JPH0715339Y2 - ブラシレスモ−タ - Google Patents

ブラシレスモ−タ

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JPH0715339Y2
JPH0715339Y2 JP7899386U JP7899386U JPH0715339Y2 JP H0715339 Y2 JPH0715339 Y2 JP H0715339Y2 JP 7899386 U JP7899386 U JP 7899386U JP 7899386 U JP7899386 U JP 7899386U JP H0715339 Y2 JPH0715339 Y2 JP H0715339Y2
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JP
Japan
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pulse signal
magnet
brushless motor
main magnet
rotor yoke
Prior art date
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Expired - Lifetime
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JP7899386U
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JPS62191367U (ja
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栄 ▲吉▼田
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案はブラシレスモータに係り、例えばVTRの回転シ
リンダーの回転駆動に好適し、その回転シリンダーに配
置したヘッド切り換え用の制御パルス信号を出力するよ
うに構成したブラシレスモータの改良に関する。
(ロ)従来の技術 従来、この種のブラシレスモータは、第7図に示すよう
に、カツプ状のロータヨーク1の側壁3内側に環状の主
マグネツト5を取付け、半周づつN極およびS極に着磁
されたドーナツ板状のパルス信号用マグネツト7をロー
タヨーク1の内側に取付けてロータ9を構成し、このロ
ータ9をステータ側に回転自在に軸支するとともに、第
8図のようにそのパルス信号用マグネツト7に向けたパ
ルス信用出力用コイル11をステータ側に配置してなる構
成が知られている(たとえば実開昭60-59788号公報参
照)。
このようなブラシレスモータは、ロータ9の回転に伴っ
てパルス信号出力用コイル11がパルス信号用マグネツト
7におけるN極とS極の磁極の変化部を検出し、第9図
のようにロータ9の1回転当たり2個のパルス信号aを
出力するようになっている。
(ハ)考案が解決しようとする問題点 このようなブラシレスモータは、主マグネツト5とパル
ス信号用マグネツト7を別体に形成しており、両マグネ
ツトの相対的位置を考慮して取付ける必要があり、その
取付けが困難である。このため、この両マグネツトを一
体的に形成することが考えられる。このようにすると、
製造し易く着磁も容易で安価になる。しかしながら、主
マグネツト5とパルス信号用マグネツト7が一体的に形
成されると、主マグネツト5の磁束がパルス信号出力用
コイル11へ漏れ易く、第8図のように出力パルス信号a
にノイズ信号bが乗り易い。
そのため、回転シリンダーのヘツド切り換えに誤動作が
生じるおそれがあるし、ノイズ信号を除去する特別な回
路も必要となる等の問題点がある。
本考案はこのような従来の欠点を解決するためになされ
たもので、パルス信号出力用コイルが主マグネツトの磁
束を拾い難くしたブラシレスモータを提供するものであ
る。
(ニ)問題点を解決するための手段 このような問題点を解決するために本考案は、第1図に
示すように、駆動コイル29を配置したステータ側にカツ
プ状のロータヨーク33を回転自在に軸支し、駆動コイル
29と対向してロータヨーク33の側壁35の内側に環状の主
マグネツト37を止着し、この主マグネツト37の内側から
延設されるドーナツ板状のパルス信号用マグネツト41
を、そのロータヨーク33の内面に配置し、このパルス信
号用マグネツト41に対向し、前記ステータ側にドラム状
磁性コアに導線を巻回してなるパルス信号出力用コイル
45を配置するとともに、主マグネツト37とパルス信号用
マグネツト41との連結部近傍に高い磁気抵抗部43を形成
したものである。
(ホ)作用 このような手段を備えた本考案は、主マグネツト37とパ
ルス信号用マグネツト41の境目付近に形成された高い磁
気抵抗部43により、主マグネツト37からパルス信号用マ
グネツト41の方向への磁束の漏れが極めて小さく抑えら
れる。
(ヘ)実施例 以下本考案の実施例を説明する。
第1図は本考案のブラシレスモータの一実施例を示す半
断側面図である。
図示を省略した電子機器、例えばVTRのシヤーシに取付
けられた固定シリンダ13の中空部15には、2個のボール
ベアリング17、19が互いに共軸的に固定されて軸受が形
成されている。
固定シリンダ13の上端面には、回路基板21および支持部
材23が固定されており、支持部材23には、放射状に延び
る複数の突極歯25を有する磁心27が取付けられている。
この磁心27は薄い鋼板を所定の形状に打ち抜いたものを
複数枚積層して一体形成されており、その突極歯25に
は、複数の駆動コイル29が巻かれている。駆動コイル29
のリードは、回路基板21に形成された駆動回路に接続さ
れている。
ロータ31は、カツプ状のロータヨーク33の側壁35の内側
に環状の多極着磁された主マグネツト37を止着するとと
もに、回転中心部に取付けられたロータシヤフト39を固
定シリンダ13のボールベアリング17、19に軸支させて固
定シリンダ13に回転自在に軸支されている。すなわち、
固定シリンダ13はステータの一部として機能している。
主マグネツト37の内側上端部からは、ドーナツ板状のパ
ルス信号用マグネツト41が一体的に延設されて、ロータ
ヨーク33の内面に止着されており、このパルス信号用マ
グネツト41は半周毎にN極とS極に着磁されている。
しかも、パルス信号用マグネツト41の主マグネツト37と
の付け根すなわち連結部近傍には、第2図に示すよう
に、スリツト43が環状に形成されてパルス信号用マグネ
ツト41の付け根が狭作されている。
磁心27の隣合う突極歯25間すなわちスロツト部分には、
ドラム状磁性コアに導線を巻いてなるパルス信号出力用
コイル45が配置され、先端をパルス信号用マグネツト41
に向けるようにして、回路基板21に取付けられており、
パルス信号出力用コイル45のリードが回路基板21の所定
の回路に接続されている。
なお、符号47はボールベアリング17の内輪に予圧を与え
るための、ロータヨーク33から延びる当接部材であり、
符号49はロータシヤフト39の先端に取付けられる回転シ
リンダーである。
このように構成されたブラシレスモータは、パルス信号
用マグネツト41の付け根にスリツト43が形成されて磁気
的に高い磁気抵抗部を構成しているから、主マグネツト
37からパルス信号用マグネツト41を通る磁気回路が形成
され難くなり、パルス信号出力用コイル45を通る主マグ
ネツト37からの磁束も極めて小さくなって、主マグネツ
ト37の磁束に伴うノイズが検出され難い。
第3図乃至第5図は本考案の他の実施例を示すロータの
部分拡大断面図である。
第3図に示す構成はスリツト51をパルス信号用マグネツ
ト41の付け根において主マグネツト37の方向に形成した
ものであり、第4図はパルス信号用マグネツト41の付け
根において上側から環状のスリツト53を形成するととも
に、スリツト53内にロータヨーク33の折り曲げ部55を入
れてより高い高磁気抵抗部を形成させたものである。な
お、第1図の構成と組合せることも可能である。
また、第5図に示す実施例は、第4図に示す実施例の変
形であり、主マグネツト37におけるパルス信号用マグネ
ツト41の付け根に上側から環状のスリツト53を形成する
とともに、スリツト53内に、磁気シールド材57を装填す
ることにより高磁気抵抗部を形成したものである。この
磁気シールド材57としては、鉄片あるいは硅素鋼板を環
状にまるめたものを使用してもよく、また強磁性粉を含
むコンパウンド剤をスリツト内に装填させるようにして
もよい。
さらに、第6図に示す実施例は、主マグネツト37におい
てパルス信号用マグネツト41と反対側の背面の一部を除
去して除去部59を形成して、主マグネツト37の磁束を弱
めるとともに磁気回路を形成し難くしたものである。
このように本考案のブラシレスモータは、主マグネツト
37とパルス信号用マグネツト41の連接部近傍においてそ
の連結部自体または主マグネツト37もしくはパルス信号
用マグネツト41内に高い磁気抵抗部を形成すれば本考案
の目的達成が可能である。
(ト)考案の効果 以上説明したように、本考案のブラシレスモータは、主
マグネツト37とパルス信号用マグネツト41の連結部近傍
に高い磁気抵抗部43、51、53、57を形成したから、部品
点数を増やしたり組立て作業を煩雑にすることなく、主
マグネツト37とパルス信号用マグネツト41を通る磁気回
路が形成され難くなって、主マグネツト37からパルス信
号出力用コイル45を通る磁束が極めて小さくなる。
そのため、ノズル信号がパルス信号出力用コイル45から
出力され難くなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のブラシレスモータの一実施例を示す半
断側面図、第2図は第1図の主マグネツトおよびパルス
信号用マグネツトの構成を示す要部拡大断面図、第3図
乃至第6図は本考案の他の実施例を示すロータの要部拡
大断面図、第7図および第8図は従来のブラシレスモー
タのロータの要部を示す斜視図および断面図、第9図は
従来のブラシレスモータから出力されるパルス信号波形
図である。 1、33……ロータヨーク、3、35……側壁、5、37……
主マグネツト、7、41……パルス信号用マグネツト、
9、31……ロータ、11、45……パルス信号出力用コイ
ル、13……固定シリンダ、21……回路基板、27……磁
心、29……駆動コイル、43、51、53……高い磁気抵抗部
(スリツト)、57……高い磁気抵抗部(除去部)。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ステータ側に配置された駆動コイルと、 前記ステータ側に回転自在に軸支されたカップ状のロー
    タヨークと、 前記駆動コイルに対向して前記ロータヨークの側壁内側
    に止着され、かつ多極着磁された環状の主マグネット
    と、 この主マグネットの内側から延設されて、前記ロータヨ
    ークの内面に配置される環状のパルス信号用マグネット
    と、 ドラム状磁性コアに導線を巻回してなり、前記パルス信
    号用マグネットに対向して前記ステータ側に配置され、
    前記ロータヨークの回転に伴ってパルス信号を出力する
    パルス信号出力用コイルと、 を具備してなるブラシレスモータにおいて、 前記主マグネットと前記パルス信号用マグネットとの連
    結部近傍に高い磁気抵抗部が形成されてなることを特徴
    とするブラシレスモータ。
  2. 【請求項2】前記高い磁気抵抗部が、スリットである実
    用新案登録請求の範囲第1項記載のブラシレスモータ。
  3. 【請求項3】前記高い磁気抵抗部が、前記主マグネット
    における前記パルス信号用マグネットとは反対側に形成
    された除去部である実用新案登録請求の範囲第1項記載
    のブラシレスモータ。
JP7899386U 1986-05-26 1986-05-26 ブラシレスモ−タ Expired - Lifetime JPH0715339Y2 (ja)

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JPS62191367U JPS62191367U (ja) 1987-12-05
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