JP3296243B2 - アナログ電子時計 - Google Patents

アナログ電子時計

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JP3296243B2
JP3296243B2 JP09031497A JP9031497A JP3296243B2 JP 3296243 B2 JP3296243 B2 JP 3296243B2 JP 09031497 A JP09031497 A JP 09031497A JP 9031497 A JP9031497 A JP 9031497A JP 3296243 B2 JP3296243 B2 JP 3296243B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アナログ電子時
計、特に使用者の動作にともない発生する運動エネルギ
ーを用いて発電し、2次電源を充電するアナログ電子時
計に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電子時計では、時計駆動のエネル
ギー源となる電気は、電池から供給されている。しか
し、電池はエネルギーを使い果たすと交換が必要とな
る。このため、使用者の腕の自然な動きにより時計駆動
に必要な電気エネルギーを生み出す自動巻き発電機構を
搭載した電子式の腕時計の開発が行われている。このタ
イプの電子時計は、煩わしい電池交換の必要がないばか
りではなく、使用済み電池などの廃棄物を生み出すこと
がないため、省資源、環境保護の観点からも注目されて
いる。
【0003】この電子時計は、内部に発電機を備えてお
り、使用者の動作にともなう運動エネルギーを、電気エ
ネルギーに変換し、発電コイルから充電電圧を出力す
る。この充電電圧を用いて2次電源を充電し、この充電
エネルギーを時計回路の電源として用いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この構成の電子時計を
用いてアナログ表示を行う場合には、アナログ表示針を
動かす運針用モータが発電機と同じ時計ケース内に配置
される。このため、発電機の発電コイルで発生した磁束
が原因で、運針用モータの動作不良が発生するという問
題があった。
【0005】たとえば、腕時計などでは、狭い時計ケー
ス内に部品を効率よく実装するため、前記発電機と運針
用モータとが隣接配置されることが多い。このため、発
電コイルに比較的大きな電流が流れると、発生する磁束
の一部が漏れ磁束となって運針用モータの動作不良を引
き起こす場合があるという問題があった。
【0006】この問題は2次電源の過充電を防止するた
め、発電コイルと2次電源との間にバイパス回路を形成
する場合に顕著に現れる。すなわち、2次電源の電圧が
ある基準レベル以上になると、発電コイルの両端をリミ
ッタ等で短絡し、2次電源の充電を停止する。このとき
発電コイルに大きな短絡電流が流れる。この状態で、運
針用モータの駆動コイルに駆動パルスが通電されると、
発電機からの漏れ磁束によって運針用モータに動作不良
が発生し、正確な時刻表示が行えなくなる。
【0007】特に、水晶発振器等を用いたアナログ電子
時計は、極めて高い精度が要求されるため、前述した動
作不良が発生すると、クオーツ式電子時計として商品価
値が著しく低下する。
【0008】本発明は、このような従来の課題に鑑みな
されたものであり、その目的は、運針用モータの誤動作
を防止し、正確なアナログ表示を行うことができるアナ
ログ電子時計を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明のアナログ電子時計は、使用者の動作に伴う
運動エネルギーを電気エネルギーに変換し、発電コイル
を含む発電手段から出力される充電用電気エネルギーで
2次電源を充電するアナログ電子時計において、前記2
次電源の充電エネルギーを用いて作動し、モータ駆動パ
ルスを出力する時計回路と、前記モータ駆動パルスが駆
動コイルに通電されることにより運針用のロータを回転
駆動する運針用モータと、を含み、前記時計回路は、
動パルスエリアと逆転防止エリアとで構成され、前記駆
動パルスエリアの後半と前記逆転防止エリアとが間欠パ
ルスで形成された前記モータ駆動パルスを出力すること
を特徴とする。
【発明の実施の形態】次に、実施の形態を説明する。本
実施の形態のアナログ電子時計は、 使用者の動作にとも
なう運動エネルギーを電気エネルギーに変換し、発電コ
イルから充電用電気エネルギーとして出力する発電手段
と、前記充電用電気エネルギーにより充電される2次電
源と、前記2次電源の電圧が所定電圧に達すると前記2
次電源に対する前記充電用電気エネルギーのバイパス回
路を形成し、2次電源の過充電防止動作を行う過充電防
止手段と、前記2次電源の充電エネルギーを用いて作動
し、モータ駆動パルスを出力する時計回路と、前記モー
タ駆動パルスが駆動コイルに通電されることにより、運
針用のロータを回転駆動する運針用モータと、を含み、
前記時計回路は、後半に前記運針用ロータの逆転防止エ
リアを含んだモータ駆動パルスを出力するよう形成され
【0010】前記時計回路は、前記2次電源の過充電防
止動作を検出し、前記過充電防止動作が検出されている
ときに、前記モータ駆動パルスの後半に前記逆転防止エ
リアを含ませて出力す
【0011】記時計回路は、前記逆転防止エリアを間
欠パルスで構成し
【0012】前記発電手段は、回転自在に取付けられ、
使用者の動作に伴い発生する運動エネルギーを回転運動
に変換する回転錘と、前記回転運動により回転駆動され
る発電用ロータを含み、この発電用ロータの回転により
前記発電コイルから充電用電気エネルギーとしての充電
電圧を出力する発電機と、を含
【0013】本実施の形態のアナログ電子時計は、使用
者の動作にともなう運動エネルギーを電気エネルギーに
変換し、発電コイルから充電用電気エネルギーとして出
力する発電手段と、前記充電用電気エネルギーにより充
電される2次電源と、前記2次電源の電圧が所定電圧に
達すると前記2次電源に対する前記充電用電気エネルギ
ーのバイパス回路を形成し、2次電源の過充電防止動作
を行う過充電防止手段と、前記2次電源の充電エネルギ
ーを用いて作動し、モータ駆動パルスを出力する時計回
路と、前記モータ駆動パルスが駆動コイルに通電される
ことにより、運針用のロータを回転駆動する運針用モー
タと、を含み、前記2次電源の過充電防止動作中は、前
記モータ駆動パルスの電圧レベルを、前記運針用モータ
の戻り誤動作領域以下に低下させて出力する
【0014】ここにおいて、前記2次電源は、前記充電
用電気エネルギーにより充電される2次電池と、前記2
次電池の電圧を昇圧する昇圧回路と、昇圧回路の出力電
圧で充電される補助電池と、を含み、前記昇圧回路は、
前記2次電源の過充電防止動作中は、前記モータ駆動パ
ルスの電圧レベルが前記戻り誤動作領域以下となるよ
う、昇圧レベルを低下させるまた前記時計回路は、前
記2次電源の過充電防止動作中は、前記モータ駆動パル
スの電圧レベルを前記戻り誤動作領域以下に低下させて
もよい。
【0015】本実施の形態は、運針用モータの駆動コイ
ルに向けモータ駆動パルスを出力する時計回路の駆動電
源となる2次電源を充電する方法において、使用者の動
作にともなう運動エネルギーを電気エネルギーに変換
し、発電コイルから充電用電気エネルギーを出力し2次
電源を充電する工程と、前記2次電源の電圧が所定電圧
に達すると前記2次電源に対する前記充電用電気エネル
ギーのバイパス回路を形成し、2次電源の過充電を防止
する工程と、前記バイパス回路が形成されているとき
は、前記モータ駆動パルスの後半に前記運針用ロータの
逆転防止エリアを含ませて出力させる工程と、を含
【0016】本実施の形態は、運針用モータの駆動コイ
ルに向けモータ駆動パルスを出力する時計回路の駆動電
源となる2次電源を充電する方法において、使用者の動
作にともなう運動エネルギーを電気エネルギーに変換
し、発電コイルから充電用電気エネルギーを出力し2次
電源を充電する工程と、前記2次電源の電圧が所定電圧
に達すると前記2次電源に対する前記充電用電気エネル
ギーのバイパス回路を形成し、2次電源の過充電を防止
する工程と、前記バイパス回路が形成されているとき
は、前記モータ駆動パルスの電圧レベルを、前記運針用
モータの戻り誤動作領域以下に低下させて出力させる工
程と、を含む。
【0017】本実施の形態のアナログ電子時計によれ
ば、使用者の動作にともない発生する運動エネルギー
が、発電手段により電気エネルギーに変換され、発電コ
イルから充電用電気エネルギーとして出力される。これ
により2次電源が充電される。
【0018】そして、時計回路は、2次電源の充電エネ
ルギーを用いて作動し、駆動パルスを出力する。この駆
動パルスが駆動コイルに通電されることにより、運針用
モータのロータが回転駆動され、時刻がアナログ表示さ
れる。
【0019】ところで、前記発電手段により2次電源が
充電され、2次電源が過充電の状態になると、過充電防
止手段が、バイパス回路を形成する。これにより、発電
手段の発電コイルから出力される充電エネルギーは、2
次電源を充電することなく前記バイパス回路を通過す
る。
【0020】この際、発電コイルには大きな電流が通電
されることになる。このため、発電コイルの発生磁束の
一部が漏れ磁束となって、運針用モータと鎖交し動作不
良を引き起こす。
【0021】本発明者は、この動作不良の原因をより詳
細に解析したところ、次のような事実が判明した。
【0022】図1には、アナログ電子時計に用いられる
運針用モータの特性図が示されている。同図において、
横軸は駆動パルスのパルス幅、縦軸は電圧を表す。
【0023】運針用モータが、発電コイルからの磁束の
影響を受けない場合には、作動停止領域1000を除く
正常動作領域1300の範囲内で、駆動パルスのパルス
幅及び電圧レベルを設定すれば、運針用モータが正常に
動作する。ここで、作動停止領域1000は、モータの
駆動パルスのエネルギーが足りず、ロータが回転できな
い領域である。
【0024】このため、モータ駆動パルスのパルス幅
は、作動停止領域1000を避けるよう設定される。し
かも、駆動パルスの基準電圧レベルも、多少の電圧変動
があっても作動停止領域1000まで低下することがな
いよう、多少余裕をもって大きめに設定される。
【0025】このようにして駆動パルスを設定すること
により、通常は運針用モータを確実に動作させることが
できる。
【0026】しかし、前述した2次電源の過充電防止動
作により、発電コイルに大きな電流が通電されると、こ
の時発生する磁束の一部が洩れ磁束となって、運針用モ
ータと鎖交する。これにより、運針用モータには、図1
に示すよう戻り誤動作領域1100が発生してしまう。
この戻り誤動作領域1100とは、駆動パルスのエネル
ギーが強過ぎ、回転したはずのロータが元の位置まで戻
ってしまうという戻り誤動作をする領域である。結果的
には、ロータが全く回らないのと同じ状態となる。
【0027】しかも、過充電防止動作中は、当然のこと
ながら2次電源の電圧も非常に高くなっており、この結
果、時計回路から出力されるモータ駆動パルスも、その
影響を受けて電圧レベルが高くなる。この結果、駆動パ
ルスが、新たに発生した戻り誤動作領域1100に含ま
れやすくなってしまい、モータの動作不良が発生してし
まう場合があることを、本発明者らは見出した。
【0028】そこでモータ駆動パルスとして、後半に
運針用ロータの逆転防止エリアを含んだパルスを出力す
る構成とした。これにより、運針用モータのロータが、
回転方向を反転させて目標となる静的安定位置を通過し
て元の静的安定位置にへ戻ることを阻止することがで
き、運針用ロータを確実に回転駆動することができる。
【0029】このようにして、2次電源の過充電防止装
置における運針用モータの誤動作を防止し、正確なアナ
ログ表示を行うことができる。
【0030】なお、原理的には、前記モータ駆動パルス
に、常に逆転防止エリアを含ませて出力するようにして
も良いが、電力消費の面から問題が発生する。このた
、通常は、逆転防止エリアを含まないモータ駆動パル
スを出力し、2次電源の過充電防止動作が検出された場
合に、逆転防止エリアを含んだモータ駆動パルスを出力
するように形成することが好ましい。
【0031】さらに前記逆転防止エリアを間欠パルス
で構成することが好ましい。このようにすることによ
り、2次電源の電力消費をさらに少なくすることがで
き、しかも同じ消費電力ならば、逆転防止エリアを長く
設定できるため、運針用ロータの戻り誤動作をより確実
に防止することができる。
【0032】また駆動パルスの電圧レベルを、新たに
発生した戻り誤動作領域1100以下の値に低下させて
出力する構成とすることにより、2次電源の過充電防止
動作中における運針用モータの誤動作を防止することが
できる。
【0033】このとき、前記モータ駆動パルスの電圧レ
ベルの制御は昇圧回路で行っても良く、ま時計回路
で行うように構成しても良い。
【0034】またアナログ電子時計の2次電池の充電
を、過充電防止動作中における運針用モータの誤動作を
引き起すことがないように行う、アナログ電子時計の充
電方法を得ることができる。
【0035】次に、本発明をアナログ表示型の電子腕時
計に適用した場合を例にとり詳細に説明する。
【0036】図2には、実施の形態の電子時計に用いら
れる発電手段10および運針機構92の構成が示されて
いる。
【0037】前記発電手段10は、時計ケース内の地板
に回動自在に取り付けられた半円形の回転錘12と、こ
の回転錘12の回転を増速する輪列機構14と、この輪
列機構14により発電ロータ18が回転駆動される発電
機16とを含む。
【0038】そして、使用者が電子時計を装着し腕を動
かすと、回転錘12が回転し、その時の運動エネルギー
が図中矢印方向の回転運動となる。この回転錘12の回
転は輪列機構14により約100倍に増速されて発電ロ
ータ18に伝達される。そして、N極およびS極の永久
磁石から構成された発電ロータ18の高速回転によっ
て、発電ステータ20を介して発電コイル22に鎖交す
る磁束が変化する。
【0039】磁束が変化すると、電磁誘導により、発電
コイル22から交流電圧が出力され、この交流電圧が、
図3に示す整流ダイオード30で整流され、2次電池と
してのキャパシタ40を充電する。そして、このキャパ
シタ40から、平準化された電気エネルギーが供給され
て、クオーツ72を使用した時計回路70が駆動される
ことになる。
【0040】図3に示すよう、前記キャパシタ40は、
昇圧回路44、補助コンデンサ42と共に2次電源を構
成する。そして、発電機16が稼動すると、キャパシタ
40が充電されていく。本実施の形態において、このキ
ャパシタ40は0.33Fの大容量のものを用い、キャ
パシタ電圧が0.45〜2.2Vの範囲で充電が行われ
るように構成されている。そして、キャパシタ電圧が低
くて時計の駆動ができないときは、昇圧回路44により
キャパシタ電圧を高電圧に変換して時計を駆動する構成
としている。電圧変換された電力は、補助コンデンサ4
2に蓄電される。従って、実際の時計の駆動電源は補助
コンデンサ42となる。実施の形態において、この補助
コンデンサ42は、15μFに形成され、昇圧回路44
によりその出力電圧が1.1〜2.2Vの範囲となるよ
うに充電される。
【0041】また、キャパシタ40の過充電を防止する
ため、過充電防止手段として機能するリミッタ回路50
が設けられている。前記リミッタ回路50は、バイパス
回路をオン,オフするスイッチ素子52を含み、キャパ
シタ40の充電電圧が過充電検出用基準値(実施の形態
では2.2V)を上回わると、スイッチ素子52をオン
しキャパシタ充電回路に対するバイパス回路を形成す
る。これにより、図4(A)に示すようキャパシタ40
を充電していた充電電流200は、図4(B)に示すよ
うリミッタ回路50を用いて構成されるバイパス回路を
図中210に示すように流れ、キャパシタ40の過充電
が防止されることになる。
【0042】また、前記時計回路70は、振動部にクオ
ーツ72(図2参照)を用いた発振回路と、その発振出
力を分周する分周回路と、分周出力に基づき1秒ごとに
駆動パルスを出力する駆動回路とを含み、前記駆動パル
スを運針用モータ80に向け出力する。これにより、運
針用モータとして機能するステップモータ80には、そ
の駆動コイル82へ図6に示すような極性の異なる駆動
パルス300が1秒毎に通電され、図2に示すロータ8
6はその都度回転駆動されることになる。
【0043】そして、このロータ86の回転出力は、図
2に示す3針駆動用輪列機構90を介し、秒針104、
分針106、時針108へそれぞれ伝達され、時刻をア
ナログ表示するように構成されている。
【0044】このように、自動巻き発電機構を採用した
アナログ電子時計では、時計ケース内に、発電機16と
運針用のステップモータ80とを実装することとなる。
特に、今日の高密度実装型電子時計では、前記発電機1
6とステップモータ80とは図5に示すよう、時計ケー
ス2の内部において隣接配置されることが多い。このた
め、発電機16で発生する磁束がステップモータ80の
動作に悪影響を与える。この悪影響は、発電機16から
発生する磁束が大きいほど強くなる。
【0045】特に、リミッタ回路50のスイッチ素子5
2がオンされ、過充電防止動作が行われている場合に、
回転錘12が回転し発電動作が行われると、図4(B)
に示すよう発電コイル22に短絡電流(バイパス電流)
が流れる。これが、発電機16から発生する磁束量の増
加を引き起こし、ステップモータ80に駆動パルス30
0が印加されているにもかかわらず、ロータ86が回転
しないなどといった誤動作発生の原因となる。
【0046】本発明者らは、このような誤動作発生のメ
カニズムおよびその対策を詳細に検討した。その内容を
以下に説明する。
【0047】図8には、ステップモータ80の一般的動
作原理が示されている。
【0048】時計回路70から、ステップモータ80の
駆動コイル82へ向け、図6に示すよう極性の異なるパ
ルス300が一秒毎に出力されると、ロータ86はその
都度180°づつ回転し、輪列機構90を駆動する。
【0049】例えば、図8(A)に示すよう、ロータ8
6が運針していない時、つまりモータ駆動パルスが通電
されていない時には、同図で示す静的安定位置400に
ロータ86の磁極が制止している。これは、ロータ86
のN、Sの各磁極が、内ノッチ88a、88bからなる
べく遠いところに行こうとするためであり、この結果、
各磁極は、内ノッチ88a、88bに対し90°位相の
ずれた静的安定位置400で静止する。
【0050】この状態で、同図(B)に示すよう、駆動
コイル82に駆動パルス300を通電すると、電磁石と
同じ原理でコイル82に磁界が発生し、磁芯、ステータ
84に図中矢印で示すような磁束が発生し、スタータ8
4上にN、S極ができる。そして、ステータのNと、ロ
ータ86のN極が、またステータ84のS極と、ロータ
86のS極が反発し、ロータ86は矢印の方向へ180
°回転する。なお、図7(A)に示すよう、この時使用
される駆動パルス300は、電力消費を節減するため、
ロータ86を確実に回転させるために必要な最小限のパ
ルス幅tw 、電圧レベルに設定される。
【0051】そして、図8(C)に示すよう、ロータ8
6が180°回転すると、ロータ86のN、Sの磁極
は、静的安定位置400で制止する。これは、ロータ8
6の惰性回転力より、内ノッチ88a、88bによるロ
ータを停止させようとする力の方が強いからである。こ
こでは、ロータ86のN、S極は、図8(A)に示す状
態と逆になる。
【0052】なお、前記駆動パルス300は必要最少限
のパルス幅に設定されていることは前述した。従って、
駆動パルス300を印加しても、何らかの原因でロータ
86が図8(B)の位置まで回りきらず、同図(B)と
(C)の中間位置に停止する中間止まりという現象が発
生する場合がある。この中間止まりの発生は、コイル8
2の電流変化により検出される。そして、中間止まり検
出時には、図7(A)に一点鎖線で示す安定化パルス3
10を出力し、ロータ86を図8(C)に示す次の静的
安定位置400まで移動させる。この技術の詳細は、特
公昭62−43149号公報に詳細に記載されている。
【0053】次に、図8(D)に示すよう、駆動コイル
82に極性の異なる駆動パルス300を通電すると、ロ
ータ86が図中矢印方向へ180°回転し、図8(A)
に示す静的安定位置で停止する。
【0054】このようにして、駆動パルスが出力される
毎に、ステップモータ80はロータ86を180°づつ
回転するように動作する。
【0055】このとき、ステップモータ80を確実に動
作させるためには、時計回路で出力されるモータ駆動パ
ルスをどのように設定するかが問題となる。
【0056】図1には、本モータ駆動パルスに対するス
テップモータ80の動作特性が示されている。また、こ
の動作特性は、ステップモータ80を、時計ケース内に
実装した状態での特性である。
【0057】発電コイル22による磁束の影響がない場
合には、図中、1000で示す作動停止領域が存在する
ことは前述した。したがって、モータ駆動パルス300
は、正常動作領域1300に含まれるように設定する。
【0058】このように設定された駆動パルス300を
用いることにより、通常の動作時には、ステップモータ
80を確実に駆動することができる。
【0059】しかし、キャパシタ40の過充電を防止す
るため、リミッタ回路50が動作し、図4(B)に示す
短絡電流が流れると、発電機16から発生する磁束の量
が増加し、ステップモータ80に新たに戻り誤動作領域
1100が発生することも前述した。
【0060】しかも、この過充電状態では、キャパシタ
40の電圧が2.2Vとなっているため、この電圧上昇
に連動して補助コンデンサ42の電圧も2.2Vに上昇
し、時計回路70から出力される駆動パルス300の電
圧レベルも上昇してしまう。この結果、駆動パルス30
0の電圧も上昇し、戻り誤動作領域1100に含まれし
まう事態が発生してしまう。
【0061】このように、通常動作時を基準にして設定
されたモータ駆動パルスをキャパシタ40の過充電防止
動作中にも使用すると、ロータ86に戻り誤動作が発生
してしまう場合がある。
【0062】図9(A)〜(E)には、ステップモータ
80に生ずる戻り誤動作が示されている。
【0063】同図(A)に示すよう、駆動コイル82に
駆動パルスを通電すると、ロータ86はつぎの静的安定
位置400に向け図中矢印方向へ向けて回転を開始す
る。このとき、駆動パルス300のパルス幅は、ロータ
86が通常回転をしている際、ロータ86のN極,S極
が内ノッチ88a,88bを通過する前後で速やかにオ
フ状態となるように設定されている。しかし、2次電池
の過充電防止動作中においては、駆動パルス300の電
圧が上昇するため、ロータ86に作用する回転力が通常
より大きなものとなってしまい、ロータ86は通常より
速い加速度で回転する。この結果、同図(B)で示すよ
う、ロータ86のN極、S極が、次の静的安定位置40
0を通り越し反転位置に到達しても駆動パルスがオフさ
れず、ロータのN極はステータ84のS極、ロータ86
のS極はステータ84のN極による電磁吸引力により目
標とする静的安定位置400へ向け加速されながら反転
していくことになる。
【0064】そして、図9(C)に示す位置で、駆動パ
ルス300がオフされると、ロータ86はその慣性によ
って目標とする静的安定位置400を通り越し、しかも
図9(D)に示すよう内ノッチ88a、88bの位置も
通り越して、図9(E)に示すよう駆動パルス印加前の
静的安定位置400まで戻ってしまう。
【0065】このようにして、ロータ86の戻り誤動作
が発生する。その結果、ロータ86は、駆動パルスを印
加しても全く回転しないことと同じになってしまう。
【0066】このようなロータ86の戻り誤動作を防止
するため、本実施の形態の装置には、図3に示すよう、
スイッチ素子52のオン、オフ動作からキャパシタ40
に対する過充電防止動作が行われているか否かを検出す
る過充電防止検出回路60が設けられている。そして、
この検出回路60の検出出力は、時計回路70へ向け出
力されるようになっている。
【0067】時計回路70は、過充電防止動作が行われ
ていない場合には、図7(A)に示す通常のパルス幅t
W の駆動パルス300を出力し、過充電防止動作が検出
されると、図7(B)に示すよう、本来の駆動パルスエ
リア300aの後半に運針用ロータの逆転防止エリア3
00bを含んだ駆動パルス300を出力するように形成
されている。
【0068】これにより、例えば図9(C)に示すロー
タ位置が、図7(A),(B)に示す駆動パルスエリア
300aの終了時tb であっても、実施の形態の時計回
路70からは、図7(B)に示すよう引き続いて逆転防
止エリア300bのパルスが出力されることになる。こ
のため、図9(F)に示すよう、このロータ86が慣性
により、目標とする静的安定位置400を通り越すと、
ステータ84のS、N極とロータ86のN、S極間でロ
ータ86を正転方向へ引き戻す電磁吸引力が発生し、そ
の後駆動パルス300がオフされた場合でも、ロータ8
6は図9(G)に示す目標とする静的安定位置400へ
復帰して停止することになる。
【0069】このように、本実施の形態によれば、駆動
パルス300の後半に、運針用ロータ86の逆転防止エ
リア300bを含ませて出力することにより、キャパシ
タ40の過充電防止動作中におけるロータ86の戻り誤
動作を確実に防止することができる。
【0070】なお、図7(B)に示すよう、後半に逆転
防止エリアを含んだモータ駆動パルスを、過充電防止動
作が行われているか否かに拘らず常時出力するように構
成しても良いが、このようにすると電力消費の面で問題
が発生する。
【0071】これに対し、本実施の形態のように、通常
的には図7(A)に示すような駆動パルス300を出力
し、過充電防止動作が行われている場合のみに、図7
(B)に示すような逆転防止エリア300bを含んだ駆
動パルス300を出力するように構成する。これによ
り、ロータ86の戻り誤動作を防止するための電力消費
を節約し、キャパシタ40の充電エネルギーを効率的に
使用することができる。
【0072】なお、図7(B)に示す実施の形態では、
過充電防止動作中に出力されるモータ駆動パルス300
を連続的なパルス波形として形成した場合を例にとり説
明したが、本発明はこれに限らず、必要に応じ各種のパ
ルス構成を採用することができる。
【0073】例えば、図7(C)に示すよう、モータ駆
動パルス300の逆転防止エリア300bを、間欠パル
スとして形成することもできる。このようにすることに
より、パルス出力時における電力をさらに節約し、エネ
ルギーの有効利用を図ることができる。
【0074】また、図7(D)に示すよう、通常のパル
スエリア300aの後半から、逆転防止エリア300b
にかけて、間欠パルスを出力するような構成としても良
い。
【0075】以上説明したように本実施の形態のアナロ
グ電子時計では、リミッタ回路50が動作していない場
合には、図7(A)に示すような駆動パルス300を用
い、リミッタ回路50が動作しキャパシタ40の過充電
防止動作を行っている場合には、図7(B)〜(D)に
示すような逆転防止エリア300bを含んだモータ駆動
パルス300を用いることにより、キャパシタ40の過
充電防止動作時における運針用モータの誤動作を確実に
防止し、正確な時刻表示を行うことが可能となる。
【0076】なお、本発明は前記実施の形態に限定され
るものではなく、本発明の要旨の範囲内で各種の変形実
施が可能である。
【0077】例えば、前記実施の形態では、モータ駆動
パルスの後半に逆転防止エリアを設定して、ロータの戻
り誤動作を防止したが、本発明はこれに限らず、モータ
駆動パルスの電圧レベルを、例えば図1に示す戻り誤動
作領域1100以下の値に低下させて出力するようにし
ても良い。すなわち、過充電防止動作中は、キャパシタ
40の電圧が高くなり、この影響を受けて駆動パルスの
電圧レベルも上昇することは前述した。従って、この電
圧上昇分だけ、過充電防止動作中は、モータ駆動パルス
の電圧レベルを下げて出力することにより、前記実施の
形態と同様にして運針用のモータの誤動作を防止するこ
とができる。
【0078】なお、このような電圧制御は、例えば図3
に示すよう、過充電防止動作検出回路60の検出出力を
昇圧回路44に入力して、昇圧回路44で前記電圧制御
を行うように形成しても良い。この場合、昇圧回路44
は、前記キャパシタ40の過充電防止動作中は、モータ
駆動パルス300の電圧レベルが前記戻り誤動作領域1
100以下の値となるよう、昇圧レベルを低下させて補
助コンデンサ42へ向け充電電圧を出力するように形成
される。
【0079】また、これ以外にも、過充電防止動作検出
回路60の検出に基づき、時計回路70自身が、モータ
駆動パルス300の電圧レベルを調整するように形成し
ても良い。すなわち、2次電源の過充電防止動作中は、
時計回路70は、モータ駆動パルス300の電圧レベル
を前記戻り領域以下の電圧に低下させて出力するように
構成すれば良い。
【0080】また、前記実施の形態では、本発明の腕時
計に適用した場合を例にとり説明したが、本発明はこれ
以外の各種の携帯用時計に適用可能であることは言うま
でもない。
【0081】以上説明したように、本発明によれば、使
用者の動作にともない発生する運動エネルギーを利用し
て、2次電池を充電するタイプのアナログ電子時計にお
いて、運針用モータの誤動作を防止し、正確な時刻表示
を行うことを可能とするアナログ電子時計およびその充
電方法を提供できるという効果がある。
【0082】
【図面の簡単な説明】
【図1】モータ駆動パルスに対するステップモータの動
作特性の説明図である。
【図2】本実施の形態の電子時計の機械構成の要部を示
す説明図である。
【図3】実施の形態のアナログ電子時計の回路図であ
る。
【図4】同図(A)は2次電池に対する充電動作の概略
説明図であり、同図(B)は過充電保護動作の概略説明
図である。
【図5】腕時計の時計ケース内に収納された発電機とス
テップモータとの位置関係の説明図である。
【図6】ステップモータに出力されるモータ駆動パルス
の説明図である。
【図7】モータ駆動パルスの詳細な説明図である。
【図8】本発明の電子時計に用いられるステップモータ
の動作説明図である。
【図9】ステップモータの戻り誤動作発生原理と、本発
明の原理の説明図である。
【符号の説明】
10 発電手段 12 回転錘 14 輪列機構 16 発電機 22 発電コイル 40 キャパシタ 42 補助コンデンサ 44 昇圧回路 50 リミッタ回路 60 過充電動作検出回路 70 時計回路 80 ステップモータ 82 駆動コイル

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発電コイルを含む発電手段から出力され
    る充電用電気エネルギーで2次電源を充電するアナログ
    電子時計において、 前記2次電源の充電エネルギーを用いて作動し、モータ
    駆動パルスを出力する時計回路と、 前記モータ駆動パルスが駆動コイルに通電されることに
    より運針用のロータを回転駆動する運針用モータと、 を含み、 前記時計回路は、 駆動パルスエリアと逆転防止エリアとで構成された前記
    モータ駆動パルスを出力するように形成され、 前記駆動パルスエリアの後半と前記逆転防止エリアとが
    間欠パルスで形成され、前記駆動パルスエリアは、 前記発電手段の発電コイルから漏れ磁束が発生しないと
    きに、前記ロータを目標とする静的安定位置にまで正転
    方向に回転駆動するように設定され、 前記逆転防止エリアは、 前記発電手段の発電コイルから漏れ磁束が発生するとき
    に、前記駆動パルスエリアの終了後における前記ロータ
    の逆転を防止し、ロータを前記目標とする静的安定位置
    にまで正転方向に回転駆動するように設定された ことを
    特徴とするアナログ電子時計。
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