JP3302889B2 - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫

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JP3302889B2
JP3302889B2 JP27938596A JP27938596A JP3302889B2 JP 3302889 B2 JP3302889 B2 JP 3302889B2 JP 27938596 A JP27938596 A JP 27938596A JP 27938596 A JP27938596 A JP 27938596A JP 3302889 B2 JP3302889 B2 JP 3302889B2
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    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • F25D25/02Charging, supporting, and discharging the articles to be cooled by shelves
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
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    • F25D11/02Self-contained movable devices, e.g. domestic refrigerators with cooling compartments at different temperatures
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  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
  • Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷蔵室内の下部
に、チルド室,パーシャル室等の区画室を設けるように
した冷蔵庫に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】家庭用の冷蔵庫におい
ては、冷蔵室内の下部を天井板(区画板)により上下に
仕切ることによって、例えば内部をチーズやヨーグルト
等の保存に適した約0℃に維持するチルド室(あるいは
肉や魚等の保存に適した約−3℃に維持するパーシャル
室に切替えが可能)を区画形成するようにしたものがあ
る。
【0003】この場合、図13に示すように、前記天井
板1は例えば透明プラスチックから矩形板状に形成さ
れ、その左右の両側辺部が、冷蔵室の内側壁部2に形成
された2本のビード部3間に挟まれるようにして支持さ
れ、もって上下方向への固定がなされるのである。この
とき、ビード部3は、天井板1の側辺部のうちの前端部
を除くほぼ全域を挟み込んで支持するようになってい
る。
【0004】そして、前記天井板1の前端部は、図14
に示すように、下面部の先端からやや内側に控えた位置
に左右方向に延びるリブ4を一体に有して構成され、こ
のリブ4がやはり冷蔵室の内側壁部2に設けられた弾性
を有する係止爪5によって係止され、もって前後方向に
がたつきなく固定されるようになっている。
【0005】なお、図15に示すように、チルド室6に
は、貯蔵物(チーズやヨーグルト,肉や魚等)を収容す
る肉皿7が出入可能に設けられ、そのチルド室6の前面
部には例えば透明プラスチック製の内扉8が設けられて
いる。このとき、内扉8の両側部には上下2本の軸部8
a,8bが形成され、それら軸部8a,8bが、冷蔵室
の内側壁部2の側板9に設けられた2本の案内溝9a,
9bに夫々支持されている。これにて、肉皿7が前方へ
引出されると、チルド室6前面を塞いでいた内扉8が、
その肉皿7の操作力を受けて次第に上方へほぼ水平状態
となるまで回動しつつ奥側に後退していくように構成さ
れている。肉皿7を収容する際には、内扉8は自重によ
り上記とは逆の動作をして元に戻るようになっている。
【0006】しかしながら、上記従来構成では、チルド
室6を構成する天井板1が、冷蔵室の内側壁部2にいわ
ば固定的に設けられており、天井板1を取外す場合に
は、ドライバー等の工具を用いて係止爪5を強制的に変
形させてリブ4を抜出すといった作業が必要となるの
で、使用者が容易に天井板1を取外すことはできないも
のとなっていた。このため、例えば天井板1を取外した
上で清掃を行うといったことが容易に行えないといった
不具合があった。
【0007】尚、図示はしないが、冷蔵室内の背壁部に
は、庫内灯が縦長のシェードに覆われた形態で設けられ
ているが、メンテナンス(庫内灯のランプの交換等)の
ためにそのシェードを容易に取外しできる構造とする必
要があり、シェードは、チルド室6の上方部に位置して
設けられていた。このため、チルド室6内は必ずしも庫
内灯により十分に照らされるものとはなっておらず、内
部の視認性に劣るものとなっていた。また、上記したチ
ルド室6の内扉8についても、その軸部8a,8bが案
内溝9a,9bに嵌っていて容易に抜出せない状態に取
付けられる構成なので、例えば使用者が掃除等を行うた
めに、内扉8を容易に取外すことは困難であった。
【0008】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、冷蔵室内に区画板によって仕切られた
区画室を設けたものにあって、その区画板の着脱を容易
に行うことができる冷蔵庫を提供するにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1の冷蔵
庫は、冷蔵室内に区画板によって仕切られた区画室を設
けるものにあって、冷蔵室の内側壁部に、区画板の側辺
部の後部を上下から挟持するようにして上下方向の位置
規制を行う後部支持部を設けると共に、区画板の前端部
下面を受け支えると共に該区画板の前端部の下面に設け
られた被係止部を係止して該区画板を前後方向に位置規
制状態とする前部係止部を設け、前記区画板の前端部を
そのたわみを利用して上方に若干量持上げることによ
り、前記前部係止部による係止状態が解かれると共に、
該区画板を前方に引出して抜出すことにより、前記後部
支持部による支持状態が解かれるように構成されている
ところに特徴を有する。
【0010】これによれば、区画室を形成するための区
画板は、その側辺部の後部が、冷蔵庫の内側壁部に設け
られた後部支持部によって上下方向の位置規制状態に支
持されると共に、前端部下面が、前部係止部によって受
け支えられると共に前後方向の位置規制状態に係止され
ることにより、上下及び前後の位置規制状態に取付けら
れる。そして、使用者が例えば区画室の内部や区画板自
体を清掃したいような場合には、区画板の前端部を上方
に若干量持上げれば、前部係止部による係止状態を解く
ことができ、その上で、区画板を前方に引出せば、後部
支持部による支持状態を解くことができ、もって工具等
を用いずに区画板を冷蔵室から容易に取外すことができ
る。
【0011】この場合、冷蔵室内の背壁部に設けられる
庫内灯を覆う縦長のシェードを、区画室の内部まで下方
に延びて設ける構成としても良い(請求項2の発明)。
これによれば、区画室の内部を庫内灯により十分に照ら
すことができて内部の視認性が向上し、しかも、メンテ
ナンス等のためにシェードを取外したい場合でも、上記
のように区画板を取外した上で、容易にシェードを取外
すことができるようになる。
【0012】さらには、区画室の前面部を開閉するため
の内扉が、その両側部の軸部が区画室の側壁部を構成す
る側板に形成された案内溝に支持されて該案内溝に沿っ
て移動することにより開閉動作されるように設けられて
いるものにあっては、前記案内溝を、前記内扉の開閉に
伴い前記軸部を案内する案内部と、その案内部から後方
に延び該内扉が開放状態から更に押込まれた際に前記軸
部を後方に案内して該内扉をほぼ水平状態にさせる後方
延長部と、その後方延長部の後端から上方に向けて延び
前記側板の上縁部にて開放する上方開放部とを有して構
成することもできる(請求項3の発明)。これによれ
ば、例えば使用者が清掃等のために内扉を取外したい場
合には、上記のように区画板を取外した上で、内扉の両
側部の軸部を、案内溝に沿って移動させて上端開放部か
ら上方へ抜出せば、内扉を容易に取外すことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例(請求項
1,2,3に対応)について、図1ないし図10を参照
しながら説明する。まず、図10は、本実施例に係る冷
蔵庫のほぼ上半部を示しており、ここで、断熱箱体から
なる冷蔵庫本体11には、上段に位置して冷蔵室12が
形成され、更にその下部に位置して引出し式の冷凍室1
3(一部のみ図示)や図示しない野菜室等が設けられて
いる。また、前記冷蔵室12の前面には断熱扉14が開
閉可能に設けられている。
【0014】そして、この冷蔵室12の下部には、区画
板たる天井板15が該冷蔵室12の左右の内側壁間に掛
渡されるように設けられ、もって冷蔵室12の一部が上
下に仕切られて区画室としてのチルド室16が構成され
る。このチルド室16は、内部が、チーズやヨーグルト
等の保存に適する約0℃に維持されるようになってい
る。尚、この場合、天井板15により仕切られた空間の
うのち左端部分は、後述する側板(仕切壁)によって左
右に仕切られて自動製氷装置用の水タンク室とされてい
る。また、使用者のスイッチ操作により、このチルド室
16を、肉や魚の保存に適する温度(−3℃)のパーシ
ャル室に切換えることも可能とされている。このチルド
室16の詳細については後述する。
【0015】また、前記冷蔵室12内の前記チルド室1
6の上方空間は、冷蔵室12の左右の側壁部にスライド
により取外し可能に支持される複数枚の棚板17によっ
て上下に複数段に仕切られ、食品等の貯蔵物は、上記天
井板15上あるいは棚板17上に載置されるようになっ
ている。さらに、冷蔵室12の背壁部には、図示しない
冷却器からの冷気を冷蔵室12内に供給するための冷気
供給ダクト18が設けられると共に、冷蔵室12内を照
明するための庫内灯19が設けられる。前記冷気供給ダ
クト18からの冷気は、冷蔵室12の背壁部の要所に形
成された吹出口18aから冷蔵室12内に供給されるよ
うになっている。
【0016】この場合、本実施例では、図8及び図9に
示すように、前記冷気供給ダクト18は、冷蔵室12の
下端部において二股状に分れるようにして上方に延びて
設けられている。これと共に、前記庫内灯19は、前記
二股状に分れた冷気供給ダクト18の間に形成される凹
部内に位置して冷蔵室12の背壁部のほぼ中央部に位置
して設けられている。そして、この庫内灯19は、前記
凹部の前面を塞ぐような上下に縦長の形状をなすシェー
ド20により覆われて構成されているのであるが、この
シェード20は、前記チルド室16の内部にまで下方に
延びて設けられている。
【0017】これにて、冷蔵室12の背壁部をほぼフラ
ットにしながら、冷気供給ダクト18及びシェード20
を配設することができ、しかも、冷蔵室12内の上下に
広い範囲はもとより、チルド室16の内部をも庫内灯1
9により十分に照らすようになっているのである。尚、
詳しい図示及び説明は省略するが、チルド室16の背壁
部部分には、冷蔵室12及びチルド室16に対する冷気
の供給を制御するためのダンパ機構を有するダンパ室等
も設けられている。
【0018】さて、前記チルド室16の構成について、
図1ないし図7も参照して以下詳述する。このチルド室
16は、前記天井板15と、冷蔵室12の床部と、冷蔵
室12の背壁部(前記シェード20の一部を含む)と、
冷蔵室12の右側の内側壁部に沿うように設けられた側
板21と、チルド室16と水タンク室とを仕切る側板2
1とによって、上下、背面及び左右が囲まれることによ
り、前面が開口した形態に構成されている。このうち前
記天井板15は、後述するように取付けられるようにな
っている。
【0019】そして、このチルド室16内には、図4及
び図10に示すように、貯蔵物を収容する肉皿22が、
スライドにより出入自在に収容されるようになってい
る。この肉皿22は、全体としてチルド室16内のほぼ
一杯の幅寸法及び奥行き寸法を有する矩形容器状をな
し、その前壁部は、立上り寸法が低く形成されると共に
引出し用の手掛部22aを有して構成されている。ま
た、左右両側壁部のうち前半部が、その前壁部の両端か
ら奥方に向けて上方へ傾斜しながら緩やかに湾曲する傾
斜壁部22bとされている。
【0020】また、チルド室16の前面部分には、チル
ド室16の前面開口部(肉皿22の前壁部の手掛部22
aの上方部分)を開閉するための内扉23が、前記左右
の側板21,21に支持されて設けられる。図4及び図
10に示すように、この内扉23は、例えば透明プラス
チックより矩形板状に構成され、その左右両側縁部に
は、下部部分に位置して後方へ凸となる舌片部24が一
体に設けられると共に、その舌片部24の先端に位置し
て側方に突出する第1の軸部25が一体に設けられてい
る。更に、内扉23の左右両側縁部の上端部分には、側
方に突出する第2の軸部26が一体に設けられている。
【0021】これに対し、前記側板21の内壁部には、
前記第1及び第2の軸部25及び26を支持すると共に
内扉23の開閉時の案内を行うための第1及び第2の案
内溝27及び28が夫々形成されている。図4ないし図
7は、右側の側板21に形成された第1及び第2の案内
溝27及び28を代表させて示しており、左側の側板
(仕切板)21の内面部には、第1及び第2の案内溝2
7及び28がそれとは対称的な形状で設けられることに
なる。
【0022】即ち、まず、図4及び図5に示すように、
前記第2の案内溝28は、側板21の上辺部に沿って形
成されており、従来と同様に前記第2の軸部26を前後
方向に案内するための案内部28aを有している。そし
て、それに加えて、その案内部28aから更に後方に延
びる後方延長部28bと、この後方延長部28bの後端
部から上方に向けて延び側板21の上縁部にて開放する
上方開放部28cとを一体に有している。さらに、図6
にも示すように、前記後方延長部28bの後端部(上方
開放部28cの下端部)には、第2の軸部26が嵌り込
むような凹部28dが設けられている。
【0023】一方、前記第1の案内溝27は、前記第2
の案内溝28の下方に位置して設けられ、従来と同様に
下方から斜め上方へ緩やかに湾曲しながら延び、前記第
1の軸部25を案内する案内部27aを有している。そ
して、それに加えて、その案内部27aの上端部から後
方に向けて前記第2の案内溝28よりもやや後方まで延
びる後方延長部27bと、この後方延長部27bの後端
部から上方に向けて延び前記側板21の上縁部にて開放
する上方開放部27cとを一体に有している。更に、図
7にも示すように、前記案内部27aの上端部(後方延
長部27bの前端部)に位置して、前記肉皿22の側壁
部の最高高さよりもやや高く位置して、前記第1の軸部
25が相互間を移動するために乗越えなければならない
突起部27dが形成されている。
【0024】これにて、通常時つまり肉皿22の収容時
においては、図4に実線で示すように、内扉23は、自
重により垂れ下がった形態となり、第2の軸部26が、
第2の案内溝28の案内部28aの前端に位置し、且つ
第1の軸部25が第1の案内溝27の案内部27aの下
端に位置し、もってチルド室16の前面を閉塞してい
る。
【0025】これに対し、使用者が、肉皿22を前方に
引出す操作を行うと、肉皿22の側壁部の傾斜部22b
が、内扉23の舌片部24の外周部に当接して相対的に
摺動しながら押圧し、もって内扉23は、第2の軸部2
6が第2の案内溝28の案内部28aを後方に移動する
ことにより上端部が後方に移動しながら、第1の軸部2
5が第1の案内溝27の案内部27aを上昇することに
より下部が上昇し、もって、内扉23は水平近くまで回
動しつつ奥側に後退してチルド室16の前面を開放する
ようになっている。
【0026】そして、この状態から肉皿22を後方に押
込むようにすると、内扉23は自重により閉塞状態に戻
るようになっている。このように、内扉23は肉皿22
の出し入れに応動して開閉するのである。尚、このと
き、肉皿22の出し入れだけでは、第1の軸部25が第
1の案内溝27の突起部27dを乗越えるまでに上昇す
ることはなく、第1の軸部25が後方延長部27bに侵
入することがないようになっている。
【0027】また、本実施例では、案内溝27,28に
後方延長部27b,28bを設けたことにより、例えば
使用者が、肉皿22の出し入れに関係なく内扉23を開
閉させた際に、内扉23をほぼ水平な開放状態に保持で
きるようになっている。即ち、使用者が内扉23を持上
げるようにすると、上述と同様に、第1及び第2の軸部
25及び26が第1及び第2の案内溝27及び28に案
内され、もって内扉23が水平近くまで回動しつつ奥側
に後退し、開放状態となる。そして、その開放状態から
内扉23を若干持上げながら更に押込むと、第1の軸部
25が、突起部27dを乗り越えて後方延長部27bに
侵入し(これに合せて第2の軸部26も後方延長部28
bに侵入する)、内扉23が更に後方に移動する。
【0028】この状態では、内扉23は水平状態に保持
され、内扉23に対する操作力を解除しても、内扉23
が自重により閉塞状態に戻ることはなくなる。また、内
扉23を更に一杯まで後方に押込むと、図4に二点鎖線
で示すように、第2の軸部26が第2の案内溝の28の
凹部28dに嵌り込み、より安定して保持されるように
なるのである。従って、肉皿22内の前部に収容されて
いる貯蔵物を出し入れする際には、使用者は、わざわざ
肉皿22を前方へ引出さなくとも、内扉23のみを手動
で開閉させて貯蔵物の出し入れを行うことができるので
ある。
【0029】さらに、本実施例では、第1及び第2の案
内溝27及び28に、上方開放部27c及び28cを設
けたので、後述するように天井板15を取外した状態、
つまりチルド室16の上面を開放させた状態で、前記第
2及び第1の軸部26及び25を夫々上方開放部28c
及び27cから順に上方に抜出すことにより、図5に示
すように、内扉23を容易に取外すことができ、また、
その逆の手順で内扉23を容易に取付けることができる
のである。
【0030】さて、前記天井板15の取付け構造につい
て述べる。この天井板15は、例えば透明性を有するプ
ラスチックから全体として矩形板状に構成され、図1及
び図2に示すように、その前端辺部が上方に凸となる断
面半円状に盛上った形態とされている。そして、図2に
示すように、天井板15の下面には、その盛上り部分の
後端部に位置して、リブ状の被係止部29が左右方向全
体に延びて一体に形成されている。
【0031】この天井板15は、前記左右の側板21,
21の上端面部に載置されると共に、その左右の側辺部
が冷蔵室12の左右の内側壁部に支持されることによ
り、取付けられるようになっている。このとき、図2に
示すように、側板21,21(図2では左側の側板21
を示す)には、前記被係止部29が係止される前部係止
部たる凹部30が形成されている。
【0032】そして、図1及び図3に示すように、冷蔵
室12(内箱)の左側の内側壁部には、天井板15の左
側辺部を上下から挟持するように支持する後部支持部た
る一対のビード部31が前後方向に延びて設けられてい
る。このとき、図1に示すように、本実施例では、ビー
ド部31は、天井板15の側辺部のほぼ後半部を支持す
るように設けられている。また、図示は省略するが、冷
蔵室12の右側の内側壁部にも、天井板15の右側辺部
を前記側板21の上端面部との間で挟持するビード部3
1が、やはり天井板15のほぼ後半部に対応して設けら
れている。
【0033】これにて、天井板15は、その両側辺部の
後部がビード部31に支持されて上下方向の位置規制状
態とされると共に、前端部の被係止部29が側板21,
21に形成された凹部30に係止されて前後方向の位置
規制状態とされ、もって冷蔵室12内に取付けられるの
である。
【0034】上記構成において、例えば使用者が天井板
15自体やチルド室16の内部の清掃のために天井板1
5を取外したい場合には、まず、天井板15の前端部
を、そのたわみを利用して上方に若干量持上げるように
する。これにより、被係止部29の凹部30との係止状
態が解かれて天井板15の前後方向への移動が可能とな
る。そこで、天井板15をその奥行き寸法のほぼ半分程
度の長さだけ前方に引出すようにすれば、天井板15の
側辺部がビード部31から抜出て支持状態が解かれ、も
って天井板15を冷蔵室12から取出すことができるの
である。
【0035】また、このような天井板15の取外し状態
では、庫内灯19のシェード20の下端部が露呈するの
で、シェード20を容易に取外すことができる。さらに
は、上述のように、第1及び第2の案内溝27及び28
の上方開放部27c及び28cが上方に開放するので、
内扉23を容易に取外すことができるのである。尚、そ
の後、天井板15を冷蔵室12内に再び取付ける場合に
は、まず、その両側辺部がビード部31に挟まれるよう
にして奥方へ押し込んで行き、最後に被係止部29を凹
部30に嵌込むようにすれば良い。
【0036】このように本実施例によれば、従来のよう
なチルド室6を構成する天井板1が冷蔵室内に固定的に
設けられたものと異なり、使用者が天井板15の前端部
を上方に若干量持上げた上で、前方に引出すだけの簡単
な操作を行うだけで、ドライバー等の工具を用いること
もなく、天井板15を容易に取外すことができる。この
結果、チルド室16(冷蔵室12)の内部や天井板15
自体の清掃性が向上する等、使い勝手を良好とすること
ができるものである。
【0037】また、特に本実施例では、上述のように天
井板15の取外しを容易としたことに伴い、庫内灯19
のシェード20をチルド室16内まで延長しても、メン
テナンス(例えば庫内灯19の交換等)のためにシェー
ド20を容易に取外すことができるようになり、もっ
て、チルド室16の内部を庫内灯19により十分に照ら
すことができて内部の視認性を向上させることが可能と
なったのである。
【0038】しかも、特に本実施例では、上述のように
天井板15の取外しを容易としたことに伴い、チルド室
16の前面部に設けられる内扉23を支持,案内するた
めの案内溝27,28に上方開放部27c,28cを設
けたので、内扉23を容易に取外すことができ、ひいて
は内扉23やチルド室16内の清掃性をより高めること
ができるものである。さらには、案内溝27,28に後
方延長部27b,28bを設ける等の工夫を施したの
で、使用者が内扉23を手動で開放させた際の保持を行
える等、使い勝手がより向上するといった利点も得るこ
とができる。
【0039】図11及び図12は、本発明の夫々異なる
他の実施例を示すものである。このうち図11の構成に
おいては、庫内灯19が配設される凹部のうちの下部を
傾斜状の反射面41としたものである。これによれば、
庫内灯19からの光を反射面41にて反射させてシェー
ド20を通してチルド室16内に導くことができ、チル
ド室16の内部の視認性をより向上させることができる
ものである。
【0040】また、図12に示すように、チルド室16
の背壁部分には、庫内ダクト42と送風ダクト43とが
一部をラップさせるようにして設けられるのであるが、
シール材44を設ける位置を変更することにより、
(a)に示すように、そのラップ寸法bを小さく構成し
てチルド室16内に臨むシェード20の長さ寸法aを、
(b)に示すものと比べて大きくすることができ、ひい
ては、チルド室16の内部の視認性をより向上させるこ
とができる。
【0041】尚、上記実施例では、後部支持部を長尺な
ビード部31から構成したが、複数箇所を支持するよう
な構成としても良い。また、後部支持部の長さ寸法とし
ても、区画板のたわみを利用して着脱しやすい長さとす
れば良く、例えば区画版の3/4以下とすることが望ま
しい。その他、庫内灯19のシェード20についてはチ
ルド室16の上部に設けられるものであっても良く、ま
た、側板21の案内溝27,28についても、必ずしも
上方開放部27c,28c等を設けなくとも実施するこ
とができ、さらには前部係止部及び被係止部の形状や構
成についても、各種の変形例が考えられる等、本発明は
要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施し得るもの
である。
【0042】
【発明の効果】以上の説明にて明らかなように、本発明
の冷蔵庫によれば、冷蔵室内に区画板によって仕切られ
た区画室を設けたものにあって、冷蔵室の内側壁部に、
区画板の側辺部の後部を上下から挟持するようにして上
下方向の位置規制を行う後部支持部を設けると共に、区
画板の前端部下面を受け支えると共に該区画板の前端部
の下面に設けられた被係止部を係止して該区画板を前後
方向に位置規制状態とする前部係止部を設け、前記区画
板の前端部をそのたわみを利用して上方に若干量持上げ
ることにより、前記前部係止部による係止状態が解かれ
と共に、該区画板を前方に引出して抜出すことによ
り、前記後部支持部による支持状態が解かれるように構
成したので、区画板の着脱を容易に行うことができると
いう優れた実用的効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すもので、天井板の側辺
部の支持状態を示す斜視図
【図2】天井板の前端部の支持状態を示す要部の拡大縦
断右側面図
【図3】ビード部部分の縦断正面図
【図4】チルド室の前部を示す縦断左側面図
【図5】案内溝の形態を示す斜視図
【図6】第1の案内溝の凹部部分を示す拡大斜視図
【図7】第2の案内溝の突起部部分を示す拡大斜視図
【図8】冷蔵室の下部を示す正面図
【図9】冷蔵室の背壁部を示す縦断側面図
【図10】冷蔵室の縦断側面図
【図11】本発明の他の実施例を示す図9相当図
【図12】異なる他の実施例を示す図9相当図
【図13】従来例を示すもので、図1相当図
【図14】図2相当図
【図15】案内溝の形態を示す分解斜視図
【符号の説明】
図面中、11は本体、12は冷蔵室、15は天井板(区
画板)、16はチルド室(区画室)、19は庫内灯、2
0はシェード、21は側板、22は肉皿、23は内扉、
25は第1の軸部、26は第2の軸部、27は第1の案
内溝、28は第2の案内溝、29は被係止部、30は凹
部(前部係止部)、31はビード部(後部支持部)を示
す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F25D 25/02 F25D 23/02 303 F25D 27/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷蔵室内の下部に、その冷蔵室内を区画
    板により上下に仕切ることによって区画室を設けたもの
    であって、 前記冷蔵室の内側壁部に設けられ、前記区画板の側辺部
    の後部を上下から挟持するようにして上下方向の位置規
    制を行う後部支持部と、 前記冷蔵室の内側壁部に設けられ、前記区画板の前端部
    下面を受け支えると共に、該区画板の前端部の下面に設
    けられた被係止部を係止して該区画板を前後方向に位置
    規制状態とする前部係止部とを具備し、 前記区画板の前端部をそのたわみを利用して上方に若干
    量持上げることにより、前記前部係止部による係止状態
    が解かれると共に、該区画板を前方に引出して抜出すこ
    とにより、前記後部支持部による支持状態が解かれる
    うに構成されていることを特徴とする冷蔵庫。
  2. 【請求項2】 冷蔵室内の背壁部には、庫内灯を覆う縦
    長のシェードが、区画室の内部まで下方に延びて設けら
    れていることを特徴とする請求項1記載の冷蔵庫。
  3. 【請求項3】 区画室の前面部を開閉するための内扉
    が、その両側部の軸部が前記区画室の側壁部を構成する
    側板に形成された案内溝に支持されて該案内溝に沿って
    移動することにより開閉動作されるように設けられてい
    ると共に、前記案内溝は、前記内扉の開閉に伴い前記軸
    部を案内する案内部と、その案内部から後方に延び該内
    扉が開放状態から更に押込まれた際に前記軸部を後方に
    案内して該内扉をほぼ水平状態にさせる後方延長部と、
    その後方延長部の後端から上方に向けて延び前記側板の
    上縁部にて開放する上方開放部とを有して構成されて
    ることを特徴とする請求項1または2記載の冷蔵庫。
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