JP3291047B2 - 光磁気ディスク再生装置 - Google Patents

光磁気ディスク再生装置

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JP3291047B2 JP34032192A JP34032192A JP3291047B2 JP 3291047 B2 JP3291047 B2 JP 3291047B2 JP 34032192 A JP34032192 A JP 34032192A JP 34032192 A JP34032192 A JP 34032192A JP 3291047 B2 JP3291047 B2 JP 3291047B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光磁気ディスクにエッ
ジ記録された情報を再生する光磁気ディスク再生装置に
関する。
【0002】近年、光磁気ディスク装置は、大容量化、
可変化、高信頼化により、イメージ情報の記録再生から
コンピュータ用のコード情報の記録再生が可能なものま
で、広く普及されてきている。そのため、異なる信号系
においても確実に再生することが必要である。
【0003】
【従来の技術】図3に、従来の光磁気ディスク再生装置
の構成図を示す。図3において、光磁気ディスク再生装
置11で用いられる光磁気ディスク12には記録データ
に対応させて磁化の向きの異なる磁区のエッジの位置間
隔で情報が記録されている。
【0004】この光磁気ディスク12より光学ヘッド1
3のディテクタで、アドレスデータ等のID信号及びユ
ーザデータのMO信号を読み込み、電流の再生波形が電
圧波形に変換される。
【0005】ID信号は和動アンプ14により利得調整
されてマルチプレクサ16に送られる。また、MO信号
は差動アンプ15により利得調整されてマルチプレクサ
16に送られる。
【0006】マルチプレクサ16では、上位からのGA
TE信号によりID,MOが選択され、選択された信号
(IDまたはMO)は、AGC(オートゲインコントロ
ーラー)17、イコライザ18、ローパスフィルタ19
を通り、パルスディテクタ20でパルス化されてパルス
シェーバ21で整形され、VFO(可変周波数発振器)
22でクロックに同期したデータを抽出してデコーダ2
3で復調されるものである。
【0007】ところで、上述の記録方法で光磁気ディス
ク12にマーク間(短穴)記録されている場合には問題
を生じないが、記録密度向上のためにマーク長(長穴)
記録されている場合には記録ピットのエッジ部が意味を
もつために、スライスレベル検出の基準電圧が変動する
ベースラインシフトが発生すると正確にエッジ位置が再
生できなくなる。
【0008】ここで、図4に、従来のベースラインシフ
トを説明するための図を示す。図4(A)はMOの記録
パターンであり、2/7RLCC(Run Length Limitte
d Code) で「1」又は「0」の個数を制限した方法で符
号されたもので、長い記録パルス長L1 (短い記録パル
ス間隔T1 )、と短い記録パルス長L2 (長い記録パル
ス間隔T2 )とが混在する。そして、これを再生する場
合、図4(B)に示すように低域結合ではベースライン
1 はシフトしないが、図4(C)に示すように高域結
合でデューティ比が50%でないとベースラインB1
らB2 にシフトする。
【0009】このベースラインシフトを防止するために
は、回路帯域が低域(理想的にはDC)まで必要とな
り、図3における回路容量Ccを大きくしてカットオフ
周波数を低くすることが行われている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、カットオフ周
波数を低くすると、MO信号のマーク長記録には有効で
あるが、あるセクタを消去又は記録して次のID信号を
読み出す場合、消去又は記録時のパワーが大きいことか
ら反射光も大きくなり、光学ヘッドのディテクタから大
きな信号が送られてくることとなって回路系が飽和す
る。すなわち、回路容量Ccが大きくしていることか
ら、回路系の飽和が次のID信号の読み出し時まで残
り、結局ID信号を読み出すことができないという問題
がある。
【0011】そこで、本発明は上記課題に鑑みなされた
もので、回路系の飽和の影響を受けずに、ID信号の検
出を行う光磁気ディスク再生装置を提供することを目的
とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】図1に、本発明の原理構
成図を示す。図1の光磁気ディスク再生装置31におい
て、32は、光磁気ディスクであり、データ再生過程で
必要な情報データが凸凹のピットポジション間隔または
エッジ間隔で記録されており、記録データに対応した磁
化の向きの異なる磁区のエッジの位置間隔で情報が記録
される。
【0013】34は第1の検出部であり、光学ヘッド3
3からの再生波形より前記情報データを、所定回路帯域
で検出する。35は第2の検出部であり、光学ヘッドか
らの該再生波形より前記記録データを、該第1の検出部
34と異なる回路帯域で検出する。36は再生復調部で
あり、該第1及び第2の検出部34,35からの該情報
データ及び記録データを切り換えてそれぞれを復調す
る。
【0014】
【作用】図1に示すように、第1及び第2の検出部3
4,35により、情報データ検出と記録データ検出とを
別にし、それぞれの信号に適した回路帯域を持たせてい
る。これにより、互いの信号に干渉させないで消去又は
記録時直後の情報データの読み出しを回路系の飽和の影
響を受けずに正確に行うことが可能となると共に、記録
データの読み出し時のベースラインシフトを除去するこ
とが可能になるものである。
【0015】
【実施例】図2に、本発明の一実施例の構成図を示す。
図2において、光磁気ディスク再生装置31は、図1と
同様に、光磁気ディスク32、光学ヘッド33、第1及
び第2の検出部34,35、及び再生復調部36により
構成される。
【0016】光磁気ディスク32には、ID部に予めデ
ータ再生過程で必要なアドレス等の情報データ(ID)
が記録され、MO部に随時記録データ(MO)が記録、
消去される。このMOの記録は、各データに対応した磁
化の向きの異なる磁区のエッジの位置間隔で、データ間
に対してマークを形成するマーク長記録により行われ
る。なお、データに対して同一のマークを形成するマー
ク間記録で行ってもよい。
【0017】光学ヘッド33は、光磁気ディスク32に
光ビームを照射し、データに応じた反射光をディテクタ
で受光し、その電流波形を電圧波形に変換した再生波形
を第1及び第2の検出部34,35に送出する。
【0018】第1の検出部34は、IDを検出するもの
で、和動アンプ41、AGC43a、イコライザ44
a、フィルタ45a、パルスディテクタ46a、パルス
シェーパ47aにより構成される。この場合、回路帯域
は高域(数KHz)にカットオフ周波数をもつように回
路容量Ccが設定される。
【0019】第2の検出部35は、MOを検出するもの
で、差動アンプ42、AGC43b、イコライザ44
b、フィルタ45b、パルスディテクタ46b、パルス
シェーパ47bにより構成される。この場合、回路帯域
はDCまで帯域をもった構成とされる。
【0020】すなわち、第1の検出部34の高域のカッ
トオフ周波数は第2の検出部35の低域のカットオフ周
波数より大であり、第1の検出部34が高域に、第2の
検出部35が低域に設定されるものである。
【0021】再生復調部36は、外部からのゲート信号
で切り換えを行うマルチプレクサ48、VFO49、デ
コーダ50で構成される。
【0022】次に、上述の光磁気ディスク再生装置31
の再生動作について説明する。
【0023】まず、光学ヘッド33からの再生波形は、
第1の検出部34の和動アンプ41により増幅されてI
D信号を検出する。ID信号は、回路容量Ccで決定さ
れるカットオフ周波数でAGC43aにより利得制御さ
れ、イコライザ44aで等価される。これをフィルタ
(ローパスフィルタ)45aで所定の周波数で取り出
し、パルスディテクタ46aでパルス波形を作り、パル
スシェーパ47aで矩形パルスに整形してディジタル化
し、再生復調部36のマルチプレクサ48に送る。一
方、光学ヘッド33からの再生波形を第2の検出部の差
動アンプ42により増幅してMO信号を検出する。この
MO信号は、第1の検出部34と同様に、AGC43
b、イコライザ44b、フィルタ(ローパスフィルタ)
45b、パルスディテクタ46b、パルスシェーパ47
bでディジタル化され、マルチプレクサ48に送られ
る。
【0024】マルチプレクサ48は、パルスシェーパ4
7aから送られるID信号と、パルスシェーパ47bか
ら送られるMO信号とをゲート信号に従って選択し、V
FO49へ供給してクロックに同期したデータをデコー
ダ50に送って復調するものである。
【0025】このようにID信号とMO信号を分けて取
り扱うことで、それぞれの検出系に適した帯域に合わせ
ることができ、これによりMO信号の検出系でベースラ
インシフトを除去することができると共に、ID信号の
検出系で検出回路飽和によるID信号検出不可状態を回
避することができるものである。
【0026】なお、上記実施例では、マルチプレクサ4
8をパルスシェーパ47a,47bの後段に設けた場合
を示しているが、パルスディテクタ46a,46bの後
段にマルチプレクサ48を設け、この後段にパルスシェ
ーパ47a,47bを設けても同様の作用、効果を奏す
るものである。
【0027】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、第1及び
第2の検出部により、情報データ検出と記録データ検出
とを別にし、それぞれの信号に適した回路帯域を持たせ
ることにより、互いの信号に干渉させないで消去又は記
録時直後の情報データの読み出しを回路系の飽和の影響
を受けずに正確に行うことができると共に、記録データ
の読み出し時のベースラインシフトを除去することがで
きるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成図である。
【図2】本発明の一実施例の構成図である。
【図3】従来の光磁気ディスク再生装置の構成図であ
る。
【図4】従来のベースラインシフトを説明するための図
である。
【符号の説明】
31 光磁気ディスク再生装置 32 光磁気ディスク 33 光学ヘッド 34 第1の検出部 35 第2の検出部 36 再生復調部 41 和動アンプ 42 差動アンプ 43a,43b AGC 44a,44b イコライザ 45a,45b フィルタ 46a,46b パルスディテクタ 47a,47b パルスシェーパ 48 マルチプレクサ 49 VFO 50 デコーダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−250728(JP,A) 特開 平1−229429(JP,A) 特開 平6−195789(JP,A) 特開 平5−81721(JP,A) 特開 平4−364252(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 11/105 G11B 7/005 G11B 20/10

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光磁気ディスク(32)に、データ再生
    過程で凸凹のピットポジション間隔もしくはエッジ間隔
    で記録された必要な情報データ(ID)を読み出し、記
    録データ(MO)に対応した磁化の向きの異なる磁区の
    エッジの位置間隔で情報が記録され、再生時に再生波形
    から該エッジの位置間隔を検出して該記録データ(M
    O)を読み出す光磁気ディスク再生装置において、 前記再生波形より前記情報データ(ID)を、所定回路
    帯域で検出する第1の検出部(34)と、 該再生波形より前記記録データ(MO)を、該第1の検
    出部と異なる回路帯域で検出する第2の検出部(35)
    と、 該第1及び第2の検出部(34,35)からの該情報デ
    ータ(ID)及び記録データ(MO)を切り換えてそれ
    ぞれを復調する再生復調部(36)と、 を有することを特徴とする光磁気ディスク再生装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の検出部(34)の回路の高域
    カットオフ周波数を、 前記第2の検出部(35)の回路の低域カットオフ周波
    数より大とすることを特徴とする請求項1記載の光磁気
    ディスク再生装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の検出部(34)の回路帯域を
    高域とし、前記第2の検出部(35)の回路帯域を低域
    とすることを特徴とする請求項1記載の光磁気ディスク
    再生装置。
  4. 【請求項4】 前記光磁気ディスク(32)に記録され
    る情報は、データに対してマークが同一のマーク間記
    録、及びデータ間に対してマークが形成されるマーク長
    記録の少なくとも一方で記録されることを特徴とする請
    求項1乃至3記載の光磁気ディスク再生装置。
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WO1999063530A1 (en) * 1998-06-02 1999-12-09 Seagate Technology, Inc. A magneto-optical recording system employing linear recording and playback channels
US6687205B1 (en) 1998-06-09 2004-02-03 Seagate Technology Llc Parallel coded spread spectrum communication for data storage
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