JP3287862B2 - ディスクドライブ装置 - Google Patents

ディスクドライブ装置

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JP3287862B2
JP3287862B2 JP22025891A JP22025891A JP3287862B2 JP 3287862 B2 JP3287862 B2 JP 3287862B2 JP 22025891 A JP22025891 A JP 22025891A JP 22025891 A JP22025891 A JP 22025891A JP 3287862 B2 JP3287862 B2 JP 3287862B2
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順筰 上田
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  • Moving Of Head For Track Selection And Changing (AREA)
  • Moving Of The Head To Find And Align With The Track (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は目標トラックにヘッド素
子をトラッキングさせるに際し、粗調整と微調整で行う
ディスクドライブ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ディスクドライブ装置はシャーシに対し
てヘッド基台が移動可能に設けられ、このヘッド基台に
はモータの駆動力が伝達されている。ヘッド基台には一
対のヘッド素子が取付けられており、一対のヘッド素子
はディスクの半径方向に変位される。そして、目標トラ
ックに対するヘッド素子の位置制御は迅速性の要請から
粗調整をした後に微調整をすることが一般に行われてい
る。そして、特に着脱自在のディスクの場合にはディス
ク位置が一定しないため、粗調整はディスクのトラック
位置に相当する外部スケール、例えばステッピングモー
タの回転角度に基づいてヘッド基台を高速で動かすこと
によって目標トラックの近傍(1トラック幅以内)まで
ヘッド素子を移動させ、微調整はディスクに記録された
位置情報に基づいてヘッド素子を目標トラックにジャス
トトラックさせるものである。
【0003】一方、近年記録媒体であるディスクの高記
録密度化が進みその一環として高密度トラック化し、ト
ラック幅が非常に狭くなってきている。そのため、ステ
ッピングモータの回転角度を管理するのみでは粗調整を
行うことができなくなり、代わって特開昭63−586
83号公報に示す如く光スケールを用いたものが提案さ
れている。
【0004】この光スケールを用いた測定箇所の概略図
が図7に示されている。図7において、一定間隔にスリ
ット孔50aが形成された光スケール50はヘッド基台
側に取付けられ、ヘッド基台と共に移動する。光スケー
ル50の両面対向位置の固定側には光センサを構成する
発光素子51と受光素子52とが配置され、さらに光ス
ケール50と発光素子51間にはスリット板53が介在
されて構成される。而して、ヘッド基台が移動すると受
光素子52より略三角形の信号が出力され、この出力信
号より目盛信号を作成して粗調整を行うものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記光
スケール50はガラス材などにマスキング処理を施した
後の露光処理によってスリット孔50aが形成される。
この露光処理に際して単一の光源からの光は光源から離
れた位置になればなるほど入射光が傾斜するためスリッ
ト孔50aが全て同一形状に形成されず測定精度劣化の
原因となっている。 そこで、本発明は光スケールでは
測定精度に限界があることに鑑みなされたもので、光ス
ケールに代えて磁気スケール(例えばマグネスケール
(登録商標))を用いて精度の良い粗調整を行えるディ
スクドライブ装置を提出することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
の本発明に係るディスクドライブ装置は、装着されたデ
ィスクの半径方向にヘッド基台をモータの駆動力で移動
可能に設け、前記ヘッド基台に取付けられたヘッド素子
を目標トラックにトラッキングさせるディスクドライブ
装置において、前記ヘッド基台側に設けた一対の磁気セ
ンサと、この磁気センサの移動軌跡上の固定側に設けら
れ、前記磁気センサの2倍の間隔でS極とN極とが交互
に着磁された磁気スケールと、前記一対の磁気センサの
一方の出力信号の−45°乃至+45°の範囲における
前記一方の出力信号と、前記一対の磁気センサの一方の
出力信号の+45°乃至+135°の範囲における前記
磁気センサの他方の出力の極性を反転した信号と、前記
一対の磁気センサの一方の出力信号の+135°乃至+
225°の範囲における前記一方の出力信号の極性を反
転した信号と、前記一対の磁気センサの一方の出力信号
の+225°乃至+315°の範囲における前記磁気セ
ンサの他方の出力信号とを加算した信号を位置信号とな
す位置信号作成手段と、前記位置信号を微分した信号を
方向信号となす方向信号作成手段と、前記一対の磁気セ
ンサの一方の出力信号と他方の出力を比較した第1の比
較信号と、前記一対の磁気センサの一方の出力信号と他
方の極性を反転した出力を比較した第2の比較信号とか
ら得られた1/4波長間隔毎のパルスを目盛信号となす
目盛信号作成手段と、前記目盛信号を前記方向信号によ
りカウントするカウント手段と、目標カウント値を設定
する目標カウント設定手段と、前記カウント手段と前記
目標カウント設定手段からの各出力を比較する第1の比
較手段と、前記位置信号と所定の電圧値を比較する第2
の比較手段と、ディスクのトラック中心に対して内周側
に1/2トラックずれて記録されたA信号と外周側に1
/2トラックずれて記録されたB信号を検出するAB信
号検出手段と、前記A信号とB信号を所定のタイミング
でピークホールドした信号を比較する第3の比較手段と
を備え、前記目標トラックに対して前記ヘッド素子の位
置を粗調整する際には前記第1の比較手段の出力と前記
第2の比較手段の出力とを加算した信号に基づいて前記
モータを制御し、前記目標トラック内でトラック中心に
前記ヘッド素子の位置を微調整 する際には前記第3の比
較手段の出力信号に基づいて前記モータを制御するよう
にしたものである。
【0007】また、他の発明に係るディスクドライブ装
置は、装着されたディスクの半径方向にヘッド基台をモ
ータの駆動力で移動可能に設け、前記ヘッド基台に取付
けられたヘッド素子を目標トラックにトラッキングさせ
るディスクドライブ装置において、前記ヘッド基台側
設けたS極とN極とが交互に着磁された磁気スケール
と、この磁気スケールの着磁間隔の1/2の間隔で移動
軌跡上の固定側に設けられた磁気センサと、前記一対の
磁気センサの一方の出力信号の−45°乃至+45°の
範囲における前記一方の出力信号と、前記一対の磁気セ
ンサの一方の出力信号の+45°乃至+135°の範囲
における前記磁気センサの他方の出力の極性を反転した
信号と、前記一対の磁気センサの一方の出力信号の+1
35°乃至+225°の範囲における前記一方の出力信
号の極性を反転した信号と、前記一対の磁気センサの一
方の出力信号の+225°乃至+315°の範囲におけ
る前記磁気センサの他方の出力信号とを加算した信号を
位置信号となす位置信号作成手段と、前記位置信号を微
分した信号を方向信号となす方向信号作成手段と、前記
一対の磁気センサの一方の出力信号と他方の出力を比較
した第1の比較信号と、前記一対の磁気センサの一方の
出力信号と他方の極性を反転した出力を比較した第2の
比較信号とから得られた1/4波長間隔毎のパルスを目
盛信号となす目盛信号作成手段と、前記目盛信号を前記
方向信号によりカウントするカウント手段と、目標カウ
ント値を設定する目標カウント設定手段と、前記カウン
ト手段と前記目標カウント設定手段からの各出力を比較
する第1の比較手段と、前記位置信号と所定の電圧値を
比較する第2の比較手段と、ディスクのトラック中心に
対して内周側に1/2トラックずれて記録されたA信号
と外周側に1/2トラックずれて記録されたB信号を検
出するAB信号検出手段と、前記A信号とB信号を所定
のタイミングでピークホールドした信号を比較する第3
の比較手段とを備え、前記目標トラックに対して前記ヘ
ッド素子の位置を粗調整する際には前記第1の比較手段
の出力と前記第2の比較手段の出力とを加算した信号に
基づいて前記モータを制御し、前記目標トラック内でト
ラック中心に前記ヘッド素子の位置を微調整する際には
前記第3の比較手段の出力信号に基づいて前記モータを
制御するようにしたものである。
【0008】
【作用】磁気スケールは単一の磁気ヘッドの近接位置に
配置された磁性材を一定速度で移動して着磁することに
よって製作されるため全て規則正しい着磁が行われる。
従って、磁気スケールの磁力を検出する磁気センサの出
力は非常に精度の良いものが得られ、これによって作成
される目盛信号も精度が良いため正確な粗調整ができ
る。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。図1乃至図6には本発明の一実施例が示されてい
る。図2において、レール1はシャーシ(図示せず)に
固定され、このレール1にヘッド基台2がスライド自在
に設けられている。ヘッド基台2には、一対のヘッド素
子H(図1に示す。)が取付けられ、ヘッド基台2はモ
ータ3(図1に示す。)の駆動力にて移動されるよう構
成されている。このヘッド基台2の移動でヘッド素子H
はディスクD(図1に示す。)の半径方向に変位する。
【0010】また、前記レール1の上面には長手方向に
溝1aが形成され、この溝1a内に磁気スケール4が埋
設されている。磁気スケール4は例えばマグネスケール
(登録商標)から成り、単一の磁気ヘッドに対して磁性
材を近接して配置し、この磁性材を一定速度で移動して
S極とN極を交互に着磁することによって製作する。従
って、全ての位置で規制正しく着磁され、且つ、長寸法
の磁気スケール4を製作しても着磁が乱れることもな
い。
【0011】この磁気スケール4の対向位置であるヘッ
ド基台2の底面側には一対の磁気センサS1,S2が設け
られている。一対の磁気センサS1,S2は図3に示す如
く、ヘッド基台2の移動方向に対して並設され、その間
隔dは磁気スケール4の着磁間隔dの1/2に設定され
ている。従って、一対の磁気センサS1,S2の出力は9
0°位相シフトした正弦波となり、以後説明の都合上一
方の磁気センサS1の出力をSIN波、他方の磁気セン
サS2の出力をCOS波とする。尚、磁気センサS1,S
2は磁力の強さに比例した出力信号を出すものであれば
その種類を問わない。
【0012】図1にはトラッキング系の回路ブロック図
が示されている。図1において、一対の磁気センサ
1,S2の出力は共に波形処理回路5に入力されてい
る。波形処理回路5の構成は図4に示されている。
【0013】図4において、SIN波入力とCOS波入
力はそのままの信号と各反転回路6,7を介して反転さ
れた信号とがそれぞれ選択回路8に導かれ選択回路8に
はSIN波、COS波、−SIN波、−COS波の4種
類の信号が入力されている。又、SIN波入力は切換タ
イミング発生回路9にも導かれ、切換タイミング発生回
路9は−45°〜45°の範囲ではSIN波を、45°
〜135°の範囲では−COS波を、135°〜225
°の範囲では−SIN波を、225°〜315°の範囲
ではCOS波をそれぞれ選択するべく切換制御信号を選
択回路8に出力する。選択回路8は4種類の入力信号を
選択的に出力するべく4つのスイッチを有し、このスイ
ッチの開閉が切換制御信号に基づいて制御される。
【0014】選択回路8の各出力は加算器10に導か
れ、ここで信号合成されたものが位置信号とされる。位
置信号は図5に示す如く下記する目盛信号間の位置にほ
ぼ対応するデータである。又、加算器10の出力は微分
回路11に導かれ、この微分回路11の出力が方向信号
とされる。
【0015】また、波形処理回路5は2つの比較器1
2,13を有し、一方の比較器12にはSIN波とCO
S波が導かれており、一方の比較器12はSIN波>C
OS波のときH信号を出力する。他方の比較器13には
SIN波と−COS波が導かれており、他方の比較器1
3は−COS波>SIN波のときH信号を出力する。各
比較器12,13の出力は各反転回路14,15に入力
されてSIN−COS>0と−SIN−COS>0の各
反転信号が作成される。
【0016】各比較器12,13の出力と各反転回路1
4,15の出力は4つのアンド回路17〜20に選択的
に入力されている。アンド回路17は(SIN−CO
S)>0and(−COSーSIN)>0の条件を満た
す場合にH信号を出力し、アンド回路18は(SIN−
COS)>0and−(−COS−SIN)>0の条件
を満たす場合にH信号を出力する。又、アンド回路19
−(−COS−SIN)>0and−(SIN−CO
S)>0の条件を満たす場合にH信号を出力し、アンド
回路20は(−COS−SIN)>0and−(SIN
−COS)>0の条件を満たす場合にH信号を出力す
る。これら4つのアンド回路17〜20からは図5のA
〜Dに示す信号が出力され、この各信号が立上りエッジ
検出回路21に入力されている。立上りエッジ検出回路
21は各入力信号の立上りエッジを検出するとパルスを
出力し、このパルスはSIN波の1/4波長間隔に出力
される。このパルスが目盛信号とされる。
【0017】再び図1に戻り、波形処理回路5の目盛信
号と方向信号はカウンタ23に入力されている。カウン
タ23は目盛信号のパルス数をアップカウントするが、
方向信号の立上り,立下りエッジを検出するとカウント
方向を逆転する。このカウンタ23の出力は比較器24
に導かれている。カウント値設定部25はCPU(中央
処理装置)26からの制御信号により目標カウント値を
作り、この目標カウント値を比較部24に出力する。比
較部24はカウンタ23のカウント値と目標カウント値
を比較し、その誤差をアナログ信号として出力する。
【0018】また、波形処理回路5の位置信号は比較部
27に導かれ、この比較部27には電圧値設定部28の
目標電圧値も導かれている。電圧値設定部28はCPU
26からの制御信号により目標電圧を作るが、この目標
電圧値は一定としても良い。比較部27は波形処理回路
5の位置信号と目標電圧値の電圧を比較し、その誤差信
号を出力する。
【0019】この比較部27と前記比較部24の各出力
は各々開閉スイッチSW1,SW2を介して加算器29に
導かれており、各開閉スイッチSW1,SW2はCPU2
6からの切換制御信号によって制御される。CPU26
はモータ3の回転状態等により粗調整過程と微調整過程
を判別し粗調整過程では各スイッチSW1,SW2閉状
、微調整過程では各スイッチSW1,SW2を開状態に
制御する。
【0020】一方、一対のヘッド素子Hの出力はアンプ
30を介してAB検出部31に導かれ、AB検出部31
は図6のインデックス領域部40のスタート信号を基準
としてA領域部41に記録されているA信号とB領域部
42に記録されているB信号とを検出する。検出したA
信号とB信号は各々ピークホールド回路32,33にて
それぞれピックアップ量に応じた電圧値がホールドされ
る。各ピークホールド回路32,33の出力は比較部3
4に入力され、比較部34はその誤差信号を加算器29
に出力する。加算器29の出力はモータ駆動用アンプ3
5を介してヘッド基台駆動のモータ3に供給される。
【0021】上記構成において、ヘッド基台2が基準位
置にある場合に目標トラックデータがCPU26に入力
されると、先づ粗調整が行われる。即ち、CPU26が
カウント値設定部25と電圧値設定部28に制御信号を
送る。カウント値設定部25と電圧値設定部28により
目標カウント値及び目標電圧値が各比較部24,27に
入力され、大きな誤差信号が加算器29に出力されるた
めモータ3が高速で駆動する。
【0022】すると、一対の磁気センサS1,S2磁気
スケール4上を移動して正弦波をそれぞれ出力し、波形
処理回路5より目盛信号がカウンタ23に出力される。
カウンタ23のカウント値が増す毎に比較部24の誤差
信号が小さくなってモータ3の速度が徐々に遅くなる。
そして、カウンタ23のカウント値が目標カウント値と
一致すれば比較部24の誤差信号がゼロになる。
【0023】又、外乱等によりヘッド基台2が目標トラ
ックより行き過ぎたときには誤差信号の正負値が反対と
なってモータ3が逆転する。カウンタ23はこの逆転を
方向信号によって認識し、以後の目盛信号をカウントダ
ウンしてそのカウント値が目標カウント値と一致すれば
比較部24の誤差信号がゼロになる。
【0024】比較部24の誤差信号がゼロになると、後
は位置信号と目標電圧値の誤差信号のみとなり、これも
上記と同様にして誤差信号がゼロになるようモータ3が
制御されて粗調整が終る。
【0025】粗調整が終ると、各スイッチSW1,SW2
が開状態とされて微調整に入る。粗調整の段階でヘッド
素子Hは目標トラックの中心Cに対して1/2トラック
幅内に位置し、ヘッド素子HはA信号とB信号をピック
アップする。そして、A信号とB信号のピックアップ量
が等しい位置になるようモータ3が制御されてジャスト
トラックする。
【0026】尚、この実施例においては粗調整のスケー
ルとして目盛信号の他に位置信号を使用しきめ細かな調
整を行えるが、磁気スケール4の着磁ピッチを小さくし
たり、間隔の狭い目盛信号を作ることによって目盛信号
のみでも粗調整を行うことができる。
【0027】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、ヘッ
ド基台側に設けた一対の磁気センサと、この磁気センサ
の移動軌跡上の固定側に設けられ、前記磁気センサの2
倍の間隔でS極とN極とが交互に着磁された磁気スケー
ルとを備えるか、又はヘッド基台側に設けたS極とN極
とが交互に着磁された磁気スケールと、この磁気スケー
ルの着磁間隔の1/2の間隔で移動軌跡上の固定側に設
けられた磁気センサとを備え、前記一対の磁気センサの
一方の出力信号の−45°乃至+45°の範囲における
前記一方の出力信号と、前記一対の磁気センサの一方の
出力信号の+45°乃至+135°の範囲における前記
磁気センサの他方の出力の極性を反転した信号と、前記
一対の磁気センサの一方の出力信号の+135°乃至+
225°の範囲における前記一方の出力信号の極性を反
転した信号と、前記一対の磁気センサの一方の出力信号
の+225°乃至+315°の範囲における前記磁気セ
ンサの他方の出力信号とを加算した信号を位置信号とな
す位置信号作成手段と、前記位置信号を微分した信号を
方向信号となす方向信号作成手段と、前記一対の磁気セ
ンサの一方の出力信号と他方の出力を比較した第1の比
較信号と、前記一対の磁気センサの一方の出力信号と他
方の極性を反転した出力を比較した第2の比較信号とか
ら得られた1/4波長間隔毎のパルスを目盛信号となす
目盛信号作成手段と、前記目盛信号を前記方向信号によ
りカウントするカウント手段と、目標カウント値を設定
する目標カウント設定手段と、前記カウント手段と前記
目標カウント設定手段からの各出力を比較する第1の比
較手段と、前記位置信号と所定の電圧値を比較する第2
の比較手段と、ディスクのトラック中心に対して内周側
に1/2トラックずれて記録されたA信号と外周側に1
/2トラックずれて記録されたB信号を検出するAB信
号検出手段と、前記A信号とB信号を所定のタイミング
でピークホールドした信号を比較する第3の比較手段と
を備え、前記目標トラックに対して前記ヘッド素子の位
置を粗調整する際には前記第1の比較手段の出力と前記
第2の比較手段の出力とを加算した信号に基づいて前記
モータを制御し、前記目標トラック内でトラック中心に
前記ヘッド素子の位置を微調整する際には前記第3の比
較手段の出力信号に基づいて前記モータを制御するよう
にしたもので、磁気センサより非常に精度の良い正弦波
が得られこれによって作成される目盛信号および位置信
号も精度が良いため正確な粗調整ができるという効果を
奏する。
【0028】また、従来の光スケールではその材料とし
て少なからず熱膨張率のあるものしかなかったが、本発
明の磁気スケールではCu・Fe・Ni合金等の熱膨張
率が限りなくゼロに近い磁性材があるためこれらを用い
ることによって温度変化がほとんどなく精度の向上に供
するという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】トラッキング系の回路ブロック図(実施例)。
【図2】ヘッド基台付近の斜視図(実施例)。
【図3】磁気センサと磁気スケールの関係を示す図(実
施例)。
【図4】波形処理回路の回路ブロック図(実施例)。
【図5】各部の出力波形図(実施例)。
【図6】ディスクのトラックパターンを示す図(実施
例)。
【図7】光スケールの測定箇所の概略図(従来)。
【符号の説明】
2…ヘッド基台、3…モータ、4…磁気スケール、5…
波形処理回路、D…ディスク、H…ヘッド素子、S1
2…磁気センサ。
フロントページの続き (72)発明者 渡辺 博行 東京都台東区池之端1丁目2番11号 ア イワ株式会社内 (72)発明者 神田 吉博 東京都台東区池之端1丁目2番11号 ア イワ株式会社内 (72)発明者 臼井 卓己 東京都台東区池之端1丁目2番11号 ア イワ株式会社内 (56)参考文献 特開 昭60−14117(JP,A) 特開 昭60−185269(JP,A) 実開 昭63−132312(JP,U) 特公 昭58−51603(JP,B2) 実公 平1−180603(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 21/08,21/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装着されたディスクの半径方向にヘッド
    基台をモータの駆動力で移動可能に設け、前記ヘッド基
    台に取付けられたヘッド素子を目標トラックにトラッキ
    ングさせるディスクドライブ装置において、 前記ヘッド基台側に設けた一対の磁気センサと、 この磁気センサの移動軌跡上の固定側に設けられ、前記
    磁気センサの2倍の間隔でS極とN極とが交互に着磁さ
    れた磁気スケールと、 前記一対の磁気センサの一方の出力信号の−45°乃至
    +45°の範囲における前記一方の出力信号と、前記一
    対の磁気センサの一方の出力信号の+45°乃至+13
    5°の範囲における前記磁気センサの他方の出力の極性
    を反転した信号と、前記一対の磁気センサの一方の出力
    信号の+135°乃至+225°の範囲における前記一
    方の出力信号の極性を反転した信号と、前記一対の磁気
    センサの一方の出力信号の+225°乃至+315°の
    範囲における前記磁気センサの他方の出力信号とを加算
    した信号を位置信号となす位置信号作成手段と、 前記位置信号を微分した信号を方向信号となす方向信号
    作成手段と、 前記一対の磁気センサの一方の出力信号と他方の出力を
    比較した第1の比較信号と、前記一対の磁気センサの一
    方の出力信号と他方の極性を反転した出力を比較した第
    2の比較信号とから得られた1/4波長間隔毎のパルス
    を目盛信号となす目盛信号作成手段と、 前記目盛信号を前記方向信号によりカウントするカウン
    ト手段と、 目標カウント値を設定する目標カウント設定手段と、 前記カウント手段と前記目標カウント設定手段からの各
    出力を比較する第1の比較手段と、 前記位置信号と所定の電圧値を比較する第2の比較手段
    と、 ディスクのトラック中心に対して内周側に1/2トラッ
    クずれて記録されたA信号と外周側に1/2トラックず
    れて記録されたB信号を検出するAB信号検出手段と、 前記A信号とB信号を所定のタイミングでピークホール
    ドした信号を比較する第3の比較手段とを備え、 前記目標トラックに対して前記ヘッド素子の位置を粗調
    整する際には前記第1の比較手段の出力と前記第2の比
    較手段の出力とを加算した信号に基づいて前記モータを
    制御し、 前記目標トラック内でトラック中心に前記ヘッド素子の
    位置を微調整する際には前記第3の比較手段の出力信号
    に基づいて前記モータを制御する ことを特徴とするディ
    スクドライブ装置。
  2. 【請求項2】 装着されたディスクの半径方向にヘッド
    基台をモータの駆動力で移動可能に設け、前記ヘッド基
    台に取付けられたヘッド素子を目標トラックにトラッキ
    ングさせるディスクドライブ装置において、 前記ヘッド基台側に設けたS極とN極とが交互に着磁さ
    れた磁気スケールと、この磁気スケールの着磁間隔の1
    /2の間隔で移動軌跡上の固定側に設けられた磁気セン
    サと、 前記一対の磁気センサの一方の出力信号の−45°乃至
    +45°の範囲における前記一方の出力信号と、前記一
    対の磁気センサの一方の出力信号の+45°乃至+13
    5°の範囲における前記磁気センサの他方の出力の極性
    を反転した信号と、前記一対の磁気センサの一方の出力
    信号の+135°乃至+225°の範囲における前記一
    方の出力信号の極性を反転した信号と、前記一対の磁気
    センサの一方の出力信号の+225°乃至+315°の
    範囲における前記磁気センサの他方の出力信号とを加算
    した信号を位置信号となす位置信号作成手段と、 前記位置信号を微分した信号を方向信号となす方向信号
    作成手段と、 前記一対の磁気センサの一方の出力信号と他方の出力を
    比較した第1の比較信号と、前記一対の磁気センサの一
    方の出力信号と他方の極性を反転した出力を比較した第
    2の比較信号とから得られた1/4波長間隔毎のパルス
    を目盛信号となす目盛信号作成手段と、 前記目盛信号を前記方向信号によりカウントするカウン
    ト手段と、 目標カウント値を設定する目標カウント設定手段と、 前記カウント手段と前記目標カウント設定手段からの各
    出力を比較する第1の比較手段と、 前記位置信号と所定の電圧値を比較する第2の比較手段
    と、 ディスクのトラック中心に対して内周側に1/2トラッ
    クずれて記録されたA信号と外周側に1/2トラックず
    れて記録されたB信号を検出するAB信号検出手段と、 前記A信号とB信号を所定のタイミングでピークホール
    ドした信号を比較する第3の比較手段とを備え、 前記目標トラックに対して前記ヘッド素子の位置を粗調
    整する際には前記第1の比較手段の出力と前記第2の比
    較手段の出力とを加算した信号に基づいて前記モータを
    制御し、 前記目標トラック内でトラック中心に前記ヘッド素子の
    位置を微調整する際には前記第3の比較手段の出力信号
    に基づいて前記モータを制御する ことを特徴とするディ
    スクドライブ装置。
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