JP3286592B2 - 製紙用スクリーン装置 - Google Patents

製紙用スクリーン装置

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JP3286592B2
JP3286592B2 JP06170498A JP6170498A JP3286592B2 JP 3286592 B2 JP3286592 B2 JP 3286592B2 JP 06170498 A JP06170498 A JP 06170498A JP 6170498 A JP6170498 A JP 6170498A JP 3286592 B2 JP3286592 B2 JP 3286592B2
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    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21DTREATMENT OF THE MATERIALS BEFORE PASSING TO THE PAPER-MAKING MACHINE
    • D21D5/00Purification of the pulp suspension by mechanical means; Apparatus therefor
    • D21D5/02Straining or screening the pulp
    • D21D5/16Cylinders and plates for screens
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D29/00Filters with filtering elements stationary during filtration, e.g. pressure or suction filters, not covered by groups B01D24/00 - B01D27/00; Filtering elements therefor
    • B01D29/11Filters with filtering elements stationary during filtration, e.g. pressure or suction filters, not covered by groups B01D24/00 - B01D27/00; Filtering elements therefor with bag, cage, hose, tube, sleeve or like filtering elements
    • B01D29/13Supported filter elements
    • B01D29/23Supported filter elements arranged for outward flow filtration

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  • Filtration Of Liquid (AREA)
  • Combined Means For Separation Of Solids (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、製紙用スクリーン装置に係り、
特に、第1の端板と第2の端板との間隔を間隔保持部材
で保持する共に第1、第2の端板で棒状部材の端部を挟
持して構成するスクリーンの改良を図った製紙用スクリ
ーン装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一端側に位置する環状の第1の支持部材
(第1の端板)と他端側に位置する環状の第2の支持部
材(第2の端板)との間に、複数の棒状部材を環状に並
設してスクリ−ンを構成したものがある(例えば、特開
平8−209574号公報、特開平10−8392号公
報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この特開平10−83
92号公報記載のスクリーンにあっては、第1の支持部
材と第2の支持部材との間に間隔保持部材を設けて支持
部材間を保持すると共に第1の支持部材と第2の支持部
材とで環状に並設された複数の棒状部材の端部をそれぞ
れ挟持している。そして、間隔保持部材の一端は第1の
支持部材に、間隔保持部材の他端は第2の支持部材に溶
接によりそれぞれ固定されている(特開平10−839
2号公報の図6参照)。
【0004】また、特開平8−209574号公報記載
のスクリーンにあっては、棒状部材の端部は、第1の支
持部材と第2の支持部材にそれぞれ溶接により固定され
ている(特開平10−8392号公報の図6、図9参
照、なお、図9においては、ネジが使用されているが、
棒状部材の端部は、第1の支持部材と第2の支持部材に
それぞれ溶接により固定されている。)。
【0005】特に、溶接により固定する場合、固定状態
を強固にするため、プレスにより力を加えた状態で、溶
接して固定する。そのため、作業性が悪く製造しにくい
と共に溶接歪みにより変形し、隣接した棒状部材の間隔
が均一に取れずスクリ−ンの性能低下を来たし、更に、
組立後、損傷した棒状部材を取り替える際、溶接した部
分をグラインダ−等で削らなければならず、作業性が非
常に悪いという問題点があった。
【0006】本発明は、前記問題点を除去するようにし
た製紙用スクリーン装置を提供することを目的としてい
る。
【0007】本実施例の製紙用スクリーン装置は、スク
リ−ンを介して製紙原料から異物を分離する製紙用スク
リーン装置において、前記スクリ−ンは、一端側に位置
する環状の第1の端板と、他端側に位置し、複数のおね
じ用開口部を有した環状の第2の端板と、前記第1の端
板と前記第2の端板とに固定され、前記第1の端板と前
記第2の端板との間隔を保持し、前記第2の端板側にめ
ねじを有する複数の間隔保持部材と、前記めねじに螺合
する複数のおねじと、一端が前記第1の端板に他端が前
記第2の端板にそれぞれ当接し、間隙を設けて環状に並
設された複数の棒状部材とを有し、前記第1の端板と前
記第2の端板とで前記複数の棒状部材の端部をそれぞれ
挟持し、前記第2の端板と前記間隔保持部材の固定は、
全て前記第2の端板に設けたおねじ用開口部を介して前
記おねじを前記めねじに螺合させて前記第2の端板を前
記複数の間隔保持部材に締め付けている。
【0008】また、本実施例の製紙用スクリーン装置
は、スクリ−ンを介して製紙原料から異物を分離する製
紙用スクリーン装置において、前記スクリ−ンは、一端
側に位置する環状の第1の端板と、他端側に位置し、複
数のおねじ用開口部を有した環状の第2の端板と、この
第2の端板と前記第1の端板との間に設けられ、複数の
間隔保持部材用開口部と環状に設けれた複数の棒状部材
用係合部を有する環状の中間支持部材と、前記中間支持
部材の間隔保持部材用開口部を貫通して、前記第1の端
板と前記第2の端板とに固定され前記第1の端板と前記
第2の端板との間隔を保持し、前記第2の端板側にめね
じを有する複数の間隔保持部材と、前記めねじに螺合す
る複数のおねじと、前記間隔保持部材のそれぞれの外周
に位置し、前記第1の端板と前記中間支持部材の間に設
けられ、対向する前記第1の端板と前記中間支持部材に
それぞれ当接して対向する前記第1の端板と前記中間支
持部材の間隔を保持する第1のスパン保持部材群と、前
記間隔保持部材のそれぞれの外周に位置し、前記第2の
端板と前記中間支持部材の間に設けられ、対向する前記
第2の端板と前記中間支持部材にそれぞれ当接して対向
する前記第2の端板と前記中間支持部材の間隔を保持す
る第2のスパン保持部材群と、一端が前記第1の端板に
他端が前記第2の端板にそれぞれ当接し、前記棒状部材
用係合部を貫通して、間隙を設けて環状に並設された複
数の棒状部材とを有し、前記第1の端板と前記第2の端
板とで前記複数の棒状部材の端部をそれぞれ挟持し、前
記棒状部材用係合部に係合する前記棒状部材は、前記棒
状部材の長手方向には規制されず自由であり、前記棒状
部材の長手方向に対して直交する方向の移動を規制さ
れ、前記第2の端板と前記間隔保持部材の固定は、全て
前記第2の端板に設けたおねじ用開口部を介して前記お
ねじを前記めねじに螺合させて前記第2の端板を前記複
数の間隔保持部材に締め付けている。
【0009】また、本実施例の製紙用スクリーン装置
は、スクリ−ンを介して製紙原料から異物を分離する製
紙用スクリーン装置において、前記スクリ−ンは、一端
側に位置する環状の第1の端板と、他端側に位置し、複
数のおねじ用開口部を有した環状の第2の端板と、この
第2の端板と前記第1の端板との間に設けられ、複数の
間隔保持部材用開口部と環状に設けれた複数の棒状部材
用係合部を有する少なくとも2個の環状の中間支持部材
と、前記中間支持部材の間隔保持部材用開口部を貫通し
て、前記第1の端板と前記第2の端板とに固定され前記
第1の端板と前記第2の端板との間隔を保持し、前記第
2の端板側にめねじを有する複数の間隔保持部材と、前
記めねじに螺合する複数のおねじと、前記複数の間隔保
持部材のそれぞれの外周に位置し、対向する前記中間支
持部材の間に設けられ、対向する前記中間支持部材に当
接して対向する前記中間支持部材の間隔を保持する少な
くとも1個のスパン保持部材群と、前記間隔保持部材の
それぞれの外周に位置し、前記第1の端板と前記第1の
端板に近い側の前記中間支持部材の間に設けられ、対向
する前記第1の端板と前記第1の端板に近い側の前記中
間支持部材にそれぞれ当接して対向する前記第1の端板
と前記第1の端板に近い側の前記中間支持部材の間隔を
保持する第1のスパン保持部材群と、前記間隔保持部材
のそれぞれの外周に位置し、前記第2の端板と前記第2
の端板に近い側の前記中間支持部材の間に設けられ、対
向する前記第2の端板と前記第2の端板に近い側の前記
中間支持部材にそれぞれ当接して対向する前記第2の端
板と前記第2の端板に近い側の前記中間支持部材の間隔
を保持する第2のスパン保持部材群と、一端が前記第1
の端板に他端が前記第2の端板にそれぞれ当接し、前記
棒状部材用係合部を貫通して、間隙を設けて環状に並設
された複数の棒状部材とを有し、前記第1の端板と前記
第2の端板とで前記複数の棒状部材の端部をそれぞれ挟
持し、前記棒状部材用係合部に係合する前記棒状部材
は、前記棒状部材の長手方向には規制されず自由であ
り、前記棒状部材の長手方向に対して直交する方向の移
動を規制され、前記第2の端板と前記間隔保持部材の固
定は、全て前記第2の端板に設けたおねじ用開口部を介
して前記おねじを前記めねじに螺合させて前記第2の端
板を前記複数の間隔保持部材に締め付けている。また、
本実施例の製紙用スクリーン装置は、スクリ−ンを介し
て製紙原料から異物を分離する製紙用スクリーン装置に
おいて、前記スクリ−ンは、一端側に位置する環状の第
1の端板と、他端側に位置し、複数のおねじ用開口部を
有した環状の第2の端板と、この第2の端板と前記第1
の端板との間に設けられ、間隔保持部材用開口部を有し
た接続用中間支持部材と、前記間隔保持部材用開口部を
貫通して、前記第1の端板と前記第2の端板とに固定さ
れ、前記第1の端板と前記第2の端板との間隔を保持
し、前記第2の端板側にめねじを有する複数の間隔保持
部材と、前記めねじに螺合する複数のおねじと、前記第
1の端板と前記接続用中間支持部材との間に、間隙を設
けて環状に並設された複数の第1の棒状部材と、前記第
2の端板と前記接続用中間支持部材との間に、間隙を設
けて環状に並設された複数の第2の棒状部材とを有し、
前記複数の第1の棒状部材の端部は、前記第1の端板と
前記接続用中間支持部材で、前記複数の第2の棒状部材
の端部は、前記第2の端板と前記接続用中間支持部材
で、それぞれ挟持され、前記第2の端板と前記間隔保持
部材の固定は、全て前記第2の端板に設けたおねじ用開
口部を介して前記おねじを前記めねじに螺合させて前記
第2の端板を前記複数の間隔保持部材に締め付けてい
る。
【0010】また、本実施例の製紙用スクリーン装置
は、上述の製紙用スクリーン装置において、第1の端板
は、第1の端板リングと第1の端板当接部材とからな
り、前記第1の端板当接部材は、前記第1の端板リング
より第2の端板に近い側に位置して、前記第1の端板リ
ングに当接し、複数の間隔保持部材用開口部と環状に設
けられた複数の棒状部材用係合部を有し、第2の端板
は、第2の端板リングと第2の端板当接部材とからな
り、前記第2の端板当接部材は、前記第2の端板リング
より前記第1の端板に近い側に位置して、前記第2の端
板リングに当接し、複数の間隔保持部材用開口部と環状
に設けられた複数の棒状部材用係合部を有し、前記第1
の端板当接部材及び前記第2の端板当接部材の複数の間
隔保持部材用開口部と環状に設けられた複数の棒状部材
用係合部は、プレス、レーザー、ワイヤカット等の加工
で切り抜いて形成されている。
【0011】また、本実施例の製紙用スクリーン装置
は、上述の製紙用スクリーン装置において、第1の端板
は、第1の端板リングと第1の端板当接部材とからな
り、前記第1の端板当接部材は、前記第1の端板リング
より第2の端板に近い側に位置して、前記第1の端板リ
ングに当接し、複数の間隔保持部材用開口部と環状に設
けられた複数の棒状部材用係合部を有し、第2の端板
は、第2の端板リングと第2の端板当接部材とからな
り、前記第2の端板当接部材は、前記第2の端板リング
より前記第1の端板に近い側に位置して、前記第2の端
板リングに当接し、複数の間隔保持部材用開口部と環状
に設けられた複数の棒状部材用係合部を有し、中間支持
部材、前記第1の端板当接部材及び前記第2の端板当接
部材の複数の間隔保持部材用開口部と環状に設けられた
複数の棒状部材用係合部は、プレス、レーザー、ワイヤ
カット等の加工で切り抜いて形成されると共に前記第1
の端板当接部材、前記第2の端板当接部材及び前記中間
支持部材が同一部品である。
【0012】
【実施例】本発明の一実施例の製紙用スクリーン装置に
ついて、図面を参照して説明する。図1乃至図9におい
て、1は、製紙用スクリーン装置で、製紙用スクリーン
装置1は、スクリ−ンSを介して製紙原料から異物を分
離するものである。
【0013】製紙原料は、図1に示すように、ケーシン
グ2に設けられた製紙原料入口3から入り、撹拌部材4
により撹拌され、製紙原料中の異物はスクリ−ンSの間
隙を通過できず、良原料は、スクリ−ンSの間隙を通過
しケーシング2に設けられた製紙原料出口5からケーシ
ング2外へ排出される。スクリ−ンSの間隙を通過でき
ない異物はケーシング2に設けられた異物出口6からケ
ーシング2外へ排出される。なお、撹拌部材4は、図示
しないモータからの回転をベルトB、プーリーP、回転
軸Kを介して伝達されて回転するようになっている。
【0014】また、スクリ−ンSは、図2に示すよう
に、一端側に環状の第1の端板S1が、他端側に環状の
第2の端板S2 がそれぞれ位置し、第1の端板S1 と第
2の端板S2 とが対向するようになっている。
【0015】第2の端板S2 には、複数のおねじ用開口
部Kn (本実施例では、おねじ用開口部Kn は、8個で
ある。)が環状に設けられている。環状の第1の端板S
1及び環状の第2の端板S2 は、より具体的には、例え
ば、リングである。
【0016】また、図2、図3、図6、図9に示すHn
は間隔保持部材で、間隔保持部材Hn (本実施例では、
間隔保持部材Hn は、8個である。)は第1の端板S1
と第2の端板S2 とに固定され、第1の端板S1 と第2
の端板S2 との間隔を保持するようになっている。間隔
保持部材Hn の第2の端板S2 側には、めねじMn(本
実施例では、めねじMn は、8個である。)が設けられ
ている。Vn は、めねじMn に螺合するおねじで、おね
じVn は、複数、本実施例では、8個設けられている。
【0017】また、図4、図5に示すBn は棒状部材
で、棒状部材Bn の一端は第1の端板S1 に、棒状部材
n の他端は第2の端板S2 にそれぞれ当接するように
なっている。そして、棒状部材Bn は、間隙を設けて環
状に複数(本実施例では、例えば、約500個)並設さ
れ、隣接する棒状部材Bn との間に間隙が形成されると
共に間隔保持部材Hn より外側に位置している。棒状部
材Bn は、例えば、引き抜き加工により成形され、断面
形状が略均一となっている。
【0018】複数の間隔保持部材Hn で保持された第1
の端板S1 と第2の端板S2 とで複数の棒状部材Bn
端部がそれぞれ挟持され、隣接する棒状部材Bn でスク
リ−ンSの間隙Tが形成されるようになっている。言い
換えれば、棒状部材Bn は、間隙Tを保つように隣接
し、環状に配列されている。
【0019】なお、溶接部分を図2、図3、図6にXで
示すように、第1の端板S1 と間隔保持部材Hn とは、
溶接により固定されているが、第2の端板S2 と間隔保
持部材Hn の固定は、図2、図3、図6、図7、図9に
示すように、全て第2の端板S2 に設けたおねじ用開口
部Kn を介しておねじVn をめねじMn に螺合させて第
2の端板S2 を複数の間隔保持部材Hn に締め付けされ
ている。
【0020】そのため、本実施例の製紙用スクリーン装
置1のスクリ−ンSによれば、従来のように、複数の棒
状部材の端部を挟持した第1の端板と第2の端板とをプ
レス等により押えつけた状態で、第1の端板と間隔保持
部材を溶接しなくても良く、第2の端板S2 に設けたお
ねじ用開口部Kn を介しておねじVn をめねじMnに螺
合させて第2の端板S2 を複数の間隔保持部材Hn に締
め付ければ良く、間隔保持部材Hn の少なくとも一方の
第2の端板S2 側は、溶接によらない固定方法であるた
め、溶接歪みによる影響がなく、隣接した棒状部材Bn
の間隔を従来のものに比べ、均一に保つことができ、し
かも、組み立てが非常に容易であり、更に、組み立て
後、破損した棒状部材を取り替える際、従来のような溶
接による固定でないため、おねじVn を緩めて、おねじ
n とめねじMn の螺合状態を解除すれば良く、取り外
しも非常に容易となる。
【0021】なお、スクリ−ンSを製作する場合、図9
に示すように、第1の端板S1 を下に、第2の端板S2
を上になるようにして組み立て、第2の端板S2 に設け
たおねじ用開口部Kn を介しておねじVn をめねじMn
に螺合させて第2の端板S2 を複数の間隔保持部材Hn
に締め付ける。そして、スクリ−ンSを製紙用スクリー
ン装置1に組み込むには、図1に示すように、第1の端
板S1 を上に、第2の端板S2 を下になるようにし、ス
クリ−ンSをスクリ−ン支持部材100により支持し
て、第1の端板S1 の開口部を塞ぐようになっている。
【0022】おねじVn 側の第2の端板S2 を敢えて下
に位置させているのは、スクリ−ンSをスクリ−ン支持
部材100に固定するおねじ(図示せず)と差別化を図
って、スクリ−ンSを取り外す際、作業者が第2の端板
2 側に位置するおねじVn を誤って緩めスクリ−ンS
を分解しないようにするためである。
【0023】また、第1の端板S1 は、一体で形成して
も良いが、例えば、図4に示すように、リング状の第1
の端板リングS1 ’と、リング状の第1の端板当接部材
1 ’’との二部材からなり、第1の端板当接部材S
1 ’’は、第1の端板リングS1 ’より第2の端板S2
に近い側に位置して、第1の端板リングS1 ’に当接
し、第1の端板当接部材S1 ’’には、複数の間隔保持
部材用開口部11(図2、図3参照)と環状に設けられた
複数の棒状部材用係合部12とを有している。
【0024】なお、第1の端板S1 の開口部は、製紙用
スクリーン装置1に取り付けられた状態では、スクリ−
ン支持部材100の天板で塞がれている。また、第1の
端板当接部材S1 ’’は、リング状のもので、より詳し
くは、第1の端板当接部材S1 ’’の中心を含む大きく
開口したリング状のものであり、また、棒状部材用係合
部12は、図4においては、第1の端板当接部材S2 ’’
の外周の一部しか図示していないが、棒状部材用係合部
12は第1の端板当接部材S2 ’’の外周の全体に亙って
所定間隔毎に環状に設けられている(図3、図4、図
6、図9参照)。
【0025】また、第2の端板S2 は、一体で形成して
も良いが、例えば、図5に示すように、リング状の第2
の端板リングS2 ’と、リング状の第2の端板当接部材
2 ’’とからなり、第2の端板当接部材S2 ’’は、
第2の端板リングS2 ’より第1の端板S1 に近い側に
位置して、第2の端板リングS2 ’に当接し、第2の端
板当接部材S2 ’’には、複数の間隔保持部材用開口部
21と環状に設けられた複数の棒状部材用係合部22とを有
している。また、第2の端板当接部材S2 ’’はリング
状のもので、より詳しくは、第2の端板当接部材S
2 ’’の中心を含む大きく開口したリング状のものであ
り、また、棒状部材用係合部22は、図5においては、第
2の端板当接部材S2 ’’の外周の一部しか図示してい
ないが、棒状部材用係合部22(図2、図3参照)は第2
の端板当接部材S2 ’’の外周の全体に亙って所定間隔
毎に環状に設けられている(図3、図5、図6、図9参
照)。
【0026】また、第1の端板当接部材S1 ’’と第2
の端板当接部材S2 ’’との間には、環状の中間支持部
材Nn が少なくとも2個[環状の中間支持部材Nn は、
本実施例では、図2に示すように、中間支持部材N1
2 、N3 、N4 、N5 、N6 と6個であるが、環状の
中間支持部材Nn はn個(n≧2)であれば良い。]設
けられ、環状の中間支持部材Nn は、複数の間隔保持部
材用開口部Nn 1 と環状に設けれた複数の棒状部材用係
合部Nn 2 とを有している。なお、前述した環状の中間
支持部材Nn は、リング状のもので、より詳しくは、中
間支持部材Nn の中心を含む大きく開口したリング状の
ものであり、また、図7において、棒状部材用係合部N
n 2 は、中間支持部材Nn の外周の一部しか図示してい
ないが、棒状部材用係合部Nn 2 は棒状部材用係合部N
n 2 の外周の全体に亙って所定間隔毎に環状に設けられ
ている。
【0027】なお、本実施例では、図2に示すように、
第1の端板当接部材S1 ’’から第2の端板当接部材S
2 ’’に向かって順次、中間支持部材N1 、N2 、N
3 、N4 、N5 、N6 と6個配列され、中間支持部材N
1 には、複数の間隔保持部材用開口部N1 1 と環状に設
けられた複数の棒状部材用係合部N1 2 とを、中間支持
部材N2 には、複数の間隔保持部材用開口部N2 1 と環
状に設けられた複数の棒状部材用係合部N2 2 とを、中
間支持部材N3 には、複数の間隔保持部材用開口部N3
1 と環状に設けられた複数の棒状部材用係合部N3 2 と
を、中間支持部材N4 には、複数の間隔保持部材用開口
部N4 1 と環状に設けられた複数の棒状部材用係合部N
4 2 とを、中間支持部材N5 には、複数の間隔保持部材
用開口部N5 1 と環状に設けられた複数の棒状部材用係
合部N5 2 とを、中間支持部材N6 には、複数の間隔保
持部材用開口部N6 1 と環状に設けられた複数の棒状部
材用係合部N6 2 とをそれぞれ有している。
【0028】そして、複数の間隔保持部材Hn (本実施
例では、間隔保持部材Hn は、8個である。)が第1の
端板当接部材S1 ’’の間隔保持部材用開口部11、中間
支持部材N1 、N2 、N3 、N4 、N5 、N6 の間隔保
持部材用開口部N1 1、N2 1、N3 1、N4 1、N5
1、N6 1、第2の端板当接部材S2 ’’の間隔保持部
材用開口部21を介して設けられ、間隔保持部材Hn と第
1の端板S1 とは、例えば、溶接(溶接部位は、図6に
示すX)等により固定され、間隔保持部材Hn と第2の
端板S2 とは、前述したように、第2の端板S2 側は全
て第2の端板S2 に設けたおねじ用開口部Kn を介して
おねじVn をめねじMn に螺合させて締め付け固定さ
れ、第1の端板S1 と第2の端板S2 との間隔を保持し
ている。
【0029】なお、おねじVn をめねじMn に締め付け
る際、棒状部材Bn ががたつかないように締め付ける。
棒状部材Bn ががたつくと、隣接する棒状部材Bn との
間で形成される隙間が均一に取れずスクリーンの性能低
下を来したり、また、スクリーンSの回転中に棒状部材
n のがたつきによりスクリーンSが分解破損する恐れ
がある。なお、おねじVn の締め付けが強すぎて、棒状
部材Bn が座屈を生じないように、注意する。締め付け
後、おねじVn の回り止めとして、例えば、おねじVn
の頭部と第2の端板S2 とを点溶接しておねじVn を固
定したり、また、おねじVn とめねじMn の螺合部分に
接着剤を塗布し、おねじVn をめねじMn に固定しても
良い。
【0030】また、間隔保持部材Hn と第2の端板S2
とは、図6に示すように、溶接により固定したが、場合
により、図10に示すように、間隔保持部材Hn と第1
の端板S1 の固定を、第2の端板S2 と間隔保持部材H
n の固定と同様に、全て第1の端板S1 に設けた開口部
n ’を介しておねじVn ’を間隔保持部材Hn の第1
の端板S1 側に設けためねじMn ’に螺合させて第1の
端板S1 を複数の間隔保持部材Hn に締め付けるように
しても良い。
【0031】第1の端板当接部材S1 ’’と第2の端板
当接部材S2 ’’との間には、棒状部材Bn を補強する
関係上、環状の中間支持部材Nn を少なくとも2個以上
必要な場合であり、かかる場合、複数の間隔保持部材H
n (本実施例では、間隔保持部材Hn は、8個であ
る。)のそれぞれの外周に位置するスパン保持部材群S
n-1 (本実施例では、間隔保持部材Hn が8個である
ため、スパン保持部材群SPn-1 の1群も8個となる。
スパン保持部材群SPn-1 を構成する一部材は、例え
ば、具体的には、二つの部材間の距離を保つために用い
る円筒形のもので、所謂カラ−である。)が少なくとも
1個以上必要となり、スパン保持部材群SPn-1 は、対
向する中間支持部材Nn の間に設けられ、対向する中間
支持部材Nnに当接して対向する中間支持部材Nn の間
隔を保持している。
【0032】ここで、スパン保持部材群SPn-1 が少な
くとも1個以上としたのは、中間支持部材Nn が最低で
も2個であり、中間支持部材Nn を2個とした場合、n
=2で、スパン保持部材群SP1 は1個となる。なお、
本実施例では、n=6であり、図2に示すように、第1
の端板当接部材S1 ’’から第2の端板当接部材S
2 ’’に向かって順次、中間支持部材N1 、N2 、N
3 、N4 、N5 、N6 と6個配列されている関係上、第
1の端板当接部材S1 ’’から第2の端板当接部材S
2 ’’に向かって順次、中間支持部材N1 と中間支持部
材N2 との間にスパン保持部材群SP2 、中間支持部材
2 と中間支持部材N3 との間にスパン保持部材群SP
3 、中間支持部材N3 と中間支持部材N4 との間にスパ
ン保持部材群SP4 、中間支持部材N4 と中間支持部材
5 との間にスパン保持部材群SP5 、中間支持部材N
5 と中間支持部材N6 との間にスパン保持部材群SP6
が6個設けられている。
【0033】また、第1のスパン保持部材群SP1 は、
第1の端板当接部材S1 ’’と第1の端板当接部材S
1 ’’に近い側の中間支持部材N1 の間に設けられ、対
向する第1の端板当接部材S1 ’’と第1の端板当接部
材S1 ’’に近い側の中間支持部材N1 にそれぞれ当接
して対向する第1の端板当接部材S1 ’’と第1の端板
当接部材S1 ’’に近い側の中間支持部材N1 の間隔を
保持するもので、第1のスパン保持部材群SP1 は、間
隔保持部材Hn (本実施例では、間隔保持部材Hn は、
8個である。)のそれぞれの外周に位置し、第1のスパ
ン保持部材群SP1 を構成する一部材は、例えば、具体
的には、二つの部材間の距離を保つために用いる円筒形
のもので、所謂カラ−である。
【0034】また、第2のスパン保持部材群SP7 は、
第2の端板当接部材S2 ’’と第2の端板当接部材S
2 ’’に近い側の中間支持部材N6 の間に設けられ、対
向する第2の端板当接部材S2 ’’と第2の端板当接部
材S2 ’’に近い側の中間支持部材N6 にそれぞれ当接
して対向する第2の端板当接部材S2 ’’と第2の端板
当接部材S2 ’’に近い側の中間支持部材N6 の間隔を
保持するもので、第2のスパン保持部材群SP7 は、間
隔保持部材Hn (本実施例では、間隔保持部材Hn は、
8個である。)のそれぞれの外周に位置し、第2のスパ
ン保持部材群SP7 を構成する一部材は、例えば、具体
的には、二つの部材間の距離を保つために用いる円筒形
のもので、所謂カラ−である。
【0035】そして、断面(ここで、断面とは、棒状部
材Bn の長手方向を横断する方向で切断した面であ
る。)形状が略均一である複数の棒状部材Bn (棒状部
材Bnは、例えば、約500個)の一端は、図4に示す
ように第1の端板S1 (より詳しくは、第1の端板当接
部材S1 ’’に設けられた複数の棒状部材用係合部12)
に、他端は、図5に示すように第2の端板S2 (より詳
しくは、第2の端板当接部材S2 ’’に設けられた複数
の棒状部材用係合部22)にそれぞれ当接し、棒状部材B
n の中途は、中間支持部材N1 に設けられた複数の棒状
部材用係合部N12、中間支持部材N2 に設けられた複
数の棒状部材用係合部N2 2、中間支持部材N3 に設け
られた複数の棒状部材用係合部N3 2、中間支持部材N
4 に設けられた複数の棒状部材用係合部N4 2、中間支
持部材N5 に設けられた複数の棒状部材用係合部N5
2、中間支持部材N6 に設けられた複数の棒状部材用係
合部N6 2にそれぞれ係合し、棒状部材Bn と間隔保持
部材Hn とは、平行に形成されるようになっている。
【0036】なお、第1の端板当接部材S1 ’’に設け
られた複数の間隔保持部材用開口部11及び複数の棒状部
材用係合部12、中間支持部材N1 、N2 、N3 、N4
5 、N6 に設けられた複数の間隔保持部材用開口部N
1 1 、N2 1 、N3 1 、N4 1 、N5 1 、N6 1 及び複
数の棒状部材用係合部N1 2、N2 2、N3 2、N4
2、N5 2、N6 2、第2の端板当接部材S2 ’’に設
けられた複数の間隔保持部材用開口部21及び複数の棒状
部材用係合部22は、例えば、プレス、レーザー、ワイヤ
カット等の加工により切り抜いて形成されており、棒状
部材用係合部12、棒状部材用係合部N1 2、N2 2、N
3 2、N4 2、N5 2、N6 2、棒状部材用係合部22
は、何れも、棒状部材Bn の断面形状の一部に合致し、
棒状部材Bn と係合した状態においては、棒状部材Bn
の長手方向には規制されず自由であり、棒状部材Bn
長手方向に対して直交する方向の移動を規制する、つま
り、移動できず、しかも、棒状部材Bn が並設した状態
で、図8に示すように、隣接する棒状部材Bn に間隙T
が保たれるような形状に形成されている。
【0037】特に、断面形状が略均一である棒状部材B
n に係合する棒状部材用係合部12、 N1 2、N2 2、N3 2、N4 2、N5 2、N6 2、
22及び間隔保持部材Hn が位置する間隔保持部材用開口
部11、間隔保持部材用開口部N1 1、N2 1、N3 1、
4 1、N5 1、N6 1、間隔保持部材用開口部21を
共通にしていることに着目して、第1の端板当接部材S
’’、第2の端板当接部材S2 ’’、中間支持部材
1 、N2 、N3 、N4 、N5 、N6 を同一部品とし共
通化すれば、製品を作る上においても同一加工により生
産でき効率が良く、修理等の保守管理の上においても同
一部品で対応でき、頗る有利となる。
【0038】また、上述の実施例(図1〜図10)にお
いては、中間支持部材Nn を少なくとも2個必要とした
が、場合により、図11に示すように、中間支持部材N
nは1個でも良い場合がある。
【0039】かかる場合においては、上述の実施例(図
1〜図10)と異なる点は、中間支持部材Nを第1のス
パン保持部材群SP1 と第2のスパン保持部材群SP7
で挟持する点で、対向する中間支持部材がないこと、こ
れに伴い対向する中間支持部材に当接して対向する中間
支持部材の間隔を保持するスパン保持部材群もないこと
である。
【0040】そして、図11記載のスクリ−ンSにおい
ては、複数の棒状部材Bn の一端が第1の端板S1 に、
他端が第2の端板S2 にそれぞれ当接し、この棒状部材
n が間隙を設けて環状に並設され、隣接する棒状部材
n でスクリ−ンSの間隙を形成し、第1の端板S1
第2の端板S2 とで複数の棒状部材Bn の端部はそれぞ
れ挟持されている。
【0041】なお、間隔保持部材Hn は、中間支持部材
Nの間隔保持部材用開口部N1 1を貫通して、第1の端
板S1 と第2の端板S2 とに固定され、第1のスパン保
持部材群SP1 は、複数の間隔保持部材Hn のそれぞれ
の外周に位置し、第1の端板S1 と中間支持部材Nとの
間に設けられ、対向する第1の端板S1 と中間支持部材
Nにそれぞれ当接して対向する第1の端板S1 と中間支
持部材Nの間隔を保持している。
【0042】また、第2のスパン保持部材群SP7 は、
複数の間隔保持部材Hn のそれぞれの外周に位置し、第
2の端板S2 と中間支持部材Nとの間に設けられ、対向
する第2の端板S2 と中間支持部材Nにそれぞれ当接し
て対向する第2の端板S2と中間支持部材Nの間隔を保
持している。
【0043】そして、第2の端板S2 と間隔保持部材H
n の固定は、上述の実施例と同様に、全て第2の端板S
2 に設けたおねじ用開口部Kn を介しておねじVn をめ
ねじMn に螺合させて第2の端板S2 を複数の間隔保持
部材Hn に締め付けている。間隔保持部材Hn の他の一
端は、第1の端板S1 と溶接(溶接部位をXで示す)に
より固定されている。
【0044】また、上述の実施例(図11)において
は、中間支持部材Nn を1個としたが、場合により、図
12に示すように、中間支持部材Nn はなくても良い場
合がある。
【0045】かかる場合においては、上述の実施例(図
1〜図11)と異なる点は、中間支持部材がないため、
第1の端板S1 と第2の端板S2 の間隔を保持するスパ
ン保持部材群SP1 が対向する第1の端板S1 と第2の
端板S2 とにそれぞれ当接している点である。
【0046】なお、複数の間隔保持部材Hn の端部がそ
れぞれ、第1の端板S1 、第2の端板S2 とに固定さ
れ、第1の端板S1 と第2の端板S2 との間隔を保持す
るため、スパン保持部材群SP1 は、必ずしも必要では
ない。
【0047】そして、図12記載のスクリ−ンSにおい
ては、複数の棒状部材Bn の一端が第1の端板S1 に、
他端が第2の端板S2 にそれぞれ当接し、棒状部材Bn
が間隙を設けて環状に並設され、隣接する棒状部材Bn
でスクリ−ンSの間隙を形成し、複数の棒状部材Bn
端部はそれぞれ第1の端板S1 と第2の端板S2 とで挟
持されている。第2の端板S2 と間隔保持部材Hn の固
定は、上述の実施例と同様に、全て第2の端板S2 に設
けたおねじ用開口部Kn を介しておねじVをめねじM
に螺合させて第2の端板S2 を複数の間隔保持部材
n に締め付けている。
【0048】また、上述の実施例においては、図2に示
すように、スクリーンSの外周に棒状部材用係合部Nn
2を設けて、棒状部材Bn を撹拌部材4に近接させて、
図1に示すように、製紙原料をスクリーンSの外側から
内側に向かって流入させて精選する所謂外圧型のスクリ
ーン(セントリピータルスクリーン)としたが、本発明
にあっては、これに限らず、図13に示すように、例え
ば、棒状部材用係合部N4 2を間隔保持部材用開口部N
4 1 より内側(スクリーンSの内周)に設けて、棒状部
材Bn を撹拌部材(図示せず)に近接させて、製紙原料
をスクリーンSの内側から外側に向かって流入させて精
選する所謂内圧型のスクリーン(セントリフユーガルス
クリーン)としても良い。
【0049】また、上述の実施例(図1〜図10)にお
いては、棒状部材Bn を、第1の端板当接部材S1 ’’
に設けられた複数の棒状部材用係合部12、中間支持部材
1 、N2 、N3 、N4 、N5 、N6 に設けられた複数
の棒状部材用係合部N1 2、N2 2、N3 2、N4 2、
5 2、N6 2、第2の端板当接部材S2 ’’に設けら
れた複数の棒状部材用係合部22にそれぞれ係合する関係
上、中間支持部材Nn が多くなると、複数の棒状部材用
係合部12、N1 2、N2 2、N3 2、N4 2、N5 2、
6 2、22の位置合わせが難しく、しかも、係合する
際、棒状部材Bn を傷つけてしまう不都合を生じたり、
また、例えば、棒状部材Bn が長くなり、該棒状部材B
n が、引き抜き加工により形成されていると、断面形状
が均一に形成できず、隣接する棒状部材Bnとの間隔を
一定に保つことができない不都合を生じる場合がある。
【0050】この不都合を解消するために、棒状部材B
n を第1の棒状部材Bn ’と第2の棒状部材Bn ’’と
に分割し、第1の端板S1 と第2の端板S2 との間に接
続用中間支持部材N’を設けて対応したものである。
【0051】即ち、図14及び図15において、スクリ
−ンSは、図1記載の製紙用スクリーン装置1と同様
に、製紙原料から異物を分離する際に使用されるもの
で、スクリ−ンSは、一端側に位置する環状の第1の端
板S1 と他端側に位置する環状の第2の端板S2 との間
に、間隔保持部材用開口部N’11を有した接続用中間支
持部材N’を設けている。そして、複数の間隔保持部材
n (本実施例では、間隔保持部材Hn は、8個であ
る。)は、間隔保持部材用開口部N’11を貫通し、第1
の端板S1 と第2の端板S2 とに固定され、前記第1の
端板S1 と第2の端板S2 との間隔を保持し、第1の端
板S1 と接続用中間支持部材N’との間には、断面形状
が略均一である複数の第1の棒状部材Bn ’が間隙を設
けて環状に並設し、第2の端板S2 と接続用中間支持部
材N’との間には、断面形状が略均一である複数の第2
の棒状部材Bn ’’が間隙を設けて環状に並設してい
る。
【0052】その結果、隣接する第1の棒状部材Bn
及び隣接する第2の棒状部材Bn’’でスクリ−ンSの
間隙が形成され、複数の第1の棒状部材Bn ’の端部
は、第1の端板S1 と接続用中間支持部材N’で、複数
の第2の棒状部材Bn ’’の端部は、第2の端板S2
接続用中間支持部材N’で、それぞれ挟持されることと
なる。そして、間隔保持部材Hn の第2の端板S2 側に
は、上述の実施例と同様に、第2の端板S2 と間隔保持
部材Hn の固定は、全て第2の端板S2 に設けたおねじ
用開口部Kn を介しておねじVn をめねじMn に螺合さ
せて第2の端板S2を複数の間隔保持部材Hn に締め付
けている。間隔保持部材Hn と第1の端板S1 とは、溶
接により固定されている(溶接部位を図14にXで示
す。)。
【0053】複数の第1の棒状部材Bn ’の端部は、第
1の端板S1 と接続用中間支持部材N’で、複数の第2
の棒状部材Bn ’’の端部は、第2の端板S2 と接続用
中間支持部材N’で、それぞれ挟持され、隣接する第1
の棒状部材S1 及び隣接する第2の棒状部材S2 でスク
リ−ンSの間隙が形成される。
【0054】そして、第1の端板S1 は、上述の実施例
と同様に、一体で形成しても良いが、例えば、リング状
の第1の端板リングS1 ’と、リング状の第1の端板当
接部材S1 ’’との二部材からなり、第1の端板リング
1 ’に当接する第1の端板当接部材S1 ’’には、断
面形状が略均一である第1の棒状部材Bn ’に係合する
環状に形成された複数の係合部12がプレス、レーザー、
ワイヤカット等の加工により切り抜いて形成されてい
る。また、接続用中間支持部材N’に当接する第1の接
続用中間当接部材N1 ’にも同様に、断面形状が略均一
である第1の棒状部材Bn ’に係合する環状に形成され
た複数の係合部N1 ’2がプレス、レーザー、ワイヤカ
ット等の加工により切り抜いて形成されている。
【0055】また、第2の端板S2 は、上述の実施例と
同様に、一体で形成しても良いが、例えば、リング状の
第2の端板リングS2 ’と、リング状の第2の端板当接
部材S2 ’’との二部材からなり、第2の端板リングS
2 ’に当接する第2の端板当接部材S2 ’’には、断面
形状が略均一である第2の棒状部材Bn ’’に係合する
環状に形成された複数の係合部22がプレス、レーザー、
ワイヤカット等の加工により切り抜いて形成されてい
る。また、接続用中間支持部材N’に当接する第2の接
続用中間当接部材N1 ’’には、断面形状が略均一であ
る第2の棒状部材Bn ’’に係合する環状に形成された
複数の係合部N1 ’’2がプレス、レーザー、ワイヤカ
ット等の加工により切り抜いて形成されている。
【0056】つまり、第1の棒状部材Bn ’の一端は、
第1の端板リングS1 ’と第1の端板当接部材S1 ’’
の二部材によって形成された係合部12に当接し、第1の
棒状部材Bn ’の他端は、接続用中間支持部材N’と第
1の接続用中間当接部材N1 ’の二部材によって形成さ
れた係合部N1 ’2に当接して支持され、また、第2の
棒状部材Bn ’’の一端は、第2の端板リングS2 ’と
第2の端板当接部材S2 ’’の二部材によって形成され
た係合部22に当接し、第2の棒状部材Bn ’’の他端
は、接続用中間支持部材N’と第2の接続用中間当接部
材N1 ’’の二部材によって形成された係合部N1 ’’
2に当接して支持されるようになっている。
【0057】なお、図14において、第1の端板S1
第2の端板S2 との間に中間支持部材Nn をN1 、N
2 、N3 、N4 、N5 、N6 、N7 、N8 と8個設けた
が、中間支持部材Nn は、必ずしも必要ではない。中間
支持部材Nn を設けた場合、例えば、二つの部材間の距
離を保つために用いる円筒形のもの、所謂カラ−で構成
された第1のスパン保持部材群SP1 を間隔保持部材H
n のそれぞれの外周に位置させ、第1の端板S1 と第1
の端板S1 に近い側の中間支持部材N1 の間に設け、対
向する第1の端板S1 と第1の端板S1 に近い側の中間
支持部材N1 にそれぞれ当接して対向する第1の端板S
1 と第1の端板S1 に近い側の中間支持部材N1 の間隔
を保持し、同様に、例えば、二つの部材間の距離を保つ
ために用いる円筒形のもの、所謂カラ−で構成された第
2のスパン保持部材群SP10を間隔保持部材Hn のそれ
ぞれの外周に位置させ、第2の端板S2 と第2の端板S
2 に近い側の中間支持部材N8 の間に設け、対向する第
2の端板S2 と第2の端板S2 に近い側の中間支持部材
8 にそれぞれ当接して対向する第2の端板S2 と第2
の端板S2 に近い側の中間支持部材N8 の間隔を保持
し、同様に、例えば、二つの部材間の距離を保つために
用いる円筒形のもの、所謂カラ−で構成されたスパン保
持部材群SP2 〜SP9 を複数の間隔保持部材Hn のそ
れぞれの外周に位置し、対向する部材(N1 とN2)、
(N2 とN3 )、(N3 とN4 )、(N4 とN1 ’)
(N1 ’’とN5 )、(N5 とN6 )、(N6 とN
7 )、(N7 とN8 )との間にそれぞれ設け、対向する
部材(N1 とN2 )、(N2 とN3 )、(N3 とN
4 )、(N4 とN1 ’)(N1 ’’とN5 )、(N5
6 )、(N6 とN7 )、(N7 とN8 )に当接して対
向する部材(N1 とN2 )、(N2 とN3 )、(N3
4 )、(N4 とN1 ’)(N1 ’’とN5 )、(N5
とN6 )、(N6 とN7 )、(N7 とN8)の間隔を保
持するようにしている。
【0058】なお、間隔保持部材Hn を貫通させるため
に、第1の端板S1 には間隔保持部材用開口部11、中
間支持部材Nには間隔保持部材用開口部N1 1、N2
1、N3 1、N4 1、N5 1、N6 1、N7 1、N8
1、第1の接続用中間当接部材N1 ’には間隔保持部材
用開口部N11 1、接続用中間支持部材N’には間隔
保持部材用開口部N’1 1、第2の接続用中間当接部材
1 ’、N1 ’’には、間隔保持部材用開口部N11
1、N1 ’’1 1、第2の端板S2 には間隔保持部材用
開口部21がそれぞれ設けられている。
【0059】本実施例の製紙用スクリーン装置によれ
ば、第2の端板に設けたおねじ用開口部を介しておねじ
をめねじに螺合させて第2の端板を複数の間隔保持部材
に締め付けて、スクリ−ンの一方側の第2の端板と間隔
保持部材の全てを固定するから、間隔保持部材の少なく
とも一方の第2の端板側は、溶接によらない固定方法で
あるため、溶接歪みによる影響がなく、隣接した棒状部
材の間隔を従来のものに比べ、均一に保つことができ、
しかも、従来のように、複数の棒状部材の端部を挟持し
た第1の端板と第2の端板とをプレス等により押えつけ
た状態で、第2の端板と間隔保持部材を溶接しなくても
良く、組み立てが非常に容易であり、更に、組み立て
後、破損した棒状部材を取り替える際、従来のような溶
接による固定でないため、取り外しも非常に容易とな
る。
【0060】また、本実施例の製紙用スクリーン装置に
よれば、前述した実施例の効果に加え、棒状部材が長く
なっても、棒状部材は中間支持部材により支持され、棒
状部材を補強することができる。
【0061】また、本実施例の製紙用スクリーン装置に
よれば、前述した実施例の効果に加え、棒状部材が長く
なって、例えば、棒状部材が引き抜き加工により形成さ
れ、断面形状が均一に取れず、隣接する棒状部材との間
隙が一定に取れない場合、又は、棒状部材が長くなって
強度を保てない場合、棒状部材を第1の棒状部材と第2
の棒状部材とに分割し、第1の端板と第2の端板との間
に接続用中間支持部材を設けて対応することができる。
【0062】
【発明の効果】 請求項1〜4記載 の製紙用スクリーン装
置によれば、第1の端板を第1の端板リングと第1の端
板当接部材の二部材、第2の端板を第2の端板リングと
第2の端板当接部材の二部材で構成したから、第1の端
板当接部材及び第2の端板当接部材の棒状部材用係合部
を該棒状部材用係合部が複雑な形状となっても、プレ
ス、レーザー、ワイヤカット等の加工により切り抜いて
容易に形成することができる。
【0063】また、請求項記載の製紙用スクリーン装
置によれば、前述した請求項1〜4記載の発明の効果に
加え、第1の端板を第1の端板リングと第1の端板当接
部材の二部材、第2の端板を第2の端板リングと第2の
端板当接部材の二部材で構成し、第1の端板当接部材、
第2の端板当接部材及び中間支持部材を同一物品とたか
ら、第1の端板当接部材、第2の端板当接部材及び中間
支持部材の棒状部材用係合部を該棒状部材用係合部が複
雑な形状となっても、プレス、レーザー、ワイヤカット
等の加工により切り抜いて容易に形成することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の一実施例の製紙用スクリーン
装置の概略的断面図である。
【図2】図2は、図1のスクリーンの概略的一部側断面
図である。
【図3】図3は、図2のスクリーンの一部を拡大して示
す概略的一部拡大断面図である。
【図4】図4は、図2の棒状部材と第1の端板当接部材
の棒状部材用係合部との係合状態を説明するための概略
的斜視図である。
【図5】図5は、図2の棒状部材と第2の端板当接部材
の棒状部材用係合部との係合状態を説明するための概略
的斜視図である。
【図6】図6は、図2のスクリーンの間隔保持部材、第
2の端板当接部材、第2の端板との関係を説明するため
の概略的断面図である。
【図7】図7は、一部を断面して示す図2の概略的底面
図である。
【図8】図8は、図2のY−Y線による概略的断面図で
ある。
【図9】図9は、図2のスクリーンの組立工程を説明す
るための概略的分解斜視図である。
【図10】図10は、図3と異なるの他の実施例の概略
的一部拡大断面図である。
【図11】図11は、図2のスクリーンと異なる他のス
クリーンの概略的断面図である。
【図12】図12は、図11のスクリーンと異なる他の
スクリーンの概略的断面図である。
【図13】図13は、棒状部材用係合部を間隔保持部材
用開口部より内側に設けた場合のスクリーンの概略的断
面図である。
【図14】図14は、図12のスクリーンと異なる他の
スクリーンの概略的断面図である。
【図15】図15は、図14の一部を拡大して示す概略
的一部拡大断面図である。
【符号の説明】
1 製紙用スクリーン装置 Bn 棒状部材 S スクリ−ン S1 第1の端板 S2 第2の端板 Hn 間隔保持部材 Mn めねじ Vn おねじ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D21D 1/00 - 5/28

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スクリ−ンを介して製紙原料から異物を分
    離する製紙用スクリーン装置において、 前記スクリ−ンは、 一端側に位置する環状の第1の端板と、 他端側に位置した環状の第2の端板と、 前記第1の端板と前記第2の端板とに固定され、前記第
    1の端板と前記第2の端板との間隔を保持る複数の間
    隔保持部材と、 端が前記第1の端板に他端が前記第2の端板にそれぞ
    れ当接し、間隙を設けて環状に並設された複数の棒状部
    材とを有し、 前記第1の端板と前記第2の端板とで前記複数の棒状部
    材の端部をそれぞれ挟持し、前記第1の端板は、第1の端板リングと第1の端板当接
    部材とからなり、 前記第1の端板当接部材は、前記第1の端板リングに当
    接し、環状に設けられた複数の棒状部材用係合部を有
    し、 前記第2の端板は、第2の端板リングと第2の端板当接
    部材とからなり、 前記第2の端板当接部材は、前記第2の端板リングに当
    接し、環状に設けられた複数の棒状部材用係合部を有
    し、 前記複数の棒状部材用係合部は、プレス、レーザー、ワ
    イヤカット等の加工で切り抜いて形成され、前記複数の
    棒状部材に係合するものである ことを特徴とする製紙用
    スクリーン装置。
  2. 【請求項2】スクリ−ンを介して製紙原料から異物を分
    離する製紙用スクリーン装置において、 前記スクリ−ンは、 一端側に位置する環状の第1の端板と、 他端側に位置した環状の第2の端板と、 この第2の端板と前記第1の端板との間に設けられ、複
    数の間隔保持部材用開口部と環状に設けれた複数の棒
    状部材用係合部を有する環状の中間支持部材と、 前記中間支持部材の間隔保持部材用開口部を貫通して、
    前記第1の端板と前記第2の端板とに固定され前記第1
    の端板と前記第2の端板との間隔を保持する複数の間隔
    保持部材と、 前記間隔保持部材のそれぞれの外周に位置し、前記第1
    の端板と前記中間支持部材の間に設けられ、対向する前
    記第1の端板と前記中間支持部材にそれぞれ当接して対
    向する前記第1の端板と前記中間支持部材の間隔を保持
    する第1のスパン保持部材群と、 前記間隔保持部材のそれぞれの外周に位置し、前記第2
    の端板と前記中間支持部材の間に設けられ、対向する前
    記第2の端板と前記中間支持部材にそれぞれ当接して対
    向する前記第2の端板と前記中間支持部材の間隔を保持
    する第2のスパン保持部材群と、 一端が前記第1の端板に他端が前記第2の端板にそれぞ
    れ当接し、前記棒状部材用係合部を貫通して、間隙を設
    けて環状に並設された複数の棒状部材とを有し、 前記第1の端板と前記第2の端板とで前記複数の棒状部
    材の端部をそれぞれ挟持し、 前記棒状部材用係合部に係合する前記棒状部材は、前記
    棒状部材の長手方向には規制されず自由であり、前記棒
    状部材の長手方向に対して直交する方向の移動を規制さ
    れ、前記第1の端板は、第1の端板リングと第1の端板当接
    部材とからなり、 前記第1の端板当接部材は、前記第1の端板リングに当
    接し、環状に設けられた複数の棒状部材用係合部を有
    し、 前記第2の端板は、第2の端板リングと第2の端板当接
    部材とからなり、 前記第2の端板当接部材は、前記第2の端板リングに当
    接し、環状に設けられた複数の棒状部材用係合部を有
    し、 前記環状に設けられた複数の棒状部材用係合部は、プレ
    ス、レーザー、ワイヤカット等の加工で切り抜いて形成
    されて いることを特徴とする製紙用スクリーン装置。
  3. 【請求項3】スクリ−ンを介して製紙原料から異物を分
    離する製紙用スクリーン装置において、 前記スクリ−ンは、 一端側に位置する環状の第1の端板と、 他端側に位置した環状の第2の端板と、 この第2の端板と前記第1の端板との間に設けられ、複
    数の間隔保持部材用開口部と環状に設けれた複数の棒
    状部材用係合部を有する少なくとも2個の環状の中間支
    持部材と、 前記中間支持部材の間隔保持部材用開口部を貫通して、
    前記第1の端板と前記第2の端板とに固定され前記第1
    の端板と前記第2の端板との間隔を保持する複数の間隔
    保持部材と、 前記複数の間隔保持部材のそれぞれの外周に位置し、対
    向する前記中間支持部材の間に設けられ、対向する前記
    中間支持部材に当接して対向する前記中間支持部材の間
    隔を保持する少なくとも1個のスパン保持部材群と、 前記間隔保持部材のそれぞれの外周に位置し、前記第1
    の端板と前記第1の端板に近い側の前記中間支持部材の
    間に設けられ、対向する前記第1の端板と前記第1の端
    板に近い側の前記中間支持部材にそれぞれ当接して対向
    する前記第1の端板と前記第1の端板に近い側の前記中
    間支持部材の間隔を保持する第1のスパン保持部材群
    と、 前記間隔保持部材のそれぞれの外周に位置し、前記第2
    の端板と前記第2の端板に近い側の前記中間支持部材の
    間に設けられ、対向する前記第2の端板と前記第2の端
    板に近い側の前記中間支持部材にそれぞれ当接して対向
    する前記第2の端板と前記第2の端板に近い側の前記中
    間支持部材の間隔を保持する第2のスパン保持部材群
    と、 一端が前記第1の端板に他端が前記第2の端板にそれぞ
    れ当接し、前記棒状部材用係合部を貫通して、間隙を設
    けて環状に並設された複数の棒状部材とを有し、 前記第1の端板と前記第2の端板とで前記複数の棒状部
    材の端部をそれぞれ挟持し、 前記棒状部材用係合部に係合する前記棒状部材は、前記
    棒状部材の長手方向には規制されず自由であり、前記棒
    状部材の長手方向に対して直交する方向の移動を規制さ
    れ、前記第1の端板は、第1の端板リングと第1の端板当接
    部材とからなり、 前記第1の端板当接部材は、前記第1の端板リングに当
    接し、環状に設けられた複数の棒状部材用係合部を有
    し、 前記第2の端板は、第2の端板リングと第2の端板当接
    部材とからなり、 前記第2の端板当接部材は、前記第2の端板リングに当
    接し、環状に設けられた複数の棒状部材用係合部を有
    し、 前記複数の間隔保持部材用開口部と環状に設けられた複
    数の棒状部材用係合部は、プレス、レーザー、ワイヤカ
    ット等の加工で切り抜いて形成されて いることを特徴と
    する製紙用スクリーン装置。
  4. 【請求項4】スクリ−ンを介して製紙原料から異物を分
    離する製紙用スクリーン装置において、 前記スクリ−ンは、 一端側に位置する環状の第1の端板と、 他端側に位置した環状の第2の端板と、 この第2の端板と前記第1の端板との間に設けられ、間
    隔保持部材用開口部を有した接続用中間支持部材と、 前記間隔保持部材用開口部を貫通して、前記第1の端板
    と前記第2の端板とに固定され、前記第1の端板と前記
    第2の端板との間隔を保持する複数の間隔保持部材と、 前記第1の端板と前記接続用中間支持部材との間に、間
    隙を設けて環状に並設された複数の第1の棒状部材と、 前記第2の端板と前記接続用中間支持部材との間に、間
    隙を設けて環状に並設された複数の第2の棒状部材とを
    有し、 前記複数の第1の棒状部材の端部は、前記第1の端板と
    前記接続用中間支持部材で、前記複数の第2の棒状部材
    の端部は、前記第2の端板と前記接続用中間支持部材
    で、それぞれ挟持され、前記第1の端板は、第1の端板リングと第1の端板当接
    部材とからなり、 前記第1の端板当接部材は、前記第1の端板リングに当
    接し、環状に設けられた複数の棒状部材用係合部を有
    し、 前記第2の端板は、第2の端板リングと第2の端板当接
    部材とからなり、 前記第2の端板当接部材は、前記第2の端板リングに当
    接し、環状に設けられた複数の棒状部材用係合部を有
    し、 前記環状に設けられた複数の棒状部材用係合部は、プレ
    ス、レーザー、ワイヤカット等の加工で切り抜いて形成
    されて いることを特徴とする製紙用スクリーン装置。
  5. 【請求項5】中間支持部材、第1の端板当接部材及び第
    2の端板当接部材は、複数の間隔保持部材用開口部と環
    状に設けられた複数の棒状部材用係合部を有し、 前記中間支持部材、前記第1の端板当接部材及び前記第
    2の端板当接部材の複数の間隔保持部材用開口部と環状
    に設けられた複数の棒状部材用係合部は、プレス、レー
    ザー、ワイヤカット等の加工で切り抜いて形成されると
    共に前記第1の端板当接部材、前記第2の端板当接部材
    及び前記中間支持部材が同一部品である ことを特徴とす
    る請求項〜3記載の製紙用スクリーン装置。
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