JP3343773B2 - 椅子の座板支持金具のカバー装置 - Google Patents
椅子の座板支持金具のカバー装置Info
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Description
うカバー装置に関する。
持金具を設けた椅子では、椅子全体の外観向上のため、
座板や背凭れの裏面をプラスチックのカバーで覆うもの
が多くなっている。これらの椅子では、座板の下部に金
属製である座板支持金具自体の外観が現れると、形状の
面からも材質の面からも、デザイン上の統一感が出しに
くいため、上記のように、座板や背凭れの裏面がプラス
チックのカバーで覆われるのである。
ックのカバーで覆うだけでなく、デザイン上の統一感を
出すために、座板の下部の座板支持金具をも、座板裏面
のプラスチックカバーで一体に覆うのが望ましい。しか
し、このようにすると、座板支持金具部のメンテナンス
を行う場合に、座板裏面のカバー全体を座板より外さな
ければならず、メンテナンスに時間が掛かるという問題
がある。
座板カバーと座板支持金具のカバーとを、別々に取り付
けたものが開示されている。しかし、椅子においては、
人が着座した状態で操作をし易くするために、座席の高
さ調節と背凭れの傾斜角度調節のための2個の操作レバ
ーが、座板支持金具の左右外側に設けられているが、実
公平6−10878号公報に記載の構造によると、操作
レバー部のメンテナンスを行うためには、座板支持金具
カバーだけでなく、座板カバーをも外さなければならな
いという欠点がある。
が有する上記のような問題点に鑑み、座板支持金具のカ
バーを、容易に取り付け、取り外しができるようにし、
かつ座板支持金具カバーを取り外すだけで、座金支持金
具だけでなく、座席の高さ調節と背凭れの傾斜角度調節
のための操作レバーの機構部のメンテナンスをも行える
ようにするとともに、デザイン上からも優れた、座板支
持金具のカバー装置を提供することを目的としている。
達成するために、次のような手段を採用している。 (1)座板を支持する座板支持金具の下面両側部に座席の
高さ調節と背凭れの傾斜角度調節のための操作レバーを
それぞれ配設した椅子において、 前記座板支持金具を
下方より覆う座板支持金具カバーを、前記座板支持金具
を覆う大きさで、上面及び後面が開口する箱状の基部
と、前記操作レバーの周囲を覆うように、前記基部の側
面から翼状に左右に突き出て上面が開口する突出部とを
有するとともに、前記左右の各突出部の下面に、それぞ
れ前記操作レバーを下方より操作可能に貫通させる窓孔
を設けたものとし、座板と座板支持金具との間におい
て、下方より座板を覆う座板カバーを、下面の中央部
と、その中央部につなげて左右に伸びる部分に上向凹部
を有し、かつそれ以外の周囲の部分を膨らませた形状の
ものとし、座板カバーの前記凹部に、座板支持金具と操
作レバーとを配設するとともに、座板支持金具カバーを
前記座板カバーの凹部に嵌合して取り付ける。
バーは、座板支持金具と座板カバーの両方またはそのい
ずれか一方に対して係合することによって取り付けられ
ている。
レバーを、座板支持金具カバーに取付ける。
きさで、上面及び後面が開口する箱状の基部と、操作レ
バーの周囲を覆うように、前記基部の側面から翼状に左
右に突き出て上面が開口する突出部とを有し、その左右
の各突出部の下面に、それぞれ前記操作レバーを下方よ
り操作可能に貫通させる窓を設けてあるので、操作レバ
ー以外の座板支持金具を覆い隠し、しかも操作レバー
を、カバーの外側から、何ら支障もなく、操作しうるよ
うにすることができる。また、座板支持金具カバーを取
り外すと、座板支持金具だけでなく、操作レバーの点検
や修理等をも、簡単に短時間で行うことができる。
方より座板を覆う座板カバーを、下面の中央部と、その
中央部につなげて左右に伸びる部分を有し、それ以外の
周囲の部分を膨らませた形状とし、その座板カバーの凹
部に座板支持金具と操作レバーとを配設するとともに、
座板支持金具カバーを前記座板カバーの凹部に嵌入して
取り付けるから、座板カバーに対して座板支持金具カバ
ーが大きく出っ張らず、デザイン的に2つのカバーに一
体感が生じ、かつ座板支持金具カバーの形状のまとまり
がよくて、全体として見栄えがよいものとなる。
カバーは、座板支持金具と座板カバーの両方またはその
いずれか一方に対して係合することによって取り付けら
れる構造とすると、ビス止め等に比べると、着脱作業を
容易に行える。また、係合構造を選択することによっ
て、がたつくことのない、見栄えのよい取り付け構造と
することができる。
説明する。図1において、(2)は脚部で、放射状をなす
5本の脚(4)と、その先端に設けられた5個のキャスタ
(6)と、中央より立設された脚柱(8)とを有している。
(10)が保持されているが、図1では、座板支持金具カバ
ー(12)に覆われて見えない。座板支持金具(10)の上部に
は、座板カバー(16)を介して、座板(14)が支持されてい
る座板支持金具(10)の後方には、背凭れ(18)が支持され
ている。
構を有し、それぞれ、座板支持金具(10)の左右外側方に
取り付けられた操作レバー(20)(21)により操作される。
を調節するものであって、図1では、筒状の脚柱カバー
(22)の中に隠れて見えないが、公知のガススプリング(2
4)により脚柱(8)と座板支持金具(10)とを連結し、操作
レバー(20)を操作して、ガススプリング(24)を作動させ
ることにより、座板(14)の高さを座板支持金具(10)ごと
調整し、固定するようになっている(その詳細な構造の
図示は省略してある)。
の傾斜角度を執務姿勢から安楽姿勢に至る間で、自由に
調整し固定するもので、詳細な図示は省略してあるが、
公知のように、操作レバー(21)を操作することにより、
各種のリンク機構及びガススプリング等を介して行われ
るようになっている。
を、図2〜図7を参照して説明する。なお、これらの図
では、座板支持金具のカバー装置を構成する部品のみを
示し、それ以外の内部の構成部品のほとんどの図示を省
略している。
って、深さが大小異なる2つの箱体(28)(30)を前後に継
ぎ足した形をなし、かつ下面は段状をなしている。
傾動緩衝装置の強さを調節するつまみ(26)が突き出てお
り、後部の箱体(30)からは、座板支持金具(10)と脚柱
(8)を連結するガススプリング(24)が下方へ伸びてい
る。
おり、その上面から側方へ折れ曲げて形成したフランジ
により、座板カバー(16)を介して座板(14)を固定保持し
ている。
れ曲がった形で開口し、その中に、図示を省略した背凭
れ枠が、傾動調節可能に保持されている。
い、その底面には、上向きの中央凹部(32)と、この中央
凹部(32)から左右に伸びる上向きの側部凹部(34)(34)が
設けられ、それ以外の周囲の部分は、膨らませた形状と
されている。
を、側部凹部(34)(34)には、操作レバー(20)(21)の保持
・作動連結部を取り付けてあり、さらに、座板支持金具
カバー(12)を、上記凹部(32)(34)(34)に嵌入して取り付
けてある。
(10)を覆う大きさで、上面及び後面が開口する前後に長
い箱状の基部(36)と、操作レバー(20)(21)の保持・作動
連結部を覆うように、基部(36)の側面から翼状に左右に
突き出て上面が開口する突出部(38)(39)とを有し、左右
の突出部(38)(39)の下面には、それぞれ、操作レバー(2
0)(21)を下方より操作可能に貫通させる窓孔(40)(40)が
設けられている。
後部には、ガススプリング(24)と脚柱カバー(22)を貫通
させる透孔(42)が、同じく前部には、背凭れ(18)の傾動
緩衝装置の強さを調節するつまみ(26)を貫通させる透孔
(44)が設けられている。
(10)に下方より被さるとともに、座板カバー(16)の各凹
部(32)(34)(34)に嵌入されて、固定保持される。座板支
持金具カバー(12)と座板カバー(16)を係止させるため
に、係止孔と係止爪との組み合わせが用いられている。
板支持金具カバー(12)がバランスよく、確実に取り付け
られるように、その設定位置と数が選択されている。実
施例では、図3に示すように、後部のC−C線で示す位
置の左右の2箇所と、座板支持金具カバー(12)の左右の
突出部(38)(39)のB−B線で示す前後の位置の4箇所の
計6箇所に設けられている。
4)(34)の回りにある垂直の壁(46)、または凹部(32)(34)
(34)の中に固着した垂直の取付片(47)(図6の場合)の上
壁(52)に近い位置に、複数の係止するための角形の係止
孔(48)を設けてある。一方、座板支持金具カバー(12)の
側壁または内部の垂直の壁に、座板カバー(16)の係止孔
(48)の位置に対応して、複数の係止爪(50)が、係止孔(4
8)の方向を向いて設けられている。
側壁の上端に、座板支持金具カバー(12)と一体に形成さ
れており、それ自身の弾性により内外方向に変形するこ
とができるようになっている。
板カバー(16)の凹部(32)(34)(34)に嵌め込む時には、係
止爪(50)は、自動的に係止孔(48)に係止し、座板支持金
具カバー(12)を取り外す時には、座板カバー(16)と座板
支持金具カバー(12)の透き間にマイナスドライバ等を差
し込み、係止爪(50)を内側に押し込むことによって、係
合を解くことができる。
覆う大きさで、上面及び後面が開口する箱状の基部と、
操作レバーの周囲を覆うように、前記基部の側面から翼
状に左右に突き出て上面が開口する突出部とを有し、そ
の左右の各突出部の下面にそれぞれ前記操作レバーを下
方より操作可能に貫通させる窓を設けてあるので、操作
レバー以外の座板支持金具を効果的に覆い隠し、しかも
操作レバーを、カバーの外側から、何らの支障もなく、
操作しうるようにすることができる。
座板支持金具だけでなく、操作レバーの点検や修理等を
簡単に短時間で行うことができる。
板を覆う座板カバーを、下面の、中央部と、その中央部
につなげて左右に伸びる部分を凹部を有し、それ以外の
周囲の部分を膨らませた形状とし、その座板カバーの凹
部に座板支持金具と操作レバーとを配設するとともに、
座板支持金具カバーを前記座板カバーの凹部に嵌入して
取り付けるから、座板カバーに対して座板支持金具カバ
ーが大きく出っ張らず、デザイン的に2つのカバーに一
体感が生じ、全体として見栄えがよくなる。
板カバーの両方またはそのいずれか一方に対して係合す
ることによって取り付けられる構造とすると、ビス止め
等に比べると、着脱作業を容易に行える。
る。
方より見た概略的な分解斜視図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 座板を支持する座板支持金具の下面両側
部に座席の高さ調節と背凭れの傾斜角度調節のための操
作レバーをそれぞれ配設した椅子において、 前記座板支持金具を下方より覆う座板支持金具カバー
を、前記座板支持金具を覆う大きさで、上面及び後面が
開口する箱状の基部と、前記操作レバーの周囲を覆うよ
うに、前記基部の側面から翼状に左右に突き出て上面が
開口する突出部とを有するとともに、前記左右の各突出
部の下面に、それぞれ前記操作レバーを下方より操作可
能に貫通させる窓孔を設けたものとし、 座板と座板支持金具との間において、下方より座板を覆
う座板カバーを、下面の中央部と、その中央部につなげ
て左右に伸びる部分に上向凹部を有し、かつそれ以外の
周囲の部分を膨らませた形状のものとし、 座板カバーの前記凹部に、座板支持金具と操作レバーと
を配設するとともに、座板支持金具カバーを前記座板カ
バーの凹部に嵌合して取り付けたことを特徴とする 椅子
の座板支持金具のカバー装置。 - 【請求項2】 座板支持金具カバーは、座板支持金具と
座板カバーの両方またはそのいずれか一方に対して係合
することによって取り付けられていることを特徴とする
請求項1記載の椅子の座板支持金具のカバー装置。 - 【請求項3】 操作レバーを、座板支持金具カバーに取
付けた請求項1または2記載の椅子の座板支持金具のカ
バー装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP16520395A JP3343773B2 (ja) | 1995-06-30 | 1995-06-30 | 椅子の座板支持金具のカバー装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP16520395A JP3343773B2 (ja) | 1995-06-30 | 1995-06-30 | 椅子の座板支持金具のカバー装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH0910062A JPH0910062A (ja) | 1997-01-14 |
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ID=15807805
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16520395A Expired - Fee Related JP3343773B2 (ja) | 1995-06-30 | 1995-06-30 | 椅子の座板支持金具のカバー装置 |
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1995
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Legal Events
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