JP3303444B2 - 記録又は再生装置 - Google Patents

記録又は再生装置

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JP3303444B2 JP16595393A JP16595393A JP3303444B2 JP 3303444 B2 JP3303444 B2 JP 3303444B2 JP 16595393 A JP16595393 A JP 16595393A JP 16595393 A JP16595393 A JP 16595393A JP 3303444 B2 JP3303444 B2 JP 3303444B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光ディスク、光磁気ディ
スク等のディスク状記録媒体に対する記録装置、再生装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】光ディスク、光磁気ディスクを記録媒体
として用い、ユーザーが音楽データ等を再生、又は記録
/再生することのできるシステムが知られており、例え
ばCD(コンパクトディスク)プレーヤやMD(ミニデ
ィスク)プレーヤ/レコーダとして普及している。
【0003】ところで、これらの記録/再生装置におい
てディスクからデータを再生する際には、光学ヘッドに
より、ディスク盤面にレーザ光を照射し、その反射光を
検出してデータ(再生RF信号)を読み取っているが、
このレーザ照射を適切に行なうために光学ヘッド部に対
してはその対物レンズ位置を駆動させてトラッキングサ
ーボ、フォーカスサーボを行ない、また光学ヘッドをデ
ィスク半径方向に駆動するスレッドサーボが実行されて
いる。
【0004】ところで、情報がピット形態で形成される
ROMタイプの光ディスクと、ユーザーが情報を書き込
むことができるように光磁気エリアが用意されている光
磁気ディスクとでは、それに対する記録/再生時の動作
モード(トラッキング動作モード)が異なるものとな
る。従って、ピット領域と光磁気領域が併存するディス
クに対応する記録/再生装置では、トラッキング動作モ
ードを切り換えられなければならない。
【0005】ディスクが、ユーザーが例えば音楽等を記
録できる光磁気ディスクの場合、図7(a)に示すよう
に、ディスク最内周側はピット領域(読出専用のROM
領域)とされ、ディスクの属性や記録されたデータの管
理等を行なうTOC情報(P−TOC)がピット形態で
記録されている。そして、つづいてMO(光磁気)領域
が設けられ、このMO領域は書換用の管理情報(U−T
OC)や音楽等の一般データ等が記録できるようになさ
れている。
【0006】MO領域にはウォブリンググルーブが形成
されており、このグルーブはアドレス情報が例えばFM
変調された信号によりウォブル(蛇行)されていること
によって、データが記録されていない領域についても、
ウォブリンググルーブに基づく反射光情報によりアドレ
ス情報(絶対位置情報)が抽出できるようになされてい
る。データの記録時においては、当然データとしてのア
ドレスは存在しないため、このウォブリンググルーブか
ら得られるアドレス情報により、記録動作の制御が行な
われる。
【0007】また、図7(b)に示すようにハイブリッ
ドタイプのディスクも存在し、これはP−TOCと楽曲
等のデータがピット領域に再生専用データとして記録さ
れ、またU−TOCと楽曲等のデータがMO領域に記録
可能とされる。つまり、記録されるデータ(楽曲等)と
してもROMデータと書換可能データが併存することに
なる。
【0008】これらのようにピット領域とMO領域が併
存されるディスクに対しては、データの読出方法に関す
る互換性はなく、従って、それぞれの領域からデータを
読み出す際には、記録再生装置のシステムコントローラ
が、光学ヘッドが走査しようとする領域に応じてトラッ
キング動作モードを切り換えるように制御している。例
えば、図7(a)のディスクに対しては、ディスクがロ
ーディングされたときには先ずトラッキング動作モード
をピットモードとしてTOC情報を読み取り、実際に音
楽等のデータを記録/再生する場合には、光学ヘッドを
適当にディスク外周側に移動させた上でトラッキング動
作モードをMOモードとし、データが読み取れるように
する。そして、読み出したアドレスデータにより所定位
置にアクセスさせて音楽等の記録/再生を行うようにし
ている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
光磁気ディスクに対する記録/再生装置では、実際に走
査を行なっている領域がピット領域であるかMO領域で
あるかを判別できず、データの読出不能状態に陥ってし
まうことがある。
【0010】例えばディスクのMO領域のデータを読み
取っているときに、衝撃や振動等の外乱が装置に与えら
れたり、或は、何らかの原因で読み出したデータに大き
な誤りが発生して、光学ヘッドによるレーザ走査がピッ
ト領域に入ってしまったとする。
【0011】上記のようにピット領域とMO領域ではト
ラッキング動作モードが異なるため、例えばMO領域に
対応したモードのままピット領域に入ってしまうと、適
正なトラッキング動作を行なうことができなくなる。ト
ラッキング動作が正常に実行できなければデータの読出
もできず、つまり記録再生装置にとっては原因不明のま
ま通常動作に復帰することができなくなってしまう。こ
のことは、外乱等により光学ヘッドがピット領域からM
O領域に入ってしまった場合も同様である。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような問題
点に鑑みてなされたもので、MO領域とピット領域を判
別可能とし、トラッキング動作モードが適正でない場合
に対応処理を行なうことができるようにする記録又は再
生装置を提供することを目的とする。
【0013】このため、情報記録形態としてピット領域
とMO領域の2つの情報記録形態からなるディスク状記
録媒体における第1の記録形態の領域の情報を読み込む
場合と、第2の記録形態の領域の情報を読み込む場合と
でトラッキング動作モードを切り換えることにより、第
1及び第2の記録形態の領域のそれぞれに対応し情報
を読み出すことができるデータ読出手段を備えた記録又
は再生装置において、前記データ読出手段は、読み出し
た信号をデコード処理して再生出力信号を生成するとと
もに読出データ信号の中断検出信号を生成することがで
きるようになされているとともに、前記第1及び第2の
記録形態の領域の両方を備えたディスク状記録媒体に対
して、前記データ読出手段を一方の記録形態の領域に対
応したトラッキング動作モードとして情報の読出動作を
実行させた際に、前記中断検出信号に基づいて情報読出
不能を検出することにより前記トラッキング動作モード
を他方の記録形態の領域に対応したモードに切り換える
ように制御を行なうことができる制御手段を設ける。
【0014】また、情報記録形態としてピット領域とM
O領域の2つの情報記録形態からなるディスク状記録媒
体における第1の記録形態の領域の情報を読み込む場合
と、第2の記録形態の領域の情報を読み込む場合とでト
ラッキング動作モードを切り換えることにより、第1及
び第2の記録形態の領域のそれぞれに対応した情報を読
み出すことができるデータ読出手段を備えた記録又は再
生装置において、前記データ読出手段は、読み出した信
号をデコード処理して再生出力信号を生成するとともに
読出データ信号の中断検出信号を生成し、さらに中断検
出信号に基づいてスレッド機構の動作を制御するロック
信号を生成することができるようになされているととも
に、前記第1及び第2の記録形態の領域の両方を備えた
ディスク状記録媒体に対して、前記データ読出手段を一
方の記録形態の領域に対応したトラッキング動作モード
として情報の読出動作を実行させた際に、前記ロック信
号に基づいて情報読出不能を検出することにより前記ト
ラッキング動作モードを他方の記録形態の領域に対応し
たモードに切り換えるように制御を行なうことができる
制御手段を設ける。
【0015】さらに、情報記録形態としてピット領域と
MO領域の2つの情報記録形態からなるディスク状記録
媒体における第1の記録形態の領域の情報を読み込む場
合と、第2の記録形態の領域の情報を読み込む場合とで
トラッキング動作モードを切り換えることにより、第1
及び第2の記録形態の領域のそれぞれに対応した情報を
読み出すことができるデータ読出手段を備えた記録又は
再生装置において、前記データ読出手段は、読み出した
信号をデコード処理して再生出力信号を生成するととも
に読出データ信号の中断検出信号を生成することができ
るようになされているとともに、前記第1及び第2の記
録形態の領域の両方を備えたディスク状 記録媒体に対し
て、前記データ読出手段を一方の記録形態の領域に対応
したトラッキング動作モードとして情報の読出動作を実
行させた際に、前記中断検出信号に基づいて情報読出不
能を検出する情報読出不能であれば前記トラッキング動
作モードを他方の記録形態の領域に対応したモードに切
り換えるように制御を行なうことができる制御手段を設
け、前記第1の記録形態の領域のみにアドレス情報がデ
ィスク上でグルーブ手段により記録されているディスク
状記録媒体である場合に、前記制御手段は、前記データ
読出手段を前記第1の記録形態の領域に対応したトラッ
キング動作モードとして情報の読出動作を実行させてい
る際には、前記グルーブ手段で記録されているアドレス
情報の一部が得られなくなることによって、情報読出不
能となったことを判別する
【0016】
【作用】第1,第2の領域を持つディスクに対して記録
再生動作を行なっている際に、何らかの原因で他方の領
域に入ってしまい情報の正常な読出動作ができなくなっ
た場合には、トラッキング動作モードを切り換えること
により、その領域での読出動作が可能となり、また、可
能となること自体を現在の領域の判別情報とすることが
できる。現在の領域の判別ができ、またデータが読み出
せれば、正常動作への復帰等の対応処理が可能となる。
さらに、起動時等で光学ヘッドの位置がいづれの領域に
あるかを知りたい場合などにおいては、一方のトラッキ
ング動作モードで動作させて適正状態が得られなけれ
ば、モードを切り換えて適正状態が得られたことを検出
することで、領域判別が可能となる。
【0017】
【実施例】以下、図1〜図5により本発明の記録又は再
生装置の第1の実施例を説明する。この実施例は光磁気
ディスク及び光ディスクに対応して動作を行なうことが
できる記録再生装置とする。
【0018】図1において、1は光磁気ディスク又は光
ディスクであり、ディスク1はスピンドルモータ2によ
り回転駆動される。3はディスク1に対して記録/再生
時にレーザ光を照射する光学ヘッドであり、光磁気ディ
スクに対して記録時には記録トラックをキュリー温度ま
で加熱するための高レベルのレーザ出力をなし、また再
生時には磁気カー効果により反射光からデータを検出す
るための比較的低レベルのレーザ出力をなす。
【0019】なお、ディスク1としては、全てピット情
報で構成される再生専用のプリマスタードディスク(光
ディスク)と、TOC情報がピットで形成され、楽曲や
ユーザーTOCは光磁気記録される記録再生可能ディス
ク(光磁気ディスク)が存在し、さらに光磁気ディスク
としては、楽曲等の音声データトラックとしてもピット
によるトラックと光磁気によるトラックが形成されるハ
イブリッドディスクが存在する。
【0020】光ディスク、及び光磁気ディスクの一部で
あるピット領域は、データをCDと同様にピット形態で
記録しているが、これに対して光学ヘッド3は磁気カー
効果ではなくCDプレーヤの場合と同様にピットの有無
による反射光レベルの変化に応じて再生RF信号を取り
出すものである。もちろん光ディスク、及び光磁気ディ
スクのピット領域に対しては後述する磁界記録動作は実
行されない。
【0021】このようにディスク1からのデータ読出動
作を行なうため、光学ヘッド3はレーザ出力手段として
のレーザダイオードや、偏向ビームスプリッタや対物レ
ンズ等からなる光学系、及び反射光を検出するためのデ
ィテクタが搭載されている。対物レンズ3aは2軸機構
4によってディスク半径方向及びディスクに接離する方
向に変位可能に保持されており、また、光学ヘッド3全
体はスレッド機構5によりディスク半径方向に移動可能
とされている。
【0022】また、6は供給されたデータによって変調
された磁界を光磁気ディスクに印加する磁気ヘッドを示
し、ディスク1を挟んで光学ヘッド3と対向する位置に
配置されている。
【0023】再生動作によって、光学ヘッド3によりデ
ィスク1から検出された情報はRFアンプ7に供給され
る。RFアンプ7は供給された情報の演算処理により、
再生RF信号(EFM信号)、トラッキングエラー信
号、フォーカスエラー信号、絶対位置情報(光磁気ディ
スク1にプリグルーブ(ウォブリンググルーブ)として
記録されている絶対位置情報)となるグルーブ情報、フ
ォーカス情報(FOK信号)等を抽出する。そして、抽
出された再生RF信号(EFM信号)はエンコーダ/デ
コーダ部8に供給される。また、トラッキングエラー信
号、フォーカスエラー信号はサーボ回路9に供給され
る。
【0024】サーボ回路9は供給されたトラッキングエ
ラー信号、フォーカスエラー信号や、システムコントロ
ーラ11からのトラックジャンプ指令、アクセス指令、
スピンドルサーボ制御信号等により各種サーボ駆動信号
を発生させ、2軸機構4及びスレッド機構5を制御して
フォーカス及びトラッキング制御をなし、またスピンド
ルモータ2を一定線速度(CLV)に制御する。
【0025】再生RF信号はエンコーダ/デコーダ部8
でEFM復調、CIRC等のデコード処理され、メモリ
コントローラ12によって一旦バッファRAM13に書
き込まれる。なお、光学ヘッド3による光磁気ディスク
1からのデータの読み取り及び光学ヘッド3からバッフ
ァRAM13までの再生データの転送は1.41Mbit/secで
(間欠的に)行なわれる。
【0026】バッファRAM13に書き込まれたデータ
は、再生データの転送が0.3Mbit/sec となるタイミング
で読み出され、エンコーダ/デコーダ部14に供給され
る。そして、音声圧縮処理に対するデコード処理等の再
生信号処理を施され、D/A変換器15によってアナロ
グ信号とされ、端子16から所定の増幅回路部へ供給さ
れて再生出力される。例えばL,Rオーディオ信号とし
て出力される。
【0027】このようにディスク1から読み出されたデ
ータを一旦バッファRAM13に高速レートで間欠的に
書き込み、さらに低速レートで読み出して音声出力する
ことで、例えば一時的にトラッキングサーボが外れてデ
ィスク1からのデータ読出が不能になっても音声出力は
そのままとぎれることなく継続されるという、いわゆる
ショックプルーフ機能が実現される。
【0028】アドレスデコーダ10から出力される、グ
ルーブ情報をデコードして得られた絶対位置情報、又は
データとして記録されたアドレス情報はエンコーダ/デ
コーダ部8を介してシステムコントローラ11に供給さ
れ、各種の制御動作に用いられる。またエンコーダ/デ
コーダ部8からはシステムコントローラ11に対してさ
らに同期信号検出情報、サーボモニタ信号、GFS信号
(ガードフレームシンク信号)、ロック信号等が供給さ
れる。GFS信号、ロック信号については後述する。
【0029】ディスク(光磁気ディスク)1に対して記
録動作が実行される際には、端子17に供給された記録
信号(アナログオーディオ信号)は、A/D変換器18
によってデジタルデータとされた後、エンコーダ/デコ
ーダ部14に供給され、音声圧縮エンコード処理を施さ
れる。エンコーダ/デコーダ部14によって圧縮された
記録データはメモリコントローラ12によって一旦バッ
ファRAM13に書き込まれ、また所定タイミングで読
み出されてエンコーダ/デコーダ部8に送られる。そし
てエンコーダ/デコーダ部8でCIRCエンコード、E
FM変調等のエンコード処理された後磁気ヘッド駆動回
路15に供給される。
【0030】磁気ヘッド駆動回路15はエンコード処理
された記録データに応じて、磁気ヘッド6に磁気ヘッド
駆動信号を供給する。つまり、光磁気ディスク1に対し
て磁気ヘッド6によるN又はSの磁界印加を実行させ
る。また、このときシステムコントローラ11は光学ヘ
ッド3に対して、記録レベルのレーザ光を出力するよう
に制御信号を供給する。
【0031】19はユーザー操作に供されるキーが設け
られた操作入力部、20は例えば液晶ディスプレイによ
って構成される表示部を示す。
【0032】なお、光磁気ディスク1においては、楽曲
等のデータが記録されているエリアや未記録エリアを管
理するデータ等がTOC情報として記録されている。そ
して、ディスク1が装填された時点或は記録又は再生動
作の直前等において、システムコントローラ11はスピ
ンドルモータ2及び光学ヘッド3を駆動させ、ディスク
1の例えば最内周側に設定されているTOC領域のデー
タを抽出させる。そして、RFアンプ7、エンコーダ/
デコーダ部8を介してメモリコントローラ12に供給さ
れたTOC情報はバッファRAM13の所定の領域に蓄
えられ、以後そのディスク1に対する記録/再生動作の
制御に用いられる。
【0033】このような図1の記録再生装置において
は、ディスク1におけるピット情報とMO情報のいづれ
に対してもデータの読出が可能とされているが、これを
実現するために、トラッキング動作モードとしてはピッ
ト対応モードとMO対応モードが用意され、これが領域
に応じて切り換えられる。
【0034】各トラッキング動作モードについて図2、
図3で説明する。図2は光学ヘッド3におけるディテク
タ部分を示したものである。光学ヘッド3においてはレ
ーザダイオードからディスク1に照射したレーザの反射
光を検出するディテクタとして、図示するように4分割
ディテクタ41(A,B,C,D)、サイドスポット用
ディテクタ42(E,F)、RF用ディテクタ43
(I,J)が設けられている。44は反射光LB の偏光
方向を検出するために設けられている3ビームウォラス
トンプリズムである。この3ビームウォラストンプリズ
ム44は2つの1軸性結晶を張り合せたもので、入射す
る偏光方向の違いによって3方向にビームを分離するも
のである。
【0035】分離された3つのビームは4分割ディテク
タ41及びRF用ディテクタ43,43に結像する。ま
た、レーザダイオードからディスク1にはメインスポッ
トとなるビームが照射される他に一対のサイドスポット
も照射されるが、このサイドスポットによる反射光はサ
イドスポット用ディテクタ42,42に結像される。
【0036】このようにディテクタ41,42,43が
設けられることに対し、RFアンプ7においては、各種
演算処理で上述した各種信号を生成している。図3に示
すように、まず、4分割ディテクタ41からはフォーカ
スエラー信号FEとグルーブ情報GRVが生成される。
即ち、加算器45ではA+Dの演算がなされ、加算器4
6ではB+Cの演算が成され、減算器47によって、
(A+D)−(B+C)の演算が実行されてフォーカス
エラー信号FEが生成される。上述のとおり、このフォ
ーカスエラー信号FEはサーボ回路9に供給される。
【0037】また、加算器48ではA+B、加算器49
ではC+Dの演算がなされ、減算器50において(A+
B)−(C+D)の演算が実行され、つまりプッシュプ
ル信号が抽出される。このプッシュプル信号はグルーブ
情報GRVとしてアドレスデコーダ10に供給され、M
O領域においてウォブリンググルーブとして記録されて
いるアドレス情報が復調される。また、このグルーブ情
報GRVはMO領域における動作時のスピンドル制御信
号の生成にも用いられる。
【0038】トラッキングエラー信号TEについては、
減算器51においてE−Fの演算がなされて生成され
る。ただし、ピット領域においてピットのエッジに照射
されたサイドスポットの反射光がディテクタ42に検出
され、E−Fとして得られるトラッキングエラー信号
と、MO領域においてウォブリンググルーブのエッジよ
り同様に得られるトラッキングエラー信号とは極性が反
転したものとなっている。
【0039】従って、減算器51の出力はそのままピッ
ト領域に対応するトラッキングエラー信号TEとして用
いられるが、MO領域においては、減算器51の出力が
反転回路53で極性反転されたものがトラッキングエラ
ー信号TEとして用いられる。このため切換部52は、
システムコントローラ11からのモード制御信号SMO DE
により、ピット領域の走査時にはTP 端子が接続され、
またMO領域の走査時にはTM 端子が接続されるように
切り換えられる。つまりトラッキング動作モードが領域
に応じて切り換えられるようになされている。
【0040】MO領域、ピット領域のいづれの場合で
も、再生RF信号はディテクタ43,43から取り出さ
れる。加算器54ではI+Jが算出され、和信号として
の再生RF信号、即ちピット領域に応じた再生RF信号
が取り出される。減算器55ではI−Jがが算出され、
差信号としての再生RF信号、即ちMO領域に応じた再
生RF信号が取り出される。
【0041】そして切換部56は上記モード制御信号S
MODEによってピット領域の走査時にはTP 端子が接続さ
れ、またMO領域の走査時にはTM 端子が接続されるよ
うに切り換えられることにより、それぞれの領域に対応
して適正な再生RF信号が出力され、エンコーダ/デコ
ーダ部8に供給されることになる。
【0042】なお、上述したようにエンコーダ/デコー
ダ部8はGFS信号、ロック信号を生成し、システムコ
ントローラ11に供給しているが、これらの信号につい
て図4で説明する。図4(a)はGFS信号、図4
(b)は再生RF信号、図4(c)はトラッキングエラ
ー信号、図4(d)はスレッドエラー信号、図4(e)
はロック信号である。
【0043】サーボ回路9においては供給されたロック
信号に基づいてスレッド機構の暴走動作をロック制御で
きるようにスレッド暴走防止回路が設けられている。即
ち図4(e)のようにロック信号がLレベルに落ちる
と、サーボ回路9はスレッドドライブをロックするよう
に構成されている。ここで、ロック信号は再生RF信号
の中断検出信号としてのGFS信号(ガードフレームシ
ンク)に基づいて生成される。
【0044】GFS信号は、再生RF信号から抽出され
るフレーム同期信号と、例えば水晶発振器出力から生成
された基準同期信号が同期ロックしている際にはHレベ
ルとなり、同期が外れるとLレベルとなる信号である。
つまり、GFS信号は再生RF信号が適正に読み込めな
かったことを検出する信号となる。
【0045】そして通常、システムコントローラ11は
このGFS信号を常にモニタしているが、ディスク上の
傷やサーボ外れが原因となって再生RF信号の欠落があ
ると、このGFS信号がLレベルとなるため、システム
コントローラはGFS信号がLレベルとなることを検知
すると、例えばオーディオ出力のミュートを行なうなど
適切な処理を実行できるようになされている。
【0046】ここで、上述のようにスレッドサーボをミ
ュートさせるロック信号については、ディスク上の傷等
により不要にスレッドミュートが行なわれないように、
GFS信号のLレベルが或る程度継続した場合に限り発
生されるようになされている。例えば図4に見られるT
1 時点における再生RF信号の欠落はディスク上の傷に
起因するものとすると、この場合もGFS信号はLレベ
ルに落ちる。もちろんこのような場合にもスレッドミュ
ートが実行されてしまうことは適切ではない。
【0047】そこで、ロック信号についてはGFS信号
のLレベル期間をカウントし、例えば66msecの間Lレベ
ルが継続したような場合に、ロック信号(Lレベル)を
発生させている。つまり、時点T2 でGFS信号のLレ
ベルに落ちたとすると、時点T3 においてはじめてロッ
ク信号がLレベルに落ちることになる。この66msecと
は、13.3msecのフレーム同期信号が5回検出されなかっ
た場合に相当し、このようにフレーム同期信号が5回以
上欠落している場合に、このときのRF信号の欠落はサ
ーボ外れに起因するものと判断しているわけである。
【0048】いづれにしても、GFS信号又はロック信
号を監視していることにより、システムコントローラ1
1は再生RF信号が読み込めなかったことを検知できる
ことになる。また、上述のように、MO領域の走査時に
はグルーブ情報GRVからアドレスが再生されるが、こ
のアドレスにおけるヘッダのモニタ信号AdHもシステ
ムコントローラ11に供給されており、MO領域の走査
中に、アドレスのヘッダが検出されなくなった場合も、
再生RF信号の読込不能と判別することもできる。
【0049】なお、エンコーダ/デコーダ部8において
は、上述のようにGFS信号に基づいてロック信号を生
成するほか、このGFS信号又はロック信号を用いた
り、或は再生データのエラー訂正不能が発生した場合の
検出信号を用いて、音声ミュート信号を生成して出力し
ている。
【0050】以上の構成による本実施例の記録再生装置
においては、ピット領域及びMO領域を有する光磁気デ
ィスクに対して走査領域を判別し、それに応じて対応処
理を行なうことができるようになされている。この動作
をシステムコントローラ11の処理を示す図5(a)
(b)により説明する。
【0051】図5(a)はピット領域に対してピットモ
ードで再生動作を行なっている場合の処理であり、即ち
システムコントローラ11は上記図3における切換部5
2,56に対してモード制御信号SMODEによってTP
子が接続される状態に制御している。このピットモード
による動作中(F100)には、システムコントローラ11は
常に再生RF信号によってデータが適正に読み込めたか
否かを監視している(F101)。
【0052】この監視方法としては各種考えられ、例え
ば上述したGFS信号が或る程度の期間継続してLレベ
ルとなったこと、又はロック信号がLレベルとなったこ
と、又はミュート信号が出力されたことなどに基づいて
データ読込不能状態の発生を検出する。
【0053】再生データが適正に読み込めている際には
そのままピットモードの再生処理(即ちP−TOCの読
込又はハイブリッドディスクにおけるピットによるデー
タの再生動作)を続行している (F101→F100) 。
【0054】ところが、例えば外乱などの影響で光学ヘ
ッド3が事故的にMO領域に突入してしまったとする。
つまりこの場合は、トラッキング制御不能でデータ読込
不能状態となる。つまり、逆にいえばデータ読込不能と
なった場合は、事故的に領域移動が生じてしまった可能
性があると判断できる。そこで、処理はステップF101か
らF102に進み、先ずトラッキングサーボをオフとする。
続いてトラッキング動作モードをMOモードとする(F10
3)。つまり、システムコントローラ11は上記図3にお
ける切換部52,56に対してモード制御信号SMODE
よってTM 端子が接続される状態に制御する。そしてト
ラッキングサーボをオンとし(F104)、例えばステップF1
01と同様の手段でデータ読込ができたか否かを判別する
(F105)。
【0055】もし、本当にMO領域に突入してしまった
ことによりデータ読出不能となったのであれば、このよ
うに、MOモードとされたことによって、光学ヘッド3
がMO領域に突入してしまった直後に、そのMO領域内
において良好にトラッキングがかけられ、データも読み
出せることとなる。即ち、処理はステップF105からF106
に進むことができ、実際にMO領域に入ってしまったと
判別する。
【0056】MO領域に事故的に入ってしまったことを
認識できれば、それに応じてピット領域に復帰するよう
に対応できるため、所定の対応処理を実行する(F107)。
もちろんこの対応処理としては、MO領域での現在のデ
ータが読み込めるためアドレス位置も判別でき、サーボ
も安定状態であるため、復帰動作は容易となる。例え
ば、現在のアドレスを判別してピット領域までの距離を
算出し、アクセスを実行させる。そして、ピットモード
に切り換えるという処理が容易に可能となる。
【0057】なお、ステップF105でデータが読み込めな
い場合は、領域間の移動によるものではなく他の原因に
よるデータ欠落とし、所定の処理を行なう(F108)。この
場合は、例えば再びピットモードに戻して所定の処理を
行なう。
【0058】図5(b)はMO領域に対してMOモード
で記録動作又は再生動作を行なっている場合の処理であ
り、即ちシステムコントローラ11は上記図3における
切換部52,56に対してモード制御信号SMODEによっ
てTM 端子が接続される状態に制御している。このピッ
トモードによる動作中(F200)にも、システムコントロー
ラ11は常に再生RF信号によってデータが適正に読み
込めたか否かを監視している(F201)。
【0059】この監視方法としては、例えば上述したG
FS信号が或る程度の期間継続してLレベルとなったこ
と、又はロック信号がLレベルとなったこと、又はミュ
ート信号が出力されたことなどに基づいてデータ読込不
能状態の発生を検出したり、さらに或は、グルーブ情報
GRVから得られるアドレスデータのヘッダの検出がな
されているかいないかによって検出できる。
【0060】再生データが適正に読み込めている際には
そのままMOモードの再生処理(即ちU−TOCの読込
/書換又はMOデータとしての楽曲等のデータの記録/
再生動作)を続行している (F201→F200) 。
【0061】ところが、例えば外乱などの影響で光学ヘ
ッド3が事故的にピット領域に突入してしまったとする
と、この場合は、トラッキングサーボ不能となりデータ
読込不能状態となる。この場合も、逆にいえばデータ読
込不能が生じたことは、事故的な領域移動があった可能
性があると判断できる。そこで、処理はステップF201か
らF202に進み、先ずトラッキングサーボをオフとする。
続いてトラッキング動作モードをピットモードとする(F
203)。つまり、システムコントローラ11は上記図3に
おける切換部52,56に対してモード制御信号SMODE
によってTP 端子が接続される状態に制御する。そして
トラッキングサーボをオンとし(F204)、例えばステップ
F201と同様の手段でデータ読込ができたか否かを判別す
る(F205)。
【0062】もし、本当にMO領域からピット領域に突
入してしまったことによりデータ読出不能となったので
あれば、このように、ピットモードとされたことによっ
て、光学ヘッド3がピット領域に突入してしまった直後
に、そのピット領域内において良好にトラッキングがか
けられ、データも読み出せることとなる。即ち、処理は
ステップF205からF206に進むことができ、実際にピット
領域に入ってしまったと判別する。
【0063】ピット領域に事故的に入ってしまったこと
を認識できれば、それに応じてMO領域に復帰するよう
に対応できるため、所定の対応処理を実行する(F207)。
もちろんこの対応処理としては、ピット領域での現在の
データが読み込めるためアドレス位置も判別でき、サー
ボも安定状態であるため、復帰動作は容易となる。例え
ば、現在のアドレスからMO領域までの距離を算出し
て、アクセスを実行させMOモードに切り換えるという
処理が容易に可能となる。
【0064】なお、ステップF205でデータが読み込めな
い場合は、領域間の移動によるものではなく他の原因に
よるデータ欠落とし、所定の処理を行なう(F208)。この
場合は、例えば再びMOモードに戻して所定の処理を行
なう。
【0065】本実施例の記録再生装置は、以上の処理を
実行することにより、動作中に事故的に光学ヘッド3の
走査位置がピット領域とMO領域の間で移動してしまっ
た場合でも、良好に適正動作状態に復帰することがで
き、読出不能のままエラー状態が継続してしまうことは
ない。そして、このように復帰処理が迅速に実行できる
ことにより、例えば前述したショックプルーフ機能によ
り、再生音声出力が継続している間に復帰して再生動作
を再開させれば、再生音声としてはとぎれることもな
い。つまり、領域間移動の事故の影響は全く発生させな
いようにすることができる。
【0066】また、図5の処理では復帰動作のための処
理の1つとしてトラッキング動作モードの切換を行なっ
たが、トラッキング動作モードの切換を単に現在の領域
を判別するための手段としても実行できる。
【0067】即ち、例えば電源オン時などで現在の光学
ヘッド3の位置がシステムコントローラ11にとって不
明であるときに、トラッキング動作モードを交互に切換
ながら、どちらのモード状態にあるときにデータが読み
込めたかを検出すれば、領域判別を行なうことができ
る。つまり、ピットモードでデータ読込ができれば現在
位置はピット領域、MOモードでデータ読込ができれば
現在位置はMO領域と判別することができ、現在位置の
判別により、その後の開始する動作に応じて最も効率の
良い処理が可能となる。例えば電源オン時にP−TOC
を読み込むことが実行されるが、現在位置が確認できれ
ば、所定距離のアクセスで効率的にP−TOC領域に到
達できる。このため、例えばむりやり光学ヘッドを最内
周側の壁に当てて位置精度をだしてから読込を開始する
といった動作も不要となる。
【0068】次に図6により本発明の第2の実施例を説
明する。なお、記録再生装置としての構成は図1〜図4
と同様であるため説明を省略し、システムコントローラ
11の処理のみを図6に示す。この実施例では、再生R
F信号のレベルに応じて領域間の移動が起こってしまっ
たか否かを判別している。
【0069】即ち、ピットモードでピット領域を再生し
ている時に得られる再生RF信号が或る適正レベル範囲
にあるとするときに、そのままピットモードでMO領域
に入ってしまうと、再生RF信号はかなり小さいレベル
となる。一方、MOモードでMO領域を再生している時
に得られる再生RF信号が或る適正レベル範囲にあると
するときに、そのままMOモードでピット領域に入って
しまうと、再生RF信号は無限大に近い程増幅されてし
まう。I−Jの差信号により得られる再生RF信号は、
I+Jの和信号により得られる再生RF信号に比べて1
0倍もしくはそれ以上のゲインを与えられているためで
ある。
【0070】このような再生RF信号のレベル差から、
レベル検出に応じた図6の処理が実行できることにな
る。即ち、ピットモードでピット領域を再生している際
に(F300,F301) 、RF信号レベルが所定値より小さくな
った場合は、MO領域に入ってしまったと判別できるた
め、このときはトラッキングをオフし、トラッキング動
作モードをMOモードに切換、トラッキングオンとして
再びRFレベルを見る(F302,F303,F304,F305) 。そし
て、ステップF305でRFレベルが適正範囲内であれば、
MO領域に突入してしまったと判別でき(F306)、MOモ
ードでの動作でトラッキング及びデータ読込を行なっ
て、対応処理を実行できる(F307)。なおステップF305で
RFレベルが適正値より小さければ、他の原因によるエ
ラーとして処理を行なう(F308)。
【0071】また、MOモードでMO領域を再生してい
る際に(F400,F401) 、RF信号レベルが所定値よりかな
り大きくなった場合は、ピット領域に入ってしまったと
判別できるため、このときはトラッキングをオフし、ト
ラッキング動作モードをピットモードに切換、トラッキ
ングオンとして再びRFレベルを見る(F402,F403,F404,
F405) 。そして、ステップF405でRFレベルが適正範囲
内であれば、ピット領域に突入してしまったと判別でき
(F406)、ピットモードでの動作でトラッキング及びデー
タ読込を行なって、対応処理を実行できる(F407)。なお
ステップF405でRFレベルが適正値より小さければ、他
の原因によるエラーとして処理を行なう(F408)。
【0072】この実施例でも上記第1の実施例と同様の
効果を得ることができる。もちろんこの方式を、例えば
起動時の領域判別などに用いてもよい。
【0073】なお、以上本発明の実施例について説明し
てきたが、本発明は上記実施例に限定されず各種変更可
能である。いづれにしても、トラッキング動作モードを
切り換えること、及びその際にデータ読出が可能か不能
かもしくはRF再生レベルを判別することにより、領域
を判別できるようにすればよく、これを利用した処理方
式は各種考えられる。また実施例では記録再生装置を例
にあげたが、記録専用装置、再生専用装置でも適用でき
る。
【0074】
【発明の効果】以上説明したように本発明の記録又は再
生装置は、第1,第2の領域を持つディスクに対して記
録再生動作を行なっている際に、何らかの原因で他方の
領域に入ってしまい情報の正常な読出動作ができなくな
った場合には、トラッキング動作モードを切り換えるよ
うに構成しているため、その領域での読出動作が可能と
なり、また、読出が可能となることで現在の領域の判別
を行なうことができるという効果がある。そして、現在
の領域の判別ができ、またデータが読み出せることによ
り、正常動作への復帰等の対応処理が可能となる。
【0075】さらに、起動時等で光学ヘッドの位置がい
づれの領域にあるかを知りたい場合などにおいては、一
方のトラッキング動作モードで動作させて適正状態が得
られなければ、モードを切り換えて適正状態が得られた
ことを検出することで、領域判別が可能となり、その後
の動作を迅速に行なうことができるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の記録再生装置のブロック図で
ある。
【図2】実施例の記録再生装置の光学ヘッドにおけるデ
ィテクタ構成の説明図である。
【図3】実施例におけるRFアンプの説明図である。
【図4】実施例において生成されるGFS信号及びロッ
ク信号の説明図である。
【図5】第1の実施例におけるトラッキング動作モード
切換処理のフローチャートである。
【図6】第2の実施例におけるトラッキング動作モード
切換処理のフローチャートである。
【図7】光磁気ディスク及びハイブリッドタイプの光磁
気ディスクの説明図である。
【符号の説明】 1 ディスク 2 スピンドルモータ 3 光学ヘッド 7 RFアンプ 8 エンコーダ/デコーダ部 9 サーボ回路 10 アドレスデコーダ 11 システムコントローラ 52,56 切換部

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報記録形態としてピット領域とMO領
    域の2つの情報記録形態からなるディスク状記録媒体に
    おける第1の記録形態の領域の情報を読み込む場合と、
    第2の記録形態の領域の情報を読み込む場合とでトラッ
    キング動作モードを切り換えることにより、第1及び第
    2の記録形態の領域のそれぞれに対応し情報を読み出
    すことができるデータ読出手段を備えた記録又は再生装
    置において、前記データ読出手段は、読み出した信号をデコード処理
    して再生出力信号を生成するとともに読出データ信号の
    中断検出信号を生成することができるようになされてい
    るとともに、 前記第1及び第2の記録形態の領域の両方を備えたディ
    スク状記録媒体に対して、前記データ読出手段を一方の
    記録形態の領域に対応したトラッキング動作モードとし
    て情報の読出動作を実行させた際に、前記中断検出信号
    に基づいて情報読出不能を検出することにより前記トラ
    ッキング動作モードを他方の記録形態の領域に対応した
    モードに切り換えるように制御を行なうことができる制
    御手段を設けたことを特徴とする記録又は再生装置。
  2. 【請求項2】 情報記録形態としてピット領域とMO領
    域の2つの情報記録形態からなるディスク状記録媒体に
    おける第1の記録形態の領域の情報を読み込む場合と、
    第2の記録形態の領域の情報を読み込む場合とでトラッ
    キング動作モードを切り換えることにより、第1及び第
    2の記録形態の領域のそれぞれに対応した情報を読み出
    すことができるデータ読出手段を備えた記録又は再生装
    置において、 前記データ読出手段は、読み出した信号をデコード処理
    して再生出力信号を生成するとともに読出データ信号の
    中断検出信号を生成し、さらに中断検出信号に基づいて
    スレッド機構の動作を制御するロック信号を生成するこ
    とができるようになされているとともに、 前記第1及び第2の記録形態の領域の両方を備えたディ
    スク状記録媒体に対し て、前記データ読出手段を一方の
    記録形態の領域に対応したトラッキング動作モードとし
    て情報の読出動作を実行させた際に、前記ロック信号に
    基づいて情報読出不能を検出することにより前記トラッ
    キング動作モードを他方の記録形態の領域に対応したモ
    ードに切り換えるように制御を行なうことができる制御
    手段を設けたことを特徴とする記録又は再生装置。
  3. 【請求項3】 情報記録形態としてピット領域とMO領
    域の2つの情報記録形態からなるディスク状記録媒体に
    おける第1の記録形態の領域の情報を読み込む場合と、
    第2の記録形態の領域の情報を読み込む場合とでトラッ
    キング動作モードを切り換えることにより、第1及び第
    2の記録形態の領域のそれぞれに対応した情報を読み出
    すことができるデータ読出手段を備えた記録又は再生装
    置において、 前記データ読出手段は、読み出した信号をデコード処理
    して再生出力信号を生成するとともに読出データ信号の
    中断検出信号を生成することができるようになされてい
    るとともに、 前記第1及び第2の記録形態の領域の両方を備えたディ
    スク状記録媒体に対して、前記データ読出手段を一方の
    記録形態の領域に対応したトラッキング動作モードとし
    て情報の読出動作を実行させた際に、前記中断検出信号
    に基づいて情報読出不能を検出する情報読出不能であれ
    ば前記トラッキング動作モードを他方の記録形態の領域
    に対応したモードに切り換えるように制御を行なうこと
    ができる制御手段を設け、 前記第1の記録形態の領域のみにアドレス情報がディス
    ク上でグルーブ手段により記録されているディスク状記
    録媒体である場合に、前記制御手段は、前記データ読出
    手段を前記第1の記録形態の領域に対応したトラッキン
    グ動作モードとして情報の読出動作を実行させている際
    には、前記グルーブ手段で記録されているアドレス情報
    の一部が得られなくなることによって、情報読出不能と
    なったことを判別することを特徴とする記録又は再生装
    置。
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