JP3305096B2 - 留守番電話装置 - Google Patents

留守番電話装置

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JP3305096B2
JP3305096B2 JP03241594A JP3241594A JP3305096B2 JP 3305096 B2 JP3305096 B2 JP 3305096B2 JP 03241594 A JP03241594 A JP 03241594A JP 3241594 A JP3241594 A JP 3241594A JP 3305096 B2 JP3305096 B2 JP 3305096B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、留守番電話装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】近年のデジタル信号処理技術の発達によ
り、RAMなどのデジタルメモリを録音媒体としDSP
(デジタル・シグナル・プロセッサ)により録音および
再生を行わせるような留守番電話装置が実用化されてき
た。
【0003】本方式によれば、通信回線から到来する用
件メッセージを録音するには、A/D変換器によりデジ
タル信号に変換し、DSPによりRAMなどのデジタル
メモリ内に圧縮して記憶する。
【0004】また、該用件メッセージを再生する場合
は、DSPにより該デジタルメモリ内の音声データを伸
張した後、D/A変換器によりアナログ信号に変換して
スピーカに出力する。
【0005】該デジタルメモリ内の複数の用件メッセー
ジは各メッセージごとの属性(記憶アドレス、メモリ容
量等)を、管理テーブル等に記憶する。
【0006】したがって、該管理テーブルから記憶アド
レス等の属性を得ることで、任意の用件メッセージを再
生、および、消去することが可能となる。
【0007】また、あるメッセージを再生中に再生アド
レスを切り替えることで、別メッセージ再生にうつるこ
とも可能である。
【0008】一般に、用件メッセージには、不在時に自
動着信して発信者の用件を録音する「着信メッセージ」
と、通話時にその会話内容を録音する「通話メッセー
ジ」とがある。
【0009】そして、それぞれが、1件の用件メッセー
ジとして記憶管理される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところが、該着信メッ
セージと通話メッセージが混在する用件メッセージが多
数存在する場合に、操作者が管理しきれなくなるという
問題がある。
【0011】たとえば、ある用件メッセージだけ残して
おいて、残りを全て消去したいというような場合には、
用件をひとつひとつ再生させながら、消去操作(消去ボ
タン押下等)を行っていく。
【0012】そのとき、着信メッセージと通話メッセー
ジが混在していると、所望の用件メッセージを識別する
のに多大なる労力を必要とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、自動着
信した時に録音された着信メッセージ、及び、通話中の
操作者の指示操作により録音された通話メッセージを記
憶する留守番電話装置において、各メッセージの録音時
刻を記憶する記憶手段、第1の数字を入力すると着信メ
ッセージが選択されることを示す第1の選択メッセー
ジ、及び、第2の数字を入力すると通話メッセージが選
択されることを示す第2の選択メッセージを表示する表
示手段、着信メッセージを選択するための第1の数字及
び通話メッセージを選択するための第2の数字を入力す
るためのテンキー手段、上記テンキー手段により入力さ
れた数字により選択された着信メッセージと通話メッセ
ージの一方の録音時刻を出力する出力手段を設けること
により、操作者の管理の手間を軽減したものである。
【0014】
【実施例】図1に本実施例におけるファクシミリ装置の
構成を表わしたブロック図である。
【0015】以下、各部材について説明する。 101:装置全体を制御するための主制御部で、MP
U、ROM、RAM等で構成される。 102:操作キー、表示器等からなる操作部。 103:原稿を光学的に読み取るための読取部。 104:画像データを符号化するための符号化部。 105:受信画像等を記憶するための画像メモリ。 106:時刻を計時したり、装置制御に必要なタイマカ
ウンタ等を提供する計時部。 107:受信画像等を記録するための記録部。 108:符号化されている画像データを復号化するため
の復号化部。 109:網に対して呼の接続、切断、および、送信デー
タの変調、受信データの復調を行い、相手局とデータを
やりとりするための通信部。尚、用件メッセージを録音
/再生するデジタル留守録部もこの通信部に含まれる。 110:主制御部と各部材をつなぐシステムバス。 111:回線。
【0016】図2は、本実施例における通信部109の
構成を表わしたブロック図である。
【0017】以下、各部材について説明する。 201:回線を電話機202側、または、ファクシミリ
装置側につなぐための切替器。 202:電話機。通話機能、ダイヤル機能、着信通知機
能(ベル音鳴動)等を具備する。 203:回線218から到来する呼出信号を検出するた
めの呼出信号検出器。尚、該呼出信号検出器のインピー
ダンスは電話機202の終端インピーダンスにくらべ
て、十分大きいものであるので、通話等への影響は無視
できる。 204:通話の内容を録音するためにモニタする通話信
号検出器。尚、該通話信号検出器のインピーダンスは電
話機202の終端インピーダンスにくらべて、十分大き
いものであるので、通話等への影響は無視できる。 205:回線218からの2線信号を4線信号に切り替
えるためのハイブリッド回路。図において、”Line
Out”は送信路、”Line In”が受信路とな
る。
【0018】また、送信路上の送信信号のほとんどは、
ハイブリッド回路205を通過して回線218へと送信
されるが、そのうちのいくらかは、ハイブリッド回路2
05で反射して受信路へと流入する。
【0019】以下、ハイブリッド回路205で反射して
受信路へと流入する信号を反射信号と称す。 206:デジタル留守録部への入力を回線からダイレク
トにとるか、または、通話信号検出器204からとるか
を切り替えるための切換器。 207:モデム210からの送信信号とデジタル留守録
部212からの送信信号を加算して回線218に送信す
るための加算器。 208:回線への送信路に、デジタル留守録部212を
つなぐか、送話路/受話路結合部211をつなぐかを、
切り替えるための切換器。 209:デジタル留守録部212への入力を、回線21
8からにするか、マイク215からにするかを切り替え
る切換器。 210:送信信号を変調したり、受信信号を復調したり
するためのモデム。 211:回線218から到来する相手局からの音声信号
をスピーカ214へと導き、マイク215からの音声信
号を回線へと導くための送話路/受話路結合部。これに
より、装置付属のマイク215から相手局へ送話し、装
置付属のスピーカ214により相手局から受話すること
が可能となる。ちなみに、送話路と受話路の結合方式と
しては全2重方式でも半2重方式であってもよい。 212:音声信号を録音/再生するためのデジタル留守
録部。 213:スピーカ214への接続を、回線218からの
受信路にダイレクトにつなぐか、送話路/受話路結合部
211を通してつなぐかを切り替えるための切換器。 214:スピーカ。 215:マイク。 216:電話機202のフックの状態を検出するための
オフフック検出器。尚、該オフフック検出器のインピー
ダンスは電話機202の終端インピーダンスにくらべ
て、十分大きいものであるので、通話等への影響は無視
できる。 217:図1のシステムバス110に相当する。 218:図1の回線111に相当する。
【0020】そのほか、ダイヤル信号を生成する部材等
があるが、本実施例の説明に直接かかわらないので省略
する。
【0021】図3は、本実施例におけるデジタル留守録
部212の構成を表わしたブロック図である。
【0022】以下、各部材について説明する。
【0023】図中、”Line Out”は回線への送
信路、”Line In”は回線からの受信路を示す。 301:DA変換器302の出力信号のゲインを調整す
るための送信アンプ。 302:DSP303の生成するデジタルの音声信号を
アナログ信号に変換するためのDA変換器。 303:デジタル化された音声データの圧縮および伸張
処理を行うDSP。該処理はMPU(主制御部101
内)からシステムバス308を介して送られてくるコマ
ンドにより開始される。 304:回線から到来するアナログの音声信号をデジタ
ル信号に変換してDSPに供給するためのAD変換器。 305:DA変換器への入力信号のゲインを調整するた
めの受信アンプ。 306:DSPが圧縮した音声データを格納しておくた
めのRAM。 307:DSPとRAM306との間で音声データのや
りとりを行うための音声データバス。 308:図1のシステムバス110に相当する。
【0024】図4は、本実施例における操作部102の
構成を表わしたブロック図である。
【0025】以下、各部材について説明する。 401:ガイダンスメッセージや装置の状態等を表示す
るための表示器。 402:装置の着信モードを在宅モードにセットしたり
留守モードにセットしたりするための留守キー。 ここで在宅モードとは、装置の近くに人が居て着信があ
ったらすぐに電話に出れる状態にあるモード、留守モー
ドとは、自動着信して応答メッセージを送信後着信メッ
セージを録音するモードである。 403:用件メッセージの再生の起動をかけるための再
生キー。 404:ある用件メッセージ再生中に次の用件メッセー
ジの再生にスキップするためのスキップキー。 405:用件メッセージ再生中に該用件メッセージの先
頭から再び再生するためのリピートキー。 406:動作を停止するための停止キー。 407:録音動作の起動をかけるための録音キー。 408:用件メッセージを消去するための消去キー。 409:電話機を用いることなく装置付属のマイクおよ
びスピーカを用いての通話動作を行う際、該動作移行の
ための通話キー。 410:テンキー。 411:レポート出力の起動をかけるレポートキー。
【0026】図5は主制御部101およびDSP303
が用件メッセージを管理するための管理テーブルのフォ
ーマットを示した図である。主制御部101は、用件メ
ッセージを、録音された順に0番、1番、、、というよ
うに一意に識別可能なように番号を割り当てる。そし
て、各用件番号ごとに管理情報が主制御部101内のR
AMに生成される。それが用件メッセージ管理テーブル
501で、DSPが管理するRAM306内の先頭メモ
リブロックの情報、録音開始時刻、モード(着信メッセ
ージまたは通話メッセージであることを示す)等が記憶
されている。それぞれのエントリを以後、ブロックエン
トリ、時刻エントリ、モードエントリと称す。
【0027】一方DSPは、圧縮された音声情報をRA
M306内に記憶するが、その際、メモリブロックとい
うユニットに分割されて格納される。各メモリブロック
は0番、1番、、、というように一意に識別可能なよう
に番号が割り当てられている。各メモリブロックを管理
するのがメモリブロック管理テーブル502で、これは
DSP内のRAMに配置される。各メモリブロックはア
ドレスの低い順から0、1、2、、というように番号が
割り当てられ、該メモリブロック管理テーブル502に
よりメモリブロックの連結状態を表わされる。
【0028】また、あるメモリブロックが使用中かどう
かを判断するために、メモリブロック検索マップ503
がDSP内のRAMに用意されている。各メモリブロッ
クごとに1ビットづつ静的にエリアが確保されており、
使用/未使用を1/0で表わす。
【0029】主制御部とDSPの間では、このブロック
番号をもって、用件メッセージを識別する。すなわち、
主制御部は、録音開始コマンドをDSPに発行後、該録
音されるメッセージが格納される先頭のメモリブロック
番号を得る。その後、該メッセージを再生するには、該
先頭ブロック番号情報を含んだ再生コマンドを発行す
る。DSPでは該先頭ブロック番号情報をもとに、メモ
リブロック管理テーブル502からメッセージのデータ
を順次アクセスすることが可能となる。
【0030】図6は、主制御部101内にあるMPUと
デジタル留守録部212内にあるDSP303との間の
コマンドインターフェースを示した図である。
【0031】601は、着信メッセージ録音動作におけ
るコマンドインターフェースである。
【0032】呼出信号が検出器203より検出されると
MPUは切替器201を制御して回線218とハイブリ
ット回路205を接続して応答する。着信応答後まず、
MPUはDSPに対して応答メッセージ再生コマンドを
発行して応答メッセージを送出する。該応答メッセージ
としてDSPは内蔵のROMに圧縮されて記憶されてい
る固定の音声データ、たとえば「タダイマ ルス ニシ
テオリマス ヨウケン ヲ ドウゾ」を伸張処理をして
DA変換器302によりアナログ信号に変換して通信回
線に送出する。該応答メッセージもメモリブロック管理
テーブル502に示したものと同様のフォーマットで管
理されており、最終メモリブロックのデータまで出し終
わったら終了ステータスをMPUに返す。
【0033】MPUではこれを受けてDSPに対して録
音開始コマンドを発行する。そして、メッセージ管理テ
ーブル501に該着信メッセージをエントリする。その
際、該メッセージが着信メッセージであるという旨のデ
ータ“ICM”がモードエントリに書き込まれる。
【0034】該録音開始コマンドの発行を受けて、DS
Pはメッセージ検索テーブル503を用いて空ブロック
を検索する。そして、DSPは回線から到来する音声信
号をAD変換器304を通してデジタル信号を得、該デ
ジタル化された音声信号を圧縮処理を施しながらメモリ
ブロック管理テーブル502に示したものと同様のフォ
ーマットで記憶していく。
【0035】そして、ある所定時間が経過したことを計
時部106にて検出したか、あるいは、交換機から相手
発信局がハングアップしたことを示すトーナル信号をモ
デム210により検出したら、MPUはDSPに対して
停止コマンドを発行する。
【0036】該停止コマンドの発行を受けて、DSPは
メモリブロック管理テーブル502に対する該着信メッ
セージのエントリを終了(最終ブロックにその旨を示す
TERMコードを書き込む)する。その後、DSPは主
制御部に対して先頭メモリブロック番号を通知する。
【0037】そして、主制御部が該先頭メモリブロック
番号をメッセージ管理テーブル501内のブロックエン
トリに書き込む。
【0038】以後、該着信メッセージは、該メッセージ
管理テーブルのエントリ内容にしたがって処理される。
【0039】602は、通話録音動作時のコマンドイン
ターフェースである。
【0040】まず、操作者は、電話機202、あるい
は、スピーカ214とマイク215を用いて相手局と通
話している。そのとき、通話キー409を押すことで通
話録音動作へと移行する。
【0041】MPUではこれを受けてDSPに対して録
音開始コマンドを発行する。そして、メッセージ管理テ
ーブル501に該着信メッセージをエントリする。その
際、該メッセージが通話メッセージであるという旨のデ
ータ“TALK”がモードエントリに書き込まれる。
【0042】該録音開始コマンドの発行を受けて、DS
Pはメッセージ検索テーブル503を用いて空ブロック
を検索する。そして、DSPは回線から到来する音声信
号をAD変換器304を通してデジタル信号を得、該デ
ジタル化された音声信号をメモリブロック管理テーブル
502に示したものと同様のフォーマットで記憶してい
く。
【0043】そして、ある所定時間が経過したことを計
時部106にて検出したか、あるいは、交換機から相手
発信局がハングアップしたことを示すトーナル信号をモ
デム210により検出したら、MPUはDSPに対して
停止コマンドを発行する。
【0044】該停止コマンドの発行を受けて、DSPは
メモリブロック管理テーブル502に対する該着信メッ
セージのエントリを終了(最終ブロックにその旨を示す
TERMコードを書き込む)する。その後、DSPは主
制御部に対して先頭メモリブロック番号を通知する。
【0045】そして、主制御部が該先頭メモリブロック
番号をメッセージ管理テーブル501内のブロックエン
トリに書き込む。
【0046】以後、該着信メッセージは、該メッセージ
管理テーブルのエントリ内容にしたがって処理される。
【0047】603は、用件メッセージを再生する際の
コマンドインターフェースである。
【0048】MPUはメッセージ管理テーブル501内
のエントリから所望のメッセージを選び、該メッセージ
のブロックエントリに記憶されている先頭ブロック番号
情報を含んだ再生開始コマンドをDSPに発行する。
【0049】これを受けて、DSPでは該先頭ブロック
番号情報からRAM306内のアドレスを得、そこから
伸張処理をしてDA変換器302によりアナログ信号に
変換してスピーカ214へと送出していく。該メモリブ
ロックの最終アドレスに到達したらメモリブロック管理
テーブル502から次ブロック情報を得、最終メモリブ
ロック(終了コードTERMまで)まで同様の処理を行
う。
【0050】1件のみの再生ならこれで再生処理を終了
するが、複数用件を続けて再生する場合は再び再生開始
コマンドを発行して同様の処理を行えばよい。
【0051】604は、用件メッセージを消去する際の
コマンドインターフェースである。
【0052】MPUはメッセージ管理テーブル501内
のエントリから所望のメッセージを選び、該メッセージ
のブロックエントリに記憶されている先頭ブロック番号
情報を含んだ消去コマンドをDSPに発行する。
【0053】これを受けて、DSPではメモリブロック
管理テーブルにおいて、該先頭ブロック番号情報から始
まるメッセージデータを解放する。同時に、メモリブロ
ック検索テーブルの対応ビットもオフする。この処理を
終了後、MPUに対して終了ステータスを返す。
【0054】MPUではこれを受けて、メッセージ管理
テーブルから該当メッセージエントリを消去する。
【0055】図7は各動作における、図2に示した通信
部の切替器の状態を示した表である。
【0056】本表にしたがって、各切替器を動作せしめ
ることで、所望の動作に必要な結線状態を得ることがで
きる。ただし、斜線部は、いずれの状態でもよいことを
示す。
【0057】以上をふまえて、本実施例における、用件
メッセージの消去および再生動作、用件メッセージレポ
ート印字動作を説明する。
【0058】図8は、本実施例の主制御部101のMP
Uにおける用件メッセージの消去および再生が操作部1
02から指示されたときの動作のフローチャートであ
る。説明の都合上、本フローチャートは消去動作と再生
動作とを兼ねている。これは、動作モード(再生または
消去)を引数とする共通プログラムのごとく動作し、途
中、再生時と消去時とで処理が分岐するところでは、該
引数の値により判断して、各処理を行う。
【0059】以下、本フローチャートにしたがって説明
する。 S801:用件メッセージ管理テーブル501のモード
エントリを検索して、用件メッセージを着信メッセージ
と通話メッセージとにグループ分けする。その際、着信
メッセージと通話メッセージとそれぞれについて、用件
メッセージ管理テーブル501のフォーマットで各メッ
セージの管理テーブルを一時的に作成する。これを、着
信メッセージ管理テーブル、通話メッセージ管理テーブ
ルと称する。 S802:操作者の所望するメッセージグループを選択
させるメニューを表示する。図9は表示器の表示例で、
901は再生動作時の選択メニュー、902は消去動作
時の選択メニューである。これによれば、テンキー1、
2、3を押下するとそれぞれ、着信メッセージ、通話メ
ッセージ、着信メッセージと通話メッセージが選択され
る。ここで、存在しないメッセージグループは選択メニ
ューとして表示しない。たとえば、着信メッセージしか
存在しないような時は、通話メッセージの選択メニュー
は表示しない。 S803:操作者によるキーアクションを受け付ける。 S804:動作モードに応じて処理を分岐させる。消去
モードならS805へ、再生モードならS806へ進
む。 S805:選択されたメッセージグループを一括消去す
る。すなわち、用件メッセージ管理テーブル501の該
当エントリについて、604の説明のごとく消去動作を
行う。 S806:選択されたメッセージグループを一括再生す
る。すなわち、選択されたグループが着信メッセージな
ら、着信メッセージ管理テーブル内のエントリ、通話メ
ッセージなら通話メッセージ管理テーブル内のエント
リ、全用件メッセージなら用件メッセージ管理テーブル
内のエントリについて、603の説明のごとく再生動作
を行う。
【0060】図10は、本実施例の主制御部101のM
PUにおける用件メッセージレポートの印字動作のフロ
ーチャートである。
【0061】以下、本フローチャートにしたがって説明
する。 S1001:用件メッセージ管理テーブル501のモー
ドエントリを検索して、用件メッセージを着信メッセー
ジと通話メッセージとにグループ分けする。その際、着
信メッセージと通話メッセージとそれぞれについて、用
件メッセージ管理テーブル501のフォーマットで各メ
ッセージの管理テーブルを一時的に作成する。これを、
着信メッセージ管理テーブル、通話メッセージ管理テー
ブルと称する。 S1002:操作者の所望するメッセージグループを選
択させるメニューを表示する。図9、903は選択メニ
ューの表示例である。これによれば、テンキー1、2、
3を押下するとそれぞれ、着信メッセージ、通話メッセ
ージ、着信メッセージと通話メッセージが選択される。
【0062】ここで、存在しないメッセージグループは
選択メニューとして表示しない。たとえば、着信メッセ
ージしか存在しないような時は、通話メッセージの選択
メニューは表示しない。ここで選択されたメッセージグ
ループをS1003、S1004にてレポートに印字す
る。 S1003:メッセージ管理テーブルのエントリ内容
(録音時刻、録音時間)を1グループ分印字する。この
印字は記録部107にて行われる。尚、録音時刻と録音
時間の一方を印字する様にしてもよい。 S1004:次のメッセージグループを得る。次がなけ
れば、終了する。
【0063】図11にその印字例を示す。
【0064】尚、管理テーブル中には、ISDN(統合
サービスデジタル網)のサービス用に発信者の番号が通
知される場合、その発信者の番号を含めて印字してもよ
い。
【0065】次に本発明の応用例を示す。
【0066】図12にその構成図を示す。(説明に不要
な部分は省略してある。) 1201:電話機A。 1202:電話機B。 1203:回線。 1204:ファクシミリ装置。 1205:電話機Aとファクシミリ装置の接続部。ここ
で電話機Aのフックの状態を検出できる。 1206:電話機Bとファクシミリ装置の接続部。ここ
で電話機Bのフックの状態を検出できる。 1207:回線とファクシミリ装置の接続部。ここで回
線1203からの呼出信号のオン、オフを検出できる。 1208:スピーカ。 1209:マイク。 1210:切換器。デジタル留守録部への接続先(電話
機、回線、マイクとスピーカ)を選択する。 1211:デジタル留守録部。 1212:主制御部。
【0067】この装置での通話手段として、電話機A、
電話機B、マイクとスピーカがある。
【0068】電話機A、電話機B、マイクとスピーカの
使用者がそれぞれ異なる場合等も考えられる。本実施例
ではそこで各通話手段ごとに通話メッセージをグループ
分けして一括処理する様にしている。すなわち、電話機
Aがオフフックされた状態で不図示の録音キーが押され
た場合、電話機Bがオフフックされた状態で操作部に設
けられた不図示の録音キーが押された場合、不図示のハ
ンブフリー通話のための通話キーが押されたあと録音キ
ーが押された場合とで、通話メッセージをグループ分け
する。
【0069】これは、用件メッセージ管理テーブルのモ
ードエントリのデータにより識別することができる。そ
して、前に述べたように、図8のS803、図10のS
1002でいずれかのグループを選択することにより、
各グループ別に一括消去、一括再生、レポート印字を実
現する。
【0070】そのほか、図1又は図12の例において、
次のような条件でさらに細かい場合分けができる。
【0071】・通話メッセージにおいて、自局が発信局
である場合と着信局である場合(着信検知中にオフフッ
クされた場合と着信検知中以外にオフフックされた場
合) ・自動応答時の着信メッセージにおいて、異なる呼出信
号パターンで起動される場合 たとえばPBXに接続されていれば、内線からの着信と
外線からの着信とで呼出信号のパターンが異なる。図1
3に呼出信号のパターンを示す。1301は信号波の山
が1つ現われたあと休止区間となるパターン、1302
は信号波の山が2つ現われたあと休止区間となるパター
ンで、その一方が内線着信またはもう一方が外線着信と
いう具合に割り当てられる。そこで、それぞれのパター
ンでメッセージのグループ分けを行う。したがって、内
線又は外線からのメッセージを選択的に消去、再生、レ
ポート出力が可能となる。
【0072】また交換機によっては、一つの回線に複数
の電話番号を割り当て、それぞれの呼出信号のパターン
を変えるというサービスもある。これに対しても各呼出
信号のパターンごとにメッセージをグループ分けを行
う。したがって、電話番号毎の消去、再生、レポート出
力が可能になる。
【0073】・同様に、通話メッセージで自局着信局で
ある場合も呼出信号のパターンによって場合分けができ
る。
【0074】それを図12の例において表にまとめると
図14のようになる。尚、選択コードはいずれかのグル
ープを選択するためにダイヤルキーから入力するための
コードである。この場合の管理テーブルを図15に示
す。
【0075】これらの場合も、図8のS803、図10
のS1002でいずれかのグループを選択することによ
り、各グループ別に一括消去、一括再生、レポート印字
を実現する。
【0076】又、本発明の他の実施例のモード略号、選
択コードを図16に示す。
【0077】また、各グループごとに略称を登録する手
段を具備せしめ、グループ別再生、グループ別消去、グ
ループ別レポート印字の際に該略称を選択メニューとし
て表示器に表示させる。
【0078】
【発明の効果】本発明によれば、第1の数字を入力する
と着信メッセージが選択されることを示す第1の選択メ
ッセージ、及び、第2の数字を入力すると通話メッセー
ジが選択されることを示す第2の選択メッセージを表示
する表示手段、テンキー手段により入力された数字によ
り選択された着信メッセージと通話メッセージの一方の
録音時刻を出力する出力手段を設けることにより、テン
キー手段により着信メッセージと通話メッセージの一方
が選択可能となり、また、録音時間によりメッセージを
管理するための手間が軽減される。
【0079】
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例におけるファクシミリ装置の構成を表
わしたブロック図である。
【図2】本実施例における通信部の構成を表わしたブロ
ック図である。
【図3】本実施例におけるデジタル留守録部の構成を表
わしたブロック図である。
【図4】本実施例における操作部102の構成を表わし
たブロック図である。
【図5】本実施例における主制御部およびDSPが用件
メッセージを管理するための管理テーブルのフォーマッ
トを示した図である。
【図6】本実施例におけるMPUとDSPとの間のコマ
ンドインターフェースを示した図である。
【図7】本実施例における各動作における通信部の切替
器の状態を示した図である。
【図8】本実施例における用件メッセージの消去および
再生の動作を示したフローチャートである。
【図9】本実施例における用件メッセージの消去および
再生時の表示器の表示例を示した図である。
【図10】本実施例における用件メッセージレポートの
印字動作を示したフローチャートである。
【図11】本実施例における用件メッセージレポートの
印字例を示した図である。
【図12】応用例におけるファクシミリ装置の構成図で
ある。
【図13】呼出信号のパターン例を示した図である。
【図14】応用例におけるモードの場合分けの例を示し
た図である。
【図15】応用例の管理テーブルを示した図である。
【図16】他の実施例のモード略号、選択コードを示し
た図である。
【符号の説明】
101 主制御部 102 操作部 103 読取部 104 符号化部 105 画像メモリ 106 計時部 107 記録部 108 復号化部 109 通信部 110 システムバス 111 回線

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動着信した時に録音された着信メッセ
    ージ、及び、通話中の操作者の指示操作により録音され
    た通話メッセージを記憶する留守番電話装置において、 各メッセージの録音時刻を記憶する記憶手段、 第1の数字を入力すると着信メッセージが選択されるこ
    とを示す第1の選択メッセージ、及び、第2の数字を入
    力すると通話メッセージが選択されることを示す第2の
    選択メッセージを表示する表示手段、 着信メッセージを選択するための第1の数字及び通話メ
    ッセージを選択するための第2の数字を入力するための
    テンキー手段、 上記テンキー手段により入力された数字により選択され
    た着信メッセージと通話メッセージの一方の録音時刻を
    出力する出力手段を有することを特徴とする留守番電話
    装置。
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