JP3341382B2 - 半導体装置の外観検査装置 - Google Patents

半導体装置の外観検査装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パッケージから複数の
リードが延出する半導体装置の外観を検査する外観検査
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】モールド樹脂等から成るパッケージを備
えた半導体装置はそのパッケージ側面から複数のリード
が延出しており、パッケージ内に封止された半導体素子
と外部回路との電気的な接続が行えるようになってい
る。このようなパッケージから延出するリードには外部
回路との接続形態に応じて種々の形状のものが用意され
ている。例えば、半導体装置を面実装する場合にはガル
ウイング型のリードが適しており、半導体素子の入出力
数が多い場合にはパッケージの4側面から複数のリード
が延出したいわゆるQuad Flat Packag
e(以下、QFPとする)と呼ばれる半導体装置もあ
る。
【0003】近年ではリードの本数が多く、しかもピッ
チが狭い半導体装置が盛んに用いられるようになり、製
造段階でのリード検査に対する要求が厳しいものとなっ
ている。従来、半導体装置の外観検査装置は、パッケー
ジから延出するリードの側方にCCDカメラ等の光学読
み取り機構を配置してリードの投影光を取り込むことで
リードの曲がりやピッチ、浮き等を計測していた。しか
し、このような外観検査装置ではリードが延出するパッ
ケージの各辺にそれぞれ光学読み取り機構を配置する必
要があり設備の複雑化やコストアップを招くことにな
る。
【0004】そこで、図5に示す半導体装置10の外観
検査装置1は、リード12が延出するパッケージ11の
外側にプリズム3等の反射手段をそれぞれ配置し、この
プリズム3に反射したリード12の投影光をパッケージ
11の上方に配置した光学読み取り機構4にて一括して
取り込むようにしたものである。これにより、1台の光
学読み取り機構4にて全てのリード12の投影光を取り
込むことができるため設備の簡素化を図ることができ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな半導体装置のリード検査装置には次のような問題が
ある。すなわち、このリード検査装置では1台の光学読
み取り機構にて全てのリードの投影光を受光することが
できるものの、反射手段からの投影光を受光するために
パッケージよりも外側の範囲まで視野を広げる必要があ
り光学読み取り機構の倍率を低めに設定しなければなら
ない。このため、精度の高いリード検査を行うことが困
難となるとともに、特にリードのピッチが狭い場合には
検査精度の低下を招くことになる。
【0006】また、リードの投影光を光学読み取り機構
のレンズの外周付近で受光することになるためレンズの
収差の影響を受けやすくなり、映像のひずみによる検査
精度低下が問題となる。よって、本発明は簡単な設備で
しかも精度良くリードの検査を行うことができる半導体
装置の外観検査装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような課
題を解決するために成された半導体装置の外観検査装置
である。すなわち、パッケージから複数のリードが延出
する半導体装置の外観検査装置であって、半導体装置の
リードを載置する載置部および載置部よりも内側に備え
られた開口部から搭載台を構成し、リードの側方から照
射される光の投影光を開口部を介して搭載台の下方へ反
射させる反射手段を搭載台の開口部の内側から載置部よ
りパッケージ側にかけて配置し、反射手段により反射す
る投影光を受光するための光学読み取り機構を配置した
半導体装置の外観検査装置である。
【0008】また、搭載台の載置部を透光部材から構成
し、この載置部を透過する透過光をも光学読み取り機構
にて受光したり、光学読み取り機構にてパッケージの裏
面からの反射光をも受光するようにした半導体装置の外
観検査装置でもある。
【0009】
【作用】半導体装置のリードを載置する搭載部よりも内
側に反射手段を配置していることにより、リードの投影
光をリードよりもパッケージ側で反射させることができ
る。このため、リードの投影光は半導体装置の外形より
も内側で反射することになり、光学読み取り機構の視野
を半導体装置の外形よりも小さく設定することができる
ようになる。しかも、反射手段を開口部の内側から載置
部よりパッケージ側にかけて配置しているため、載置部
の表面に沿った光の投影光を反射でき、載置部を基準と
したリードの浮き上がりや曲がりを正確に捉えることが
できるようになる。
【0010】また、搭載台のリードの載置部を透光部材
にすることで、リードの映像を載置部を介して光学読み
取り機構に取り込むことができる。すなわち、リードの
平面方向の映像と側面方向の映像とを光学読み取り機構
により同時に得ることができる。また、開口部を介して
パッケージの裏面からの反射光をも光学読み取り機構に
て取り込むことでリードとパッケージとの一括した映像
を得ることができるようになる。
【0011】
【実施例】以下に、本発明の半導体装置の外観検査装置
の実施例を図に基づいて説明する。図1は、本発明の半
導体装置の外観検査装置を説明する概略断面図である。
すなわち、この外観検査装置1はパッケージ11から複
数のリード12が延出する半導体装置10の外観を検査
するためのものであり、主として半導体装置10を搭載
する搭載台2と、投影光を反射させるためのプリズム3
と、投影光を受光するための光学読み取り機構4とから
構成されている。
【0012】搭載台2は半導体装置10のリード12を
載置するための載置部21と載置部21よりも内側に設
けられた開口部22とから構成されており、半導体装置
10を搭載した状態でリード12が載置部21の上面に
接するようになっている。この載置部21の開口部22
の内側から載置部21よりパッケージ11側にかけて
えばプリズム3から成る反射手段が配置されており、リ
ード12の外側から照射される光の投影光を反射させ開
口部22を介して搭載台2の下方へ導いている。
【0013】なお、このプリズム3はリード12が延出
するパッケージ11の辺に対応して配置されており、例
えばQFPから成る半導体装置10の場合にはパッケー
ジ11の4つの辺に対応して4つのプリズム3がそれぞ
れ配置される。
【0014】このような外観検査装置1を用いて半導体
装置10の外観を検査するには、先ず、搭載台2に半導
体装置10を搭載した状態でリード12の側方から図示
しない光源により光を照射する。光は各リード12に当
たり、その投影光が載置部21の内側に配置されたプリ
ズム3に入射される。この投影光はプリズム3にて反射
して搭載台2の下方へ進み、光学読み取り機構4にて取
り込まれることになる。
【0015】この光学読み取り機構4はプリズム3にて
反射される投影光を受光できる視野に設定されている。
すなわち、この視野は半導体装置10の外形よりも小さ
くてもよく、光学読み取り機構4の倍率を高めても投影
光を十分取り込むことができる。
【0016】図2は、光学読み取り機構4による取り込
み画像を説明する図であり、(a)は全体図、(b)は
拡大図である。すなわち、取り込み画像40にはリード
映像12aと載置部映像21aおよびパッケージ裏面映
像11aが影として写し出されている。なお、この取り
込み画像40はQFPから成る半導体装置10の映像で
あり、パッケージ11の4辺に対応して配置されたプリ
ズム3により反射した投影光を写し出しているものであ
る。そして、この取り込み画像40に基づいてリード1
2の曲がりや浮きを計測する。
【0017】つまり、載置部映像21aとリード映像1
2aとの隙間を計測することでリード12の浮きを検査
することができ、また、リード映像12aの並びを計測
することでリード12の曲がりを検査することができ
る。さらに、リード12の検査と同時にパッケージ裏面
映像11aに基づいてパッケージ11の欠陥等の検査を
行うことができる。
【0018】このように、各プリズム3にて反射した投
影光を得ることで半導体装置10のパッケージ11から
延出するリード12の検査を一括して行うことができる
ようになる。
【0019】次に、本発明の他の実施例を図3および図
4に基づいて説明する。図3に示すように、この外観検
査装置1は先に説明したように半導体装置10を搭載す
る搭載台2とプリズム3と光学読み取り機構4とから構
成されるものであるが、搭載台2の載置部21がガラス
等から成る透光部材にて形成されている。
【0020】このため、半導体装置10を搭載台2に搭
載した状態でリード12の側方から光を照射すると、リ
ード12の投影光がプリズム3で反射して搭載台2の下
方へ導かれるとともに、透光部材から成る載置部21を
光が透過して光学読み取り機構4にて取り込まれること
になる。
【0021】図4は、この外観検査装置1の光学読み取
り機構4による取り込み画像処理装置を説明する図で、
(a)は全体図、(b)は拡大図である。すなわち、こ
のような取り込み画像40によりリード映像12aと透
過映像12bとを同時に得ることができる。例えば、Q
FPから成る半導体装置1の場合には、パッケージ11
の4辺から延出する全てのリード12の立ち上がり部分
および先端部分の映像を得ることができる。
【0022】この取り込み画像40のリード映像12a
および透過映像12bに基づいて、リード12の曲がり
や浮きを計測する。例えば、リード12の浮きを計測す
るには載置部映像21aとリード映像12aとの隙間を
求めればよい。また、同時にパッケージ裏面映像11a
を得てパッケージ11の裏面の外観検査を行ってもよ
い。
【0023】いずれの実施例においても、半導体装置1
0の外形よりも小さい視野にてリード12の映像を得る
ことができるため、光学読み取り機構4の倍率を高くす
ることが可能となる。また、このような視野により投影
光の取り込みの際に光学読み取り機構4のレンズの周辺
部分を使用しなくてもよいため、レンズの収差による取
り込み画像40の歪みが問題にならない。
【0024】また、本実施例においてはQFPから成る
半導体装置10の外観を検査する場合を例として説明し
たが、これ以外にも図5に示すようなJ型のリード12
を有するいわゆるSOJやQFJから成る半導体装置1
0の場合であっても検査を行うことができる。
【0025】すなわち、搭載台2の載置部21にJ型の
リード12を載置して、その内側にプリズム3を配置す
るようにする。これにより、リード12の側方から照射
される光の投影光がプリズム3にて反射して搭載台2の
下方へ導かれ、光学読み取り機構4にて受光することが
できるようになる。
【0026】なお、本実施例において投影光を反射させ
る反射手段としてプリズム3を用いたが、本発明はこれ
に限定されることはなくハーフミラーや他の反射板であ
っても同様である。また、リード12の形状はガルウイ
ング型やJ型に限定されず挿入型や他の形状であっても
検査対象とすることができる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明の半導体装置
の外観検査装置によれば次のような効果がある。すなわ
ち、半導体装置の外形よりも小さい視野にてリードの投
影光を受光することができるため取り込み画像の倍率を
高めることができるとともに、光学読み取り機構のレン
ズの収差の影響を受けることが無くなり精度の高いリー
ド検査を行うことが可能となる。
【0028】また、リードの載置部を透光部材にて構成
することで、リードの平面方向の映像をも受光すること
ができ一つの取り込み画像に基づいて種々の検査を行う
ことが可能となる。さらに、パッケージの裏面の映像を
も同時に取り込むことができ簡単な設備であっても多く
の外観検査を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の外観検査装置を説明する概略断面図で
ある。
【図2】取り込み画像を説明する図で、(a)は全体
図、(b)は拡大図である。
【図3】他の例を説明する概略断面図である。
【図4】他の例の取り込み画像を説明する図で、(a)
は全体図、(b)は拡大図である。
【図5】他のリード形状の検査を説明する概略断面図で
ある。
【図6】従来例を説明する概略断面図である。
【符号の説明】
1 外観検査装置 2 搭載台 3 プリズム 4 光学読み取り機構 10 半導体装置 11 パッケージ 12 リード 21 載置部 22 開口部

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パッケージから複数のリードが延出する
    半導体装置の外観検査装置において、 前記半導体装置のリードを載置するための載置部を備
    え、かつ該載置部よりも内側に開口部が設けられた搭載
    台と、 前記搭載台の開口部の内側から前記載置部よりパッケー
    ジ側にかけて配置され前記リードの側方から照射される
    光の投影光を前記開口部を介して該搭載台の下方へ反射
    させるための反射手段と、 前記反射手段により反射する前記投影光を受光するため
    の光学読み取り機構とから成ることを特徴とする半導体
    装置の外観検査装置。
  2. 【請求項2】 前記搭載台の載置部は透光部材から構成
    され、 前記光学読み取り機構は前記載置部を透過する透過光を
    も受光することを特徴とする請求項1記載の半導体装置
    の外観検査装置。
  3. 【請求項3】 前記光学読み取り機構は前記パッケージ
    の裏面からの反射光をも受光することを特徴とする請求
    項1または2記載の半導体装置の外観検査装置。
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