JPH0429806Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0429806Y2
JPH0429806Y2 JP13059989U JP13059989U JPH0429806Y2 JP H0429806 Y2 JPH0429806 Y2 JP H0429806Y2 JP 13059989 U JP13059989 U JP 13059989U JP 13059989 U JP13059989 U JP 13059989U JP H0429806 Y2 JPH0429806 Y2 JP H0429806Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shelf
movable
heading
plate
board
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP13059989U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0369437U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP13059989U priority Critical patent/JPH0429806Y2/ja
Publication of JPH0369437U publication Critical patent/JPH0369437U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0429806Y2 publication Critical patent/JPH0429806Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、書物等の物品を収納するための移動
棚に設置される見出し装置に関するものである。
従来技術 床面積を有効に活用するために、移動棚を用い
た収納装置が広く普及している。
第1図に図示されるように移動棚02を用いた
収納装置01においては、両端部に設置されたも
のを除いた各移動棚02はレール03上をハンド
ル06により棚間口面09に略直角な水平方向に
移動可能とされており、側板04に取付けられた
表示板08で収納物の見当を付けた後、移動棚0
2を移動させて所定の移動棚02の棚間口面09
前方に棚通路010を形成し、棚板07上に載置
された所望の収納物を探し出すようになつてい
た。
また第2図に図示されるように移動棚021を
用いた収納装置020において、隣接する移動棚
021の天板022に取付けられた連結バー02
4とこれらの中間部に枢着されたリンク片025
とにより四辺形のリンク機構を形成し、移動棚0
21の開成に伴つてこのリンク機構により移動棚
を使用中である旨を表示する表示板026が側方
に突出するようにしたものがあつた(実公平1−
27705号公報参照)。
解決しようとする課題 ところが第1図に示された収納装置01におい
ては、側板04に取付けられた表示板08には、
多数の棚板07上に載置された各種の収納物の名
称等を表示するだけのスペースがないのが通常で
あつた。
特に棚間口の長い移動棚では、収納物も多く、
これらを全て表示するには大きな見出し板を必要
とする。
また表示板08の面積を大きくして多数の名称
を書き込むようにしても、側板04の表面が文字
で埋まり、かえつて収納物を捜し難いものとなつ
ていた。
そのため天板05の前面または各棚板07の見
付け部である前面に収納物の表示が行われること
もあつたが、これらの表面積は極めて小さく、し
かも棚の正面まで行つて近づかないと見ることが
できなかつた。
また第2図に示された収納装置020における
表示板026は、使用中である旨の表示をなすも
のであるため、設置される表示板026は各移動
棚021の間に1枚だけであり、しかも棚間口か
ら離れた側方に突出するため、これを収納物の表
示に使用した場合には、前記第1図の表示板08
と同じように多数の棚板023に設置された各種
の収納物を棚間口に面して表示することはできな
かつた。
さらにこのような表示板026は、隣接する移
動棚021間が連結バー024で連結されたもの
にしか適用できないものであつた。
課題を解決するための手段および作用 本考案はこのような難点を克服した移動棚の見
出し装置に係り、棚間口面に略直角な水平方向に
移動可能とされた移動棚の棚間口面に、見出し板
が該棚間口面から略直角方向に突出自在で、かつ
突出状態に付勢されるとともに、対向する移動棚
もしくは固定棚、またはこれらに取付けられた他
の見出し板に押圧されることにより退避可能に取
付けられたことを特徴とするものである。
本考案は前記したように構成されているため、
所定の移動棚の棚間口前面に棚通路を開成すると
きには、見出し板が付勢力により棚間口面から自
動的に略直角方向に突出して各棚の収納物名を表
示し、前記棚通路を閉成するときには、前記見出
し板は対向する移動棚もしくは固定棚、またはこ
れらに取付けられた他の見出し板に押圧されて自
動的に退避し移動棚の閉鎖を妨げることがない。
また本考案においては、前記見出し板が、前記
移動棚内を摺動可能に取付けられることにより、
前記棚間口面から略直角方向に突出自在とされた
場合には、移動棚の棚間口前面に棚通路を開成す
るときに、見出し板が付勢力により移動棚内を摺
動して棚間口面から自動的に略直角方向に突出
し、前記棚通路を閉成するときには、前記見出し
板は対向する移動棚または該対向する移動棚に取
付けられた他の見出し板に押圧されて移動棚内を
摺動して自動的に退避する。
さらに本考案においては、前記見出し板が、前
記棚間口面に蝶番により回動可能に取付けられる
ことにより、前記棚間口面から略直角方向に突出
自在とされた場合には、移動棚の棚間口前面に棚
通路を開成するときに、見出し板が付勢力により
回動して棚間口面から自動的に略直角方向に突出
し、前記棚通路を閉成するときには、前記見出し
板は対向する移動棚もしくは固定棚、またはこれ
らに取付けられた他の見出し板に押圧されて回動
することにより自動的に退避する。
実施例 以下第3図ないし第9図に図示された本考案の
一実施例について説明する。
書物等の物品を収納するための収納装置1にお
いては、床Aに施設されたレール2上を移動棚3
がその棚間口面12に略直角な水平方向に移動可
能に設置されている。この移動棚3は、台枠5の
上方に断面チヤンネル状の支柱6が立設され、そ
の上部に天板7、左右側面に側板8が張設される
とともに、各支柱6間に棚板9が架渡されてお
り、前後両方に棚間口が開放された複式棚を構成
している。
また側板8に取付けられたハンドル10の操作
によりレール2に沿つて移動可能であり、同様に
側板8には大分類を表示するための表示板11が
取付けられている。
さらに端部に配置された固定棚4は、通常は位
置を固定されており、前後方向中間部に支柱6を
持たず、前後方向には内方のみが開放された単式
棚となつている。
第5図に特に図示されるように、これら移動棚
3、固定棚の棚間口に面した支柱6の面には開口
6aが形成されており、そこに摺動受け部材13
の断面矩形をなす筒状部13bが嵌挿され、摺動
受け部材13のフランジ部13aがネジ14によ
つて支柱6に固定されている。
また摺動受け部材13内に合成樹脂製または金
属製等の見出し板15が、摺動可能に嵌挿されて
おり、支柱6の内面にネジ19により固定された
巻取り式板バネ18の端部が見出し板15の内方
端部に設けられたストツパー部16に固定される
ことにより、見出し部15は棚間口面12から略
直角方向に突出した状態に付勢されている。
さらに見出し板15は、突出端部に前当たり部
17が設けられるとともに、見出しを記載したプ
レートが挿入可能なように第6図に示されるよう
に上下端部が折返されている。
第3図ないし第9図に図示された実施例は、前
記したように構成されているので、移動棚3、固
定棚4が閉鎖されていて、棚間口前方に棚通路B
が形成されない場合には、第7図に示されるよう
に、前後方向に対向する移動棚3、固定棚4の見
出し板15先端の前当たり部17が相互に当接
し、見出し板15は移動棚3、固定棚4内に退避
した状態となつている。
そこでハンドル10を操作し、所定の移動棚3
または固定棚4の棚間口前面に棚通路Bを開成す
るときには、第8図に示されるように、対向する
移動棚3、固定棚4の支柱6間隔が広がるにつれ
て、見出し板15は巻取り式板バネ18の付勢力
により摺動受け部材13内を摺動して棚間口面1
2から自動的に突出していき、第9図に示される
ように、前当たり部17が離れるまで間隔が広が
ると、ストツパー部16が摺動受け部材13の端
部に当接し、見出し板15は完全に棚通路Bに突
出する。
一方棚通路Bを閉成するときには、前記と逆の
経過を辿り、見出し板15は対向する移動棚また
は固定棚4に取付けられた他の見出し板15に押
圧されて摺動受け部材13内を摺動して自動的に
退避する。
また前記の実施例においては、巻取り式板バネ
18により見出し板15を付勢したが、コイルバ
ネ、弾性ゴム帯を用いてもよく、または対向する
見出し板15の間で磁極が異なつたマグネツトを
前当り部17にそれぞれ装着してもよい。
次に第10図ないし第14図に図示された実施
例について説明する。
棚間口面12を形成する支柱6の前面に、先端
に屈曲部20aを有する見出し板20が、蝶番2
1により回動可能に取付けられている。この蝶番
21は第11図および第12図に示されるよう
に、スプリング22により矢印方向へ開くように
付勢されているため、これにより取付けられた見
出し板20は、棚間口面12から略直角方向に突
出するように付勢されている。
第10図ないし第14図に図示された実施例
は、前記のように構成されているため、移動棚3
が閉鎖されていて棚間口前方に棚通路が形成され
ない場合には、第12図に示されるように、見出
し板20の正面が相互に当接し、見出し板20は
棚間口面12と平行をなし、退避した状態となつ
ている。
そこで移動棚3の棚間口前面に棚通路Bを開成
するときには、第13図に示されるように、対向
する支柱6の間隔が広がるにつれて、見出し板2
0は蝶番21の付勢力により回動して棚間口面1
2から自動的に突出していき、第14図に示され
るように、屈曲部20aが離れるまで間隔が広が
ると、見出し板20は棚間口面12から略直角に
突出する。
一方棚通路を閉成するときには、前記と逆の経
過を辿り、対向する見出し板20の屈曲部20a
が相互に当接して押圧され、見出し板20は棚間
口面12と平行になるよう回動される。
次に第15図に図示される実施例について説明
する。
棚間口面12を形成する支柱6の前面に、第1
0図ないし第14図に図示されたと同じ構成の見
出し板23が、略直角で回動が停止される通常の
蝶番24により回動可能に取付けられている。
この取付けにおいて、見出し板23が自らの重
力で棚間口面12から略直角に突出する状態に付
勢されるように、蝶番24ひいては見出し板23
が鉛直面に対して少し傾斜して取付けられてい
る。従つて退避状態では、見出し板23は、右上
りになる。
第15図に図示された実施例は前記のように構
成されているので、第12図ないし第14図に図
示されたと同様に、移動棚3の開成に伴い見出し
板23は自らの重力により自動的に棚間口面12
から突出し、移動棚の閉鎖に伴つて見出し板23
の先端屈曲部23aの当接により回動、退避され
る。
この実施例においては、見出し板23の付勢の
ためにスプリング等の何等の部品も使用されてい
ないため、部品点数の節減効果があることはいう
までもない。
また前記各実施例においては、端部の固定棚4
のみ単式棚とし通常は位置固定としたが、他の移
動棚3と同様に複式棚で移動可能としてもよい。
さらに前記各実施例においては、見出し板1
5,20,23は対向する他の見出し板15,2
0,23と当接して押圧され退避されるようにし
たが、対向する移動棚3または固定棚4の他の部
分に当接して退避されるようにしてもよい。
しかも、棚前面の多数の柱6にそれぞれ見出し
板15,20,23をつければ、各棚小間毎ま
で、表示ができる。また回転ハンドル式移動棚の
外に、把手を設けた手動式移動棚や電動式移動棚
にも本考案を適用することができる。
考案の効果 このように本考案においては、通路幅が必要最
小限に狭く一般に外部から見える表示面が少ない
とされる移動棚であつても、棚通路を開くとその
入口部から棚間口に亘つて設置された見出し板の
表示を見ることができ、収納物品を容易に捜すこ
とができる。
また本考案においては、移動棚の閉鎖に伴い見
出し板は自動的に退避されることから、移動棚の
移動およびスペースの有効利用に支障がない。
さらに本考案においては、見出し板の取付け構
造が簡単であるので、故障が少なくまた既設の移
動棚にも適用可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の移動棚を用いた収納装置の斜視
図、第2図は他の従来の移動棚を用いた収納装置
の斜視図、第3図は本考案に係る移動棚の見出し
装置の一実施例を有する収納装置を一部断面とし
た側面図、第4図は第3図の方向から見た正面
図、第5図は側板8を除いた要部拡大側面図、第
6図は第5図の−線に沿う断面図、第7図、
第8図、第9図は作動を説明するための要部拡大
水平断面図、第10図は本考案の他の実施例を図
示した要部拡大側面図、第11図は要部拡大斜視
図、第12図ないし第14図は作動を説明するた
めの要部拡大水平断面図、第15図は本考案のさ
らに他の実施例を図示した要部拡大正面図であ
る。 1……収納装置、2……レール、3……移動
棚、4……固定棚、5……台枠、6……支柱、7
……天板、8……側板、9……棚板、10……ハ
ンドル、11……表示板、12……棚間口面、1
3……摺動受け部材、14……ネジ、15……見
出し板、16……ストツパー部、17……前当た
り部、18……巻取り式板バネ、19……ネジ、
20……見出し板、21……蝶番、22……スプ
リング、23……見出し板、24……蝶番。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 棚間口面に略直角な水平方向に移動可能とされ
    た移動棚の棚間口面に、見出し板が該棚間口面か
    ら略直角方向に突出自在で、かつ突出状態に付勢
    されるとともに、対向する移動棚もしくは固定
    棚、またはこれらに取付けられた他の見出し板に
    押圧されることにより退避可能に取付けられたこ
    とを特徴とする移動棚の見出し装置。
JP13059989U 1989-11-10 1989-11-10 Expired JPH0429806Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13059989U JPH0429806Y2 (ja) 1989-11-10 1989-11-10

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13059989U JPH0429806Y2 (ja) 1989-11-10 1989-11-10

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0369437U JPH0369437U (ja) 1991-07-10
JPH0429806Y2 true JPH0429806Y2 (ja) 1992-07-20

Family

ID=31678165

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13059989U Expired JPH0429806Y2 (ja) 1989-11-10 1989-11-10

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0429806Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0369437U (ja) 1991-07-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3838902A (en) Easily assemblable furniture, such as a desk
US2727800A (en) Steel cabinet
US5287653A (en) Storage cabinet with sliding doors
JPS587015Y2 (ja) 引出し鎖錠装置
WO1988001483A1 (en) Video storage cabinet
JPH0429806Y2 (ja)
CN218866571U (zh) 一种具有弹性触发装置的自助收银机
US5860717A (en) Drawer stop device
JP3303851B2 (ja) 収納家具
US3238003A (en) Cabinet door lock
US3837720A (en) Auxiliary cabinet for computer console
US4342492A (en) Portable article supporting container
US2274263A (en) File cabinet
JP6174970B2 (ja) パーティション
US3574421A (en) Drawer slide assembly
US20030173879A1 (en) Drawer stop device with dual-side mountable roller
JP4220172B2 (ja) キャビネット
JP2601073Y2 (ja) 荷物等自動受け渡しボックス
US20040217679A1 (en) Drawer stop device with dual-side mountable roller
JP2000155868A (ja) 自動販売機のドア機構
JPH0753550Y2 (ja) キャビネット
JPH043109Y2 (ja)
JPH0235224Y2 (ja)
JPH0629757Y2 (ja) 引出し付ラック
JP2003193739A (ja) 引違い扉