JP3286243B2 - 扉体の施解錠装置 - Google Patents

扉体の施解錠装置

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JP3286243B2
JP3286243B2 JP5628598A JP5628598A JP3286243B2 JP 3286243 B2 JP3286243 B2 JP 3286243B2 JP 5628598 A JP5628598 A JP 5628598A JP 5628598 A JP5628598 A JP 5628598A JP 3286243 B2 JP3286243 B2 JP 3286243B2
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智 太田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車においてトラン
ク等の扉体が半ドア(引き込み開始)状態にあることを
検知して、扉体をフルラッチ状態に強制的に閉め切る例
えばドアクロ−ザ装置などの扉体の施解錠装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】例えば自動車のドアを閉じる場合、全閉
時直前にウェザ−ストリップ反力やロック抵抗等が作用
するため、ドアの閉め込みには多大な力を要する。その
ため、ドアを閉めるときに半ドア(引き込み開始)状態
となることが多々あり、この場合、ドアを面倒でも閉め
直さなければならない。
【0003】このような問題を解消すべく、ドアが半ド
アであることを検知すると、ドアを強制的にフルラッチ
状態まで閉め込むドアクロ−ザ装置が知られている。通
常、ドアクロ−ザ装置には、ドアのロックを解除するた
めのロック解除機能と、ラッチを半ドア位置からフルラ
ッチ位置まで強制的に引き込む機能との2つの機能を備
えており、従来、これらの機能を2個のアクチュエ−タ
を用いて個々に制御するようにしていた。そのため、ド
アクロ−ザ装置の製造コストが高くつくうえ、該装置が
大型化してしまうという問題があった。
【0004】このような問題を解消するため、例えば特
公平5−27748号公報にはアクチュエ−タを1個と
し、1個のアクチュエ−タによりロック解除機能と強制
引き込み機能とを行うようにしたドアロック装置(ドア
クロ−ザ装置)が開示されている。
【0005】すなわち、図12(c)に示すように、ド
アに内蔵されたドアロック機構51には、車両に固定さ
れたストライカ52を拘束可能な凹部53aが形成され
たラッチ53が設けられている。ラッチ53は、同図に
おける反時計回り方向に常時付勢された状態で軸54を
中心に回動可能に支持されている。ドアを閉めるときに
加えられる力が相対的に弱いと、ストライカ52に当た
ってもラッチ53が図12(a)に示す半ドア位置まで
しか回動されずポ−ル(ラチェット)55が係止されて
この状態で位置規制される。又、ドアを閉めるときに加
えられる力が相対的に強ければ、ストライカ52に当た
ることでラッチ53が図12(b)に示すフルラッチ位
置まで完全に回動され、ポ−ル(ラチェット)55が係
止されてこの状態で位置規制される。
【0006】このドアロック機構51を備えたドアクロ
−ザ装置56は、図11に示すようにアクチュエ−タと
して1個の正逆モ−タ57を備える。正逆モ−タ57が
正転駆動されることで回動板58が中立位置から同図に
おける時計回り方向に回動し、回動板58に固着された
出力部材59の一端側がア−ム60に当接してこれを回
動させ、ロッド61が牽引されるようになっている。ロ
ッド61が牽引されることでラッチ53が半ドア位置か
らフルラッチ位置まで強制的に回動されるようになって
いる。
【0007】一方、オ−プナ−の操作に基づき正逆モ−
タ57が逆転駆動されることで回動板58が中立位置か
ら同図における反時計回り方向に回動し、出力部材59
の他端側がア−ム62に当接してこれを回動させ、ロッ
ド63が牽引されるようになっている。ロッド63が牽
引されることでラッチ53をフルラッチ位置に位置規制
しているポ−ル55が解除方向に回動され、ドアのフル
ラッチ(ロック)が解除されるようになっている。この
ように1個の正逆モ−タ57を備えるだけであるため、
ドアクロ−ザ装置56の小型化が図られ、その制御も一
つの電気的な制御装置で簡単に行えるようになってい
た。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、各ロッ
ド61、63は給電が断たれた場合には、牽引運動でき
ずにドアを開けることができなかった。
【0009】更に、各ロッド61、63を牽引運動させ
るために回転される回動板58を、ラッチ53に対して
各々の面を直交させるように配置する必要があったた
め、両部材53、58がコンパクトに配置されないレイ
アウトを採用せざるをえなかった。そのため、ドアクロ
−ザ装置56の小型化は十分なものではなかった。又、
回動板58を所定角度(例えば数10°程度)範囲内で
位置決めする構成であったため、正逆モ−タ57が比較
的狭い角度範囲内で正逆転駆動されることとなり、正逆
モ−タ57に比較的大きなトルクが要求されることとな
っていた。そのため、使用される正逆モ−タ57が比較
的大型となり、このことが装置の十分な小型化を図れな
い原因の一つとなっていた。尚、ドアクロ−ザ装置はド
アの内部などの限られたスペ−スに収容されるため、小
型化を図ることは重要な課題であった。
【0010】そこで本発明は、上記点に鑑み、その目的
は、給電が断たれた時等、手動でも扉体を開口可能とす
ること、そして引き込み開始位置からフルラッチ位置へ
の引き込み動作と、扉体のロック解除動作とを駆動源1
個で共用して行う施解錠装置において、その装置の小型
化を図ることのできる扉体の施解錠装置を提供すること
にある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、以下の技術的手段を用いる。請求項1に
記載の発明では、出力軸が回転駆動可能な駆動源と、扉
体を閉状態に係止するためのストライカと係合可能な位
置において、該ストライカとの係合を解除する方向に付
勢された状態で回動軸により回動可能に支持されたラッ
チと、前記ラッチを係止して、該ラッチの係止面におい
てフルラッチ位置に位置規制する係止部材と、前記スト
ライカが移動して前記ラッチが引き込み開始位置に配置
されると、引き込み部材が前記ラッチの引き込み部に係
合し、前記引き込み開始位置からフルラッチ位置まで回
動させるための引き込み手段と、前記引き込み部材を連
動させ前記係止部材と前記ラッチとの係止を解除する第
1係止解除手段と、前記第1係止解除手段を作動させる
ための第2係止解除手段と、前記ラッチの回動軸と平行
な回動軸を有し、前記駆動源の回転駆動に基づいて前記
引き込み手段、前記第2係止解除手段を揺動運動させる
回転体を有し、前記ラッチの回動軸中心から前記引き込
み部材が係合する前記ラッチの第1衝突面までの距離
は、前記ラッチの回動軸中心から前記係止部材が係止す
る前記ラッチの第2衝突面までの距離よりも短いことを
要旨とする。
【0012】また、請求項2に記載の発明では、出力軸
が回転駆動可能な駆動源と、扉体を閉状態に係止するた
めのストライカと係合可能な位置において、該ストライ
カとの係合を解除する方向に付勢された状態で回動軸に
より回動可能に支持されたラッチと、前記ラッチを係止
して、該ラッチの係止面においてフルラッチ位置に位置
規制する係止部材と、前記ストライカが移動して前記ラ
ッチが引き込み開始位置に配置されると、引き込み部材
が前記ラッチの引き込み部に係合し、前記引き込み開始
位置からフルラッチ位置まで回動させるための引き込み
手段と、前記引き込み部材を連動させ前記係止部材と前
記ラッチとの係止を解除する第1係止解除手段と、前記
第1係止解除手段を作動させるための第2係止解除手段
と、前記ラッチの回動軸と平行な回動軸を有し、前記駆
動源の回転駆動に基づいて前記引き込み手段、前記第2
係止解除手段を揺動運動させる回転体を有し、前記係止
部材は前記引き込み手段の引き込み部材よりも板厚を厚
く構成したことを要旨とする。
【0013】請求項1に記載の発明によれば、扉体の開
いた状態からストライカが移動することにより、引き込
み手段の引き込み部材が引き込み部に係合するととも
に、ラッチが引き込み開始位置に配置され、駆動源が駆
動されて出力軸が回転駆動される。これにより回転体が
回転し、ラッチをフルラッチ位置まで引き込み手段によ
り回動させ、係止部材がラッチの係止面に係止されて扉
体はフルラッチ位置に位置規制される。更にこの状態か
ら、扉体を開ける指令が出されると、再び駆動源が駆動
され出力軸が回転駆動される。これにより回転体も再び
回転し、第2係止手段が第1係止手段を作動させること
で引き込み部材を連動させ係止部材とラッチとの係止を
解除させる。給電が断たれた時等、手動で扉体を開けた
い場合には第1係止解除手段を直接揺動させることで係
止部材とラッチとの係止を解除させることができる。
又、回転体とラッチとは各々の回動軸が平行に配置され
ることから、各々の面が平行となるように配置されるの
で、装置の小型化に貢献できる。更には、ラッチの回動
軸中心から引き込み部材が係合するラッチの第1衝突面
までの距離を、ラッチの回動軸中心から係止部材が係止
するラッチの第2衝突面までの距離よりも短くさせるこ
とで、引き込み部材の移動距離が短くなり回転体を小型
化することができる。
【0014】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
同様、給電が断たれた時等、手動で扉体を開けたい場合
には第1係止解除手段を直接揺動させることで係止部材
とラッチとの係止を解除することができ、回転体とラッ
チとの各々の面が平行となるよう配置されるので、装置
の小型化に貢献できる。更に、引き込み部材と係止部材
とを比較すると係止部材の方が車両のウェザ−ストリッ
プ等の反力によりラッチから受ける力が大きい。従っ
て、より力を受ける係止部材の板厚を引き込み部材の板
厚よりも厚くすれば両方の板厚を厚くするよりも装置の
コンパクト化が図れる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した実施の
一形態を図1〜図6に従って説明する。図1は、車両1
の後方斜視図を示す。車両1の後部には、荷を収容する
トランク部1aが設けられている。トランク部1aの上
部には扉体としての略四角形状のトランクドア2が設け
られ、該ドア2にて荷を乗せるための収容空間を形成し
ている。トランクドア2は、その基端部が回動可能に支
持され、回動軸L0が車両1の車幅方向と平行になるよ
うになっている。トランクドア2の先端側(車両1の後
端側)は、L字状に下方に折り曲げられた形状をなして
いる。
【0016】トランクドア2の先端部には、車幅方向の
長さHにおける中央位置Pに施解錠装置としてのドアク
ロ−ザ装置3が取着されている。一方、ドアクロ−ザ装
置3に対向する車両1の本体の部位には、係止部として
のストライカ4が設けられている。このドアクロ−ザ装
置3は、トランクドア2が引き込み開始状態にあるとス
トライカ4を強制的にフルラッチ状態まで引き込んでト
ランクドア2を自動で完全に閉まった状態にする装置で
ある。このとき、ドアクロ−ザ装置3は、トランクドア
2の車幅方向における中央部に取着されていることか
ら、該ドア2を確実にかつ安定した状態で閉めることが
可能である。
【0017】図2は、ドアクロ−ザ装置3を説明する平
面図及び側面図、図3は、ドアクロ−ザ装置3における
アクチュエ−タ部5の内部を説明するための説明図、図
4はドアクロ−ザ装置3のクロ−ザ機構部6の内部とア
クチュエ−タ部5の内部の一部を説明するための説明
図、図5はクロ−ザ機構部6の主要部材を分解して個々
に示す平面図、図6は図4におけるクロ−ザ機構部6の
要部断面説明図である。尚、図4において、アクチュエ
−タ部5の内部分はスイッチング状態を示すスイッチン
グ端子12a〜12cと回転体20とは二点鎖線で示
し、図5において、各部材が互いに組み付けられる部位
においては組立作用線(一点鎖線)を引き出して図示し
ている。
【0018】図2に示すように、ドアクロ−ザ装置3
は、アクチュエ−タ部5とクロ−ザ機構部6とで構成さ
れている。図3に示すように、アクチュエ−タ部5は、
樹脂ケ−ス7、電動機8、ウォ−ム9、複数のギア10
a〜10d、ギア10dに接着等の手段により固着され
た導電プレ−ト11、導電プレ−ト11に接触し電動機
8のスイッチングを行う複数のスイッチング端子12a
〜12c、クロ−ザ機構6に電動機8の駆動力を伝達す
る出力軸13とで主に構成され、電気的部品がショ−ト
しないように樹脂ケ−ス7にはグリス等で防水を施して
いる。
【0019】ここでスイッチング端子12a〜12cに
ついて説明する。12aはア−ス端子に接続されてい
る。12bは後述するU字状カム18の現在の位置を把
握するためのON/OFF信号を発するもので、図示し
ないコントロ−ラがその信号を受信している。即ち、導
電プレ−ト11に12bが接触している時には、トラン
クドア2が閉作動状態中にあることを示し、導電プレ−
ト11に12bが非接触の時には、トランクドア2が開
作動状態中にあることを示している。12cは後述する
二位置に電動機8を回転駆動させるためのもので12c
が導電プレ−ト11に接触している間は電動機8は回転
駆動を継続する。
【0020】また、図4〜図6に示すように、クロ−ザ
機構部6の構成部材が組み付けられる板状のケ−ジング
14が備えられている。このケ−シング14には、スト
ライカ4が挿入される挿通通路14aが形成されるとと
もに、引き込み開始位置を検知するリミットスイッチ1
5がネジ等によって固定されている。ケ−シング14
は、挿通通路14aが前記中央位置P(図1参照)とな
るように、かつトランクドア2に対して平行となるよう
にネジ等によって固定される。挿通通路14aの近傍に
は、回動軸としての第1支軸16が、ケ−シング14に
対して垂直方向に設けられている。第1支軸16には、
略円板状のラッチ17が回動可能に設けられ、更にU字
状カム18も一端部が回動可能に軸支されている。U字
状カム18の他端部には引き込み部材19が回動可能に
軸支され、その中間部には出力軸13から回転体20に
つなげられた棒状部材21が回動可能に軸支されてい
る。そして、引き込み部材19には、第1支軸16と平
行方向に移動ピン19aが立設され、これがフォ−ク2
2に組み付けられている。このフォ−ク22はケ−シン
グ14上の第1支軸16と平行な第2支軸23によって
回動可能となっており、この第2支軸23には係止部材
としてのラチェット24を有し、コンパクトに構成する
ために略扇型状としている。尚、図6に示すようにラチ
ェット24の板厚t2は、引き込み部材19の板厚t1
より厚く構成してラチェット24の強度を向上させてい
る。またラチェット24を軸支する第2支軸23とラッ
チ17を軸支する第1支軸16とは挿通通路14aを挟
んでその両側に配置される。このようにすればドアクロ
−ザ装置3、特にクロ−ザ機構部6のケ−シング14は
略左右対称形状にすることが可能となる。一般的に、車
両のストップランプ等の機能品は左右対称な形状で左右
対称位置に配置されることが多く、中央に配置するドア
ロック装置3も左右対称としたほうがストップランプ等
の機能品を配置する位置や大きさを自由に設定でき好ま
しく、車両へのドアクロ−ザ装置3の搭載が容易とな
る。
【0021】次に、前述した部材について更に詳細に説
明する。ラッチ17は、第1支軸16でケ−シング14
の上(図4における紙面手前側)に積み上げられ、その
断面が階段状となって中心寄りが肉厚となった2段構造
に形成されており、上段側及び下段側において2つの外
周面を有している。ラッチ17の下段側の外周面には、
ストライカ4を拘束するための凹部17bと、フルラッ
チ位置で係止状態となる係止面17cと、図4において
時計方向に付勢されるように、第1引っ張りバネ25の
一方がスプリング取付け穴17dに取り付けられてい
る。ラッチ17の上段側の外周面には引き込み部材19
が引き込まれる引き込み部としての引き込み溝17aが
構成される。これらの関係は、第1支軸16の軸中心か
ら引き込み溝17aの第1衝突面D1までの距離Y1
が、第1支軸16の軸中心から係止面17cの第2衝突
面D2までの距離Y2よりも短く構成されている。
【0022】ラッチ17の下段横側でケ−シングの上
(図4における紙面手前側)にはラチェット24が積み
上げられている。このラチェット24はラッチ17を係
止可能な位置において係止部24aが係止されるよう、
第2支軸23に挿通させ回動可能に取り付けられ、前述
した第1引っ張りバネ25の他方を、取付け溝24bに
取り付けることで、反時計方向に付勢している。更に
は、フォ−ク22の背面に当接し、フォ−ク23の動き
に連動する当接ピン24cが立設されている。
【0023】また、ラッチ17の上段横側でラチェット
24の上(図4における紙面手前側)には第1係止解除
手段としてフォ−ク22が第2支軸23により積み上げ
られている。このフォ−ク22には長穴22aが設けら
れ、引き込み部材19は立設された移動ピン19aによ
り長穴方向に移動可能とされている。尚、引き込み部材
19はフォ−ク22の上(図4における紙面手前側)に
設置され、即ちラッチ17の上段横側でその引き込み溝
17aと係合可能な位置に設置される。またフォ−ク2
2はケ−シング14上に固定されたリミットスイッチ1
5をONとする押圧部22bを有し、引き込み開始位置
になるとこの押圧部22bがリミットスイッチ15をO
Nするように構成される。更にU字状カム18の背面が
当接するよう突起22cを有している。そして、フォ−
ク22には更に切り起こされた第2引っ張りバネ26を
取り付ける取付部22dを有して、第2引っ張りバネ2
6の一方が取り付けられ反時計回り方向に付勢するよう
構成される。尚、第2引っ張りバネ26の他方はケ−シ
ング14の切り起こし部14bに取り付けられている。
【0024】引き込み部材19は湾曲したプレ−トであ
り、一端部には前述した移動ピン19aによりフォ−ク
22の長穴22a方向には移動可能に構成される。また
他端部は、その上(図4における紙面手前側)にU字状
カム18の一端部側が軸支されて積み上げられ、回動可
能に連結される。また、引き込み部材19の一端部近傍
には爪部19bが形成されて、前述したようにラッチ1
7の上段横側でその引き込み溝17aと係合可能なよう
に反時計方向に付勢されている。これは第2引っ張りバ
ネ26がフォ−ク22を反時計方向に付勢することで、
長穴23aの方向と略直角方向にフォ−ク23が引き込
み部材19を押すこととなり、その結果爪部19bがラ
ッチ17の上段外周面に付勢されることとなる。
【0025】U字状カム18の他端部は第1支軸16で
ラッチ17の上(図4における紙面手前側)に積み上げ
られ、回動可能に連結されている。また前述したよう
に、一端部は引き込み部材19の上に軸支されて積み上
げられ、回動可能に連結されている。また中間部にはそ
の上(図4における紙面手前側)に積み上げられた棒状
部材21が回動可能に連結されている。更に棒状部材2
1の上(図4における紙面手前側)には回転体20の一
端側に積み上げられて回動可能に連結され、回転体20
の他端は回動しないように小判状の連結穴が形成され
て、図3における出力軸13と連結されている。ここで
第1支軸16、第2支軸23、出力軸13は平行に配置
されるため、ドアクロ−ザ装置3がコンパクトになる。
【0026】又、本実施の形態では、図5に示す斜線部
C1〜C7には樹脂コ−ティングや樹脂ワッシャの挿入
等により、摩擦力が減少し、各部材間が摺動しやすくな
っている。更にはラッチ17のC1部の第1衝突面D
1、第2衝突面D2は引き込み部材19及びラチェット
25の衝突音も防止できるようになっている。
【0027】作動について、図4〜図10を用いて説明
する。尚、図7は引き込み開始位置におけるドアクロ−
ザ装置3のクロ−ザ機構部6の内部とアクチュエ−タ部
5内部の一部を説明するための説明図、図8はストライ
カ4を最も引き込んだ位置におけるドアクロ−ザ装置3
のクロ−ザ機構部6の内部とアクチュエ−タ部5内部の
一部を説明するための説明図、図9はホ−ムポジション
位置におけるドアクロ−ザ装置3のクロ−ザ機構部6の
内部とアクチュエ−タ部5内部の一部を説明するための
説明図、図10はラッチ17を最も引き出した位置にお
けるドアクロ−ザ装置3のクロ−ザ機構部6の内部とア
クチュエ−タ部5内部の一部を説明するための説明図を
示している。尚、図7〜図10は図4同様、スイッチン
グ端子12a〜12cと回転体20とは二点鎖線で示し
ている。
【0028】まずトランクドア2の閉作動について説明
する。図4に示す回転体20の位置が初期位置であり、
トランクドア2が開いた状態では、回転体20は常に初
期位置に配置されている。又、図9に示す回転体20の
位置がホ−ムポジション位置であり、トランクドア2が
完全に閉じられた状態(フルラッチ状態)では、回転体
20は常にホ−ムポジション位置に配置される。尚、ア
クチュエ−タ部5のギア10dに接着された導電プレ−
ト11からスイッチング端子12cが非導通となるため
にこの二位置に回転体20が常に配置される。
【0029】ここで、図7のようにラッチ17がストラ
イカ4の移動により、第1引っ張りバネ25の弾性力に
抗して第1支軸16を軸とし反時計回り方向に回動する
と、引き込み部材19がフォ−ク22により押されて引
き込み溝17dの衝突面D2に衝突して係合し、反時計
回り方向に回動する。これに伴い引き込み部材19と連
動するフォ−ク22も反時計回り方向に第2支軸23を
軸として回動する。するとフォ−ク22の押圧部22b
がリミットスイッチ15をONすることになる。リミッ
トスイッチ15がONされることでアクチュエ−タ部5
の電動機8が回転駆動されてこれに伴いウォ−ム9、複
数のギア10a〜10dが回転し、出力軸13が回転す
ることとなる(図3参照)。
【0030】出力軸13が回転すると、回転体20を初
期位置から前述した導電プレ−ト11とスイッチング端
子12cとの接触により通電し、図8の最もストライカ
4を引き込む上死点を通過して、非通電となる図9のホ
−ムポジション位置まで反時計回り方向に回転させる。
この回転体20の反時計回りの回転に伴って、リンク機
構をなす棒状部材21がU字状カム18を第1支軸16
を回動中心に図8の上死点まで反時計回り方向に回動さ
せ、それ以降は時計回り方向に回動させて図9のホ−ム
ポジション位置に到達する。この時、引き込み部材19
はフォ−ク22の長孔方向に移動し、ラッチ17の引き
込み溝17aに係合されているのでラッチ17もU字状
カム18と同様、第1支軸16を回動中心に図8の上死
点まで反時計回り方向に回動され、それ以降は時計回り
方向に回動されて図9のホ−ムポジション位置に到達す
る。更に、ラチェット24については、ラッチ17の下
段外周面が接触するまでは、当接ピン24cに位置規制
されて、第1引っ張りバネ25により反時計回り方向に
付勢される。しかし、ラッチ17の下段外周面が接触す
ることで、一旦第1引っ張りバネ25の付勢力に抗して
時計回り方向に回動し、非接触となるとラッチ17の衝
突面D1に衝突して再び反時計回り方向に回動すること
となり、最終的には図9のホ−ムポジション位置で係止
面17cにてラッチ17を係止する。これによりトラン
クドア2の閉作動が完了する。
【0031】尚、手動によりフルラッチ状態までトラン
クドア2を閉め切った場合には、フォ−ク22が回動す
ることによるリミットスイッチ15のON信号と現状位
置を把握するスイッチング端子12bのON/OFF信
号とを図示しないコントロ−ラが受け取り、正常状態
(ホ−ムポジション位置)まで追従して電動機8が回転
駆動し、これに伴い回転体20、棒状部材21、U字状
カム18も正常状態まで回動するように制御する。ま
た、給電が断たれた場合にも前述同様、再び給電された
場合にコントロ−ラは正常状態まで復帰するように制御
する。
【0032】次にトランクドア2の開作動について説明
する。トランクドア2が完全に閉まった状態(フルラッ
チ状態)では回転体20は図9に示すホ−ムポジション
位置に配置されている。
【0033】トランクドア2を開けるための運転席オ−
プナ−スイッチ又はリモコンスイッチ等の開指令に応答
して、電動機8は回転駆動を開始し、出力軸13が回転
すると、回転体20をホ−ムポジション位置から前述し
た導電プレ−ト11とスイッチング端子12cとの接触
により通電し、図10の最もストライカ4を引き出す下
死点を通過して、非通電となる図4の初期位置まで反時
計回り方向に回転させる。この回転体20の反時計回り
の回転に伴って、リンク機構をなす棒状部材21がU字
状カム18を第1支軸16を回動中心に図10の下死点
まで時計回り方向に回動させ、それ以降は反時計回り方
向に回動させて図4の初期位置に到達する。この時、引
き込み部材19はラッチ17の引き込み溝17aから係
合解除されており、フォ−ク22の長孔方向に移動し、
ラッチ17もU字状カム18と同様、第1支軸16を回
動中心に図10の下死点まで時計回り方向に回動され、
それ以降は反時計回り方向に回動されて図4の初期位置
に到達する。更に、ラチェット24については、ホ−ム
ポジション位置から前述したようにU字状カム18が回
動すると、その背面が突起部22cを押し、フォ−ク2
2が第2支軸23を回動中心に時計回り方向に回動す
る。すると、フォ−ク22の長孔方向と略直角方向に回
動するので移動ピン19aが設けられた引き込み部材1
9も連動して、ラッチ17の上段外周面より離間する。
これとともにフォ−ク22の背面がラチェット24に設
けられた当接ピン24cを押すこととなり、ラチェット
17は第1支軸16を中心に時計回り方向に回動するこ
ととなる。そうすれば、ラチェット24の係止部24a
がラッチ17の係止面17cから離脱する。この際、引
き込み部材19の爪部19bはラッチ17の上段外周面
より離間しているので、係合することはなく、第1引っ
張りバネ25によりラッチ17は時計回り方向に回動
し、ストライカ4が外れて、トランクドア2の開作動を
終了する。
【0034】また、手動による解除や給電が断たれた場
合の解除は、図示しないワイヤ等によりフォ−ク22を
図9における時計回り方向に回動させることで当接ピン
24cを直接動かし、ラチェット24を時計回り方向に
回動させる。すると、前述同様ストライカ4が外れて、
トランクドア2の開作動を終了する。手動による解除の
場合には、フォ−ク22が回動することによるリミット
スイッチ15のOFF信号と現状位置を把握するスイッ
チング端子12bのON/OFF信号とを図示しないコ
ントロ−ラが受け取り、正常状態(初期位置)まで追従
して電動機8が回転駆動し、これに伴い回転体20、棒
状部材21、U字状カム18も正常状態まで回動するよ
うに制御する。また、給電が断たれた場合にも前述同
様、再び給電された場合にコントロ−ラは正常状態まで
復帰するように制御する。
【0035】以上詳述したように、本実施の形態によれ
ば、以下に示す効果が得られる。 (1)U字状カム18はラッチ17との共通の第1支軸
16により同軸上に回動可能に配置したので、U字状カ
ム18とラッチ17との各々の面を重ね合わせた状態に
コンパクトに配置することができる。また、回転体20
とラッチ17とを平行配置することで、従来技術で述べ
たようなラッチ53と回動板58との各々の面が直交す
るレイアウトを採用する従来装置と比較して、ドアクロ
−ザ装置3の一層の小型化を図ることができる。 (2)本実施の形態では、第1支軸16の軸中心から引
き込み溝17aの第1衝突面D1までの距離Y1が、第
1支軸16の軸中心から係止面17cの第2衝突面D2
までの距離Y2よりも短く構成した。従って、引き込み
部材19はフォ−ク22に形成された長孔方向の移動距
離が短くなり、これに伴いフォ−ク22、回動板20を
小型化でき、回動板20の回動範囲も小さくできるので
ドアクロ−ザ装置3を小型化できる。 (3)本実施の形態で、U字状カム18とフォ−ク22
とラチェット24とを階段状に構成し、中央段に手動時
に使用するフォ−ク22を配置させている。このため手
動でトランクドア2を開けたい場合には、フォ−ク22
を回動させれば、U字状カム18の作動状態に関わらず
当接ピン24cを押すことができるとともに引き込み部
材19をラッチ17の引き込み溝17aから離間させる
ことができるので、これによりラチェット24も回動で
き、ラッチ17からストライカ4を外すことができる。
又、電動機8によりU字状カム18を作動させてトラン
クドア2を開口することもでき、しかも、これら3部品
をコンパクトに配置できる。 (4)本実施の形態で、ラチェット24の板厚t2を引
き込み部材19の板厚t1より厚く構成している。これ
はラッチ17から受ける力はラチェット24の方が大き
いので、強度を要求される部材であるラチェット24の
みを厚く構成し、強度向上させながらコンパクト化を図
ることができる。
【0036】尚、本発明は上記実施の形態に限定される
ものでなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で例えば次の
ように具体化することもできる。 (1)上記実施の形態では、ドアクロ−ザ装置3をトラ
ンクドア2に取着したが、該ドア2に対応する車両1の
本体に取着してもよい。また、トランクドア2に限定さ
れず、他のドアに実施してもよい。 (2)上記実施の形態では、ラッチ17とU字状カム1
8とを共通の第1支軸16により同軸上に配置したが、
それぞれの回動軸心線がほぼ平行となる状態であれば同
軸上にあることに限定されない。 (3)上記実施の形態では、ラチェット24を略扇型形
状としたが、その一部を軽量化のために切り欠いてもよ
く、略T字、L字型状としても同様にコンパクトに構成
できる。
【0037】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
給電が断たれた時等、手動でも扉体を開口可能とするこ
と、そして引き込み開始位置からフルラッチ位置への引
き込み動作と、扉体のロック解除動作とを駆動源1個で
共用して行う施解錠装置において、その装置の小型化を
図ることのできる扉体の施解錠装置を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の車両の後方斜視図である。
【図2】本発明のドアクロ−ザ装置を説明する平面図及
び側面図である。
【図3】本発明のドアクロ−ザ装置におけるアクチュエ
−タ部の内部を説明するための説明図である。
【図4】本発明のドアクロ−ザ装置のクロ−ザ機構部の
内部とアクチュエ−タ部の内部の一部を説明するための
説明図である。
【図5】本発明のクロ−ザ機構部の主要部材を分解して
個々に示す平面図である。
【図6】本発明の図4におけるクロ−ザ機構部の要部断
面説明図である。
【図7】本発明の引き込み開始位置におけるドアクロ−
ザ装置のクロ−ザ機構部の内部とアクチュエ−タ部内部
の一部を説明するための説明図である。
【図8】本発明のストライカを最も引き込んだ位置にお
けるドアクロ−ザ装置のクロ−ザ機構部の内部と、アク
チュエ−タ部内部の一部を説明するための説明図であ
る。
【図9】本発明のホ−ムポジション位置におけるドアク
ロ−ザ装置のクロ−ザ機構部の内部とアクチュエ−タ部
内部の一部を説明するための説明図である。
【図10】本発明のラッチを最も引き出した位置におけ
るドアクロ−ザ装置のクロ−ザ機構部の内部とアクチュ
エ−タ部内部の一部を説明するための説明図である。
【図11】従来のドアクロ−ザ装置の側面図である。
【図12】(a)〜(c)は、従来のラッチの各種状態
を示す平面図である。
【符号の説明】
2 トランクドア(扉体) 4 ストライカ 8 電動機(駆動源) 13 出力軸 16 第1支軸(ラッチの回動軸) 17 ラッチ 17a引き込み溝(引き込み部) 19 引き込み部材 20 回転体 24 ラチェット(係止部材) D1 第1衝突面 D2 第2衝突面

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 出力軸が回転駆動可能な駆動源と、 扉体を閉状態に係止するためのストライカと係合可能な
    位置において、該ストライカとの係合を解除する方向に
    付勢された状態で回動軸により回動可能に支持されたラ
    ッチと、 前記ラッチを係止して、該ラッチの係止面においてフル
    ラッチ位置に位置規制する係止部材と、 前記ストライカが移動して前記ラッチが引き込み開始位
    置に配置されると、引き込み部材が前記ラッチの引き込
    み部に係合し、前記引き込み開始位置からフルラッチ位
    置まで回動させるための引き込み手段と、 前記引き込み部材を連動させ前記係止部材と前記ラッチ
    との係止を解除する第1係止解除手段と、 前記第1係止解除手段を作動させるための第2係止解除
    手段と、 前記ラッチの回動軸と平行な回動軸を有し、前記駆動源
    の回転駆動に基づいて前記引き込み手段、前記第2係止
    解除手段を揺動運動させる回転体を有し、 前記ラッチの回動軸中心から前記引き込み部材が係合す
    る前記ラッチの第1衝突面までの距離は、前記ラッチの
    回動軸中心から前記係止部材が係止する前記ラッチの第
    2衝突面までの距離よりも短いことを特徴とする扉体の
    施解錠装置。
  2. 【請求項2】 出力軸が回転駆動可能な駆動源と、 扉体を閉状態に係止するためのストライカと係合可能な
    位置において、該ストライカとの係合を解除する方向に
    付勢された状態で回動軸により回動可能に支持されたラ
    ッチと、 前記ラッチを係止して、該ラッチの係止面においてフル
    ラッチ位置に位置規制する係止部材と、 前記ストライカが移動して前記ラッチが引き込み開始位
    置に配置されると、引き込み部材が前記ラッチの引き込
    み部に係合し、前記引き込み開始位置からフルラッチ位
    置まで回動させるための引き込み手段と、 前記引き込み部材を連動させ前記係止部材と前記ラッチ
    との係止を解除する第1係止解除手段と、 前記第1係止解除手段を作動させるための第2係止解除
    手段と、 前記ラッチの回動軸と平行な回動軸を有し、前記駆動源
    の回転駆動に基づいて前記引き込み手段、前記第2係止
    解除手段を揺動運動させる回転体を有し、 前記係止部材は前記引き込み手段の引き込み部材よりも
    板厚を厚く構成したことを特徴とする扉体の施解錠装
    置。
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