JP2000095063A - シートベルト用リトラクター - Google Patents
シートベルト用リトラクターInfo
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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Abstract
あるときにも車体の加速度を確実に感知してロック手段
が適正に作動する信頼性の高いシートベルト用リトラク
ターを提供すること。 【解決手段】 ロック手段を作動させる感知手段31と
を備え、シートバックのリクライニング角度毎に、前記
感知手段が回動することによって該感知手段が適正な向
きに調整されるシートバックに取り付けられるシートベ
ルト用リトラクター30。感知手段31は、その回動中
心Rが巻取軸の回転中心Rと一致しており、前記ロック
手段は、前記巻取軸と連結したギア部材と、該ギア部材
に係合し該ギア部材のウェビング引出し方向の回転を阻
止する回転阻止部材11とを有し、回転阻止部材11が
前記ギア部材と係合して前記巻取軸を停止させる位置
が、感知手段31の位置に関係なく一定である。
Description
り付けられるシートベルト用リトラクターに関する。さ
らに詳しくは、シートバックのリクライニング角度毎に
感知手段の向きを適正な向きに調整可能なシートベルト
用リトラクターに関する。
するためのシートベルト装置のリトラクターは、急な加
速、衝突又は減速に反応する感知手段によってリトラク
ターを物理的にロックする緊急ロック機構を備えて乗員
を効果的及び安全に拘束する緊急ロック式リトラクター
が用いられている。
ーに用いられる感知手段としては、車体の加速度及び傾
斜を感知するものがある。この感知手段は、例えば慣性
体が車体の衝突で移動すると、該慣性体の上部に設けら
れたセンサーアームを揺動し、ウェビングが巻装された
巻取軸のウェビング引出し方向の回転をロックするロッ
ク手段を作動させる構成である。
リクライニング式シートのシートバック内に取付け、シ
ートバックのリクライニング角度が変更されても同様に
作動可能であるシートベルト装置が提案されている。例
えば、ドイツ特許第8503541号公報に開示された
シートベルト装置は、シートバックのリクライニング動
作により、ワイヤーを動かし、ワイヤーがセンサーケー
スを回動させることによって、感知手段をリクライニン
グ角度に関係なく適正な向きに保っている。
ートベルト装置のセンサーケースは、センサーアームと
ラチェットホイールとが係合する位置の近傍にある軸を
中心に揺動するので、シートバックをリクライニングさ
せて感知手段の位置が変われば、センサーアームの先端
とラチェットホイールの当たり方(当接角度)が変わっ
てしまう。当たり方が変わってしまうと、所定の位置で
センサーアームがラチェットホイールを止められず、ロ
ック手段を正常に機能させられなくなる恐れがある。
クターは、感知手段のセンサーアームの位置と、ロック
手段が作動する位置に相関があり、所定の位相が設定さ
れている。そして、ロック手段を正常に作動させる感知
手段の位置が限られており、その位置以外に感知手段を
配置することは、不適当である。例えば、巻取軸に備え
たラチェットホイールが回転を停止されて巻取軸と相対
回転することにより、巻取軸に備えた回転阻止部材が、
リトラクターベースに設けた係合歯と係合するロック手
段にあっては、ロック位置を設定するリトラクターベー
スの係合歯とラチェットホイールの係合歯との位相が一
定でないと、ロック手段の作動タイミングが変化してし
まう。リトラクターベースに連続して設けられた係合歯
のいずれかに回転阻止部材が係合することによりロック
する構成にあっては、回転阻止部材の作動タイミングが
変化すると、回転阻止部材が係合歯と本来係合すべき位
置まで到達せず、係合が不充分となることがある。この
係合を充分にするために巻取軸が強制的に回転させられ
ると、例えばセンサーアーム等に過大な力が作用するた
め好ましくない。また、回転阻止部材の作動タイミング
が変化して、回転防止部材とリトラクターベースの係合
歯の位置が近くなりすぎると、刃先同士が衝突し、歯が
損傷することがある。
が異なるリクライニング位置にあるときにも車体の加速
度を確実に感知してロック手段が適正に作動する信頼性
の高いシートベルト用リトラクターを提供することを目
的とする。
取軸のウェビング引き出し方向の回転をロックするロッ
ク手段と、所定の加速度及び傾斜を感知し、前記ロック
手段を作動させる感知手段とを備え、シートバックのリ
クライニング角度毎に、前記感知手段が回動することに
よって該感知手段が適正な向きに調整されるシートバッ
クに取り付けられるシートベルト用リトラクターにおい
て、前記感知手段は、その回動中心が前記巻取軸の回転
中心と一致しており、前記ロック手段は、前記巻取軸と
連結したギア部材と、該ギア部材に係合し該ギア部材の
ウェビング引出し方向の回転を阻止する回転阻止部材と
を有し、前記回転阻止部材が前記ギア部材と係合して前
記巻取軸を停止させる位置は、前記感知手段の位置に関
係なく一定であることを特徴とするシートベルト用リト
ラクターを提供することによって達成される。
のリクライニング角度が変更されると、感知手段が回動
し、適正な向きに維持される。そして、感知手段の回動
中心は、ウェビングの巻取軸の回転中心と一致する構成
のため、シートバックのリクライニング角度が変更され
ると、該巻取軸の回転中心を中心として、感知手段が回
動できる。このとき、感知手段の間隔が変化することは
ないので、感知手段の感度を一定に維持できる。
がギア部材と係合してウェビング巻取軸を停止させる位
置が、感知手段の位置に関係なく一定であることによ
り、シートバックのリクライニング角度が変更され、感
知手段が車両緊急時に作動する位置が巻取軸の円周方向
において変化しても、回転阻止部材とギア部材の刃先同
士が衝突せず刃先を損傷することがない上、ウェビング
引出方向のロックが遅れない。したがって、リクライニ
ング角度に依存することなく、ロック手段が適正に作動
可能となる。
材がギア部材と係合してウェビング巻取軸を停止させる
位置が、感知手段の位置に関係なく一定である構成とし
ては、例えば、車両緊急時にラチェットホイールが巻取
軸に対して回転遅れを生じると、ラチェットホイールに
摺動可能に装着されているフリクションスプリングが回
動して、フリクションスプリングの係合部が巻取軸に固
定されたロック部材をラッチカップと噛合う方向に押出
し、ロック部材がラッチカップと噛合うことで、ラッチ
カップが巻取軸とともに回動し、ラッチカップが回転阻
止部材をギア部材と噛合う方向に押出すことで、最終的
に巻取軸の回転を阻止する構成が挙げられる。この構成
は、巻取軸の回転を阻止するための、ラッチカップ、回
転阻止部材、ギア部が巻取軸に備えられているので、巻
取軸の回転阻止動作時に、これら各要素の相対位置が変
わらず、回転阻止部材がギア部材と係合して巻取軸を停
止させる位置が一定である。
の一実施形態を詳細に説明する。図1は本発明の一実施
形態に係るシートベルト用リトラクターが内蔵されたリ
クライニング式シート1の概略側面図であり、図2はシ
ートベルト用リトラクター30の概略側面図である。
シートベルト用リトラクター30は、車体に取り付けら
れたリクライニング式シート1のシートバック2に内蔵
されている。このシートバック2は、車体幅方向に延在
する回動軸Lを中心として回動し得るように、シートク
ッション3に接続されており、乗員の体格等に応じてリ
クライニング角度が調整される。
トラクター30の感知手段31は、ウェビング巻取軸の
回転中心Rとその回動中心が一致して取り付けられたハ
ンガー33と、ハンガー33に支持され慣性体支持面及
びセンサーアーム支持孔を備えたセンサーケース35
と、センサーケース35上に支持された球形状の慣性体
37と、センサーケース35にその回動軸39aが回動
自在に支持され慣性体37の動きによってラチェットホ
イール19の歯19aと噛合い可能なセンサーアーム3
9とを含んで構成されている。
材6とを含んで構成される調整手段7によってその向き
が適正(センサーケース35の底面が地面と平行になる
位置)に調整されるようになっている。すなわち、シー
トバック2を図1に示す位置から後方にリクライニング
すると、感知手段31のハンガー33及び巻回機構5に
その端部が固定された伝達部材6を構成するケーブル6
aが、巻回機構5に巻回され、その巻回量に一致して、
ハンガー33側の端部からケーブル6aが繰出されるこ
とで、ハンガー33が時計回りに回動し、感知手段31
の向きを適正に調整するようになっている。さらに、ハ
ンガー33の回動中心Rと巻取軸の回転中心Rが一致し
ているため、ラチェットホイール19とセンサーアーム
39の間隔が変化しないようになっている。
す位置から前方にリクライニングすると、巻回機構5へ
のケーブル6aの巻回及び繰出しが行われないように構
成されている。したがって、図1に示す位置より前方
は、乗員が着座しない範囲であるが、この位置ではリク
ライニング動作と感知手段31の回動の連動がキャンセ
ルされるように構成されている。しかしながら、シート
バック2の前方へのリクライニング動作に連動させて、
ハンガー33を反時計回りに回動し、感知手段11の向
きを適正に調整するように構成することも勿論可能であ
る。
緊急時に、巻取軸のウェビング引出方向の回転をロック
するロック手段の構成について説明する。図3に示すよ
うに、巻取軸4の他端には、緊急時にウェビングの引き
出しを阻止するためのロック手段としての緊急ロック機
構が配置されている。この緊急ロック機構は、巻取軸4
の他端部に固定されたギア部材であるラッチプレート4
aを有し、その外方には巻取軸4の一部が突出され、そ
こにはテンションプレート9と、内歯13dを有するラ
ッチ部材であるラッチカップ13とが遊嵌されている。
なお、ラッチカップ13に形成されたスプリングハンガ
13bとテンションプレート9に形成されたスプリング
ハンガ9aとにはリターンスプリング12が装着され、
ラッチカップ13は矢印X2方向に回動する付勢力が作
用されている。
置する巻取軸4には、前記内歯13dに係合するロック
部15aが形成されたロック部材15及びフランジ14
が固着されている。更に、ロック部材15の外側には、
プレンワッシャー17を介して前記フランジ14に螺着
されたタッピングスクリュー20に遊嵌された慣性部材
であるラチェットホイール19が設けられており、その
外周面には、前述の感知手段31のセンサーアーム39
と係合するためのベルト引き出し方向を向いた歯19a
が複数個形成されている。また、該ラチェットホイール
19の内側に設けられた装着部には、フリクションスプ
リング18が摺動可能に装着されており、該フリクショ
ンスプリング18がロック部材15に係合されているの
で、ラチェットホイール19は回転を阻止されていない
ときには巻取軸4と一体的に回転し、回転を阻止される
と該巻取り軸4に対して相対変位が可能である。
ばね鋼を環状に形成し、その両端末部を一旦半径方向内
方へ屈曲した後に、更にその両先端を同一軸線方向に屈
曲して係合部18a,18bを形成した対称形状を有す
るものである。そして、これら係合部18a,18bは
それぞれ前記ロック部材15に設けた一対の係止部であ
る穴15b,15cに係合されており、該フリクション
スプリング18は拡径方向及び縮径方向の変形を規制さ
れている。
部に装着されたフリクションスプリング18は、その中
間部が該装着部に摩擦係合するので、巻取り軸4と共に
回転するロック部材15の回転方向によって作用方向が
変わるロック部材の穴15b,15cとの間の係止力
は、各々の係合部18a,18bが各回転方向毎に受け
ることができる。したがって、巻取軸4の回転方向によ
ってフリクションスプリング18の径が各々半径方向に
拡がったり、すぼまったりすることがないので、フリク
ションスプリング18はその回転方向ごとのラチェット
ホイール19との摩擦抵抗が等しくなり、ラチェットホ
イール19との間で過大な摺動抵抗を生じることがな
い。
ことによりラッチプレート4aのウェビング引き出し方
向(矢印X1方向)の回転を防止する回転阻止部材であ
るポール11が、ポールピン10を介してラッチプレー
ト4aから係脱可能にリトラクターベースの側板外方に
軸支されている。該ポールピン10は、リトラクターベ
ースの側板に形成された貫通孔に一端部を嵌挿されると
共に他端部をテンションプレート9の貫通孔9bに嵌挿
されており、ポール11とラッチプレート4aとの噛み
合い荷重により倒れるのを防止されている。そして、ポ
ール11にはポールガイド突起11bが突設され、該ポ
ールガイド突起11bはラッチカップ13の外周部に突
出形成されているポールガイド孔13cに挿入される。
0の作動について説明する。まず、通常使用状態におい
ては、図2に示したように、ラッチカップ13はスプリ
ングハンガ13bとテンションプレート9のスプリング
ハンガ9aとに装着されたリターンスプリング12の付
勢力によってウェビング巻取り方向(矢印X2方向)に
付勢されており、ポールガイド孔13cにポールガイド
突起11bが係合するポール11はラッチプレート4a
と非係合な方向(矢印Z2方向)に付勢されており、更
にロック部材15のロック部15aはセンサースプリン
グ16の付勢力によりラッチカップ13の内歯13dと
非歯合な位置に付勢されているので、ウェビングの引き
出しは自在である。
テンションがかかり、巻取軸4に所定以上の衝撃的なウ
ェビング引き出し方向(矢印X1方向)の回動力が作用
されると、前記ラチェットホイール19は慣性力を受け
て巻取軸4のウェビング引き出し方向の回転に対し回転
遅れが生じる。そして、前記センサースプリング16の
付勢力よりも、ラチェットホイール19の装着部に装着
されたフリクションスプリング18の係合部18aがロ
ック部材15の穴15bの内側面をロック部15aが内
歯13dと噛合する方向に押す力が勝ると、ロック部材
15はロック部15aが内歯13dと噛合する方向に動
かされる。この時、フリクションスプリング18の中間
部は前記ラチェットホイール19の装着部内周壁19b
との間で適当な摩擦力を以て摩擦係合しているので、フ
リクションスプリング18の係合部18aとロック部材
15の穴15bとの間に過大な力が作用して係合が外れ
たり、フリクションスプリング18がラチェットホイー
ル19の装着部から脱落する可能性はない。
に回転すると、図4に示すようにロック部材15のロッ
ク部15aとラッチカップ13の内歯13dとが噛み合
い、フランジ14の回動力がラッチカップ13に伝達さ
れ、該ラッチカップ13をリターンスプリング12の付
勢力に抗して矢印X1方向へ巻取軸4と一体的に回動す
る。すると、図5に示すように、ポールガイド突起11
bに係合するポールガイド孔13cがこのポールガイド
突起11bを介してポール11を矢印Z1方向へ回動し
てラッチプレート4aに係合部11aを係合させる。こ
の結果、ポール11はラッチプレート4aの矢印X1方
向への回動、すなわちウェビングの引き出しを抑止して
ロックする。
を受けると、慣性体37が転動してセンサーアーム39
を揺動し、その先端39aをラチェットホイール19の
歯19aに噛み合わせるので、ラチェットホイール19
のベルト引き出し方向の回転が阻止される。そして、ラ
チェットホイール19が回動を阻止された状態で更にウ
ェビングが引き出されると、ラチェットホイール19が
巻取軸4のウェビング引き出し方向の回転に対し回転遅
れが生じるので、ロック手段が作動して上述の如くウェ
ビングの引き出しがロックされる。
は、車両緊急時にラチェットホイール19が巻取軸4に
対して回転遅れを生じると、ラチェットホイール19に
摺動可能に装着されているフリクションスプリング18
が回動して、フリクションスプリング18の係合部18
a,18bが巻取軸4に固定されたロック部材15をラ
ッチカップ13と噛合う方向に押出し、ロック部材15
がラッチカップ13と噛合うことで、ラッチカップ13
が巻取軸4とともに回動し、ラッチカップ13がポール
11をラッチプレート4aと噛合う方向に押出すこと
で、最終的に巻取軸4の回転を阻止する構成であり、ラ
ッチカップ13、ポール11、ラッチプレート4aが巻
取軸4に備えられているので、巻取軸4のポール11と
ラッチプレート4aの位置関係は一定である。すなわ
ち、ポール11がラッチプレート4aと係合して巻取軸
4を停止させる位置が、センサーアーム39とラチェッ
トホイール19の位置に関係なく構成されている。
示す位置にシートバック2を後方にリクライニングさせ
ると、調整手段7の巻回機構5にケーブル6aが巻回さ
れる一方、図6(b)に示すように、ハンガー33側の
ケーブル6aが矢印C方向に繰出されるので、ハンガー
13が時計回りに回動し、感知手段31が適正な向きに
調整されるが、センサーアーム39がラチェットホイー
ル19aに車両緊急時に飛び込む位置が巻取軸4の円周
方向において変化する。
ール11がラッチプレート4aと係合して巻取軸4を停
止させる位置が、センサーアーム39とラチェットホイ
ール19の位置に関係なく一定であるので、ポール11
とラッチプレート4aの刃先同士が衝突せず刃先を損傷
することがない上、ウェビング引出方向のロックが遅れ
ない。したがって、リクライニング角度に依存すること
なく、ロック手段が適正に作動可能となる。
れることなく、本発明の趣旨に基づいて適宜変更、改良
等が可能である。例えば、本実施形態における調整手段
7は、ケーブルの巻回及び繰出しを利用することによっ
て、感知手段を適正な向きに調整する構成としたが、巻
回機構の部分を平面カムに置換し、リクライニング角度
に応じてこの平面カム上を伝達部材が移動することによ
って感知手段を適正な向きに調整する如き構成等として
もよい。また、調整手段を用いず、感知手段の自重を利
用することで感知手段が自ら適正な向きに調整される如
き構成等としてもよい。すなわち、感知手段を適正な向
きに調整できれば、その構成は限定されない。
リトラクターにおいて、感知手段は、調整手段により適
正な位置に調整される構成であり、かつ、その回動中心
が巻取軸の回転中心と一致しており、ロック手段は、前
記巻取軸と連結したギア部材と、該ギア部材に係合し該
ギア部材のウェビング引出し方向の回転を阻止する回転
阻止部材とを有し、前記回転阻止部材が前記ギア部材と
係合して前記巻取軸を停止させる位置は、前記感知手段
手段の位置に関係なく一定であるので、リクライニング
角度に依存することなく、車体の加速度を確実に感知し
てロック手段が適正に作動する信頼性の高いシートベル
ト用リトラクターを提供することができる。
ラクターが内蔵されたリクライニング式シート1の概略
側面図である。
である。
グ引出し方向の回転をロックするロック手段の作動につ
いての説明図である。
グ引出し方向の回転をロックするロック手段の作動につ
いての説明図である。
後方にリクライニングさせた状態であり、(b)は
(a)の状態におけるリトラクターの概略側面図であ
る。
Claims (1)
- 【請求項1】 巻取軸のウェビング引き出し方向の回転
をロックするロック手段と、 所定の加速度及び傾斜を感知し、前記ロック手段を作動
させる感知手段とを備え、 シートバックのリクライニング角度毎に、前記感知手段
が回動することによって該感知手段が適正な向きに調整
されるシートバックに取り付けられるシートベルト用リ
トラクターにおいて、 前記感知手段は、その回動中心が前記巻取軸の回転中心
と一致しており、 前記ロック手段は、前記巻取軸と連結したギア部材と、
該ギア部材に係合し該ギア部材のウェビング引出し方向
の回転を阻止する回転阻止部材とを有し、 前記回転阻止部材が前記ギア部材と係合して前記巻取軸
を停止させる位置は、前記感知手段の位置に関係なく一
定であることを特徴とするシートベルト用リトラクタ
ー。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26826998A JP4072575B2 (ja) | 1998-09-22 | 1998-09-22 | シートベルト用リトラクター |
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26826998A JP4072575B2 (ja) | 1998-09-22 | 1998-09-22 | シートベルト用リトラクター |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000095063A true JP2000095063A (ja) | 2000-04-04 |
JP4072575B2 JP4072575B2 (ja) | 2008-04-09 |
Family
ID=17456230
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26826998A Expired - Lifetime JP4072575B2 (ja) | 1998-09-22 | 1998-09-22 | シートベルト用リトラクター |
Country Status (2)
Country | Link |
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