JP3327573B2 - コンテナの荷役・保管装置 - Google Patents

コンテナの荷役・保管装置

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JP3327573B2 JP07759492A JP7759492A JP3327573B2 JP 3327573 B2 JP3327573 B2 JP 3327573B2 JP 07759492 A JP07759492 A JP 07759492A JP 7759492 A JP7759492 A JP 7759492A JP 3327573 B2 JP3327573 B2 JP 3327573B2
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義幸 山本
正治 小林
武史 忍見
公 鹿山
浩一 松本
増雄 船引
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株式会社間組
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンテナの荷役・保管
システム、特にトラックと貨物列車とが同じコンテナラ
ックを使用するために荷役・保管を一体化したコンテナ
の荷役・保管装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のパレット自動倉庫システムとして
は、図8に示すように、多数の枡目枠1を縦横に積層し
たラック2が見られ、このラックの枡目枠内にある荷3
を、公知のスタッカクレーンとしての昇降装置により支
持柱4間で昇降させ、横動装置でレール6上を横行する
ことにより予め決められた枡目枠内に収納及び出庫する
ようにしている。昇降装置と横動装置による荷の、移動
は、コンピュータ5によって制御される。
【0003】また、特開昭47−40937号の鉄道貨
物駅の発明では、貨物線と道路とにまたがって高架構造
物を構築し、高架構造物上にループ状のレールコンベア
が架設されており、このレールコンベアに多数の走行台
車がコンテナを吊り下げてループの一方向のみ移動する
ことによって貨車からトラック、またはトラックから貨
車へコンテナの積み卸しを行うようにしたものが開示さ
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来技術
としての自動倉庫システムは、荷の移動を荷を積載して
いるパレットにフォークを出入させることにより行って
いるが、貨物輸送に用いられるコンテナのように列車や
トラックなどにより運行移動するものにあってはパレッ
トを用いた搬送は不向きであり使用できない。また、現
実にパレットは使用されておらず、コンテナ下部に設け
られたフォーク抽入口を利用して、有人フォークにて貨
物列車〜トラック間の荷役作業を行っている。
【0005】また、上記特開公報のものは、ループ状の
レールコンベアを走行台車が一方向に廻るシステムであ
るが、この発明では鉄道貨物駅の運用上、現実に必要不
可欠な出発用と保管用のための一時保管エリアがなく、
保管システムとしては不十分なものである。
【0006】そこで、本発明ではトラックと貨物列車と
をコンテナラックと組み合せ、トラック停車域における
入出庫装置と、貨物列車停車域における積み降し装置と
により、トラックと貨物列車からのコンテナの積み降し
を自動化すると共に、その間におけるコンテナの保管を
コンテナラックにより行うことができるようにしたコン
テナの荷役・保管装置を提供せんとする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記問題点
を解決せんとしたものであり、その要旨は中央に、上下
レール間を前進後退し、移動支柱に沿ってコンテナを昇
降するようにしたスタッカークレーンを配置し、該クレ
ーンの両側に前記スタッカークレーンからコン テナを収
納・保管する多数の枡目枠を縦横に備えたコンテナラッ
クを配設し、前記一方のコンテナラックの外側に沿って
設けたトラック走行レーンのトラック停車域の上方に
は、該トラック停車域に停車したトラックへコンテナの
荷降し・積載を行うと共に前記コンテナラックへ左右横
動を行う入出庫装置を配備し、かつ前記他方のコンテナ
ラックの下部にコンテナラックに沿って設けた車両レー
ル上を車両が走行する貨物列車停車域を設けると共に、
前記他方のコンテナラックの外側には貨物列車走行レー
ンの所定箇所にコンテナ積み降し装置を配備し、該積み
降し装置を前記貨物列車走行レーンに沿って移動できる
ようにしたことを特徴とするコンテナの荷役・保管装置
にある。ここで、入出庫装置にはトラックの荷台上にあ
るコンテナを上方から把持するか、下部ですくい上げる
等で持ち上げ、コンテナラックの決められた場所に一時
保管するか、保管したものを荷台上に積み込むようにし
た装置が考えられ、積み降し装置としては貨物列車の車
両上のコンテナを横移送かクレーン吊りにより上昇して
コンテナラックに一時保管するか、保管したものを車両
上に積み込むようにした装置などが考えられる。入出庫
装置における把持手段には油圧シリンダを伸縮させてコ
ンテナの両側面からコンテナ下部を掴む把持装置と、エ
レベータやリフトで持ち上げるようにした昇降手段が含
まれ、積み降し装置としてはコンテナラックの一時保管
場所及び下部の貨物列車域において、フォークを横にス
ライドさせて、コンテナの受渡しを行いフォークごとコ
ンテナを昇降するようにしたものなどが考えられる。
【0008】
【作用】本発明におけるコンテナの荷役・保管システム
は、トラックとコンテナラック間において、トラックへ
コンテナを積載又は荷降しをし、荷降しされたコンテナ
をコンテナラックの収納場所に収納すると共に、収納し
たコンテナをトラックに積載するか、貨物列車へ積載
し、かつ貨物列車から荷降しされたコンテナをコンテナ
ラックの収納場所に収納するようにする。
【0009】
【実施例】ついで、本発明であるコンテナの荷役・保管
装置の実施例を添付図面に基づいて説明する。
【0010】図1はコンテナの荷役・保管装置の正面
図、図2は図1の平面図、図3は左側面図、図4は右側
面図である。
【0011】中央にスタッカークレーンの走行エリア1
6に布設した上下レール13,13′間を前進後退し、
前後する移動支柱15,15′に沿って昇降すると共
に、左右に伸縮できるフォークを備えたスタッカークレ
ーン14を配置し、クレーン14の両側にはレール13
に沿ってコンテナ18を収納・保管するために縦横に多
数の枡目枠17を備えたコンテナラック11,12を2
列11a,11b及び11cと12a,12b及び12
cと連続して配設している。また、コンテナラック1
1,12の枡目枠17内のコンテナ18は、下方から上
方へ出庫待機コンテナ19、到着コンテナ20、当日発
着コンテナ21、及び保管コンテナ22を順次区別けす
ることが作業操作上便利である。さらに、コンテナラッ
ク11,12のいずれかに空コンテナ23を保管するこ
とも可能である。
【0012】一方のコンテナラック12のスタッカーク
レーン14と反対側の外側面には、ラック12に沿って
設けたトラック走行レーン24の所定位置に下方にトラ
ック26を停車するトラック停車域を設けた入出庫装置
25を配備する。この入出庫装置25は、上記走行レー
ン24の所定位置に複数設けることによりコンテナラッ
ク12へのコンテナ18の入出庫を効率的に行うことが
できる。入出庫装置25の構成は無底枠29内において
トラック26へコンテナ18を荷降し及び積載を行うた
めにコンテナ18を両側からの爪によって把持する把持
装置27と、把持したコンテナ18を昇降させる入出庫
装置の天井から吊下した油圧シリンダなどの昇降装置2
8、及び上記無底枠29に隣接して底部のローリング装
置31によりコンテナラックへの左右横動を行う有底枠
30とからなる。
【0013】他方のコンテナラック11の下部には、ラ
ック11に沿って設けた引込線からの車両レール32上
を車両33が走行する貨物列車停車域を設け、またコン
テナラック11の外側には貨物列車走行レーン34の所
定箇所にコンテナ積み降し装置35を配備する。このコ
ンテナ積み降し装置35は、上記走行レーン34の所定
位置に複数設けることによりコンテナラック11へのコ
ンテナ18の入出庫を効率的に行うことができる。コン
テナ積み降し装置35の構成は、本体がレール36上を
走行レーン34に沿って移動できるようにし、本体内に
昇降装置37とコンテナ18を昇降装置とコンテナラッ
ク間で往復移動するフォーク38とからなる。
【0014】上記構成からなる本発明のコンテナの荷役
・保管装置の一実施例を以下に説明する。
【0015】1.トラックで運ばれてきたコンテナ18
は、入出庫装置としての無底枠29内の把持装置27で
把持され、昇降装置28によって吊り上げられ、昇降装
置28を入出庫装置25の天井に沿って有底枠30まで
移動して把持装置27を外し、ローリング装置31のコ
ロを動かしてコンテナラック12に到着コンテナ20と
して一時保管する。
【0016】2.ラック12に一時保管された到着コン
テナ20は、スタッカークレーン14のフォークを伸縮
することで前進又は後退してスタッカクレーンに移され
て上段のコンテナラックの枡目枠内に格納されて保管コ
ンテナ22とするか、上記一時保管された到着コンテナ
20が出荷直前の場合にはスタッカークレーン14によ
って隣のコンテナラック11に一時保管されて車両33
のすぐ上の段の出庫待機コンテナ19となる。
【0017】3.上記出庫待機コンテナ19は、コンテ
ナ積み降し装置35としてのフォーク38の往復移動に
よって昇降装置37に移し、下降し、さらにフォーク3
8を作動して車両33に積み込む。
【0018】4.また、車両33によって運ばれてきた
コンテナ18は、上記コンテナ積み降し装置35を操作
して、上記2における出庫待機コンテナ19の上段の枡
目枠内に収納して到着コンテナ20とするが、スタッカ
ークレーン14によってさらに上段の保管コンテナ22
か当日発着コンテナ21となる。
【0019】5.さらに、車両33からコンテナ積み降
し装置35を経た到着コンテナ20(又は21,22)
はトラック26の出荷にあわせてスタッカークレーン1
4によって入出装置25へと運ばれ、トラックが入出装
置のトラック停車域に停止することでコンテナを積み込
む。
【0020】なお、上記各コンテナの入出庫及び格納工
程は、全てコンピュータによって制御し、作動すること
ができる。
【0021】図5乃至図7は、上記した基本となるコン
テナの荷役・保管装置の応用例である。
【0022】図5は2つの相対するコンテナの荷役・保
管装置をドーム屋根39で連結し、両装置間を下から1
階ホーム40と1階の地上からスロープでつながってい
る2階ホーム41とした正面図であり、図6は図5の1
階平面図、図7は2階平面図である。
【0023】
【発明の効果】以上述べたように、本発明では少なくと
も二列のコンテナラック間にスタッカクレーンを介し、
一方のコンテナラック側はトラック停車域を設けた入出
庫装置を設置してトラックからのコンテナの一時保管を
含む入出庫を行い、他方のコンテナラック側には貨物列
車停車域を設けたコンテナ積み降し装置を設置して車両
からのコンテナの一時保管を含む入出庫を行い、さらに
両側のコンテナラック間にスタッカークレーンを有機的
に配置したことにより、大量のコンテナのトラックと車
両への機械化による入出庫はもちろん、各コンテナラッ
クの枡目枠内へコンテナを連続的かつ整然と保管・収納
することができる。
【0024】また、本発明によれば、コンテナ荷役作業
の自動化により作業効率の向上が図れるとともにコンテ
ナの一時保管の立体化により、作業スペースの縮少が可
能で貨物駅敷地の有効利用が図れ、その結果多目的に利
用可能な余剰用地の創出を可能にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明であるコンテナの荷役・保管装置の正面
図である。
【図2】図1のトラックを除いた平面図である。
【図3】図1の左側面図である。
【図4】図1の右側面図である。
【図5】図1乃至図4を2つ組み合せた応用例としての
正面図である。
【図6】図5の1階平面図である。
【図7】図5の2階平面図である。
【図8】従来のスタッカークレーンの概略斜視図であ
る。
【符号の説明】
11,12 コンテナラック 14 スタッカークレーン 17 コンテナラックの枡目枠 18 コンテナ 25 入出庫装置 26 トラック 33 車両 35 コンテナ積み降し装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鹿山 公 東京都港区北青山2−5−8 株式会社 間組内 (72)発明者 松本 浩一 東京都港区北青山2−5−8 株式会社 間組内 (72)発明者 船引 増雄 東京都港区北青山2−5−8 株式会社 間組内 (56)参考文献 特開 昭51−147866(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65G 63/00 B65G 1/04

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央に、上下レール間を前進後退し、移
    動支柱に沿ってコンテナを昇降するようにしたスタッカ
    ークレーンを配置し、該クレーンの両側に前記スタッカ
    ークレーンからコンテナを収納・保管する多数の枡目枠
    を縦横に備えたコンテナラックを配設し、前記一方のコ
    ンテナラックの外側に沿って設けたトラック走行レーン
    のトラック停車域の上方には、該トラック停車域に停車
    したトラックへコンテナの荷降し・積載を行うと共に前
    記コンテナラックへ左右横動を行う入出庫装置を配備
    し、かつ前記他方のコンテナラックの下部にコンテナラ
    ックに沿って設けた車両レール上を車両が走行する貨物
    列車停車域を設けると共に、前記他方のコンテナラック
    の外側には貨物列車走行レーンの所定箇所にコンテナ積
    み降し装置を配備し、該積み降し装置を前記貨物列車走
    行レーンに沿って移動できるようにしたことを特徴とす
    るコンテナの荷役・保管装置。
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