JP3346532B2 - 転写紙 - Google Patents

転写紙

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JP3346532B2 JP18581697A JP18581697A JP3346532B2 JP 3346532 B2 JP3346532 B2 JP 3346532B2 JP 18581697 A JP18581697 A JP 18581697A JP 18581697 A JP18581697 A JP 18581697A JP 3346532 B2 JP3346532 B2 JP 3346532B2
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  • Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱転写型プリンタ
に適用される転写紙に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、印刷分野において、高解像度、多
階調でかつ取り扱い容易なプリンタとして、熱転写型プ
リンタが多く採用されている。
【0003】図4は従来の転写紙を示した図、図5は従
来の転写紙を採用した一般的な熱転写型プリンタを説明
するための図であり、(A)は印刷前の状態を示し、
(B)は印刷状態を示している。
【0004】図4に示した如く、一般的な熱転写型プリ
ンタに使用される従来の転写紙1Aは、ポリエステル薄
膜材などで形成されたベースフィルム面1a上の長手方
向にイエロー(Y),マゼンタ(M),シアン(C)の
複数のインク色を順次繰り返して塗布した状態で供給リ
ール2と巻取リール3とに巻回されている。更に、転写
紙1Aは、各インク色の略先頭位置に頭出し検出マーク
1m〜1mが各インク色ごとに設けられている。
【0005】次に、図5(A),(B)に示した如く、
一般的な熱転写型プリンタ10内には、転写紙1Aのイ
ンク色側に設けられ、且つ、記録用紙4を添接しながら
回転するプラテンローラ11と、記録用紙4を一定の速
度で往復動させるためにモータ12に連結したキャプス
タンローラ13と、このキャプスタンローラ13に圧接
して記録用紙4を挟持しながら走行させるピンチローラ
14と、プラテンローラ11の上方に設けられて転写紙
1Aをガイド15,16を介して掛け渡し、供給リール
2及び巻取リール3に夫々嵌合して回転する供給リール
駆動軸17及び巻取リール駆動軸18と、巻取リール駆
動軸18と連結して転写紙1Aを矢印A方向に巻き取
る転写紙巻取モータ19と、転写紙1Aのインク色側の
裏側で且つカムホイール20と連結して回動するアーム
21に支持されてプラテンローラ11側に接離自在に設
けたサーマルヘッド22と、アーム21の一端に取り付
けられて転写紙1Aの各インク色ごとに設けた頭出し検
出マーク1m〜1m(図4)を検出する光センサ2
3と、熱転写型プリンタ10の動作を制御するマイコン
24とで概略構成されている。
【0006】次に、上記構成による一般的な熱転写型プ
リンタ10の動作について説明する。
【0007】まず、図5(A)に示した印刷前の状態で
は、給紙手段(図示せず)から送られた記録用紙4をモ
ータ12に連結したキャプスタンローラ13とピンチロ
ーラ14間に挟持駆動させながら記録用紙4を回転自在
に支持されたプラテンローラ11上に添接するように矢
印B方向に移送する。
【0008】次に、転写紙1Aの1色目のイエロー
(Y)を頭出しする時には、サーマルヘッド22をプラ
テンローラ11側から離間させた状態で、転写紙巻取モ
ータ19で巻取リール軸18を駆動して転写紙1Aを巻
取リール3側に巻き取りながら1色目の頭出し検出マー
ク1m(図4)を光センサ23で検出した後に転写紙
巻取モータ19の駆動を停止させ、1色目のイエロー
(Y)の頭出し検出マーク位置で待機する。
【0009】次に、図5(B)に示した印刷状態では、
カムホイール20と連結して回動するアーム21をプラ
テンローラ11側に回動して、このアーム21に支持し
たサーマルヘッド22をプラテンローラ11側に押圧す
ると、プラテンローラ11に添接した記録用紙4の上に
転写紙1Aがサーマルヘッド22により押圧され、ここ
でサーマルヘッド22に1色目のイエロー(Y)に対応
した印刷情報が供給されるので、記録用紙4を矢印B
方向に移送し且つ転写紙1Aを矢印A方向に巻き取り
ながらサーマルヘッド22で1色目のイエロー(Y)の
印刷を行う。そして、1色目のイエロー(Y)の印刷終
了位置で、サーマルヘッド22をプラテンローラ11側
から離間させると共に、記録用紙4を矢印B方向に戻
した後、上記と同様な動作により2色目のマゼンタ
(M)の頭出し検出マーク1m(図4)検出して2色
目の印刷を行い、更に、3色目のシアン(C)の頭出し
検出マーク1m(図4)を検出して3色目の印刷し
て、記録用紙4上にカラー画像を印刷している。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した一
般的な熱転写型プリンタ10で、転写紙1Aの各インク
色の頭出しを行う場合には、各インク色ごとに頭出し検
出マーク1m〜1mが設けられているため、これら
の頭出し検出マーク1m〜1mを光センサ23で検
出しているものの、転写紙1Aによっては各インク色ご
とに頭出し検出マークが設けられていないものがある。
この理由は、転写紙1Aを製造する際に、各インク色の
頭出し検出マークの数を減らすことにより、転写紙1A
の頭出し検出マーク作成工程を簡略化できるためであ
り、例えば複数のインク色のうちで1色目だけに頭出し
検出マークを設ける方法などが採用されている。
【0011】しかしながら、転写紙1Aの頭出し検出マ
ークを減らして1色目だけに頭出し検出マーク1m
設けた場合、2色目以降の頭出しは前色目の印刷終了位
置から次色目の印刷開始位置まで所定の長さだけ転写紙
1Aを巻き取るために、巻取リール3に巻回した転写紙
1Aの巻径に応じて巻取時間を制御しているものの、転
写紙1Aの巻径に応じて巻取時間を制御することが難し
く、このため転写紙1Aの巻径が大きくなると2色目以
降の頭出し位置が狂い易くなっている。
【0012】そこで、本発明では、複数のインク色のう
ちで奇数色目だけに頭出し検出マークを設けた転写紙を
使用した場合に、偶数色目のインク色の頭出しする際に
巻取リール3に巻回した転写紙1Aの巻径が増加しても
偶数色目のインク色の頭出し位置を精度良く設定できる
転写紙が望まれている。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題に鑑み
てなされたものであり、熱転写型プリンタに適用され、
ベースフィルム面上の長手方向に複数のインク色を順次
繰り返して塗布した状態で供給リールと巻取リールとに
巻回させ、且つ、該複数のインク色のうちで奇数色目の
略先頭位置に頭出し検出マークを設けて該頭出し検出マ
ークの位置で奇数色目の頭出しを行う一方、偶数色目に
頭出し検出マークを設けない転写紙であって、前記偶数
色目のインク色の頭出しを行うために前記巻取リールを
略同一回転数で略一定の時間回転させた際、前記奇数色
目の印刷終了位置から次の偶数色目の頭出し位置までの
巻取長さを、前記巻取リールへの巻径の増加に伴って該
巻径と略対応して漸次増加させたことを特徴とする転写
紙を提供するものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に本発明に係る転写紙の一実
施例を図1及び図3を参照して詳細に説明する。
【0015】図1は本発明に係る転写紙の種類を説明す
るための図、図2は本発明に係る転写紙を説明するため
の図であり、(A)は巻取リールへの巻径が小さい場合
を示し、(B)は巻取リールへの巻径が大きい場合を示
した図、図3は本発明に係る転写紙を用いて熱転写型プ
リンタで記録用紙に印刷する際、転写紙のインク色頭出
し動作を説明するためのフロー図である。尚、本発明に
係る転写紙を適用できる熱転写型プリンタは、先に図5
で説明した熱転写型プリンタ10と同一構成であるの
で、必要に応じて図5を併用して適宜説明する。
【0016】図1(A)〜(F)に示した如く、本発明
に係る転写紙1Bは、ポリエステル薄膜材などで形成さ
れたベースフィルム面1a上の長手方向に複数のインク
を順次繰り返して塗布して作成したものである。尚、転
写紙1Bのインクの種類は熱溶融型と熱昇華型とがある
が、インクの種類に応じた記録用紙4(図5)を用いれ
ば良い。
【0017】また、転写紙1Bは、図1(A)に示した
ようにイエロー(Y),マゼンタ(M),シアン(C)
の3色のインクを順次繰り返して塗布したものとか、図
1(B)に示したように印刷前の記録用紙4(図5)に
アンダーコートをするために上記複数のインク(Y,
M,C)の前にアンダーコート用インク(U.C)を加
えて作成したものとか、図1(C)に示したように印刷
後の記録用紙4(図5)にオーバコートをするために上
記複数のインク(Y,M,C)の後にオーバコート用イ
ンクを加えて作成したものとか、更に、上記図1(A)
〜(C)の組み合わせにブラック(BK)のインクを加
えて図1(D)〜(F)に示したように作成したものと
かが用いられている。尚、3色(Y,M,C)のインク
の順序は上記に限定されるもでなく、適宜入れ替えても
良い。
【0018】また、上記転写紙1B上には、複数のイン
ク色のうちで奇数色目の略先頭位置に頭出し検出マーク
1m,1m,1mが奇数色目の数に応じて設けら
れ、これらの頭出し検出マーク1m,1m,1m
の位置で奇数色目の頭出しが行われるようになってい
る。一方、転写紙1B上で偶数色目の略先頭位置には頭
出し検出マークが設けられていない。
【0019】ここで、上記転写紙1Bのうちで、イエロ
ー(Y),マゼンタ(M),シアン(C),ブラック
(BK)のインク色を塗布した一例について、図2
(A),(B)を用いて詳述する。
【0020】図2(A),(B)において、転写紙1B
は供給リール2と巻取リール3とに巻回している。ま
た、図2(A)に示したように、転写紙1Bの初期状態
では、供給リール2に巻回した転写紙1Bの巻径が最大
で、巻取リール3に巻回した転写紙1Bの巻径が最小に
なっている。そして、図2(B)に示したように、転写
紙1Bを使い終わる直前では、上記と逆に供給リール2
への巻径が最小で巻取リール3への巻径が最大となる。
【0021】また、転写紙1B上では、1色目のイエロ
ー(Y)用として頭出し検出マーク1mが転写紙1B
の長手方向と直交する方向に2本帯状に設けられ、3色
目のシアン(C)用として頭出し検出マーク1mが上
記と同方向に1本帯状に設けられている。
【0022】また、転写紙1B上において、奇数色目の
フィルム長さLは、各色同一の印刷範囲長さPに対し
て僅かに長い一定の長さに設定されている。一方、偶数
色目のフィルム長さLは、各色同一の印刷範囲長さP
と後述する巻取長さとを含めて奇数色目のフィルム長さ
より長い一定の長さに設定されていると共に、この
偶数色目のフィルム長さLは巻取リール3への巻径に
関係なく一定に設定されている。
【0023】ここで、転写紙1B上において、各色の頭
出し位置(略印刷開始位置)をS〜S,各色の印刷
終了位置をE〜Eとする。
【0024】そして、転写紙1B上で偶数色目の頭出し
を行うために、先に図5を用いて説明した熱転写型プリ
ンタ10内の巻取リール駆動軸18を略同一回転数Nで
略一定の時間T回転させており、この際、奇数色目の印
刷終了位置E(又はE)から次の偶数色目の頭出し
位置(略印刷開始位置)S(又はS)までの巻取長
さTLを、巻取リール3への巻径の増加に伴って巻径と
略対応して漸次増加させている。
【0025】即ち、図2(A)に示したように、転写紙
1Bを使い始める直後では、供給リール2側が最大巻径
Ds maxになり、巻取リール3側が最小巻径Dt
minになっている。そして、巻取リール3が最小巻径
Dt minの場合に、奇数色目の印刷終了位置E
(又はE)から次の偶数色目の頭出し位置(略印刷
開始位置)S(又はS)までの巻取長さTLは、最
小のTLminになっている。これにより、偶数色目の
頭出し位置(略印刷開始位置)S(又はS)が、奇
数色目の印刷終了位置E(又はE)に接近している
ので、偶数の印刷終了位置E(又はE)より後ろに
余裕が生じている。
【0026】この際、TLmin:転写紙1Bの使い始
めの時の巻取長さ N:巻取リール駆動軸の回転数,T:巻取時間とした時
に、 TLmin=π×Dt min×N×T………式 となる。
【0027】一方、図2(B)に示したように、転写紙
1Bを使い終わる直前では、供給リール2側が最小巻径
Ds minになり、巻取リール3側が最大巻径Dt
maxになっている。そして、巻取リール3が最大巻径
Dt maxの場合に、奇数色目の印刷終了位置E
(又はE)から次の偶数色目の頭出し位置(略印刷
開始位置)S(又はS)までの巻取長さTLは、最
大のTLmaxになっている。これにより、偶数色目の
頭出し位置(略印刷開始位置)S(又はS)が、奇
数色目の印刷終了位置E(又はE)から遠ざかりの
でこの部分に余裕が生じている一方、偶数の印刷終了位
置E(又はE)より後ろに余裕がなくなっている。
【0028】この際、TLmax:転写紙1Bの使い終
り時の巻取長さ N:巻取リール駆動軸の回転数,T:巻取時間とした時
に、 TLmax=π×Dt max×N×T………式 となる。
【0029】従って、,式より TLmin/TLmax=Dt min/Dt max………式 の関係が得られ、奇数色目の印刷終了位置から次の偶数
色目の頭出し位置までの巻取長さTLが巻取リール3へ
の巻径の増加に伴って巻径と略対応して漸次増加するこ
とが明らかである。
【0030】また、奇数色目のフィルム長さLと偶数
色目のフィルム長さLは上記したよううに、L<L
であり、且つ、奇数色目のフィルム長さLは略印刷
範囲長さPであり、一方、前記記号を用いた時に偶数色
目のフィルム長さLは、 L≧π×N×T×(Dt max−Dt min)+P………式 となる。
【0031】次に、本発明に係る転写紙1Bを用いて熱
転写型プリンタ10で記録用紙4に印刷する際、転写紙
1Bのインク色頭出し動作について図2,図3,図5を
併用して説明する。
【0032】まず、ステップ1において、転写紙巻取モ
ータ19と連結した巻取リール駆動軸18を介して巻取
リール3を回転させて転写紙1Bを巻き取りながら1色
目のイエロー(Y)の頭出し検出マーク1mを光セン
サ23で検出し、転写紙1Bを頭出し検出マーク1m
の位置で待機させる。
【0033】次に、ステップ2において、記録用紙4に
1色目のイエロー(Y)の印刷を行う。ここで印刷が終
了すると、転写紙1Bは1色目の印刷終了位置で待機し
ている。
【0034】次に、ステップ3において、2色目のマゼ
ンタ(M)の頭出しを行うために、1色目の印刷終了位
置からマイコン24内のクロックを略一定の時間に相当
するカウント数だけ計数し、転写紙巻取モータ19を略
同一回転数で略一定の時間回転させると、この転写紙巻
取モータ19と連結した巻取リール駆動軸18を介して
巻取リール3が略同一回転数で略一定の時間回転する。
そして、1色目の印刷終了位置から巻取リール3が略同
一回転数で略一定の時間回転した位置が2色目のマゼン
タ(M)の頭出し位置(略印刷開始位置)となる。
【0035】次に、ステップ4において、記録用紙4に
1色目のイエロー(Y)を印刷した上から2色目のマゼ
ンタ(M)の印刷を行う。ここで印刷が終了すると、転
写紙1Bは2色目の印刷終了位置で待機している。
【0036】次に、ステップ5において、1色目と同様
に、転写紙巻取モータ19により転写紙1Bの2色目の
印刷終了位置から巻き取りながら3色目のシアン(C)
の頭出し検出マーク1mを光センサ23で検出し、転
写紙1Bをその位置で待機させる。
【0037】次に、ステップ6において、記録用紙4に
2色目のマゼンタ(M)を印刷した上から3色目のシア
ン(C)の印刷を行う。ここで印刷が終了すると、転写
紙1Bは3色目の印刷終了位置で待機している。
【0038】次に、ステップ7において、4色目のブラ
ック(Bk)の頭出しを行うために、2色目と同様に、
3色目の印刷終了位置からマイコン24内のクロックを
略一定の時間に相当するカウント数だけ計数し、転写紙
巻取モータ19により巻取リール3を略同一回転数で略
一定の時間回転させる。そして、3色目の印刷終了位置
から巻取リール3が略同一回転数で略一定の時間回転し
た位置が4色目のブラック(Bk)の頭出し位置(略印
刷開始位置)となる。
【0039】次に、ステップ8において、記録用紙4に
3色目のシアン(C)を印刷した上から4色目のブラッ
ク(Bk)の印刷を行うと、記録用紙4上に4色が重な
った1枚のカラー画像を得ることができる。
【0040】以下、ステップ9において、2枚目(N枚
目)のカラー画像を得るには、上記と同様に1色目から
4色目を繰り返せば良い。そして、転写紙1Bは記録用
紙4を複数枚する印刷枚数の増加に伴って、巻取リール
3への巻径が漸次大きくなるが、この際、偶数色目(2
色目,4色目)のインク色の頭出しを行うに当たって、
巻取リール3を略同一回転数で略一定の時間回転させた
時に、奇数色目の印刷終了位置から次の偶数色目の頭出
し位置までの巻取長さTLを、巻取リール3への巻径の
増加に伴って巻径と略対応して漸次増加させているた
め、偶数色目(2色目,4色目)のインク色の頭出しを
精度良く確実に行うことができる。
【0041】
【発明の効果】以上詳述した本発明に係る転写紙による
と、とくに、複数のインク色のうちで奇数色目の略先頭
位置に頭出し検出マークを設けて頭出し検出マークの位
置で奇数色目の頭出しを行う一方、偶数色目に頭出し検
出マークを設けない転写紙であって、偶数色目のインク
色の頭出しを行うために巻取リールを略同一回転数で略
一定の時間回転させた際、奇数色目の印刷終了位置から
次の偶数色目の頭出し位置までの巻取長さを、巻取リー
ルへの巻径の増加に伴って巻径と略対応して漸次増加さ
せているため、偶数色目のインク色の頭出し位置を精度
良く設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る転写紙の種類を説明するための図
である。
【図2】本発明に係る転写紙を説明するための図であ
る。
【図3】本発明に係る転写紙を用いて熱転写型プリンタ
で記録用紙に印刷する際、転写紙のインク色頭出し動作
を説明するためのフロー図である。
【図4】従来の転写紙を示した図である。
【図5】従来の転写紙を採用した一般的な熱転写型プリ
ンタを説明するための図である。
【符号の説明】
1B…転写紙、1a…ベースフィルム面、1m,1m
…奇数色目の頭出し検出マーク、2…供給リール、3
…巻取リール、10…熱転写型プリンタ、18…巻取リ
ール駆動軸、19…転写紙巻取モータ。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−285253(JP,A) 特開 平8−192558(JP,A) 特開 平2−192978(JP,A) 特開 昭60−240467(JP,A) 特開 昭59−182774(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41M 5/38 - 5/40 B41J 31/00 B41J 35/36

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】熱転写型プリンタに適用され、ベースフィ
    ルム面上の長手方向に複数のインク色を順次繰り返して
    塗布した状態で供給リールと巻取リールとに巻回させ、
    且つ、該複数のインク色のうちで奇数色目の略先頭位置
    に頭出し検出マークを設けて該頭出し検出マークの位置
    で奇数色目の頭出しを行う一方、偶数色目に頭出し検出
    マークを設けない転写紙であって、 前記偶数色目のインク色の頭出しを行うために前記巻取
    リールを略同一回転数で略一定の時間回転させた際、前
    記奇数色目の印刷終了位置から次の偶数色目の頭出し位
    置までの巻取長さを、前記巻取リールへの巻径の増加に
    伴って該巻径と略対応して漸次増加させたことを特徴と
    する転写紙。
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