JP3318015B2 - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

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JP3318015B2
JP3318015B2 JP31642392A JP31642392A JP3318015B2 JP 3318015 B2 JP3318015 B2 JP 3318015B2 JP 31642392 A JP31642392 A JP 31642392A JP 31642392 A JP31642392 A JP 31642392A JP 3318015 B2 JP3318015 B2 JP 3318015B2
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詔八 鵜川
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特定遊技状態の継続中
に打玉が始動入賞口に入賞する毎に可変入賞球装置を遊
技者にとって不利な第2の状態から遊技者にとって有利
な第1の状態に所定期間変化するように構成された弾球
遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、遊技状態が特定遊技状態に維持さ
れているときに、始動入賞口への打玉の入賞に基づいて
可変入賞球装置を一定時間(例えば、10秒)が経過す
るまで、又はその一定時間の経過前であって所定個数の
入賞玉が発生するまで開放し、そのような可変入賞球装
置の開放を始動入賞口への打玉の入賞がある毎に繰り返
し行う弾球遊技機が提案されていた。このような弾球遊
技機にあっては、可変入賞球装置の開放回数に関係なく
始動入賞口に所定個数の打玉が入賞したときに、特定遊
技状態が終了して通常の遊技状態に復帰するように構成
されているため、始動入賞口への打玉の入賞と可変入賞
球装置の開放とが交互に行われることが望ましい。この
ため、始動入賞口に打玉を受け入れる凹部を有する回転
体を設け、該回転体を可変入賞球装置の開放時間とほぼ
同じ周期で回転せしめるようにしたものが提案されるに
至った。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、特定遊技状
態においては、始動入賞口への打玉の入賞と可変入賞球
装置の開成状態とが交互に連続して生起することが望ま
しいが、上記した回転体は、常時一定の周期で回転して
いるため、可変入賞球装置の開成状態が終了したときに
次の打玉が回転体の凹部に受け入れられていない場合に
は、回転体が上記した周期で1回転して次の打玉を受け
入れるまでの間、可変入賞球装置が閉成状態のままであ
るので、可変入賞球装置の開成状態の間隔が間延びして
遊技者の興趣を盛り上げることができないという問題が
あった。本発明は、上記した事情に鑑みなされたもの
で、その目的とするところは、特定遊技状態となったと
きに、始動入賞口への打玉の入賞に基づいて開成される
可変入賞球装置の開成間隔をできるだけ短くすることが
可能な弾球遊技機を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明においては、特定遊技状態の継続中に打
玉が始動入賞口に入賞する毎に可変入賞球装置を遊技者
にとって不利な第2の状態から遊技者にとって有利な第
1の状態に所定期間変化するように構成された弾球遊技
機において、前記始動入賞口は、受け止めた打玉を間欠
的に入賞領域に導く間欠誘導体を含んで構成され、 前記
特定遊技状態でないときにおける前記間欠誘導体の間欠
誘導間隔が前記特定遊技状態における可変入賞球装置の
開成時の間欠誘導体の間欠誘導間隔よりも遅くなるよう
に制御される一方、前記特定遊技状態において、前記可
変入賞球装置の閉成時における前記間欠誘導体の間欠誘
導間隔が可変入賞球装置の開成時における間欠誘導体の
間欠誘導間隔よりも速くなるように制御されると共に、
前記可変入賞球装置の開成時における前記間欠誘導体の
間欠誘導間隔は、前記可変入賞球装置の開成時間よりも
長い時間間隔であることを特徴とするものである。
【0005】
【作用】特定遊技状態であるときよりも特定遊技状態で
ない通常の遊技状態の方が間欠誘導体による間欠誘導間
隔が遅いので、特定遊技状態でない通常の遊技状態での
始動入賞口の入賞領域への入賞率を抑制することがで
き、全体の入賞率を所望の入賞率に設定することができ
る。一方、特定遊技状態において、可変入賞球装置が開
成状態のときよりも可変入賞球装置の閉成状態のときの
方が間欠誘導体による始動入賞口の入賞領域への間欠誘
導間隔が速いので、可変入賞球装置の閉成状態を短くす
ることができ、結果的に可変入賞球装置の開成状態と次
の開成状態との間隔を短くすることができ、これによっ
て短時間に多量の入賞玉を一時に集中的に獲得できる遊
技を楽しむことができる。また、可変入賞球装置の開成
時における間欠誘導体の間欠誘導間隔は、可変入賞球装
置の開成時間よりも長い時間間隔であることにより、始
動入賞口への打玉の入賞と可変入賞球装置の開成動作と
が確実に交互に行われると共に、始動入賞口へ入賞した
打玉と可変入賞球装置の開成状態との対応関係を明瞭に
知ることができる。
【0006】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例につ
いて説明する。まず、図1を参照して、実施例に係る弾
球遊技機の一例としてのパチンコ遊技機の遊技盤1の構
成について説明する。図1は、遊技盤1の正面図であ
る。図において、遊技盤1のほぼ円状に設けられた誘導
レール2の内側が遊技領域3として構成され、該遊技領
域3のほぼ中央に特別通過装置20が配置されている。
特別通過装置20は、特定遊技状態の一種である権利発
生遊技状態を生起せしめる可変表示装置42と権利発生
遊技状態時に後述する始動入賞口60への入賞に基づい
て所定期間開成する玉受部材44a,44bを有する可
変入賞球装置43とを含んで構成されるが、可変入賞球
装置43へ入賞した入賞玉を除く特別通過表示装置20
へ入賞した玉は、遊技盤1の裏面に形成される連絡通路
59a,59bを介して後に説明する通過装置6a,6
bから再度遊技領域3に放出されるようになっている。
なお、特別通過装置20の構成については、後に詳述す
るが、その内部には、可変表示装置42を可変表示せし
める通過スイッチ35を含んでいる。
【0007】上記した特別通過装置20の上方には、打
玉を特別通過装置20に誘導する玉誘導装置4が配置さ
れている。この玉誘導装置4は、その上部及び左部に入
球口5が形成され、該入球口5から入った打玉が旋回せ
しめられた後に特別通過装置20の後述する玉入口22
に誘導される。また、特別通過装置20の下部左右に通
過装置6a,6bが配置されている。この通過装置6
a,6bは、遊技領域3を落下する打玉を下方に通過さ
せると共に、前記連絡通路59a,59bを流下する打
玉を流出口7a,7bから遊技領域3に放出して下方に
落下せしめるものである。そして、通過装置6a,6b
の下方には、通常の入賞口8b,8dが配置され、通過
装置6a,6bを通過した打玉を受け入れることができ
るようになっている。ただし、入賞口8b,8dの上部
には、障害釘が植立されているので、この障害釘の調整
如何によって入賞口8b,8dへの入賞率が異なる。こ
のように、本実施例においては、玉誘導装置4を介して
特別通過装置20に誘導された打玉は、最終的に入賞口
8b,8dに誘導されるようになっているが、入賞口8
b,8dへの入賞率は、その上部に植立される障害釘の
調整に依存させることができるので、打玉を特別通過装
置20に多数導くようにしても、全体の割り数(出玉率
ともいう)を所望の値に設定することができる。なお、
入賞口8b,8dと同様な入賞口8a,8c,8eがそ
の左右に配置されており、すべての入賞口8a〜8eに
チャッカーランプ9a〜9eが内蔵されている。上記し
た説明では、通過装置6a,6bを打玉が通過するもの
として説明したが、いずれか一方又は両方を入賞口とし
て構成しても良い。この場合には、玉誘導装置4への入
賞率を調整することにより全体の割り数を考慮すること
ができる。
【0008】また、遊技領域3には、上記した構成以外
に、始動入賞口60、風車ランプ10a,10b、サイ
ドランプ11a,11b、レール飾りランプ13、逆流
防止部材14、アウト口12、及び遊技効果ランプ16
(図示しないがパチンコ遊技機の正面上部に設けられ
る)等が設けられると共に、その表面前方を2枚のガラ
ス板15a,15b(図3参照)によって覆われてい
る。なお、上記した各ランプは、権利発生遊技状態中等
に所定の態様で表示制御されるようになっている。な
お、始動入賞口60については、後に詳述するがその内
部に始動入賞玉検出器70を内蔵している。
【0009】しかして、上記した権利発生遊技状態中に
打玉が始動入賞口60に入賞して始動入賞玉検出器70
をONさせると、可変入賞球装置43が一定時間(例え
ば、9.8秒)が経過するまで、又はその一定時間が経
過するまでの間に所定個数(例えば、10個)の入賞玉
が発生するまで開放する。なお、権利発生遊技状態中で
ないときに打玉が始動入賞口60に入賞した時には、単
なる入賞として扱われる。また、権利発生遊技状態の継
続中には、ある程度の頻度で始動入賞口60に打玉を導
いて可変入賞球装置43の開放を連続して実行させたい
という要望がある反面、通常の遊技状態で始動入賞口6
0への打玉の誘導率を高める場合には、それだけ全体の
入賞率を高めることとなり、所望の入賞率に設定するこ
とが難しくなる。そこで、本実施例においては、権利発
生遊技状態の継続中と通常の遊技状態とでは、始動入賞
口60に含まれる回転体43の周期が異なるように駆動
制御されると共に、更に権利発生遊技状態中においても
可変入賞球装置43の玉受部材44a,44bの開成中
と閉成中とでは、周期が異なるように制御される。これ
については、後に詳述する。
【0010】ここで、権利発生遊技状態における遊技内
容を簡単に説明すると、前記したように、可変表示装置
42に表示される図柄42a〜42cの表示結果が予め
定められた表示結果となると、権利発生遊技状態(制御
的には、特別装置が作動すると言う)となる。そして、
権利発生遊技状態が継続しているときに、打玉が始動入
賞口60に入賞して始動入賞玉検出器70をONさせる
と、可変入賞球装置43が上述した開放動作を行う。そ
して、そのような開放動作は、権利発生遊技状態が継続
している限り、打玉が始動入賞口60に入賞する毎に繰
り返される。ただし、権利発生遊技状態の継続は、権利
発生遊技状態中に再度可変表示装置42の図柄42a〜
42cの表示結果が予め定められた表示結果となったと
き、又は、始動入賞口60に所定個数(例えば、16
個)の打玉が入賞したときに終了するようになってい
る。
【0011】なお、始動入賞口60への入賞は、「所定
個数−1」個までの入賞玉が記憶され、その記憶値に基
づいて可変入賞球装置43が開放動作されるが、所定個
数に達して権利発生状態が消滅した時には、所定個数に
達した時点での開放動作(それが16回以下の開閉動作
であっても)が終了した後、それ以降の開放動作が行わ
れない。したがって、始動入賞口60への入賞と可変入
賞球装置43の開放動作とが交互に行われることが望ま
しいが、本実施例においては、後述するように、始動入
賞口60への入賞が可変入賞球装置43の開放時間とほ
ぼ等しい間隔で入賞するように制御されるので、始動入
賞口60への入賞と可変入賞球装置43の開放動作とが
交互に行われる可能性が高くなっている。
【0012】次に、図2乃至図9を参照して、前記特別
通過装置20の構成について説明する。図2は、特別通
過装置20の正面図であり、図3は、特別通過装置20
の断面図であり、図4は、特別通過装置20の斜視図で
あり、図5乃至図7は、特別通過装置20の内部に設け
られる振分回転部材30の作用を示す斜視図であり、図
8は、振分回転部材30を回転する駆動装置の概略図で
あり、図9は、特別通過装置20の下方部に設けられる
可変入賞球装置43部分を示すの平面断面図である。
【0013】図2において、特別通過装置20は、前記
遊技盤1の表面に取り付けられる取付基板21に集約し
て構成される。即ち、取付基板21の上部中央には、玉
入口22が形成され、前記玉誘導装置4から誘導された
打玉を特別通過装置20内に導くようになっている。玉
入口22から誘導された打玉は、取付基板21の前面に
円弧状に形成された玉通路23a,23bのいずれかに
導かれる。図示右側の玉通路23bに導かれた打玉は、
取付基板21に形成された玉出口25から後方に導かれ
て最終的に前記連絡通路59bに導かれるようになって
いる。一方、図示左側の玉通路23aに導かれた打玉
は、通過口26から取付基板21のほぼ中央に形成され
た誘導傾斜面27に落下して誘導口28に導かれるよう
になっている。なお、玉入口22から落下する打玉は、
中央よりやや右玉通路23b寄りに突設される誘導突起
24によって左玉通路23aの方に相対的に多く誘導さ
れるようになっている。また、玉通路23a,23bに
囲まれる内側は、全体が凹状に形成され、その凹状部の
最低面に誘導傾斜面27が形成されると共に、次に説明
する振分回転部材30が配置されている。更に、図示の
実施例においては、玉通路23a,23bの途中の上辺
部の一部に、折曲片29a,29bが形成され、該折曲
片29a,29bを取り去ることにより、玉通路23
a,23bへの入球口とすることができる。このような
技術を特別通過装置20だけでなく通常の入賞球装置等
にも応用することにより、当初の設計段階における各入
賞球装置の配置等を自由に置き換えて最適な遊技盤設計
を図ることが可能となる。
【0014】次に、特別通過装置20の中央に配置され
る振分回転部材30について説明すると、振分回転部材
30は、飛行機の意匠が付与されており、プロペラ31
と機体32とから構成され、このプロペラ31と機体3
2とが常時回転駆動されている。機体32の下方には、
一対の車輪が設けられており、この車輪の間隔が挾持板
33となって前記誘導口28に臨んでいる。しかして、
前記左玉通路23aを流下してきた打玉Pが通過口2
6、誘導傾斜面27、及び誘導口28に導かれたとき
に、挾持板33が最下方にあるときには、図6に示すよ
うに、打玉Pが挾持板33に挟まれたまま正面から見て
時計回転方向に移動し、側方に形成された図柄作動口3
4に導かれる。図柄作動口34には、通過スイッチ35
が設けられ、図柄作動口34を通過する打玉Pを検出す
るようになっている。通過スイッチ35が打玉Pを検出
すると、後に詳述する可変表示装置42の可変表示が開
始される。なお、図柄作動口34に入った打玉Pは、通
過スイッチ35を作動させた後前記連絡通路59aに導
かれるようになっている。一方、打玉Pが誘導口28に
到達したときに挾持板33が傾動した位置となっている
ときには、図7に示すように、誘導口28に入った打玉
Pは、出口通路36を通って前記連絡通路59bに導か
れるようになっている。
【0015】なお、振分回転部材30は、図8に示す歯
車機構によって駆動せしめられるものである。即ち、モ
ータ37の出力軸に固着される第1歯車38によって第
3歯車40と第4歯車41とをそれぞれ逆方向に回転せ
しめ、第3歯車40の回転軸に機体32が固着され、第
4歯車41にプロペラ31が固着されている。なお、第
1歯車38と第4歯車41とは、第2歯車39を介して
噛合されている。
【0016】次に、特別通過装置20の下方部に設けら
れる可変表示装置42及び可変入賞球装置43について
説明する。まず、可変表示装置42は、本実施例におい
てセグメント表示器によって構成され、そのセグメント
表示器に3つの図柄42a〜42cが表示されるように
なっている。しかして、可変表示装置42は、前記した
図柄作動口34に打玉が通過して通過スイッチ35をO
Nさせたときに3つの図柄を可変表示し、所定の時間が
経過したときに左の図柄42aから右の図柄42cの順
に順次停止制御されるようになっている。この動作につ
いては、後に詳述する。また、停止したときの表示結果
が予め定めた図柄の組合せ(例えば、同一数字のゾロ
目)となったときに、権利発生遊技状態となり、前記し
た動作が実行される。
【0017】なお、本実施例においては、可変表示装置
42の表示結果のみに基づいて権利発生遊技状態とした
が、通過スイッチ35を通過した打玉を一時貯留してお
き、その表示結果が特定表示結果となったときに貯留し
ていた打玉を常に又は所定の確率で権利発生スイッチに
導いて、それがONすることにより権利発生遊技状態と
なるようにしても良いし、あるいは全く可変表示装置4
2を設けることなく、権利発生入賞領域を含む複数の入
賞領域を有する特別入賞装置によって権利発生遊技状態
となるようにしても良い。更に、上述した実施例におい
て権利発生遊技状態が継続しているときに、再度打玉が
通過スイッチ35を通過することにより可変表示装置4
2が可変表示してしまうが、権利発生遊技状態の継続中
においては、可変表示することなく通過スイッチ35の
打玉の検出を記憶(ただし、最高4個)してそれを後述
する飾りLED54で表示するようにしても良いし、あ
るいは、可変表示時間を比較的長く設定して表示結果が
導出されるまで時間がかかるようにしても良い。
【0018】上記した可変表示装置42は、前記誘導傾
斜面27の下方に配置されるものであるが、その可変表
示装置42の左右には、一対の玉受部材44a,44b
を有する可変入賞球装置43が形成されている。この玉
受部材44a,44bは、周知のリンク機構45a,4
5bを介してソレノイド46a,46bに連結され、ソ
レノイド46a,46bのON・OFFによって開閉駆
動され、その開成時においては、特別通過装置20の左
右斜めから飛来する打玉P1,P2を受け入れるように
なっている。ところで、可変入賞球装置43の内部にお
いては、図9に示すように、その後面壁が前後方向に段
差状に形成され、その段差状の第1誘導部48と第2誘
導部49との結合部に入賞口50が形成されている。こ
のように構成されることにより、玉受部材44a,44
bに受け入れられた入賞玉が同時に入賞口50部分に到
達しても、入賞口50部分で玉詰まりが生じることがな
いようにしている。なお、入賞口50には、図4に示す
ように入賞玉検出器51が設けられ、可変入賞球装置4
3の1回の開成状態を規制すべき入賞玉数を検出するよ
うになっている。
【0019】特別通過装置20には、上記した構成以外
に、権利発生遊技状態中における情報を表示したり特別
通過装置20の装飾効果を高めるために、図2に示すよ
うに、開成回数表示器52、入賞個数表示器53、飾り
LED54、飾りLED55、飾りLED56、飾りL
ED57、及び役物ランプ58が設けられている。
【0020】次に、本実施例の要部を構成する始動入賞
口60の構成について図10乃至図12を参照して説明
する。図10は、始動入賞口60の正面図であり、図1
1は、始動入賞口60の断面図であり、図12は、始動
入賞口60の背面図である。図において、始動入賞口6
0は、前記遊技盤1の表面に取り付けられる取付基板6
1を有し、該取付基板61の表面に円状の包囲枠62が
突設され、該包囲枠62の内側に回転体64が回転自在
に軸支されている。包囲枠62の上部は、打玉が侵入し
得る間隔が空けられた玉入口63を構成し、該玉入口6
3部分に1つの打玉P3を停留するために包囲枠62の
両端部が起立した玉止め突起62aとなっている。一
方、回転体64の外周部には、1個の打玉を受け入れる
凹部65が形成され、回転体64が回転して前記玉入口
63と合致したときに玉止め突起62aによって支持さ
れていた打玉P3を受け入れるようになっている。な
お、玉止め突起62aによって打玉P3が停留支持され
ている場合に、後続の打玉P4が玉入口63部分に飛来
しても、図10に示すように、停留している打玉P3に
衝突して左右に振り分けられるようになっている。
【0021】ところで、凹部65に受け止められた打玉
は、取付基板61に開設された扇形状の入賞領域66か
ら取付基板61の裏面に導かれ、取付基板61の裏面に
形成される通路69を通り、その下方に形成された始動
入賞玉検出器70を通過して誘導突片71によって遊技
盤1の後方に誘導される。始動入賞玉検出器70は、権
利発生遊技状態中に打玉を検出することにより前記可変
入賞球装置43の玉受部材44a,44bを所定の態様
で開成駆動する信号を導出するものである。なお、回転
体64は、取付基板61の裏面に固着されるモータ67
のモータ軸68に固着されて回転駆動されるが、その回
転周期は、通常の遊技状態と権利発生遊技状態とで異な
り、更に権利発生遊技状態中においても、玉受部材44
a,44bの開成中と閉成中とでは、異なるように制御
される。これについては、後に詳述する。
【0022】以上、特別通過装置20を含むパチンコ遊
技機の遊技盤1の構成について説明してきたが、それら
の遊技装置は、図13に示す遊技制御回路によって制御
される。図13は、遊技制御回路をブロック構成で示す
回路図であり、MPU、ROM、RAM、入出力回路を
含む基本回路80によって制御されている。しかして、
基本回路80は、スイッチ回路81を介して通過スイッ
チ35、入賞玉検出器51、及び始動入賞玉検出器70
からの検出信号が入力され、アドレスデコード回路82
から基本回路80及びスイッチ回路81にチップセレク
ト信号が与えられる。また、電源投入時に初期リセット
回路83から基本回路80にリセット信号が与えられ、
所定時間毎に定期リセット回路84から基本回路80に
定期リセット信号が与えられる。
【0023】一方、基本回路80からは、以下の装置及
び回路に制御信号が与えられる。即ち、モータ回路85
を介してモータ37、67に駆動信号が与えられ、音回
路86を介してスピーカ(図示しない)に音声信号が与
えられ、LED回路87を介して開成回数表示器52、
入賞個数表示器53、可変表示装置42、及び飾りLE
D54〜57に表示駆動信号が与えられている。また、
ソレノイド回路88を介してソレノイド46a,46b
に駆動信号を与え、ランプ回路89を介してチャッカー
ランプ9a〜9c、風車ランプ10a,10b、サイド
ランプ11a,11b、レール飾りランプ13、遊技効
果ランプ16、及び役物ランプ58に表示制御信号が送
られる。更に、情報出力回路90を介して外部に大当り
情報、有効スタート情報、及び当り情報を出力してい
る。なお、上記した装置や回路には、電源回路91から
各種の電圧を有する電力が供給されている。
【0024】以上、説明した遊技制御回路の具体的な動
作の一例を図14乃至図16に示すタイムチャート及び
説明図等を参照して説明する。まず、図14及び図15
を参照して可変表示装置42の可変表示動作について説
明する。図14は、図柄作動口34を打玉が通過したと
きの可変表示装置42の可変表示制御を示すタイムチャ
ートである。図15は、打玉が図柄作動口34を通過し
たときに決定される当り図柄の選択方法を説明する説明
図である。図において、図柄作動口34に打玉が通過し
て通過スイッチ35をONさせ、検出信号Q1が導出さ
れると、その検出信号Q1の立ち上がり時にランダムC
から1つの値が抽出され、検出信号Q1導出後、0.0
00秒又は0.006秒経過したときにランダムA及び
ランダムBからそれぞれ1つの値が抽出される。ランダ
ムCは、図15に示すように、可変表示器42に表示さ
れる図柄を決定するランダム数であり、「0〜6」まで
の7通りの数値が刻々と変化している。また、ランダム
Aは、当り図柄か否かを決定するための第1段階のラン
ダム数であり、電源投入後「0〜39」の40通りの数
値が刻々と変動しており、ランダムBは、当り図柄か否
かを決定するための第2段階のランダム数であり、電源
投入後「0〜4」の5通りの数値が刻々と変動してい
る。
【0025】しかして、ランダムAから抽出された数値
が例えば、「1」であり且つランダムBから抽出された
数値が例えば、「2」以外の値であるときには、当りと
判断され、その時抽出されたランダムCの値が可変表示
装置42の図柄42a〜42cに表示される。一方、ラ
ンダムA及びランダムBから抽出された数値が上記以外
のときには、外れと判断され、その時抽出されたランダ
ムCの値がそのまま図柄42a〜42cに表示される図
柄となる。なお、本実施例においては、当りとなる確率
は、1/40×4/5=4/200=1/50に設定さ
れている。
【0026】上記したように、検出信号Q1の導出時
に、図柄42a〜42cに表示される図柄が当りか否か
が決定されると共に、停止時に表示される図柄も決定さ
れ、それらの決定が終了した後、図柄42a〜42cの
変動が同時に開始される。しかして、左図柄42aの変
動表示においては、基本時間(6.000秒)の間、所
定の変動速度Aに設定されて変動し、基本時間が経過す
ると、停止図柄と一致する時点で停止される。同様に中
図柄42bの変動表示においては、左図柄42aが停止
されるまでの時間が基本時間とされ、その基本時間の
間、所定の変動速度Aに設定されて変動し、基本時間が
経過して0.600秒後に、停止図柄と一致した時点で
停止される。
【0027】一方、右図柄42cの変動表示において
は、既に停止した図柄42a,42bに表示される停止
図柄が当り図柄でないとき(リーチ状態でないとき)
と、当り図柄であるとき(リーチ状態のとき)とでは、
異なる態様で変動表示される。そこで、まずリーチ状態
でないときの変動表示について説明すると、基本時間と
して中図柄42bの変動が停止するまでの時間が設定さ
れ、その基本時間が経過して0.600秒後に、停止図
柄と一致した時点で停止される。一方、リーチ状態にお
いては、左図柄42aが停止されるまでの時間が基本時
間とされ、その基本時間の間、所定の変動速度Aに設定
されて変動し、基本時間が経過して比較的長い時間
(7.600秒)の間、相対的にゆっくりとした変動速
度Bで変動表示され、その時間の経過後、停止図柄と一
致した時点で停止される。
【0028】上記のようにして図柄42a〜42cが変
動表示を停止し、その表示結果が予め定めた表示結果
(同一数字のゾロ目)となったときには、権利発生遊技
状態となる。そして、この権利発生遊技状態中に、打玉
が始動入賞口60に入賞すると可変入賞球装置43の玉
受部材44a,44bが一定時間が経過するまで又は所
定個数の入賞玉が発生するまで開放するが、始動入賞口
60の回転体64と可変入賞球装置43との関係が図1
6のフローチャートに示されている。そこで、これにつ
いて簡単に説明すると、まず、ステップ10において、
権利発生中か否かが判別され、権利発生中でないと判別
されたときには、ステップ20で回転体64の回転周期
が相対的に遅い周期A(例えば、1rpm)に設定され
る。一方、前記ステップ10で権利発生中であると判別
されたときには、ステップ30で可変入賞球装置43の
玉受部材44a,44bを開閉制御するソレノイド46
a,46bがOFFであるか否かが判別され、OFFで
ない、即ちソレノイド46a,46bがONして玉受部
材44a,44bが開成状態にあると判別されたときに
は、ステップ40で回転体64の回転周期が比較的速い
周期B(例えば、6rpm;この周期Bは、1回転の時
間が玉受部材44a,44bの開成時間よりもやや長
い)に設定される。また、ステップ30でソレノイド4
6a,46bがOFFである、即ち玉受部材44a,4
4bが閉成状態にあると判別されたときには、ステップ
50で回転体64の回転周期が極めて速い周期C(例え
ば、27rpm)に設定される。
【0029】つまり、上記した作用においては、通常の
遊技状態と権利発生遊技状態の継続中とで回転体64の
回転周期を異ならるので、権利発生遊技状態の継続中に
は、回転体64の回転を相対的に速く設定してある程度
の頻度で始動入賞口60に打玉を導いて可変入賞球装置
43の開放間隔を短くすることにより、遊技の興趣を持
ち続けることができ、一方、通常の遊技状態で回転体6
4の回転を相対的に遅く設定して始動入賞口60への入
賞率を抑えることができるので、全体の入賞率を所望の
入賞率に設定することができる。更に、権利発生遊技状
態において、可変入賞球装置43が開成状態のときより
も可変入賞球装置43の閉成状態のときの方が回転体6
4の回転周期が速く設定されているので、可変入賞球装
置43の閉成状態を短くすることができ、結果的に可変
入賞球装置43の開成状態と次の開成状態との間隔を短
くすることができ、これによって短時間に多量の入賞玉
を一時に集中的に獲得できる遊技を楽しむことができ
る。
【0030】なお、上記した実施例においては、始動入
賞口60に設けられる間欠誘導体として回転体64を示
したが、打玉を間欠的に入賞領域に導く構造のものであ
れば、どのような構造のものでも良い。例えば、受け止
めた打玉をソレノイドの駆動力で入賞領域に移動させる
ものにおいて、ソレノイドの励磁周期を変更制御させる
ようにしてものでも良い。また、上記した実施例では、
可変入賞球装置43として一対の玉受部材44a,44
bを有するものを示したが、他の形式の入賞球装置であ
っても良いし、遊技盤1上に単独に設けられる可変入賞
球装置であっても良い。
【0031】
【発明の効果】以上、説明したところから明らかなよう
に、本発明においては、特定遊技状態であるときよりも
特定遊技状態でない通常の遊技状態の方が間欠誘導体に
よる間欠誘導間隔が遅いので、特定遊技状態でない通常
の遊技状態での始動入賞口の入賞領域への入賞率を抑制
することができ、全体の入賞率を所望の入賞率に設定す
ることができる。一方、特定遊技状態において、可変入
賞球装置が開成状態のときよりも可変入賞球装置の閉成
状態のときの方が間欠誘導体による始動入賞口の入賞領
域への間欠誘導間隔が速いので、可変入賞球装置の閉成
状態を短くすることができ、結果的に可変入賞球装置の
開成状態と次の開成状態との間隔を短くすることがで
き、これによって短時間に多量の入賞玉を一時に集中的
に獲得できる遊技を楽しむことができる。また、可変入
賞球装置の開成時における間欠誘導体の間欠誘導間隔
は、可変入賞球装置の開成時間よりも長い時間間隔であ
ることにより、始動入賞口への打玉の入賞と可変入賞球
装置の開成動作とが確実に交互に行われると共に、始動
入賞口へ入賞した打玉と可変入賞球装置の開成状態との
対応関係を明瞭に知ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係る弾球遊技機の一例としてのパチン
コ遊技機の遊技盤の正面図である。
【図2】遊技盤に設けられる特別通過装置の正面図であ
る。
【図3】特別通過装置の断面図である。
【図4】特別通過装置の斜視図である。
【図5】特別通過装置の内部に設けられる振分回転部材
の作用を示す斜視図である。
【図6】特別通過装置の内部に設けられる振分回転部材
の作用を示す斜視図である。
【図7】特別通過装置の内部に設けられる振分回転部材
の作用を示す斜視図である。
【図8】振分回転部材3回転する駆動装置の概略図であ
る。
【図9】特別通過装置の下方部に設けられる可変入賞球
装置部分を示すの平面断面図である。
【図10】遊技盤に設けられる始動入賞口の正面図であ
る。
【図11】始動入賞口の断面図である。
【図12】始動入賞口の背面図である。
【図13】遊技動作を制御する制御回路のブロック図で
ある。
【図14】図柄作動口を打玉が通過したときの可変表示
装置の可変表示制御を示すタイムチャートである。
【図15】打玉が図柄作動口を通過したときに決定され
る当り図柄の選択方法を説明する説明図である。
【図16】始動入賞口の回転体と可変入賞球装置との関
係を示す動作を説明するためのフロー図である。
【符号の説明】
1 遊技盤 20 特別通過装置 43 可変入賞球装置 44a,44b 玉受部材 60 始動入賞口 64 回転体 66 入賞領域

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 特定遊技状態の継続中に打玉が始動入賞
    口に入賞する毎に可変入賞球装置を遊技者にとって不利
    な第2の状態から遊技者にとって有利な第1の状態に所
    定期間変化するように構成された弾球遊技機において、 前記始動入賞口は、受け止めた打玉を間欠的に入賞領域
    に導く間欠誘導体を含んで構成され、 前記特定遊技状態でないときにおける前記間欠誘導体の
    間欠誘導間隔が前記特定遊技状態における可変入賞球装
    置の開成時の間欠誘導体の間欠誘導間隔よりも遅くなる
    ように制御される一方、 前記特定遊技状態において、前
    記可変入賞球装置の閉成時における前記間欠誘導体の間
    欠誘導間隔が可変入賞球装置の開成時における間欠誘導
    体の間欠誘導間隔よりも速くなるように制御されると共
    に、前記可変入賞球装置の開成時における前記間欠誘導
    体の間欠誘導間隔は、前記可変入賞球装置の開成時間よ
    りも長い時間間隔であることを特徴とする弾球遊技機。
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