JP3285853B2 - Ct装置 - Google Patents
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- Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)
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Description
所望のルーチン検査(決められた順序に従って定常的に
行われる検査)を行うCT装置に関する。
anatomical selection プログラマブル解剖検査モード
選択)機能が装備されている。PAS機能とは、被検体
の撮影目的と撮影部位に従って曝射条件を前もってプロ
グラミングし、キーボードあるいはパネルの関連操作ボ
タン(キー)を操作してプログラミングした操作条件を
格納器に格納できる機能を意味する。このPAS機能を
装備している従来のCT装置においては、1回のキー操
作で設定できる曝射条件は1つだけである故、ルーチン
検査を行うに際して様々なキー操作を繰り返さなければ
ならないという問題がある。また、このキー操作によっ
て設定できる曝射条件はデータ収集に関する曝射条件だ
けに限られるという問題がある。
いては、次のX線CTプロセスを実行する、第1段階
(手順)として、曝射条件をPASにセットした後第2
段階で曝射準備を整える。続いて第3段階において曝射
を開始し、被検体のCT像を収集する。続いて第4段階
においてCT像を光ディスク(不図示)へ移して格納し
た後、第5段階において場合によってはマルチフォーマ
ットカメラ(不図示)でCT像を写真撮影する。前述の
ごとく、各段階において一連のルーチン検査を遂行する
ためにオペレータによる手動操作を必要とする。さら
に、前記のものに似た検査を繰り返す場合にこの手動操
作(キー/ボタン操作)をさらに必要とする。
T装置において1回のキー/ボタン操作で設定すること
ができる曝射条件はただ1つだけである故、ルーチン検
査を行うためにはオペレータが大量のキー操作を実行し
なければならないと言う問題がある。さらに、像の収集
に関する曝射条件だけしか設定することができないと言
う問題がある。言い換えれば、オペレータはX線CTル
ーチン検査を行いつつ厄介な大量のキー/ボタン操作を
行うことを強いられることになる。特にルーチン検査の
実行中に中断して異なる内容の検査を行わなければなら
ない事情が生じたときは、中断後他のルーチン検査の内
容に変更するために更に大量のキー/ボタン操作を行う
必要があるという問題を生じる。
担を軽減することができるCT装置を提供することを目
的とするものである。
検査に係る複数種の機能の処理の流れを複数種の検査計
画として記憶する記憶手段と、前記検査計画を選択する
ための選択手段と、検査対象となる診断部位を示す項目
を少なくとも表示する第1の画面と、前記選択手段によ
り第1の画面に表示される診断部位が選択されると、当
該診断部位に対応する複数の検査計画をそれぞれ項目と
して表示可能な第2の画面とを備えた表示手段と、前記
選択手段により選択された第2の画面の項目の検査計画
を実行する実行手段とを具備することを特徴とするもの
である。
中断し、当該検査計画の内容を変更する変更手段をさら
に具備することを特徴とするものである。
オンライン転送する手段をさらに具備することを特徴と
するものである。
に、先ず第1の画面に表示された診断部位、例えば「頭
部」を選択すると、第2の画面に頭部の複数の検査計画
の項目が表示され、当該第2の画面にて選択された項目
の検査計画の実行が行われるので、オペレータの操作性
の向上と負担の軽減を図ることができる。 また、検査計
画の実行中にその実行を中断し、他の検査計画に変更す
る機能を付加すれば、オペレータの負担の軽減化が更に
図れる。 さらに、検査計画を外部にオンライン転送でき
る機能を付加すれば、利便性の向上が図れる。
の内容について詳述することとする。
す。
らびにタッチセンサー付きディスプレイ画面3がある。
また入力手段として起動スイッチ3Aと中断スイッチ3
Bがある。モニタ4とマルチフォーマットカメラ5を使
用する。対話式制御部6が前記の全コンポーネント1乃
至5に接続されている。データ格納手段としてメモリ
8,フロッピーディスク(FD)装置9を介したフロッ
ピーディスク,光ディスク装置10を介した光ディスク
ならびに磁気ディスク装置11を介した磁気ディスクを
使用する。さらに、スキャン制御部12によって架台/
寝台制御部15とX線制御部16を制御する。架台/寝
台制御部15は架台15Aと、被検体(詳細不図示)を
載せる寝台15Bを制御し、X線制御部16はX線管1
6Aを制御し、架台/寝台制御部15と連動してX線管
16Aから曝射するX線を制御する。かくのごとくスキ
ャン制御部12によって所望のX線曝射制御が行われる
(これについては後述することとする)。スピーカ14
と音声制御部13がスキャン制御部12に接続されてい
る。X線CT装置の包括制御システムとしてシステム制
御部7がある。さらに、システム制御部7に接続されて
いるオンラインデータ転送装置20が検査計画(プログ
ラミングしたルーチン検査の流れ)を他のCT装置(詳
細不図示)へ送る。尚、後述する(画像転送を行う)外
部記憶装置は図示されていない。
査実行プロセスの概要は次のとおりである。
レイ画面3の選択した位置に触れれば対話式制御部6が
当該位置を認識し、当該位置データが該対話式制御部6
からシステム制御部7へ送られる。システム制御部7は
当該位置データに対応するルーチン検査の流れ、(検査
計画:後述する図3の諸機能の組み合わせ)、条件(図
3の諸機能を実行するに必要な条件)を磁気ディスク装
置11を介して磁気ディスクから読出し、メモリ8へ送
る。
憶されている検査計画から逐次的に機能と機構を実行す
る条件を読出し、システム制御部7へ送る。スキャン制
御部12がシステム制御部7から送られてくる各種機能
を解釈し、また必要な命令(準備命令などの処理情報)
および条件をX線制御部16,架台/寝台制御部15な
らびに音声制御部13へ送る。関連制御部13,15,
16がこの命令を受け、実行する。例えば準備命令に従
ってその準備が完了したらスキャン制御部12が起動命
令を関連制御部13,15,16へ送る。安全確保上、
命令は次の順序に従って送られる。
対話式制御部6→スキャン制御部12→各制御部13,
15,16このようにして検査結果の最終機能が実行さ
れるまで読出しが繰り返される。
施例について説明する。被検体18のスライス位置頭部
18Aの関係を図2に示す。
の諸機能の一覧を図3に示す。図3の諸機能は、例えば
磁気ディスクに格納されている。
体の撮影目的と撮影部位に適応するように各種機能を組
み合わせて行う。従来の技術の所で説明したごとく、大
部分の機能は各々独立して実行する故、従来X線CT装
置においては各機能を検査目的に合わせて実行しなけら
ばならない。
以下の単純な操作を実行するだけでよい。
タ4,キーボード2,マウス1を,撮影目的に合った適
切な検査計画作成の入力手段として用い、検査計画作成
プログラムを使って検査計画を作成し、磁気ディスク等
に格納する。撮影部位、例えば被検体18の頭部18A
の検査計画を作成し、磁気ディスク等に格納する。この
検査計画は、図3に示すごとく1つの流れとして一連の
機能と、各機能に対して設定されている一連の条件(ス
キャノ撮影の撮影条件やスキャンの曝射条件や外部記憶
媒体の転送先やイメージャの条件)とで構成されてい
る。本例において、図3に示す諸機能はX線CT装置に
よって実行する検査における1つの操作(実行)に対応
している。しかしCT装置の性能によってはそうならな
い場合もあり得る。たとえば単一曝射の機能をもってい
て連続曝射の機能をもたないものも存在する。
の組み合わせでなく諸機能を組み合わせたものでも良
い。
の流れだけでなく、各機能の選択に合わせて、スキャノ
撮影の撮影条件やスキャンの曝射条件や外部記憶媒体の
転送先やイメージャの条件などを設定する。
を含めて30乃至50種類の検査計画を作成しておかな
ければならないといわれている。数十の相異なる検査計
画を作成しておきさえすればあとは医師の指示に従って
適切な検査計画を選択するだけでよい。
具備するCT装置においては、図1に示すタッチセンサ
ー付きディスプレイ画面3を用いて検査計画を簡単に選
択することができる。検査計画の選択に関して、診断部
位とは無関係に頻繁に使う検査計画をタッチセンサー付
きディスプレイ画面3の画面1に配置し、診断部位毎の
検査計画を画面2に配置する(図4参照)。
画面1の指示“頭部”にタッチすればタッチセンサーが
働き、タッチセンサー付きディスプレイ画面3に画面2
がディスプレイされる。次に指示“戻る”にタッチすれ
ば画面1が再びディスプレイされる。
ように、あるいはまた検査計画のタイトルを簡単にメモ
リ8に記憶できるように検査計画の表示位置の変更や名
称の変更も可能である。図3に示す検査計画の使用頻度
はさほど高くはないものは、“頭部”グループ内に配置
されている。
は図5の比較リストを参照することによってよりよく理
解することができる。
来CT装置の各機能の項目が本発明のCT装置のそれと
同じであってもオペレータは従来CT装置においては後
続段階における操作を考慮しなければならない。これに
対して、本発明のX線CT装置においては前もって作成
した検査計画に従って所望検査を自動的に実行すること
ができる。
に戻り、曝射条件の項目について詳述することとする。
ステップ14において設定すべき複数の曝射条件を図6
に示す。
画のステップ14(S14)の実行を中断し、前もって
設定した曝射条件(図6参照)を変更することが可能で
ある。
に示す装置において、キーボード2の“中断”スイッチ
3Bを押せば中断命令が対話式制御部6,スキャン制御
部12ならびにシステム制御部7を経て関連制御部1
3,15,16へ送られ、それに応じて実行中の機能が
中断される。システム制御部7は中断命令を受けると、
対話方式で検査計画を変更可能にする。検査計画を一時
的に変更する場合はメモリ8に格納されているこの検査
計画の機能と条件を書き込み直す。検査計画を恒久的に
変更する場合は磁気ディスクに格納されている検査計画
の機能と条件を書き込み直す。続いて起動スイッチ3A
を押せば検査計画が再開される。
て格納してある検査計画を広範囲に活用することができ
る。一例として、優れた検査計画を作成できるならばこ
の検査計画を図1に示すオンラインデータ転送装置20
を介して他のX線CT装置においても同じように使用す
ることができる。
を格納し、使用する。しかしX線CT装置を用いる検査
においては、複数の条件(X線管電流,スライス幅,ス
ライスピッチなど)を互いに組み合わせて効率ならびに
画質を向上させ、またX線被曝量を低減する。したがっ
て従来CT装置においては各曝射ごとにこの条件を変更
しなければならない。
CT装置においては例えば図6に示す複数の曝射の各種
条件を前もって磁気ディスクに格納しておき、使用する
ことができる。
ャンステップ14(図3のS14)を開始すればシステ
ム制御部7が1種類の曝射条件を、磁気ディスクおよび
メモリ8を介して、スキャン制御部12へ送る。この曝
射条件は図6に示す項目から選択する。この曝射条件に
応じてスキャン制御部12が曝射条件を関連制御部1
3,15,16へ送り、それに応じて各制御部13,1
5,16が命令を実行する。続いて図6に示す全条件が
遂行され終わるまで前記の一連のプロセスが繰り返され
る。
具備するCT装置にも前記の本発明の第2の実施例とし
てのX線CT装置のものに似ている利点があり、一度に
すべての曝射条件が、磁気ディスクおよびメモリ8を介
して、スキャン制御部12へ送られ、逐次的に処理され
る。本発明の第1の実施例に基づく検査計画を具備する
X線CT装置にはさらに、図6に示す複数の曝射条件を
前もって磁気ディスクに格納しておき、それら曝射条件
を磁気ディスクおよびメモリ8を介して、使用すること
ができる故に厄介な曝射を行わなくてすみ、また曝射条
件の変更を間違える恐れがないという利点がある。
能を図7に示す。図7には、造影剤設定より前に行わ
れたスキャン、追加スキャンと同じ条件、同じ位置でス
キャンを行う、単純スキャンで同一位置であればチェ
ックしてスキャンするか否かの警告を出す、単純スキ
ャンで同一位置であればそれを除いてスキャンする、
スキャン順番を逆にしてスキャンする機能が表示されて
いる。
は、X線造影剤を用いない単純X線検査(単純スキャン
ともいう)と組み合わせて行うが、それは単純X線検査
と造影剤を用いるX線検査とによって被検体の同じ検査
部位を比較することによって疾患部を検出することがで
きるからである。したがって、造影剤を用いるX線検査
を造影剤を用いない単純X線検査のものと同じ曝射条件
で、被検体の同じ検査部位に対して行うことができる。
図6を参照すれば前述したごとく、前記造影剤を用いる
X線検査を行うためには大量の曝射条件(X線管電流,
スライス幅,スライスピッチ,曝射反復回数など)を設
定しなければならないことがわかる。
用いるX線検査を極めて簡単に行うことができる。その
プロセスは次のとおりである(図8参照)。
14)で実行された曝射条件(図6の表)がメモリ8の
曝射条件設定表に書き込まれる(図示スキャン条件テー
ブル80)。前記曝射条件に従って曝射が行われた後こ
の曝射条件のデータがスキャン制御部12からメモリ8
の造影剤設定表82へ送られ、該表82に書き込まれ
る。したがって、曝射を中断し、曝射条件を変更しても
必要な曝射条件を維持することができる。つまり、スキ
ャン条件テーブル80の表中の再下段に位置する曝射反
復回数8回のものについて、条件を変更して、初めの回
数4回分は前回と同一条件とし、他の4回分は条件を変
えて管電流80mA、スライス幅10mm、ピッチ10
mmに変更してスキャンを行って造影剤設定表82に書
込まれる。
を所有している故に以下の利点が確保される。
したごとく、曝射中に被検体が動いた場合は曝射をやり
直すというのがごく普通である。これと同時に造影剤を
用いるX線検査を行うときに動いた被検体の同じ検査部
位(位置)を数回曝射する。この複数回曝射によって生
体が望ましくないX線被曝を受けることになる。一方こ
れに対して同じ検査部位を予め設定した時間間隔で数回
曝射する検査もある。
剤を用いるX線検査に対しては図7に示す機能(単純
スキャンで同一位置であればチェックしスキャンするか
否かの警告を出す)、機能(単純スキャンで同一位置
であればそれを除いてスキャンする)が必然的に必要に
なる。第3の実施例に従ってこの機能を自動的に設定
し、実行することができる。
おいては曝射方向はほぼ不変である。たとえば、体躯の
検査は患者の頭部方向から脚部方向に向かって検査を行
う。しかし造影剤を用いるX線検査中は、患者に注入す
るX線造影剤の流通方向が重要な条件である故に曝射順
序は必ずしも1つの順序に限定しない。したがって図7
のに示す機能によって曝射方向の変更が可能となる。
合に、先ず第1の画面に表示された診断部位、例えば
「頭部」を選択すると、第2の画面に頭部の複数の検査
計画の項目が表示され、当該第2の画面にて選択された
項目の検査計画の実行が行われるので、オペレータの操
作性の向上と負担の軽減を図ることができる。 また、検
査計画の実行中にその実行を中断し、他の検査計画に変
更する機能を付加すれば、オペレータの負担の軽減化が
更に図れる。 さらに、検査計画を外部にオンライン転送
できる機能を付加すれば、利便性の向上が図れる。
である。
報の図解である。
ある。
Claims (3)
- 【請求項1】 CT検査に係る複数種の機能の処理の流
れを複数種の検査計画として記憶する記憶手段と、 前記検査計画を選択するための選択手段と、 検査対象となる診断部位を示す項目を少なくとも表示す
る第1の画面と、前記選択手段により第1の画面に表示
される診断部位が選択されると、当該診断部位に対応す
る複数の検査計画をそれぞれ項目として表示可能な第2
の画面とを備えた表示手段と、 前記選択手段により選択された第2の画面の項目の検査
計画を実行する実行手段と、 を具備することを特徴とするCT装置。 - 【請求項2】 前記検査計画の実行を中断し、当該検査
計画の内容を変更する変更手段をさらに具備することを
特徴とする請求項1記載のCT装置。 - 【請求項3】 前記検査計画を外部にオンライン転送す
る手段をさらに具備することを特徴とする請求項1又は
2に記載のCT装置。
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JP2000035481A JP3285853B2 (ja) | 1991-04-24 | 2000-02-14 | Ct装置 |
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JP2008049197A (ja) * | 2007-11-12 | 2008-03-06 | Toshiba Corp | X線コンピュータ断層撮影装置 |
-
2000
- 2000-02-14 JP JP2000035481A patent/JP3285853B2/ja not_active Expired - Lifetime
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