JP3304332B2 - 錠付ロック装置 - Google Patents

錠付ロック装置

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JP3304332B2
JP3304332B2 JP2000161898A JP2000161898A JP3304332B2 JP 3304332 B2 JP3304332 B2 JP 3304332B2 JP 2000161898 A JP2000161898 A JP 2000161898A JP 2000161898 A JP2000161898 A JP 2000161898A JP 3304332 B2 JP3304332 B2 JP 3304332B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、特定キーによる
錠前の解錠操作およびハンドルによる止め金操作部材の
ロック解除操作により、開閉扉の閉止ロックを解除でき
るようにする錠付ロック装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の錠付ロック装置として、特定キー
により錠前の旋錠および解錠を行えるようにするととも
に、開閉扉の開閉操作に使用されるハンドルを正逆回動
操作しこのハンドルに連結された旋錠軸を回転させて、
開閉扉の閉止ロックおよび閉止ロック解除を行えるよう
にしたものがある。これによれば、閉止ロック時にはハ
ンドルを旋錠軸から取り外しておくことができ、このハ
ンドルの取り外しによって旋錠軸が受座本体に対して自
動的に錠止され、一方、ハンドルの挿入によって前記錠
止が直ちに解除される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の錠付ロック装置にあっては、盗難にあった特
定キーの操作によって錠前の解錠がなされた後は、模造
のハンドルや類似工具を利用することにより、何人も旋
錠軸を容易に回動操作でき、従って開閉扉の他人による
解錠が容易になり、他人の室内への侵入を許してしまう
という問題があった。
【0004】この発明は前記問題を解決するものであ
り、盗難にあったキーにより錠前が解錠され、かつ模造
ハンドルや類似工具を用いて開閉扉の閉止ロックを解除
しようとしても、この解除を特殊な二重ロック構造によ
って禁止し、十分なセキュリティを確保することができ
る錠付ロック装置を得ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は前記目的に鑑
みてなされたものであり、その要旨とするところは、
定キーによる開閉扉の錠前の旋錠・解錠操作に従って回
動する回動部材と、この回動部材の動きに応じて相対移
動する第1のスライドプレートおよび第2のスライドプ
レートと、前記特定キーによる旋錠操作時に前記第1の
スライドプレートの係止ロック片によって回動規制され
る、ハンドルの操作穴を持った止め金操作部材と、この
止め金操作部材の前記操作穴を開放可能に閉塞して、一
部にカバー側係止爪を持つカバーと、このカバーのカバ
ー側係止爪に対して前記第2のスライドプレートによっ
て係止および係止解除されるカバーロック係止爪を持つ
カバーロック部材と、前記止め金操作部材における操作
穴の内周面側に形成されたキー溝と、前記操作穴の底部
の偏心位置に突設された嵌合ピンと、前記止め金操作部
材の下部において自重によって傾斜するように回動支持
されたストッパと、前記止め金操作部材を支持するケー
ス部材に形成されて、傾斜した前記ストッパの一部を収
容する凹溝とを備え、前記キー溝および嵌合ピンに適合
するキー突起および嵌合穴を持ったハンドルの操作軸
を、前記カバーが開かれて露出する前記操作穴に挿入
し、前記ストッパーの一部を前記凹溝から離脱して止め
金操作部材の回動操作を行えるようにすることを特徴と
する錠付ロック装置にある。
【0006】この態様によれば、特定キーの回動操作に
より、第1のスライドプレートによる止め金操作部材の
回動規制を解き、同時に第2のスライドプレートによる
カバーロック部材の作動およびこれに伴うカバーのロッ
ク解除によって、止め金操作部材のハンドルによる回動
操作を可能にしている。ここで、このハンドルが止め金
操作部材に設けられたキー溝および嵌合ピンに合致する
キー突起および嵌合穴を持たない限り、そのハンドルを
止め金操作部材の操作穴に必要かつ十分な量挿入するこ
とができないようにし、止め金操作部材にハンドルの回
動操作力を伝えられなくして、止め金の閉止ロック解除
を不可能にしている。また、このときストッパの先端部
がケース部材の凹溝に落ち込んだままとなっているた
め、仮に模倣されたハンドルやドライバなどの工具を用
いて止め金操作部材を強制的に回動操作しようとして
も、止め金操作部材が回動されない。これにより、盗難
にあったキーにより錠前を回動操作しても、ハンドルを
用いない限り、止め金を開閉扉の取付枠側の受部材から
解除できないようにし、二重,三重の閉止ロックを維持
可能にしている。
【0007】この発明の他の要旨は、前記ストッパが、
前記操作穴に対するハンドルの設定量以上の挿入時に限
って、前記ケース部材の凹溝から完全に離脱することを
特徴とする前記錠付ロック装置にある。
【0008】この態様によれば、ストッパがケース部材
の凹溝から完全に離脱するように、ハンドルが止め金操
作部材の操作穴内に挿入されたときのみ、止め金操作部
材および止め金の閉止ロック解除方向への回動を可能に
している。
【0009】また、この発明の他の要旨は、前記止め金
操作部材に取り付けたピン軸に枢着したストッパの一端
部が、自重によって前部が前記切溝内に落ち込むととも
に、他端部が上方の操作穴に浮き上がるように傾斜する
ことを特徴とする前記錠付ロック装置にある。
【0010】この態様によれば、前記止め金操作部材の
操作穴に挿入されたハンドルの操作軸が、その形状,サ
イズを操作穴のキー溝と嵌合ピンに合致するものである
こと、そして操作軸の挿入により、ストッパの自重によ
る傾き状態から略水平状態にし、さらに前記嵌合ピンと
嵌合穴とが正規に嵌合したときに、ハンドルにより止め
金操作部材の回動操作を行えるようにしている。
【0011】さらに、この発明の別の要旨は、前記スト
ッパをその自重によって凹溝内に収容するものではな
く、止め金操作部材もしくはケース部材と前記ストッパ
間にバネ部材を設けることにより、該バネ部材によって
ストッパを常に凹溝内に強制的に収容するように付勢す
ることで止め金操作部材の不慮の回動を規制し、ハンド
ルの操作軸を操作穴に挿入することではじめて止め金操
作部材をハンドルによって回動可能にした。
【0012】この態様によれば、ストッパの自重による
凹溝内に収容した場合に較べて、第1のスライドプレー
トの係止ロック片を止め金操作部材の切欠から外れたこ
とを前提に、本発明の錠付ロック装置の振動等によりス
トッパの凹溝からの脱出により止め金操作部材が回動可
能状態になることで、止め金が回転して扉の取付枠から
外れることになるようにしている。
【0013】また、この発明の他の要旨は、前記嵌合ピ
ンが、前記ハンドルによって止め金操作部材を回動しう
る強度およびサイズを有することを特徴とする前記錠付
ロック装置にある。
【0014】この態様によれば、相互に嵌合し合う止め
金操作部材の嵌合ピンおよびハンドルの嵌合穴はそれぞ
れ回動中心より偏心しており、従って、ハンドルの回動
操作力を大きな回動負荷としての止め金操作部材に直接
かつ十分に伝えて、キー突起の損傷なく、その止め金操
作部材の回動を軽快に行わしめるようにしている。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
図について説明する。図1および図2は、この発明の錠
付ロック装置を示す正面図および縦断側面図である。こ
の錠付ロック装置は開閉扉(図示しない)に対する取付
部材1にケース部材2を取り付けたものからなり、この
ケース部材2の上半分の開口部に蓋部材3が取り付けら
れている。また、この蓋部材3には錠前4が取り付けら
れ、この錠前4のキー差込口4aが蓋部材3の前面に形
成された凹部3a内に臨んでいる。
【0016】また、この蓋部材3には、凹部3aの開口
部を被うキャップ5が、ピン6を中心に回動操作可能に
設けられている。これにより、ピン6を中心にキャップ
5を回動操作することで、キー差込口4aに対する特定
キーの差し込みを可能にしている。なお、この図では、
錠前4として周知の例えばシリンダ錠が用いられてい
る。
【0017】また、前記錠前4の後端部には、キー差込
口4aに差し込まれたキーの回動操作、つまり、旋錠操
作および解錠操作に応じて回動する板状の回動部材7が
設けられている。この回動部材7は、これの回動中心に
対して略等距離の対称位置に各一のピン8a,8bを有
する。なお、これらのピン8a,8bはかしめ固定など
により回動部材7に取り付けられている。
【0018】一方、前記ケース部材2の底部2aには、
図3乃至図6に示すような一対のガイドピン9a,9b
が植設されている。これらの各ガイドピン9a,9b
は、前記底部2a上を摺動する2枚の第1のスライドプ
レート10および第2のスライドプレート11に形成さ
れた長孔10a,10b内に挿通されている。従って、
これらのガイドピン9a,9bは第1のスライドプレー
ト10および第2のスライドプレート11を、図中、上
下方向に摺動案内するように機能する。
【0019】また、第1のスライドプレート10および
第2のスライドプレート11には、横凸形の各一のガイ
ド孔10c,10dが形成されており、これらのガイド
孔10c,10dには前記回動部材7上の各一のピン8
a,8bが挿通されている。従って、回動部材7の回動
によるピン8a,8bの移動によって第1のスライドプ
レート10および第2のスライドプレート11を、ガイ
ドピン9a,9bに沿ってそれぞれ上下方向に相対移動
可能にしている。
【0020】図7および図8は前記回動部材7およびピ
ン8a,8bの全体形状を示す。これによれば回動部材
7は略ひし形をなし、その両端部に、前記ガイド孔10
c,10dに挿入される小径部を持ったピン8a,8b
がそれぞれかしめ固定されている。なお、回動部材7の
中心部には、錠前軸端に合致して嵌合される嵌合孔7a
が設けられている。
【0021】図9および図10は前記第1のスライドプ
レート10を示す正面図および側面図であり、これが前
記長孔10aおよびガイド孔10cを備えるとともに、
下端部に前方に向って屈曲する係止ロック片12が形成
されている。そして、この係止ロック片12は全体とし
て、第2のスライドプレート11に干渉しないようにこ
の第2のスライドプレート11の下部付近に、図3およ
び図4に示すようにオフセットしている。
【0022】図11および図12は前記第2のスライド
プレート11を示す正面図および側面図であり、これが
前記長孔10bおよびガイド孔10dを備えるととも
に、下端部には、前方に屈曲する縦長のカバーロック強
制操作片13を、また、その上部に前方に屈曲する横長
のカバーロック解除操作片14を、それぞれ備える。
【0023】また、前記蓋部材3の裏面には、図2に示
すような一対のブラケット15が突設されており、これ
らのブラケット15間に架設された水平軸16には図5
および図6に示すような形状のカバーロック部材17が
回動自在に支持されている。このカバーロック部材17
は一端にカバーロック係止爪17aを有し、これが後述
のカバー側係止爪30に係合可能とされている。また、
このカバーロック部材17は、図5および図6に示すよ
うな水平軸16に巻装されたねじりばね18の一端に係
止されて、その水平軸16を中心として、反時計方向に
常時回動付勢されている。従って、後述のカバーの閉止
時には、そのカバー側係止爪にカバーロック係止爪が係
止され、カバーの開放を規制している。
【0024】さらに、前記ケース部材2内であって、第
1のスライドプレート10,第2のスライドプレート1
1およびカバーロック部材17の下方には、有底円筒状
の止め金操作部材19が回動自在に設けられており、こ
れの外周縁の一部に図5,図6に示すような切欠20が
設けられている。この切欠20は第1のスライドプレー
ト10の係止ロック片12を収容しうるサイズ,形状に
形成されている。
【0025】また、この止め金操作部材19の操作穴1
9aの底部19bには、図13にも示すように、この底
部19bの中心から外れた偏心位置に先端が尖った比較
的太目の嵌合ピン21が一体に突設されている。さら
に、その止め金操作部材19の筒状部内周面には、所定
長のキー溝22が前後方向に刻設されている。これらの
嵌合ピン21およびキー溝22には、後述のハンドルの
嵌合穴およびキー突起がそれぞれ挿入可能とされてい
る。
【0026】さらに、前記止め金操作部材19の筒状部
の一部(下部)には、切溝23が形成されており、この
切溝23を形成する二つの支持部に設けられた一対のピ
ン孔に、図5,図6に示すようなピン軸24が支持され
ている。そして、このピン軸24には、前方に重量が偏
っているストッパが回動自在に支持されている。このス
トッパは、図14に示すような略長方形の板材の中央よ
り右方に偏った位置に水平軸用の支持孔40を有し、上
面には一部に凹部を形成する傾斜面41を有する。この
ため、このストッパは、前記ハンドルが操作穴19a内
に差し込まれていない場合には、図5に示すように、先
端部が、その切溝23に連続するように前記ケース部材
2の内周面に形成された凹溝26内に落ち込んでいる。
このとき前記傾斜面41が操作穴19aの内周面と略同
一面内にある。
【0027】前記止め金操作部材19の開口端には、前
記ハンドルの先端を挿入できる、キー切欠27aおよび
これに連続する挿入孔27bを持ったリング部材27が
取り付けられている。そして、このリング部材27を介
して前記止め金操作部材19の開口端を塞ぐカバー28
が、その止め金操作部材19の下部に開閉自在に取り付
けられている。なお、このカバー28は止め金操作部材
19下部の水平軸29を中心に回動自在に支持されてい
る。
【0028】前記カバー28には上端部中央の背面にカ
バー側係止爪30が突設され、これが前記カバーロック
部材17のカバーロック係止爪17aに対向している。
またこのカバー28の中央部背面には、リング部材27
のキー切欠27aおよび止め金操作部材19のキー溝2
2に挿入される突起31が一体に突設されている。
【0029】また、止め金操作部材19の背面には所定
長の円柱状の軸部32が一体に突設され、これがケース
部材2の底部を貫通している。また、この貫通した軸部
32の端面には、止め金33が固定ねじ34により固定
されている。さらに、その軸部32の外周には2本のリ
ング溝35が設けられ、これらのリング溝35に収納さ
れたOリング36が、前記貫通部における軸部とケース
部材との間の水密性を確保している。
【0030】さらに、前記ハンドル37は図15に示す
ように全体として略T字状をなし、把手部37aおよび
操作軸37bを有する。そして、操作軸37bの先端部
にはその先端から僅か離れた位置にキー突起38が一体
に突設され、これが前記キー切欠27aおよびキー溝2
2に挿入自在な形状,サイズとされている。また、その
操作軸37bの先端部の偏心した位置にはその先端面に
開口する嵌合穴39が形成されている。なお、この嵌合
穴39は前記嵌合ピン21に嵌まり込む形状,サイズに
形成されている。
【0031】前記のように構成された錠付ロック装置
は、次のようにして止め金33による開閉扉の閉止ロッ
ク動作および閉止ロック解除動作をする。いま、開閉扉
が閉止のロック状態にあるとすると、まず、キャップ5
をピン6を中心に回動することにより開き、前記錠前4
のキー差込口4aへのキーの挿入および回動操作によっ
て、回動部材を図3に示す位置に回動する。これにより
ピン8aが第1のスライドプレート10を下降させ、ピ
ン8bが第2のスライドプレート11を上昇させる。こ
のため、第1のスライドプレート10下端の係止ロック
片12が止め金操作部材19の切欠20内に落ち込ん
で、この止め金操作部材19の回動が規制される。これ
により、止め金33は開閉扉の支持枠側の受部材に係合
した状態、つまり開閉扉の閉止状態が保持される。
【0032】一方、第2のスライドプレート11の前記
上昇によって、カバーロック強制操作片13の上縁が、
図5中において、反時計方向にカバーロック部材17の
一部(下部)を押し上げ保持することとなり、カバーロ
ック係止爪17aがカバー28のカバー側係止爪30に
係合する状態を維持する。このため、カバー28はリン
グ部材27の挿入孔27bおよび止め金操作部材19の
操作穴19aを塞ぎ、ハンドルの挿入およびこれによる
止め金のロック解除ができないように規制している。
【0033】次に、閉止ロック状態にある開閉扉のロッ
ク解除を行う場合には、再びキャップ5を開き、錠前4
のキー差込口4aにキーを差し込んで、前記とは逆方向
に回動操作する。このため、回動部材7はその操作方向
に回動し、図4に示すようにピン8aが第1のスライド
プレート10を上昇させ、ピン8bが第2のスライドプ
レート11を下降させる。かかる動作によって、第1の
スライドプレート10下端の係止ロック片12が止め金
操作部材19の切欠20から脱出する。なお、このと
き、ストッパ25の先端部がケース部材2下部の凹溝2
6内に落ち込んでいるため、止め金操作部材19の自由
転動が規制されている。
【0034】一方、第2のスライドプレート11の前記
下降によって、これのカバーロック解除操作片14がカ
バーロック部材17の一部(上部)を押し下げ保持す
る。このため、カバーロック係止爪17aがカバー28
のカバー側係止爪30から外れ従って、このカバー28
を図6に示すように指を掛けて開放することができる。
なお、このカバー28とリング部材27またはケース部
材2との間にスポンジなどの弾性部材を介在しておくこ
とで、前記各係止爪の係止解除時に、自動的にカバー2
8を所定量開かせることが可能になり、指によるカバー
28の開放操作を容易化できる。
【0035】続いて、リング部材27の挿入孔27bお
よび止め金操作部材19の操作穴19aに、ハンドル3
7の操作軸37bを挿入する。このとき、ハンドル37
のキー突起38をそれぞれキー切欠27aおよびキー溝
22に合わせて挿入するとともに、嵌合穴39を嵌合ピ
ン21に適合させる。このとき、ハンドル37の操作軸
37bの挿入によって、これまで前端部を凹溝26内に
落し込んでいたストッパが、その後端部の操作軸37b
による抑圧により、図6に示すように、ピン軸24を中
心に水平状態に回動する。このため、このストッパ25
による止め金操作部材19のケース部材2に対する回動
規制が解除される。
【0036】そこで、ハンドル37を開扉方向に回動操
作することにより、止め金操作部材19は同方向に回動
し、これの後端に取り付けられた止め金33を開閉扉の
支持枠側に設けられた受部材から離すこととなる。従っ
て、開閉扉の閉止ロックが解除され、開放操作が可能に
なる。なお、この開放操作状態にあっては、ハンドル3
7のキー突起38がリング部材27のキー切欠27a位
置から外れて回転しているため、そのハンドル37の操
作軸37bを操作穴19aから抜き取ることができず、
ハンドル37の紛失防止が可能になる。また、キー差込
口4aに差し込んだキーも、同様の理由により、解錠状
態にあってキー差込口4aから抜き取ることができない
ようにしてある。
【0037】次に、開閉扉を閉止ロックする場合には、
前記操作穴19a内に操作軸37bが嵌合しているハン
ドル37を、前記とは逆方向に回動操作し、止め金操作
部材19とともに止め金33を回動させて、その止め金
33を受部材に係止する。このとき、ハンドル37のキ
ー突起38の位置が前記キー切欠27aおよびキー溝2
2の位置に合致するので、ハンドル37は操作穴19a
から抜き取ることができる。
【0038】こうして、ハンドル37を抜き取った後
は、指でカバー28を押し上げて、前記リング部材27
の挿入孔27bおよび止め金操作部材19の操作穴19
aを塞ぐように、水平軸29を中心に回動操作する。続
いて、錠前4のキー差込口4aに差し込まれている特定
キーを、旋錠方向に回動操作する。これにより、回動部
材9は図4から図3に示す状態に回動し、この回動部材
9上のピン8aは第1のスライドプレート10を下降さ
せ、ピン8bは第2のスライドプレート11を上昇させ
る。
【0039】この第1のスライドプレート10の下降に
より、これの係止ロック片12が止め金操作部材19の
切欠20内に落ち込むため、前記ハンドル37の抜き取
り後にストッパの一部が凹溝26内に落ち込むことと相
俟って、止め金操作部材19の不用意な回転を規制する
こととなる。
【0040】一方、第2のスライドプレート11の上昇
によって、これのカバーロック解除操作片14によるカ
バーロック部材17の抑圧が解除される。このため、カ
バーロック部材14はねじりばね18の反発力を受けて
回動し、カバーロック係止爪17aをカバー28を閉じ
ることによりカバー側係止爪30に係止することとな
る。また、さらにカバーロック強制操作片13の上縁が
カバーロック部材17の一部を下方から支承するように
持ち上げ、前記両係止爪30,17aの係合が容易に外
れないように保持することとなる。
【0041】そして、錠前4のキー差込口4aからキー
を抜き取ることにより、前記止め金33の受部材に対す
る係合がロックされ、開閉扉の閉止の二重ロック状態が
維持されることとなる。
【0042】ところで、前記特定キーが盗難にあった場
合には、その特定キーおよび模造ハンドルによる開閉扉
の閉止ロック解除の危惧がある。また、特定キーの盗難
に関係なく、カバーが破壊された場合にも同様の危惧が
ある。この発明では、図15に示すような、操作軸37
bにキー突起38および嵌合穴39を設けたハンドル3
7の使用によってのみ、止め金操作部材19の回動操作
を可能にしている。
【0043】例えば、汎用タイプの嵌合穴39を持たな
いハンドルを、止め金操作部材の操作穴19aに挿入し
た場合には、図6に2点鎖線で示したように、操作軸の
先端が嵌合ピン21に当たるまでしか挿入できず、スト
ッパ25の先端部は前記凹溝26内に落ち込んだままで
ある。従って、ハンドルにキー突起38が設けられてい
ても、あるいは止め金操作部材19のキー溝22にドラ
イバを押し当てても、この汎用のハンドルの回動操作に
よっては、止め金操作部材19は決して回動しない。従
って、前記嵌合ピン21はハンドルによる止め金操作部
材19の回動操作機能と、模造ハンドル等の使用による
止め金操作部材の回動禁止機能とを持つ。
【0044】なお、前記ストッパ25はピン軸24を中
心に前端部がケース部材2の凹溝26内に落ち込んでい
るため、指または工具などを用いて、これを図6に示す
ようにストッパを水平状態に保持しながら、模造のハン
ドルを操作穴内に挿入して回転するという作業は不可能
である。従って、止め金操作部材19の回動操作はおこ
なわれず、止め金33の受部材に対する閉止ロックは解
除できず、十分なセキュリティを確保できることにな
る。
【0045】本発明では、上記止め金操作部材19のピ
ン軸24により手前(カバー28側)が自重で下がるよ
うにして重心を移して軸着したストッパ25の他の実施
例として、別紙図16乃至図19を挙げる。
【0046】すなわち、図16と図17に示すように、
ストッパ25’はピン軸24’で止め金操作部材19に
軸着し、このストッパ25’を常に反時計方向(矢印)
に付勢するようにピン軸24’の水平位置より上にバネ
部材42を止め金操作部材19に設けている。そして、
このストッパの形態はピン軸24’の上方を上記したス
トッパ24の傾斜面41よりさらに窪み43を設け、窪
み43の両側を十分な凸部44,45を形成している。
【0047】一方、ハンドルも図15のハンドル37と
は別形状のものを図18と図19に用意した。このハン
ドル46がハンドル37とは把手部46aと操作軸46
bにキー突起47や嵌合穴48を設けている点では共通
するが、操作軸46bに、前記ストッパ25’の凸部4
4が嵌入する凹部49を設けている点で構造上相違す
る。
【0048】そこで、これらの動作について、以下に説
明する。止め金操作部材19の切欠20に係止ロック片
12が嵌入していない状態で、ハンドル46の操作軸4
6bのキー突起38をキー切欠27aに合わせてキー溝
22に挿入すると、嵌合ピン21に位置合せされた嵌合
穴48が嵌入する。これと同時に、操作軸46bの下部
先端は、初めバネ部材42により凹溝26内に強制的に
落されていたストッパ25’上にすべり込むが、上記嵌
合ピン21に嵌合穴48が嵌入する時点で、バネ部材4
2の力に抗してストッパ25’の凸部45が下方に押さ
れる、すなわちストッパ25’がピン軸24を中心に時
計方向に回転し、これと同時に凸部44が凹部49内に
入り込んで止め金操作部材19の回動規制を解除し(図
16から図17)、ハンドル46を回転することによっ
て止め金33を扉の取付枠から外して扉を開くことを可
能にする。
【0049】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、錠前
に対する特定キーの操作によって、第1のスライドプレ
ートおよび第2のスライドプレートを相対移動させ、一
方のスライドプレートの移動により止め金操作部材の回
動ロックおよび回動ロック解除を可能にするとともに、
他方のスライドプレートの移動によりカバーロック部材
を用いてカバーの係止ロックおよび係止ロック解除を行
うことで、前方からのハンドル操作による止め金操作部
材の回動ロックおよびロック解除を行えるようにし、以
て特定キーおよびハンドルを用いた開閉扉の二重ロック
を簡単な構成にて容易に実現できる。
【0050】この場合において、止め金操作部材の回動
ロック解除は、止め金部材のキー溝および嵌合ピンに適
合するキー突起および嵌合穴を持ったハンドルの挿入お
よび回動操作によってのみ実現可能とすることで、キー
の紛失あるいはカバーが破壊された場合に、模造ハンド
ルや工具による止め金操作部材の回動を確実に禁止する
ことができ、十分なセキュリティが確保される。
【0051】また、この発明では前記ストッパを、前記
操作穴に対するハンドルの設定量以上の挿入時に限っ
て、前記ケース部材の凹溝から完全に離脱するように回
動させるようにしたので、嵌合ピンに適合する嵌合穴を
持たない模造ハンドルによる止め金操作部材の操作を防
止できる。また、前記ストッパを、自重によって前部が
前記凹溝内に落ち込むように傾斜させることで、スプリ
ングなどの別部品を用いずに、止め金操作部材の回動禁
止ロックを自動的に掛けることができ、構成の簡素化と
ローコスト化を実現できる。
【0052】ただし、この場合の欠点として本発明装置
の錠付装置全体が上下動してストッパが凹溝から外れ、
しかも係止ロック片が切欠から外れている場合に、止め
金操作部材が回動可能となり止め金が扉の取付枠から外
れるという危険がある。この危険を回避するためにスト
ッパのバネ部材と対称位置にある下部を常に凹溝内に位
置させて、自然の状態では上方に上がらないようにする
とともに、ストッパの凸部をハンドル軸の凹部に位置合
せすることによって、ハンドル軸を十分に操作穴に嵌入
して誤操作を防止し、ハンドル以外のものによる止め金
操作部材の回転を困難にした。
【0053】さらに、この発明では前記嵌合ピンに、前
記ハンドルによって止め金操作部材を回動しうる強度お
よびサイズを持たせることで、ハンドルによる止め金操
作部材の回動操作時に、キー溝に対するキー突条の係合
のみでは、これらの強度上の観点から止め金操作部材を
回動する力を十分に得られないところを、嵌合ピンと嵌
合穴との係合によって、十分に大きな力で止め金操作部
材を回動操作可能とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の一形態による錠付ロック装置
を示す正面図である。
【図2】図1に示す錠付ロック装置の縦断側面図であ
る。
【図3】この発明における第1のスライドプレートおよ
び第2のスライドプレートの一つの動作状態を示す説明
図である。
【図4】この発明における第1のスライドプレートおよ
び第2のスライドプレートの他の動作状態を示す説明図
である。
【図5】この発明におけるカバーロック部材の一つの動
作状態を示す要部の断面図である。
【図6】この発明におけるカバーロック部材のもう一つ
の動作状態を示す要部の断面図である。
【図7】図1に示す回動部材の正面図である。
【図8】図7に示す回動部材の側面図である。
【図9】この発明における第1のスライドプレートを示
す正面図である。
【図10】図9に示す第1のスライドプレートの側面図
である。
【図11】この発明における第2のスライドプレートを
示す正面図である。
【図12】図11に示す第2のスライドプレートの側面
図である。
【図13】図2,図5,図6に示す止め金操作部材の正
面図である。
【図14】図2,図5,図6に示すカバーロック部材の
斜視図である。
【図15】この発明におけるハンドルを拡大して示す正
面図である。
【図16】この発明の上記図14と図15及び図2,図
5及び図6以外のストッパ、ハンドル、及び止め金操作
部材を用いたハンドル操作前の一部縦断面図である。
【図17】図16よりハンドルを操作穴に挿入した状態
の一部縦断面図である。
【図18】図15とは別のハンドルの一部破断正面図で
ある。
【図19】図18の底面図である。
【符号の説明】
4 錠前 7 回動部材 10 第1のスライドプレート 11 第2のスライドプレート 17 カバーロック部材 17a カバーロック係止爪 19 止め金操作部材 19a 操作穴 20 切欠 21 嵌合ピン 22 キー溝 25 ストッパ 26 凹溝 28 カバー 30 カバー側係止爪 33 止め金 37 ハンドル 38,47 キー突起 39,48 嵌合穴 42 バネ部材 44 ストッパの凸部 49 ハンドルの凹部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E05B 3/00 E05B 13/08 E05B 5/02

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 特定キーによる開閉扉の錠前の旋錠・解
    錠操作に従って回動する回動部材と、この回動部材の動
    きに応じて相対移動する第1のスライドプレートおよび
    第2のスライドプレートと、前記特定キーによる旋錠操
    作時に前記第1のスライドプレートの係止ロック片によ
    って回動規制される、ハンドルの操作穴を持った止め金
    操作部材と、この止め金操作部材の前記操作穴を開放可
    能に閉塞して、一部にカバー側係止爪を持つカバーと、
    このカバーのカバー側係止爪に対して前記第2のスライ
    ドプレートによって係止および係止解除されるカバーロ
    ック係止爪を持つカバーロック部材と、前記止め金操作
    部材における操作穴の内周面側に形成されたキー溝と、
    前記操作穴の底部の偏心位置に突設された嵌合ピンと、
    前記止め金操作部材の下部において自重によって傾斜す
    るように回動支持されたストッパと、前記止め金操作部
    材を支持するケース部材に形成されて、傾斜した前記ス
    トッパの一部を収容する凹溝とを備え、前記キー溝およ
    び嵌合ピンに適合するキー突起および嵌合穴を持ったハ
    ンドルの操作軸を、前記カバーが開かれて露出する前記
    操作穴に挿入し、前記ストッパーの一部を前記凹溝から
    離脱して止め金操作部材の回動操作を行えるようにする
    ことを特徴とする錠付ロック装置。
  2. 【請求項2】 前記ストッパが、前記操作穴に対するハ
    ンドルの設定量以上の挿入時に限って、前記ケース部材
    の凹溝から完全に離脱するように回動することを特徴と
    する請求項1に記載の錠付ロック装置。
  3. 【請求項3】 前記ストッパが、自重によって前部が前
    記凹溝内に落ち込むように傾斜することを特徴とする請
    求項1に記載の錠付ロック装置。
  4. 【請求項4】 前記止め金操作部材もしくはケース部材
    と前記ストッパ間に、バネ部材を設けることにより、該
    バネ部材の付勢によってストッパを前記凹溝に収容して
    止め金操作部材を常時回動規制し、ハンドルの操作軸を
    操作穴に挿入することで止め金操作部材を回動可能にし
    たことを特徴とする請求項1又は2に記載の錠付ロック
    装置。
  5. 【請求項5】 前記ハンドルの操作軸に、該操作軸の挿
    入時に前記ストッパの一部を嵌入する凹部を設けたこと
    を特徴とする請求項4に記載の錠付ロック装置。
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