JP3298435B2 - 挟着装置用カートリッジ - Google Patents

挟着装置用カートリッジ

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JP3298435B2
JP3298435B2 JP32309496A JP32309496A JP3298435B2 JP 3298435 B2 JP3298435 B2 JP 3298435B2 JP 32309496 A JP32309496 A JP 32309496A JP 32309496 A JP32309496 A JP 32309496A JP 3298435 B2 JP3298435 B2 JP 3298435B2
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  • Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)
  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,板状の挟着板を多
数連結してなる連結挟着板の補給を容易にした挟着装置
用カートリッジに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、複数枚のシート材の端部を挟
着板で挟着する挟着機が知られている(実公昭47−1
2089号公報参照)。
【0003】図13はこの挟着機を示したものである。
この挟着機は,ベース1の一端にハンドル2を回動可能
に設け、ベース1とハンドル2との間にカバー3を設
け,ベース1の上面にガイド溝4を形成し、このガイド
溝4とカバー3との間に連結挟着部材5を収納してい
る。この連結挟着部材5は、挟着部材5Nをホッチキス
針のように接着剤で連結したものであり、各挟着部材5
NはU字状に折り曲げられている。
【0004】連結挟着部材5の他端側(後端部)は、図
14,図15に示す押棒6に摺動可能に設けられた金具
7に当接されており、この金具7は押棒6に設けたスプ
リング9によって連結挟着部材5を付勢している。この
付勢により、連結挟着部材5の一端側(先端部)が溝4
の一端4Aに当接している。
【0005】ハンドル2の下面には押板8が設けられて
おり、ハンドル2を図13の実線位置から鎖線位置へ回
動させると、押板8が連結挟着部材5の先端の挟着部材
5Nの折曲基部に当接し,挟着部材5Nを連結挟着部材
5から切り離す。そして、この切り離された挟着部材5
Nのみが押板8の押圧によってさらに圧縮変形され、矢
印P方向に差し込まれた複数枚の用紙の端部が挟着部材
5Nによって挟着される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,このよ
うな挟着装置の場合,ハンドル2の手動操作により挟着
動作を行うので,複写機やファクシミリ等の事務機器に
装着することはできないと共に,挟着部材5Nが予めU
字形状に湾曲されているので,嵩張りやすく,多量の装
填ができない。このため,頻繁に連結挟着部材5を補給
しなければならないという手間がかかる問題がある。
【0007】一方,企業の事務所等に設置されるファク
シミリなどでは,送信されたファクシミリのトレイ或い
はデスクの上に,ファクスが累積すると,数カ所の当て
名宛のファクスが入り交じってしまう懸念がある。
【0008】また,複写機には,所定部数にソートされ
たコピー紙を束ねる電動ホッチキスを備えたものがある
が,電動ホッチキスではステープルによる綴じ合わせを
行うために,コピー紙を混じり合わないように単に分離
しておくということはできない。
【0009】そこで,複写機やファクシミリ或いは事務
用印刷機などのシート材の束をスタックする装置に装着
され,複数部数のシート材の束が混じり合わないよう
に,自動的に分離できる挟着装置の研究が進められてい
る。
【0010】このような挟着装置は,挟着板を把持する
側の先端部同士が挟み合うように対向し,各々支点軸を
中心に回動する一対のクランプを有しており,このクラ
ンプの先端部の対向面に,シート材の束を挟む板状の挟
着板の端部を係止する顎部が段設され,この一対の顎部
の基部に挟着板を把持させ,この把持した挟着板の近く
にシート材の束を位置させ,一対のクランプを狭めるこ
とにより,挟着板を屈曲させてシート材の束を挟むよう
になっている。
【0011】また,挟着板は細長い矩形に形成され,幅
方向の側縁部同士がテープなどで連結されて連結挟着板
を構成している。連結挟着板を収納するカートリッジと
一対のクランプとの間には,カートリッジから一対のク
ランプ間に連結挟着板を送るスライダを備えている。
【0012】しかしながら,このような挟着装置の場
合,連結挟着板はロール状に卷回すると,多量に補給が
可能になり,補給メンテナンスが向上するが,連結挟着
板をカートリッジに補給する場合,ロール状連結挟着板
の格納や先端部の取扱に手間取る懸念がある。
【0013】本発明は,このような問題に鑑みてなされ
たものであり,ロール状に卷回された連結挟着板のカー
トリッジへの補給メンテナンスが容易な挟着装置用カー
トリッジを提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に,本発明の請求項1にかかる挟着装置用カートリッジ
は,シート材の端部を挟むように開閉可能な一対のクラ
ンプの間に,板状の挟着板を把持させ,前記シート材が
供給されたときに,前記一対のクランプを閉じて前記挟
着板により前記シート材の端部を挟着する挟着装置に装
着する挟着装置用カートリッジであり,前記一対のクラ
ンプの側方位置に配設されると共に,前記挟着板を多数
連結して卷回したロール状の連結挟着体を格納するカー
トリッジ本体を備え,このカートリッジ本体は、前記挟
着装置又は前記カートリッジ本体の少なくとも何れかに
設けた送り手段により、格納した前記連結挟着体を引き
出して前記一対のクランプ側に案内する案内前壁部を備
え,前記カートリッジ本体において前記一対のクランプ
から離れた位置に,前記ロール状の連結挟着体を挿入す
る挿入口を設けると共に,前記カートリッジ本体に,前
記挿入口を閉鎖する蓋体を設け,この蓋体に,前記案内
前壁部に前記ロール状の連結挟着体の先端部を案内する
案内壁面部を設けたことを特徴とする。
【0015】本発明の請求項1の挟着装置用カートリッ
ジによれば,カートリッジ本体内にロール状の連結挟着
体を挿入すれば,蓋体の案内壁面部に案内されて連結挟
着体の先端部が案内前壁部に挿入される。そして,送り
手段により連結挟着体を移動させることにより,案内前
壁部によって連結挟着体の先端にある挟着板が一対のク
ランプの間に把持される。
【0016】なお、本発明の送り手段は、クランプを備
えた挟着装置側に設けられていても良いし、カートリッ
ジ本体の案内前壁部にスライダが装着される一方、挟着
装置側にスライダの駆動機構が設けられていても良い。
また、カートリッジ本体の案内前壁部に、連結挟着体が
クランプ側からカートリッジ本体の挿入口側に逆方向に
戻ることを防止する爪を備えていても良い。
【0017】
【発明の実施の形態】次に,本発明の好ましい実施形態
にかかる挟着装置用カートリッジを図面に基づいて説明
する。
【0018】図1〜図8はこの実施の形態の挟着装置用
カートリッジの構成を概略的に示している。図1〜図8
において、10は例えば複写機等に取り付けられる挟着
装置であり、この挟着装置10は、装置本体11と、こ
の装置本体11に着脱自在に装着されるカートリッジ2
0とから構成されている。
【0019】[ハウジング]ハウジング12には、図2
に示すように、カートリッジ20を載置するテーブル1
3が設けられており、このテーブル13の横にはクラン
プ機構を設けたクランプ室14が形成されている。ま
た、ハウジング12には、テーブル13およびクランプ
室14の下方に、ギア室15およびカム室16が形成さ
れている。
【0020】テーブル13の平面には、カートリッジ2
0が着脱可能に搭載されるようになっている。カートリ
ッジ20の固定はカートリッジ20の底面に鈎状断面を
有するフック17(図4参照)が形成され,テーブル1
3の平面に係合穴が開口され,フック17と係合穴の係
合により行われる。係合穴の近傍であってテーブル13
の下面には、フック17と対向する保持部18が突設さ
れ、この保持部18にネジ19が螺合されている。ネジ
19にはスプリング21に押された係止片22が保持さ
れている。係止片22の上端部とフック17の下端部
は,スプリング21の弾発力により互いに押圧してお
り,フック17はハウジング12の縦板部12Aに向か
って押されている。
【0021】また、テーブル13の上面には、クランプ
室14を形成する縦壁部12Aに沿うガイドレール23
が形成されている。また、テーブル13の上面にはH型
断面の支持部材24が設けられており、この支持部材2
4には、発光ダイオードと受光ダイオードからなるホト
センサ25が設けられている。このホトセンサ25は、
発光ダイオードが発光した光をカートリッジ20から引
き出された連結挟着板30のテープ31で反射させ、こ
の反射光を受光ダイオードで受光させることにより挟着
板32の有無を検知するものである。
【0022】テーブル13の前端部には搭載壁部26
(図2では搭載壁部26の上部が破断されている)が形
成され、ハウジング12の縦壁部12Bの前端にはシー
ト束Sを載置するための段部27が形成されている。搭
載壁部26の上面と段部27と支持部材25の上面とは
シート束Sを載置するために水平方向に同じ高さとされ
ている。
【0023】縦壁部12Bの内側には、カートリッジ2
0のスライダ40(送り手段)によって送られてきた挟
着板32を所定位置に止めるストッパと、挟着板32が
所定位置に送られてきたことを検知するマイクロスイッ
チとが設けられている。
【0024】[駆動機構]図3は挟着装置10の駆動機
構を示す。駆動機構は、ハウジング12の縦壁部12A
に取り付けられた駆動モータ50と、この駆動モータ5
0の駆動軸に設けたギア51と、ギア51に噛合する歯
列を有する駆動カム52を備えている。駆動カム52の
一側面には、環状のカム溝が形成されている。このカム
溝はほぼ同一半径であるが,一部の角度範囲において小
径部が設けられている。この小径部はスライダ40をス
ライドさせるアーム28を揺動させるためのものであ
る。駆動カム52には、クランプ60,61を開閉する
ためのカム53が一体に設けられている。
【0025】スライダ40を移動させるアーム28の先
端部には円形の突起28Aが突設されている。この突起
28Aはスライダ40の突設された「ハ」の字型のガイ
ド41の上部に挟まれている。アーム28の回転軸28
Bの内部側の端部には,揺動アーム29が取り付けてあ
り,この揺動アーム29の先端部が前述の駆動カム52
のカム溝に嵌合し,回転軸28Bを中心に揺動する。
【0026】[クランプ機構]クランプ機構は、図3に
示すように、一対のクランプ60,61と、このクラン
プ60,61を挟み込んだ一対のクランプ回動部材6
2,63と、クランプ回動部材62,63に取り付けら
れ駆動カム53の周面に当接した軸64とを備えてい
る。
【0027】クランプ回動部材62,63は、相対向し
た一対の側板部を有し、側板部の上部フランジ同士が連
結されている。図3では,片方のクランプ回動部材62
の上部は破断されて示されている。側板部には軸64が
挿入されており、この軸64はハウジング12の縦壁部
12A,12Bに取り付けられている。そして、クラン
プ回動部材62,63は軸64を支点にして回動可能と
なっている。また、クランプ回動部材62,63の一対
の側板部には、カム53のカムフロアである軸65が回
動自在に取り付けられている。
【0028】クランプ回動部材62,63の上部フラン
ジはボルト67Aによって貫通され,ボルト67にスプ
リング68が通され,ナット67Bが螺合されている。
そして、スプリング68によってクランプ回動部材6
2,63の上部フランジが互いに接近する方向に付勢さ
れている。クランプ回動部材62,63同士は,スプリ
ング68の付勢力に抗して所定量だけ相対的にずれるこ
とが可能とされ、シート束Sの厚さに拘わらずカム53
の回動がスムーズに行われるようになっている。
【0029】ナット67Bに当接するワッシャ70に
は,一端がハウジング12の係止部12Kに係止された
スプリング71の他端が係止されている。スプリング7
1の引張力によりクランプ60,01が開いた状態を保
持できるようになっている。
【0030】[クランプ部材]クランプ60,61は、
平板状のL字型のアームの形状を有しており,軸72及
び軸64を中心に回動する。クランプ60,61の先端
部には断面がコ字状の押付部材73が取り付けられてい
る。クランプ60,61が軸64,72を支点にして回
動すると、クランプ60,61が閉じられていき、これ
により挟着板32を折り曲げていく。押付部材73は挟
着板32の屈曲形状に合わせて追従するように揺動する
が,最終的にシート束Sを挟着する時に,挟着板32の
末端を押さえた状態で挟着板32の折曲部が押付部材7
3によってカシメられる。
【0031】[カートリッジ]カートリッジ20は、図
1に示すように,ほぼ円形状の収納室80を形成したカ
ートリッジ本体81と、カートリッジ本体81に開閉可
能に設けられた蓋体82とから構成され,蓋体82はピ
ン82Aによりカートリッジ本体81に回動自在に軸支
されている。
【0032】カートリッジ本体81は、挟着板32を幅
方向に若干の隙間を設けて並べたものをテープ31で連
結した連結挟着板30を収納するもので,スライダ40
の接近・離間領域の片側であってクランプ60,61か
ら離れた位置に設けられている。カートリッジ本体81
の収納室80には,卷回したロール状の連結挟着体30
が格納される。
【0033】カートリッジ本体81は,連結挟着体30
をクランプ60、61側に案内する案内前壁部85を備
え,この案内前壁部85にスライダ40を保持させ,カ
ートリッジ本体81のクランプ60,61から離れた部
位に,ロール状の連結挟着体32を挿入する挿入口IS
が設けられている。カートリッジ本体81には,挿入口
ISを閉鎖する蓋体82が設けられている。この実施の
形態では、案内前壁部85にスライダ40を保持させた
が、スライダ40はテーブル31側にスライド可能に保
持されていても良い。
【0034】蓋体82は,カートリッジ本体81の上板
及び底板に摺接するように,コ字状の断面を有してい
る。蓋体82は,カートリッジ本体81の挟着板取出口
83に臨む案内壁面部84を備えており,蓋体82を閉
じたときに,案内壁面部84が挟着板取出口83と面一
の面となるように形成されている。蓋体82の自由端部
は,閉じられたときに,カートリッジ本体81のスライ
ダ取付用の案内前壁部85と隙間を形成し,案内壁面部
84はスライダ40と案内前壁部85間の隙間に連結挟
着体30の先端部を案内し,連結挟着板30を連続的に
送り出すことができるようになっている。案内壁面部8
4がスライダ40と案内前壁部85間の隙間に面一で凹
凸がないので,ロール状の新しい連結挟着板30を格納
する際に,連結挟着板30の先端部の挟着板30が案内
壁面部84によって自然に案内され,収納室80への収
納が行い易いようになっている。カートリッジ本体81
の挟着板取出口83の縁部83Aは滑らかに面取りされ
ている。
【0035】蓋体82の自由端部側には,ストッパ挿入
口86が形成されており,このストッパ挿入口86に板
状のストッパ87が図4の紙面直交方向にスライドでき
るように保持されている。また,蓋体82の自由端部側
には,ストッパ87の脱落を防止するための可撓舌片8
8が形成されている。可撓舌片88の内面側には係合突
起89が突設されている。蓋体82の自由端部は連結挟
着板30のテープ31をホトセンサ26に認識させるた
めの矩形切欠90が形成されている。矩形切欠90の縁
部は面取りされている。
【0036】図10はストッパ87の平面形状を示して
いる。カートリッジ本体81の上板及び底板の蓋体82
によって開閉される縁部には,蓋体82を止めておくた
めの三角形状の係合突起91,91が突設されている。
係合突起91には,ストッパ87の上下に形成した三角
形状のカギ部92A,92Bが係合するようになってい
る。ストッパ87の中央部には可撓舌片93が切欠93
Aにより形成されており,この可撓舌片93に蓋体82
側の可撓舌片88が係合する。可撓舌片93の下部に可
撓舌片88の係合突起89が当接することにより,スト
ッパ87がストッパ挿入口86から脱落しないようにな
っている。また,下のカギ部92Bの上部にはストッパ
87の上端部87Aを下方に押したときに,カギ部92
A,92Bと係合突起91,91との係合を解除するた
めのスライド変位を許容するための空間94が設けられ
ている。ストッパ87の前後の縁部にはストッパ挿入口
86の溝86A,86Aに挿入されるフランジ87B,
87Cが形成されている。
【0037】このストッパ87は,フランジ87B,8
7Cが溝86A,86Aに挿入されるため,ストッパ挿
入口86に保持される。また,ストッパ87を挿入する
とき蓋体82側の可撓舌片86が撓んで切欠93A内に
進入する。これにより,ストッパ87の可撓舌片93に
蓋体82の可撓舌片86が当接し,ストッパ87が脱落
しないで保持される。
【0038】蓋体82がカートリッジ本体81を閉じる
とき,カートリッジ本体81に対して蓋体82が矢印A
方向に移動するので,係合突起91,91と三角形状の
カギ部92A,92Bとが当接し,係合突起91のテー
パー面91Aを摺接し,蓋体82の可撓舌片86がスト
ッパ87の可撓舌片93を撓ませる。これにより,スト
ッパ87は一旦B方向にスライドするが,可撓舌片93
の弾性力によりカギ部92A,92Bと係合突起91と
が係合し,蓋体82がカートリッジ本体81にロックさ
れる。蓋体82をカートリッジ本体81からあける場合
には上端部87Aを押し下げれば,カギ部92A,92
Bと係合突起91との係合が解除され,蓋体82をカー
トリッジ本体81からあけて,ロール状の連結挟着体3
0を挿入することができる。
【0039】底板の下面には、テーブル13のロック解
除孔に挿入されてスライダ40のロックを解除するロッ
ク部材100が設けられている。カートリッジ20を装
置本体11のテーブル13に装着すると、ロック部材1
00がロック解除孔に挿入され、ロック解除孔へのロッ
ク部材100の係合により、スライダ40下部の縁に形
成された係止片101が外れてスライダ40のロックが
解除される。
【0040】カートリッジ本体81の案内前壁部85の
上下にはスライダ40のガイド壁102が突設されてお
り、上下からスライダ40の縁部を挟んで案内してい
る。
【0041】また、案内前壁部85には,挟着板32の
送り方向の先端側と後端側に4つの角孔が形成されてい
る。これらの角穴には逆止爪の先端部が弾性により埋没
可能に突出しており,挟着板32の側縁部に引っかかる
ようになっている。
【0042】これらの逆止爪は、スライダ40が挟着板
32をクランプ60,61に送る場合には,それを許容
し,スライダ40がクランプ60,61から離れるよう
に動くときに,挟着板32の逆戻りを防止するものであ
る。
【0043】[スライダ]スライダ40は、図12に示
すように,案内前壁部85と対向しており、スライダ4
0の下方にガイド41,41が形成され,アーム28が
揺動することによりスライダ40が往復移動する。スラ
イダ40にはホトセンサ25によって連結挟着板30の
テープ31を検出する切欠42が形成されている。スラ
イダ40の前後には一対の前送爪板43と,一対の後送
爪板44が取り付けられており、前送爪板43が挟着板
32に引っかかるようになっている。この引っかかりに
より挟着板32がカートリッジ本体81の内部から引き
出される。後送爪板44,44の先端部が、上記と同様
に挟着板32に引っかかるようになっている。スライダ
40の4個の逆止爪は,平板の弾性力によって引っ込む
ことができるようになっていて、スライダ40の右方向
すなわち送り動の反対側である戻り方向への移動に支障
を来さないようになっている。
【0044】
【発明の効果】本発明の請求項1の挟着装置用カートリ
ッジによれば,カートリッジ本体内にロール状の連結挟
着体を挿入すれば,蓋体の案内壁面部に案内されて連結
挟着体の先端部が案内前壁部に案内される。そして,連
結挟着体は送り手段により案内前壁部に沿って送られ、
送られた連結挟着体の先端にある挟着板が、一対のクラ
ンプの側方に把持される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のカートリッジ付の挟着装
置の平面図
【図2】カートリッジ付挟着装置の正面図
【図3】図1の挟着装置のクランプ機構を示す断面図
【図4】図1のカートリッジの蓋体を開いた状態のカー
トリッジの底面図
【図5】カートリッジの収納室,蓋体の案内壁面部,並
びに案内前壁部が凹凸なく続く状態を示す断面図
【図6】カートリッジの蓋体の内部を示す正面図
【図7】図6のA−A線断面図
【図8】カートリッジの蓋体の自由端部側の形状を示す
蓋体の平面図
【図9】図8のB−B線断面図
【図10】蓋体のストッパの平面図
【図11】カートリッジ本体の挿入口を示す背面図
【図12】カートリッジのスライダ・連結挟着体の移送
状態を示す正面図
【図13】従来の挟着装置の概略図
【図14】従来の挟着装置のシート材挿入口側から見た
概略断面図
【図15】従来の挟着装置の押圧棒の斜視図
【符号の説明】
10 挟着装置 30 連結挟着体 32 挟着板 40 スライダ(送り手段) 60 クランプ 61 クランプ 81 カートリッジ本体 82 蓋体 84 案内壁面部 85 案内前壁部 IS 挿入口

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シート材の端部を挟むように開閉可能な一
    対のクランプの間に,板状の挟着板を把持させ,前記シ
    ート材が供給されたときに,前記一対のクランプを閉じ
    て前記挟着板により前記シート材の端部を挟着する挟着
    装置に装着する挟着装置用カートリッジであり,前記一
    対のクランプの側方位置に配設されると共に,前記挟着
    板を多数連結して卷回したロール状の連結挟着体を格納
    するカートリッジ本体を備え,このカートリッジ本体
    は、前記挟着装置又は前記カートリッジ本体の少なくと
    も何れかに設けた送り手段により、格納した前記連結挟
    着体を引き出して前記一対のクランプ側に案内する案内
    前壁部を備え,前記カートリッジ本体において前記一対
    のクランプから離れた位置に,前記ロール状の連結挟着
    体を挿入する挿入口を設けると共に,前記カートリッジ
    本体に,前記挿入口を閉鎖する蓋体を設け,この蓋体
    に,前記案内前壁部に前記ロール状の連結挟着体の先端
    部を案内する案内壁面部を設けたことを特徴とする挟着
    装置用カートリッジ。
JP32309496A 1996-11-29 1996-12-03 挟着装置用カートリッジ Expired - Fee Related JP3298435B2 (ja)

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