JP3287409B2 - ロック機構付シートベルト用リトラクターを備えたシートベルト装置 - Google Patents

ロック機構付シートベルト用リトラクターを備えたシートベルト装置

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JP3287409B2
JP3287409B2 JP30708199A JP30708199A JP3287409B2 JP 3287409 B2 JP3287409 B2 JP 3287409B2 JP 30708199 A JP30708199 A JP 30708199A JP 30708199 A JP30708199 A JP 30708199A JP 3287409 B2 JP3287409 B2 JP 3287409B2
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    • B60R2022/3419Belt retractors, e.g. reels with end lock preventing means

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、爪部材が爪車に係
合することでウェビングを巻装したボビンのウェビング
引き出し方向への回転をロックするロック機構を有する
シートベルト用リトラクターを備えたシートベルト装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】車両の乗員等を座席に安全に保持するた
めのシートベルト装置は、ウェビング,バックル,取付
け器具及びシートベルト用リトラクター等から構成され
る。前記シートベルト用リトラクターは、シートベルト
不使用時に自動的にウェビングを引込む装置で、ウェビ
ングの損傷を防ぐとともに、シートベルト使用時には自
由にウェビングの長さが変えられる巻取り装置である。
【0003】このようなシートベルト用リトラクターと
して、一般には、乗員を過度に拘束して装着者に圧迫感
を与えるといった問題を解決するために、急な加速、衝
突又は減速に反応する慣性感知手段によってウェビング
の引き出しを物理的にロックする緊急ロック機構を備え
て、乗員を効果的及び安全に拘束するとともにウェビン
グによる圧迫感を低減する緊急ロック機構付シートベル
ト用リトラクターが用いられている。
【0004】そして、このような緊急ロック機構とし
て、車両の加速度又はウェビングの引き出し加速度が所
定以上の時に爪部材が爪車に係合することで、ウェビン
グを巻装したボビンのウェビング引き出し方向への回転
をロックするロック機構が普及している。図12及び図
13は、このようなロック機構における爪車の従来例を
示したものである。図12に示した爪車1は爪部材に係
合するラチェット歯1aを内周部に一定間隔で装備した
構造のものである。また、図13に示した爪車3は、爪
部材に係合するラチェット歯3aを外周部に一定間隔で
装備した構造のものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、爪車を利用
した緊急ロック機構の場合、一般的には、例えば、ウェ
ビングの引き出し加速度が2.0Gを超えると、爪部材
が爪車に係合するように、設定される。しかし、リトラ
クターから引き出されたウェビングは、リトラクターに
装備した巻き取り用のスプリングの付勢力が作用してい
て、シートベルトの装着をやめる際に、前記巻き取り用
のスプリングの付勢力にまかせて勢い良く巻き取らせる
と、かなりの急速度で巻き取りがなされ、ウェビングの
全量を巻き取った際の衝撃の反動で、巻取軸には瞬間的
にウェビング引き出し方向への回転加速度が発生する。
この時に発生する加速度は、前述した緊急ロック機構の
作動基準となる2.0Gを超えることがあり、その場合
には、ロック機構の爪部材が爪車に係合して、ウェビン
グを全量巻き込んだ状態でウェビングの引き出しができ
なくなる現象、すなわち、エンドロック現象が発生して
しまう確率が高かった。
【0006】そして、このようなエンドロック現象が発
生した場合、その解消には、例えば、巻き込まれたウェ
ビングを一旦無理に引っ張り、僅かに繰り出されるウェ
ビングを戻すことでロック状態を解除するロック解除操
作が必要となり、操作性が悪いという問題が生じた。ま
た、前述した従来の爪車1,3において周方向に沿って
配列される複数個のラチェット歯1a,3aは、何れも
同一寸法のもので、全てのラチェット歯が単一の歯先円
1b,3b上に並ぶ構成であり、どのラチェット歯が爪
部材と係合しても、しっかりと係合するため、逆にエン
ドロックを解除する場合には、何れの位置で係合して
も、簡単に外れ難いという問題もあった。
【0007】そこで、本発明の目的は上記課題を解消す
ることにあり、ウェビングの装着を外した際に、ウェビ
ングを勢い良く戻しても、エンドロックの発生する割合
が少なく、更に、エンドロックが発生した場合でも、エ
ンドロックの解除が容易にできて、エンドロックによる
操作性の低下を改善することのできるロック機構付シー
トベルト用リトラクターを備えたシートベルト装置を提
供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、車
両の加速度又はウェビングの引き出し加速度が所定以上
の時に爪部材が爪車に係合することで、ウェビングを巻
装したボビンのウェビング引き出し方向への回転をロッ
クするロック機構を有するシートベルト用リトラクター
を備えたシートベルト装置において、前記爪車を、歯先
円径の異なる複数種のラチェット歯を周方向に適宜規則
で混在配列した構成としたことを特徴とするロック機構
付シートベルト用リトラクターを備えたシートベルト装
置により達成される。
【0009】上記の構成において、車両の加速度又はウ
ェビングの引き出し加速度が所定以上の時には、ロック
機構を構成する爪部材が爪車に係合するための回動等の
挙動を起こすが、その際の爪部材の挙動は、作用する加
速度の大きさに応じて変わり、作用する加速度が小さい
時は、爪部材の挙動も小さくなる。一般に、ウェビング
の装着を外す際にウェビングが終端まで巻き戻された時
の衝撃の反動で、巻取軸に瞬間的に作用するウェビング
の引き出し加速度や、車両のドアを勢い良く閉じた際に
車両の加速度センサが検出する加速度等は、一応、ロッ
ク機構の作動基準を超える値には該当するが、実際の車
両の衝突等の際に発生する加速度と比較すると、かなり
小さい加速度である。
【0010】そして、このような小さい加速度の作用に
よって、爪部材が爪車に対して係合挙動をした場合、上
記の構成では、爪車上に配列されるラチェット歯は歯先
円径が異なる複数種のものが混在しているため、爪部材
の係合相手となる内歯のラチェット歯が、例えば、歯先
円径が標準よりも大きく設定されたものの場合は、爪部
材がそのラチェット歯に届かず、係合が未成立に終わ
る。また、爪部材が爪車に係合したロック状態に陥った
としても、前述のように爪部材の係合相手となる内歯の
ラチェット歯が標準よりも歯先円径の大きなものの場合
には、爪部材と係合相手のラチェット歯との係合が浅く
なるために、ロック解除のために必要とされるウェビン
グの操作力や操作量が従来よりも小さくて済む。すなわ
ち、上記の構成であれば、ウェビングの装着を外した際
に、ウェビングを勢い良く戻しても、エンドロックの発
生する割合が少なく、更に、エンドロックが発生した場
合でも、エンドロックの解除が容易にできる機会が増
え、エンドロックによる操作性の低下を改善することが
できる。更には、リトラクターがプリテンショナーを備
えている場合には、プリテンショナー作動後のロック作
動において、入力するウェビング引出加速度の立ち上が
りが急であるため、ウェビングの伸び出し量が大きくな
る恐れがあり、ウェビングの伸び出し量を少なく抑える
ためには、早期ロックが好ましい。上記構成によれば、
このように十分大きい加速度が作用する時には、爪部材
は何れのラチェット歯とも係合するので、ウェビングの
伸び出し量を大きくすることなく、乗員を確実に拘束で
きる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るロック機構付
シートベルト用リトラクターを備えたシートベルト装置
の好適な実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。図
1〜図8は本発明に係るロック機構付シートベルト用リ
トラクターを備えたシートベルト装置の第1実施形態を
示したもので、図1及び図2は第1実施形態のロック機
構付シートベルト用リトラクターの分解斜視図であり符
号A部で連続している。図3は図1及び図2に示したシ
ートベルト用リトラクターで使用している爪車としての
ラッチカップの正面図、図4は図1及び図2に示したシ
ートベルト用リトラクターにおけるロック機構の作動開
始時の状態を示すリトラクター側面図、図5は図1及び
図2に示したシートベルト用リトラクターにおけるロッ
ク機構のロックアームとラッチカップが噛み合った状態
を示すリトラクター側面図、図6は図1及び図2に示し
たシートベルト用リトラクターにおけるロック機構の完
全ロック状態を示すリトラクター側面図、図7はロック
動作が車体加速度感知手段の作動によって開始する時の
車体加速度感知手段のセンサーアームの係合状態を示す
リトラクター側面図、図8は図1及び図2に示したシー
トベルト用リトラクターにおけるロック機構のロック解
除時の状態を示すリトラクター側面図である。
【0012】図1及び図2に示すシートベルト用リトラ
クターの分解斜視図において、ベース1はその大部分が
コの字状断面を有し、対向する側板1a,1bには対向
してそれぞれ貫通孔1c,1dが穿設されており、該貫
通孔1c,1dにはウェビングが巻回されるボビン2の
中心軸となる巻取軸4が左右のプラスチックブッシュ3
a,3b及びリテイナー5を介して回動自在に橋架され
ている。リテイナー5は、側板1bの側面に取り付けら
れるロアカバー6に回転自在に嵌合している。また、前
記巻取軸4の一端には、ウェビングを巻取る方向に該巻
取軸4を常時付勢している周知の巻取りバネ装置7と、
車両衝突時に巻取軸4をシートベルトの弛みが除去され
る方向に回転させるプリテンショナー(図示しない)が
配設されている。
【0013】一方、巻取軸4の他端には緊急時にウェビ
ングの引き出しを阻止するための緊急ロック機構が配置
されている。この緊急ロック機構は、巻取軸4の他端部
固定されたラッチプレート4aを有し、その外方には
巻取軸4の一部が突出され、そこにはテンションプレー
ト9と、ラチェット歯としての内歯13dを有した爪車
(ラッチ部材)であるラッチカップ13とが遊嵌されて
いる。そして、本実施形態の場合、ラッチカップ13
は、図3に示すように、前記内歯13dとして、歯先円
径の異なる2種のラチェット歯T1,T2を周方向に交
互に混在配列した構成とされている。図3において、歯
先円P1はラチェット歯T1に対するもので、歯先円P
2はラチェット歯T2に対するものである。
【0014】なお、ラッチカップ13に形成されたスプ
リングハンガ13bとテンションプレート9に形成され
たスプリングハンガ9aとにはリターンスプリング12
が装着され、ラッチカップ13は矢印X2方向に回動す
る付勢力が作用されている。そして、前記ラッチカップ
13の外側に位置する巻取軸4には、前記内歯13dに
係合する爪部としてのロック部15aが形成された爪部
材であるロック部材15及びセンサースプリング16と
ともにロック手段31を構成するフランジ14が固着さ
れている。
【0015】更に、ロック部材15の外側には、プレン
ワッシャー17を介して前記フランジ14に螺着された
タッピングスクリュー20に遊嵌された慣性部材である
ラチェットホイール19が設けられており、その外周面
には、後述の車体加速度感知手段32のセンサーアーム
28と係合するためのベルト引き出し方向を向いた歯1
9aが複数個形成されている。また、該ラチェットホイ
ール19の内側に設けられた装着部には、フリクション
スプリング18が摺動可能に装着されており、該フリク
ションスプリング18がロック部材15に係合されてい
るので、ラチェットホイール19は巻取軸4と一体的に
回転し、且つ該巻取軸4に対して相対変位が可能であ
る。
【0016】前記フリクションスプリング18は、線状
ばね鋼を環状に形成し、その両端末部を一旦半径方向内
方へ屈曲した後に、更にその両先端を同一軸線方向に屈
曲して係合部18a,18bを形成した対称形状を有す
るものである。そして、これら係合部18a,18bは
それぞれ前記ロック部材15に設けた一対の係止部であ
る穴15b,15cに係合されており、該フリクション
スプリング18は拡径方向及び縮径方向の変形を規制さ
れている。
【0017】すなわち、ラチェットホイール19の装着
部に装着されたフリクションスプリング18は、その中
間部が該装着部に摩擦係合するので、巻取軸4とともに
回転するロック部材15の回転方向によって作用方向が
変わるロック部材の穴15b,15cとの間の係止力
は、各々の係合部18a,18bが各回転方向毎に受け
ることができる。したがって、巻取軸4の回転方向によ
ってフリクションスプリング18の径が各々半径方向に
拡がったり、すぼまったりすることがないので、フリク
ションスプリング18はその回転方向毎のラチェットホ
イール19との摩擦抵抗が等しくなり、ラチェットホイ
ール19との間で過大な摺動抵抗を生じることがない。
【0018】また、前記ラッチプレート4aに係合する
ことによりラッチプレート4aのウェビング引き出し方
向(矢印X1方向)の回転を抑止するポール11が、ポ
ールピン10を介してラッチプレート4aから係脱可能
に側板1a,1b外方に軸支されている。該ポールピン
10は、側板1a,1bに形成された貫通孔33に一端
部を嵌挿されるとともに他端部をテンションプレート9
の貫通孔9bに嵌挿されており、ポール11とラッチプ
レート4aとの噛み合い荷重により倒れるのを防止され
ている。そこで、前記ポール11は、貫通孔33を中心
に揺動回転することができる。そして、ポール11には
ポールガイド突起11bが突設され、該ポールガイド突
起11bはラッチカップ13の外周部に突出形成されて
いるポールガイド孔13cに挿入される。
【0019】更に、前記側板1a,1bの下部には車体
加速度感知手段32を構成するセンサーケース27が固
設され、この中空部内にはセンサであるボールウエイト
29が載置されるとともに、突起28aを有するセンサ
ーアーム28が揺動可能に取り付けられている。そし
て、これら緊急ロック機構を覆うように、側板1a,1
bの外側にはセンサーカバー21が配設されている。
【0020】次に、上記シートベルト用リトラクターの
作動について説明する。先ず、通常使用状態において
は、図4に示すように、ラッチカップ13はスプリング
ハンガ13bとテンションプレート9のスプリングハン
ガ9aとに装着されたリターンスプリング12の付勢力
によってウェビング巻取り方向(矢印X2方向)に付勢
されており、ポールガイド孔13cにポールガイド突起
11bが係合するポール11はラッチプレート4aと非
係合な矢印Z2方向に付勢されており、更にロック部材
15のロック部15aはセンサースプリング16の付勢
力によりラッチカップ13の内歯13dと非歯合な位置
に付勢されているので、ウェビングの引き出しは自在で
ある。
【0021】衝突等の緊急時に図示しないウェビングに
テンションがかかり、巻取軸4に所定以上の衝撃的なウ
ェビング引き出し方向(矢印X1方向)の回動力が作用
されると、前記ラチェットホイール19は慣性力を受け
て巻取軸4のウェビング引き出し方向の回転に対し回転
遅れが生じる。そして、前記センサースプリング16の
付勢力よりも、ラチェットホイール19の装着部に装着
されたフリクションスプリング18の係合部18aがロ
ック部材15の穴15bの内側面をロック部15aが内
歯13dと歯合する方向に押す力が勝ると、ロック部材
15はロック部15aが内歯13dと歯合する方向に動
かされる。この時、フリクションスプリング18の中間
部は前記ラチェットホイール19の装着部内周壁との間
で適当な摩擦力を以て摩擦係合しているので、フリクシ
ョンスプリング18の係合部18aとロック部材15の
穴15bとの間に過大な力が作用して係合が外れたり、
フリクションスプリング18がラチェットホイール19
の装着部から脱落する可能性はない。
【0022】更に、巻取軸4がウェビング引き出し方向
に回転すると、図5に示すようにロック部材15のロッ
ク部15aとラッチカップ13の内歯13dとが噛み合
い、フランジ14の回動力がラッチカップ13に伝達さ
れ、該ラッチカップ13をリターンスプリング12の付
勢力に抗して矢印X1方向へ巻取軸4と一体的に回動す
る。すると、図6に示すように、ポールガイド突起11
bに係合するポールガイド孔13cがこのポールガイド
突起11bを介してポール11を矢印Z1 方向へ回動し
てラッチプレート4aに係合部11aを係合させる。こ
の結果、ポール11はラッチプレート4aの矢印X1方
向への回動、すなわちウェビングの引き出しを抑止して
ロックする。
【0023】また、車両が緊急時、所定以上の速度変化
を受けると、ボールウエイト29が転動してセンサーア
ーム28を揺動し、図7に示すように、その先端28a
をラチェットホイール19の歯19aに噛み合わせるの
で、ラチェットホイール19のベルト引き出し方向の回
転が阻止される。そして、ラチェットホイール19が回
動を阻止された状態で更にウェビングが引き出される
と、ラチェットホイール19が巻取軸4のウェビング引
き出し方向の回転に対し回転遅れが生じるので、ロック
手段31が作動して上述の如くウェビングの引き出しが
ロックされる。
【0024】図6に示したロック状態から、ウェビング
を巻き取らせると、図8に矢印(イ)で示すように、巻
取軸4の巻き取り方向への微少回転変位によって、ラッ
チプレート4aの歯とポール11の係合部11aとの間
に隙間が生じて、ロック状態が解除される。
【0025】このように、以上のシートベルト用リトラ
クターでは、ウェビング引き出し時のラッチカップ13
の内歯13dとロック部材15のロック部15aとの係
合が、あるいは車体加速度感知手段32のセンサーアー
ム28のラチェットホイール19への係合が、ラチェッ
トホイール19の回転遅れを招くことで、ラッチプレー
ト4aにポール11の係合部11aが係合したロック状
態を得る。そして、このようなウェビング引き出し時の
ラッチカップ13の内歯13dとロック部材15のロッ
ク部15aとの係合動作は、シートベルトの装着をやめ
る際に、前記巻き取り用のスプリングの付勢力にまかせ
て勢い良く巻き取らせた場合、あるいは、開いた車両の
ドアを勢い良く閉じた時にも起こる。シートベルトの装
着解除時において、ウェビングを勢い良く巻き取らせる
と、ウェビングの全量を巻き取った際の衝撃の反動で、
巻取軸には瞬間的にウェビング引き出し方向への回転加
速度が発生するからである。また、ドアを勢いよく閉め
た場合は、そのときの衝撃で、車体加速度感知手段32
に所定以上の上下方向又は水平方向の加速度が作用する
からである。
【0026】但し、爪部材であるロック部材15がラッ
チカップ13に係合するための揺動挙動は、作用する加
速度の大きさに応じて変わり、作用する加速度が小さい
時は、ロック部材15の挙動も小さくなる。一般に、ウ
ェビングの装着を外す際にウェビングが終端まで巻き戻
された時の衝撃の反動で、巻取軸に瞬間的に作用するウ
ェビングの引き出し加速度や、車両のドアを勢い良く閉
じた際に車両の加速度センサが検出する加速度等は、一
応、ロック機構の作動基準を超える値には該当するが、
実際の車両の衝突等の際に発生する加速度と比較する
と、かなり小さい加速度である。
【0027】そして、このような小さい加速度の作用に
よって、爪部材であるロック部材15が爪車であるラッ
チカップ13に対して係合挙動をした場合、上記の構成
では、ラッチカップ13上に配列されるラチェット歯が
歯先円径が異なる2種のものが混在しているため、ロッ
ク部材15の係合相手となるラチェット歯が、例えば、
歯先円径が標準よりも大きく設定されたラチェット歯T
2の場合は、ロック部材15のロック部15aがそのラ
チェット歯T2に届かず、係合が未成立に終わる。ま
た、ロック部材15のロック部15aがそのラチェット
歯T2に係合したロック状態に陥ったとしても、前述の
ようにロック部15aの係合相手となるラチェット歯T
2が標準よりも歯先円径の大きなものの場合には、ロッ
ク部15aと係合相手のラチェット歯との係合が浅くな
るために、ロック解除のために必要とされるウェビング
の操作力や操作量が従来よりも小さくて済む。したがっ
て、上記の構成であれば、ウェビングの装着を外した際
に、ウェビングを勢い良く戻しても、エンドロックの発
生する割合が少なく、更に、エンドロックが発生した場
合でも、エンドロックの解除が容易にできる機会が増
え、エンドロックによる操作性の低下を改善することが
できる。また、プリテンショナー付きのリトラクターの
場合、プリテンショナー作動後のロック作動時に大きい
ウェビング引出加速度が作用するので、ウェビングの伸
び出し量が大きくなる恐れがあるが、このような大きい
加速度が作用するときには、爪部材であるロック部材1
5は何れのラチェット歯T1,T2とも係合するので、
ウェビングの伸び出し量を大きくすることなく乗員を確
実に拘束できる。
【0028】なお、前述の実施形態では、ラッチカップ
13の内歯13dとして、歯先円径の異なる2種のラチ
ェット歯T1,T2を装備したが、歯先円径の異なる3
種以上のラチェット歯を周方向に混在配列するようにし
ても良く、装備するラチェット歯の種類は、上記実施形
態に限定しない。また、上記の実施形態では、2種類の
ラチェット歯を交互に配列したが、例えば、歯先円径の
大きなラチェット歯T2は、歯先円径の小さなラチェッ
ト歯T1が2個連続した後に、歯先円径の大きなラチェ
ット歯T2が一つ並ぶ配列としても良く、混在配列の仕
方は、上記実施形態に限定するものではない。
【0029】図9及び図10は本発明に係るシートベル
ト装置のロック機構付シートベルト用リトラクターの第
2実施形態の分解斜視図であり、符号B部で連続してい
る。この第2実施形態に示したロック機構付シートベル
ト用リトラクターにおいて、ベース101はその大部分
がコの字状断面を有し、対向する側板101a,101
bには対向してそれぞれ貫通孔101c,101dが穿
設されており、該貫通孔101c,101dにはウェビ
ングが巻回されるボビン102の中心軸となる巻取軸1
04がリテイナー105やピン120やギヤケース11
3を介して回動自在に橋架される。側板101bには、
ボビン102を巻き取り方向に付勢する巻取りバネ装置
107が取り付けられる。ボビン102に巻き取られた
ウェビングは、ベース101の背板の上部に取り付けら
れるウェビングガイド103を介して引き出される。
【0030】前記巻取軸104の他端には緊急時にウェ
ビングの引き出しを阻止するための緊急ロック機構が配
置されている。この緊急ロック機構は、巻取軸104の
他端部にポールピン110を介して回動可能に支持され
たポール111を、ベース101の側壁101aの固定
装備されたラッチプレート140に係合させることで、
ボビン102のウェビング引き出し方向への回転を阻止
するものである。また、巻取軸104の他端には、前記
ピン120を介して、爪車であるラチェットホイール1
19や、イナーシャプレート130が相対回転可能に装
備されている。そして、ラチェットホイール119に
は、巻取軸104のウェビング引き出し方向の所定以上
の加速度が作用した時、あるいは、車両に衝突等によっ
て所定以上の加速度が作用した時に前記ポール111を
ラッチプレート140に係合させるための駆動機構とし
て、プレート109,レバー114,スプリング11
2,ロックアーム115,センサースプリング116等
が取り付けられている。
【0031】本実施形態の場合、前記ラチェットホイー
ル119は、図11に示すように、外歯のラチェット歯
として、歯先円径の異なる2種のラチェット歯T3,T
4を周方向に交互に混在配列した構成とされている。な
お、図において、歯先円P3はラチェット歯T3に対す
るもので、歯先円P4はラチェット歯T4に対するもの
である。
【0032】そして、本実施形態の場合、車両に作用す
る加速度を検出するセンサである車体加速度感知手段1
32は、ギヤケース113の下部に装着され、このギヤ
ケース113の外側からベース101の側板101aに
取り付けられるセンサーカバー121によって覆われ
る。車体加速度感知手段132は、ギヤケース113に
固定されるセンサーケース127と、このセンサーケー
ス127の中空部内に装備されて車体に加わる加速度に
応じて変位するボールウエイト129と、このボールウ
エイト129の変位に応じて揺動するセンサーアーム1
28とを有した構成である。
【0033】このセンサーアーム128は、先端が前記
ラチェットホイール119に形成された外歯のラチェッ
ト歯T1,T2に係合する爪部となる爪部材であり、例
えば、車体に加わる加速度が所定以上になってボールウ
エイト129が一定以上の変位をすると、それに伴うセ
ンサーアーム128の揺動により、該センサーアーム1
28の先端がラチェットホイール119のラチェット歯
に噛合することで、ラチェットホイール119の回転を
規制して巻取軸104に対する回転遅れを生じさせるこ
とで、ポール111がラッチプレート140に係合する
ロック状態を作る。
【0034】この第2実施形態のように、ラチェットホ
イール119に形成される外歯のラチェット歯を、歯先
円径の異なる2種のラチェット歯T3,T4を周方向に
交互に混在配列した構成とした場合も、例えば、センサ
ーアーム128の係合対象となるラチェット歯が歯先円
径の小さなラチェット歯T4であれば、センサーアーム
128の係合が未成立、あるいは係合の浅い状態になる
ため、前述の第1の実施形態で示したようにラッチカッ
プ13のラチェット歯に歯先円径の異なる2種のラチェ
ット歯T1,T2を混在配列した場合と同様に、エンド
ロックの発生する割合が少なく、更に、エンドロックが
発生した場合でも、エンドロックの解除が容易にできる
機会が増え、エンドロックによる操作性の低下を改善す
ることができる。また、プリテンショナー付きのリトラ
クターの場合、プリテンショナー作動後のロック作動時
に大きいウェビング引出加速度が作用するので、ウェビ
ングの伸び出し量が大きくなる恐れがあるが、このよう
な大きい加速度が作用するときには、爪部材であるセン
サーアーム128は何れのラチェット歯T3,T4とも
係合するので、ウェビングの伸び出し量を大きくするこ
となく乗員を確実に拘束できる。
【0035】以上のように、本発明のように歯先円径の
異なる複数種のラチェット歯を装備する爪車は、ロック
機構を構成している爪車であれば、どの爪車に適用して
も有用である。
【0036】
【発明の効果】本発明のロック機構付シートベルト用リ
トラクターを備えたシートベルト装置によれば、ウェビ
ングの装着解除操作時やドアの閉操作時に作用する比較
的に小さな加速度によって爪部材が爪車に対して係合挙
動をした場合、爪車上に配列されるラチェット歯は歯先
円径が異なる複数種のものが混在しているため、爪部材
の係合相手となる内歯のラチェット歯が、例えば、歯先
円径が標準よりも大きく設定されたものの場合は、爪部
材がそのラチェット歯に届かず、係合が未成立に終わ
る。また、爪部材が爪車に係合したロック状態に陥った
としても、前述のように爪部材の係合相手となる内歯の
ラチェット歯が標準よりも歯先円径の大きなものの場合
には、爪部材と係合相手のラチェット歯との係合が浅く
なるために、ロック解除のために必要とされるウェビン
グの操作力や操作量が従来よりも小さくて済む。したが
って、ウェビングの装着を外した際に、ウェビングを勢
い良く戻しても、エンドロックの発生する割合が少な
く、更に、エンドロックが発生した場合でも、エンドロ
ックの解除が容易にできる機会が増え、エンドロックに
よる操作性の低下を改善することができる。また、プリ
テンショナー付きのリトラクターの場合、プリテンショ
ナー作動後のロック作動時に大きいウェビング引出加速
度が作用するので、ウェビングの伸び出し量が大きくな
る恐れがあるが、このような大きい加速度が作用すると
きには、爪部材は何れのラチェット歯とも係合するの
で、ウェビングの伸び出し量を大きくすることなく乗員
を確実に拘束できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るシートベルト装置の第1実施形態
のロック機構付シートベルト用リトラクターの分解斜視
図である。
【図2】本発明に係るシートベルト装置の第1実施形態
のロック機構付シートベルト用リトラクターの分解斜視
図である。
【図3】図1及び図2に示したシートベルト用リトラク
ターで使用している爪車としてのラッチカップの正面図
である。
【図4】図1及び図2に示したシートベルト用リトラク
ターにおけるロック機構の作動開始時の状態を示すリト
ラクター側面図である。
【図5】図1及び図2に示したシートベルト用リトラク
ターにおけるロック機構のロックアームとラッチカップ
が噛み合った状態を示すリトラクター側面図である。
【図6】図1及び図2に示したシートベルト用リトラク
ターにおけるロック機構の完全ロック状態を示すリトラ
クター側面図である。
【図7】図1及び図2に示したシートベルト用リトラク
ターにおけるロック機構の車体加速度感知手段による作
動開始時の状態を示すリトラクター側面図である。
【図8】図1及び図2に示したシートベルト用リトラク
ターにおけるロック機構のロック解除時の状態を示すリ
トラクター側面図である。
【図9】本発明に係るシートベルト装置の第2実施形態
のロック機構付シートベルト用リトラクターの分解斜視
図である。
【図10】本発明に係るシートベルト装置の第2実施形
態のロック機構付シートベルト用リトラクターの分解斜
視図である。
【図11】図9及び図10に示したシートベルト用リト
ラクターで使用している爪車としてのラチェットホイー
ルの正面図である。
【図12】ラチェット歯を内周部に一定間隔で装備した
従来の爪車の正面図である。
【図13】ラチェット歯を外周部に一定間隔で装備した
従来の爪車の正面図である。
【符号の説明】
1 ベース 1a,1b 側板 2 ボビン 4 巻取軸 4a ラッチプレート 7 巻取りバネ装置 9 テンションプレート 11 ポール 11a 係合部 13 ラッチカップ(爪車) 13d 内歯(ラチェット歯) 14 フランジ 15 ロック部材(爪部材) 15a ロック部(爪部) 18 フリクションスプリング 19 ラチェットホイール 19a 歯 27 センサーケース 28 センサーアーム 29 ボールウエイト 31 ロック手段 32 車体加速度感知手段 T1,T2 ラチェット歯 104 巻取軸 119 ラチェットホイール 128 センサーアーム 132 車体加速度感知手段 T3,T4 ラチェット歯
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60R 22/36 - 22/40

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の加速度又はウェビングの引き出し
    加速度が所定以上の時に爪部材が爪車に係合すること
    で、ウェビングを巻装したボビンのウェビング引き出し
    方向への回転をロックするロック機構を有するシートベ
    ルト用リトラクターを備えたシートベルト装置におい
    て、 前記爪車を、歯先円径の異なる複数種のラチェット歯を
    周方向に適宜規則で混在配列した構成としたことを特徴
    とするロック機構付シートベルト用リトラクターを備え
    たシートベルト装置。
  2. 【請求項2】 ベースと、該ベースに回動自在に支持さ
    れウェビング巻取方向に付勢された巻取軸と、該巻取軸
    とベースとを連結して巻取軸のウェビング引き出し方向
    回転を阻止する第1の状態と連結しない第2の状態とを
    採りうるロック機構とを有し、該ロック機構は、前記ベ
    ース又は前記巻取軸のいずれか一方に設けられたポール
    と、いずれか他方に設けられ該ポールが係合可能なラッ
    チプレートと、前記ポールを前記ラッチプレートとの係
    合位置にもたらすための爪車と、前記巻取軸に対して相
    対回転したときに爪部材を前記爪車に係合させ巻取軸と
    爪車とを連結するラチェットホイールとを有し、前記爪
    車は歯先円径の異なる複数種の歯を有するシートベルト
    用リトラクターを備えたシートベルト装置。
  3. 【請求項3】 ベースと、該ベースに回動自在に支持さ
    れウェビング巻取方向に付勢された巻取軸と、該巻取軸
    とベースとを連結して巻取軸のウェビング引き出し方向
    回転を阻止する第1の状態と連結しない第2の状態とを
    採りうるロック機構とを有し、該ロック機構は、前記ベ
    ース又は前記巻取軸のいずれか一方に設けられたポール
    と、いずれか他方に設けられ該ポールが係合可能なラッ
    チプレートと、前記巻取軸に対して相対回転したときに
    前記ポールを前記ラッチプレートとの係合位置にもたら
    すためのラチェットホイールと、該ラチェットホイール
    の巻取軸に対する相対回転を生じさせるためいずれか一
    方が前記ラチェットホイールに他方が前記ベースに設け
    られた爪車及び爪部材とを有し、該爪車は歯先円径の異
    なる複数種の歯を有するシートベルト用リトラクターを
    備えたシートベルト装置。
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