JP3286336B2 - モータの製造方法 - Google Patents

モータの製造方法

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JP3286336B2 JP2534292A JP2534292A JP3286336B2 JP 3286336 B2 JP3286336 B2 JP 3286336B2 JP 2534292 A JP2534292 A JP 2534292A JP 2534292 A JP2534292 A JP 2534292A JP 3286336 B2 JP3286336 B2 JP 3286336B2
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信義 天尾
徹 稲葉
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  • Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はモータの製造方法に係
り、特に、周波数発電パターンを形成した回路基板を有
する例えばブラシレスモータの製造方法の改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、ブラシレスモータとしては、図4
に示すように、固定シリンダ1の中空部3に一対のボー
ルベアリング5a、5bを共軸的に固定してロータ軸7
を回転自在に軸支させ、固定シリンダ1の外周段部に回
路基板9をはめるようにして固定し、回路基板9の上方
にて磁芯11を固定シリンダ1に固定して駆動コイル1
3を巻き、固定シリンダ1から突出するロータ軸7にブ
ッシュ15を介してカップ状のロータヨーク17を固定
し、このロータヨーク17内側に環状の主マグネット1
9を磁芯11の先端と対向するように取り付けてなる構
成が知られている。
【0003】そして、その回路基板9は、図5に示すよ
うに、主マグネット19と対面する位置に矩形状に折返
した周波数発電パターン21を環状に有している。
【0004】ところが、この種のブラシレスモータで
は、モータ特性例えばワウフラッタ特性を良好な状態に
維持するために、主マグネット19と周波数発電パター
ン21を同芯円状の位置関係にすることが望まれてお
り、回路基板9を主マグネット19に対して正確に位置
決めして固定する必要がある。
【0005】そのため、回路基板9には、周波数発電パ
ターン21の内側に正確な貫通孔23を打抜き形成し、
この貫通孔23を固定シリンダ1の外周にはめることに
よって位置出ししていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、回路基
板9に打抜き形成された貫通孔23の精度は、約0.2
mm程度であるから、位置決め精度を向上させるには限
界があり、特に超小型のモータを構成する場合には、主
マグネット19と周波数発電パターン21間の同芯円状
態の位置関係精度が低下し易く、モータの良好な特性を
維持するのは困難である。
【0007】本発明はそのような従来の欠点を解決する
ためになされたもので、ステータ側に配置する回路基板
の正確な位置出しが簡単にできるモータの製造方法の提
供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために本発明は、マグネットを有するロータをステー
タ側に回転自在に軸支させるとともに、ロータの回転に
伴なうマグネットの変移によって電気信号を誘起するセ
ンサーパターンを有する回路基板をロータに対向させて
ステータ側に支持させてなるモータについての製造方法
であり、その回路基板に位置決めパターンを形成し、こ
の位置決めパターンの所定位置に挿通孔を形成した後、
ステータ側に立設された位置決めピンを挿通孔に挿通す
るようにして回路基板をスータ側に支持させてモータを
製造するものである。
【0009】
【作用】このような手段を備えた本発明では、一般的に
回路基板に形成するパターンはかなり正確に形成できる
から、上述した位置決めパターンの例えば中央部にこの
位置決めパターンをパターン認識しながら挿通孔を形成
すると、この挿通孔も正確に位置決めされ、この挿通孔
にステータ側の位置決めピンを挿通すると、回路基板が
ステータ側の正確な位置に支持される。
【0010】
【実施例】以下本発明の実施例を図面を参照して説明す
る。なお、従来例と共通する部分には同一の符号を付
す。
【0011】図1は絶縁性の回路基板1であり、後述す
る主マグネット19におけるN極とS極の磁極の境目に
沿った短い誘起パターンを順次直列接続して折返した周
波数発電パターン21と、この周波数発電パターン21
の内側領域にて位置決め用の2個の円形インジケータパ
ターン25とが形成されている。
【0012】これら周波数発電パターン21およびイン
ジケータパターン25はプリントやエッチング等の公知
の手法によって一度に形成する。インジケータパターン
25は、後述する貫通孔23によって除去されない位置
に任意の間隔又は角度を置いて形成する。
【0013】続いて、図2に示すように、2個の円形イ
ンジケータパターン25の形状をパターン認識しながら
その中央に挿通孔27を打抜き形成するとともに、それ
らインジケータパターン25間の領域、すなわち回路基
板9の中央部分にも貫通孔23を打抜き形成する。この
孔あけ工程では、回路基板9の外形形状を決定するよう
な打抜きを一緒にしてもよい。
【0014】このような回路基板9は、図3に示すよう
に、中空部3に一対のボールベアリング5a、5bを共
軸的に固定したステータとしての固定シリンダ1の外周
段部から突出させた位置決めピン29をその挿通孔27
に挿通するようにして、貫通孔23を固定シリンダ1の
外周にはめて固定する。
【0015】なお、固定シリンダ1には磁芯11を固定
して駆動コイル13を巻き、固定シリンダ1から突出す
るロータ軸7にブッシュ15を介してロータとしてのカ
ップ状のロータヨーク17を固定し、このロータヨーク
17内側に環状の主マグネット19を磁芯11の先端と
対向するように取り付けてなる構成は、図4と同様であ
る。
【0016】なお、主マグネット19はN極とS極が周
方向に交互に着磁されており、符号31は例えばVTR
用の回転ヘッドを内蔵した回転シリンダである。
【0017】一般的に、回路基板に形成するパターンは
かなり正確に形成できるから、回路基板9に形成する位
置決めパターン25も正確になり、この位置決めパター
ン25の中央部に基準孔としての挿通孔27を形成する
と、この挿通孔27も正確に位置決めされるから、この
挿通孔27に固定シリンダ1の位置決めピン29を挿通
すると、回路基板9が固定シリンダ1に正確に位置決め
される。
【0018】そのため、周波数発電パターン21と主マ
グネット19との同芯円状の位置関係精度を向上させる
ことが容易となり、ブラシレスモータの特性、特にワウ
フラッタを低く抑えることができる。
【0019】しかも、周波数発電パターン21およびイ
ンジケータパターン25がその形成時に位置ずれして
も、これらは常に同一の方向に位置ずれするから、周波
数発電パターン21と主マグネット19との同芯円状の
位置関係精度は低下し難い。
【0020】本発明は、周波数発電パターン21を形成
した回路基板9に限らず、種々のセンサーパターンを有
するモータの回路基板に応用可能であり、ブラシレスモ
ータに限らず種々のモータにも実施できる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、回路基板
に位置決めパターンを形成し、この位置決めパターンの
所定位置に挿通孔を形成した後、ステータ側に立設され
た位置決めピンを挿通孔に挿通するようにして回路基板
をスータ側に支持させてモータを製造するから、回路基
板をステータ側の所定位置に正確かつ簡単に配置でき、
モータ特性を高く維持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るモータの製造方法の工程を示す図
である。
【図2】本発明に係るモータの製造方法の工程を示す図
である。
【図3】本発明によって製造されたモータの一例を示す
縦断面図である。
【図4】従来のモータの一例を示す縦断面図である。
【図5】図4のモータに用いられる回路基板を示す図で
ある。
【符号の説明】
1 ステータ(固定シリンダ) 3 中空部 5a、5b ボールベアリング 7 ロータ(ロータ軸) 9 回路基板 11 ステータ(磁芯) 13 駆動コイル 15 ブッシュ 17 ロータ(ロータヨーク) 19 ロータ(主マグネット) 21 センサーパターン(周波数発電パターン) 23 貫通孔 25 位置決めパターン(インジケータパターン) 27 挿通孔 29 位置決めピン 31 回転シリンダ
フロントページの続き (72)発明者 稲葉 徹 埼玉県熊谷市万平町2丁目122番地 熊 谷精密株式会社内 (56)参考文献 実開 平1−159573(JP,U) 実開 平1−127370(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マグネットを有するロータをステータ側
    に回転自在に軸支させるとともに、前記ロータの回転に
    伴なう前記マグネットの変移によって電気信号を誘起す
    るセンサーパターン及び位置決めパターンを有する回路
    基板を、前記ロータに対向させて前記ステータ側に支持
    させてなるモータの製造方法において、 前記回路基板にセンサーパターンと位置決めパターンを
    同時に形成するパターン形成工程と、 前記位置決めパターンの所定位置に挿通孔を形成する孔
    あけ工程と、 前記ステータ側に立設された位置決めピンを前記挿通孔
    に挿通するようにして前記回路基板を前記ステータ側に
    支持させる支持工程と、 を具備することを特徴とするモータの製造方法。
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