び/またはキサ
ンテンガムとよりなり、pH5.5〜11の範囲にある
ボールペン用水性インキ組成物を要旨とするものであ
る。
−ルペン用インキ組成物として使用する場合、インキ粘
度を50〜2000cps(600cp未満は(株)ト
キメック製ELD型粘度計標準コーンローター1rpm
にて測定、600cp以上は(株)トキメック製ELD
型粘度計ST型ロ−タ− 20rpmにて測定。 温度
25℃)の範囲に設定することが望ましい。インキ粘度
を50cp未満にするとインキを中空の筒体に保持しづ
らくなり、2000cpより高くなるとインキの吐出量
が少なくなり濃度の薄い筆跡となる。
ては、従来水性インキ組成物に用いられている染料、顔
料ともに限定無く使用可能であるが、その具体例を挙げ
ると染料としては、ジャパノ−ルファストブラックDコ
ンク(C.I.ダイレクトブラック17)、ウォ−タ−
ブラック100L(同19)、ウォ−タ−ブラックL−
200(同19)、ウォ−タ−ブラック#7(同1
9)、カヤセットブラックW9(同19)、ダイレクト
ファストブラックB(同22)、ダイレクトファストブ
ラックAB(同32)、ダイレクトディ−プブラックE
X(同38)、ダイレクトディ−プブラック(同38類
似品)、ダイレクトファストブラックコンク(同5
1)、カヤラススプラグレイVGN(同71)、カヤク
ダイレクトブリリアントエロ−G(C.I.ダイレクト
エロ−4)ダイレクトファストエロ−5GL(同2
6)、アイゼンブリムラエロ−GCLH(同44)、ダ
イレクトファストエロ−R(同50)、アイゼンダイレ
クトファストレッドFH(C.I.ダイレクトレッド
1)、ニッポンファストスカ−レットGSX(同4)、
ダイレクトファストスカ−レット4BS(同23)、ア
イゼンダイレクトデュリンBH(同31)、ダイレクト
スカ−レットB(同37)、カヤクダイレクトスカ−レ
ット3B(同39)、アイゼンブリムラピンク2BLH
(同75)、スミライトレッドF3B(同80)、アイ
ゼンブリムラレッド4BH(同81)カヤラススプラル
ビンBL(同83)、カヤラスライトレッドF5G(同
225)、カヤラスライトレッドF5B(同226)、
カヤラスライトロ−ズFR(同227)ダイレクトスカ
イブル−6B(C.I.ダイレクトブル−1)、ダイレ
クトスカイブル−5B(同15)、ベンゾブリリアント
スカイブル−8GS(同41)、スミライトスプラブル
−BRRコンク(同71)、ダイボ−ゲンタ−コイズブ
ル−S(同86)、ウォ−タ−ブル−#3(同86)、
カヤラスタ−コイズブル−GL(同86)、ダイワブル
−215H(同87)、カヤラススプラブル−FF2G
L(同106)、カヤラススプラブル−FFRL(同1
08)カヤラススプラタ−コイズブル−FBL(同19
9)などの直接染料や、アシッドブル−ブラック10B
(C.I.アシッドブラック1)、ニグロシン(同
2)、ウォ−タ−ブラックR455(同2)、ウォ−タ
−ブラックR510(同2)、スミノ−ルミリングブラ
ック8BX(同24)、カヤノ−ルミリングブラックV
LG(同26)、カヤノ−ルミリングブラックBRコン
ク(同31)、ミツイナイロンブラックGL(同5
2)、アイゼンオパ−ルブラックWHエクストラコンク
(同52)、スミランブラックWA(同52)、ラニル
ブラックBGエクストラコンク(同107)、カヤノ−
ルミリングブラックTLB(同109)、スミノ−ルミ
リングブラックB(同109)、カヤノ−ルミリングブ
ラックTLR(同110)、アイゼンオパ−ルブラック
ニュ−コンク(同119)、ウォ−タ−ブラック187
−L(同154)アシッドイエロ−#10(C.I.ア
シッドエロ−1)、カヤクアシッドブリリアントフラビ
ンFF(同7、カヤシルエロ−GG(同17)、キシレ
ンライトエロ−2G140%(同17)、スミノ−ルレ
ベリングエロ−NR(同19)、ウォ−タ−イエロ−#
1(同23)、ダイワタ−トラジン(同25)、カヤク
タ−トラジン(同23)、スミノ−ルファストエロ−R
(同25)ダイアシッドライトエロ−2GP(同2
9)、スミノ−ルミリングエロ−O(同38)、スミノ
−ルミリングエロ−MR(同42)、ウォ−タ−イエロ
−#6(同42)、カヤノ−ルエロ−NFG(同4
9)、スミノ−ルミリングエロ−3G(同72)、スミ
ノ−ルファストエロ−G(同61)、スミノ−ルミリン
グエロ−G(同78)、カヤノ−ルエロ−N5G(同1
10)、スミノ−ルミリングエロ−4G200%(同1
41)、カヤノ−ルエロ−NG(同135)、カヤノ−
ルミリングエロ−5GW(同127)、カヤノ−ルミリ
ングエロ−6GW(同142)、スミトモファストスカ
−レットA(C.I.アシッドレッド8)、カヤクシル
クスカ−レット(同9)、ソ−ラ−ルビンエクストラ
(同14)、ダイワニュ−コクシン(同18)、ウォ−
タ−スカ−レット(同18)、ダイワ赤色102号(同
18)、アイゼンボンソ−RH(同26)、ダイワ赤色
2号(同27)、スミノ−ルレベリングブリリアントレ
ッドS3B(同35)、カヤシルルビノ−ル3GS(同
37)、アイゼンエリスロシン(同51)、カヤクアシ
ッドロ−ダミンFB(同52)、ダイワ赤色106号
(同52)、スミノ−ルレベリングルビノ−ル3GP
(同57)、ダイアシッドアリザリンルビノ−ルF3G
200%(同82)、アリザリンルビノ−ル5G(同8
3)、アイゼンエオシンGH(同87)、ウォ−タ−レ
ッド#2(同87)、ダイワ赤色103WB(同8
7)、ウォ−タ−ピンク#2(同92)、アイゼンアシ
ッドフロキシンPB(同92)、ダイワ赤色104号
(同92)、ロ−ズベンガル(同94)、カヤノ−ルミ
リングスカ−レットFGW(同111)、カヤノ−ルミ
リングルビン3BW(同129)、スミノ−ルミリング
ブリリアントレッド3BNコンク(同131)、スミノ
−ルミリングブリリアントレッドBS(同138)、ア
イゼンオパ−ルピンクBH(同186)、スミノ−ルブ
リリアントレッドBコンク(同249)、カヤクアシッ
ドブリリアントレッド3BL(同254)、カヤクアシ
ッドブリリアントレッドBL(同265)、カヤノ−ル
ミリングレッドGW(同276)、ミツイアシッドバイ
オレット6BN(C.I.アシッドバイオレット1
5)、ミツイアシッドバイオレットBN(同17)、ウ
ォ−タ−バイオレット#1(同49)、ウォ−タ−バイ
オレット#5(同49)、ダイワ紫1号(同49)、バ
イオレットL10(同49)、スミトモパテントピュァ
ブル−VX(C.I.アシッドブル−1)、ウォ−タ−
ブル−#106(同1)、パテントブル−AF(同
7)、ウォ−タ−ブル−#9(同9)、ダイワ青色1号
(同9)、ブル−L20(同9)、スプラノ−ルブル−
B(同15)、ウォ−タ−ブル−#116(同15)、
オリエントソルブルブル−OBC(同22)、オリエン
トソルブルブル−OBX(同22)、スミノ−ルレベリ
ングブル−4GL(同23)、ミツイナイロンファスト
ブル−G(同25)、カヤシルブル−AGG(同4
0)、カヤシルブル−BR(同41)、ミツイアリザリ
ンサフィロ−ルSE(同43)、スミノ−ルレベリング
スカイブル−Rエクストラコンク(同62)、ミツイナ
イロンファストスカイブル−R(同78)、スミトモブ
リリアントインドシアニン6Bh/e(同83)、サン
ドランシアニンN−6B350%(同90)、ウォ−タ
−ブル−#115(同90)、ウォ−タ−ブル−#10
5(同90)、オリエントソルブルブル−OBB(同9
3)、スプラノ−ルシアニン7BF(同100)、スミ
トモブリリアントブル−5G(同103)、アシッドブ
ル−(同103)、アシランブリリアントブル−FFR
(同104)、カヤノ−ルミリングウルトラスカイSE
(同112)、カヤノ−ルミリングシアニン5R(同1
13)、アイゼンオパ−ルシアニン2GLH(同15
8)、ダイワギニアグリ−ンB(C.I.アシッドグリ
−ン3)アシッドブリリアントミリンググリ−ン(同
9)、ダイワグリ−ン#70(同16)、カヤノ−ルシ
アニングリ−ンG(同25)、スミノ−ルミリンググリ
−ンG(同27)、ウォ−タ−オレンジ#17(C.
I.アシッドオレンジ56)などの酸性染料、ウォ−タ
−イエロ−#2(C.I.フ−ドエロ−3)などの食用
染料、マラカイトグリ−ン(C.I.42000)、ビ
クトリアブル−FB(C.I.44045)、メチルバ
イオレットFN(C.I.42535)、ロ−ダミンF
4G(C.I.45160)、ロ−ダミン6GCP
(C.I.45160)などが例示できる。
k 6、同S170,同S610、同5、同4、同4
A、同550、同35、同250、同100、Prin
tex150T、同U、同V、同140U、同140
V、同95、同90、同85、同80、同75、同5
5、同45、同P、同XE2、同L6、同L、同30
0、同30、同3、同35、同25、同200、同A、
同G(以上、デグサ・ジャパン(株)製)、#2400
B、#2350、#2300、#2200B、#100
0、#950、#900、#850、#MCF88,M
A600、MA100、MA7、MA11、#50、#
52、#45、#44、#40、#33、#32、#3
0、CF9、#20B、#4000B(以上、三菱化成
工業(株)製)、MONARCH 1300、同110
0、同1000、同900、同880、同800、同7
00、MOGUL L、REGAL 400R、同66
0R、同500R、同330R、同300R、同99
R、ELFTEX 8、同12、BLACK PEAR
LS 2000(以上、米国、キャボットCo.LTD
製)、Raven7000、同5750、同5250、
同5000、同3500、同2000、同1500、同
1255、同1250、同1200、同1170、同1
060、同1040、同1035、同1020、同10
00、同890H、同890、同850、同790、同
780、同760、同500、同450、同430、同
420、同410、同22、同16、同14、同825
Oil Beads 、同H20、同C、Conduc
tex 975、同900、同SC(以上、コロンビヤ
ン・カ−ボン日本(株)製)等のカ−ボンブラック、K
A−10、同10P、同15、同20、同30、同3
5、同60、同80、同90、KR−310、同38
0、同460、同480(以上、チタン工業(株)
製)、P25(日本アエロジル(株)製)等の酸化チタ
ン、黒色酸化鉄、黄色酸化鉄、赤色酸化鉄、群青、コバ
ルトブル−、クロムグリ−ン、酸化クロム等の無機顔
料、ハンザエロ−10G、同5G、同3G、同4、同G
R、同A、ベンジジンエロ−、パ−マネントエロ−NC
G、タ−トラジンレ−キ、キノリンエロ−、スダ−ン
1、パ−マネントオレンジ、インダスレンブリリアント
オレンジGN、パ−マネントブラウンFG、パラブラウ
ン、パ−マネントレッド4R、ファイヤ−レッド、ブリ
リアントカ−ミンBS、ピラゾロンレッド、レ−キレッ
ドC、キナクリドンレッド、ブリリアントカ−ミン6
B、ボルド−5B、チオインジゴレッド、ファストバイ
オレットB、ジオキサンバイオレット、アルカリブル−
レ−キ、フタロシアニンブル−、インジゴ、アシッドグ
リ−ンレ−キ、フタロシアニングリ−ン等の有機顔料、
BS−605、同607(以上、東洋アルミ(株)
製)、ブロンズパウダ−P−555、同P−777(以
上、中島金属箔工業(株)製)、ブロンズパウダ−3L
5、同3L7(以上、福田金属箔工業(株)製)等の金
属粉顔料が挙げられる。また、この他に硫化亜鉛、珪酸
亜鉛、硫酸亜鉛カドミウム、硫化カルシウム、硫化スト
ロンチウム、タングステン酸カルシウム等の無機蛍光顔
料、その他公知の有機蛍光顔料が挙げられる。前記した
着色剤は、単独或いは、他との組み合わせにより使用で
き、その使用量は色調等によっても異なるが、水性組成
物全量に対して0.5〜20重量%が好ましい。
性媒体に分散した水性インキ組成物ベ−スを用いること
もできる。具体的には、Fuji.SP.Black.
8031、同8119、同8167、同8276、同8
381、同8406、Fuji.SP.Red.509
6、同5111、同5193、同5220、Fuji.
SP.Bordeaux.5500、Fuji.SP.
Blue.6062、同6133、同6134、Fuj
i.SP.Green.7051、Fuji.SP.Y
ellow.4060、Fuji.SP.Viole
t.9011、Fuji.SP.Pink.9524、
同9527、Fuji.SP.Orenge.534、
FUji.SP.Brown.3074(以上、富士色
素(株)製)、Emacol.Black.CN、Em
acol.Blue.FBB、同FB、同KR、Ema
col.Green.LXB、Emacol.Viol
et.BL、Emacol.Brown.3101、E
macol.Carmmine.FB、Emacol.
Red.BS、Emacol.Orange.R、Em
acol.Yellow.FD、同.IRN、同360
1、同FGN、同GN、同GG、同F5G、同F7G、
同10GN、同10G、Sndye.Super.Bl
ack.K、同C、Sandye.Super.Gre
y.B、Sandye.Super.Brown.S
B、同FRL、同RR、Sandye.Super.G
reen.L5G、同GXB、Sandye.Supe
r.Nayvy.Blue.HRL、同GLL、同H
B、同FBL−H、同FBL−160、同FBB、Sa
ndye.Super.Violet.BL.H/C、
同BL、Sandye.Super.Bordeau
x.FR、Sandye.Super.Pink.FB
L、同F5B、Sandye.Super.Rubin
e.FR、Sandye.super.Carmmin
e.FB、Sandye.Super.Red.FF
G、同RR、同BS、Sadye.Super.Ora
nge.FL、同R、同BO、Sandye.Gol
d.Yellow.5GR、同R、同3R、Sandy
e.Ywllow.GG、同F3R、同IRC、同FG
N、同GN、同GRS、同GSR−130、同GSN−
130、同GSN、同10GN(以上、三陽色素(株)
製)、Rio.Fast.Black.Fx.801
2、同8313、同8169、Rio.Fast.Re
d.Fx.8209、同8172、Rio.Fast.
Red.S.Fx.8315、同8316、Rio.F
ast.Blue.Fx.8170、Rio.Fas
t.Blue.FX.8170、Rio.Fast.B
lue.S.Fx.8312、Rio.Fast.Gr
een.S.Fx.8314(以上、東洋インキ(株)
製)、NKW−2101、同2102、同2103、同
2104、同2105、同2106、同2107、同2
108、同2117、同2127、同2137、同21
67、同2101P、同2102P、同2103P、同
2104P、同2105P、同2106P、同2107
P、同2301、同2302、同2303、同230
4、同2305、同2306、同2307、同230
8、同2317、同2327、同2337、同2367
同2108P、同2117P、同2127P、同213
7P、同2167P、同3002、同3003、同30
04、同3005、同3007、同3077、同300
8、同3402、同3404、同3405、同340
7、同3408、同3477、同3602、同360
3、同3604、同3605、同3607、同367
7、同3608、同3702、同3703、同370
4、同3705、同3777、同3708(以上、日本
蛍光化学(株)製)、コスモカラ−S.1000Fシリ
−ズ(東洋ソ−ダ(株)製)、シンロイヒ・カラーベー
スSW−11、同SW−12、同SW−13、同SW−
14、同SW−15、同SW−16、同SW−17、同
SW−27、どうSW−37、同SW−47、同SW−
18、同SW−07(以上、シンロイヒ(株)製)等が
挙げられるものであり、これらは一種もしくは二種以上
混合して用いることができる。また、染料、顔料、分散
顔料は混合して使用することもできる。
有機溶媒を用いることができる。有機溶剤としては具体
的には、エタノ−ル、メタノ−ル、1−プロパノ−ル、
2−プロパノ−ル、1,3−プロパンジオ−ル、2−メ
チル−2,4−ペンタンジオ−ル、2−メトキシエタノ
−ル、2−エトシキエタノ−ル、2−ブトキシエタノ−
ル、2−フェノキシエタノ−ル、2−ベンジルオキシエ
タノ−ル、2−(2−メトキシエトシキ)エタノ−ル、
2−(2−エトキシエトシキ)エタノ−ル、2−(2−
ブトキシエトシキ)エタノ−ル、グリセリン、エチレン
グリコ−ル、プロピレングリコ−ル、ジエチレングリコ
−ル、ポリエチレングリコ−ルなどの水溶性有機溶剤が
挙げられる。
般式(化1)で表される物質及び/またはその塩と、グ
ァーガム及び/またはキサンテンガムを併用する。増粘
用樹脂の比率は上記一般式(化1)が10〜90%、望
ましくは20〜80%である。
色材と、水と、上記一般式(化1)にて示される物質及
び/またはその塩と、グァーガム及び/またはキサンテ
ンガムとを混合、撹拌して得ることができる。更に、必
要に応じて分散機にかけても良く、ろ過、遠心分離によ
り色材の分級を行っても良い。
界面活性剤が使用できる。例示すれば、高分子分散剤と
して、アラビアゴム、トラガントゴム等の天然ゴム類、
サポニン等のグルコシド類、リグニンスルホン酸塩、セ
ラック等の天然高分子、ポリアクリル酸塩、スチレン−
アクリル酸共重合物の塩、スチレン−マレイン酸共重合
体の塩、ビニルナフタレン−マレイン酸共重合物の塩、
β−ナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物の塩、リン
酸塩、などの陰イオン性高分子やポリビニルアルコ−
ル、ポリビニルピロリドン、ポリエチレングリコ−ル等
の非イオン性高分子などが挙げられる。また、界面活性
剤として、脂肪酸塩類、高級アルコ−ル硫酸エステル塩
類、液体脂肪酸硫酸エステル塩類、アルキルアリルスル
ホン酸塩類などの陰イオン界面活性剤、ポリオキシエチ
レンアルキルエ−テル類、ソルビタンアルキルエステル
類、ポリオキシエチレンソルビタンアルキルエステル類
などの非イオン性界面活性剤が挙げられる。
路が詰まりインキ組成物の流出を阻害することを抑制す
るために、デヒドロ酢酸ナトリウム、1,2−ベンゾイ
ソチアゾリン−3−オン、安息香酸ナトリウムなどの防
腐防黴剤を適宜加えることもできる。
触する部分に金属を使用している筆記具の場合、金属の
腐食防止のためにベンゾトリアゾ−ル、エチレンジアミ
ン四酢酸塩等の防蝕剤を適宜添加することができる。
整剤をを添加してもよく、特にインキのpHを5.5〜
11の範囲にした場合、インキの粘度の経時安定性が更
に良くなる。
テの少ない筆跡を得、特に、ア−ト紙等の表面に樹脂層
を形成した加工紙にも均一に筆記でき、アート紙等のイ
ンキの浸透性が悪い加工紙に筆記角度を小さくして筆記
しても、ボテの発生が抑制できる理由は次のように考え
られる。
れる化合物及び/またはその塩と、グァーガム及び/ま
たはキサンテンガムを併用することで、インキに適切な
粘稠性(曳糸性)を安定に付与することが出来る。イン
キに適切な粘稠性があると、ボールに付着したインキの
全てが一時的に被筆記面に転写されなくても、被筆記面
に転写したインキに引っ張られてボールから離れるた
め、ペン先の小口にインキが溜まらない。よって、ボテ
の抑制された筆跡が得られる。更にインキのpHを5.
5から11にすると粘度の経時安定性が良好となり適切
な粘稠性を安定に保つことができき、ボテの発生を長期
に渡って抑制することがっできる。
が、実施例、比較例の中で「部」とあるのは「重量部」
を示す。
cp未満は(株)トキメック製ELD型粘度計標準コー
ンローター10rpmにて測定、50cp以上600c
p未満は(株)トキメック製ELD型粘度計標準コーン
ローター1rpmにて測定、600cp以上5500c
p未満は(株)トキメック製ELD型粘度計ST型ロ−
タ−20rpmにて測定した。(測定温度 25℃)
した後、25%水酸化ナトリウム水溶液(pH調整剤)
を加えてpHを8.0に調整して濾過することにより粘
度1800cpの黒色インキを得た。
した後、25%水酸化ナトリウム水溶液を加えてpHを
9.0に調整して濾過することにより粘度200cpの
赤色インキを得た。
した後、トリエタノールアミン(pH調整剤)を加えて
pHを7.0に調整して濾過することにより粘度120
0cpの黄色の蛍光インキを得た。
物とキサンテンガム以外を混合し市販のサンドミルで4
時間分散処理し、上記一般式(化2)にてに示される化
合物の2%水溶液とキサンテンガムを添加して2時間撹
拌後、トリエタノールアミンを加えてpHを10に調整
したものを遠心分離処理にて粗大粒子の除去をして粘度
800cpの黒色インキを得た。
トリウム水溶液(pH調整剤)を加えてpHを8.0に
調整して濾過することにより粘度1800cpの黒色イ
ンキを得た。
した後、25%水酸化ナトリウム水溶液(pH調整剤)
を加えてpHを12.0に調整して濾過することにより
粘度1500cpの黒色インキを得た。
した後、濾過することによりpH5.1、粘度150c
pの黄色の蛍光インキを得た。インキを得た。
ナトリウム水溶液(pH調整材)を加えてpHを8.0
に調整して濾過することにより粘度1500cpの黒色
インキを得た。
ナトリウム水溶液(pH調整材)を加えてpHを12.
0に調整して濾過することにより粘度1300cpの黒
色インキを得た。
1100cpの黄色蛍光インキを得た。
について下記の試験1、試験2を実施した結果を表1に
示す。
使用)に組立て、筆記試験機(精機工業(株)製 PS
−2型)を用いて、上質紙(JIS P3201筆記用
紙)及びコ−ト紙(GLOSSY PLOTTER P
APER ヒュ−レットパッカ−ド社製、米国)に筆記
角度70゜と60゜で10cm、10本の線を筆記し、
筆跡のボテの数を目視で測定した。 ○:0〜2個 △:3〜15個 ×:16個以上
した後、水性ボ−ルペン(ぺんてる(株)製の部品を使
用)に組立て、筆記試験機(精機工業(株)製PS−2
型)を用いて、コ−ト紙(GLOSSY PLOTTE
R PAPER 米国ヒュ−レットパッカ−ド社製)に
筆記角度70゜と60゜で10cm、10本の線を筆記
し、筆跡のボテの数を目視で測定した。 ○:0〜2個 △:3〜15個 ×:16個以上
くとも、色材と、水と、上記一般式(化2)で示される
化合物及び/またはその塩と、グァーガム及び/または
キサンテンガムとよりなり、pH5.5〜11の範囲に
あるので、染料の不溶化や顔料の凝集を起こすこともな
く、好ましい粘度を得ることができ、表面に樹脂層を形
成したよう加工紙上でも筆記角度に依らずにボテのない
筆跡が得られ、また、経時的にもボテが少ない安定した
筆跡を得ることができるものである。
Claims (1)
- 【請求項1】 少なくとも、色材と、水と、下記一般式
(化1)で示される繰り返し単位を有する化合物及び/
またはその塩と、グァーガム及び/またはキサンテンガ
ムとよりなり、pH5.5〜11の範囲にあるボールペ
ン用水性インキ組成物。 【化1】
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29258093A JP3348208B2 (ja) | 1993-10-28 | 1993-10-28 | ボールペン用水性インキ組成物 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH07126566A JPH07126566A (ja) | 1995-05-16 |
JP3348208B2 true JP3348208B2 (ja) | 2002-11-20 |
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---|---|---|---|---|
JP3924964B2 (ja) * | 1998-10-30 | 2007-06-06 | ぺんてる株式会社 | ボールペン用水性インキ組成物 |
-
1993
- 1993-10-28 JP JP29258093A patent/JP3348208B2/ja not_active Expired - Fee Related
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