JP3317296B2 - チャネル多重分離方法、チャネル多重回路およびチャネル多重分離装置 - Google Patents

チャネル多重分離方法、チャネル多重回路およびチャネル多重分離装置

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JP3317296B2
JP3317296B2 JP36043199A JP36043199A JP3317296B2 JP 3317296 B2 JP3317296 B2 JP 3317296B2 JP 36043199 A JP36043199 A JP 36043199A JP 36043199 A JP36043199 A JP 36043199A JP 3317296 B2 JP3317296 B2 JP 3317296B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複数のチャネルを多
重化して伝送するチャネル多重化伝送装置に関し、特に
複数のデータを多重し伝送後、受信して特定のデータを
選択する系についてのチャネル多重分離に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の従来のチャネル多重分離装置と
して、例えば特開平1−218233号公報には、図9
に示すような構成が提案されている。ここでは、多重さ
れるチャネルが4つの場合について示す。
【0003】図9を参照して、送信側の送信装置108
においては、8ビット並列の画像信号101およびその
ビット並列毎の1ビット直列のフレーム信号103を1
つのチャネルの信号とし、この9ビットの並列信号を9
B10B符号化回路102によって10ビット並列信号
に変換する。
【0004】フレーム信号103を発生するフレーム信
号発生器104は1チャネル毎に1つ割り当てられ、フ
レーム信号103は共通のフレームパターンを有し、こ
のフレームパターン中にデータ信号を含む信号とされて
いる。
【0005】そして、このフレーム信号103は同期化
用のものであると共に、各チャネルの識別にも用いられ
るものである。
【0006】9B10B符号化回路102から出力され
たチャネルの10ビット並列信号は、10:1並直列変
換回路105によって直列信号に変換され、更にこの直
列信号は4:1並直列変換回路106にてチャネル間同
士で多重されて送信器107に入力され、送信器107
から伝送路に送出される。
【0007】受信装置116においては、受信器109
が伝送信号を受信し、ハンティング回路115からのク
ロック信号により直並列変換回路110へシフトインさ
れ、チャネル対応の10ビット並列信号が順次にチャネ
ル対応の10B9B復号回路111へ入力される。
【0008】この10B9B復号回路111の出力の9
ビット並列信号は8ビット並列の画像信号と1ビットの
フレーム信号とに分離され、各チャネルのフレーム信号
は対応する同期検出回路112に入力されてフレーム同
期の検出に供される。同期検出回路112は例えば入力
ビット列(9ビット)と所定の同期パターンとを比較し
これらが一致した時に同期検出信号を出力し、同期パタ
ーンが検出されない時にはその旨を同期保護回路114
に送出する。
【0009】フレーム同期動作は各同期検出回路112
の出力のうち、チャネル選択回路113で選択されたも
のが同期保護回路114に入力されフレーム同期がとら
れる。
【0010】この同期保護回路114においてフレーム
同期がとれない場合には、ハンティング回路115が直
並列変換回路110を駆動するクロックの位相を所定量
シフトさせ、直並列変換回路110の出力である10ビ
ット並列信号が各チャネル対応の10ビット並列信号と
なるまでこの動作を続ける。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
従来のチャネル多重を行い伝送する系においては、デー
タのバイト並列信号と共に1ビットのフレーム信号が加
えられるていため、符号化のバイトが変則的となり、独
自の符号化が必要とされている。
【0012】また、復号されたフレーム信号は直列信号
であるため、受信側の同期検出回路では、このフレーム
信号を並列変換し、ビットローテートし(ビット位置を
巡回シフトし、例えばMSB(最上位ビット)側からあ
ふれたビットはLSB(最下位ビット)側から挿入され
る)ながら、ビットパターンの比較を行っていた。この
ため同期検出までに時間がかかると共に、2重のビット
ローテート機能(10B9B復号化と同期検出のパター
ン検出におけるフレーム信号抽出)を必要としていた。
【0013】従って、本発明は上記従来技術の問題点を
解消し、チャネルを多重し伝送するチャネル多重分離装
置において、安定した回路動作を実現するため符号化法
を用い、簡便な回路でチャネル選択動作を可能とするチ
ャネル多重分離装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明のチャネル多重分離方法は、複数のチャネル
を多重分離する方法において、チャネル多重化の際にm
ビットからnビットへ(m、nは所定の整数、但しm<
n)符号化する符号化法を用いてチャネルの符号化を行
い、前記チャネルの各々にnビットで1バイトとなる1
又は複数のチャネル認識バイトを前記各チャネルに共通
の間隔で挿入し、前記1又は複数のチャネル認識バイト
を挿入された信号を多重化し、前記チャネル認識バイト
は前記符号化方法での符号化の通常出力には用いられな
いコードであり、チャネル分離の際に前記チャネル認識
バイトを検出することにより、前記チャネルを認識する
ことを特徴とする。
【0015】本発明のチャネル多重分離装置は、各チャ
ネルの送信データをmビットからnビットへ(m、nは
所定の整数、但しm<n)符号化する符号化法を用いて
前記各チャネル毎に送信データの符号化を行う手段と、
前記各符号化された送信データに、nビットで1バイト
となる1又は複数のチャネル認識バイトを前記各チャネ
ルに共通の間隔で挿入する手段と、前記チャネル認識バ
イトが挿入された送信データを多重化する手段と、受信
信号から前記チャネル認識バイトを検出して復号のため
のキャラクタ同期をとる手段と、前記キャラクタ同期が
とられた受信信号に挿入されているチャネル認識バイト
から、各チャネルの認識と分離を行う手段とからなり、
前記チャネル認識バイトは、前記符号化方法では通常出
力には用いられないコードであり、前記チャネルを一意
的に特定し、キャラクタ同期用を兼ねる1又は複数の組
み合わせからなる特殊キャラクタであることを特徴とす
る。
【0016】本発明の第1のチャネル多重回路は、各チ
ャネルの送信データをmビットからnビットへ(m、n
は所定の整数、但しm<n)符号化する符号化法を用い
て前記各チャネル毎に送信データの符号化を行う手段
と、前記各符号化された送信データに、nビットで1バ
イトとなる1又は複数のチャネル認識バイトを前記各チ
ャネルに共通の間隔で挿入する手段と、前記チャネル認
識バイトが挿入された送信データを、nビットを1バイ
トとして時分割バイト多重する手段とからなり、前記チ
ャネル認識バイトは、前記符号化方法では通常出力には
用いられないコードであり、前記チャネルを一意的に特
定し、キャラクタ同期用を兼ねる1又は複数の組み合わ
せからなる特殊キャラクタであることを特徴とする。
【0017】本発明の第2のチャネル多重回路は、各チ
ャネルの送信データをmビットからnビットへ(m、n
は所定の整数、但しm<n)符号化する符号化法を用い
て前記各チャネル毎に送信データの符号化を行う手段
と、前記各符号化された送信データに、nビットで1バ
イトとなる1又は複数のチャネル認識バイトを前記各チ
ャネルに共通の間隔で挿入する手段と、前記チャネル認
識バイトが挿入された送信データを、時分割ビット多重
する手段とからなり、前記チャネル認識バイトは、前記
符号化方法では通常出力には用いられないコードであ
り、前記チャネルを一意的に特定し、キャラクタ同期用
を兼ねる1又は複数の組み合わせからなる特殊キャラク
タであることを特徴とする。
【0018】本発明のチャネル多重分離装置は、第1の
チャネル多重回路と、第1のチャネル多重回路からの送
信データを入力し、前記特殊キャラクタを検出してキャ
ラクタ同期をとりキャラクタ毎のnビット並列信号とし
て出力するキャラクタ同期回路と、前記キャラクタ同期
回路のnビット並列信号出力を入力しnビット1バイト
として時分割バイト多重された各チャネルを個々に分離
する分離回路と、前記分離回路の出力を入力し、挿入さ
れた前記特殊キャラクタから各チャネルを認識するチャ
ネル認識回路と、前記認識回路の各出力を入力して復号
する復号回路とを含むことを特徴とする。
【0019】本発明のチャネル分離多重装置は、第1の
チャネル多重回路と、第1のチャネル多重回路からの送
信データを入力し、前記特殊キャラクタを検出してキャ
ラクタ同期をとりキャラクタ毎のnビット並列信号とし
て出力するキャラクタ同期回路と、前記キャラクタ同期
回路のnビット並列信号出力を入力して復号する復号回
路と、前記復号回路のmビット並列信号出力を入力しm
ビット1バイトとして時分割バイト多重された各チャネ
ルを個々に分離する分離回路と、前記分離回路の出力を
入力し、復号された前記特殊キャラクタから各チャネル
を認識するチャネル認識回路と、前記分離回路の各出力
を入力して前記復号された特殊キャラクタを終端する終
端回路とを含むことを特徴とする。
【0020】本発明のチャネル多重分離装置は、第2の
チャネル多重回路と、第2のチャネル多重回路からの送
信データを入力し、時分割ビット多重された各チャネル
を個々に分離する分離回路と、前記分離回路の各出力を
入力し、前記特殊キャラクタを検出してキャラクタ同期
をとるキャラクタ同期回路と、前記キャラクタ同期回路
の出力を入力し、検出された前記特殊キャラクタから各
チャネルを認識するチャネル認識回路と、前記チャネル
分離回路の各出力を入力して復号する復号回路とを含む
ことを特徴とする。
【0021】本発明のチャネル多重分離装置は、第1の
チャネル多重回路と、第1のチャネル多重回路からの送
信データを入力し、前記特殊キャラクタを検出してキャ
ラクタ同期をとりキャラクタ毎のnビット並列信号とし
て出力するキャラクタ同期回路と、検出した前記特殊キ
ャラクタから各チャネルを構成するnビットを1バイト
とするバイトのタイムスロットを認識するチャネル認識
回路と、前記キャラクタ同期回路のnビット並列信号出
力を入力し前記チャネル認識回路の情報をもとに時分割
バイト多重された各チャネルを個々に分離する分離回路
と、前記分離回路の各出力を入力して復号する復号回路
とを含むことを特徴とする。
【0022】本発明のチャネル多重分離装置は、第1の
チャネル多重回路と、第1のチャネル多重回路からの送
信データを入力し、前記特殊キャラクタを検出してキャ
ラクタ同期をとりキャラクタ毎のnビット並列信号とし
て出力するキャラクタ同期回路と、検出した前記特殊キ
ャラクタから各チャネルを構成するnビットを1バイト
とするバイトのタイムスロットを認識するチャネル認識
回路と、前記キャラクタ同期回路のnビット並列信号出
力を入力して復号する復号回路と、前記復号回路のmビ
ット並列信号出力を入力し前記チャネル認識回路の情報
をもとに時分割バイト多重された各チャネルを個々に分
離する分離回路と、前記分離回路の各出力を入力して復
号された前記特殊キャラクタを終端する終端回路とから
なることを特徴とする。
【0023】
【作用】本発明に係るチャネル多重分離方式の原理を、
図6のタイミングチャートを参照して説明する。なお、
以下では請求項3に係る発明(チャネル多重回路)と請
求項5に係る発明(チャネル多重分離装置)を用いて構
成されてなるチャネル多重分離装置について、2つのチ
ャネルを多重する場合について説明する。
【0024】符号化された第1のチャネルのデータaと
符号化された第2のチャネルのデータbとは、ともに用
いた符号化の有効キャラクタnビットを1バイトとし、
バイト毎に出力される。この有効キャラクタ列中に、受
信側でのキャラクタ同期をとる際に同期認識用として、
特殊キャラクタが挿入されるが、この挿入される特殊キ
ャラクタとしは、符号化された第1のチャネルのデータ
aには第1の特殊キャラクタ20が割り当てられ、符号
化された第2のチャネルのデータbには第1の特殊キャ
ラクタ20とは異なる第2の特殊キャラクタ21を割り
当てられる。
【0025】2つの符号化されたチャネルのデータは、
キャラクタバイト(nビット)毎にバイト多重されて、
キャラクタ多重されたデータcとなる。
【0026】受信側では、このキャラクタ多重されたデ
ータcを受信し、ビットローテート等の動作により、上
記した2つの特殊キャラクタのいずれか一方又は両方の
ビットパターンを検出してキャラクタ同期をとる。
【0027】その際、各々の符号化されたチャネルのデ
ータa、bに、各々のチャネルに対応した特殊キャラク
タ20、21が周期的に挿入されている場合には、キャ
ラクタ同期保護が可能となる。
【0028】周期的に挿入されていない場合には、n種
類のバイト位相をモニタして、特殊キャラクタのビット
パターンが検出された位相でキャラクタ同期をとること
になる。
【0029】キャラクタ同期をとり、キャラクタバイト
(nビット)を認識すれば、バイト毎に分離すること
で、第1、第2のチャネルのデータa、bを得る。
【0030】チャネルのデータa、bに挿入された特殊
キャラクタは、キャラクタ同期がとれているため、容易
に検出でき、チャネルの認識を行える。
【0031】また、2つの特殊キャラクタのいずれか一
方又は両方を検出してキャラクタ同期をとるため、キャ
ラクタ多重されたデータc上における各チャネルを構成
するバイトが存在するタイムスロットは既知となってお
り、受信側では、キャラクタバイト毎に、2つのチャネ
ルの各々を認識した後に、バイト分離することも可能と
される。
【0032】本発明においては、チャネルがN個(Nは
3以上の整数)設けられている場合には、少なくとも
(N−1)個の特殊キャラクタを検出するか、又は送信
側での多重の順番を予め認識しておき、特殊キャラクタ
が検出されたチャネルのタイムスロットから、他のすべ
てのチャネルのタイムスロットを認識する必要がある。
【0033】図6においては、各チャネルを符号化した
後に多重したが、実施形態2の構成におけるチャネル多
重分離装置においては、各チャネルのデータを符号化す
る前に、mビット並列化し、これを1バイトとしてバイ
ト多重した後に、符号化することも可能である。
【0034】図7に、この場合のタイミングチャートを
示す。図7では、2つのチャネルを多重する場合につい
て模式的に示している。
【0035】mビット並列化された第1のチャネルのデ
ータdと、mビット並列化された第2のチャネルのデー
タeと、はそれぞれ各々第1の符号化前の特殊キャラク
タ20aと、第2の符号化前の特殊キャラクタ21aと
が挿入されている。
【0036】チャネルのデータはmビットを1バイトと
してバイト多重されてバイト多重されたデータfとな
る。
【0037】バイト多重されたデータfのバイトは、各
チャネル毎に独立しており該バイト多重されたデータf
をmビット1バイト毎に符号化しても、このキャラクタ
バイト(nビット)は、各チャネル毎に独立したもので
あることは保存されている。
【0038】従って、バイト多重されたデータfを符号
化してなるデータgは、図6におけるキャラクタ多重さ
れたデータcと、ほぼ同様のものになる。
【0039】受信側では、符号化されたデータgを受信
しビットローテート等の動作により第1、第2の特殊キ
ャラクタ20、21のいずれか一方又は両方のビットパ
ターンを検出してキャラクタ同期をとり、キャラクタ毎
に復号してバイト多重されたデータfを得る。
【0040】この際、各々のチャネルのデータに各々の
特殊キャラクタが周期的に挿入されている場合には、キ
ャラクタ同期保護が可能となる。
【0041】周期的に挿入されていない場合には、n種
類のバイト位相をモニタ(監視)して、特殊キャラクタ
のビットパターンが検出された位相でキャラクタ同期を
とることになる。
【0042】バイト多重されたデータfは、mビットを
1バイトとして、各チャネルのデータをバイト多重した
ものであるため、バイト毎に分離すれば、mビット並列
化された第1のチャネルのデータdと、mビット並列化
された第2のチャネルのデータeを得る。
【0043】チャネルデータd、eに挿入された符号化
前の特殊キャラクタは、バイト同期がとれているため容
易に検出することができ、これによりチャネルの認識を
行える。
【0044】また、2つの特殊キャラクタのいずれか一
方又は両方を検出してキャラクタ同期をとるため、符号
化されたデータg上での各チャネルを構成するキャラク
タのバイトが存在するタイムスロットは既知となってお
り、従ってこれを復号したバイト多重されたデータf上
での各チャネルを構成するキャラクタのバイトが存在す
るタイムスロットも既知であるから、受信側では、バイ
ト毎に、2つのチャネルを各々認識した後にバイト分離
することも可能である。
【0045】本発明において、チャネルがN個(Nは3
以上の整数)設けられている場合には、少なくとも(N
−1)個の特殊キャラクタを検出するか、又は送信側で
の多重の順番を予め知っておき、特殊キャラクタが検出
されたチャネルのタイムスロットから他のすべてのチャ
ネルのタイムスロットを認識する必要がある。
【0046】図6および図7では、各チャネルは、最終
的に使用する符号化法のキャラクタ毎に多重されている
が、請求項4に係る発明と請求項7に係る発明を用いて
構成したチャネル多重分離装置において、多重化の際に
ビット多重等のようなキャラクタ毎の多重をしない多重
方式を用いた場合を、図8に示す。ここでは、多重化さ
れるチャネルが2つの場合について示す。
【0047】符号化された第1のチャネルのデータa
と、符号化された第2のチャネルのデータbとはビット
多重化され、ビット多重化されたデータhになる。
【0048】受信側では、ビット多重されたデータhを
受信して、チャネル毎に分離して符号化された第1のチ
ャネルのデータaと、符号化された第2のチャネルのデ
ータbとを得る。
【0049】各々のチャネルのデータに挿入された特殊
キャラクタ(図中、8ビットで構成)のビットパターン
を、ビットローテート等の動作により検出してキャラク
タ同期をとり、同時に特殊キャラクタをもとに各チャネ
ルを認識する。
【0050】この場合、チャネルがN個存在するものと
すると、少なくとも(N−1)個のチャネルについて特
殊キャラクタを検出するか、又は送信側での多重の順番
を予め知っておき、任意のチャネルに挿入された特殊キ
ャラクタを検出してそのチャネルを認識し、このタイム
スロットから他のすべてのチャネルのタイムスロットを
認識する必要がある。
【0051】本発明における、各チャネルへの特殊キャ
ラクタの割り当ては、1チャネル1特殊キャラクタとし
て説明したが、複数の特殊キャラクタの組み合わせによ
り、1つのチャネルを表すことも可能である。
【0052】例えば、特殊キャラクタA、B、C、Dの
4つを用意し、二つ毎(対)の組み合わせとすれば、
(A B)、(A C)、(A D)、(B C)、
(B D)、(C D)となり、計6つのチャネルを表
すことができる。
【0053】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を参照
して以下に説明する。
【0054】
【実施形態1】図1は、本発明の第1の実施形態に係る
チャネル多重伝送装置の構成を示すブロック図である。
図1には、送信側において多重化されるチャネルが3つ
の場合について示されている。
【0055】送信側のチャネル多重回路7の構成として
は、各チャネルのデータは第1〜3のチャネルデータ発
生器1〜3より出力し、それぞれ対応する符号化回路4
〜4″に入力して符号化される。
【0056】この際、図6に示した、符号化された第
1、2のチャネルのデータa、bのように、各々のチャ
ネルに固有の特殊キャラクタが挿入される。
【0057】なお、チャネルデータ発生器1〜3は、チ
ャネル多重回路7の外部に設けられてもよい。
【0058】また、通常、符号化回路4〜4″の出力は
nビットで構成され、所定の符号化法の有効キャラクタ
又は特殊キャラクタ毎のnビット並列信号とされる。
【0059】符号化回路4〜4″の出力は、キャラクタ
多重回路5aに入力され、nビットで構成されたキャラ
クタを1バイトとして、時分割バイト多重されて出力さ
れ、送信器6に入力される。送信器6に入力される信号
は、通常、直列信号である。
【0060】キャラクタ多重回路5aの出力は送信器6
から伝送路に送出される。以上がチャネル多重回路7の
構成となる。
【0061】受信側のチャネル分離回路12において
は、伝送されてきた信号が受信器8で受信された後に、
まずキャラクタ同期回路9に入力され、キャラクタ同期
回路9にて特殊キャラクタを検出することによりキャラ
クタ同期がとられ、キャラクタのバイト毎に出力され
る。この出力は、一般に、キャラクタ毎のnビット並列
信号とされる。
【0062】キャラクタ同期回路9の出力はキャラクタ
分離回路10aに入力され、3つのチャネルを構成する
キャラクタのバイト毎に分離されて出力される。
【0063】キャラクタ分離回路10aの3つの出力
は、それぞれ対応するチャネル認識回路11〜11″に
入力され、チャネルに挿入された特殊キャラクタのビッ
トパターンからチャネルの認識が行われた後、復号回路
14〜14″にて復号化され特殊キャラクタの終端を受
け、各チャネルデータとして出力される。以上がチャネ
ル分離回路12の構成とされる。
【0064】
【実施形態2】図2に、本発明の第2の実施形態の構成
をブロック図にて示す。図2には、送信側において多重
化されるチャネルが3つの場合について示されている。
【0065】送信側のチャネル多重回路7の構成とし
て、第1〜3のチャネルデータ発生器1〜3の出力はバ
イト多重回路5bに入力され、バイト多重回路5bは各
チャネルデータをmビット並列化し、これを1バイトと
して、時分割バイト多重する。この並列信号のビット数
mは、用いる符号化法の符号化前の1バイトを構成する
ビット数である。
【0066】時分割バイト多重された信号は、符号化回
路4に入力されて符号化される。その際、図7に示した
ように、符号化されたデータgと同様に、各々に固有の
特殊キャラクタが挿入される。
【0067】なお、チャネルデータ発生器1〜3はチャ
ネル多重回路7の外部に設けるようにしてもよい。
【0068】符号化回路4の出力は送信器6に入力され
て伝送路へ送出される。符号化回路4の出力は、直列信
号であることが好ましい。以上がチャネル多重回路7の
構成となる。
【0069】受信側のチャネル分離回路12では、受信
器8が伝送されてきた信号を受信し、受信器8の出力は
キャラクタ同期回路9に入力され、キャラクタ同期回路
9にて特殊キャラクタを検出することによりキャラクタ
同期をとる。キャラクタ同期回路9の出力は、通常はキ
ャラクタのバイト毎のnビット並列信号とされる。
【0070】nビット並列信号は復号回路14に入力さ
れて復号化され、復号化されたmビット並列信号として
出力される。
【0071】復号回路14は特殊キャラクタを復号化し
てなるタイムスロットでは、特殊キャラクタを復号化し
たことを示すフラグを出力することが必要とされるた
め、mビット並列出力とともにフラグ用の1ビットを出
力する。
【0072】mビット並列出力は各チャネルがmビット
を1バイトとしてバイト多重されたものであるから、バ
イト分離すれば各々のチャネルのデータが得られる。
【0073】復号回路14の出力はバイト分離回路10
bに入力されmビット並列信号のタイムスロット毎に分
離される。その際、フラグ用の出力も、各々のタイムス
ロット毎に分離する。
【0074】分離されたmビット並列出力は、それぞれ
対応するチャネル認識回路11〜11″に入力されてチ
ャネルの認識が行われるが、その際、特殊キャラクタを
復号化したことを示すフラグとタイミングが一致するタ
イムスロットにおけるmビット並列信号のビットパター
ンから各チャネルを認識する。
【0075】また、このときのタイムスロットにおける
mビット並列信号は、データとしての意味は持たないた
め、チャネル認識回路11〜11″におけるチャネル認
識動作後に、終端回路17〜17″で終端される。
【0076】このタイムスロット以外のmビット並列信
号は、終端回路17〜17″を通過してチャネル分離回
路12から出力される。以上がチャネル分離回路12の
構成となる。
【0077】本実施形態を前記第1の実施形態と比較す
ると、本実施形態においては、チャネル多重回路7にお
ける符号化回路4とチャネル分離回路12における復号
回路14はともに各チャネルで共有できるため回路規模
の縮小が可能となり、特に多チャネルを多重化する場合
に有利となる。
【0078】また、各チャネルのデータを多重した後に
符号化しているため、送信される信号は、用いられる符
号化の規則を保存するという利点も有する。
【0079】そして、図1および図2にそれぞれ示した
チャネル多重回路7と、チャネル分離回路12と、は互
いに互換性があるため、図1のチャネル多重回路7と図
2のチャネル分離回路12とを用いる構成と、図2のチ
ャネル多重回路7と図1のチャネル分離回路12とを用
いる構成と、はいずれも有効である。
【0080】
【実施形態3】図3に、本発明の第3の実施形態の構成
をブロック図にて示す。図3には、送信側で多重化され
るチャネルが3つの場合について示されている。
【0081】送信側のチャネル多重回路7では、第1〜
3のチャネルデータ発生器1〜3の出力はそれぞれ対応
する符号化回路4〜4″に入力されて符号化されるとと
もに、図8に示した、符号化された第1、2のチャネル
のデータa、bのように、各々に固有の特殊キャラクタ
が挿入される。
【0082】符号化回路4〜4″の各出力は、ビット多
重回路5cに入力され、キャラクタ同期をとらずに時分
割ビット多重され、次に送信器6から伝送路に送出され
る。
【0083】なお、チャネルデータ発生器1〜3は、チ
ャネル多重回路7の外部に設けてもよい。以上がチャネ
ル多重回路7の構成である。
【0084】受信側のチャネル分離回路12では、受信
器8が伝送路からの信号を受信して出力し、この出力を
分離回路10cがビット多重回路5cの多重化法に対応
する仕方で分離を行う。
【0085】各チャネルに分離された各々の信号はそれ
ぞれ対応するキャラクタ同期回路9〜9″に入力され、
キャラクタ同期回路9〜9″にて特殊キャラクタを検出
することにより、キャラクタ同期がとられた後に、チャ
ネル認識回路11〜11″で検出した特殊キャラクタの
ビットパターンから、チャネルの認識を受け、復号回路
14〜14″にて復号化され、特殊キャラクタの終端を
うける。以上がチャネル分離回路12の構成である。
【0086】
【実施形態4】図4に、本発明の第4の実施形態の構成
を示す。図4は、本実施形態に係るチャネル多重分離装
置のチャネル分離回路の構成をブロック図にて示したも
のであり、送信側で多重化されるチャネルが3つの場合
について示す。送信側のチャネル多重回路7の構成は、
図1又は図2に示した構成であるものとする。
【0087】図4を参照して、本実施形態に係るチャネ
ル分離回路12においては、受信器8が信号を受信し、
キャラクタ同期回路9にて特殊キャラクタを検出してキ
ャラクタ同期を行うとともに、少なくとも(n−1)個
(nは全チャネル数、図ではn=3)のチャネルについ
て特殊キャラクタを検出し、チャネル認識回路11に各
チャネルを構成するタイムスロット毎に検出された特殊
キャラクタの情報を与える。
【0088】チャネル認識回路11は、キャラクタ同期
回路9から与えられた特殊キャラクタの情報をもとに、
各チャネルを認識し、各チャネルを構成するキャラクタ
バイトが存在するタイムスロットの情報をキャラクタ分
離回路10aに与える。
【0089】キャラクタ分離回路10aは、タイムスロ
ット毎に分離動作を行うとともに各分離された信号がど
のチャネルのものかを出力する手段を必要とする。
【0090】キャラクタ分離回路10aの各出力はそれ
ぞれ対応する復号回路14〜14″により復号化され
る。
【0091】また、チャネル分離回路12において予め
チャネル多重回路7でのチャネルの多重の順番が既知な
場合には、キャラクタ同期回路9の検出した任意のタイ
ムスロットに含まれる特殊キャラクタからチャネル認識
回路11で該タイムスロットに含まれるチャネルを認識
し、多重の順番に従ってすべてのタイムスロットに含ま
れるチャネルを認識することが可能になる。
【0092】
【実施形態5】図5に、本発明の第5の実施形態の構成
を示す。図5は、本発明の第5の実施形態に係るチャネ
ル多重分離装置のチャネル分離回路の構成をブロック図
にて示したものであり、送信側で多重化されるチャネル
が3つの場合について示す。なお、送信側のチャネル多
重回路7の構成は、図1又は図2に示した構成であるも
のとする。
【0093】図4を参照して、本実施形態に係るチャネ
ル分離回路12においては、受信器8が信号を受信し、
キャラクタ同期回路9で特殊キャラクタを検出してキャ
ラクタ同期を行うとともに、少なくとも(n−1)個
(nは全チャネル数、図ではn=3)のチャネルについ
て特殊キャラクタを検出し、チャネル認識回路11に各
チャネルを構成するタイムスロット毎に検出された特殊
キャラクタの情報を与える。
【0094】チャネル認識回路11はキャラクタ同期回
路9から与えられた特殊キャラクタの情報をもとに各チ
ャネルを認識し、各チャネルを構成するキャラクタバイ
トの存在するタイムスロットの情報をバイト分離回路1
0bに与える。
【0095】キャラクタ同期回路9の出力は通常キャラ
クタ毎のnビットを1バイトとするnビット並列信号で
あり、復号回路14で復号されmビットを1バイトとす
るmビット並列信号として出力されたバイト分離回路1
0bに入力する。
【0096】この復号動作での遅延が無視できるならば
バイト分離回路10bに入力するチャネル認識回路11
の各チャネルを構成するキャラクタバイトの存在するタ
イムスロットの情報は、復号後のmビット並列信号にお
いても有効なタイムスロットの情報となる。
【0097】バイト分離回路10bはチャネル認識回路
11の出力の各チャネルを構成するキャラクタバイトの
存在するタイムスロットの情報と一致するタイミングの
該mビット並列信号のバイトを各チャネルを構成するバ
イトと判断し各チャネル毎に別々に出力する。
【0098】バイト分離回路10bの出力は各々フラグ
出力とともに終端回路17〜17″に入力され、特殊キ
ャラクタを復号した後のタイムスロットのデータを終端
してからチャネル分離回路12より出力される。
【0099】また、チャネル分離回路12において予め
チャネル多重回路7でのチャネルの多重の順番が既知な
場合には該キャラクタ同期回路9の検出した任意のタイ
ムスロットに含まれる特殊キャラクタからチャネル認識
回路11でタイムスロットに含まれるチャネルを認識
し、多重化の順番に従ってすべてのタイムスロットに含
まれるチャネルを認識することが可能になる。
【0100】本発明の実施形態は、すべて多重されるチ
ャネル数が3つの場合を示したが4以上のチャネル数で
も本発明は有効である。
【0101】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によるチャ
ネル多重分離装置は多重された信号の低域成分を低減さ
せるための符号化を行い、受信側での復号の際にキャラ
クタ同期のために用いる特殊キャラクタをチャネル毎に
変えてキャラクタ同期を行うと同時にチャネル認識を行
うため、従来キャラクタ同期と別にフレーム同期などを
行ってチャネルを認識していた受信装置と比較して同期
にともなうビットローテートの回路が1段で済むため、
受信分離装置内の回路規模が6割程度に低減され、装置
の小型化、低消費電力化を達成するという効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るチャネル多重伝
送装置の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第2の実施形態に係るチャネル多重伝
送装置の構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の第3の実施形態に係るチャネル多重伝
送装置の構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の第4の実施形態に係るチャネル多重伝
送装置の構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の第5の実施形態に係るチャネル多重伝
送装置の構成を示すブロック図である。
【図6】本発明の第1の実施形態に係るチャネル多重伝
送装置の作用を示すタイミングチャートである。
【図7】本発明の第2の実施形態に係るチャネル多重伝
送装置の作用を示すタイミングチャートである。
【図8】本発明の第3の実施形態に係るチャネル多重伝
送装置の作用を示すタイミングチャートである。
【図9】従来のチャネル多重分離装置の構成を示す図で
ある。
【符号の説明】
1 第1のチャネルデータ発生器 2 第2のチャネルデータ発生器 3 第3のチャネルデータ発生器 4 符号化回路 5a キャラクタ多重回路 5b バイト多重回路 5c ビット多重回路 6 送信器 7 チャネル多重回路 8 受信器 9 キャラクタ同期回路 10a キャラクタ分離回路 10b バイト分離回路 10c 分離回路 11 チャネル認識回路 12 チャネル分離回路 14 復号回路 17 終端回路 20 第1の特殊キャラクタ 21 第2の特殊キャラクタ 20a 第1の符号化前の特殊キャラクタ 21a 第2の符号化前の特殊キャラクタ a 符号化された第1のチャネルのデータ b 符号化された第2のチャネルのデータ c キャラクタ多重されたデータ d mビット並列化された第1のチャネルのデータ e mビット並列化された第2のチャネルのデータ f バイト多重されたデータ g 符号化されたデータ h ビット多重されたデータ 101 画像信号 102 9B10B符号化回路 103 フレーム信号 104 フレーム信号発生器 105 10:1並直列変換回路 106 4:1並直列変換回路 107 送信器 108 送信装置 109 受信器 110 直並列変換回路 111 10B9B復号回路 112 同期検出回路 113 チャネル選択回路 114 同期保護回路 115 ハンティング回路 116 受信装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04J 3/00 H03M 7/14

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のチャネルを多重分離する方法におい
    て、 チャネル多重化の際にmビットからnビットへ(m、n
    は所定の整数、但しm<n)符号化する符号化法を用い
    てチャネルの符号化を行い、 前記チャネルの各々にnビットで1バイトとなる1又は
    複数のチャネル認識バイトを前記各チャネルに共通の間
    隔で挿入し、 前記1又は複数のチャネル認識バイトを挿入された信号
    を多重化し、 前記チャネル認識バイトは前記符号化方法での符号化の
    通常出力には用いられないコードであり、 チャネル分離の際に前記チャネル認識バイトを検出する
    ことにより、前記チャネルを認識することを特徴とする
    チャネル多重分離方法。
  2. 【請求項2】各チャネルの送信データをmビットからn
    ビットへ(m、nは所定の整数、但しm<n)符号化す
    る符号化法を用いて前記各チャネル毎に送信データの符
    号化を行う手段と、 前記各符号化された送信データに、nビットで1バイト
    となる1又は複数のチャネル認識バイトを前記各チャネ
    ルに共通の間隔で挿入する手段と、 前記チャネル認識バイトが挿入された送信データを多重
    化する手段と、 受信信号から前記チャネル認識バイトを検出して復号の
    ためのキャラクタ同期をとる手段と、 前記キャラクタ同期がとられた受信信号に挿入されてい
    るチャネル認識バイトから、各チャネルの認識と分離を
    行う手段とからなり、 前記チャネル認識バイトは、前記符号化方法では通常出
    力には用いられないコードであり、前記チャネルを一意
    的に特定し、キャラクタ同期用を兼ねる1又は複数の組
    み合わせからなる特殊キャラクタであることを特徴とす
    るチャネル多重分離装置。
  3. 【請求項3】各チャネルの送信データをmビットからn
    ビットへ(m、nは所定の整数、但しm<n)符号化す
    る符号化法を用いて前記各チャネル毎に送信データの符
    号化を行う手段と、 前記各符号化された送信データに、nビットで1バイト
    となる1又は複数のチャネル認識バイトを前記各チャネ
    ルに共通の間隔で挿入する手段と、 前記チャネル認識バイトが挿入された送信データを、n
    ビットを1バイトとして時分割バイト多重する手段とか
    らなり、 前記チャネル認識バイトは、前記符号化方法では通常出
    力には用いられないコードであり、前記チャネルを一意
    的に特定し、キャラクタ同期用を兼ねる1又は複数の組
    み合わせからなる特殊キャラクタであることを特徴とす
    るチャネル多重回路。
  4. 【請求項4】各チャネルの送信データをmビットからn
    ビットへ(m、nは所定の整数、但しm<n)符号化す
    る符号化法を用いて前記各チャネル毎に送信データの符
    号化を行う手段と、 前記各符号化された送信データに、nビットで1バイト
    となる1又は複数のチャネル認識バイトを前記各チャネ
    ルに共通の間隔で挿入する手段と、 前記チャネル認識バイトが挿入された送信データを、時
    分割ビット多重する手段とからなり、 前記チャネル認識バイトは、前記符号化方法では通常出
    力には用いられないコードであり、前記チャネルを一意
    的に特定し、キャラクタ同期用を兼ねる1又は複数の組
    み合わせからなる特殊キャラクタであることを特徴とす
    るチャネル多重回路。
  5. 【請求項5】チャネル多重分離装置であって、 請求項3記載のチャネル多重回路と、 請求項3記載のチャネル多重回路からの送信データを入
    力し、前記特殊キャラクタを検出してキャラクタ同期を
    とりキャラクタ毎のnビット並列信号として出力するキ
    ャラクタ同期回路と、 前記キャラクタ同期回路のnビット並列信号出力を入力
    しnビット1バイトとして時分割バイト多重された各チ
    ャネルを個々に分離する分離回路と、 前記分離回路の出力を入力し、挿入された前記特殊キャ
    ラクタから各チャネルを認識するチャネル認識回路と、 前記認識回路の各出力を入力して復号する復号回路と、 を含むことを特徴とするチャネル多重分離装置。
  6. 【請求項6】チャネル分離多重装置であって、 請求項3記載のチャネル多重回路と、 請求項3記載のチャネル多重回路からの送信データを入
    力し、前記特殊キャラクタを検出してキャラクタ同期を
    とりキャラクタ毎のnビット並列信号として出力するキ
    ャラクタ同期回路と、 前記キャラクタ同期回路のnビット並列信号出力を入力
    して復号する復号回路と、 前記復号回路のmビット並列信号出力を入力しmビット
    1バイトとして時分割バイト多重された各チャネルを個
    々に分離する分離回路と、 前記分離回路の出力を入力し、復号された前記特殊キャ
    ラクタから各チャネルを認識するチャネル認識回路と、 前記分離回路の各出力を入力して前記復号された特殊キ
    ャラクタを終端する終端回路と、 を含むことを特徴とするチャネル多重分離装置。
  7. 【請求項7】チャネル多重分離装置であって、 請求項4記載のチャネル多重回路と、 請求項4記載のチャネル多重回路からの送信データを入
    力し、時分割ビット多重された各チャネルを個々に分離
    する分離回路と、 前記分離回路の各出力を入力し、前記特殊キャラクタを
    検出してキャラクタ同期をとるキャラクタ同期回路と、 前記キャラクタ同期回路の出力を入力し、検出された前
    記特殊キャラクタから各チャネルを認識するチャネル認
    識回路と、 前記チャネル分離回路の各出力を入力して復号する復号
    回路と、 を含むことを特徴とするチャネル多重分離装置。
  8. 【請求項8】チャネル多重分離装置であって、 請求項3記載のチャネル多重回路と、 請求項3記載のチャネル多重回路からの送信データを入
    力し、前記特殊キャラクタを検出してキャラクタ同期を
    とりキャラクタ毎のnビット並列信号として出力するキ
    ャラクタ同期回路と、 検出した前記特殊キャラクタから各チャネルを構成する
    nビットを1バイトとするバイトのタイムスロットを認
    識するチャネル認識回路と、 前記キャラクタ同期回路のnビット並列信号出力を入力
    し前記チャネル認識回路の情報をもとに時分割バイト多
    重された各チャネルを個々に分離する分離回路と、 前記分離回路の各出力を入力して復号する復号回路と、 を含むことを特徴とするチャネル多重分離装置。
  9. 【請求項9】チャネル多重分離装置であって、 請求項3記載のチャネル多重回路と、 請求項3記載のチャネル多重回路からの送信データを入
    力し、前記特殊キャラクタを検出してキャラクタ同期を
    とりキャラクタ毎のnビット並列信号として出力するキ
    ャラクタ同期回路と、 検出した前記特殊キャラクタから各チャネルを構成する
    nビットを1バイトとするバイトのタイムスロットを認
    識するチャネル認識回路と、 前記キャラクタ同期回路のnビット並列信号出力を入力
    して復号する復号回路と、 前記復号回路のmビット並列信号出力を入力し前記チャ
    ネル認識回路の情報をもとに時分割バイト多重された各
    チャネルを個々に分離する分離回路と、 前記分離回路の各出力を入力して復号された前記特殊キ
    ャラクタを終端する終端回路と、 からなることを特徴とするチャネル多重分離装置。
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