JP3344224B2 - 給電用ピックアップ装置及び移動体 - Google Patents

給電用ピックアップ装置及び移動体

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JP3344224B2
JP3344224B2 JP18908096A JP18908096A JP3344224B2 JP 3344224 B2 JP3344224 B2 JP 3344224B2 JP 18908096 A JP18908096 A JP 18908096A JP 18908096 A JP18908096 A JP 18908096A JP 3344224 B2 JP3344224 B2 JP 3344224B2
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  • Train Traffic Observation, Control, And Security (AREA)
  • Near-Field Transmission Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動体が走行する
レールに配線された給電線から電磁誘導作用により電力
を取り込むため移動体に設けられる給電用ピックアップ
装置に係り、詳しくは給電線を流れる交流に信号を重畳
させて通信を行う通信システムのための給電用ピックア
ップ装置及び移動体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、天井に架設されたレールに沿って
走行し、工場あるいは倉庫内のステーション間において
荷の搬送作業をするモノレール式の搬送装置(移動体)
が提案されている。また、この種の搬送装置の給電方法
として、レールに配線された給電線に対し非接触に対向
させた状態でピックアップコイルを移動体に取り付け、
給電線を流れる交流からその誘導起電力としてこのピッ
クアップコイルにより電力を取り込む給電システムが知
られている(例えば特開平6−153305号公報
等)。
【0003】特開平6−153305号公報によれば、
図6に示すように、レール51に対して支持部材51a
に支持された状態で配線された2本の給電線52には交
流電流が流れ、移動体は2本の給電線52に対向する非
接触状態で設けられたピックアップコイル(ピックアッ
プ装置)53から電力を得るようになっている。ピック
アップ装置53は断面略E字状のコア54と、コア54
の突部54aに巻回されたコイル55とからなる。
【0004】従来、搬送装置等の移動体は地上側に設け
られた固定局(親局)との間で通信を行うことにより固
定局からの指令信号に基づき駆動制御されるようになっ
ている。固定局(親局)と移動体(子局)との間の通信
は、無線とすると混線の恐れがあるため、通常はレール
に沿って配線したトロリー線を介して行われていた。し
かし、トロリー線によると、トロリー線の集電ブラシと
の接触部が摩耗し易いとともに、トロリー線を配線する
配線工事に手間がかかる。
【0005】そこで、本願出願人は、給電線を利用して
通信を行うことを提案している。すなわち、給電線を流
れる交流に通信のための信号を重畳させ、移動体に設け
た通信用のピックアップコイル(アンテナコイル)を介
して固定局(親局)との間の通信を行う。
【0006】このように給電線を利用して給電用交流に
所定周波数の信号を重畳させて行う通信システムでは、
アンテナコイルと給電線との間で信号を授受する際の信
号の減衰が問題となる。そのため、信号強度の減衰を少
しでも低減できるように、アンテナコイルを給電線に対
して極力近接位置に配置する必要がある。すなわち、信
号強度の減衰を極力抑えるためには、アンテナコイルを
給電用コイル55と同様に、給電線52回りの磁束密度
が最も高くなる2本の給電線52間のほぼ中央に配置す
ることが好ましい。この条件を満たすようにアンテナコ
イルを取り付ける構成として、例えば図7に示すよう
に、給電用コイル55が配置されたその両側の空きスペ
ースを利用し、給電用コア54の側方に受信用と送信用
の各アンテナコイル56a,56bを配置することが考
えられる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図8に示す
ように、移動体61がカーブを走行するときに走行輪6
2がレール51のカーブに追随して操舵されるように、
本体61aの上部には本体61aに対して相対回動可能
な状態で走行輪62を支持するステアリング部63が設
けられていた。そして、従来、カーブ走行時にも給電線
52と平行な姿勢を保持できるように、ピックアップ装
置53はステアリング部63に取り付けられていた。す
なわち、ピックアップ装置53は、カーブしたレール5
1の接線方向と平行な姿勢を保持できるようにステアリ
ング部63上にその回動軸63aに対向する姿勢で配置
されていた。
【0008】しかし、図7に示したようなアンテナコイ
ル56a,56bを給電用コア54の両側に延出させた
状態で配置した構成を採用すると、カーブの曲率が大き
い場合は、図8,図9に示すようにカーブ走行時にアン
テナコイル56a,56bが給電線52から大きく外れ
る事態が生じる。アンテナコイル56a,56bの感度
は給電線52からの距離が長くなると急激に低下するた
め、カーブ走行時では信号強度の減衰が大きくなって通
信の信頼性が乏しくなるという問題があった。
【0009】本発明は前記の問題点に鑑みてなされたも
のであって、その目的は、給電線を流れる給電用交流に
信号を重畳させることにより通信を行う移動体の通信シ
ステムにおいて、カーブ走行時における信号強度の減衰
を極力小さく抑え、通信の信頼性を向上させることがで
きる給電用ピックアップ装置及び移動体を提供すること
にある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め請求項1に記載の発明では、レールに配線された給電
線から電磁誘導作用により該レールを走行する移動体に
電力を取り込むために設けられ、給電用コイルと、該給
電用コイルが巻回されたコア体とを備えた給電用ピック
アップ装置であって、前記コア体の軸部には、前記給電
線を流れる交流に信号を重畳させて行う通信のための通
信用アンテナが配設され、該通信用アンテナは、前記コ
ア体の軸部に対して前記給電用コイルよりも前記給電線
に近接可能な位置に巻回されている
【0011】請求項2に記載の発明では、レールに配線
された給電線から電磁誘導作用により該レールを走行す
る移動体に電力を取り込むために設けられ、給電用コイ
ルと、該給電用コイルが巻回されたコア体とを備えた給
電用ピックアップ装置であって、前記コア体の軸部に
は、前記給電線を流れる交流に信号を重畳させて行う通
信のための通信用アンテナが配設され、該通信用アンテ
ナは、送信用アンテナと受信用アンテナからなり、該送
信用アンテナは、前記コア体の軸部に対して前記受信用
アンテナよりも前記給電線に近接可能な位置に巻回され
ている
【0012】請求項3に記載の発明では、請求項1又は
請求項2に記載の給電用ピックアップ装置において、
記コア体の軸部には、前記給電用コイルと前記通信用ア
ンテナが同軸上に巻回されている
【0013】
【0014】請求項に記載の発明では、移動体は、給
電線が配線されたレールに走行可能に装備される移動体
であって、請求項1〜請求項のいずれか一項に記載
電用ピックアップ装置を、前記給電線に対して所定の
位置関係となるように備えている。
【0015】請求項に記載の発明では、請求項に記
載の移動体において、前記移動体は、前記レールに沿っ
て走行輪を操舵可能とする操舵部を本体に対して相対回
動可能に備えており、前記給電用ピックアップ装置は、
前記操舵部に一体回動可能に設けられるとともに、該操
舵部上において前記移動体のカーブ走行時における前記
給電用コイル及び通信用アンテナの前記給電線からのず
れを極力小さく抑えられる位置に配置されている。請求
項6に記載の発明では、給電線が配線されたレールに走
行可能に装備される移動体であって、前記給電線に対し
て所定の位置関係となるように備えられた給電用ピック
アップ装置は、前記給電線から電磁誘導作用によりレー
ルを走行する移動体に電力を取り込むために設けられ、
給電用コイルと、該給電用コイルが巻回されたコア体と
を備え、前記給電線を流れる交流に信号を重畳させて行
う通信のための通信用アンテナが、前記コア体の軸部に
配設され、前記移動体は、前記レールに沿って走行輪を
操舵可能とする操舵部を本体に対して相対回動可能に備
えており、前記給電用ピックアップ装置は、前記操舵部
上に一体回動可能に設けられるとともに、該操舵部上に
おいて前記移動体のカーブ走行時における前記給電用コ
イル及び通信用アンテナの前記給電線からのずれを極力
小さく抑えられるように、前記操舵部の回動軸を挟んで
前記走行輪に対峙した状態で給電線と平行を保持可能な
姿勢で配置されている。
【0016】(作用) 従って、請求項1に記載の発明によれば、移動体が走行
するレールに配線された給電線には給電のための交流が
流れ、この交流には通信のための信号が重畳される。移
動体はコア体の軸部に巻回された給電用コイルに誘導さ
れる起電力により電力を得るとともに、コア体の軸部に
配設された通信用アンテナにより給電線を介した通信を
行う。給電用コイルと通信用アンテナはコア体を共有す
るように軸部に巻回されている。そのため、移動体がカ
ーブを走行するとき、通信用アンテナが給電線から外れ
ることが極力小さく抑えられる。従って、カーブ走行時
に通信が行われたときの信号レベルの減衰が小さく抑え
られる。また、通信用アンテナは、給電用コイルより
も、給電線に近接した位置に配置される。そのため、通
信に使用される信号強度が給電用交流に比べて相対的に
微弱なものであっても、通信用アンテナが給電線を流れ
る交流に信号を重畳させたり、交流に重畳された信号を
取り出すときの信号強度の減衰が相対的に小さく抑えら
れる。
【0017】請求項2に記載の発明によれば、移動体が
走行するレールに配線された給電線には給電のための交
流が流れ、この交流には通信のための信号が重畳され
る。移動体はコア体の軸部に巻回された給電用コイルに
誘導される起電力により電力を得るとともに、コア体の
軸部に配設された通信用アンテナにより給電線を介した
通信を行う。給電用コイルと通信用アンテナはコア体を
共有するように軸部に巻回されている。そのため、移動
体がカーブを走行するとき、通信用アンテナが給電線か
ら外れることが極力小さく抑えられる。従って、カーブ
走行時に通信が行われたときの信号レベルの減衰が小さ
く抑えられる。また、送信用アンテナは、受信用アンテ
ナよりも、給電線に近接した位置に配置される。そのた
め、送信用アンテナから給電線を流れる交流に対して信
号を重畳させる送信処理時の信号レベルの減衰が相対的
に小さく抑えられるため、通信の信頼性がより高められ
る。請求項に記載の発明によれば、コア体の軸部に対
して、給電用コイルと通信用アンテナが同軸上に巻回さ
れているため、2種類の両コイルを共に、カーブ走行時
に給電線からの外れが少なく、しかもコア体の磁束密度
の高い部位に配置することが可能となる。
【0018】
【0019】
【0020】請求項に記載の発明によれば、移動体
は、請求項1〜請求項のいずれか一項に記載の給電用
ピックアップ装置を備えているので、この移動体による
と請求項1〜請求項のいずれか一項に記載の発明と同
様の作用が得られる。
【0021】請求項に記載の発明によれば、カーブ走
行時には、本体に対して操舵部が相対回動することによ
り走行輪はレールのカーブに追随するように操舵され
る。そのため、操舵部上に取り付けられた給電用ピック
アップ装置は、給電用コイル及び通信用アンテナの給電
線からのずれを極力小さく抑えるように給電線のカーブ
に沿ってその姿勢を変化させる。その結果、カーブ走行
時における給電用コイル及び通信用アンテナの給電線か
らのずれが一層小さく抑えられる。請求項6に記載の発
明によれば、移動体が走行するレールに配線された給電
線には給電のための交流が流れ、この交流には通信のた
めの信号が重畳される。移動体はコア体の軸部に巻回さ
れた給電用コイルに誘導される起電力により電力を得る
とともに、コア体の軸部に配設された通信用アンテナに
より給電線を介した通信を行う。給電用コイルと通信用
アンテナはコア体を共有するように軸部に巻回されてい
る。そのため、移動体がカーブを走行するとき、通信用
アンテナが給電線から外れることが極力小さく抑えられ
る。従って、カーブ走行時に通信が行われたときの信号
レベルの減衰が小さく抑えられる。また、カーブ走行時
には、本体に対して操舵部が相対回動することにより走
行輪はレールのカーブに追随するように操舵される。そ
のため、操舵部上に取り付けられた給電用ピックアップ
装置は、給電用コイル及び通信用アンテナの給電線から
のずれを極力小さく抑えるように給電線のカーブに沿っ
てその姿勢を変化させる。その結果、カーブ走行時にお
ける給電用コイル及び通信用アンテナの給電線からのず
れが一層小さく抑えられる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
形態を図1〜図4に従って説明する。図3は本実施形態
における搬送システム1を示す。同図に示すように、天
井2に架設されたレールとしての走行レール3には移動
体としての複数台の搬送体4が懸垂状態で走行可能に設
けられている。走行レール3には搬送体4に電力を供給
するための給電線5が配線されており、給電線5は地上
側に設置された電源装置6に接続されている。また、地
上側には搬送体4に所定の搬送作業を指令する運行制御
装置(固定局)7が設置されている。運行制御装置(固
定局)7は搬送体4との間で通信をするためのパーソナ
ルコンピュータ7aを備えている。パーソナルコンピュ
ータ7aに接続された送信用アンテナコイル8aと受信
用アンテナコイル8bは、電源装置6側へ延びた給電線
5に対してその外周に直接巻回されている。
【0023】搬送体4は走行輪としての前後一対の駆動
輪9及び従動輪10を備えている。走行レール3は所定
箇所でカーブをなして閉ループ軌道を描くように延設さ
れており、各搬送体4は運行制御装置7からの指令信号
に基づき走行レール3の軌道上を周回し、例えばステー
ション間での所定の搬送作業を行う。
【0024】図2に示すように、搬送体4は前記各輪
9,10の他に走行輪としての複数組の案内輪11を備
えており、案内輪11が走行レール3を挟持しているこ
とにより搬送体4の幅方向の移動(揺れ)が規制される
ようになっている。各輪9〜11は本体4aの上部前後
に一対設けられた操舵部としてのステアリング部12に
支持されている。ステアリング部12はベアリング13
を介して回動軸12aを中心に本体4aに対して水平面
内を相対回動可能に設けられている。
【0025】給電線5は走行レール3の背面(図2では
右側面)に所定間隔毎に固定された支持部材14の先端
に嵌合された状態で支持されている。そして、図2,図
3に示すように2本の給電線5(但し、走行レール3の
終端側でループ状に繋がっている)は、上下方向に所定
間隔を隔した状態で走行レール3に沿って互いに平行に
延びている。
【0026】図2に示すように、各ステアリング部12
上には給電用ピックアップ装置15が給電線5に対して
非接触で対向する状態に配置されて支持されている。給
電用ピックアップ装置15は、回動軸12aを挟んで各
輪9〜11に対向する状態で給電線5(カーブでない部
分)と平行を保持可能な姿勢でステアリング部12上に
取り付けられている。コア体としての断面略E字状のフ
ェライトコア16の突部16aに巻回されたコイル群C
は、2本の給電線5間のほぼ中央に配置されている。ま
た、ステアリング部12上には駆動輪9を回転駆動させ
る走行モータ17が配設されている。
【0027】給電用ピックアップ装置15は図1に示す
ように構成されている。断面略E字状のフェライトコア
16は図1の紙面直交方向がその長手方向となる寸法形
状に形成されている。フェライトコア16の中央から突
出する突部16aは、軸部16bとその先端に形成され
た規制部16cとにより断面T字状をなすように形成さ
れている。前記コイル群Cは、規制部16cによりその
軸心方向のずれが規制された状態で軸部16bに巻回さ
れている。
【0028】コイル群Cは、給電用コイル18と、通信
用アンテナ及び受信用アンテナとしての受信用アンテナ
コイル19及び通信用アンテナ及び受信用アンテナとし
ての送信用アンテナコイル20とから構成されており、
それぞれ軸部16bに対して同軸巻き(層状巻き)で巻
回されている。すなわち、軸部16bに対して内側から
第1層目に給電用コイル18、第2層目に受信用アンテ
ナコイル19、そして第3層目に送信用アンテナコイル
20の順番で巻回されている。従って、送信用アンテナ
コイル20が給電線5に最も近接して配置される。
【0029】図4はこの搬送システム1の電気的概略構
成を示す(但し、搬送体4は1台のみ図示)。同図に示
すように、電源装置(高周波電源)6にはループ状をな
す給電線5の両端が接続されている。電源装置6は、例
えば数十kHzの交流を給電線5に対して供給する。運
行制御装置7は送信用アンテナコイル8aと受信用アン
テナコイル8bをモデム21を介してパーソナルコンピ
ュータ7aに接続している。モデム21はパーソナルコ
ンピュータ7aからの信号を所定周波数の交流に変換し
て送信用アンテナコイル8aに送るとともに、受信用ア
ンテナコイル8bに誘導された交流から重畳された信号
成分の周波数だけをフィルタをかけて取り出してそれを
デジタル化してパーソナルコンピュータ7aに送る機能
を有する。搬送体4へ送信される指令信号は、各ステー
ションに設けられた入力装置(図示せず)に入力された
作業指示データや、搬送体4から通信により得られた運
行情報等に基づきパーソナルコンピュータ7aにおいて
作成される。
【0030】また、搬送体4は受信用アンテナコイル1
9と送信用アンテナコイル20が接続されたモデム22
を備え、モデム22は本体4aに内蔵されているマザー
ボード(図示せず)上のCPU23に接続されている。
モデム22は運行制御装置7側のモデム21と同様の機
能を備え、送信用アンテナコイル20に対してはデジタ
ル信号を所定周波数fの交流に変換して送るとともに、
受信用アンテナコイル19に対してはこれに誘導された
交流から信号成分の周波数fのみを取り出してデジタル
化する。CPU23は搬送体4の駆動制御を司る。ま
た、搬送体4は給電用コイル18と接続された電源回路
24を備える。電源回路24は、給電用コイル18に誘
導された交流を整流するとともに必要に応じて降圧し、
走行モータ17やCPU23等に必要な駆動電圧を供給
する。なお、搬送体4の上部に設けられた前後一対の給
電用ピックアップ装置15は電気的に直列に接続されて
いる。なお、運行制御装置7から搬送体4へ送る信号の
周波数fと、搬送体4から運行制御装置7へ送る信号の
周波数fは同じでも異ならせてもよい。
【0031】次に、上記のように構成された給電用ピッ
クアップ装置15の作用を説明する。搬送システム1の
運転中は、電源装置6から数十kHzの交流が給電線5
に対して供給される。搬送体4は給電線5を流れる交流
との電磁誘導作用により、給電用コイル18に誘導され
た誘導交流を電源回路24にて整流して、走行モータ1
7やCPU23の駆動電圧として供給する。
【0032】また、運行制御装置(固定局)7との間で
行われる通信は、受信用アンテナコイル19及び送信用
アンテナコイル20を介して行われる。受信は受信用ア
ンテナコイル19に誘導された交流から、モデム22に
おいて信号成分の周波数f(例えば数百MHz)のみを
取り出してこれをデジタル化してCPU23に送ること
により行われる。一方、送信はCPU23からのデンジ
タル信号をモデム22において所定周波数f(例えば数
百MHz)の交流に変換して送信用アンテナコイル20
に送ることにより行われる。送信用アンテナコイル20
を所定周波数fの交流が流れることにより、電磁誘導作
用により給電線5に所定周波数fの交流が誘導されて給
電用の数十kHzの交流に所定周波数fの信号が重畳さ
れる。
【0033】搬送体4がカーブを走行するときには、各
輪9〜11は走行レール3のカーブに追随するように操
舵され、このとき前後のステアリング部12が本体4a
に対して相対回動する。この際、給電用ピックアップ装
置15はステアリング部12と一体回動し、その長手方
向を給電線5の接線方向に一致させるようにその姿勢を
変化させる。そのため、このようなカーブ走行時であっ
ても、各コイル18〜20が給電線5から大きくずれる
ことがない。従って、搬送体4がたまたまカーブを走行
しているときに通信が行われても、各アンテナコイル1
9,20と給電線5との距離が直線走行時とほぼ同じ程
度に保持されるので、アンテナコイル19,20と給電
線5との間で非接触で行われる信号授受による信号強度
の減衰は、直線走行時とほぼ同程度に抑えられる。
【0034】また、フェライトコア16の軸部16bに
対して同軸巻きされたコイル群Cにおいて、給電用コイ
ル18の外側に巻回された各アンテナコイル19,20
が給電線5に対して近接した状態となる。そのため、ア
ンテナコイル19,20と給電線5の間での信号授受に
よる信号強度の減衰が一層小さく抑えられる。
【0035】さらに、両アンテナコイル19,20のう
ち送信用アンテナコイル20が最外側に巻回されてお
り、送信用アンテナコイル20が給電線5に最も近接し
た状態となる。そのため、受信に比べて送信の方が同じ
非接触距離を隔した条件において、信号強度の減衰が相
対的に著しいが、送信用アンテナコイル20と給電線5
との距離が相対的に短くなることから、送信時の信号強
度の減衰が特に小さく抑えられる。その結果、搬送体4
からの送信の信頼性が高まり、通信全体の信頼性がさら
に高められる。
【0036】また、ステアリング部12上に設けられた
給電用ピックアップ装置15が、回動軸12aを挟んで
各輪9〜11に対向する姿勢で配置されていることか
ら、カーブ走行時に各コイル18〜20が所々では給電
線5に対して微妙にずれることになるが、給電用ピック
アップ装置15を全体的に見たときの平均的なずれ量は
極く小さく抑えられる。
【0037】以上詳述したように本実施形態によれば、
以下に示す効果が得られる。 (a)通信用のアンテナコイル19,20を給電用コイ
ル18と共通のフェライトコア16に巻回し、給電用コ
イル18とフェライトコア16を共有することによりピ
ックアップ装置15を構成した。そのため、カーブ走行
時においてもアンテナコイル19,20の給電線5に対
してのずれ量を小さく抑えることができ、通信の信頼性
を高めることができる。
【0038】(b)コイル群Cを突部16aに同軸巻き
するとともに、アンテナコイル19,20が給電用コイ
ル18よりも給電線5に近接するようにアンテナコイル
19,20を外側に巻回した。そのため、アンテナコイ
ル19,20と給電線6との間で非接触で行われる信号
授受による信号強度の減衰を極力小さく抑えることがで
きる。
【0039】(c)送信アンテナコイル20を最外側に
巻回し、送信アンテナコイル20を給電線5に最も近接
させるようにした。その結果、信号強度の減衰が受信に
比べて相対的に著しく通信のうえでその信頼性の低下の
原因となる送信において、信号強度の減衰をより小さく
抑えることができる。
【0040】(d)各アンテナコイル19,20が、給
電効率を高くする目的から磁束を集め易い形状(断面略
E字状)に形成されたフェライトコア16に巻回される
ため、アンテナコイル19,20を貫通する磁束密度が
図7に示した構成に比べて高まり、この点からも信号強
度の減衰を小さく抑えることができる。
【0041】(e)各アンテナコイル19,20が、断
面略E字型のフェライトコア16の内側に遮蔽された状
態に配置されるので、漏洩ノイズを少なくできるととも
に、外乱ノイズの影響を小さく抑えることができる。
【0042】(f)ステアリング部12上に設けられた
給電用ピックアップ装置15を、ステアリング部12の
回動軸である回動軸12aを挟んで各輪9〜11に対峙
した状態で、給電線5と平行を保持可能な姿勢で配置し
た。そのため、カーブ走行時における各コイル18〜2
0の平均的なずれ量を小さく抑えることができる。
【0043】(g)上記(a)〜(f)による効果によ
り、搬送システム1における通信の信頼性を高めること
ができる。 (h)一つのフェライトコア16を共有しているので、
給電線5を流れる給電用の交流に信号を重畳させる通信
システムを採用する場合、通信用のアンテナコイル1
9,20を巻回するためのコアやその支持部材を新たに
設ける必要がなく、部品点数の低減に寄与する。
【0044】尚、本発明は上記実施形態に限定されるも
のではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で例えば次の
ように具体化することもできる。 (1)図5に示すように、給電用コイル18とアンテナ
コイル19,20を、フェライトコア16の突部16a
(軸部16b)に対してその軸方向に順に配置する重ね
巻きを採用してもよい。この重ね巻きにおいても、同図
に示すように送信用アンテナコイル20を受信用アンテ
ナコイル19よりも給電線5に近接するように配置する
とよい。この構成によっても、給電用コイル18とアン
テナコイル19,20が共通のフェライトコア16に巻
回されているので、カーブ走行時における通信の信頼性
を高めることができる。また、送信用アンテナコイル2
0を受信用アンテナコイル19よりも給電線5に近接す
るように配置しているので、送信における信号強度の減
衰がさらに小さく抑えられ、通信の信頼性を一層高める
ことができる。
【0045】(2)コイル群Cを構成する通信用アンテ
ナや給電用コイルのいずれかを、フェライトコア16の
突部16a以外の部位に巻回した構成を採用してもよ
い。この構成によっても、カーブ走行時における通信用
アンテナの給電線からのずれ量を小さく抑えることがで
きる。
【0046】(3)給電用コイルと通信用アンテナは全
く一致した同軸上である必要はなく、巻回された軸部を
一部共有する構成であってもよい。例えばコア体に複数
の軸部を設け、給電用コイルが巻回された複数の軸部の
うち一部の軸部だけに通信用アンテナを巻回した構成と
することができる。この構成によっても、カーブ走行時
における通信用アンテナの給電線からのずれ量を小さく
抑え、通信の信頼性を高めることができる。
【0047】(4)通信用アンテナを1つだけとし、1
つの通信用アンテナコイルを送信と受信に共用する構成
としてもよい。また、通信用アンテナとして受信用アン
テナコイルのみを給電用コイルと共通のコア体(フェラ
イトコア)に巻回した構成としてもよい。例えば、運行
制御装置(固定局)7からの指令信号を搬送体4が一方
的に受信するだけの通信方法では、このような構成も可
能である。
【0048】(5)通信用アンテナ(送信用アンテナ又
は受信用アンテナ)のアンテナ形状は、コイル形状に限
定されない。例えば棒状、板状でもよい。この場合、コ
ア体の軸部(例えば突部16a)に対して棒状もしくは
板状のアンテナを給電用コイルによって巻き付ける構成
とすればよい。
【0049】(6)コア体の形状は前記実施形態に限定
されない。例えば断面略C字状、板状としてもよい。給
電線が1本の場合は、断面略C字状のコア体を用いるこ
とにより、磁束を効果的にコア体に集めることができ、
通信の信頼性を高めることができる。また、コア体の材
質もフェライトに限定されず、適宜その他の材質を使用
することができる。
【0050】(7)カーブを有しない直線状に延設され
た走行レールを走行する移動体に、本発明の給電用ピッ
クアップ装置を採用してもよい。 (8)地上に敷設されたレール上を走行する移動体に本
発明を適用してもよい。例えば、地上に敷設されたレー
ル上を走行する無人搬送車に適用し、無人搬送車に給電
するための給電線に信号を重畳させることにより通信を
行うようにしてもよい。この構成に本発明を適用すれ
ば、無人搬送車のカーブ走行時における通信の信頼性を
高めることができる。
【0051】(9)本発明が適用される移動体は、工場
や倉庫内において荷を搬送する搬送装体に限定されな
い。レールに配線された給電線から電磁誘導作用により
電力を得る給電方法を採用した移動体に広く本発明を採
用することができる。
【0052】前記実施形態から把握され、特許請求の範
囲に記載されていない発明を、その効果とともに以下に
記載する。 (イ)請求項の発明において、前記コア体は断面略E
字状を有し、その中央突部に対して前記給電用コイルと
前記通信用アンテナが巻回されている。この構成によれ
ば、コア体をE字型としているので、2本の給電線が互
いの電流方向が逆向きで平行に配線されている構成にお
いて、コア体により磁束を効果的に集めることができ、
通信の減衰を一層小さく抑えることができる。
【0053】(ロ)請求項の発明において、前記給電
用コイル及び各アンテナは前記コア体の軸部に対して同
軸巻きされており、該コア体の軸部に対して内側から給
電用コイル、受信用アンテナ、送信用アンテナの順番に
巻回されている。この構成によれば、給電、受信及び送
信のどれも効率良く行うことができる。
【0054】(ハ)搬送システムは、前記請求項4〜
求項6のいずれか一項に記載の前記移動体を搬送体とし
て備え、該搬送体がレールに走行可能に装備されるとと
もに、該搬送体との間で通信を行う固定局(運行制御装
置)とを備えている。この構成によれば、レールを走行
可能に設けられた搬送体と通信をするための固定局を備
えた搬送システムにおいて、搬送体が前記請求項4〜
求項6のいずれか一項に記載の移動体が備える給電用ピ
ックアップコイルを備えるので、請求項4〜請求項6
いずれか一項に記載の発明と同様の効果が得られる。
【0055】
【発明の効果】従って、請求項1、請求項2、請求項4
及び請求項に記載の発明によれば、通信用アンテナを
給電用コイルと共通のコア体の軸部に配設したので、移
動体のカーブ走行時における通信用アンテナの給電線か
らのずれを小さく抑えて信号強度の減衰を小さく抑え、
カーブ走行時における通信の信頼性を高めることができ
る。
【0056】請求項1及び請求項4に記載の発明によれ
ば、通信用アンテナをコア体の軸部に対し、給電用コイ
ルよりも給電線に近接可能な位置に巻回したため、通信
の信号強度の減衰を相対的に小さく抑えることができ、
通信の信頼性を高めることができる。請求項2及び請求
項4に記載の発明によれば、送信用アンテナをコア体の
軸部に対し、受信用アンテナよりも給電線に近接可能な
位置に巻回したため、通信の信頼性を一層高めることが
できる。請求項及び請求項に記載の発明によれば、
給電用コイルと通信用アンテナをコア体の軸部に同軸上
に巻回したことにより、給電用コイルと通信用アンテナ
が共に、カーブ走行時における給電線からのずれが小さ
く抑えられ、しかも給電線を流れる交流が作るコア体の
磁束密度の比較的高い部位に配置されることになるた
め、給電用コイルによる給電効率を損なわず、通信用ア
ンテナによる通信の信頼性を高めることができる。
【0057】
【0058】
【0059】請求項5及び請求項6に記載の発明によれ
ば、給電用ピックアップ装置を、走行輪を操舵すべく本
体に対して相対回動可能に設けられた操舵部に対し、カ
ーブ走行時に給電用コイル及び通信用アンテナの給電線
からのずれを極力小さく抑えられる位置に取り付けたた
め、カーブ走行時における通信用アンテナのずれを一層
小さく抑えることができ、通信の信頼性をさらに一層高
めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】給電用ピックアップ装置の断面図。
【図2】搬送体の一部破断正面図。
【図3】搬送システムの部分側面図。
【図4】搬送システムの概略電気構成図。
【図5】別例の給電用ピックアップ装置の断面図。
【図6】従来の給電用ピックアップ装置の側面図。
【図7】給電用コイルと通信用アンテナの配置例を示す
斜視図。
【図8】カーブ走行時の搬送装置を示す平面図。
【図9】カーブ走行時の給電用ピックアップ装置を示す
平面図。
【符号の説明】
3…レールとしての走行レール、4…移動体としての搬
送体、4a…本体、5…給電線、9…走行輪としての駆
動輪、10…走行輪としての従動輪、11…走行輪とし
ての案内輪、12…操舵部としてのステアリング部、1
5…給電用ピックアップ装置、16…コア体としてのフ
ェライトコイル、16b…軸部、18…給電用コイル、
19…通信用アンテナ及び受信用アンテナとしての受信
用アンテナコイル、20…通信用アンテナ及び送信用ア
ンテナとしての送信用アンテナコイル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60L 5/00 B61L 23/14 H04B 5/00

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レールに配線された給電線から電磁誘導
    作用により該レールを走行する移動体に電力を取り込む
    ために設けられ、給電用コイルと、該給電用コイルが巻
    回されたコア体とを備えた給電用ピックアップ装置であ
    って、前記コア体の軸部には、 前記給電線を流れる交流に信号
    を重畳させて行う通信のための通信用アンテナが配設さ
    、該通信用アンテナは、前記コア体の軸部に対して前
    記給電用コイルよりも前記給電線に近接可能な位置に巻
    回されている給電用ピックアップ装置。
  2. 【請求項2】 レールに配線された給電線から電磁誘導
    作用により該レールを走行する移動体に電力を取り込む
    ために設けられ、給電用コイルと、該給電用コイルが巻
    回されたコア体とを備えた給電用ピックアップ装置であ
    って、 前記コア体の軸部には、前記給電線を流れる交流に信号
    を重畳させて行う通信のための通信用アンテナが配設さ
    れ、該通信用アンテナは、送信用アンテナと受信用アン
    テナからなり、該送信用アンテナは、前記コア体の軸部
    に対して前記受信用アンテナよりも前記給電線に近接可
    能な位置に巻回されている 給電用ピックアップ装置。
  3. 【請求項3】 前記コア体の軸部には、前記給電用コイ
    ルと前記通信用アンテナが同軸上に巻回されている請求
    項1又は請求項2に記載の給電用ピックアップ装置。
  4. 【請求項4】 給電線が配線されたレールに走行可能に
    装備される移動体であって、請求項1〜請求項3のいず
    れか一項に記載の給電用ピックアップ装置を、前記給電
    線に対して所定の位置関係となるように備えている移動
    体。
  5. 【請求項5】 前記移動体は、前記レールに沿って走行
    輪を操舵可能とする操舵部を本体に対して相対回動可能
    に備えており、前記給電用ピックアップ装置は、前記操
    舵部に一体回動可能に設けられるとともに、該操舵部上
    において前記移動体のカーブ走行時における前記給電用
    コイル及び通信用アンテナの前記給電線からのずれを極
    力小さく抑えられる位置に配置されている請求項4に記
    載の移動体。
  6. 【請求項6】 給電線が配線されたレールに走行可能に
    装備される移動体で あって、 前記給電線に対して所定の位置関係となるように備えら
    れた給電用ピックアップ装置は、前記給電線から電磁誘
    導作用によりレールを走行する移動体に電力を取り込む
    ために設けられ、給電用コイルと、該給電用コイルが巻
    回されたコア体とを備え、前記給電線を流れる交流に信
    号を重畳させて行う通信のための通信用アンテナが、前
    記コア体の軸部に配設され、 前記移動体は、前記レール
    に沿って走行輪を操舵可能とする操舵部を本体に対 して相対回動可能に備えており、前記給電用ピックアッ
    プ装置は、前記操舵部に一体回動可能に設けられると
    ともに、該操舵部上において前記移動体のカーブ走行時
    における前記給電用コイル及び通信用アンテナの前記給
    電線からのずれを極力小さく抑えられるように、前記操
    舵部の回動軸を挟んで前記走行輪に対峙した状態で給電
    線と平行を保持可能な姿勢で配置されている移動体。
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