JP3308044B2 - ナビゲーション装置 - Google Patents

ナビゲーション装置

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JP3308044B2 JP14287393A JP14287393A JP3308044B2 JP 3308044 B2 JP3308044 B2 JP 3308044B2 JP 14287393 A JP14287393 A JP 14287393A JP 14287393 A JP14287393 A JP 14287393A JP 3308044 B2 JP3308044 B2 JP 3308044B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ナビゲーション装置に
係り、詳細には、入力した目的地に対する経路探索およ
び経路誘導を行うナビゲーション装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、地理に不案内な運転者に対して目
的地まで経路誘導を行うナビゲーション装置の開発が盛
んに行われている。このナビゲーション装置では、目的
地や出発地を入力すると、この両地点間の自動車の走行
経路を探索し、この走行経路や車両の進行方向を示す矢
印等を道路地図と共にディスプレイに地図を表示しなが
ら経路誘導を行うようになっている。
【0003】ところで、従来のナビゲーション装置で
は、出発地点において一度に最終目的地を入力し、誘導
経路を探索し、運転者がこれを確認して出発していた。
この場合、目的地の名称を曖昧にしか分からないような
ときには目的地の入力が困難である。そこで、特開平1
−149200号公報には、地域データとして県名リス
ト、市名リスト、町名リストを持ち、また、地域に関連
した情報データとして各県、市、町に対応した代表交差
点あるいは代表特徴物のデータを持ち、特定の場所に限
定されない、県、市、町のような曖昧な目的地を入力し
た場合でも、その曖昧な目的地から、代表交差点あるい
は代表特徴物のような具体的な目的地を呼び出してその
目的地までの案内を可能にした技術が示されている。こ
の技術では、目的地入力の際、入力された県名、市名、
町名から、県名リスト、市名リスト、町名リストの階層
構造のデータを順次検索して具体的な目的地を得るよう
になっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のナビ
ゲーション装置では、出発前に一度に最終目的地を入力
するようになっているため、正確な目的地を調べて入力
する場合でも、あるいは、特開平1−149200号公
報に示されるように階層構造のデータを用いて目的地を
検索して選択する場合でも、目的地設定に時間と手間が
かかっていた。そこで本発明の目的は、目的地入力の操
作を軽減できるようにしたナビゲーション装置を提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、上位階層における地域データの示す範囲が下位階層
における地域データの示す範囲を含む階層構造の地域デ
ータを記憶する記憶手段と、この記憶手段によって記憶
された地域データのうちの任意の階層の地域データに対
応する目的地を入力するための目的地入力手段と、この
目的地入力手段によって入力された目的地までの走行経
路を探索する経路探索手段と、この経路探索手段によっ
て探索された走行経路に従って経路誘導を行う経路誘導
手段と、前記目的地入力手段によって入力された目的地
に車両が達する前に、前記記憶手段によって記憶された
地域データのうち、その目的地に対応する地域データの
下位となる地域データに対応する新たな目的地の入力を
可能にする目的地入力許可手段と、をナビゲーション装
置に具備させて前記目的を達成する。請求項2に記載の
発明では、上位階層における地域データの示す範囲が下
位階層における地域データの示す範囲を含む階層構造の
地域データを記憶する記憶手段と、前記記憶手段によっ
て記憶された地域名を入力するための目的地入力手段
と、この入力手段によって入力された地域名に対応する
地域までの走行経路を探索する経路探索手段と、この経
路探索手段によって探索された走行経路に従って経路誘
導を行う経路誘導手段とを備え、前記目的地入力手段に
よって入力された地域に車両が達する前に、前記記憶手
段に記憶された地域データのうち、前記入力した地域の
範囲内において、より細かな地域名またはさらに細かな
地点名を新たに入力することを問い合わせる入力許可手
段とをナビゲーション装置に具備させて前記目的を達成
する。 請求項3に記載の発明では、請求項1記載のナビ
ゲーション装置において、前記目的地入力手段によって
目的地を入力する際、ユーザの指定する任意の階層の地
域データから入力し、さらに目的地を特定するときは、
前記階層の上位階層もしくは下位階層の地域データを入
力することを特徴とする。請求項4に記載の発明では、
請求項1または請求項2に記載のナビゲーション装置に
おいて、前記目的地入力手段は、音声を認識する音声認
識手段を備え、こ の音声認識手段で認識された音声によ
って入力することを特徴とする。
【0006】
【作用】本発明のナビゲーション装置では、記憶手段に
よって階層構造の地域データが記憶され、目的地入力手
段によって、記憶手段によって記憶された地域データの
うちの任意の階層の地域データに対応する目的地が入力
される。すると、経路探索手段によって、出発地から目
的地までの走行経路が探索され、この走行経路に従って
経路誘導手段によって経路誘導が行われる。そして、
的地に車両が達する前、例えば、目的地の近傍に車両が
達すると、目的地入力許可手段によって、記憶手段によ
って記憶された地域データのうち、その目的地に対応す
る地域データの下位となる地域データに対応する新たな
目的地の入力が可能とされる。従って、本発明では、大
まかな第1の目的地を入力して出発し、その第1の目的
地に近づいたところで、その第1の目的地の示す範囲内
において、より細かな第2の目的地を入力するというよ
うに、車両を走行させながら順に細かな目的地を入力し
ていって最終目的地に向かうことが可能となる。
【0007】
【実施例】以下、本発明のナビゲーション装置における
一実施例を図1ないし図7を参照して詳細に説明する。
図1は本実施例のナビゲーション装置の構成を示すブロ
ック図である。この図に示すように、ナビゲーション装
置は、経路探索手段、経路誘導手段および目的地入力許
可手段として機能するCPU(中央処理装置)11を備
えている。このCPU11には、記憶装置12、入力装
置13、音声プロセッサ14、ディスプレイ15および
現在位置認識装置16が接続されている。音声プロセッ
サ14にはスピーカ17が接続されている。また、入力
装置13は、例えばキーボード21と、タッチパネル2
2と、マイク23およびこのマイク23に接続された音
声認識装置24とを備えている。
【0008】記憶装置12は、目的地ファイル31、県
名リスト32、市名リスト33、町名リスト34、区名
リスト35、村名リスト36、交差点リスト37、特徴
物リスト38、ジャンル名データ39、目的地俗称等デ
ータ40、大字名データ41、地図データ42等が格納
されている。CPU11は、入力装置13によって目的
地が入力されると、記憶装置12に格納された情報を用
いて経路探索を行い、走行経路や車両の進行方向を示す
矢印等を道路地図と共にディスプレイ15に地図を表示
しながら経路誘導を行うようになっている。この経路誘
導の際、車両の現在位置は、現在位置認識装置16によ
って認識され、CPU11に入力されるようになってい
る。現在位置認識装置16は、例えば、蛇角センサ、方
位センサ、距離センサ等を用いて車両の相対位置を求
め、またGPS(Global Position System)等を用いて
車両の絶対位置を検出するものである。なお、車両の絶
対位置を検出せずに、ユーザが現在位置を入力するよう
にしても良い。
【0009】また、CPU11は、音声プロセッサ14
およびスピーカ17を用いて、経路が複数ある場合にお
ける経路の選択等の問い合わせを行うようになってい
る。また、ユーザは、目的地等の入力を、キーボード2
1やタッチパネル22によって行うことができると共
に、マイク23から音声入力することもできるようにな
っている。マイク23から入力された音声情報は、音声
認識装置24によって認識されてCPU11に入力され
るようになっている。
【0010】次に、図2ないし図5を参照して本実施例
における目的地入力と経路誘導の概要について説明す
る。本実施例では、目的地を、その正式名称で入力する
ことができる他、地域名でも入力することができるよう
になっている。地域名は、複数の階層であるレイヤ1〜
3に分けられている。レイヤは地域で分けても良く、こ
の場合は、例えば、レイヤ1は都道府県単位、レイヤ2
は市町村区単位、レイヤ3は大字単位あるいは美術館、
博物館等の特徴物等とする。また、レイヤは道路で分け
ても良く、この場合は、例えば、レイヤ1は高速道路
等、レイヤ2は専用道路等、5.5m以上の道路等、レ
イヤ3は5.5m以下の道路等とする。
【0011】図1に示す目的地ファイル31には、目的
地正式名称が格納され、各目的地正式名称ごとに、その
目的地が属する各レイヤの地域名の情報も合わせて格納
されている。県名リスト32ないし特徴物リスト38に
は、県ないし特徴物の各地域名が格納され、各地域名ご
とに、その地域名が上層のレイヤ内のどの地域名に属す
るかの情報も合わせて格納されている。また、ジャンル
名データ39には、ホテル、ゴルフ場、スキー場、美術
館、博物館等のジャンル名が格納され、各ジャンル名ご
とに、そのジャンルに含まれる全ての施設の大字名と電
話番号も合わせて格納されている。目的地俗称等データ
40には、目的地の俗称等が、その大字名、電話番号と
共に格納されている。また、大字名データ41には、大
字名が、その大字名が属する地域名の情報と共に格納さ
れている。
【0012】図2は、本実施例における目的地入力と経
路誘導の概要を示すものである。この図2は、出発地
(符号51で示す。)において、レイヤ1に対応する第
1目的地を入力し、第1目的地までの経路探索および経
路誘導を行なわせ、第1目的地に近づいたところ(符号
52で示す)で、レイヤ2に対応する第2目的地を入力
し、第2目的地までの経路探索および経路誘導を行なわ
せ、第2目的地に近づいたところ(符号53で示す)
で、第3目的地を入力し、第3目的地までの経路探索お
よび経路誘導を行なわせ、第3目的地に近づいたところ
(符号54で示す。)で、最終目的地を入力し、最終目
的地までの経路探索および経路誘導を行わせて最終目的
地に到達する様子を示している。
【0013】図3はユーザによる目的地指定の仕方を示
す説明図である。この図3に示すように、ユーザはレイ
ヤ1に対応する第1の目的地を入力した場合には、第2
目的地入力の際には、レイヤ2に対応する地域名のうち
第1目的地の範囲に含まれる地域名を第2目的地として
指定する。例えば、第1目的地が「神奈川県」である場
合には、第2目的地としては「横浜市」、「川崎市」、
「大和市」、「藤沢市」等の中から指定する。同様に、
第3目的地入力の際には、レイヤ3に対応する地域名の
うち第2目的地の範囲に含まれる地域名を第3目的地と
して指定する。なお、必ずしもレイヤ1、2、3の順に
目的地を入力する必要はなく、任意のレイヤから目的地
を入力することができ、また、レイヤ1の目的地の次に
レイヤ3の目的地を入力する等、途中のレイヤを省略し
ても良い。
【0014】図4は本実施例における目的地入力と経路
誘導の例を示す説明図である。この図4は、第1目的地
として「神奈川県」、第2目的地として「横浜市」、第
3目的地として「緑区」、最終目的地として「池辺町」
を順次音声入力し、経路探索および経路誘導を行った例
を示している。ここで、各目的地に近づいたところで、
本実施例のナビゲーション装置によって、音声による問
い合わせと確認が行われる。問い合わせは、例えば、
「次の目的地を入力してください。」といった内容であ
る。確認とは、音声入力された目的地の確認をいうが、
この際、目的地の前後関係の検索、すなわち、順次入力
された目的地の前後関係より目的地を特定することが行
われる。
【0015】例えば、図3の例で、第3目的地としてレ
イヤ3における「緑区」が入力されたとする。この「緑
区」という地名は、愛知県にも神奈川県にもみられ、こ
れだけでは特定できない。そこで、以前に入力された目
的地との関係によって「緑区」を特定する。すなわち、
第2目的地として「横浜市」が入力されていれば、神奈
川県の「緑区」とする。この場合、「神奈川県の緑区で
良いですか。」といった音声による問い合わせを行って
も良い。また、レイヤ1、レイヤ2における目的地入力
を行うことなく、最初からレイヤ3における「緑区」を
目的地として入力した場合には、「どちらの緑区です
か。」といった音声による問い合わせを行って、ユーザ
からの情報の入力を促し、情報を補充して目的地「緑
区」を特定していく。
【0016】図5は本実施例における経路探索および経
路誘導の例を示す説明図である。この図5は、都道府県
単位のレイヤ1から第1目的地、市区町村単位のレイヤ
2から第2目的地、大字単位のレイヤ3から第3目的地
を順に入力した場合に探索される経路を示している。こ
こで、目的地への経路が複数ある場合には、ディスプレ
イ15に複数の経路を示し、ユーザに経路の選択権を与
える。例えば、第1目的地への経路が、ルートAとルー
トBの2つがある場合には、2つのルートの分岐点の前
で、「ルートAなら左、ルートBなら右方向へお進みく
ださい。」といった音声による案内を行い、ユーザにル
ートを選択させる。これにより、ユーザによる初期入力
が軽減される。
【0017】次に、図6および図7を参照して本実施例
の動作について詳細に説明する。図6は本実施例の動作
を示すフローチャートである。本実施例のナビゲーショ
ン装置では、ユーザによって目的地が入力される(ステ
ップ101)と、地域名による入力か否かを判断し(ス
テップ102)、地域名による入力ではなく目的地の正
式名称による入力の場合(ステップ102;N)には、
最終目的地までの経路探索である通常探索を行う(ステ
ップ103)。地域名による入力の場合(ステップ10
2;Y)には、その地域名がレイヤ1に属するか否かを
判断し(ステップ104)、レイヤ1に属する場合(ス
テップ104;Y)には、第1目的地探索を行う(ステ
ップ105)。
【0018】地域名がレイヤ1に属しない場合(ステッ
プ104;N)には、その地域名がレイヤ2に属するか
否かを判断し(ステップ106)、レイヤ2に属する場
合(ステップ106;Y)には、第2目的地探索を行う
(ステップ107)。地域名がレイヤ2に属しない場合
(ステップ106;N)には、その地域名がレイヤ3に
属するか否かを判断し(ステップ108)、レイヤ3に
属する場合(ステップ108;Y)には、第3目的地探
索を行う(ステップ109)。レイヤ3に属しない場合
(ステップ108;N)には、例えば「もう一度目的地
を入力してください。」といった音声による問い合わせ
を行い(ステップ110)、終了する。
【0019】ナビゲーション装置は、通常探索(ステッ
プ103)、第1目的地探索(ステップ105)、第2
目的地探索(ステップ107)あるいは第3目的地探索
(ステップ109)が終了すると、探索した経路に従っ
て経路誘導を行う(ステップ111)。次に、目的地に
近づいたか否かを判断し(ステップ112)、近づいて
いない場合(ステップ112;N)は経路誘導(ステッ
プ111)を続ける。目的地に近づいたら(ステップ1
12;Y)、通常探索時以外の場合は次の目的地の入力
を促す音声による問い合わせを行い(ステップ11
3)、終了する。
【0020】なお、ユーザが入力可能な目的地には、そ
のまま検索がスタートするワードと、目的地情報を補充
する必要のあるワードとがある。これについて、図7を
参照して説明する。なお、図7において、◎印はユーザ
が入力する項目を示し、○印はユーザによって入力され
た項目がすでに持っているデータの項目を示し、*印は
ユーザによって入力された項目に応じてユーザがデータ
を補充する必要のある項目を示している。
【0021】図7に示すように、補足情報を入力するこ
となくそのまま探索がスタートするワードは、目的地正
式名称、都道府県名、市区町村名の3種類である。目的
地正式名称を指定した場合は、この目的地正式名称は目
的地ファイル31に○印で示す情報を持っているので、
これらの情報を入力する必要はない。そして、この場合
は、CPU11が目的地ファイル31より必要な情報を
補充して通常探索をスタートする(図6のステップ10
3)。都道府県名を指定した場合は、これはレイヤ1に
対応する地域名であるので、まず第1目的地検索をスタ
ートする(ステップ105)。その後、ユーザが順次第
2目的地、第3目的地、最終目的地を入力していくこと
で、第2目的地探索(ステップ107)、第3目的地探
索(ステップ109)、通常探索(ステップ103)を
順次行う。なお、途中、ユーザの目的地の入力の仕方に
よって、第2目的地探索、第3目的地探索は省略される
場合がある。市区町村名を指定した場合は、この市区町
村名の情報は都道府県名の情報を持っているので、都道
府県名の情報を入力する必要はない。この場合は、第2
目的地探索よりスタートし、その後、第3目的地探索、
通常探索を順次行う。
【0022】一方、目的地情報を補充する必要のあるワ
ードは、ジャンル名、目的地俗称等、大字名の3種類で
ある。ジャンル名データは、ホテル、ゴルフ場、スキー
場、美術館、博物館等のジャンル名ごとに、そのジャン
ルに含まれる全ての施設の大字名と電話番号の情報を持
っている。そこで、ジャンル名が入力された場合は、ユ
ーザが大字名と電話番号を指定した場合には、施設が特
定されるので、通常探索をスタートする。ユーザが大字
名と電話番号を指定しない場合には、正式名称あるいは
所在地の都道府県名または市区町村名の入力を求め、正
式名称が入力された場合には通常探索をスタートする。
都道府県名が入力された場合にはその都道府県名の領域
内で、かつ入力されたジャンルの施設を含む領域への探
索(第1目的地探索)よりスタートする。同様に、市区
町村名が入力された場合にはその市区町村名の領域内
で、かつ入力されたジャンルの施設を含む領域への探索
(第2目的地探索)よりスタートする。
【0023】目的地俗称等とは、正式名称と異なる呼び
名のことであり、これらは正式名称が明確ではないの
で、場所を明確にする必要がある。従って、目的地俗称
等が入力された場合には、正式名称、ジャンル名あるい
は所在地の都道府県名または市区町村名の入力を求め、
正式名称が入力された場合には通常探索をスタートす
る。ジャンル名が入力された場合には、前述のジャンル
名入力の場合と同様である。また、都道府県名が入力さ
れた場合には第1目的地探索よりスタートし、市区町村
名が入力された場合には第2目的探索よりスタートす
る。なお、目的地俗称等データは大字名と電話番号の情
報を持っているので、ユーザがこれらを指定した場合に
は通常探索をスタートする。
【0024】大字名は、その名称だけでは全国に似たよ
うなものが多数存在する場合があるので不明確である。
そこで、大字名が入力された場合には、その所在地を明
らかにするために、所在地の都道府県名または市区町村
名の入力を求める。そして、これらが入力されて場所が
特定されると、通常探索をスタートする。
【0025】以上説明したように本実施例では、目的地
を一度の操作で入力するのではなく、必要に応じて、大
まかな範囲の目的地から細かな範囲の目的地へ順次入力
することができる。従って、出発地点において、大まか
な目的地を入力して出発することができるので、目的地
入力の操作が軽減され、また目的地入力の時間が短縮さ
れる。また、経路探索の時間も短縮されるので、速やか
に出発することができる。また、最終目的地が不明確な
場合にも、大まかな目的地を入力して出発することがで
きる。
【0026】また、ユーザが希望する目的地までの経路
は一つとは限らないにもかかわらず、従来は一度に最終
目的地を入力していたため一つの経路しか探索できなか
ったのに対し、本実施例によれば、車両を走行させなが
ら目的地を順次入力することによって、ユーザに応じた
経路探索が可能となる。また、従来のナビゲーション装
置では、車両が誘導経路から外れた場合の誘導判断が困
難になるという問題点があったが、本実施例によれば、
誘導経路をユーザが作っていく形になるため、ユーザが
自車の進行方向、位置を把握し易くなり、誘導経路から
外れても修正が容易になる。また、本実施例では、目的
地入力等を音声入力によって行うことができるので、運
転中における操作が容易になる。
【0027】また、目的地の途中変更の場合において入
力の対応手順を設ける。例えば、目的地までの経路を誘
導中に、目的地を変更したくなった場合などは、ドライ
バーが音声入力やタッチパネルからの操作によって、キ
ャンセルをすることが可能である。キャンセル時には、
確認のための問い合わせを行うが、単にキャンセルをす
るのではなく、違う目的地(第1、第2、第3、最終の
レベルを問わず)を再度入力し直すように選択でき、誘
導を継続することができる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、大
まかな目的地を入力して出発し、その後、車両を走行さ
せながら順に細かな目的地を入力していって最終目的地
に向かうことが可能となり、目的地入力の操作を軽減す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のナビゲーション装置の構成
を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施例における目的地入力と経路誘
導の概要を示す説明図である。
【図3】本発明の一実施例におけるユーザによる目的地
指定の仕方を示す説明図である。
【図4】本発明の一実施例における目的地入力と経路誘
導の例を示す説明図である。
【図5】本発明の一実施例における経路探索および経路
誘導の例を示す説明図である。
【図6】本発明の一実施例の動作を示すフローチャート
である。
【図7】本発明の一実施例において入力される目的地の
種類ごとの探索内容を示す説明図である。
【符号の説明】
11 CPU 12 記憶装置 13 入力装置 14 音声プロセッサ 15 ディスプレイ 16 現在位置認識装置 17 スピーカ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01C 21/00 G08G 1/0969

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上位階層における地域データの示す範囲
    が下位階層における地域データの示す範囲を含む階層構
    造の地域データを記憶する記憶手段と、 この記憶手段によって記憶された地域データのうちの任
    意の階層の地域データに対応する目的地を入力するため
    の目的地入力手段と、 この目的地入力手段によって入力された目的地までの走
    行経路を探索する経路探索手段と、 この経路探索手段によって探索された走行経路に従って
    経路誘導を行う経路誘導手段と、 前記目的地入力手段によって入力された目的地に車両が
    達する前に、前記記憶手段によって記憶された地域デー
    タのうち、その目的地に対応する地域データの下位とな
    る地域データに対応する新たな目的地の入力を可能にす
    る目的地入力許可手段と、 を具備することを特徴とするナビゲーション装置。
  2. 【請求項2】 上位階層における地域データの示す範囲
    が下位階層における地域データの示す範囲を含む階層構
    造の地域データを記憶する記憶手段と、 前記記憶手段によって記憶された地域名を入力するため
    の目的地入力手段と、 この入力手段によって入力された地域名に対応する地域
    までの走行経路を探索する経路探索手段と、 この経路探索手段によって探索された走行経路に従って
    経路誘導を行う経路誘導手段とを備え、 前記目的地入力手段によって入力された地域に車両が達
    する前に、前記記憶手段に記憶された地域データのう
    ち、前記入力した地域の範囲内において、より細かな地
    域名またはさらに細かな地点名を新たに入力することを
    問い合わせる入力許可手段とを具備することを特徴とす
    ることを特徴とするナビゲーション装置。
  3. 【請求項3】 前記目的地入力手段によって目的地を入
    力する際、ユーザの指定する任意の階層の地域データか
    ら入力し、さらに目的地を特定するときは、前記階層の
    上位階層もしくは下位階層の地域データを入力する こと
    を特徴とする請求項1記載のナビゲーション装置。
  4. 【請求項4】 前記目的地入力手段は、音声を認識する
    音声認識手段を備え、この音声認識手段で認識された音
    声によって入力することを特徴とする請求項1または請
    求項2に記載のナビゲーション装置。
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