JP4868705B2 - 可動コンソール装置 - Google Patents

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Description

本発明は、棚搭載型の可動コンソール装置に関する。
近年、所定の搭載領域寸法を有する棚に搭載して使用すべく設計されたコンピュータ等の電子機器が、省スペース効果に優れた棚搭載型(いわゆるラックマウント型)電子機器として、種々開発されている。この種のラックマウント型電子機器において、キーボード(入力装置)及びディスプレイ(出力装置)を共通の枠体に組み込んでなるコンソール部と、別途用意した棚構造体にコンソール部を直動式移動可能に取り付ける取付部とを備え、棚構造体に対して引き出し式に出し入れできるようにした可動コンソール装置(いわゆるコンソールドロア)が知られている(例えば特許文献1参照)。
特許文献1に記載される可動コンソール装置では、コンソール部は、予め定めた寸法の枠体(モジュール)の内側に、キーボード及びディスプレイを個別に収納する収納部を備える。キーボードは、操作者から見て枠体の手前側に、キー群を配備した操作面を露出させて固定的に設置されている。またディスプレイは、操作者から見て枠体の奥側に配置され、蝶番等の枢着支持機構を介して枠体に回動可能に装着されている。可動コンソール装置の非使用時には、ディスプレイは、その表示画面を上に向けた平置き姿勢で収納部に収納され、表示画面がキーボードの操作面に対して略同一高さに並置される。この状態で、コンソール部は全体として、枠体の外形によって規定される予め定めた寸法の板状輪郭を呈し、取付部を介して棚構造体に格納される。他方、可動コンソール装置の使用時には、コンソール部が取付部を介して棚構造体から引き出され、ディスプレイは、枠体に対し回動させられて収納部の外部に延出し、表示画面が操作者から見て適当な対面角度となる使用位置に配置される。
特許文献1には、他の可動コンソール装置として、非使用時に、ディスプレイが表示画面をキーボードの操作面に対向させてキーボード上に重なった状態に置かれる構成も開示されている。この構成では、非使用状態のコンソール部が呈する板状輪郭の高さは、非使用時にキーボードとディスプレイとが並置される上記構成に比べて、2倍となっている。なお今日、ラックマウント型電子機器の分野では、棚構造体に格納される電子機器の高さ寸法が規格化されており、例えばいわゆる「19インチ幅」の棚構造体における単位棚区画の高さを「1U(=44.45mm)」で表記している(EIA(米国電子工業会)による)。
さらに従来、非使用時にキーボードとディスプレイとが重ね合わせて配置される上記構成の発展形として、規格単位高さ(1U)の棚区画に格納可能な薄型のコンソール部を備えた可動コンソール装置が開発されている。この可動コンソール装置では、コンソール部は、高さ1U以下の枠体の内側に、キーボード及びディスプレイを重ね合わせて収納する収納部を備える。キーボードは低背構造を有し、操作面を上向きに露出させて枠体の収納部の底領域に固定的に設置される。ディスプレイはLCD(液晶ディスプレイ)等の薄型表示素子を有し、操作者から見てキーボードの奥側に隣接して枠体に回動可能に装着される。可動コンソール装置の非使用時には、ディスプレイは、その表示画面をキーボードの操作面に対向させてキーボード上に重なった状態で収納部に収納され、この状態でコンソール部が、実質的に高さ1Uの板状輪郭を呈する。また使用時には、ディスプレイは、枠体に対し回動させられて収納部の外部に延出し、表示画面が操作者から見て適当な対面角度となる使用位置に配置されるとともに、キーボードの操作面が開放される。
特開2000−29565号公報
非使用時にキーボードとディスプレイとを重ね合わせて枠体に収納する前述した薄型コンソール部を備えた従来の可動コンソール装置では、枠体は、キーボードの操作面の上方にディスプレイを収納する収納部を画定すべく、操作者から見てキーボードの左右両側に延設される側壁部分を有する。これら側壁部分は、取付部を構成するスライドレール機構のコンソール部側のレール基板を兼ねるものであり、所定の寸法制約下でスライド式取付部を実現するための必須の構成要素である。そして、このような枠体の構成に起因して、可動コンソール装置の使用時(すなわちディスプレイを使用位置に配置したとき)に、キーボードを操作する操作者の手が枠体の側壁部分にぶつかり、円滑なキー操作が妨害されることが懸念される。また、マウス等の手持操作型ポインティングデバイスを使用する場合に、その動作平面をコンソール部内に確保することが、特にこのような薄型構造では困難となる傾向がある。
本発明の目的は、キーボード及びディスプレイを組み込んだコンソール部を備える棚搭載型の可動コンソール装置において、規格単位高さの棚区画に格納可能な薄型構造を有し、しかも、使用時に、操作者がキーボードを操作する手を自在に動かして円滑なキー操作を遂行できるようにする可動コンソール装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、キーボード及びディスプレイを組み込んだコンソール部を備える棚搭載型の可動コンソール装置において、規格単位高さの棚区画に格納可能な薄型構造を有し、しかも、マウス等の手持操作式のポインティングデバイスを使用する際に、その動作平面を容易に確保できる可動コンソール装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、キーボード及びディスプレイを備えるコンソール部と、コンソール部を棚構造体に移動可能に取り付ける取付部とを具備し、コンソール部は、キーボード及びディスプレイを収納する収納部を有するとともに、ディスプレイを、収納部に収納される非使用位置と収納部の外側に延出する使用位置との間で変位可能に支持する、棚搭載型の可動コンソール装置において、コンソール部は、キーボードを、収納部に収納される第1位置と、第1位置よりも高い第2位置との間で、ディスプレイに対し、変位可能に支持するキーボード支持機構と、収納部を画定する枠体とを備え、キーボード支持機構は、枠体とキーボードとに固定されて枠体とキーボードとの間に介在し、キーボードを第1位置と第2位置との間で案内する第1の可動脚部材と、枠体とキーボードとの間に介在し、キーボードを第1位置と第2位置との間で案内する第2の可動脚部材と、キーボードの第1位置と第2位置との間の変位動作と、ディスプレイの非使用位置と使用位置との間の変位動作とを、相互に連動させる連動部材とを備え、第1の可動脚部材と第2の可動脚部材とが同期して動作することにより、キーボードが第1位置と第2位置との間で平行移動するとともに、第1の可動脚部材及び第2の可動脚部材の案内作用と、連動部材の連動作用とにより、ディスプレイが使用位置に到達したときにキーボードが第2位置に到達しているように構成されることを特徴とする可動コンソール装置を提供する。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の可動コンソール装置において、収納部は、使用位置にあるディスプレイを外側に延出させる開口を有し、キーボード支持機構は、第2位置にあるキーボードを、その操作面が開口に近接して位置するように支持する可動コンソール装置を提供する。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の可動コンソール装置において、キーボード支持機構は、第2位置において、キーボードをその操作面に加わる押圧力に抗して固定的に保持する可動コンソール装置を提供する。
請求項に記載の発明は、請求項1〜のいずれか1項に記載の可動コンソール装置において、コンソール部は、手持操作型のポインティングデバイスを搭載する補助台をさらに備え、補助台がキーボードに対して移動可能に設置される可動コンソール装置を提供する。
請求項に記載の発明は、請求項1〜のいずれか1項に記載の可動コンソール装置において、コンソール部は、収納部にキーボードとディスプレイとを収納した状態で、規格単位高さの棚区画に格納可能な板状輪郭を呈する可動コンソール装置を提供する。
請求項1に記載の発明によれば、キーボード支持機構の作用下で、キーボードをコンソール部上で、第1位置から任意の第2位置に変位させることにより、キーボードを第1位置に置いたままでキー操作する場合に比べて、操作者がキーボードを操作する手を自在に動かして円滑なキー操作を遂行できるようになる。このような第2位置は、コンソール部上で、操作者の要求に応じて適宜設定できる。また、簡易構造で信頼性に優れたキーボード支持機構を実現できる。また、操作者がディスプレイを非使用位置と使用位置との間で変位させるに伴い、キーボードを第1位置と第2位置との間で自動的(すなわち受動的)に変位させることができる。また、キーボードを第1位置と第2位置との間で迅速かつ安定して変位させることができる。
請求項2に記載の発明によれば、キーボードが第2位置で、その操作面を収納部の開口に近接して配置するので、操作者の熟練度や手の大きさによらずに、円滑なキー操作を一層確実に遂行できるようになる。
請求項3に記載の発明によれば、第2位置にあるキーボードにキー操作を遂行する際に、操作者の手から操作面に加わる押圧力に抗して、キーボードを安定的に静止保持することができる。
請求項に記載の発明によれば、補助入力装置としてマウス等の手持操作式のポインティングデバイスを使用する際に、その動作平面を容易に確保することができる。
請求項に記載の発明によれば、規格単位高さの棚区画に格納可能な薄型のコンソール部を備えた可動コンソール装置として、操作性を犠牲にすることなく、省スペース化に著しく寄与することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態を詳細に説明する。全図面に渡り、対応する構成要素には共通の参照符号を付す。
図面を参照すると、図1は、本発明の第1の実施形態による可動コンソール装置10を展開状態で示す斜視図、図2は、可動コンソール装置10を非展開状態で示す斜視図、図3は、可動コンソール装置10を棚構造体12に取り付けた状態で示す斜視図、図4は、棚構造体12に取り付けた可動コンソール装置10を使用状態で示す斜視図である。
可動コンソール装置10は、キーボード(入力装置)14及びディスプレイ(出力装置)16を共通の枠体18に組み込んでなるコンソール部20と、別途用意した棚構造体12にコンソール部20を直動式移動可能に取り付ける取付部22とを備える。可動コンソール装置10は、所定の搭載領域寸法を有する棚構造体12に対し、後述するように取付部22を介して所望高さ位置に取り付けた状態で、引き出し式に出し入れできるようになっている。
コンソール部20は、棚構造体12上に設定される規格単位高さ(1U=44.45mm)の棚区画に格納可能な薄型構造を有し、高さ1U以下の枠体18の内側に、キーボード14及びディスプレイ16を重ね合わせて収納する収納部24を備える。キーボード14は低背構造を有し、多数のキースイッチを所定配列に設置した操作面26を上向きに露出させた平置き姿勢で、枠体18の収納部24に変位可能に収納される。ディスプレイ16はLCD(液晶ディスプレイ)等の薄型表示素子を有し、操作者から見てキーボード14の奥側に隣接して枠体18に回動可能に装着される。
枠体18は、矩形平板状の底壁18a、底壁18aの両側縁に沿ってそれぞれ延設される互いに平行な一対の側壁18b、両側壁18bの間で底板18aの一縁に沿って延設され、操作者に対向配置される前壁18c、及び両側壁18bの間で底板18aの他縁に沿って前壁18cに平行に延設される後壁18dを有し、それら壁18a〜18dにより有底凹状の収納部24を形成する。各側壁18b、前壁18c及び後壁18dは、底壁18aを基準として互いに略同一の高さまで突設され、全体として枠体18の高さが1Uよりも僅かに小さくなっている。それら側壁18b、前壁18c及び後壁18dは、それぞれの頂端の内縁で互いに協働して、後述する使用位置にあるディスプレイ16を枠体18の外側に延出させる収納部24の開口24aを画定する。なお、両側壁18bは、後述するように、取付部22を構成するスライドレール機構の、コンソール部20側のレール基板を兼ねるものである。また前壁18cは、後述するように、棚構造体12に取り付けたコンソール部20を、操作者が直動式に移動させる際のハンドル部分28を有する。
コンソール部20は、可動コンソール装置10の非使用時に、ディスプレイ16を、その表示画面30をキーボード14の操作面26に対向させて、キーボード14上に重なった状態で収納部24に収納することができる。この状態でコンソール部20は、実質的に高さ1Uの板状輪郭を呈する(図2)。また、可動コンソール装置10の使用時には、ディスプレイ16は、収納部24に収納された非使用位置から、枠体18に対し回動させられて収納部24の開口24aから外部に延出し、表示画面30が操作者から見て適当な対面角度となる使用位置に配置される。この状態で、キーボード14の操作面26が開放される(図4)。なお、このようなディスプレイ16の動作を可能にするために、蝶番や支持ピン等の枢着支持機構32が、ディスプレイ支持機構として、枠体18の適当な位置に設置されている。またコンソール部20には、ディスプレイ16を非使用位置に係止するためのラッチ機構34を設けることもできる。
取付部22は、枠体18の両側壁18bに装着される一対のスライドレール機構36を備える。各スライドレール機構36は、入れ子式に摺動可能な複数(図では3本)のレールから構成される。それらスライドレール機構36は、それぞれの最内側レール36aが、コンソール部20の枠体18の各側壁18bに外側から固定され、それにより、それぞれの中間レール36b及び最外側レール36cが、互いに平行な方向へ、コンソール部20に対して所定距離範囲に渡り伸縮するようになっている。各スライドレール機構36の最外側レール36cは、後述するように棚構造体12に固定される。なお取付部22は、各スライドレール機構36を最収縮位置及び最伸長位置にそれぞれ係止するためのラッチ機構38、40を備えることができる。
可動コンソール装置10は、コンソール部20から機能的に独立して取付部22に支持される補助機能部42を、任意選択的に備えることができる。補助機能部42は例えば、コンソール部20のキーボード14及びディスプレイ16を、棚構造体12に多段平積み形態で搭載される図示しない複数の電子機器(サーバ等)に、切換可能に接続するための図示しないスイッチ装置や、他の電源回路等を収納できる。この場合、図示のように、コンソール部20と補助機能部42との間に、両者間に架線される電源・信号ケーブル44を特定の架線方向へ案内して保持する折り畳み式のケーブルホルダ46が設置される。
可動コンソール装置10を搭載する棚構造体12は、任意の棚設置面(図示せず)に対し鉛直方向へ、互いに平行に立設される複数(図では4本)の支柱48を備え、それら支柱48に囲まれる領域に、予め定めた寸法(例えばいわゆる「19インチ幅」)の搭載領域を画定する。各支柱48には、長さ方向へ分散配置される多数の棚取付孔50が設けられ、それら棚取付孔50を利用して、一対のガイドレール52がそれぞれ異なる一組の支柱48の間に、互いに平行に固定的に架設される。可動コンソール装置10の取付部22の各スライドレール機構36は、最外側レール36cが、同様に棚取付孔50を利用して1本の支柱48に固定され、その状態で対応のガイドレール52に受容されて固定的に支持される。このようにして可動コンソール装置10は、取付部22を介して複数の支柱48の所望高さ位置に、棚設置面に対し水平に取り付けられ、この正規取付位置で、コンソール部20が棚構造体12上で水平方向へ直線往復移動できる(図3矢印α)。
本発明の特徴的構成として、図5に示すようにコンソール部20は、キーボード14を、収納部24に収納される第1位置(図5(a))と、第1位置とは異なる第2位置(図5(b))との間で、変位可能に支持するキーボード支持機構54を備える。キーボード支持機構54は、第2位置にあるキーボード14を、その操作面26が収納部24の開口24aに近接して幾分外側に位置するように支持するとともに、第2位置において、キーボード14を外力(特にキー入力操作時に操作者の手から操作面26に加わる押圧力)に抗して固定的に保持する。
図示実施形態では、キーボード支持機構54は、枠体18とキーボード14との間に介在する一対の可動脚部材56を備える。それら可動脚部材56は、キーボード14の筐体58上で、操作者から見て奥側の左右両隅の近傍に配置される(図4及び図5)。各可動脚部材56は、キーボード14が第1位置と第2位置との間を変位する間に、それ自体、後述する所定の変動動作を生じて、キーボード14の特に奥側領域を所定変位経路に沿って案内支持する。
さらに具体的には、図6に示すように各可動脚部材56は、枠体18に固定される第1固定片56aと、キーボード14に固定される第2固定片56bと、第1固定片56aと第2固定片56bとのそれぞれに回動可能に連結されて両者間に介在する揺動片56cとを備える。第1固定片56aは、例えば板金材料から断面コ字状に折曲された薄板要素であり、主板部分に2個の雌ねじ60を有するとともに、両側板部分のそれぞれに軸孔62を有する。第2固定片56bは、例えば板金材料から断面コ字状に折曲された薄板要素であり、主板部分に4個の雌ねじ60を有するとともに、両側板部分のそれぞれの長手方向一端に軸孔62を有する。揺動片56cは、例えば板金材料から断面コ字状に折曲された薄板要素であり、両側板部分のそれぞれの長手方向両端に軸孔62を有する。
可動脚部材56の第1固定片56aは、各雌ねじ60に螺着される図示しないボルトにより、枠体18の底壁18aに固定される。同様に、可動脚部材56の第2固定片56bは、各雌ねじ60に螺着される図示しないボルトにより、キーボード14の筐体58に固定される。可動脚部材56の揺動片56cは、長手方向一端の軸孔62と第1固定片56aの軸孔62とに連続して挿通される軸ピン64を介して、第1固定片56aに回動可能に連結される。同様に揺動片56cは、長手方向他端の軸孔62と第2固定片56bの軸孔62とに連続して挿通される軸ピン64を介して、第2固定片56bに回動可能に連結される。各軸ピン64は、止め輪66によって、対応の軸孔62から脱落しないように保持される。
上記構成を有する可動脚部材56は、図7に示すように、揺動片56cの主板部分と両側板部分との間に第1及び第2固定片56a、56bが互いに隣接して受容される折畳み位置(図7(a))と、第1及び第2固定片56a、56bが揺動片56cから互いに反対方向へ実質的に乖離する中間位置(図7(b))と、最終乖離状態として揺動片56cが第1及び第2固定片56a、56bのそれぞれに対し任意角度に配置される開放位置(図7(c))との間で、一対の軸ピン64の間隔を半径とした円弧軌道に沿って変動動作する。その結果、キーボード14は、第1位置と第2位置との間を変位する間、操作者から見て奥側領域が、枠体18に固定された第1固定片56a上の軸ピン64を中心として、円弧軌道に沿って移動することになる。
図8(a)に拡大して示すように、各可動脚部材56の第2固定片56bは、キーボード14の筐体58の上板部分に固定され、図7(a)に示す折畳み位置では、可動脚部材56の全体が、筐体58の対応部分に形成される凹所に受容されるようになっている。したがってキーボード14は、第1位置において、筐体58の底面58aを枠体18の底壁18aに実質的に接触させた平置き姿勢に保持される(図5(a))。また、図8(b)にさらに拡大して示すように、キーボード14が第2位置に到達したときには、揺動片56cの主板部分が第2固定片56b側の端縁で、キーボード14の筐体58に衝突する。このとき各可動脚部材56は、揺動片56cが第1固定片56aに対し矢印β(図8(a))方向へ90°を超えて回転した位置(すなわち図7(c)の開放位置)に配置される。そしてこの状態で、揺動片56cと第2固定片56bとのそれ以上の回動が機械的に阻止される。したがってキーボード14は、その奥側領域が第1位置から第2位置へ向かう円弧軌道に沿って90°を超えて変位することにより、第2位置へ到達する一方、第2位置を越えて枠板底壁18aに接近する方向へ変位することが、各可動脚部材56によって確実に阻止される。
図示実施形態では、キーボード支持機構54はさらに、枠体18に関連して設けられる支持面68を備える。支持面68は、枠体18の前壁18cの頂端で、底壁18aに対し略平行に延設される。キーボード14は、操作者から見て手前側の筐体58の底面領域を、枠体18の支持面68に載置することにより、支持面68によって第2位置に支持される(図5(b))。このようにしてキーボード14は、第2位置で、キーボード支持機構54を構成する一対の可動脚部材56と支持面68との協働により、筐体58の底面58aを枠体18の各壁18b、18c、18dの頂端位置に実質的に合致させて枠体底壁18aに略平行に支持されるとともに、外力(特にキー入力操作時に操作者の手から操作面26に加わる押圧力)に抗して安定的に静止保持される。なお、支持面68とキーボード筐体58との間は、機械的に相互連結されている訳ではないが、各可動脚部材56が前述したように90°を超えて回動した位置をキーボード14の第2位置としているから、キー入力操作時に操作者の手から加わる押圧力により、キーボード14が第2位置から第1位置へ復帰するように動作することは、確実に防止される。
上記構成を有する可動コンソール装置10は、以下のようにして操作される。
まず可動コンソール装置10は、図2に示す非展開状態で、前述したように取付部22を介して、棚構造体12上の所望高さ位置にある規格単位高さ(1U)の棚区画に出し入れ可能に取り付けられる。このときコンソール部20では、枠体18によって画定される収納部24内で、キーボード14が第1位置に配置されるとともにディスプレイ16が非使用位置に配置される。可動コンソール装置10の使用時には、操作者は、コンソール部20を、当該棚区画からスライド式に引き出して、取付部22のスライドレール機構36によって規定される直動範囲の前端位置に置く(図3)。次に操作者は、ディスプレイ16を、収納部24から手作業により引き上げて枠体18上で非使用位置から使用位置へ回動させ、続いて、前述したようにキーボード14を、収納部24から手作業により引き上げて枠体18上で第1位置から第2位置へと変位させる。
キーボード14を第2位置に配置した状態では、キーボード支持機構54の作用により、キーボード14の操作面26が、枠体18によって画定される収納部24の外側に位置する。つまり操作面26は、枠体18の底壁18aを基準として両側壁18bの頂端よりも高い位置に配置される(図5(b))。したがって操作者は、第2位置にあるキーボード14に対し、手を枠体18の側壁18bにぶつけることなく、円滑なキー操作を遂行することができる。なお、操作の終了後は、上記と逆の手順で、キーボード14及びディスプレイ16を収納部24に収納し、コンソール部20を棚構造体12の所定棚区画に格納する。
上記実施形態では、キーボード支持機構54は、枠体18とキーボード14との間に介在する第2の一対の可動脚部材70をさらに備えることが有利である。それら可動脚部材70は、キーボード14の筐体58上で、操作者から見て手前側の左右両隅の近傍に配置できる(図4及び図5)。これら可動脚部材70は、キーボード14が第1位置と第2位置との間を変位する間に、それ自体、前述した可動脚部材56と実質的同一の所定の変動動作を生じて、キーボード14の特に手前側領域を所定円弧軌道に沿って案内支持する。したがって、一対の可動脚部材56と第2の一対の可動脚部材70とが同期して動作することにより、キーボード14は第1位置と第2位置との間で、枠体底壁18aに対して平行な姿勢を維持したまま変位する(すなわち平行移動する)ことになる。このような構成によれば、操作者が片手でも、キーボード14を第1位置と第2位置との間で、迅速かつ正確に変位させることが可能になる。なお、可動脚部材70の構成は、可動脚部材56と実質的同一であるので、その詳細は省略する。
キーボード14を第1位置から第2位置へ迅速かつ正確に変位させるためには、キーボード支持機構54に、キーボード14を第1位置から第2位置へ向けて付勢する付勢手段を附設することが有利である。この付勢手段は、例えば図6及び図8に示すように、可動脚部材56を折畳み位置(図7(a))から開放位置(図7(c))へ向けて付勢するばね72によって実現できる。図示の例では、可動脚部材56の第2固定片56bと揺動片56cとの間に、ねじりコイルばね72が軸ピン64に取り付けて設置されている。
上記した付勢手段としてのばね72は、キーボード14の第2位置から第1位置への変位動作を緩和する緩和要素としても機能する。すなわちばね72は、キーボード14を第2位置から第1位置へ変位させる際に、例えば操作者の不注意によりキーボード14を枠体18の底壁18aに衝突させて内蔵電子回路に衝撃を与えてしまうような不具合を、未然に回避するように作用する。なお、このような緩和要素としては、図9に示すように、可動脚部材56のいずれか一方の軸ピン64に対して設置されるトルクリミッタ74を採用することもできる。
本発明に係る可動コンソール装置10は、さらに、コンソール部20に、マウス等の手持操作型のポインティングデバイス76を搭載する補助台78を設置することができる(図4)。補助台78は、枠体18上でのキーボード14の位置に関わらず、枠体18から外方へ突出しない非作用位置と、枠体18から外方(例えば操作者から見て右方)へ突出する作用位置との間で移動可能に設置される。或いは補助台78を、図4に示すように、キーボード14が第2位置にあるときに、非作用位置と作用位置との間で移動できるように構成することもできる。このような構成によれば、補助入力装置としてマウス等の手持操作型ポインティングデバイス76を使用する場合に、薄型構造のコンソール部20を採用しているにも関わらず、ポインティングデバイス76の動作平面を、枠体18に対し必要に応じて出し入れできる補助台78によって、容易に確保することができる。
以上の説明から明らかなように、図示構成を有する可動コンソール装置10によれば、規格単位高さ(U1)の棚区画に格納可能な薄型構造を有するにも関わらず、使用時に、キーボード支持機構54の作用下でキーボード14を第1位置から第2位置へ変位させることにより、操作者がキーボード14を操作する手を自在に動かして円滑なキー操作を遂行することが可能になる。さらに、コンソール部20に補助台78を設置することにより、マウス等の手持操作式のポインティングデバイス76を使用する際に、その動作平面を容易に確保できるようになる。
なお、上記実施形態において、キーボード支持機構54を構成する可動脚部材56、70は、図示実施形態の折畳式のものに限定されず、回動式、入れ子式等の種々の構成を採用できる。さらに、キーボード支持機構54を構成する支持面68は、図示実施形態以外の様々な位置に形成することができる。
図10〜図14は、本発明の第2の実施形態による可動コンソール装置80を示す。可動コンソール装置80は、キーボード支持機構82の構成以外は、前述した可動コンソール装置10と実質的同一の構成を有するので、対応する構成要素には共通の参照符号を付してその説明を省略する。
可動コンソール装置80のコンソール部20には、キーボード14を、枠体18の収納部24に収納される第1位置と、第1位置とは異なる第2位置との間で、変位可能に支持するキーボード支持機構82が装備される。キーボード支持機構82は、第2位置にあるキーボード14を、その操作面26が収納部24の開口24aに近接して幾分内側に位置するように支持するとともに、第2位置において、キーボード14を外力(特にキー入力操作時に操作者の手から操作面26に加わる押圧力)に抗して固定的に保持する。
キーボード支持機構82は、キーボード14の前述した第1位置と第2位置との間の変位動作と、ディスプレイ16の前述した非使用位置と使用位置との間の変位動作とを、相互に連動させる連動部材84を備える。連動部材84は、操作者がディスプレイ16を、収納部24内でキーボード14上に重なる非使用位置(図11〜図13)から収納部24の外側に延出する使用位置(図10及び図14)に向けて変位させるに伴い、キーボード14を、枠体18の底壁18aに載置される第1位置(図11〜図13)から収納部開口24aに近接する第2位置(図10及び図14)に向けて、自動的(すなわち受動的)に変位させるように作用する。同様に連動部材84は、操作者がディスプレイ16を使用位置から非使用位置に向けて変位させるに伴い、キーボード14を第2位置から第1位置に向けて自動的(受動的)に変位させるように作用する。
図示実施形態では、操作者から見てキーボード14の左右両側面に関連して(すなわち枠体18の両側壁18bにそれぞれ近接して)、一対の連動部材84が設置される。図15に拡大して示すように、各連動部材84は、所定輪郭の平板状部材からなり、キーボード14の側面に回動可能に連結される軸着箇所86を略中央に有するとともに、軸着箇所86の一側に直線状に延長される第1腕部分88と、軸着箇所86の他側に曲線上に延長される第2腕部分90とを一体に有する。連動部材84の第1腕部分88には、軸着箇所86から離隔したその末端に、枠体18の対応の側壁18bに係合する係合箇所92が設けられる。また、第2腕部分90には、その長手方向に沿ってL字状に曲折して延び、ディスプレイ16の対応の側壁に係合するカム溝94が貫通形成される。カム溝94は、軸着箇所86に近接する側(L字の短辺側)で第1腕部分88に略直交する方向へ延びる始端領域94aと、始端領域94aに交差して第1腕部分88に略平行な方向へ直線状に延びる中間領域94bと、軸着箇所86から遠隔した側で中間領域94bに隣接して所定曲率で曲線状に延びる終端領域94cとを有する。
図12に示すように、各連動部材84は、第1及び第2腕部分88、90の板面をキーボード14の対応側面に対し略平行に配置した状態で、軸着箇所86に取り付けた支軸86aを介して、キーボード14の側面所定位置に回動可能に連結される。また、連動部材84の第1腕部分88の係合箇所92には摺動子92aが取り付けられ、摺動子92aが、枠体18の対応側壁18bに形成した長孔96に受容されて、長孔96の延長方向(底壁18aに平行な方向)へ摺動可能に係合する。さらに、連動部材84の第2腕部分90のカム溝94には、ディスプレイ16の対応側壁に突設したガイドピン98が受容されて、ガイドピン98がカム溝94の延長方向へ摺動可能に係合する。
キーボード支持機構82はさらに、枠体18とキーボード14との間に介在してキーボード14を第1位置と第2位置との間で案内する2組の可動脚部材100、102を備える。第1の一対の可動脚部材100は、キーボード14の筐体58上で、操作者から見て奥側の左右両隅の近傍に配置され、第2の一対の可動脚部材102は、キーボード14の筐体58上で、操作者から見て手前側の左右両隅の近傍に配置される。それら可動脚部材100、102は、前述した可動コンソール装置10のキーボード支持機構54における可動脚部材56、70に類似した構成を有する。例えば各可動脚部材100は、図16に示すように、枠体18に固定される第1固定片100aと、キーボード14に固定される第2固定片100bと、軸ピン104を介して第1固定片100aと第2固定片100bとのそれぞれに回動可能に連結され、両者間に介在する揺動片100cとを備える。また、各可動脚部材100には、キーボード14を第1位置から第2位置へ向けて付勢する付勢手段及びキーボード14の第2位置から第1位置への変位動作を緩和する緩和要素の両機能を有するばね(例えば図示のねじりコイルばね)106が附設される。
ただし可動脚部材100、102は、キーボード14が第1位置と第2位置との間を変位する間の揺動片の揺動方向が、前述した可動脚部材56、70における揺動片の揺動方向とは逆になるように構成される。例えば可動脚部材100において、キーボード14が第1位置にあるときは、第1及び第2固定片100a、100bと揺動片100cとが互いに重なることなく、枠体18の底壁18a上で平らに延ばして並置され(図13(b))る。また、キーボード14が第2位置に移動したときには、揺動片100cが枠体底壁18aに対し90°未満の角度だけ回転した位置に配置される(図14)。それによりキーボード14は、第1位置から第2位置へ変位する間、操作者から見て奥側領域が、枠体18に固定された第1固定片100a上の軸ピン104を中心として、操作者から徐々に離れる方向への円弧軌道に沿って移動する。このような構成を有する可動脚部材100、102は、互いに同期して協働動作することにより、キーボード14が第1位置と第2位置との間を変位する間に、キーボード14を枠体底壁18aに対して平行な姿勢を維持したまま、円弧軌道γ(図14)に沿って変位させる(すなわち平行移動させる)ように作用する。
上記構成を有する可動コンソール装置80は、以下のようにして操作される。
まず可動コンソール装置80は、図11〜図13に示す非展開状態で、前述したように取付部22を介して、棚構造体12(図3)上の所望高さ位置にある規格単位高さ(1U)の棚区画に出し入れ可能に取り付けられる。このときコンソール部20では、枠体18によって画定される収納部24内で、キーボード14が第1位置に配置されるとともにディスプレイ16が非使用位置に配置される。可動コンソール装置80の使用時には、操作者は、コンソール部20を、当該棚区画からスライド式に引き出して、取付部22のスライドレール機構36によって規定される直動範囲の前端位置に置く。その状態で操作者は、ディスプレイ16を、収納部24から手作業により引き上げて枠体18上で非使用位置から使用位置へ回動させる。
ここで、ディスプレイ16が非使用位置にあるときは、一対の連動部材84の各々は、第1腕部分88が、第1位置にあるキーボード14の側面に沿って枠体18の底壁18a上に寝かせて配置される姿勢を呈する。このとき、各連動部材84の第2腕部分90は、非使用位置にあるディスプレイ16の側面に沿って、収納部24から外方へ突出しない位置に配置される。この状態で、第1腕部分88の先端の係合箇所92は、対応する枠体側壁18bの長孔96の一端(前壁18a側の端部)に位置決めされ、また第2腕部分90のカム溝94の始端領域94aの端部に、ディスプレイ16の対応のガイドピン98が位置決めされる(図13(a))。
この状態から、ディスプレイ16を使用位置へ回動させると、一対のガイドピン98が対応の連動部材84のカム溝94に沿って相対移動し、それに伴い、各連動部材84は、他端の係合箇所92を枠体側壁18bの長孔96に沿って摺動させ(図14矢印P1)つつ、軸着箇所86を中心に図で時計方向(図14矢印P2)へ回動する。このとき、ガイドピン98、係合箇所92及び軸着箇所86は、それぞれ梃子の力点、支点及び作用点として機能し、ディスプレイ16を回動させる手作業による外力が、ガイドピン98から連動部材84に伝達されて、連動部材84の第2腕部分90を収納部24から引き上げるとともに、軸着箇所86を介してキーボード14を枠体18内で第1位置から持ち上げるように作用する。なお、前述した二組の可動部材100、102に並設した複数のばね106は、キーボード14を枠体18内で第1位置から持ち上げる力を補助するように作用する。一対の連動部材84のこのような連動作用と、二組の可動部材100、102の前述した案内作用(図14矢印P3)とにより、ディスプレイ16が使用位置に到達したときに、キーボード14は自動的(受動的)に第2位置に到達することになる(図10及び図14)。
キーボード支持機構82の上記した連動/案内作用を、図14を参照してさらに詳述する。まず、ディスプレイ16を非使用位置から引き上げる初期段階(図示角度θ1)では、ガイドピン98が連動部材84のカム溝94の始端領域94aに沿って移動するので、手作業による引き上げ力(回動力)は実質的に連動部材84に伝達されず、キーボード14は第1位置に維持される。続いて、ディスプレイ16を使用位置に向けてさらに回動させることにより、ガイドピン98が連動部材84のカム溝94の中間領域94bに沿って移動し、この間、回動力が連動部材84に伝達されて、キーボード14が上記したように第1位置から第2位置へ向けて持ち上げられる。そして、ディスプレイ16が初期段階から所定角度(図示角度θ2)だけさらに回動した時点で、キーボード14が第2位置に到達する。その後、ディスプレイ16を使用位置に到達させる間(図示角度θ3)は、ガイドピン98が、それ自体の移動軌跡に合致する曲率を有したカム溝94の終端領域94cに沿って移動するので、回動力は実質的に連動部材84に伝達されず、キーボード14は第2位置に維持される。
キーボード14を第2位置に配置した状態では、キーボード支持機構82の作用により、キーボード14の操作面26が、枠体18によって画定される収納部24の開口24aに近接して位置する。つまり操作面26は、枠体18の底壁18aを基準として両側壁18bの頂端に近接した位置に配置される(図14)。したがって操作者は、第2位置にあるキーボード14に対し、手を枠体18の側壁18bにぶつけることなく、円滑なキー操作を遂行することができる。
また、ディスプレイ16を使用位置に配置した状態では、一対のガイドピン98が、対応する連動部材84のカム溝94の終端領域94cの末端に位置決めされる。このとき、キーボード14に加わる外力(特にキー入力操作時に操作者の手から操作面26に加わる押圧力)は、ガイドピン98がカム溝94の縁に衝合する方向へ作用するので、そのような押圧力により、ガイドピン98と連動部材84とが相対移動を生じること、すなわちキーボード14が第2位置から第1位置へ復帰するように動作することは、確実に防止される。このようにしてキーボード14は、第2位置で、キーボード支持機構82を構成する一対の連動部材84と二組の可動脚部材100、102との協働により、操作面26を収納部24の開口24aに近接させて枠体底壁18aに略平行に支持されるとともに、外力(特にキー入力操作時に操作者の手から操作面26に加わる押圧力)に抗して安定的に静止保持される。
なお、キーボード14の操作面26に加わる押圧力は、ディスプレイ16のガイドピン98が、対応する連動部材84のカム溝94の終端領域94c及び中間領域94bに位置する間は、上記と同様にガイドピン98がカム溝94の縁に衝合する方向へ作用するので、そのような押圧力により、ガイドピン98と連動部材84とが相対移動を生じることは実質的に回避される。したがって、可動コンソール装置80を非展開状態に戻すためには、上記と逆の手順で、ディスプレイ16を使用位置から非使用位置へ回動させることにより、キーボード14を第2位置から第1位置へ自動的に変位させて、キーボード14及びディスプレイ16を収納部24に収納する。
さらに、可動コンソール装置80においては、キーボード14が第1位置から第2位置へ変位する際に、円弧軌道γに沿って枠体前壁18cから徐々に離れる方向へ変位する構成としたから、第1位置にあるキーボード14の操作面26上に、非使用位置にあるディスプレイ16によって覆われない空間領域を収納部24内に形成することができる。したがってこの実施形態では、そのような空間領域に、マウス等の手持操作型のポインティングデバイス76を収容して、キーボード14の操作面26の任意領域(例えばパームレスト領域26a)に搭載することができる(図10及び図11)。このような構成によれば、補助入力装置としてマウス等の手持操作型ポインティングデバイス76を使用する場合に、薄型構造のコンソール部20を採用しているにも関わらず、ポインティングデバイス76の動作平面を容易に確保することができる。
以上の説明から明らかなように、図示構成を有する可動コンソール装置80によっても、前述した可動コンソール装置10と同等の作用効果が奏されることは理解されよう。特に可動コンソール装置80によれば、ディスプレイ16の非使用位置と使用位置との間の変位動作と、キーボード14の第1位置と第2位置との間の変位動作とを、連動部材84により連動させたので、可動コンソール装置80の特に使用開始時及び使用終了時の取り扱いを一層容易にすることができる。
なお、本発明に係る可動コンソール装置の構成は、キーボードを打鍵操作する際の位置を第2位置に強制するものではない。操作者によっては、キーボードを収納部内で第1位置に置いたまま、打鍵操作することもできる。また、本発明に係る可動コンソール装置は、上記各実施形態に示すように、キーボード支持機構によって第2位置に支持されるキーボードの操作面が、収納部の開口に近接する任意の範囲で、収納部の外側に突出する位置、開口と同一平面内の位置、収納部の内側に引き込んだ位置の、いずれかに配置されるように構成できる。いずれの構成においても、キーボードを枠体上で第1位置に置いたまま打鍵操作する場合に比べて、第2位置にあるキーボードに対して円滑な打鍵操作を遂行することができる。さらに、このような第2位置を、枠体上で複数箇所に設定することもできる。
本発明に係る可動コンソール装置は、1台以上の棚搭載型(いわゆるラックマウント型)電子機器(例えばサーバ)を平積み状態で格納した棚構造体に、引き出し式出し入れ可能に格納されるコンソール部として利用できる。特に、規格単位高さ(例えば1U)の棚区画に格納可能な薄型のコンソール部を備えた可動コンソール装置として、操作性を犠牲にすることなく、省スペース化に著しく寄与するものである。
本発明の第1の実施形態による可動コンソール装置を展開状態で示す斜視図である。 図1の可動コンソール装置を非展開状態で示す斜視図である。 図1の可動コンソール装置を棚構造体に取り付けた状態で示す斜視図である。 棚構造体に取り付けた図1の可動コンソール装置を使用状態で示す斜視図である。 図1の可動コンソール装置の縦断面図で、(a)キーボードが第1位置にある状態、及び(b)キーボードが第2位置にある状態を示す。 図1の可動コンソール装置が有するキーボード支持機構の分解斜視図である。 図6のキーボード支持機構の動作説明図で、(a)折畳み位置、(b)中間位置、及び(c)開放位置のそれぞれの動作状態を示す。 図6のキーボード支持機構の動作説明図で、(a)キーボードが第1位置にあるときの動作状態を示す図、及び(b)その状態における主要部の拡大図である。 変形例によるキーボード支持機構の斜視図である。 本発明の第2の実施形態による可動コンソール装置を、コンソール部を展開した状態で示す斜視図である。 図10の可動コンソール装置を非展開状態で示す斜視図である。 図11の非展開状態にある可動コンソール装置の一部切欠き平面図である。 図11の非展開状態にある可動コンソール装置の(a)線A−Aに沿った断面図、及び(b)線B−Bに沿った断面図である。 図10の可動コンソール装置の動作を説明する図で、コンソール部を展開した状態で示す。 図10の可動コンソール装置が有するキーボード支持機構の一構成部材の平面図である。 図10の可動コンソール装置が有するキーボード支持機構の他の構成部材の分解斜視図である。
符号の説明
10、80…可動コンソール装置
12…棚構造体
14…キーボード
16…ディスプレイ
18…枠体
20…コンソール部
22…取付部
24…収納部
26…操作面
36…スライドレール機構
54、82…キーボード支持機構
56、100…可動脚部材
58…筐体
64、104…軸ピン
68…支持面
70、102…第2の可動脚部材
72、106…ばね
84…連動部材
86…軸着箇所
92…係合箇所
94…カム溝
96…長孔
98…ガイドピン

Claims (5)

  1. キーボード及びディスプレイを備えるコンソール部と、該コンソール部を棚構造体に移動可能に取り付ける取付部とを具備し、該コンソール部は、該キーボード及び該ディスプレイを収納する収納部を有するとともに、該ディスプレイを、該収納部に収納される非使用位置と該収納部の外側に延出する使用位置との間で変位可能に支持する、棚搭載型の可動コンソール装置において、
    前記コンソール部は、
    前記キーボードを、前記収納部に収納される第1位置と、該第1位置よりも高い第2位置との間で、前記ディスプレイに対し、変位可能に支持するキーボード支持機構と、
    前記収納部を画定する枠体とを備え、
    前記キーボード支持機構は、
    前記枠体と前記キーボードとに固定されて前記枠体と前記キーボードとの間に介在し、前記キーボードを前記第1位置と前記第2位置との間で案内する第1の可動脚部材と、
    前記枠体と前記キーボードとの間に介在し、前記キーボードを前記第1位置と前記第2位置との間で案内する第2の可動脚部材と、
    前記キーボードの前記第1位置と前記第2位置との間の変位動作と、前記ディスプレイの前記非使用位置と前記使用位置との間の変位動作とを、相互に連動させる連動部材とを備え、
    前記第1の可動脚部材と前記第2の可動脚部材とが同期して動作することにより、前記キーボードが前記第1位置と前記第2位置との間で平行移動するとともに、
    前記第1の可動脚部材及び前記第2の可動脚部材の案内作用と、前記連動部材の連動作用とにより、前記ディスプレイが前記使用位置に到達したときに前記キーボードが前記第2位置に到達しているように構成されること、
    を特徴とする可動コンソール装置。
  2. 前記収納部は、前記使用位置にある前記ディスプレイを外側に延出させる開口を有し、前記キーボード支持機構は、前記第2位置にある前記キーボードを、その操作面が該開口に近接して位置するように支持する請求項1に記載の可動コンソール装置。
  3. 前記キーボード支持機構は、前記第2位置において、前記キーボードをその操作面に加わる押圧力に抗して固定的に保持する請求項1又は2に記載の可動コンソール装置。
  4. 前記コンソール部は、手持操作型のポインティングデバイスを搭載する補助台をさらに備え、該補助台が前記キーボードに対して移動可能に設置される請求項1〜のいずれか1項に記載の可動コンソール装置。
  5. 前記コンソール部は、前記収納部に前記キーボードと前記ディスプレイとを収納した状態で、規格単位高さの棚区画に格納可能な板状輪郭を呈する請求項1〜のいずれか1項に記載の可動コンソール装置。
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