JP3347780B2 - 電気ラジアントヒータ - Google Patents

電気ラジアントヒータ

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JP3347780B2
JP3347780B2 JP32629692A JP32629692A JP3347780B2 JP 3347780 B2 JP3347780 B2 JP 3347780B2 JP 32629692 A JP32629692 A JP 32629692A JP 32629692 A JP32629692 A JP 32629692A JP 3347780 B2 JP3347780 B2 JP 3347780B2
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    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B3/00Ohmic-resistance heating
    • H05B3/68Heating arrangements specially adapted for cooking plates or analogous hot-plates
    • H05B3/74Non-metallic plates, e.g. vitroceramic, ceramic or glassceramic hobs, also including power or control circuits
    • H05B3/748Resistive heating elements, i.e. heating elements exposed to the air, e.g. coil wire heater

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Ceramic Engineering (AREA)
  • Resistance Heating (AREA)
  • Electric Stoves And Ranges (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は電気ラジアントヒータ
に関する。そのようなラジアントヒータは、プレート、
特にガラス・セラミック・プレートを加熱するために使
用されており、プレートから離れた絶縁サポート上に配
置される。
【0002】
【従来の技術】DE−A−3911761は、加熱コン
ダクタが複数の個々のワイヤに小さく分割されたラジア
ント加熱装置を示している。これらのワイヤは一緒によ
り合わされている。これはヒータの寿命を増加すること
を意図したものである。なぜなら、放熱がより大きな表
面積に亘って行なわれるからである。こうすれば比表面
積負荷が低下する。加熱コンダクタの一定の全断面に対
し表面が増加するのである。しかしながら、複数のワイ
ヤをより合わせると、少なくともそれらのワイヤが互い
に向き合っている部分では放熱が阻止される。この従来
技術では、違った横断面が提案されている。例えば、星
やラジアル形状のワイヤである。しかし、このようなワ
イヤは製造が困難である。DE−A−3509985
も、そのような加熱コンダクタを示している。DE−B
−1094383は非円形表面のチューブ状ヒータを示
している、DE−A−3545454は平坦な加熱コン
ダクタを示している。このような平坦な加熱コンダクタ
は厚いフィルムペースト技術で製造されている。金属ホ
イルから製造される同様の加熱コンダクタがEP−A−
202969に示されている。しかし、それらの加熱コ
ンダクタは絶縁状態に閉じられており、従って自由に放
熱することができない。
【0003】加熱コンダクタが石英チューブ内に外気に
対して密封されているラジアントヒータにおいては、比
較的厚い加熱コンダクタを使用することが可能である。
この種のものは非常に高温であり、従って可視光の領域
で放熱する。例えば、加熱コイルがチューブ内でハロゲ
ンガス雰囲気によって蒸気下で保護されている場合であ
る。そのようなタングステン・ハロゲン・ランプは料理
目的で使用されているが、非常に高価であり、制御上の
問題を生ずる。
【0004】GB−A−2074828においては、非
円形コイル形状によって放熱特性の改善が試みられてい
る。
【0005】同様に、DE−A−3623130におい
ては、電流を一時的に増加させることにより、例えばP
TCレジスタを加熱コンダクタの一部に並列接続するこ
とによって加熱コンダクタのグロー時間を短くすること
が知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この発明の目的は外気
に露出されているが寿命のロスを生ずることなくグロー
スタートの時間を短くするラジアントヒータを提供する
ことである。
【0007】この発明の他の目的は放熱状態を改善した
ラジアントヒータを提供することである。
【0008】
【発明の実施の形態】低い質量/出力比はグロー時間を
顕著に短縮することを可能とする。断面円形の従来の単
一ワイヤ加熱コンダクタと実質的に同一の表面最終温度
に対して、より小さな全横断面を有し急激なグロー動作
を行う加熱コンダクタが得られる。グロー動作の遅延は
加熱コンダクタの熱慣性(イナーシャ)に大きく依存し
ている。但し、熱散逸あるいは熱放散が絶縁サポートに
よって低レベルに保たれている必要がある。本発明の効
果は、ヒータが単に良好な断熱特性を有する絶縁サポー
トに配置されているときに顕著となる。小さな全横断面
にかかわらず、充分な加熱コンダクタ寿命を得ることが
できる。本発明による加熱コンダクタが複数の並列接続
された個々のコンダクタで作られている場合でも寿命は
充分に長くなる。事実、比較可能な状況において薄い加
熱コンダクタがより長い寿命を得るということが判明し
た。このことはDE−A−3911761に一般的に示
されているが、その場合には、比表面積負荷が低下して
おり、作用が各ワイヤのより合わせによるものであっ
た。同様に、鉄、クロム及びアルミニウムの合金で作ら
れた加熱コンダクタが比較的高いアルミニウム割合、例
えば4%以上、好ましくは約5%以上であるとき、より
よい値を示すことが判明した。300Kないし1100
Kの範囲における約0.53「kJ/kg・K」の熱容
量比の値は質量/出力比の値に対する根拠をなすもので
ある。
【0009】加熱コンダクタは平坦なコンダクタとして
構成することができ、又スプレーを施すことにより、例
えば絶縁サポートにプラズマスプレーを施すことにより
構成することができる。中空のコンダクタ、例えば抵抗
材料で作られた薄いチューブを使用するとき、それらを
複数の再分割されたコンダクタにする必要はない。なぜ
なら、表面/断面比が増加するからである。又、エッチ
ングやレーザ切断などによって所定のパターンにホイル
を加工して製造することも可能である。出発材料として
は丸いワイヤ、平坦なワイヤ、リール状になったホイ
ル、パウダなどを使用することが可能である。真直なワ
イヤを単一コイルや二重コイルや、蛇行のついたものに
形成することも可能である。ホイル製造時にパンチ加
工、レーザーカッティング、腐蝕、エッチング又はメッ
キによってそれらの形状にすることも可能である。出発
材料が粉末の場合には、プラズマスプレーとは別に、焼
結やフィルムキャスティングを使用することが可能であ
る。絶縁体への適用は鋳込、クリップ、釘打ち、クラン
プ加工、スナップ取付け又は他の相互係止保持方法によ
って行ない得る。又、棒、格子構造又は好ましくは螺旋
又はコイルのような保持構造によって行なうこともでき
る。コーティングとして施す場合には絶縁サポートの対
応する表面設計によってアンカー取付けするのが好まし
い。
【0010】絶縁サポートに加熱コンダクタを適用する
幾何学(マクロ幾何学)は、従来の丸いワイヤを使用す
る場合は、複数の並列コンダクタ例えば10本の並列コ
ンダクタを含み、それらが直線通路、蛇行通路又はスパ
イラル通路内に配置されている。
【0011】コイル加工とは別に、ストランディッドワ
イヤ、より線又は他の幾何学形状で共通の軸を持つコイ
ルの形に配置することができる。平坦なワイヤは波型に
加工したり、好ましくはコイル状に加工したり、更に垂
直方向の配置又は水平方向の配置の場合、蛇行の形、ス
パイラルの形又は他の形に配置することができる。ホイ
ルから製造する場合やペーストからコーティングを施す
場合には、ビードの形にしたりスタッドの形にすること
ができる。
【0012】全ての場合において、加熱コンダクタが最
少の熱移動又は熱膨張にさらされるように配置するのが
効果的であり、加熱コンダクタの壁が比較的大きな曲率
を持つようにし、アルミナコーティングが加熱コンダク
タに形成されるようにするのが望ましい。このような理
由のために、加熱コンダクタと諸部材とが非接触になる
ことを確実にする必要がある。そうすることにより酸化
物コーティングを損傷しないようにするのである。そう
でないと、熱膨張のときに損傷を与えることがある。コ
ーティングが加熱コンダクタを保護して、耐用寿命を長
くする。
【0013】加熱コンダクタを複数の個々のコンダクタ
で形成して、それらを互いに並列に接続してネットの形
に配置し、加熱コンダクタの比表面積負荷と実質的に同
一の表面温度が個々のワイヤに比較して全加熱コンダク
タ横断面を顕著に減少させることを可能とする。しか
し、同一の出力で表面温度を低下させることは比較的放
熱面を増加させることによって可能である。ネット状の
配置にすることにより、一方で個々の加熱コンダクタが
凝縮した構造を形成し、他方において互いに殆ど遮蔽し
ないという効果が得られる。なぜなら、それらは単に点
接触をしているだけで、殆ど相互のシェーディング効果
やシャドウ効果を招かないからである。ほぼ一定のネッ
ト構造(これが好ましい)の場合、個々のコンダクタは
交差部分で実質的に同一の電位(ポテンシャル)を有
し、それゆえ、それらの間に有意な電圧差が生じない。
アルミナのような酸化物スキン(これは殆どの加熱コン
ダクタ材料に生じるもので使用寿命にとって重要であ
る)の形成により、ワイヤがそれらの交差部分で互いに
電気的に絶縁されることが確保される。
【0014】加熱コンダクタはランダムに縛られた構造
の編組、ニット又は撚る構造とすることができる。しか
し、ホースのネット化や撚り合わせが特に望ましい。個
々のコンダクタを互いに回転させた螺旋の形に絡ませ
る。そのようなホースのより合わせは非常に安定してい
るが、絶縁サポート上にスパイラル、蛇行又は同様の形
に配置するにあたって充分に柔軟であり、ホースを曲げ
たり圧縮したりする際に危険がない。並列な個々のコン
ダクタの複数グループからホースのより合わせを形成す
ることができる。更に、比較的小さな直径のワイヤの個
々のコンダクタの場合、加熱コンダクタを保護する酸化
物スキンが非常に良好な保持作用を有し、機械的又は熱
的移動の結果として摩滅したり、はげ落ちたりすること
がないという効果が得られる。
【0015】これらの特徴及び他の特徴が特許請求の範
囲、明細書本文及び図面から把握することができる。そ
れぞれの特徴は単独で或いは部分的な組み合わせの形で
本発明の実施例として実施することができる。本発明は
他の技術分野でも使用できるものである。これらは保護
を求める効果的で独立して保護可能な構成を代表的に示
しているものである。以下図面を参照して本発明の実施
例を詳細に説明する。
【実施例】ラジアントヒータ11は電気調理器に使用す
るものであり、ガラスセラミックプレート12の底部に
押圧されている。そこには料理器具一式が設定できる。
シート金属シェル13ではラジアントヒータ11が絶縁
体14を備えている。この絶縁体14は良好な熱絶縁及
び高温抵抗絶縁材料、例えば微細多孔シリカアエロゲル
で作られている。この絶縁材料はセラミックファイバで
補強できる。絶縁サポート14内に形成されていてリム
16によって取り囲まれているラジアント室15の底部
17には加熱コンダクタ18a,18bが設けられてい
る。1又はそれ以上の加熱コンダクタを設けることがで
きる。図1のaにはチューブ又はホースをネット又はよ
り合わせにした形で熱コンダクタが設けられている。そ
のネット状表面には個々のワイヤのより合わせたもの
や、絡み合わせたものが存在する。図2には拡大された
状態が示されており、それから明らかなように、それぞ
れ2本のワイヤが複数より合わされて互いにヘリカル状
に並列に走っており、反対のヘリカル方向に走っている
対応するより合わせ部分と絡まっている。チューブから
なるネットは比較的ルーズな状態にあり、従って多数の
メッシュが自由なメッシュ面21を有する。このような
自由なメッシュ面21は個々のワイヤ20によって占め
られた対応する面の少なくとも半分である。しかし、そ
れは好ましくは半分より大きくする。このようにするこ
とにより、裏面によって反射された放熱がその自由なメ
ッシュ面即ちギャップ21を通って通過することができ
るようにしているのである。
【0016】しかし、任意のランダムなより合わせ、編
組又はニットの形式を採用することも可能である。この
ような形式はホースからなるネット又はより合わせに適
している場合がある。個々のワイヤの個数はストランド
内のワイヤの個数や各ヘリカル方向における並列ストラ
ンドの個数によって決める。例えば、図1のaに概略が
示されているように12本に選定することができる。ホ
ースのネットで作った加熱コンダクタ18aは絶縁体1
4の底部17に設置する。加熱コンダクタ18aはクリ
ップやそれに類する手段によって固定することができ
る。それにより基材への熱接触を最少限に維持する。し
かし、例示的に図示したように保持コイル22内に加熱
コンダクタ18aを囲むことも可能である。この保持コ
イル22も電気抵抗材料で作る。このコイル22には充
分なギャップ又はスペースを持たせて、自由な放熱を妨
害しないようにする。その内径は加熱コンダクタ18a
の外径よりも幾らか大きくし、その下方部分23が絶縁
体14の中に埋め込まれ、従って加熱コンダクタを実質
的に接触しない形で取り付ける。しかし、所定の位置に
充分に保持されるようにする。
【0017】ホースのネットが比較的薄いワイヤで作ら
れていて、従って加熱時に不安定な状態になるような場
合のために、保持コイル又はサポートコイル24をホー
スネットの内側に引き込んで、クリップ又はそれに類す
る手段によって絶縁体14に固定することも可能であ
る。
【0018】絶縁サポートに加熱コンダクタを配置する
際、それはスパイラル形状、蛇行形状又はそれらに類し
た形状にすることができる。
【0019】図1のbは個々のコンダクタ20のネット
状の平坦な組み合わせ形態に構成された加熱コンダクタ
18bを示している。図1のbと図3に一方の側のみが
示されているように、このようなコンダクタは平坦な帯
状とすることができる。このような加熱コンダクタ18
bの外側エッジ26は個々のコンダクタを曲げた部分2
5によって閉じた形にすることができる。そうすること
により、個々のコンダクタ20が一方の接続部から次の
接続部へと通過していくようになる。この帯状のコンダ
クタはクリップ27によって絶縁サポートに固定するこ
とができる。
【0020】接続は一方の端部で一緒に行なわれる。そ
して、全ての個々のコンダクタが並列に接続される。そ
れらは全て同一のポテンシャル(電位)にあるため、個
々のコンダクタ間の接触は回路の短絡とならず、それら
の固定が問題とならず、従って交差部分で問題となるよ
うな電圧差が生じない。
【0021】個々のコンダクタは、鉄、クロム及びアル
ミニウムの合金であり、アルミニウムの割合が約5%で
ある。それらのコンダクタの直径と長さは、個々の接続
部分間のそれぞれのワイヤを含む加熱コンダクタの全質
量が7g/W以下となるようにする。ラジアントヒー
タ内に10本のコンダクタを並列接続して、直径が18
0mm、定格出力が230Vで1700W、表面負荷が
6W/cm2 である配置例の場合、加熱コンダクタは全
質量即ち重量が9.1gであり、10本のコンダクタの
各々の長さが5.12m、即ち複数ワイヤの全長が5
1.2mであり、ワイヤ直径が0.176mmである。
【0022】しかし、同一の例において、1本のワイヤ
が0.817mmの直径である場合は、ワイヤの質量を
41.7gにして、同一の表面負荷を得るようにし、3
本のワイヤを使用する場合には全質量を20.16gと
し、直径をほぼ0.4mmとすることもできる。本発明
を通じて、表面温度を維持する一方で、加熱コンダクタ
の質量又は重量を大幅に減少させることができるが、ワ
イヤの直径を減少させ、各コンダクタの全長を増加させ
ることができる。加熱コンダクタの長さは全コンダクタ
の長さを考慮するならば増加しない。各場合に10本の
個々のコンダクタが5.12mの長さを有し、個々のワ
イヤを11.03mの長さにすることも可能である。従
って、従来加熱コイルの場合のように個々のコイルをそ
れ程緊密に並べないホースのネット構造を使用すること
が可能である。従って、その場合、ネットは比較的ルー
ズな状態にあり、複数のコイルの間に充分にスペースが
確保され、放熱が可能なのである。
【0023】個々の複数コンダクタで加熱コンダクタを
形成した場合のネット状構造の重要な効果は、個々のコ
ンダクタは比較的薄くできるにもかかわらず、より合わ
せの結果、安定性と操作性が改善されるということであ
る。更に、その目的のために固定手段を使うことなく、
それらのコンダクタが相互位置に保持される。重要な効
果の1つは、個々のコンダクタが交差部分で単に点接触
するだけであり、従って、全長の殆どの部分で自由に放
熱できるということである。ストランド形状の場合とは
違い(その場合は複数のコンダクタが周囲の殆どにおい
て互いに向き合っており、そのため自由に放熱できな
い)、これは非常に重要な効果となるのである。図2及
び図3に示された実施例はあくまで例示的なものにすぎ
ない。殆ど変化した結束形式の全てのより合わせ、ニッ
ト又は編組構造を使用することが可能である。特有の効
果は、加熱コンダクタの合金のアルミニウム割合によっ
て酸化物スキンが個々のコンダクタ上に形成され、それ
により加熱コンダクタが更に酸化することを防ぐととも
に、個々のコンダクタ間に生じ得る電圧領域内において
少なくとも電気絶縁効果を有することである。これによ
り通例交差部分で電気接続が生じないのである。
【0024】それらを実際の加熱コンダクタとして同一
ポテンシャルにもっていくために、サポートと保持コイ
ル22,24は加熱コンダクタに並列に接続し、例えば
全出力の1/10を占めるようにする。保持コイル又は
サポートコイルのこの出力部分がコイルの対応延長ファ
クタで制御できる。それは粗密に巻いたり低い導電値や
コイル直径によって制御できる。
【0025】加熱コンダクタがネット状の場合、固定手
段に形成することも可能である。例えば、周辺領域に下
向きに曲がったループや頂部を設け、それらを絶縁サポ
ート材料内に押圧したり埋め込んだりする。
【0026】以上説明した数値、特に質量/定格出力比
(g/W)は、鉄、クロム及びアルミニウムの合金が加
熱コンダクタに使用されるということを前提としてい
る。その熱容量比はほぼ0.53kJ/kg・Kであ
る。それは、300Kと1100K(約20℃ないし8
00℃)の範囲に亘る平均値としての値である。質量/
出力比は熱容量比Cに依存するので、熱容量(1対C)
の変化に逆比例して変化する。
【0027】このようにして構成された加熱コンダクタ
は、約3秒内のグロー温度を想定しており、それはおお
よそ1100K(約800℃)の場合であり、他方、最
大温度は1300K(約1000℃)を超えるべきであ
り、例えば約1350K(1050℃)である。
【0028】留意すべきは、質量/出力比は常に特定の
加熱コンダクタの定格出力に関連することである。即
ち、それは制御や制限動作によって減少された出力や特
別な測定によって増加された出力ではないということで
ある。本発明の重要な効果は、加熱コンダクタの形状の
結果として変化する一時的な出力のための電気的回路測
定又は他の回路測定が全く不要だということである。薄
くて並列に接続された個々のコンダクタの、その質量に
比較して大きな面積は、ワイヤや平坦な帯状のものでも
良いが、好ましい放熱状態を確保し最大可能温度が過大
にならず、従って寿命が充分になるということである。
【0029】平坦なワイヤやバンドを使用するとき、幅
と厚みの比が10以下にならないように努力すべきであ
る。そのような形状のものはホイルなどからスプレーに
よって前述のようにして製造することができる。この実
施例において、表面の半分のみが自由な放熱状態として
配置されているが、個々のワイヤの配置の仕方によって
は、図の左半分に示されているように配置すれば、更に
大きなパーセンテージを得ることになる。螺旋やコイル
として構成する場合には、好ましくは複数コイルや垂直
平坦ワイヤとして構成する場合は、そのパーセンテージ
を更に増加させることができる。それによって、放熱効
果は高まり、加熱コンダクタ表面の比表面積負荷は良好
となる。
【0030】グロー動作を急激に行なうようなやり方で
ラジアントヒータの全出力の一部を生ずることが多くの
場合充分である。従って、本発明による加熱コンダクタ
は従来の構造を有する他の加熱コンダクタの周りの領域
に配置するだけでも良い。この場合、定格出力は本発明
により急激にグロー動作をするように構成されたラジア
ントヒータの部分出力に適用される。
【図面の簡単な説明】
【図1】ラジアントヒータの概略縦断面図であり、2つ
の加熱コンダクタの例を図1のaとbにそれぞれ示して
いる。
【図2】図1に示された加熱コンダクタの拡大図。
【図3】図1に示された加熱コンダクタの拡大詳細図。
【符号の説明】
11 ラジアントヒータ 12 プレート 13 シート金属シェル 14 絶縁サポート 15 ラジアント室 16 リム 18a,18b 加熱コンダクタ 20 ワイヤ 21 ギャップ
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H05B 3/16 H05B 3/16 3/56 3/56 A (72)発明者 オイゲン ビルデ ドイツ連邦共和国 デー7134 クニット リンゲン 2 マウルブロナー ストラ ッセ 17 (72)発明者 ルツ オーゼ ドイツ連邦共和国 デー7137 ステルネ ンフェルス ブレットナー ストラッセ 44 (56)参考文献 特開 昭61−80788(JP,A) 特開 昭63−284788(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H05B 3/56 H05B 3/06 H05B 3/68 F24C 7/04 - 7/06 H05B 3/10 H05B 3/12 H05B 3/16

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 料理用プレートを加熱するための電気ラ
    ジアントヒータにおいて、加熱手段が外気に露出したラ
    ジアントコンダクタを含み、ヒータがプレートに関して
    離隔状態で絶縁サポートに配置されており、加熱コンダ
    クタは、その表面の少なくとも半分を絶縁サポートから
    自由にして実質的に自由に放熱しかつ単一の丸ワイヤ形
    に比較して質量に対する表面の比が増加し、波形の平坦
    なワイヤの形で、かつ絶縁サポート上に垂直方向の配置
    を行うことにより、定格出力に対する加熱コンダクタの
    質量の比が7ミリグラム/ワット(mg/W)よりも低
    い、電気ラジアントヒータ。
  2. 【請求項2】 加熱コンダクタがフォイル状に形成され
    ている請求項1に記載のヒータ。
  3. 【請求項3】 加熱コンダクタが、幅と厚みの比が少な
    くとも10であるバンドとして構成されている請求項1
    〜2のいずれか1項に記載のヒータ。
  4. 【請求項4】 加熱コンダクタが、鉄、クロム及びアル
    ミニウムの合金からなり、アルミニウムのパーセントが
    4%を超えている請求項1〜3のいずれか1項に記載の
    ヒータ。
  5. 【請求項5】 前記定格出力まで付勢された固定状態の
    加熱コンダクタの温度が約1000℃である請求項1〜
    4のいずれか1項に記載のヒータ。
  6. 【請求項6】 加熱コンダクタが絶縁サポート内にアン
    カー式に固定されたサポート構造体によって支持されて
    いる請求項1〜5のいずれか1項に記載のヒータ。
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