JP3307345B2 - 管体の結合構造 - Google Patents

管体の結合構造

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    • F16L19/02Pipe ends provided with collars or flanges, integral with the pipe or not, pressed together by a screwed member
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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、管体の結合構造に
関するものであり、より詳細には油圧回路を構成する管
体の結合構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】周知の様に、この種の管体の結合構造と
しては、ブリッジフレア式と称するものが知られてい
る。
【0003】図6は、ブリッジフレア式の管体の結合構
造を示している。図6において、ユニオン101に孔1
01aを穿設し、その孔101aの内周面にネジ溝を刻
設している。フレアナット102の外周面にもネジ山を
刻設し、フレアナット102をユニオン101の孔10
1aに螺合させている。管体103は、フレアナット1
02の貫通孔102aを貫通しており、その先端部分に
はフレア部104を有する。フレア部104は、管体1
03の先端近傍の径をやや拡大して、該先端近傍の全周
を外側に突出させ、かつ該先端を絞り、該先端を長手方
向に突出させてなる。
【0004】フレア部104をフレアナット102と共
に孔101aに挿入し、フレアナット102を締め付け
ると、フレア部104がフレアナット102の先端と孔
101aの奥壁101bとの間に挟み込まれて、管体1
03がユニオン101に結合される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
フレア部104は、その周壁縦断面の形状が略くの字型
であり、長手方向に弾性的に変形する。このフレア部1
04の弾性的な変形によって、フレア部104の先端と
奥壁101bが良好に密接すると考えられていた。
【0006】しかしながら、実際の作業工程において
は、フレアナット102を強く締め付け過ぎて、図7に
示す様に、フレア部104が塑性変形して、その内周溝
104aが潰れ、フレア部104の先端ではなく、フレ
ア部104の端面104bが奥壁101bに接触する状
態となることがあった。この場合、フレア部104と奥
壁101b間の接触面積が増大するので、両者間のシー
ル性向上の要求にそぐわない結果となった。
【0007】また、フレア部104がフレアナット10
2の先端と孔101aの奥壁101bとの間に挟み込ま
れた状態では、フレア部104がフレアナット102と
共に回転し、フレア部104の供回りが発生する。フレ
ア部104が挟み込まれてから、フレア部104の内周
溝104aが完全に潰れるまで、フレアナット102を
締め付け続けると、供回りによるフレア部104の回転
角が無視できない程に大きくなり、管体103が大きく
捻れてしまうことがあった。
【0008】更に、管体103とユニオン101間のシ
ール性を確保するために、ユニオン101の孔101a
の内周とフレアナット102の外周間に、低摩擦剤(プ
レトン油)を塗布することがあるが、この場合は、低摩
擦剤の塗布工程が必要となり、コストの増大を招く。ま
た、この低摩擦剤がフレア部104の先端に付着して、
フレア部104と奥壁101b間の摩擦が低減すること
があり、このときには、フレア部104が奥壁101b
に対して相対すべりしかつフレア部104がフレアナッ
ト102と共に回転し易くなり、管体103の捻れが大
きくなった。
【0009】また、ユニオン101の表面処理を行う場
合は、奥壁101bをマスキングして、奥壁101bを
表面処理の対象から外し、奥壁101bの表面処理によ
ってフレア部104と奥壁101b間の摩擦が低減し
て、フレア部104の供回りが発生し易くなることを防
止しているが、マスキングの工程が必要となるので、コ
ストの増大を招き、かつマスキングの信頼性に対する不
安が残った。
【0010】一方、上記従来のフレア部104の付け根
部分では、管体103の周壁103aの曲率が一定で大
きい。周壁103aの曲率が大きいと、フレアナット1
02を強く締め付けたときに、周壁103aに大きな引
っ張り応力Pが発生して、この引っ張り応力Pが後々ま
で残る。引っ張り応力Pが残存した管体103の付け根
部分の周壁103aでは、その機械的な強度の確保が難
しい。
【0011】また、管体103の周壁103aの曲率が
大きいと、管体103に外力が加わったときに、フレア
部104の付け根部分に該応力が集中し易い。
【0012】この様にフレア部104の付け根部分の周
壁103aの曲率が大きいと、引っ張り応力Pが残存し
易くて、機械的な強度が確保が難しく、かつ応力が集中
し易いので、例えば管体103に振動が加わると、フレ
ア部104の付け根部分で周壁103aの耐久性確保が
難しくなるという結果になった。
【0013】そこで、本発明は、上記従来の課題を解決
するためになされたものであり、フレア部の付け根部分
に引っ張り応力が残存し難い管体の結合構造を提供する
ことを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、管体の径を該管体の先端近傍で拡大し
て、該管体の先端近傍の全周を外側に突出させ、かつ該
管体の先端を絞り、該管体の先端を該管体の長手方向に
突出させてなるフレア部と、該フレア部の先端が押し付
けられることによって該管体に結合される被結合体と、
該フレア部の外側に突出した部位を該被結合体側に押圧
する締結部材とを備える管体の結合構造において、上記
管体の先端に近づくに従って該管体の径が拡大する上記
フレア部の部位における、上記管体の外径近傍での該管
体の周壁縦断面の曲率よりも、該管体の外径から離間し
た位置での該周壁縦断面の曲率を大きくしている。
【0015】管体に振動を生じた場合は、フレア部の付
け根部分、つまり管体の外径近くの周壁が大きく変形す
る。このため、フレア部の付け根部分に引っ張り応力が
あると、フレア部の付け根部分に亀裂が生じる。
【0016】ここでは、管体の外径近傍での管体の周壁
縦断面の曲率よりも、管体の外径から離間した位置での
周壁縦断面の曲率を大きくしている。従って、フレア部
の付け根部分の周壁縦断面の曲率が小さくされている。
この曲率の小さな周壁には、大きな引っ張り応力が生じ
難く、かつ該引っ張り応力が分散するので、フレア部の
付け根部分の機械的な強度が劣化し難い。また、管体に
外力が加わっても、フレア部の付け根部分に外力が集中
し難くなる。この様にフレア部の付け根部分の機械的な
強度の劣化が少なく、かつフレア部の付け根部分に外力
が集中し難いので、フレア部の付け根部分に亀裂が生じ
難くなる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を添付図
面を参照して説明する。
【0018】図1は、本発明の管体の結合構造の一実施
形態を示している。図1において、ユニオン11に孔1
1aを穿設し、その孔11aの内周面にネジ溝を刻設し
ている。フレアナット12の外周面にもネジ山を刻設
し、フレアナット12をユニオン11の孔11aに螺合
させている。管体13は、フレアナット12の貫通孔1
2aを貫通しており、その先端部分にはフレア部14を
有する。フレア部14は、管体13の先端近傍の径をや
や拡大して、該先端近傍の全周を外側に突出させ、かつ
該先端を絞り、該先端を長手方向に突出させてなる。
【0019】フレア部14をフレアナット12と共に孔
11aに挿入し、フレアナット12を締め付けると、フ
レア部14がフレアナット12の先端と孔11aの奥壁
11bとの間に挟み込まれて、管体13がユニオン11
に結合される。
【0020】フレア部14は、図2に示す様に、その径
を管体13の先端近傍で拡大し、更に管体13の先端を
絞って、該先端を突出させてなる。フレア部14の内側
には、内周溝14aが形成されているものの、この内周
溝14aの幅が実質的に零にされている。また、幅が実
質的に零となっている内周溝14aの内径r1を管体1
3の外径r2未満にしている。
【0021】また、フレア部14の内側において、管体
13の周壁13aは、連続的に滑らかに曲がっており、
管体13の外径から離れる程、周壁13aの曲率が大き
くされている。逆に、管体13の外径近く、要するにフ
レア部14の付け根部分で、周壁13aの曲率が小さく
されている。すなわち、管体13の周壁13aは、一定
の曲率で曲がっておらず、管体13の外径から離れる程
に大きく曲がり、逆にフレア部14の付け根部分で緩や
かに曲がっている。
【0022】更に、フレアナット12の先端において、
フレアナット12の周壁12aも、一定の曲率で曲がっ
ておらず、フレアナット12の先端に近づくに従って大
きく曲がり、逆に遠くなるに従って緩やかに曲がってい
る。この様なフレアナット12の形状によって、フレア
ナット12の先端がフレア部14の付け根部分に食い込
まず、かつフレアナット12の先端とフレア部14間の
接触部位が管体13に近づくようにしている。
【0023】この様に本実施形態においては、フレア部
14の内周溝14aの幅を実質的に零にしているので、
フレアナット12を強く締め付けても、フレア部14の
塑性変形により内周溝14aが潰れることはない。この
ため、フレア部14の先端部14bを奥壁11bに強く
押し付けても、両者間の接触面積が急激に増大すること
はなく、両者間の面圧を高く保持することができ、両者
間に液漏れが発生することはない。実質的に零とは、フ
レアナット12を強く締め付けても、内周溝14aの幅
が殆ど変化しない様な内周溝14aの幅であって、0mm
とは限らず、管体13の径や厚み、材質等に応じて定ま
る。
【0024】しかも、フレア部14がフレアナット12
の先端と奥壁11bとの間に挟み込まれてから、フレア
ナット12を強く締め付けても、フレア部14の塑性変
形量が少ないので、フレアナット12と共に回転するフ
レア部14の回転角がわずかで済み、管体13の捻れが
生じ難い。
【0025】また、フレア部14の先端部14bと奥壁
11b間の液密性を高く保つことができることから、管
体13とユニオン11間のシール性を確保するために、
ユニオン11の孔11aとフレアナット12間に、低摩
擦剤を塗布する必要がなくなり、塗布工程を省略して、
コストの低減を図ることができる。
【0026】更に、奥壁11bに表面処理が施され、フ
レア部14と奥壁11b間の摩擦が低減したとしても、
フレア部14の先端部14bが奥壁11bに確実に圧接
して、両者間の面圧が高く保持されるので、従来の様に
ユニオン11の表面処理のときに奥壁11bをマスキン
グする必要がなく、このためにコストの低減を図ること
ができ、かつマスキングの信頼性に対する不安も無くな
る。
【0027】図3は、フレアナットを締め付けたときの
フレア部の変形量について、本実施形態と従来例を比較
して示すグラフである。このグラフにおいては、横軸に
締め付けトルクを示し、縦軸にフレア部の変形量(管体
に沿う方向での変形量)を示しており、実線Aは、本実
施形態におけるフレア部の変形量特性を示し、点線B
は、従来例におけるフレア部の変形量特性を示してい
る。このグラフから明らかな様に、フレアナットの締め
付けトルクに対するフレア部の変形量は、本実施形態の
方が少ない。
【0028】一方、フレアナット12を強く締め付けて
フレア部14の先端部14bを奥壁11bに強く押し付
けたときには、図2に示したように、引っ張り応力Pが
フレア部14右側の管体13の周壁13aに発生する。
ところが、この周壁13aは、フレア部14の付け根部
分で緩やかに曲がっている。この曲率の小さな付け根部
分では、周壁13aに対する引っ張り応力Pが小さなも
のとなり、かつ引っ張り応力Pが分散するので、機械的
強度の劣化が殆どない。また、曲率の小さな付け根部分
では、管体13に外力が加わったときに、該外力が周壁
13aに集中し難くなる。この様にフレア部14の付け
根部分の機械的強度の劣化が少なく、かつ該付け根部分
に外力が集中し難いので、該付け根部分で周壁13aの
耐久性が確保できる。
【0029】また、先に述べた様にフレアナット12の
形状を工夫して、フレアナット12の先端とフレア部1
4の接触部位を管体13に近づけている。これによって
も、フレア部14の付け根部分で周壁13aの引っ張り
応力Pが小さなものとなることが経験的に分かってお
り、フレア部14の付け根部分の機械的強度の劣化が低
減される。
【0030】更に、フレアナット12の先端とフレア部
14の接触面積が広くなる様に、フレアナット12の先
端とフレア部14の接触部位の形状を設定している。こ
れによって、該接触部位の面圧を抑えている。
【0031】図4は、フレア部の付け根部分の機械的強
度について、本実施形態と従来例を比較して示すグラフ
である。このグラフにおいては、横軸に管体の振幅回数
(破断繰り返し数)を示し、縦軸に管体の振幅(応力振
幅)を示しており、実線Cは、本実施形態におけるフレ
ア部の付け根部分が破壊されたときの振幅回数と振幅を
示し、点線Dは、従来例におけるフレア部の付け根部分
が破壊されたときの振幅回数と振幅を示している。本実
施形態と従来例を比較すると、本実施形態の強度が35
パーセントだけ高くなっている。
【0032】図5は、図1の実施形態の管体の結合構造
を適用した自動車のブレーキシステムを概略的に示して
いる。図5において、ABSアクチュエータ21は、複
数のゴム22を介して自動車のボディーに固定されてお
り、該各ゴム22によってABSアクチュエータ21の
振動音がボディーに伝達されるのを防止している。ま
た、ABSアクチュエータ21には、本実施形態の管体
の結合構造を通じて圧油が供給される。管体13は、ブ
ラケット23によって自動車のボディーに固定されてい
る。
【0033】この様な構成においては、自動車のボディ
ーに振動が発生すると、各ゴム22を介して支持されて
いるABSアクチュエータ21及び管体13がそれぞれ
別々に振動するので、ABSアクチュエータ21と管体
13間の相対変位が大きくなる。また、管体13とフレ
アナット12間に隙間15が存在する。このため、管体
13の振動がフレア部14の付け根部分まで伝達され、
このフレア部14の付け根部分には引っ張り応力と圧縮
応力の繰り返し、つまり振動が発生する。ところが、本
実施形態の管体の結合構造では、先に述べた様に、フレ
ア部14の付け根部分での周壁13aの機械的強度の劣
化が少なく、かつ該付け根部分に外力が集中し難いの
で、周壁13aの耐久性を確保することができる。
【0034】逆に言えば、管体13の振動をある程度ま
で許容することができる様になる。このため、各ゴム2
2のバネ定数を下げて、ABSアクチュエータ21から
ボディーへの振動音の遮断性能を向上させたり、ブラケ
ット23の数を少なくしたり、ブラケット23を小さく
することができる。自動車のブレーキシステムにおいて
は、管体の数が多く、それらの接続箇所も多いため、本
実施形態の管体の接続構造を適用して、ブラケット23
の数や大きさを改善すれば、コストの大幅な低減を図る
ことができる。勿論、ブレーキシステムだけに限らず、
他の油圧伝達システムや燃料伝達システムにも、本実施
形態を適用することができるので、全体的には、コスト
低減の効果が大きい。
【0035】なお、本発明の管体の結合構造は、自動車
などの車両の配管の結合のみに適用されるものではな
く、管体の端部を被結合体に結合するものであれば、そ
の他のものに適用することができる。また、結合対象と
なる管体は非金属製のものを用いる場合もある。
【0036】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明によれば、管
体の外径近傍での管体の周壁縦断面の曲率よりも、管体
の外径から離間した位置での周壁縦断面の曲率を大きく
している。従って、フレア部の付け根部分の周壁縦断面
の曲率が小さくされている。この曲率の小さな周壁に
は、大きな引っ張り応力が生じ難く、かつ該引っ張り応
力が分散するので、フレア部の付け根部分の機械的な強
度が劣化し難い。また、管体に外力が加わっても、フレ
ア部の付け根部分に外力が集中し難くなる。この様にフ
レア部の付け根部分の機械的な強度の劣化が少なく、か
つフレア部の付け根部分に外力が集中し難いので、フレ
ア部の付け根部分の耐久性が確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の管体の結合構造の一実施形態を示す
縦断面図である。
【図2】 図1の要部拡大図である。
【図3】 フレアナットを締め付けたときのフレア部の
変形量について、本実施形態と従来例を比較して示すグ
ラフである。
【図4】 フレア部の付け根部分の機械的強度につい
て、本実施形態と従来例を比較して示すグラフである。
【図5】 図1の管体の結合構造を適用した自動車のブ
レーキシステムを概略的に示す図である。
【図6】 従来のブリッジフレア式の管体の結合構造を
示す縦断面図である。
【図7】 図6の管体の結合構造におけるフレア部の塑
性変形の状態を示す縦断面図である。
【符号の説明】
11…ユニオン、12…フレアナット、13…管体、1
4…フレア部、21…ABSアクチュエータ、22…ゴ
ム、23…ブラケット。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特公 昭58−9310(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16L 19/04 F16L 5/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管体の径を該管体の先端近傍で拡大し
    て、該管体の先端近傍の全周を外側に突出させ、かつ該
    管体の先端を絞り、該管体の先端を該管体の長手方向に
    突出させてなるフレア部と、該フレア部の先端が押し付
    けられることによって該管体に結合される被結合体と、
    該フレア部の外側に突出した部位を該被結合体側に押圧
    する締結部材とを備える管体の結合構造において、 上記管体の先端に近づくに従って該管体の径が拡大する
    上記フレア部の部位における、上記管体の外径近傍での
    該管体の周壁縦断面の曲率よりも、該管体の外径から離
    間した位置での該周壁縦断面の曲率を大きくした管体の
    結合構造。
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