JP3322958B2 - 印刷物検査装置 - Google Patents

印刷物検査装置

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JP3322958B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は印刷物を検査する装置に
関し、特に印刷上の欠陥の種類を判別する装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】印刷物の検査を行う手法としては、印刷
物の読み取り画像データと基準値の差が設定値を越えた
場合、エラーポイントと判定し、このエラーポイントの
数に基づいて印刷の不良を判定する方法が知られてい
る。又、読み取り画像データと基準データとの差分値を
所定画素毎に所定判定レベルで判定して印刷の欠陥を検
出する方法も知られている。
【0003】更に、特開平2−20348に開示されて
いる方法では、検出信号を基準信号と比較して所定値以
下の差があれば白損、所定値以上の差があれば黒損と判
定する方法が示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の印刷物検査方法
として広く用いられている濃度比較による欠陥検出方法
は、物理的な判断基準に基づいて印刷の良否を判別する
ため、印刷のはみ出し、しみ、油汚れ、ローラーキズな
どの人間の判断と一致した検査結果を得ることが困難で
あるという問題を持っている。
【0005】これら濃度比較により検査する方法は上記
のように様々な改良が施されれている。しかし、これら
の方法は以下に示す問題を持っている。即ち、読み取り
画像データと基準データとの差分値を所定画素毎に所定
判定レベルで判定して印刷の欠陥を検出する方法では、
画素毎に判定の閾値を変更できる特徴があるが、この値
を決定する機構はないので、人間がその閾値設定を行う
ために手間がかかる。つまり、検査は物理的な判断で行
われており、人間が試行錯誤的に閾値、即ち物理量を調
整するものである。
【0006】又、特開平2−20348に開示されてい
るような、読み取り画像信号と基準信号を比較して、所
定値以下の差があれば白損、所定値以上の差があれば黒
損と判定する方法では、あくまで物理的で簡単な判断基
準が用いられる。従ってそのような方法では、欠陥の程
度、位置、意味など印刷欠陥の詳細な状態を知ることが
できない。
【0007】このように、今までの印刷物の検査装置は
簡単な物理量による欠陥の判定だけで行われており、物
理量と欠陥の種類との対応関係及び欠陥とその印刷領域
との対応関係について、人間が詳細に判断できる情報を
記憶・活用する手段を持っていない。又、いずれの方法
も、印刷欠陥検査のみに関する発明で、印刷欠陥検査の
結果に基づいた印刷機などへの対策を施す作業に関する
自動化に関する発明は存在しない。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の印刷物検査装置
は、印刷物の印刷欠陥を検査する印刷物検査装置におい
て、前記印刷物の印刷画像を読取る読取手段と、この読
取手段から出力される画像データと前記印刷物の標準画
像データとを比較する比較手段と、この比較手段から得
られる比較結果から、一定値以上の差の絶対値をもつ画
素を抽出する第1の特徴抽出手段と、前記比較手段から
得られる比較結果から、一定値以上の差をもつ画素が連
続して存在する連結量を計算する第2の特徴抽出手段
と、前記比較手段から得られる比較結果から、一定値以
上の差をもつ画素が連続して存在する連結成分の方向を
求める第3の特徴抽出手段と、前記比較手段から得られ
る比較結果から、一定値以上の差をもつ画素の面積を計
算する第4の特徴抽出手段と、前記第1ないし第4の特
徴抽出手段から出力される前記印刷物の特徴から印刷欠
陥の種類を判定する判定手段とを具備している。
【0009】
【作用】印刷物の印刷欠陥は、人間が容易に理解できる
欠陥の種類に分類される。更に、欠陥の種類に応じて、
印刷装置に対して適切な対応策が出力される。
【0010】
【実施例】図1は本発明の係わる印刷検査装置の例を示
すブロック図である。同図に示すように、本発明による
印刷検査装置はセンサ101、画像入力部102、画像
記憶部103、位置合わせ部105、参照画像記憶部1
04、データ比較部106、欠陥候補抽出部107、差
分符号抽出部108、差分絶対値抽出部109、欠陥連
結成分抽出部110、欠陥方向特徴抽出部111、欠陥
面積抽出部112、欠陥種類判別部113、欠陥判定部
114、判定結果出力部115、対策判定部118、印
刷機対策出力部116、表示部117、パラメータ入出
力部120、編集部119、データ記憶部121とから
構成される。
【0011】検査対象Pは、例えば図2に示すような線
画を中心に構成さた印刷物であり、この印刷物は図示し
ない搬送機構によってCCDなどのセンサ101を通過
することにより画像データが収集される。センサ101
の画像出力信号はA/D変換器を含む画像入力部102
によりA/D変換され、ディジタル画像データとして画
像記憶部103に記録される。画像記憶部103では図
3もしくは図4のような形態でデータがメモリ上に記録
される。同図に示すように、画像信号は横1024画
素、縦512画素の大きさをもち、各画素が256階調
で構成される画像データとして記録される。
【0012】このように記録された検査対象Pの画像デ
ータは、位置合わせ部105にてサンプル毎の位置ずれ
を補正される。これは図5の概念図に示すように、印刷
画像を平行移動させ、原点0o を0n に変更することで
実行する。位置合わせ部105は具体的には図6に示す
構成により実現される。バッファ制御部601は画像記
憶部103に対するアドレス信号ADR1を出力し、画
像記憶部103から画像データを読み込むと同時に、二
値化処理部603に画像データを伝送し、画像バッファ
602に画像データを書き込む。画像記憶部103から
読み出された図4のような画像データに対して、二値化
処理部603は、画素値の小さい印刷部分を抽出するた
めに一定値THR(例えば80H=128)で閾値処理
を行う。この結果、図7に示すように画像データは印刷
部分が画素値“1”、用紙・背景が“0”をとる2値画
像に変換されるが、この2値画像に対して縦方向画素累
積部604及び横方向画素累積部605が、それぞれ図
7のP1、P2に示すような各方向の累積データを求め
る。この累積データP1及びP2の開始点を開始点検出
部606及び607がそれぞれ検出し、開始点座標デー
タX0及びY0を求める。続いて、画像データアドレス
変換部608がバッファ制御部601から出力されるア
ドレス信号ADR2に対して、(X0,Y0)が(0,
0)になするように変換し、新たなアドレス信号ADR
3を出力する。具体的には座標値(xs,ys)のデー
タを記憶しているメモリのアドレスADR2を用いて次
式に示す変換を行いADR3を生成する。
【0013】 ADR3=ADR2−Y0×1024−X0 (1) このアドレス信号ADR3に従って、画像バッファ60
2から読み出される画像データが、画像バッファ609
に書き込まれる。図4の画像に対して、位置合わせ部1
05が位置合わせを行うと、画像データは図8のような
データ形態で、画像バッファ609に蓄積される。
【0014】データ比較部106において、位置合わせ
を終了した図8に示す画像データは、参照画像記億部1
04に書き込まれている図9に示すような参照画像デー
タと比較され、各画素値の差分が求められる。データ比
較部106は、具体的には図10に示す構成で実現され
る。バッファ制御部1001はアドレス信号ADR4を
出力し、位置合わせ部105からの入力画像データと参
照画像記憶部104からの参照画像データを同時に一画
素毎読み出す。読み出された2つの画像データは各画素
毎に差分器1002で差分がとられ、その結果は画像バ
ッファ1003に書き込まれる。図8の入力画像に対し
て、図9の参照画像データとの差分を求めていくと、図
11のような差分値を画素値としてもつ2次元データが
画像データと同じ形態で得られ、このデータが画像バッ
ファ1003に記憶される。なお、図11の差分画像デ
ータは、その絶対値を下位7ビット、符号を第8ビット
に表現する1画素8ビットの形態で記憶される。
【0015】データ比較部106で演算され、図11の
形態で記憶されている差分画像データに対して、欠陥候
補抽出部107、差分符号抽出部108、差分絶対値抽
出部109、欠陥連結成分抽出部110、欠陥方向特徴
抽出部111、欠陥面積抽出部112の6つの処理部で
欠陥に関する特徴量を抽出する。
【0016】欠陥候補抽出部107では、参照画像との
差分データに対して、その値が一定値THR2(例えば
5)以上又は一定値THR3(例えば−5)以下の画素
を抽出すると同時に、読み取り画素に対して5×5画素
毎の小領域に区切りその領域内の抽出画素数の計測を行
う。欠陥候補抽出部107は、具体的には図12に示す
構成により実現する。図12に示すように、欠陥候補抽
出部107は、バッファ制御部1201から出力される
アドレス信号ADR5によって、データ比較部106に
記憶されている差分画像データを読出し、比較器120
2ではデータの値がTHR2以上のとき、比較器120
3ではデータの値がTHR3以下のときに“1”を出力
する。論理和演算回路1204はこの2つの比較器12
02及び1203の出力の論理和を求める。この論理和
データは、画像バッファ1207に図13のような形態
で書き込まれる。ここで図13において空白は数値”
0”を表す。論理和データは同時に、メモリデータ加算
部1205へ伝えられる。アドレス変換部1206はバ
ッファ制御部1201から出力されるアドレスADR5
を、横及び縦の5画素ごとに対応するアドレスに変換
し、変換したアドレスによってメモリデータ加算部12
05及び1208を制御する。メモリデータ加算部12
05は、5×5の小領域内にある論理和”1”の画素の
数を計数し、計数結果を画像バッファ1208に記録す
る。即ち、図13に示すデータを図14の実線で示すよ
うに5×5画素毎の小領域に区切り、その小領域内で値
“1”の画素の数を図15のようなデータ構造の画像バ
ッファ1208に記憶する。
【0017】差分符号抽出部108では、差分画像デー
タ図11に対して、その絶対値が一定値以上例えば5以
上の画素値の符号を抽出する。具体的には、差分符号抽
出部108は図16に示す構成で実現する。バッファ制
御部1201(図12)から出力されるアドレス信号A
DR5に従って、データ比較部106から差分画像デー
タが読み出され、比較器1601ではTHR2(例えば
5)以上の画素値のとき、比較器1602ではTHR3
(例えば−5)以下の画素値のとき、それぞれ“1”が
出力される。2つの比較器1601及び1602の出力
は、論理和演算器1603によって論理和が計算され、
比較器1601の出力とともに画像バッファ1604に
それぞれビット0、ビット1として記憶される。これに
よって、図11に示すデータ比較部106の差分画像デ
ータに対する差分符号抽出部108の抽出結果は、図1
7で示すプラス記号及びマイナス記号に相当する図18
に示す“3(二進法で11)”又は“1(二進法で0
1)”の値により表現されるデータのようになる。図1
8で示す値により差分符号が表された画像データは画像
バッファ1604が記憶する。なお図18において、空
欄は画素値“0”を表している。
【0018】差分絶対値抽出部109では、データ比較
部106から出力される図11のような差分画像データ
に対して、各画素の絶対値を求める。差分絶対値抽出部
109は具体的には、図19に示す構成で実現する。バ
ッファ制御部1201(図12)から出力されるアドレ
ス信号ADR5に従って、データ比較部106から読み
出した信号は、絶対値演算器1901にて、各データの
第8ビットを強制的に“0”とすることでその絶対値に
変換され、画像バッファ1902に記憶される。例えば
図11のデータを、差分絶対値抽出部1201は図20
のようなデータに変換し、画像バッファ1902に記憶
する。欠陥連結成分抽出部110では、データ比較部1
06から出力される図11のような差分画像データに対
して、欠陥を抽出し、その連結成分を検出する。連結成
分抽出部110は具体的には図21に示す構成で実現す
る。バッファ制御部1201(図12)から出力される
アドレス信号ADR5に従って、データ比較部106か
ら読み出された信号は、比較器2101では閾値THR
(例えば5)以上のとき、比較器2102では閾値TH
R(例えば−5)以下のとき“1”と変換される。その
後、2つの比較器2101及び2102の出力の論理和
データを、論理和演算器2103により求め、画像バッ
ファ2104に記憶される。画像バッファ2104には
図13に示すようなデータ構造で画像データが記憶され
ている。画像バッファ2104への書き込みが終了した
後に、CPU2105が画像バッファ2104を制御す
る。CPU2105は、プログラムメモリ2106に書
き込まれている図22及び図23に示すフローに従って
処理を行い、画像バッファ2104に書き込まれている
2値画像の連結成分を求める。図22に示すように、画
像バッファ2104に書き込まれている2値画像を入力
画像としてf(i,j)として表現し、画像バッファ2
108に出力するラベル画像をl(i,j)として表現
する(ST1)。ここで使用される用語”ラベル”は互
いに連結している欠陥画素から各々構成される欠陥画像
を区別するための番号であり、1つの欠陥画素の連結を
構成する各画素には同一番号(ラベル)が付される。
又、ラベル値の対応を求めるためのラベル表を作業用メ
モリ2107に図24の形態で確保し、f(i,j)の
初期値を0とする。2値画像f(i,j)に対し、x=
1,y=1から画素を調べ、画素値が”1”であればS
T5へ進む。ST5では図25に示す近傍5画素のラベ
ル値に対して、ラベル表の値T(l(i,j))を参照
し、(1)ラベル表の値の種類数n,(2)最小のラベ
ル表の値L1、(3)次に小さいラベル表の値L2(こ
れらの値は最大でも2つのみ存在する)を求める。続く
ST6では、ラベル表の値の種類数nによりST7、S
T8、ST9の3つに処理が分岐する。n=0の場合、
この(x,y)の位置に新たなラベルが発生したことを
意味するので、連結成分番号λを1増加させ、ラベル表
T(λ)にλを代入し、更にラベル画像l(x,y)に
λを代入し、ラベル情報を割り振る(ST8)。又n=
1の場合、(x,y)は近傍する成分に点欠する状態で
あるためラベル画像l(x,y)に最小のラベル表の値
L1を代入し統合する(ST7)。n=2の場合、図2
5の近傍領域内の中で統合すべき2つの成分が存在する
ことを示しているので、注目する位置のラベル画像l
(x,y)には、小さい方のラベル表の値L1を代入
し、他のL2をとる領域をすべてL1に置き換える(S
T9)。この処理を画像全体に施すことでST13を終
了した時点でラベル付けが終了する。更に、間に欠番が
存在するT(i)の値を通し番号に並べ変え(ST1
4)、ラベル画像をこの並べ変えたラベル表の値に置き
換えることで連結成分に1から順番に番号が付されたラ
ベル画像が得られる。例えば、図13に示されるような
画像バッファ2104に記録されている2値画像データ
に対して、図22及び図23に示す処理を施すと、図2
7に示すようなラベル画像データが得られる。ここで図
27の空白は数値”0”を表す。この処理結果は画像バ
ッファ2108に記憶される。
【0019】欠陥方向特徴抽出部111は、データ比較
部106から出力される図11のような差分画像データ
に対して、その欠陥の方向性を抽出するものである。欠
陥方向特徴抽出部111は、具体的には、図28に示す
構成で実現する。バッファ制御部1201(図12)か
ら出力されるアドレス信号ADR5に従って、データ比
較部106から読み出された差分画像データは、比較器
2701では閾値THR2(例えば5)以上のとき、比
較器2702では閾値THR3(例えば−5)以下のと
き“1”と変換される。その後、2つの比較器2701
及び2702の出力の論理和データを論理和演算器27
03により求め、画像バッファ2704に記憶する。画
像バッファ2704は図13に示すようなデータ構造で
記憶されている。画像バッファ2704への書き込みが
終了した後に、CPU2705が画像バッファ2704
を制御する。CPU2705は、プログラムメモリ27
06に書き込まれている図29及び図30に示す処理フ
ローに従って処理を行い、画像バッファ2704に書き
込まれている2値画像の方向成分の特徴を求める。図2
9に示すように、初め画像バッファ2704に書き込ま
れている2値画像データをf(i,j)、画像バッファ
2708に出力する方向特徴を画素値とする画像データ
をd(i,j)と定義し、処理を開始する(ST2
1)。その後画像の各画素に対して、図31、図32、
図33、図34に示す4種類の近傍画素の重みとの積和
演算値を求める(ST25からST30)。図31、図
32、図33、図34の4つのパラメータはそれぞれ縦
方向、横方向、左上がり斜め方向、左下がり斜め方向成
分を検出するものである。この4種類のパラメータと画
素との積和をそれぞれm1,m2,m3,m4として求
め、それぞれ一定閾値THR4(例えば3)以上を取る
かどうかをST31、ST33、ST34、ST35で
それぞれ判定し、該当すれば、1(縦)2(横)、3
(左上がり斜め)、4(左下がり斜め)の値をd(x,
y)に与える(ST39)。この処理を画像全体に対し
て施すことで、画像バッファ270に記憶されている図
13に示すような二値画像は、図35に示すような方向
特徴を表す図36のような画像データに変換される。こ
こで図36において空白は数値”0”を表す。
【0020】欠陥面積抽出部112は、データ比較部1
06から出力される図11のような差分画像データに対
して、連結成分毎にその面積を求めるものである。欠陥
面積抽出部112は具体的には図37に示す構成で実現
する。バッファ制御部1201(図12)から出力され
るアドレス信号ADR5に従って、データ比較部106
から読み出された信号は、比較器3601では閾値TH
R2(例えば5)以上のとき、比較器3602では閾値
THR3(例えば−5)以下のとき“1”と変換され
る。その後、2つの比較器3601及び3602の出力
の論理和データを論理和演算器3603により求め、画
像バッファ3604の記憶する。画像バッファ3604
には図13に示すようなデータ構造で画像データが記憶
されている。画像バッファ3604への書き込みが終了
した後に、CPU3605が画像バッファ3604を制
御する。CPU3605は、プログラムメモリ3606
に書き込まれている図38、39、40及び41に示す
手順に従って処理を行い、画像バッファ3604に書き
込まれている2値画像の連結成分を求め、その各連結成
分の面積を求める。図22及び図23に示すように、S
T44からST63までは欠陥連結成分抽出部111と
同じラベル付け処理である。これに対してST57で求
めた最大ラベル値LMまで、各ラベルの画素数を計測す
る(ST64からST72)。これと同時に前記画像デ
ータは各連結成分に面積値を割り当てた図42のような
画像データに変換される(ST73からST79)。こ
の結果、画像バッファ3604に記録されている二値画
像データは、図42のような連結成分の面積を画素値と
する画像データと、図43に示すラベル面積の対応デー
タに変換され、それぞれ画像バッファ3608及びデー
タバッファ3609に書き込まれる。ここで図42にお
いて空白は数値”0”を表す。
【0021】このようにデータ比較部106から出力さ
れる差分画像データに対して、6種類の特徴抽出処理を
施し、その結果を欠陥処理判別部113に転送する。
【0022】欠陥種類判別部113は、この様に抽出し
た複数の特徴量を入力データとして特徴量とその程度か
ら欠陥の種類を推定し出力するもので、図44に示す構
成で実現する。入力データである6つの抽出部からのデ
ータは、トランシーバ4101から4108を介して伝
えられる。これは、CPU4109が、トランシーバ4
101から4108を介して、6つの抽出部の画像バッ
ファ又はデータバッファから必要なデータを読み出すこ
とで実現する。CPU4109はプログラムメモリ41
10に記憶されている図45及び図46に示す手順に従
って処理を行う。図45及び図46に示すように、欠陥
候補抽出部107に記憶されている小領域内の欠陥抽出
画素数をデータとする図14又は図15のような2次元
データに対して、その値が0でなければその小領域に対
して5つの情報を調べ欠陥の種類に関するの情報を求め
る。
【0023】図45に示すようにST103では、第1
番目の検出量として、トランシーバ4103を介して差
分符号抽出部108に記憶されている特徴量データ(図
18)を読み出し、5×5画素の小領域の中で画素数の
多い方のプラス又はマイナスどちらかの符号を選択す
る。欠陥の特徴量とその値との対応データが記載されて
いる特徴量/欠陥種類対応表4112(図47、48)
と前記特徴量とを照合して、欠陥の種類候補D1を求め
る(ST104)。
【0024】第2番目の検出量として、ST105で
は、トランシーバ4104を介して差分絶対値抽出部1
09に記憶されている特徴量データ(図20)を読出
し、5×5の小領域の中で最も大きな絶対値を検出す
る。欠陥の特徴量とその値との対応データが記載されて
いる特徴量/欠陥種類対応表4112(図47、48)
と前記特徴量とを照合して、欠陥の種類候補D2を求め
る(ST106)。
【0025】第3番目の検出量として、ST107で
は、トランシーバ4105を介して欠陥連結成分抽出部
110に記憶されている特徴量データ(図27)を読出
し、5×5の小領域のなかで異なる連結成分の数を検出
する。欠陥の特徴量とその値との対応データが記載され
ている特徴量/欠陥種類対応表4112(図47、4
8)と前記特徴量とを照合して、欠陥の種類候補D3を
求める(ST108)。
【0026】第4番目の検出量として、ST109で
は、トランシーバ4106を介して欠陥方向特徴抽出部
111に記憶されているデータ(図35)を読出し、小
領域の中で最も多い方向特徴を縦、横、左上がり斜め、
左下がり斜めのいずれかを選択する。欠陥の特徴量とそ
の値との対応データが記載されている特徴量/欠陥種類
対応表4112(図47、48)と前記特徴量とを照合
して、欠陥種類候補D4を求める。(ST110)。
【0027】第5番目の検出量として、ST111で
は、トランシーバ4107を介して欠陥面積抽出部11
2に記憶されているデータ(図42)を読出し、その中
で最も大きな面積値を検出する。欠陥の特徴量とその値
との対応データが記載されている特徴量/欠陥種類対応
表4112(図47、48)と前記特徴量とを照合し
て、欠陥の種類候補D5を求める(ST112)。求め
た5つの欠陥種類候補D1,D2,D3,D4,D5に
対して、その論理和をその小領域の欠陥種類とする(S
T113)。ここで、図47及び図48に示す特徴量/
欠陥種類対応表4112には欠陥の名称と程度が記され
ているが欠陥の名称に対しては単純に論理和をとるが、
程度については情報のないものは論理和として用いな
い。例えば、かすれ(程度:濃)とかすれ(程度:規定
無し)の2つの論理和は、かすれ(程度:濃)となる。
又、欠陥候補抽出部107に記録されている小領域デー
タの画素値が0であれば、検出処理をバイパスし、“欠
陥なし”とする(ST102)。この処理を小領域デー
タの全てに対して施すと、結果として図49に示すよう
な印刷欠陥をもつ2次元配列データを得ることができ
る。別の欠陥種類判別部113の実施例を述べる。これ
は第1の例と同じく図44に示す構成で実現される。特
徴量/欠陥種類対応表4112には図59に示すような
欠陥の種類の対応した特徴量の範囲が指定されており、
それぞれの得られた特徴量に対して欠陥の種類を出力す
る。
【0028】続いて、欠陥判定部114が、5×5の小
領域毎に欠陥の種類を示すデータが記述された図49の
ような2次元配列データ欠陥の有無を判定する。欠陥判
定部114は図50で示す構成で実現している。欠陥種
類判別部113の出力データは、トランシーバ4701
を介してCPU4703が入力する。CPU4703
は、プログラムメモリ4704に記憶されている図51
に示す手順で処理を行う。座標/領域対応データベース
4702は、図2のような検査対象に対して、図52の
ように予め設定してある部分的な印刷領域について、そ
れぞれのx座標及びy座標の範囲と、印刷領域の名称と
領域番号の関係が図53のように記述されているもので
ある。又、印刷欠陥データベース4706は、図54の
ように、印刷欠陥と判定する基準情報が、それぞれの印
刷領域別に欠陥種類判別部が求めた欠陥種類と、その印
刷領域に含まれる欠陥候補の小領域数の関係で記述され
ているものである。図54に示すように、左上隅様々の
領域と、中央の領域では、各欠陥の種類の許容下限値が
異なっている。図51に示すように、欠陥種類判別部か
ら出力される小領域毎に、欠陥の種類が記述されている
2次元データ(図49)に対して、図52のように特徴
的な印刷毎に区分した各領域に対して処理を行う。ST
122では、座標/領域対応データベース4702(図
53)の情報を用いて、図55の破線で示すように、そ
れぞれの印刷領域に含まれる小領域について欠陥の種類
とその小領域の数を求める。続いて、ST123では、
ST122の結果に基づいて印刷欠陥データベース47
06(図54)の基準情報を用いて検出すべき欠陥であ
るかどうかを判定する。この処理を図50で示す各印刷
領域に対して行い、判定結果を出力回路4708、及び
データバッファ4709へ出力する。
【0029】最後に、対策判定部118は、欠陥判定部
114で判定した印刷欠陥に対して、欠陥種類判別部1
13の情報をもとに印刷機への対策情報を判定する。対
策判定部118は図56に示す構成で実現する。トラン
シーバ5301は欠陥種類判別部113から、トランシ
ーバ5302は欠陥判定部114からそれぞれ欠陥情報
を得るものである。CPU5303はプログラムメモリ
5304に書かれている図57の処理手順に従って、印
刷機の対応情報を判別する。ここで、印刷機対策情報デ
ータベース5306は、図58に示すように領域ごと
に、欠陥種類と印刷機に対する対策情報が記述されてい
るものである。図57に示すように、欠陥判定部114
から出力される欠陥判定データ(図54)を用いてその
小領域毎に欠陥の有無を判定し(ST132)、印刷機
対策情報データベース5306(図58)の情報を用い
て印刷機に出力すべき情報を選択する(ST133)。
この処理を図52で示す各印刷領域に対して行い、判定
結果を出力回路5307から出力する。
【0030】欠陥判定部114から出力された判定結果
は、判定結果出力部115からシステムの選別信号とし
て出力されると同時に、表示部117に出力される。又
対策判定部118から同じく出力される印刷機対策情報
は印刷機対策出力部116から表示部117に出力され
操作者に注意を与えると共に、自動的に調整できる原因
は印刷調整出力として印刷機に出力する。
【0031】欠陥種類判別部113、欠陥判定部11
4、対策判定部118のパラメータはパラメータ入出力
部120を介して制御され、データ記憶部121からデ
ータを読み込んだり、編集部119で、図2のような画
像を表示させながら、これらパラメータを調整すること
ができる。
【0032】又、前記発明は、図14に示す小領域単位
で欠陥種類判別を行っていたが、異なった単位でも欠陥
種類判別を行うことができる。画素の連結成分毎に欠陥
を判定する、本発明の第2の実施例を図60に示す。図
60によれば、本発明はセンサ101、画像入力部10
2、画像記憶部103、位置合わせ部105、参照画像
記憶部104、データ比較部106、欠陥候補抽出部1
07、差分符号抽出部108、差分絶対値抽出部10
9、欠陥方向特徴抽出部111、欠陥面積抽出部11
2、欠陥種類判別部113、欠陥判定部114、判定結
果出力部115、対策判定部118、印刷機対策出力部
116、表示部117、パラメータ入出力部120、編
集部119、データ記憶部121とから構成される。欠
陥候補抽出部107は連結成分を抽出する図1における
欠陥連結成分抽出部110と同じ構成を持つ。その後、
各連結成分毎に差分符号抽出部108がその差分符号
を、差分絶対値抽出部109が差分絶対値を、欠陥方向
特徴抽出部111がその欠陥の方向を、欠陥面積抽出部
112がその面積を抽出し、連結成分毎に欠陥種類判別
部113が抽出し、その位置により欠陥判定部114が
連結成分毎に判定する。これら各処理部は前述の第1の
実施例と同じ構成である。ここでは連結成分毎に、その
欠陥の程度を判別し総合的に判断するため、欠陥種類判
別部113における特徴量/欠陥種類対応表図42、図
48若しくは図59は若干異なったものになる。又、欠
陥判定部114における印刷欠陥データベース図48
と、対策判定部118における印刷機対策判定データベ
ース図58も第1の実施例と若干異なったものとなる。
何れの対応表及びデータベースにおいても編集部119
によりその都度最適なデータに修正される。
【0033】又、特徴量のうち、関連する他の特徴量を
用いても何等発明の要旨は変わらない。例えば、欠陥の
広がりを示す面積と併用して、欠陥の縦長さ、横長さを
例えば2値画像の射影により求めて判定に用いたり、同
一欠陥が点在する特徴を例えば一定距離内で存在する個
数として求めて判定に用いることも可能である。
【0034】なお、この発明は上記実施例に限定される
ものではなく、発明の要旨を変えない範囲において種々
変形可能なことは勿論である。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による印刷
検査装置は、検査対象の入力画像に対して位置合わせを
行ない、標準データと入力画像を比較したデータから複
数の特徴を検出し、その特徴量から印策欠陥の種類とそ
の程度を抽出し、抽出された印刷欠陥の種類と程度か
ら、対処すべき印刷欠陥を判断し、又これら情報から印
刷機対策情報を出力することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施例に係る印刷検査装置の
構成を示すブロック図。
【図2】図2は本発明の一実施例に係る検査対象の印刷
物の一例を示す図。
【図3】図3は本発明の一実施例に係る画像記憶部に蓄
えられる画像データの形態を示す図。
【図4】図4は本発明の一実施例に係る画像記憶部に蓄
えられる画像データの形態を示す別な図。
【図5】図5は本発明の一実施例に係る位置合わせ部で
位置を合わせる原点を示す概念図。
【図6】図6は本発明の一実施例に係る位置合わせ部の
構成を示すブロック図。
【図7】図7は本発明の一実施例に係る位置合わせ部で
累積するデータの例を示す図。
【図8】図8は本発明の一実施例に係る位置合わせ部で
位置合わせをした画像の例を示す図。
【図9】図9は本発明の一実施例に係る参照画像記憶部
で記憶する参照画像データの例を示す図。
【図10】図10は本発明の一実施例に係るデータ比較
部の構成を示す図。
【図11】図11は本発明の一実施例に係るデータ比較
部の処理結果の例を示す図。
【図12】図12は本発明の一実施例に係る欠陥候補抽
出部の構成を示す図。
【図13】図13は本発明の一実施例に係る欠陥候補抽
出部で抽出された画素の例を示す図。
【図14】図14は本発明の一実施例に係る欠陥候補抽
出部で決められる小領域と、抽出された画素の数の例を
示す図。
【図15】図15は本発明の一実施例に係る欠陥候補抽
出部の処理結果の例を示す図。
【図16】図16は本発明の一実施例に係る差分符号抽
出部の構成を示す図。
【図17】図17は本発明の一実施例に係る差分符号抽
出部で抽出する符号データの例を示す図。
【図18】図18は本発明の一実施例に係る差分符号抽
出部の処理結果の例を示す図。
【図19】図19は本発明の一実施例に係る差分絶対値
抽出部の例を示す図。
【図20】図20は本発明の一実施例に係る差分絶対値
抽出部の処理結果の例を示す図。
【図21】図21は本発明の一実施例に係る欠陥連結成
分抽出部の構成を示す図。
【図22】図22は本発明の一実施例に係る欠陥連結成
分抽出部でおこなう処理手順を示す図。
【図23】図23は本発明の一実施例に係る欠陥連結成
分抽出部でおこなう処理手順を示す図。
【図24】図24は本発明の一実施例に係る欠陥連結成
分抽出部でおこなうラベル表の例を示す図。
【図25】図25は本発明の一実施例に係る欠陥連結成
分抽出部で注目する入力画像の近傍領域を示す図。
【図26】図26は本発明の一実施例に係る欠陥連結成
分抽出部で注目するラベル画像の近傍領域を示す図。
【図27】図27は本発明の一実施例に係る欠陥連結成
分抽出部の処理結果の例を示す図。
【図28】図28は本発明の一実施例に係る欠陥方向特
徴抽出部の構成を示す図。
【図29】図29は本発明の一実施例に係る欠陥方向特
徴抽出部でおこなう処理手順を示す図。
【図30】図30は本発明の一実施例に係る欠陥方向特
徴抽出部でおこなう処理手順を示す図。
【図31】図31は本発明の一実施例に係る縦方向の欠
陥を検出するパラメータを示す図。
【図32】図32は本発明の一実施例に係る横方向の欠
陥を検出するパラメータを示す図。
【図33】図33は本発明の一実施例に係る左上がり斜
め方向の欠陥を検出するパラメータを示す図。
【図34】図34は本発明の一実施例に係る左下がり斜
め方向の欠陥を検出するパラメータを示す図。
【図35】図35は本発明の一実施例に係る欠陥方向特
徴抽出部で検出する方向データの例を示す図。
【図36】図36は本発明の一実施例に係る欠陥方向特
徴抽出部の処理結果の例を示す図。
【図37】図37は本発明の一実施例に係る欠陥面積抽
出部の構成を示す図。
【図38】図38は本発明の一実施例に係る欠陥面積抽
出部でおこなう処理手順を示す図。
【図39】図39は本発明の一実施例に係る欠陥面積抽
出部でおこなう処理手順を示す図。
【図40】図40は本発明の一実施例に係る欠陥面積抽
出部でおこなう処理手順を示す図。
【図41】図41は本発明の一実施例に係る欠陥面積抽
出部でおこなう処理手順を示す図。
【図42】図42は本発明の一実施例に係る欠陥面積抽
出部の処理結果の例を示す図。
【図43】図43は本発明の一実施例に係る欠陥面積抽
出部の処理結果の別な例を示す図。
【図44】図44は本発明の一実施例に係る欠陥種類判
別部の構成を示す図。
【図45】図45は本発明の一実施例に係る欠陥種類判
別部の処理手順を示す図。
【図46】図46は本発明の一実施例に係る欠陥種類判
別部の処理手順を示す図。
【図47】図47は本発明の一実施例に係る特徴量/欠
陥種類対応表の例を示す図。
【図48】図48は本発明の一実施例に係る特徴量/欠
陥種類対応表の例を示す図。
【図49】図49は本発明の一実施例に係る欠陥種類判
別部の処理結果の例を示す図。
【図50】図50は本発明の一実施例に係る欠陥判定部
の構成を示す図。
【図51】図52は本発明の一実施例に係る欠陥判定部
の処理手順を示す図。
【図52】図52は本発明の一実施例に係る欠陥判定部
で用いる印刷領域の例を示す図。
【図53】図53は本発明の一実施例に係る欠陥判定部
の座標/領域対応データベースの例を示す図。
【図54】図54は本発明の一実施例に係る欠陥判定部
の印刷機対応情報データベースの例を示す図。
【図55】図55は本発明の一実施例に係る欠陥判定部
の印刷領域と小領域の対応を示す図。
【図56】図56は本発明の一実施例に係る対策判定部
の構成を示す図。
【図57】図57は本発明の一実施例に係る対策判定部
の処理手順を示す図。
【図58】図58は本発明の一実施例に係る対策判定部
の印刷欠陥データベースの例を示す図。
【図59】図59は本発明の一実施例に係る特徴量/欠
陥種類別対応表の例を示す図。
【図60】図60は本実施例の別の実施例にかかる印刷
検査装置の構成を示すブロック図。
【符号の説明】
P…印刷物、101…センサ、102…画像入力部、1
03…画像記憶部、104…参照画像記憶部、105…
位置合わせ部、106…データ比較部、107〜112
…特徴抽出部、113…欠陥種類判別部、114…欠陥
判定部、115…判定結果出力部、116…印刷機対策
出力部、117…表示部、118…対策判定部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01N 21/84 - 21/958 G06T 1/00 - 9/40

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷物の印刷欠陥を検査する印刷物検査
    装置において、 前記印刷物の印刷画像を読取る読取手段と、 この読取手段から出力される画像データと前記印刷物の
    標準画像データとを比較する比較手段と、 この比較手段から得られる比較結果から、一定値以上の
    差の絶対値をもつ画素を抽出する第1の特徴抽出手段
    と、 前記比較手段から得られる比較結果から、一定値以上の
    差をもつ画素が連続して存在する連結量を計算する第2
    の特徴抽出手段と、 前記比較手段から得られる比較結果から、一定値以上の
    差をもつ画素が連続して存在する連結成分の方向を求め
    る第3の特徴抽出手段と、 前記比較手段から得られる比較結果から、一定値以上の
    差をもつ画素の面積を計算する第4の特徴抽出手段と、 前記第1ないし第4の特徴抽出手段から出力される前記
    印刷物の特徴から印刷欠陥の種類を判定する判定手段
    と、 を具備したことを特徴とする印刷物検査装置。
  2. 【請求項2】 前記判定手段により判定された印刷欠陥
    に対処するための印刷機への対策情報を生成する対策情
    報生成手段を更に具備したことを特徴とする請求項1記
    載の印刷物検査装置。
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