JP3303851B2 - 収納家具 - Google Patents

収納家具

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JP3303851B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、展示ケースや展示
台等に好適に用いられる収納家具に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の展示ケース等に用いられる家具
としては、展示品等の物品を出し入れするための開口
と、この開口を閉塞するための開閉可能なカバー体とを
具備したものが知られている。しかして、このようなカ
バー体を単純に蝶番等により展示ケース本体に支持させ
開閉する機構とすると、その構造上蝶番をカバー体外縁
に設けざるを得ず、この蝶番が外から見えて外観を損な
うおそれがある。かかる展示ケース等はその目的からい
っても外観が特に重要視されるため、このような構成は
極力避ける必要がある。
【0003】そこで、従来、展示ケース本体に引出位置
と格納位置との間でスライド可能に支持させた支持体
に、カバー体を開閉動作可能に取り付けるような構成が
考えられている。このような構成であれば、カバー体
を、スライドさせて引きだした引出位置で開閉動作させ
ることができるので、蝶番等をカバー体の外縁より内方
に取り付けることができ、閉塞状態において、蝶番等を
全く見えない部位に配置することが可能になる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
構成であると、カバー体が前後にスライド可能であるた
め、カバー体と開口縁部とを密着させることが難しく、
これらの間に隙間ができて外観を損ねたり、密閉性を確
保できなかったりする場合が生じうる。また、カバー体
をねじで締め込む方法や、スナッチロック機構等も考え
られているが、開閉に手間がかかったり、開閉時に振動
があったり、密閉性を確保できないといった問題点を有
している。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した点に
鑑み、外観性や密閉性あるいは開閉操作の簡単性を確保
すべく図った収納家具であって、家具本体に引出位置と
格納位置との間で進退可能に支持させた支持体に、カバ
ー体を開閉動作可能に取り付けるような基本構成に加
え、この支持体に作用する力が前記進退領域の中間部位
で切り替わるようなトグル作用を営む付勢機構を設けた
ものである。
【0006】
【発明の実施の形態】すなわち、本発明に係る収納家具
は、開口を有する家具本体と、この家具本体に引出位置
と格納位置との間で進退可能に支持された支持体と、こ
の支持体に閉塞姿勢と開放姿勢との間で開閉動作可能に
支持されたカバー体とを具備し、支持体が格納位置にあ
ってカバー体が閉塞姿勢である状態において、このカバ
ー体が前記開口を閉塞するように構成したものである。
そして、支持体が引出位置と格納位置との間に設定した
中間位置より引出位置側にあるときにはこの支持体を引
出位置方向に付勢し、該支持体が前記中間位置より格納
位置側にあるときにはこの支持体を格納位置方向に付勢
する付勢機構を設けたことを特徴とする。
【0007】このようなものであれば、従来のもの同
様、家具本体に引出位置と格納位置との間で進退可能に
支持させた支持体にカバー体を開閉動作可能に取り付け
るという基本構成であるので、開口をカバー体により閉
塞した際に蝶番等を外方から全く見えない部位に配置す
ることが可能になるという基本的効果を得ることができ
るうえに、付勢機構がカバー体を開口縁に密着させるよ
うに付勢するので、開口縁とカバー体との間に隙間が生
じず、外観性や収納空間の密閉性を良好なものとするこ
とができる。一方、付勢機構の付勢力は中間位置でその
向きが反転するため、例えば、カバー体を引き出すべく
格納位置から中間位置にまで進退させれば、その後は何
ら操作力を加えずともカバー体は引出位置にまで自動付
勢され、その引出位置で保持されることになる。このよ
うに、カバー体の開閉に係る操作が極めて簡単なものと
なる。
【0008】係る付勢機構を簡単な機械的構成で実現す
るためには、この付勢機構が、家具本体に設定された第
1支点と、支持体に連動して移動し中間位置において前
記第1支点に最も近づくように設定された第2支点との
離間距離を拡大する向きに付勢力を発揮するものである
ことが好ましい。付勢機構を設ける位置やその付勢力の
大きさ等の設定自由度が大きく、しかも簡単な構成での
実現が容易な具体的実施態様としては、付勢機構が、家
具本体に設定した第3支点周りに支持体の進退移動に追
随して正逆回転し得る回転アームと、前記第1支点及び
回転アームの端部に設定した第2支点間に介在し伸張方
向に弾性復帰力を作用する弾性体とを具備し、中間位置
において前記第1支点と第3支点とを結ぶ仮想直線上に
第2支点が位置するように構成したものを挙げることが
できる。
【0009】衝撃なくカバー体を進退させるためには、
弾性体がガススプリング等のダンパー機能を備えたもの
であることが望ましい。カバー体を支持体に支持させる
具体的態様としては、カバー体を支持体に閉塞姿勢と開
放姿勢との間で水平回転可能に支持させたりスライド可
能に支持させたものが挙げられる。
【0010】本発明の効果が顕著に奏される実施態様と
しては、家具本体が、床面に設置される基台部と、この
基台部上に設けられ内部に展示品等を収容可能な透明部
とを具備するものであって、支持体を基台に支持させて
いるものが挙げられる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。図1、図2は本実施例にかかる家具たる
展示ケースを示した全体斜視図である。この展示ケース
は、展示品等を出し入れするための開口11を有した家
具本体たる展示ケース本体1と、この展示ケース本体1
に引出位置Pと格納位置Qとの間で進退可能に支持され
た支持体2と、この支持体2に閉塞姿勢Sと開放姿勢T
との間で開閉動作可能に支持されたカバー体3とを具備
し、支持体2が格納位置Qにあってカバー体3が閉塞姿
勢Sである状態において、このカバー体3が前記開口1
1を閉塞するように構成したものである。
【0012】詳述すると、展示ケース本体1は、床面に
設置される基台部12と、この基台上に固定された透明
部13とを具備する上下に長い直方体状のものであり、
その一側面全部に前記開口11が基台部12及び透明部
13に亘って形成してある。基台部12は、平面視略正
方形状をなす底板121と、この底板121の3辺から
起立するように設けた側板たる腰パネル122と、これ
ら腰パネル122の上端に設けられた平面視略正方形状
をなす台座板123とを一体的に形成してなるもので、
その一側面に前記開口11の下半分を構成する下開口1
1aが形成されるように構成してある。透明部13は、
その内部収納空間に展示品等を収容するためのもので、
前記台座板123の3辺から起立するように設けたガラ
ス板等の透明板131と、これら透明板の上端に取り付
けた上カバー132とを具備してなる。そしてその一側
面に前記開口11の上半分を構成する上開口11bが形
成されるように構成してある。
【0013】支持体2は、下開口11aを通じて基台1
2の内部と外部との間で移動できるように、下開口11
aよりもその外形を小さく設定した起立する矩形状の枠
体21と、この枠体21の四隅から該枠体21に直交す
るように一体的に延出した4本の長尺状スライド体22
とを具備するものであり、これらスライド体22を、下
開口11aを形成する一対の腰パネル122の内面上部
及び下部に水平に設けた4本のレールRLにそれぞれ水
平スライド可能に支持させてある。
【0014】カバー体3は、上開口11bを閉塞するた
めのガラス板等の透明板部31と、その下方に連続的に
設けられ下開口11aを閉塞するための大きさを有する
腰パネル部32とを具備するものである。そして、腰パ
ネル部32の内面における一方の側縁3aから所定距離
内方に位置させた部位と、一側方に位置するスライド体
22(b)、22(c)とを蝶番TBにより連結し、カ
バー体3が開口11と平行な姿勢である閉塞姿勢Sと略
直交する開放姿勢Tとの間で、この支持体2に対して水
平回転して開閉動作するように構成してある。また、腰
パネル部32の内面における他方の側縁3bから所定距
離内方に位置させた部位と、枠体21の他側方に位置す
る起立部211とには、互いに係合して閉塞姿勢Sを保
持するためのロック手段RCが設けてある。なお、腰パ
ネル部32の外面には、このロック手段RCによるロッ
ク状態を解除するための図示しない操作部たる取手を設
けている。
【0015】しかして本実施例では、図1〜図5に示す
ように、支持体2が引出位置Pと格納位置Qとの間に設
定した中間位置Rより引出位置P側にあるときにはこの
支持体2を突出方向に付勢し、前記中間位置Rより格納
位置Q側にあるときにはこの支持体2を没入方向に付勢
する付勢機構4を設けている。この付勢機構4は、展示
ケース本体1に設定した第3支点X3周りに回転し得る
回転アーム41と、この回転アーム41の端部に設定し
た第2支点X2及び前記第3支点X3とは異なる部位で
あって展示ケース本体1に設定した第1支点X1とに各
端部を回転可能に支持された弾性体たるコイルばね42
とを具備するもので、本実施例では、かかる付勢機構4
を下側に位置する一対のスライド体22(a)、22
(b)それぞれに対して設けている。
【0016】この付勢機構4について各部を詳述する
と、特に図5に示すように、回転アーム41は、長尺板
状のものであり、その中間部を基台部12の底板121
に設定した第3支点X3周りに水平回転可能に支持させ
てある。そしてこの回転アーム41の一端部を下側の支
持体22(a)(又は22(b))に係合部43を介し
て係合させ、支持体2のスライド移動に追随して回転ア
ーム41が前記第3支点X3周りに正逆回転するように
構成している。この係合部43は、例えば支持体2の底
面から下方に突出したピン43aを、回転アーム41の
長手方向に沿って延びるようにその一端部に貫通させて
設けた長孔43bに回転かつスライド可能に挿通させて
なるものである。
【0017】コイルばね42は、その長手方向にのみ伸
縮可能なものであり、その一端を回転アーム41の他端
部に設定した第2支点X2に水平回転可能に連結し、そ
の他端を基台部12の底板121に設定した第1支点X
1周りに水平回転可能に支持させてある。しかして本実
施例では、このコイルばね42の弾性復帰力が常にその
伸びる方向に作用するように、すなわちこのコイルばね
42が押しばねとして作用するように構成している。
【0018】そして、これら各支点X1〜X3の位置関
係を、中間位置Rにおいて前記第1支点X1と第3支点
X3とを結ぶ仮想直線M上に第2支点X2が位置するよ
うに設定している。また、本実施例では、回転アーム4
1の中心位置よりも支持体2側に偏位した部位を第3支
点X3に支持させており、てこの原理を利用して支持体
2にコイルばね42の弾性復帰力よりも大きい付勢力が
作用するように構成している。なお、この付勢力は、人
間が通常の力でこの付勢力に逆らって支持体2を進退さ
せ得る程度の大きさに設定してある。もちろん、この他
に支持体2のスライドストロークを長くすべく、第3支
点X3を第2支点X2寄りに設定するなどの変更は可能
である。
【0019】このように構成した付勢機構4によれば、
支持体2及びカバー体3が中間位置Rに位置するときに
は、第1支点X1、第2支点X2及び第3支点X3が仮
想直線M上に並ぶので、第2支点X2に作用するコイル
ばね42の伸張力に、回転アーム41を回転させる分力
が発生することはない。しかして、支持体2及びカバー
体3をこの中間位置Rよりも引出位置P側へ移動させる
と、回転アーム41が回転して第2支点X2が前記仮想
直線Mよりも格納位置Q側へ移動する。この結果、コイ
ルばね42の伸張力により第2支点X2をさらに格納位
置Q側へ移動させる分力が発生し、この分力が回転アー
ム41を回転させて支持体2を引出位置Pにまで自動的
に弾性付勢する。
【0020】一方、支持体2及びカバー体3をこの中間
位置Rよりも格納位置Q側へ移動させると、回転アーム
41が回転して第2支点X2が前記仮想直線Mよりも引
出位置P位置側へ移動する。この結果、コイルばね42
の伸張力により第2支点X2をより引出位置P側へ移動
させる分力が発生し、この分力が回転アーム41を回転
させて支持体2を格納位置Qにまで自動的に弾性付勢す
る。
【0021】したがって、本実施例によれば、カバー体
3により開口11を閉塞すべく、このカバー体3を閉塞
姿勢Sにして押し込むと、中間位置Rを越えて格納位置
Q側に移動させた時点から、付勢機構4によりカバー体
3は自動的に格納位置Qに弾性付勢され、この格納位置
Qにおいて開口縁11cに押しつけられた状態で密着す
ることとなる。一方、この状態から開口11を開放すべ
く、カバー体3を引出位置P方向にスライドさせると、
中間位置Rを越えて引出位置P側に移動させた時点か
ら、付勢機構4により自動的にカバー体3は引出位置P
にまで弾性付勢される。
【0022】すなわち、この付勢機構4によりカバー体
3が確実に開口縁11cに密着し、この間に隙間ができ
ないようになるので、外観を良好に保てるうえ展示ケー
ス内の密閉性を確保することができる。しかも、カバー
体3を引出位置P又は格納位置Qから、少なくとも中間
位置Rにまで進退スライド操作することにより、その後
は自動的に付勢機構4により所望方向に自動付勢され、
該カバー体3は引出位置P又は格納位置Qに保持される
ので、開閉操作が極めて簡単になる。
【0023】なお、本発明は上記実施例に限られるもの
ではない。例えば、コイルばねの代わりに弾性変形機能
とダンパ機能を併せ持つガススプリング等を用いること
によって、カバー体を開口縁により緩やかに振動なく密
接させることができるようになる。また付勢機構を上記
実施例のように底板に設けず、側板(腰パネル)や台座
板下面に設けてもよいし、取り付け位置やトルク等の関
係から回転アームの形状を屈曲させる等種々変形させる
ことが可能である。その一例として、図6を挙げる。こ
の変形例では、回転アーム41の形状を途中で屈曲する
くの字状をなすものとしている。この結果、コイルばね
42の取り付け位置を前記実施例とは異なった部位に設
定することが可能になる。なお、図6中前記実施例に対
応する部品には同一の符号を付している。
【0024】さらに言えば、回転アームを用いずに、弾
性体の各端部を、展示ケース本体に設けた第1支点と、
支持体に設定した第2支点とにそれぞれ直接回転可能に
連結してもよい。この場合は、中間位置において、第1
支点と第2支点とを結んだ仮想直線が支持体の進退方向
と直交し弾性体の弾性復帰力が支持体の進退方向成分を
含まないような向きとなるように設定しておけばよい。
【0025】加えて、本発明は、展示ケースに限られ
ず、カバー体により開閉される開口を有した収納家具に
適用して同様の作用効果を奏するものである。その他、
支持体等、他の部材や構成において、本発明の趣旨を逸
脱しない範囲内で上記図示例に限られない種々の変形が
可能であるのは言うまでもない。
【0026】
【発明の効果】以上に詳述した本発明によれば、従来の
もの同様、家具本体に引出位置と格納位置との間で進退
可能に支持させた支持体にカバー体を開閉動作可能に取
り付けるという基本構成であるので、開口をカバー体に
より閉塞した際に蝶番等を外方から全く見えない部位に
配置することが可能になるという基本的効果を得ること
ができる。そのうえ、付勢機構がカバー体を開口縁に密
着させるように付勢するので、開口縁とカバー体との間
に隙間が生じず、外観性や収納空間の密閉性を良好なも
のとすることができるという従来の基本構成では奏し得
なかった効果を得ることができる。さらに、付勢機構
は、付勢力が中間位置でその向きが反転するというトグ
ル作用を営むため、例えば、カバー体を引き出すべく格
納位置から中間位置にまで進退させれば、その後は何ら
操作力を加えずともカバー体は引出位置にまで自動付勢
され、その引出位置で保持されることになる。このよう
に、カバー体の開閉に係る操作が極めて簡単なものとな
る。
【0027】この付勢機構が、家具本体に設定された第
1支点と、支持体に連動して移動し中間位置において前
記第1支点に最も近づくように設定された第2支点との
離間距離を拡大する向きに付勢力を発揮するものであれ
ば、係る付勢機構を簡単な構成で実現することができ
る。このような付勢機構の具体的態様としては、家具本
体に設定した第3支点周りに支持体の進退移動に追随し
て正逆回転し得る回転アームと、この回転アームの端部
に設定した第2支点及び前記第1支点間に介在し伸張方
向に弾性復帰力を作用する弾性体とを具備し、中間位置
において前記第1支点と第3支点とを結ぶ仮想直線上に
第2支点が位置するように構成したものを挙げることが
できる。そして、このようなものであれば、回転アーム
の形状や弾性体との連結部位等を種々変更することによ
り、簡単な構成で、しかもこの付勢機構を設ける位置や
その付勢力の大きさ等の設定自由度を大きくできる。
【0028】弾性体がガススプリング等のダンパー機能
を備えたものであれば、開閉時の衝撃なくカバー体を進
退させることができる。カバー体を支持体に支持させる
具体的態様としては、カバー体を支持体に閉塞姿勢と開
放姿勢との間で水平回転可能に支持させたりスライド可
能に支持させたものが挙げられる。
【0029】家具本体が、床面に設置される基台部と、
この基台部上に設けられ内部に展示品等を収容可能な透
明部とを具備するものであって、支持体を基台に支持さ
せているものであれば、本発明の効果が特に顕著に奏さ
れることとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す展示ケースのカバー体
が開いている状態を示す全体斜視図。
【図2】同実施例における展示ケースのカバー体が閉じ
た状態を示す全体斜視図。
【図3】同実施例における支持体が引出位置にある状態
を示す展示ケースの横断面図。
【図4】同実施例における支持体が格納位置にある状態
を示す展示ケースの横断面図。
【図5】同実施例における付勢機構を拡大して示す模式
的拡大平面図。
【図6】変形例における付勢機構を拡大して示す模式的
拡大平面図。
【符号の説明】
1・・・家具本体(展示ケース本体) 11・・・開口 12・・・基台部 13・・・透明部 2・・・支持体 3・・・カバー体 4・・・付勢機構 41・・・回転アーム 42・・・弾性体(コイルばね) P・・・引出位置 Q・・・格納位置 R・・・中間位置 S・・・閉塞姿勢 T・・・開放姿勢 X1・・・第1支点 X2・・・第2支点 X3・・・第3支点 M・・・仮想直線

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】開口を有する家具本体と、この家具本体に
    引出位置と格納位置との間で進退可能に支持された支持
    体と、この支持体に閉塞姿勢と開放姿勢との間で開閉動
    作可能に支持されたカバー体とを具備し、支持体が格納
    位置にあってカバー体が閉塞姿勢である状態において、
    このカバー体が前記開口を閉塞するように構成したもの
    であって、 支持体が引出位置と格納位置との間に設定した中間位置
    より引出位置側にあるときにはこの支持体を引出位置方
    向に付勢し、該支持体が前記中間位置より格納位置側に
    あるときにはこの支持体を格納位置方向に付勢する付勢
    機構を設けたことを特徴とする収納家具。
  2. 【請求項2】付勢機構が、家具本体に設定した第1支点
    と、支持体に連動して移動し中間位置において前記第1
    支点に最も近づくように設定した第2支点との離間距離
    を拡大する向きに付勢力を発揮するものである請求項1
    記載の収納家具。
  3. 【請求項3】付勢機構が、家具本体に設定した第3支点
    周りに支持体の進退移動に追随して正逆回転し得る回転
    アームと、前記第1支点及び回転アームの端部に設定し
    た第2支点間に介在し伸張方向に弾性復帰力を作用する
    弾性体とを具備し、中間位置において前記第1支点と第
    3支点とを結ぶ仮想直線上に第2支点が位置するように
    構成したものである請求項2記載の収納家具。
  4. 【請求項4】弾性体がダンパー機能を備えたものである
    請求項3記載の収納家具。
  5. 【請求項5】カバー体が、支持体に閉塞姿勢と開放姿勢
    との間で水平回転可能に支持されている請求項1、2、
    3または4記載の収納家具。
  6. 【請求項6】カバー体が、支持体に閉塞姿勢と開放姿勢
    との間でスライド可能に支持されている請求項1、2、
    3、4または5記載の収納家具。
  7. 【請求項7】家具本体が、床面に設置される基台部と、
    この基台部上に設けられ内部に展示品等を収容可能な透
    明部とを具備するものであって、支持体を基台に支持さ
    せている請求項1、2、3、4、5または6記載の収納
    家具。
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