JP3303628B2 - ページデータ面付装置および刷版作成装置 - Google Patents

ページデータ面付装置および刷版作成装置

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JP3303628B2
JP3303628B2 JP26698295A JP26698295A JP3303628B2 JP 3303628 B2 JP3303628 B2 JP 3303628B2 JP 26698295 A JP26698295 A JP 26698295A JP 26698295 A JP26698295 A JP 26698295A JP 3303628 B2 JP3303628 B2 JP 3303628B2
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  • Editing Of Facsimile Originals (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、刷版を作成する
際の面付を行うページデータ面付装置および刷版作成装
置に関するものであり、特に、印刷データから刷版を直
接作成するのに好適である。
【0002】
【従来の技術】従来より、製版フィルムを用いて刷版を
作成し、この刷版を用いて印刷する印刷方法が知られて
いる。この印刷方法の印刷工程について図6を用いて説
明する。同図において、まず、第1工程K1では、コン
ピュータを用いて1ページ単位で印刷データを作成す
る。そして、第2工程K2では、この印刷データに基づ
いて製版フィルムを作成する。印刷データがカラーデー
タである場合には、複数の色を用いて印刷物を表現する
ので、各色毎の刷版を必要とする。このため、各色毎の
刷版に対応した製版フィルムを作成する必要がある。こ
の製版フィルムの種類としては、シアンC、マゼンダ
M、イエロYおよびブラックKを用いるのが一般的であ
る。このため、印刷データをコンピュータ上で上記4色
に色分解し、各データに基づいて各製版フィルムを露光
機で作成する。こうして作成された各製版フィルムは、
分版フィルムと呼ばれる。また、分版フィルムには、網
点と呼ばれれる微細なドットが等間隔に形成され、その
ドットの大きさによって階調が表現される。
【0003】第3工程K3では、分版フィルムを各色毎
に数ページ単位でまとめる作業を行う。この作業を殖版
面付作業といい、また、これを自動的に行う装置として
殖版機が知られている。次に、第4工程K4では刷版の
作成を行う。具体的には、感光材料が塗布されている刷
版に殖版面付作業が終了した分版フィルムを重ね、露
光、現像して、刷版を作成する。
【0004】第5工程K5では、こうして、作成した刷
版を印刷機に装着し、印刷を行う。ここで、オフセット
印刷機について図7を用いて説明する。同図において、
第1〜第4印刷部YY,MM,CC,KKは、イエロY、マゼンダ
M、シアンC、およびブラックKの各色を順次印刷す
る。第1印刷部YYにおいて、版胴Y1の表面には刷版が装
着され版面が形成されている。まず、版面に湿し水が与
えられると、版面の非画線部だけが水分を受けつける。
そこに、印刷インキが与えられると、水の反発で画線部
にだけ印刷インキが付着する。そして、版胴Y1が矢印の
方向に回転すると、印刷インキがゴムブランケット胴Y2
に写し取られる。この後、給紙装置Aから送られた枚葉
紙aaが、ゴムブランケット胴Y2と圧胴Y3を通過し、こ
の際に枚葉紙aaにイエロYの印刷が施される。そし
て、第2〜第4印刷部MM,CC,KKにおいても第1印刷部YY
と同様に、マゼンダM、シアンC、およびブラックKの
各色が夫々印刷され、印刷が終了する。
【0005】このようにして、各印刷工程K1〜K5を
経て印刷が行われるが、最終的な第5工程K5にあって
は、湿し水を用いて印刷を行うため、枚葉紙aaが伸び
てしまう。このため、各印刷部YY,MM,CC,KKを経るにつ
れ、 印刷位置のズレが生じるという問題がある。この
点について、図8を用いて説明する。同図において、第
1版目の刷版T1で印刷すると、基準位置を表すトンボ
tb1が印刷された印刷用紙Q1を、第n版目の刷版T
nで印刷すると、トンボtbnが印刷された印刷用紙Q
nを得る。ここで、第1版目の刷版T1と第n版目の刷
版Tnのサイズは同一であるが、第n版目の印刷用紙Q
nは湿し水の影響等で伸びてしまっている。したがっ
て、第n版目で印刷されたトンボtbnは、第1版目で
印刷されたトンボtb1と一致せず、内側に印刷されて
しまう。このように印刷位置のズレが生じると印刷物の
鮮明さを損なうことになる。
【0006】従来の印刷方法においては、この問題を解
決するため、上記第3工程K3で殖版面付を行う際に、
分版フィルムの位置を各色毎にずらして刷版を作成し、
印刷位置のズレを防止していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、デジタル技
術の進歩に伴い、製版フィルムを用いずに印刷データか
ら刷版を直接作成するCtP(Computer to
Plate)に関する技術が開発されつつある。この
CtPにあっては、印刷データを刷版出力機に入力し、
この印刷データに基づいて変調したレーザー光を、感光
材料が塗布された刷版に照射して露光する。その後、こ
れを現像して各色版毎の刷版を作成する。
【0008】ところで、従来の印刷方法では、印刷デー
タに基づいて分版フィルムを作成し、分版フィルムの殖
版面付を行う際にその位置調整を行うことで位置ズレを
解消していた。このため、刷版出力機には、印刷データ
を操作して刷版への露光位置をずらす機能がなかった。
したがって、印刷データを刷版出力機に供給するCtP
をオフセット印刷に適用することが困難であった。
【0009】本発明は上述した事情に鑑がみてなされた
ものであり、印刷データの面付を容易に行うことができ
るページデータ面付装置および刷版作成装置を提供する
ことを主目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
請求項1に記載のこの発明にあっては、色分解された分
版ページデータに基づいて、刷版上の面付位置を各色毎
に調整した出力データを各々生成するページデータ面付
装置であって、この分版ページデータを記憶する第1の
記憶手段と、前記分版ページデータの配置を表す面付指
示データを前記刷版毎に入力する入力手段と、この面付
指示データを表示する表示手段と、前記面付指示データ
と前記分版ページデータとに基づいて、前記出力データ
を前記各刷版毎に生成する生成手段とを有することを特
徴とする。
【0011】また、請求項2に記載のこの発明にあって
は、前記入力手段は前記面付指示データを識別する識別
情報を入力し、前記表示手段はこの識別情報を表示し、
前記識別情報と前記面付指示データとを関連づけて記憶
する第2の記憶手段と、前記表示手段に表示される前記
識別情報を選択する選択手段と、前記選択手段で選択さ
れた前記識別情報に応じて、前記第2の記憶手段から前
記面付指示データを読み出す読出手段とを備えることを
特徴とする。
【0012】また、請求項3に記載のこの発明にあって
は、色分解された分版ページデータに基づいて、面付位
置を各色毎に調整した各刷版を作成する刷版作成装置で
あって、この分版ページデータを記憶する第1の記憶手
段と、前記分版ページデータの配置を表す面付指示デー
タを前記刷版毎に入力すると共に、この面付指示データ
を識別する識別情報を入力する入力手段と、前記識別情
報と前記面付指示データとを関連づけて記憶する第2の
記憶手段と、前記面付指示データと前記識別情報とを表
示する表示手段と、前記表示手段に表示される前記識別
情報を選択する選択手段と、前記面付指示データと前記
分版ページデータとに基づいて、前記各刷版を作成する
ための刷版データを各々生成する生成手段と、この刷版
データに基づいて、前記各刷版を露光する露光手段とを
備えることを特徴とする。
【0013】(作用)請求項1に記載のこの発明にあっ
ては、入力手段によって入力された面付指示データは、
表示手段に表示されるから、オペレータは面付指示デー
タを確認しつつ、面付指示を行うことができる。そし
て、生成手段は、面付指示データと分版ページデータと
に基づいて、出力データを各刷版毎に生成するから、こ
の出力データに基づいて各刷版を作成すれば、各色の印
刷ズレが防止される。
【0014】また、請求項2に記載のこの発明にあって
は、表示手段には面付指示データを識別する識別情報も
表示され、これを選択手段で選択すると、その面付指示
データが読み出され、これに基づいて出力データを生成
できる。また、請求項2に記載のこの発明にあっては、
ページデータ面付装置を有する刷版作成装置であっても
良い。
【0015】
【発明の実施の形態】1.実施形態の構成 以下、図面を参照してこの発明の実施形態の構成につい
て説明する。図1はこの発明の一実施形態のブロック図
である。同図において、まず、1はページデータ面付装
置であり、各刷版に露光するページ配置を調整した出力
データDSを生成する。2はCEPS(Color Electron
ic prepress System)であり、ページデータDPを生成
する。CEPS2は、コンピュータを中心とした画像処
理装置であり、画像を取り込むカラースキャナを有す
る。上述のページデータDPは、印刷データをページ単
位としたデータであって、刷版を作成するのに必要な解
像度を有している。また、3はページデザインシステム
であって、CEPS2と同様にページデータDPを生成
する。このページデザインシステム3で生成されるペー
ジデータDPの言語としては、例えば、Post Script等
のページ記述言語が用いられる。また、4は刷版出力機
であり、出力データDSに基づいて、各版毎の刷版を作
成する。
【0016】次に、ページデータ面付装置1の構成につ
いて説明する。10は、CPUであり、ページデータ面
付装置1全体の動作を制御する。11はキーボードであ
り、これにより、数字や文字等が入力される。12はマ
ウスであり、これにより、操作指示が入力される。13
はメモリ等で構成される主記憶装置であり、ページデー
タDPや各種の管理データ等を記憶する。14は、ハー
ドデイスクであり、大量のページデータDP等を記憶す
る。15はモニタであり、ここに、面付指示やその指示
を登録するための指示登録画面が表示される。また、指
示登録画面中には、マウス12の指示対象となるGUI
が表示される。
【0017】2.実施形態の動作 以下、図面を参照してこの発明の実施形態の動作につい
て説明する。図2は、この発明の一実施形態の動作を表
すフローチャートである。まず、処理が開始されると、
CEPS2またはページデザインシステム3からページ
データDPがページデータ面付装置1に供給される。こ
のページデータDPは、CPU10の制御の下、主記憶
装置13またはハードデイスク14に一旦記憶される。
【0018】ここで、CEPS2またはページデザイン
システム3で生成されるページデータDPについて、図
3を参照しつつ説明する。同図に示すように、ページデ
ータDPは、各種データを組み合わせて構成される。1
ページ中に各種データを配置する作業を集版と呼び、集
版されたデータがページデータDPとなる。ページデー
タDPは、画像データGD、文字データMDおよび図形
データZDから構成される。
【0019】まず、画像データGDについて説明する。
カタログのような印刷物を作成する場合には、そこに掲
載される商品の写真と価格等を適宜配置する必要があ
る。このため、各種の商品に対応した複数の画像ファイ
ルを予め用意しておく。そして、集版の過程では、所定
の画像ファイルを読み出してこれを画像素材として使用
することが行われる。また、一つの画像ファイルは一定
の面積を有する画像素材から構成されるが、その一部を
使用したい場合もあるので、画像素材に対して画像ウイ
ンドを施し、画像ウインドの内部にある画像素材を使用
することもある。このため、画像データGDは、以下の
情報を有する。すなわち、ファイルと特定するための画
像ファイル名、画像ウインドの形状、画像ウインドのペ
ージ原点相対座標、画像配置のページ原点相対座標、お
よび画像拡大率である。また、画像データGDは、カラ
ー画像も対象とするため、イエロY、マゼンダM、シア
ンC、およびブラックK、または、赤R、緑Gおよび青
Bで表され、各色について上記情報を有する。なお、こ
の例におけるページ原点は、左下隅の「0」である。
【0020】また、文字データMDは、文字色(YMC
K値)、書体名およびページ原点相対座標等の情報で構
成される。また、図形データZDは、形状、線種、線色
(YMCK値)、線幅、端点処理方法、塗りつぶし方
法、塗りつぶし色(YMCK値)およびページ原点相対
座標等の情報で構成される。
【0021】次に、図2に示すステップS2では、CP
U10は、主記憶装置13またはハードデイスク14に
格納されているページデータDPを読み出して、各色版
に対応したページデータPDに分解する。以下の説明で
は、分解されたページデータPDを分版ページデータB
PDと呼こととする。この例では、Y版、M版、C版お
よびK版に対応するため、4つの分版ページデータBP
Dが生成される。この処理について、図4を参照しつつ
説明する。まず、画像データGDについては、YMCK
で表される場合は、そのデータを用い、RGBで表され
る場合はYMCKに変換する。次に、文字データMD
は、文字色で指定するYMCK値を用いて分解する。さ
らに、図形データはZDは、線色および塗りつぶし色で
指定するYMCK値を用いて分解する。このようにして
分解した各種データを、Y版、M版、C版およびK版毎
にまとめ、同一ページについて4つの分版ページデータ
BPDを生成する。
【0022】ステップS2が終了すると、図2に示すス
テップS3に進み、各色版について最終的な刷版サイズ
に合わせて、必要な分版ページデータBPDの面付配置
を行う。具体的には、刷版上に、どのページを、どのよ
うな方向・位置で配置するかを指示する。
【0023】この点について、図5を参照しつつ説明す
る。図5はモニタ15に表示される刷版面付指示/登録
画面である。図において、100はイメージ表示部であ
り、所定の条件の下での刷版位置を表すシュミレーショ
ン画面を表示する。また、200は対象表示部であり、
面付の対象となる色版やページ等を表示する。また、3
00は面付パターンリスト表示部であり、登録されてい
る面付パターンを表示する。また、400は面付設定表
示部であり、刷版サイズやページサイズ等を表示する。
【0024】まず、オペレータがキーボード11やマウ
ス12を操作して、刷版サイズ、すなわち、刷版の横幅
Wと縦幅Hを入力すると、その入力値が設定表示部40
0中の表示枠421,422に表示される。次に、ペー
ジサイズ、すなわち、ページの横幅Wと縦幅Hを入力す
ると、その入力値が表示枠431,432に表示され
る。また、1枚の刷版に面付を行うページ数を入力する
と、その入力値が表示枠440に表示される。この例の
ように、表示枠440に「4」と表示される場合は、1
枚の刷版当たり4ページの面付が行なわれる。
【0025】上記した入力がなされると、印刷イメージ
表示部110に刷版位置を表すシュミレーション画面が
表示される。すなわち、刷版110中に配置する各ペー
ジ部111〜114が表示される。ここで、マウス12
を操作して、表示枠212をクリックし、YMCK各色
版の種別をキーボード11等を用いて入力すると、そこ
に入力された色版の種別が表示枠212に表示される。
この例ではシアンC版を対象とする。
【0026】次に、各ページ部111〜114にどのペ
ージを配置するかを特定する。このため、対象となるペ
ージ部をマウス12で特定し、ページ番号をキーボード
11を用いて入力すると、表示枠220に当該ページ番
号が表示されると共にそのページ部にページ番号が表示
される。その後、ページの配置方向を特定するため、対
象となるページ部をマウス12で特定し、配置方向をキ
ーボード11で入力すると、表示枠230に配置方向が
表示される。この例では、ページ部112に第4ページ
を天地逆転で配置することとなる。なお、ページ部に表
示されるページ番号は、そこに配置されるページの配置
方向に応じて回転した数字で表される。
【0027】その後、各ページ部111〜114の刷版
110中の配置位置を特定する。このため、対象となる
ページ部をマウス12で特定し、刷版原点を基準として
当該ページ部の左下隅の座標値をキーボード11を用い
て入力すると、X,Y座標値が表示枠241,242に
表示される。尚、刷版原点は通常、刷版の左下隅とな
る。
【0028】このようにして、面付指示が入力された
後、ステップS31に進み、現在のページ面付指示を登
録するか否かを選択する。登録する場合には、表示枠2
43または410をマウス12で特定し、面付パターン
名称をキーボード11を用いて入力する。この後、マウ
ス12で登録部450をクリックすると(ステップS
4)、面付パターン名称と共に上記した面付指示を表す
面付パターンデータが、主記憶装置13またはハードデ
イスク14に格納される。したがって、主記憶装置13
またはハードデイスク14は面付パターンデータの記憶
手段として機能する。また、パターンリスト表示部31
0には、当該面付パターン名称が新たに表示される。一
方、登録を行わない場合は、特別な操作を行わない。
【0029】次に、登録済みの面付パターンを読み出す
か否かを選択する(ステップS41)。登録済みの面付
パターンを読み出す場合には、パターンリスト表示部3
10に表示された面付パターン名称をマウス12でクリ
ックし、その後、呼出部320をクリックする(ステッ
プS5)。すると、CPU10は主記憶装置13または
ハードデイスク14をアクセスし、この面付パターン名
称に対応した面付パターンデータを読み出し、これに基
づいて刷版面付指示/登録画面を表示する。なお、面付
パターン名称をマウス12でクリックした後、読出を中
止する場合には、キャンセル部330をマウス12でク
リックすれば良い。このようにして、登録済みの面付パ
ターンデータを読み出すことにより、面付指示の入力作
業を省略することができる。一方、面付パターンを読み
出さない場合には、特別な操作を行わない。
【0030】この後、マウス12で実行部500をクリ
ックすると、ページ部111〜114に配置される各ペ
ージ番号に対応した分版ページデータBDPを、主記憶
装置13またはハードデイスク14から読み出し、この
分版ページデータBDPと刷版面付指示/登録画面に表
示される面付指示とに基づいて、出力データDSを生成
し、これを主記憶装置13またはハードデイスク14に
格納する(ステップS6)。なお、出力データDSの形
式は、面付パターンデータと分版ページデータとを別個
に有するデータ形式と、面付パターンデータを考慮して
ページ位置の調整を済ませた刷版全体を1個のデータと
するデータ形式とがある。いずれのデータ形式で出力す
るかは、後段の刷版出力機4の種類によるため、選択出
力することができる。
【0031】そして、キーボード11を操作して、刷版
出力機4への出力指示を入力すると、ページデータ面付
装置1から刷版出力機4に出力データDSが供給され、
これに基づいて刷版の作成が行われる(ステップS
7)。出力データDSは、刷版中のページ位置を調整し
たものであるから、各色版による印刷位置のズレを予め
考慮した刷版を作成することができる。例えば、図7に
示すオフセット印刷機において、第4の印刷部KKで行う
ブラックKの印刷が、湿し水の影響で0.3mm外側に
印刷されるとすれば、そこに用いる刷版を作成するため
の出力データDSをこの条件に対応するように生成し
て、印刷位置のズレを解消することができる。これによ
り、CtPをオフセット印刷に適用することができる。
【0032】3.変形例 本発明は上述した実施形態に限定されるものでなく、例
えば以下のように種々の変形が可能である。
【0033】上記実施形態において、図2に示す登録
されたページ面付指示の呼出(ステップS41)は、現
在のページ面付指示の登録(ステップS31,4)後で
なくとも良い。すなわち、ページ面付指示を行う際(ス
テップS3)において、ページ面付指示の呼出を行い、
呼び出されたパターンデータを基礎として、これに変更
を加えてページ面付指示を行っても良い。
【0034】上記実施形態において、パターン名称と
共にコメント等の付加情報を格納するようにしても良
い。この場合にあっては、印刷機の種類、印刷用紙の種
類、印刷インクの種類等の印刷条件を格納することがで
きる。このため、これらの付加情報を利用してページ面
付指示を行うことも可能となる。具体的には、各種の印
刷条件を入力すると、この条件に最も近い登録済みの面
付パターンを読み出し、これに変更を加えて新たな面付
指示を行うことができる。
【0035】上記実施形態において、色版はYMCK
版を使用したが、これに金銀等の特色を加えても良い。
【0036】上記実施形態においては、ページデータ
面付装置1は、ページ面付位置を調整した出力データD
Sを生成して、オフセット印刷における印刷用紙の伸び
に伴う印刷位置ズレを解消した。しかし、本発明はこれ
に限定されることなく、印刷位置ズレを解消するどのよ
うな目的にも適用でき、例えば、印刷機の機械誤差によ
る印刷位置ズレにも適用できる。
【0037】上記実施形態において、ページデータ面
付装置1と刷版出力機4において、出力データDSの受
け渡しは、オフラインであっても良い。この場合にはペ
ージデータ面付装置1で生成した出力データDSを光磁
気デイスク等の情報記録媒体に記録し、この情報記録媒
体を刷版出力機4で再生して出力データDSを得れば良
い。また、刷版出力機はページデータ面付装置1の機能
を備えるものであっても良い。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載し
た発明によれば、各刷版に応じて面付指示を行うことが
できる。そして、この指示を表すに面付指示データと分
版ページデータとに基づいて、出力データを各刷版毎に
生成するから、この出力データに基づいて各刷版を作成
すれば、印刷機の機械誤差や印刷中に生じる印刷用紙の
伸び等に起因する印刷ズレを解消することができる。
【0039】また、請求項2に記載の発明によれば、既
に作成した面付指示データを簡易に読み出すことがで
き、また、読み出された面付指示データに基づいて出力
データを生成できるから、面付指示の入力を省略した
り、過去の面付指示を参考にして新たな面付指示を入力
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施形態のブロック図である。
である。
【図2】 この発明の一実施形態の動作を表すフローチ
ャートである。
【図3】 ページデータを説明するための概念図であ
る。
【図4】 分版ページデータを説明するための概念図で
ある。
【図5】 刷版面付指示/登録画面を説明するための概
念図である。
【図6】 製版フィルムを用いる印刷方法の工程図であ
る。
【図7】 オフセット印刷機のブロック図である。
【図8】 印刷位置のズレを説明するための概念図であ
る。
【符号の説明】
1 ページデータ面付装置 BDP 分版ページデータ DS 出力データ 10 CPU(生成手段、読出手段) 11 キーボード(入力手段) 12 マウス(入力手段、選択手段) 13 主記憶装置(第1,第2の記憶手段) 14 ハードデイスク(第1,第2の記憶手段) 15 モニタ(表示手段)
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−208219(JP,A) 特開 平2−88239(JP,A) 特開 昭60−76747(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41C 1/10 - 1/12 B41B 23/00 - 27/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 色分解された分版ページデータに基づい
    て、刷版上の面付位置を各色毎に調整した出力データを
    各々生成するページデータ面付装置であって、 この分版ページデータを記憶する第1の記憶手段と、 前記分版ページデータの配置を表す面付指示データを前
    記刷版毎に入力する入力手段と、 この面付指示データを表示する表示手段と、 前記面付指示データと前記分版ページデータとに基づい
    て、前記出力データを前記各刷版毎に生成する生成手段
    とを有することを特徴とするページデータ面付装置。
  2. 【請求項2】 前記入力手段は前記面付指示データを識
    別する識別情報を入力し、前記表示手段はこの識別情報
    を表示し、 前記識別情報と前記面付指示データとを関連づけて記憶
    する第2の記憶手段と、 前記表示手段に表示される前
    記識別情報を選択する選択手段と、 前記選択手段で選択された前記識別情報に応じて、前記
    第2の記憶手段から前記面付指示データを読み出す読出
    手段とを備えることを特徴とする請求項1に記載のペー
    ジデータ面付装置。
  3. 【請求項3】 色分解された分版ページデータに基づい
    て、面付位置を各色毎に調整した各刷版を作成する刷版
    作成装置であって、 この分版ページデータを記憶する第1の記憶手段と、 前記分版ページデータの配置を表す面付指示データを前
    記刷版毎に入力すると共に、この面付指示データを識別
    する識別情報を入力する入力手段と、 前記識別情報と前記面付指示データとを関連づけて記憶
    する第2の記憶手段と、 前記面付指示データと前記識別情報とを表示する表示手
    段と、 前記表示手段に表示される前記識別情報を選択する選択
    手段と、 前記面付指示データと前記分版ページデータとに基づい
    て、前記各刷版を作成するための刷版データを各々生成
    する生成手段と、 この刷版データに基づいて、前記各刷版を露光する露光
    手段とを備えることを特徴とする刷版作成装置。
JP26698295A 1995-10-16 1995-10-16 ページデータ面付装置および刷版作成装置 Expired - Fee Related JP3303628B2 (ja)

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