JP3291877B2 - 電源保持回路 - Google Patents

電源保持回路

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JP3291877B2
JP3291877B2 JP32864493A JP32864493A JP3291877B2 JP 3291877 B2 JP3291877 B2 JP 3291877B2 JP 32864493 A JP32864493 A JP 32864493A JP 32864493 A JP32864493 A JP 32864493A JP 3291877 B2 JP3291877 B2 JP 3291877B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電圧を自己保持する電源
保持回路に関し、詳しくは、電源遮断時において、確実
に自己保持機能を解除することができる電源保持回路に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図3に示すような、自己保持機能
を有する電源保持回路が公知である。図3において、ス
イッチ2がオフであるときには、トランジタT1(N
形)は、ベースに電源が供給されていないのでオフであ
る。エミッタとベースが接続されたトランジスタT2
(P形)は、そのエミッタにダイオード4を介して電源
が供給されるが、トランジスタT2のベースに接続され
たトランジタT1はオフのため、トランジスタT2のエ
ミッタ−ベース間にはさほど電位差が生じず、その結果
オフとなっている。
【0003】そして、スイッチ2がオンとなると、バッ
テリ1からトランジタT1のベースに電源が供給されて
トランジタT1はオンとなる。すると、トランジタT2
のエミッタ−ベース間の電位差(抵抗15の電圧降下
分)が大きくなり、トランジタT2もオンとなる。トラ
ンジタT2がオンとなると、バッテリ1から定電圧回路
7へ電源が供給されるとともに、電源平滑用のコンデン
サC1に電荷が充電される。
【0004】ここで、一旦、トランジタT2がオンする
と、バッテリ1からトランジスタT1のベースには、ダ
イオード4→トランジスタT2→抵抗23→ダイオード
10を介した電流経路が形成されるため、トランジスタ
T1はオン状態を保持する。従って、スイッチ2がオフ
となっても、トランジスタT1,T2はオン状態を保持
し続け、バッテリ1から定電圧回路7への電源供給が自
己保持される。
【0005】このような状態において、自己保持機能を
解除するためには、CPU13から抵抗22を介してト
ランジスタT4(N形)のベースにハイレベルの信号を
出力することによって、トランジスタT4をオンさせ
る。すると、バンドパス用のコンデンサC2の一端に接
続された抵抗19,20の分圧点eの電位が一気に降下
するので、コンデンサC2の他端の電位も同じだけ一気
に降下する。これにより、トランジスタT1のベース電
源がなくなるのでトランジスタT1をオフにし、自己保
持機能を解除するようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の装置では、自己保持機能を解除する際に、トランジ
スタT4をオンとして、一旦トランジスタT1のベース
電位を低下させても、コンデンサC1に充電された電荷
が、即座に抵抗23を介してコンデンサC2に充電され
るため、トランジスタT1のスイッチング時間よりも速
くトランジスタT1のベース電位が上昇してしまうこと
があった。従って、このような場合には、トランジスタ
T1はオフせず自己保持機能を解除することができない
という問題があった。また、従来では、コンデンサC1
に充電された電荷を影響を抑えて確実にトランジスタT
1をオフさせるためには、コンデンサC1の容量を小さ
くせざるを得なかった。
【0007】そこで本発明は上記問題に鑑みてなされた
ものであって、自己保持機能解除時に電源安定用の電荷
蓄積手段に充電された電荷が自己保持機能解除のための
スイッチング手段に供給されることなく、速やかに自己
保持機能解除することができる電源保持回路を提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、バッテリから電源を供給される負荷回路
と、一旦バッテリと接続されると、動作を開始する第1
スイッチング手段と、前記バッテリと前記負荷回路との
間に設けられ、前記第1スイッチング手段の動作中のみ
前記バッテリから前記負荷回路への電源供給経路を連通
する第2スイッチング手段と、前記負荷回路と並列に前
記第2スイッチング手段に接続され、前記負荷回路へ供
給される電源を平滑する容量蓄積手段と、前記第1スイ
ッチング手段の動作電圧を変化させることで、前記第1
スイッチング手段の動作を停止する第4スイッチング手
段と、を備え、第1スイッチング手段の動作開始によっ
て前記バッテリから前記負荷回路への電源供給を自己保
持し、前記第4スイッチング手段の動作によって前記自
己保持を解除する電源保持回路において、その一端が前
記バッテリと前記第2スイッチング手段との間に接続さ
れ、前記第1スイッチング手段の動作中のみ前記バッテ
リから前記第1スイッチング手段への電源供給経路を連
通する第3スイッチング手段と、を備えることを特徴と
する電源保持回路をその要旨とする。
【0009】
【作用】上記構成により本発明では、第1スイッチング
手段が動作すると、第2スイッチング手段が動作して、
第2スイッチング手段を介してバッテリから負荷回路へ
電源が供給されるとともに、容量蓄積手段に電荷が充電
される。また、第3スイッチング手段が動作して、第3
スイッチング手段を介してバッテリから第1スイッチン
グ手段に電源が供給される。これにより、自己保持が開
始される。
【0010】ここで、第4スイッチング手段が動作する
と、第1スイッチング手段の動作電圧が変化して第1ス
イッチング手段が停止し、これに伴い第2スイッチング
手段が停止してバッテリから負荷回路への電源供給経路
が遮断されて自己保持機能が解除される。この時、容量
蓄積手段と第3スイッチング手段との間の経路は第2ス
イッチング手段によって遮断されることになるため、容
量蓄積手段に充電された電荷が第3スイッチング手段を
介して第1スイッチング手段に供給されることはなくな
る。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて詳細に
説明する。図1は本実施例の全体構成を示す電気回路図
であり、破線より右側がプリント基板上に形成されるよ
うになっている。また図3との共通部分については同じ
符号を付してある。図1に示すように、本実施例の特徴
は、接続点fと接続点gとの間にトランジスタT3(P
形)を、トランジスタT2と並列に、かつバッテリ1側
に接続しているところにある。
【0012】トランジスタT3は、そのエミッタとベー
スが抵抗24を介して接続されており、該エミッタはト
ランジスタT2のエミッタに接続され、ベースは抵抗2
5,ダイオード26を介してトランジスタT1のコレク
タに接続されている。また、トランジスタT3のコレク
タは抵抗23,19に接続されている。次に上記のごと
く構成された本実施例の作動を図2のタイムチャート
(a)〜(d)を用いて説明する。
【0013】まず、時間t1において、スイッチ2がオ
ンとなると、バッテリ1からダイオード8,抵抗14を
介してトランジタT1のベースに電源が供給されてベー
ス電位cが上昇し、トランジタT1はオンとなる。する
と、トランジタT2のエミッタ−ベース間の電位差(抵
抗15の電圧降下分)が大きくなってトランジタT2は
オンとなる。トランジタT2がオンとなると、バッテリ
1から定電圧回路7に電源が供給されるとともに、電源
平滑用のコンデンサC1に電荷が充電される。さらに、
トランジタT3のエミッタ−ベース間の電位差(抵抗2
4の電圧降下分)が大きくなりトランジタT3もオンと
なる。トランジタT2がオンとなると、バッテリ1から
トランジスタT1のベースには、ダイオード4→トラン
ジスタT3→抵抗23→ダイオード10を介した電流経
路が形成される。
【0014】一旦スイッチ2がオンとなると、バッテリ
1からトランジスタT1のベースには電流経路が形成さ
れるため、トランジスタT1はオン状態を保持する。従
って、スイッチ2がオフとなっても、トランジスタT
1,T2,T3はオン状態を保持し続け、定電圧回路7
への電源供給が自己保持される。本実施例においては、
時間t2においてスイッチ2がオフとなると、CPU1
3がスイッチ2のオフを認知して自己保持機能を解除す
る。具体的には、CPU13から抵抗22を介してトラ
ンジスタT4(N形)のベースにハイレベルの信号を出
力することによって、トランジスタT4をオンさせる。
すると、バイパスコンデンサC2の一端に接続された抵
抗19,20の分圧点eの電位が降下するので、バイパ
スコンデンサC2の他端の電位cは、分圧点eの電位降
下分だけ降下する。すると、トランジスタT1のベース
電源がなくなりオフとなるので、トランジスタT2,T
3のエミッタ−ベース間の電位差が小さくなってトラン
ジスタT2,T3はオフする。トランジスタT2,T3
のオフにより、コンデンサC1に充電された電荷は、コ
ンデンサC2に放電されることはなくなるので、トラン
ジスタT1のベース電位cが即座に上昇することはな
い。従って、確実にトランジスタT1をオフさせて、自
己保持機能を解除することができる。
【0015】すなわち、図3の従来回路では、図2
(c)の破線で示すように、時間t2にて、自己保持機
能を解除すべくトランジスタT4をオンにすると、コン
デンサC1に充電された電荷が即座にコンデンサC2に
放電されてしまうことから、ベース電位cがすぐさま上
昇していた。これに対し本実施例では、図2(c)の実
線で示すように、トランジスタT4オン時には、コンデ
ンサC1とコンデンサC2間がトランジスタT2によっ
て確実に遮断されるので、ベース電位cの上昇は穏やか
となり確実にトランジスタT1をオフさせることができ
るのである。
【0016】また本実施例では、ベース電位cの上昇は
穏やかとなるため、コンデンサC1の容量を小さくする
必要もなくなり、電源平滑用として完全に安定した容量
に設定することができる。さらに、本実施例では、スイ
ッチ2のオフ時だけでなく、バッテリ1消滅時の不安定
状態時においても確実にに自己保持機能を解除すること
ができる。
【0017】なお、本実施例においては、トランジスタ
T1が第1スイッチング手段に相当し、トランジスタT
2が第2スイッチング手段に相当し、トランジスタT3
が第3スイッチング手段に相当し、トランジスタT4が
第4スイッチング手段に相当し、定電圧回路7が負荷回
路に相当し、コンデンサC1が容量蓄積手段に相当して
いる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、第
4スイッチング手段動作時に容量蓄積手段から第3スイ
ッチング手段への経路が第2スイッチング手段によって
遮断されるので、第4スイッチング手段動作時に容量蓄
積手段に充電された電荷が第3スイッチング手段を介し
て第1スイッチング手段に供給されることはなく、速や
かに自己保持機能を解除することができるという優れた
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示す電気回路図であ
る。
【図2】図1の作動を説明するためのタイムチャートで
あり、(a)はスイッチ2のオン,オフを示し、(b)
はトランジスタT1のオン,オフを示し、(c)はベー
ス電位cの変化を示し、(d)はトランジスタT4のオ
ン,オフを示している。
【図3】本発明の従来技術の構成を示す電気回路図であ
る。
【符号の説明】
1 バッテリ 2 スイッチ 7 定電圧回路 T1,T2,T3,T4 トランジスタ C1 コンデンサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H03K 17/73 F (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02M 3/00 - 3/44 G05F 1/445,1/56 G05F 1/613,1/618 H03K 3/26 H03K 17/00 - 17/70 H02J 1/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バッテリから電源を供給される負荷回路
    と、 一旦バッテリと接続されると、動作を開始する第1スイ
    ッチング手段と、 前記バッテリと前記負荷回路との間に設けられ、前記第
    1スイッチング手段の動作中のみ前記バッテリから前記
    負荷回路への電源供給経路を連通する第2スイッチング
    手段と、 前記負荷回路と並列に前記第2スイッチング手段に接続
    され、前記負荷回路へ供給される電源を平滑する容量蓄
    積手段と、 前記第1スイッチング手段の動作電圧を変化させること
    で、前記第1スイッチング手段の動作を停止する第4ス
    イッチング手段と、 を備え、第1スイッチング手段の動作開始によって前記
    バッテリから前記負荷回路への電源供給を自己保持し、
    前記第4スイッチング手段の動作によって前記自己保持
    を解除する電源保持回路において、 その一端が前記バッテリと前記第2スイッチング手段と
    の間に接続され、前記第1スイッチング手段の動作中の
    み前記バッテリから前記第1スイッチング手段への電源
    供給経路を連通する第3スイッチング手段とを備え、 ることを特徴とする電源保持回路。
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