JP3285315B2 - テレビチューナを備えたパーソナルコンピュータシステム - Google Patents

テレビチューナを備えたパーソナルコンピュータシステム

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JP3285315B2
JP3285315B2 JP34389296A JP34389296A JP3285315B2 JP 3285315 B2 JP3285315 B2 JP 3285315B2 JP 34389296 A JP34389296 A JP 34389296A JP 34389296 A JP34389296 A JP 34389296A JP 3285315 B2 JP3285315 B2 JP 3285315B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、テレビチューナに
よって受信したテレビ用信号の画像情報をパーソナルコ
ンピュータのディスプレイに表示する、テレビチューナ
を備えたパーソナルコンピュータシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】図10は、従来技術のテレビチューナを
備えたパーソナルコンピュータシステム1の概略的な構
成を示すブロック図である。パーソナルコンピュータシ
ステム1は、テレビチューナ2と、パーソナルコンピュ
ータ4とを備える。テレビチューナ2は、アンテナ6
と、チューナ本体8と、リモコン操作手段10とを有
し、パーソナルコンピュータ4は、コンピュータ本体1
1と、ディスプレイ12とを有する。
【0003】アンテナ6は、チューナ本体8に接続さ
れ、たとえば放送局から送られてくるテレビ用信号aを
受信し、チューナ本体8に与える。チューナ本体8は、
信号処理手段9を有しており、アンテナ6によって受信
したテレビ用信号aを選局処理するなどした後に、映像
信号pおよび音声信号sを得る。このチューナ本体8に
は、映像出力端子14および音声出力端子16が設けら
れるとともに、コンピュータ本体11には、映像入力端
子18および音声入力端子20が設けられ、チューナ本
体8からコンピュータ本体11に、映像信号pおよび音
声信号sが与えられる。コンピュータ本体11は、映像
信号pおよび音声信号sをA/D変換などの処理をし
て、処理後の映像信号をディスプレイ12に与えるとと
もに、処理後の音声信号を図示しないスピーカに与え
る。ディスプレイ12は、処理後の映像信号に基づいて
テレビ画像を表示するとともに、スピーカは、処理後の
音声信号に基づいて音声を発する。
【0004】リモコン操作手段10は、図示しないキー
入力部を有しており、使用者は、キー操作によって、チ
ャンネルおよび音量などを入力することができる。この
リモコン操作手段10は、データ送信部26を有すると
ともに、チューナ本体8は、データ受信部28を有して
いる。使用者のキー操作に基づいて、チャンネルおよび
音量などの操作情報を表す赤外線の操作信号irが、デ
ータ送信部26から送信され、この操作信号irがデー
タ受信部28で受信されると、チューナ本体10は、操
作信号irに対応してチャンネルおよび音量などを変
更、あるいは調節する。使用者は、リモコン操作手段1
0を操作することによって、ディスプレイ12に、所望
のテレビ画像を表示することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような従来技術で
は、使用者が、リモコン操作手段10を操作するなど、
意図的に切換操作しなければ、信号処理手段9への電流
の供給および供給停止を切換えることができない。たと
えば使用者が信号処理手段9に電流を供給して稼働させ
た状態で、テレビチューナ2から離れた場合、信号処理
手段9は稼働した状態を維持する。このように、使用者
がテレビチューナ2の近傍にいない場合にも、テレビチ
ューナ2の信号処理手段9は稼働したままであり、電流
を浪費してしまう。このために、テレビチューナ2に節
電機能を持たせることが好ましい。
【0006】パーソナルコンピュータ4は、節電機能を
有しており、所定時間使用されない場合には、ディスプ
レイ12への電力の供給が停止され、電力の浪費を防止
している。したがって、パーソナルコンピュータシステ
ム1全体を考慮して、テレビチューナ2にも節電機能を
持たせることが好ましい。
【0007】特に、テレビチューナ2の電源が、パーソ
ナルコンピュータ4の電源と共用され、パーソナルコン
ピュータ4がたとえばノート型である場合など、その電
源が、蓄電地である場合には、パーソナルコンピュータ
システム1を利用できる時間に制限があるので、パーソ
ナルコンピュータ4を本来の機能である計算処理のため
に利用する時間が短くなってしまい、計算処理に支障を
来すという不具合を防ぐためにも、テレビチューナ2に
も、節電機能を持たせることが好ましい。
【0008】したがって本発明の目的は、テレビチュー
ナによって、電流が浪費されることを防止することがで
きるテレビチューナを備えたパーソナルコンピュータシ
ステムを提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、画像情報を表
示するディスプレイを備えたパーソナルコンピュータ
と、テレビ用信号を受信するテレビチューナとを具備
し、前記テレビチューナによって受信したテレビ用信号
の画像情報をパーソナルコンピュータのディスプレイに
表示するパーソナルコンピュータシステムにおいて、前
記テレビチューナと前記パーソナルコンピュータとの電
源を共用して、前記テレビチューナは、テレビ用信号を
受信する信号受信手段と、受信したテレビ用信号を所要
のとおりに処理するチューナ本体と、テレビチューナの
近傍に人が存在するか否かを検出する検出センサとを含
み、前記チューナ本体は、前記電源から前記チューナ本
体への電流の供給および供給停止を切換えるための主電
源スイッチと、テレビ用信号を処理する信号処理手段
と、該信号処理手段と前記主電源スイッチとの間に介在
され、前記主電源スイッチが閉じられた状態で、前記電
源から前記信号処理手段への電流の供給および供給停止
を切換えるための電源スイッチ手段と、この電源スイッ
チ手段の作動を制御するためのスイッチ制御手段とを含
み、前記主電源スイッチが閉じられた状態で、前記検出
センサからの信号に基づいて、前記検出センサが人の存
在を検出しなくなると、前記スイッチ制御手段は前記電
源スイッチ手段を開にして前記信号処理手段への電流の
供給を停止することを特徴とするテレビチューナを備え
たパーソナルコンピュータシステムである。さらに本発
明は、前記検出センサが人の存在を検出すると、前記ス
イッチ制御手段は前記電源スイッチ手段を閉にして、前
記信号処理手段への電流を供給することを特徴とする。
本発明に従えば、テレビチューナとパーソナルコンピュ
ータとを具備するパーソナルコンピュータシステムにお
いて、前記テレビチューナと前記パーソナルコンピュー
タとの電源を共用し、テレビチューナは、チューナ本体
を備え、このチューナ本体は、信号受信手段によって受
信したテレビ用信号を信号処理手段によって所要のとお
り処理し、チューナ本体で処理されたテレビ用信号に対
応した画像情報をパーソナルコンピュータのディスプレ
イで表示することができる。チューナ本体は、主電源ス
イッチと電源スイッチ手段とスイッチ制御手段とを含
み、検出センサが人の存在を検出しなくなると、前記主
電源スイッチが閉じられた状態でスイッチ制御手段は電
源スイッチ手段を開にして信号処理手段への電流の供給
を停止し、検出センサが人の存在を検出すると、スイッ
チ制御手段は電源スイッチ手段を閉にして信号処理手段
へ電流を供給する。これによって、人がテレビチューナ
の近傍に存在しないときには、信号処理手段の稼働を停
止し、人がテレビチューナの近傍に存在するときには、
信号処理手段を稼働するように、人が手動操作すること
なく、切換えることができる。したがって、使用者がテ
レビチューナ近傍に存在しないときに、パーソナルコン
ピュータへの電源の供給を停止することなく、信号処理
手段の稼働を停止して無駄に稼働し、電流を浪費するこ
とを防止することができる。
【0010】また本発明は、前記テレビチューナは、時
間を計時するタイマ手段を含んでおり、前記電源スイッ
チ手段が閉となって前記信号処理手段に電流を供給して
いる状態において、前記検出センサが人の存在を検出し
なくなると、前記タイマ手段が人の不在時間の計時を開
始し、前記タイマ手段が所定時間計時する間に前記検出
センサが継続して人の存在を検出しないときに、前記ス
イッチ制御手段は前記電源スイッチ手段を開にして、前
記信号処理手段への電流の供給を停止することを特徴と
する。本発明に従えば、信号処理手段に電流が供給され
ている状態で、検出センサが人の存在を検出しなくなる
と、タイマ手段が人の不在時間の計時を開始し、所定時
間計時する間に検出センサが継続して人の存在を検出し
ないときに、信号処理手段への電流の供給を停止する。
これによって、信号処理手段に電流が供給されている状
態で、使用者がテレビチューナの近傍から離れても、そ
のような状態が所定時間継続するまでは、信号処理手段
に電流が供給された状態を維持することができる。使用
者がたとえば電話をかけるなど、短時間だけテレビチュ
ーナの近傍を離れ、再び戻ってくるような場合に、電源
スイッチ手段が繁雑に切換わることを避けることができ
る。
【0011】さらに本発明は、前記テレビチューナは、
前記検出センサからの信号を利用して前記電源スイッチ
手段の作動を制御する自動電流供給停止モードと、前記
検出センサからの信号を実質上利用しない通常モードと
に、選択的に切換えるモード切換手段を備えていること
を特徴とする。本発明に従えば、テレビチューナには、
自動電流供給停止モードと、通常モードとに、選択的に
切換えるモード切換手段が備えられるので、必要に応じ
て各モードに選択的に切換えることができる。したがっ
て、使用者の好み、または状況に応じて、各モードを使
い分けることができ、利便性が向上される。
【0012】さらに本発明は、前記テレビチューナは、
前記チューナ本体を遠隔操作するためのリモコン操作手
段を含んでいることを特徴とする。本発明に従えば、リ
モコン操作手段を操作することによって、チューナ本体
を遠隔操作することができる。したがって、使用者は、
チューナ本体に手の届かない場所からでも、チューナ本
体を操作することができ、利便性が向上される。
【0013】さらに本発明は、前記検出センサは、前記
リモコン操作手段に設けられていることを特徴とする。
本発明に従えば、検出センサが、リモコン操作手段に設
けられているので、リモコン操作手段の近傍に人がいる
か否を検出することができる。使用者は、利便性の上
で、リモコン操作手段を用いてチューナ本体を操作する
ことが多く、リモコン操作手段の近傍にいることが多い
ので、このリモコン操作手段に検出センサを設けること
によって人がいるか否かを確実に検出することができ
る。
【0014】さらに本発明は、前記検出センサは、前記
チューナ本体に設けられていることを特徴とする。本発
明に従えば、検出センサが、チューナ本体に設けられて
いるので、チューナ本体の近傍に人がいるか否を検出す
ることができる。チューナ本体は、パーソナルコンピュ
ータに近接して設置されることが多く、使用者がテレビ
チューナを利用する場合にはパーソナルコンピュータの
近傍にいるので、このチューナ本体に検出センサを設け
ることによって人がいるか否かを確実に検出することが
できる。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の第1形態
のテレビチューナを備えたパーソナルコンピュータシス
テム28の概略的構成を示すブロック図である。パーソ
ナルコンピュータシステム(以下、「パソコンシステ
ム」と記す場合がある)28は、テレビチューナ32と
パーソナルコンピュータ(以下、「パソコン」と記す場
合がある)34とを備えている。
【0016】テレビチューナ32は、テレビ用信号を受
信するアンテナ36と、タイマ手段44を内蔵し、受信
したテレビ用信号を処理するチューナ本体38と、チュ
ーナ本体38を遠隔操作するリモコン操作手段40と、
使用者68を検出する検出センサ42とを含んで構成さ
れる。信号受信手段であるアンテナ36は、チューナ本
体38に接続され、検出センサ42は、チューナ本体3
8に一体的に設けられている。リモコン操作手段40
は、チューナ本体38と別体である。
【0017】アンテナ36は、たとえば放送局から送ら
れてくるテレビ用信号Aを受信し、チューナ本体38に
与える。チューナ本体38は、アンテナ36によって受
信したテレビ用信号Aを処理して、映像信号Pおよび音
声信号Sを得る。このチューナ本体38には、映像出力
端子46および音声出力端子48が設けられ、映像信号
Pは、映像出力端子46を経て出力され、音声信号Sは
音声出力端子48を経て出力される。
【0018】パソコン34は、パーソナルコンピュータ
本体(以下、「パソコン本体」と記す場合がある)50
と、ディスプレイ52とを含んで構成される。パソコン
本体50は、図示しないたとえばキーボードなどの入力
手段から与えられる入力情報に基づいて、入力情報をた
とえば計算処理など所要のとおり処理して、あるいは処
理しないで、入力情報に基づいた表示情報を表す画像信
号Dをディスプレイ52に与え、ディスプレイ52は、
パソコン本体50から与えられる画像信号Dに基づいて
画像を表示する。
【0019】パソコン本体50には、映像入力端子54
および音声入力端子56が設けられている。映像出力端
子46と映像入力端子54とは、たとえば接続コードに
よって、通信可能に接続され、音声出力端子48と音声
入力端子56とは、たとえば接続コードによって、通信
可能に接続される。チューナ本体38の映像出力端子4
6および音声出力端子48を経て出力される映像信号P
および音声信号Sは、映像入力端子54および音声入力
端子56を経てパソコン本体50にそれぞれ入力され
る。パソコン本体50は、このようにしてチューナ本体
38から送給される映像信号Pおよび音声信号SをA/
D変換などの処理をして、処理後の映像信号を画像信号
Dとしてディスプレイ52に与えるとともに、処理後の
音声信号を図示しない内蔵スピーカに与える。ディスプ
レイ52は、処理後の映像信号に基づいてテレビ映像、
すなわちテレビ用信号の画像情報を表示するとともに、
スピーカは、処理後の音声信号に基づいて音声を発す
る。
【0020】リモコン操作手段40は、データ送信部6
2を有するとともに、チューナ本体38は、データ受信
部64を有している。データ送信部62は、後述するよ
うな赤外線の操作信号IRを送信することができ、デー
タ受信部64は、操作信号IRを受信することができ
る。このリモコン操作手段40によって、チューナ本体
38を遠隔操作することができる。検出センサ42は、
人である使用者68から放射される赤外線Cを検出し
て、検出センサ42の近傍すなわちチューナ本体38の
近傍に使用者68が存在するか否かを検出する。
【0021】図2は、テレビチューナ32のチューナ本
体38およびリモコン操作手段40の構成を示すブロッ
ク図である。テレビチューナ32は、スーパーヘテロダ
イン受信方式の受信装置であって、チューナ本体38
は、信号処理手段72と、電源スイッチ手段74と、ス
イッチ制御手段である第1マイクロコンピュータ76と
を含んで構成される。信号処理手段72はテレビ用信号
を処理し、電源スイッチ手段74は信号処理手段72へ
の電流の供給および供給停止を切換え、第1マイクロコ
ンピュータ76は電源スイッチ手段74の切換動作を制
御するとともに、信号処理手段72の処理動作を制御す
る。またチューナ本体38には、アンテナ端子84が設
けられており、アンテナ端子84にアンテナ36が接続
され、受信されたテレビ用信号Aは、信号処理手段72
に与えられる。
【0022】信号処理手段72は、チューナ回路78
と、IF増幅検波回路80と、スーパーインポーズ回路
82とを備えている。アンテナ36からアンテナ端子8
4を経て信号処理手段72に与えられるテレビ用信号A
は、チューナ回路78に入力される。チューナ回路78
には、第1マイクロコンピュータ76から選局するチャ
ンネルを指示するチャンネル信号CHが与えられ、チュ
ーナ回路78は、チャンネル信号CHに従ってテレビ用
信号Aを選局処理し、周波数変換して中間周波数(inte
rmediate frequency)信号Aifに変換し、IF増幅検
波回路80に入力する。
【0023】IF増幅検波回路80は、中間周波数信号
Aifを増幅し、検波して画像情報を表すテレビ映像信
号Ptを生成し、さらに、テレビ映像信号Ptを周波数
弁別して音声信号Sを生成する。IF増幅検波回路80
には、第1マイクロコンピュータ76から音量を指示す
る音量信号VRが与えられ、音声信号Sは、この音量信
号VRが表す音量の情報をも含んでいる。テレビ映像信
号Ptは、スーパーインポーズ回路82に与えられ、音
声信号Sは、音声出力端子48を経てパソコン本体50
に送給される。
【0024】スーパーインポーズ回路82には、第1マ
イクロコンピュータ76からたとえばアルファベットな
どの文字、数字および記号などの上書き情報を表す上書
き表示信号Eが与えられる。スーパーインポーズ回路8
2は、OSD(on screendisplay)回路などと呼ばれ、
テレビ映像信号Ptを、そのテレビ映像信号Ptが表す
テレビ映像に、上書き表示信号Eが表す情報をスーパー
インポーズで上書き合成した画像を表す映像信号Pに変
換する。この映像信号Pは、映像出力端子46を経てパ
ソコン本体50に送給される。これによって、テレビ映
像を背景として、そのテレビ映像上に、たとえばチャン
ネル、音量などの情報を上書き表示することができる。
【0025】チューナ本体38には、電源86および主
電源スイッチ88が設けられており、電源86は、信号
処理手段72、第1マイクロコンピュータ76、データ
受信部64および検出センサ42を稼働するための電流
の供給源であって、主電源スイッチ88を閉じることに
よって、電流を供給してそれぞれ稼働させることがで
き、主電源スイッチ88を開くことによって、電流の供
給を停止してそれぞれ稼働停止することができる。主電
源スイッチ88の開閉は、たとえば手動操作される。電
源86は、パーソナルコンピュータ34の電源を共用す
るようにしてもよく、たとえば商用交流電源を直流に変
換した電源であってもよく、さらに蓄電地であってもよ
い。
【0026】電源スイッチ手段74は、信号処理手段7
2と主電源スイッチ88との間に介在され、主電源スイ
ッチ88が閉じられた状態で、電源86からの電流を、
信号処理手段72に供給または停止するための手段であ
る。電源スイッチ手段74には、第1マイクロコンピュ
ータ76から開閉動作を指示する開閉信号Fが与えら
れ、電源スイッチ手段74は、開閉信号Fに従って開閉
動作し、信号処理手段72への電流の供給および供給停
止を切換える。
【0027】検出センサ42は、前述のように使用者6
8の存在、不在を検出する手段であって、たとえば焦電
形赤外線センサによって実現される。この検出センサ4
2は、物体から発せられる赤外線を検出するセンサであ
り、物体の温度による赤外線の波長の変化を検出する。
すなわち使用者68から発せられる赤外線Cの波長の変
化を検出し、その検出信号Gを第1マイクロコンピュー
タ76に与える。
【0028】第1のマイクロコンピュータ76は、検出
センサ42からの検出信号Gに基づいて、使用者68の
存在、不在を判断する。さらに第1マイクロコンピュー
タ76は、使用者68の存在、不在に対応して、電源ス
イッチ手段74に開閉信号Fを与える。
【0029】また第1マイクロコンピュータ76は、タ
イマ手段44を有しており、このタイマ手段44は、時
間を計時する手段である。このタイマ手段44は、検出
センサ44からの検出信号Gに基づいて、検出センサ4
4が使用者68から発せされる赤外線Cを、継続して検
出しない時間tを計時する。第1マイクロコンピュータ
76は、タイマ手段44の計時時間tと予め設定される
設定時間Tとを比較し、この比較結果に基づいて、使用
者68の存在、不在を判断する。
【0030】リモコン操作手段40は、第2マイクロコ
ンピュータ96と、キー入力手段98と、データ送信部
62とを有している。第2マイクロコンピュータ96
は、データ送信部62の動作を制御するための手段であ
る。キー入力手段98は、たとえば、電源スイッチ手段
74の開閉動作、チャンネル設定、音量調節および設定
時間Tの設定、ならびにこれらの機能処理の上書き表示
の指示などの、操作情報を入力するための複数のキーを
備えており、これらのキーを操作することによって、操
作情報を入力することができ、その操作情報は第2マイ
クロコンピュータ96に与えられる。データ送信部62
は、発光ダイオード100と、npn形のトランジスタ
102とから成る。またリモコン操作手段40は図示し
ない電源を備え、この電源からの電流が供給されて第2
マイクロコンピュータ96、キー入力手段98およびデ
ータ送信部62が稼動される。
【0031】キー入力手段98が使用者68によって操
作されると、その操作情報を表す信号Kが第2マイクロ
コンピュータ96に与えられ、第2マイクロコンピュー
タ96は、その操作情報を表す信号Kに対応した送信指
示信号Hを送信部62に与える。送信指示信号Hは、ト
ランジスタ102のベースに与えられ、これによって送
信指示信号Hに対応してトランジスタ102のコレクタ
およびエミッタ間が導通し、送信指示信号Hに対応して
発光ダイオード100に電流が供給されて発光する。発
光ダイオード100が点滅することによって、赤外線が
断続的に発し、この断続的な赤外線を操作信号IRとし
て送信する。
【0032】データ受信部64は、前述のように、リモ
コン操作手段40のデータ送信部62から送信される操
作信号IRを受信する手段であり、受信した操作信号I
Rに対応する指令信号Jを第1マイクロコンピュータ7
6に与える。第1マイクロコンピュータ76は、この指
令信号Jに基づいて、前述のように、信号処理手段72
および電源スイッチ手段74の動作を制御する。すなわ
ち、指令信号Jが、電源スイッチ手段74の開閉動作を
指令する信号であれば開閉信号Fを電源スイッチ手段7
4に与え、チャンネルの設定を指令する信号であればチ
ャンネル信号CHをチューナ回路78に与え、音量を指
令する信号であれば音量信号VRをIF増幅検波回路8
0に与え、またこれらの機能処理の上書き表示を指示す
る信号を有する場合にはさらに、上書き表示信号Eをス
ーパーインポーズ回路82に与える。
【0033】このようにしてリモコン操作手段40によ
って、チューナ本体38が遠隔操作して、テレビチュー
ナ32によって受信した、所望のテレビ映像を、パーソ
ナルコンピュータ34のディスプレイ52によって表示
することができる。
【0034】このようなテレビチューナ32は、チュー
ナ本体38の主電源スイッチ88が閉じられている状態
で、電源スイッチ手段74が閉じられて信号処理手段7
2に電流が供給されて稼働しているときに、検出センサ
42が使用者68の存在を検出しなくなると、第1マイ
クロコンピュータ76が有するタイマ手段44は、使用
者68が不在となった時刻t0からの時間tを計時し、
第1マイクロコンピュータ76は、計時時間tすなわち
使用者68の不在時間と設定時間Tとを比較し、タイマ
手段44が設定時間Tを計時する間に、検出センサ42
が継続して使用者68の存在を検出しない場合には、電
源スイッチ手段74を切り、すなわち電源スイッチ手段
74を開くように切換えて、電源86からの信号処理手
段72への電流の供給を停止する。またテレビチューナ
32は、チューナ本体38の主電源スイッチ88が閉じ
られている状態で、電源スイッチ手段74が開かれて信
号処理手段72への電流が供給停止されているときに、
検出センサ42が使用者68の存在を検出すると、第1
マイクロコンピュータ76は、電源スイッチ手段74を
入れ、すなわち電源スイッチ手段74を閉じるように切
換えて、電源86からの信号処理手段72に電流を供給
する。
【0035】このように、使用者68の不在時には、電
源スイッチ手段74を開いて信号処理手段72への電流
の供給を停止することができ、電流を節約することがで
きる。さらにタイマ手段44が設けられて、検出センサ
42が使用者68を検出しなくなっても、設定時間T経
過するまでは電源スイッチ手段74を閉じたままに維持
されるので、電源スイッチ手段74の頻繁な開閉動作の
切換を避けることができる。
【0036】また、チューナ本体38には、モード切換
スイッチ92が設けられる。このモード切換スイッチ9
2を切換操作することによって、検出センサ42からの
検出信号Gに基づいて、第1マイクロコンピュータ76
によって電源スイッチ手段74の開閉動作を切換制御す
る自動電流供給停止モードと、検出センサからの信号を
実質上利用しない通常モードとを選択することができ
る。
【0037】さらに詳しく述べると、モード切換スイッ
チ92が開かれているときには、第1マイクロコンピュ
ータ76の入力ポート90の電位は、電源86から抵抗
器94を経て与えられる電位とされ、デジタル論理動作
のハイレベルに保持され、通常モードが選択される。こ
れに対して、モード切換スイッチ92が閉じられている
ときには、第1マイクロコンピュータ76の入力ポート
90は、モード切換スイッチ92を介して接地され、そ
の電位は、デジタル論理動作のローレベルに保持され、
自動電流供給停止モードに選択される。このように、モ
ード切換スイッチ92の切換動作によって、2つのモー
ドを使い分けることができる。このモード切換スイッチ
92は、手動操作される。
【0038】また、検出センサ42はチューナ本体38
に設けられている。チューナ本体は、パーソナルコンピ
ュータ32に近接して設けられることが多く、使用者6
8はテレビチューナ32を利用する場合には、パーソナ
ルコンピュータ32の近傍にいるので使用者68がいる
か否かを確実に検出することができる。
【0039】図3は、第1マイクロコンピュータ76の
制御動作の一例を示すフローチャートである。主電源ス
イッチ88が入れられて、電源86から第1マイクロコ
ンピュータ76に電流が供給開始されたときから制御が
開始される。この状態で、データ受信部64および検出
センサ42にも電源86から電流が供給されている。電
源スイッチ手段74は、開かれた状態および閉じられた
状態のどちらの状態であってもよく、主電源スイッチ8
8の入り動作に連動して入り動作するように構成しても
よい。
【0040】ステップa1では、キー入力されたか否か
判断される。すなわち使用者68によってリモコン操作
手段40が操作されて、その操作情報がチューナ本体3
8に与えられたか否が判断される。キー操作されていな
いと判断された場合には、ステップa2に移行し、キー
操作されたと判断された場合には、ステップa11に移
行する。
【0041】ステップa2では、モード切換スイッチ9
2が閉じられているいるか否か判断される。すなわち自
動電流供給停止モードおよび通常モードのいずれが選択
されているか判断される。モード切換スイッチ92が閉
じられて自動電流供給停止モードが選択されていると判
断された場合には、ステップa3に移行して後述する電
源スイッチ手段74の開閉が行われるが、モード切換ス
イッチ92が開かれて通常モードが選択されていると判
断された場合には、ステップa1に戻り、検出センサ4
2による電源スイッチ手段74の開閉動作は行わない。
【0042】ステップa3では、使用者68を検出した
か否か判断される。すなわち検出センサ42からの検出
信号Gに基づいて、使用者68がチューナ本体38の近
傍に存在するか判断される。使用者68がチューナ本体
38の近傍に存在する(使用者68がチューナ本体38
の近傍にいる場合と、使用者68がチューナ本体38近
傍に戻ってきた場合を含む)と判断された場合には、ス
テップa4に移行し、使用者68がチューナ本体68の
近傍に不在であると判断された場合には、ステップa7
に移行する。
【0043】ステップa4では、タイマ手段44がリセ
ットされて、タイマ手段44による計時時間tが0とさ
れ、ステップa5に移行する。ステップa5では、電源
スイッチ手段74が閉じているか否か判断される。使用
者68がチューナ本体38の近傍にいる場合には、電源
スイッチ手段74が閉じられており、この場合には、ス
テップa7に移行する。一方、使用者68がチューナ本
体38が離れていてその近傍に戻ってきた場合には、電
源スイッチ手段74が開かれており、この場合には、ス
テップa6に移行する。
【0044】ステップa6では、検出センサ42からの
人を検出した信号によって電源スイッチ手段74が入れ
られる。すなわち電源スイッチ手段74が開かれた状態
から閉じるように切換操作される。これによって、信号
処理手段72は、電源86から電流が供給されて稼働さ
れる。ステップa6での処理が終了すると、ステップa
7に移行し、タイマ手段44がインクリメント、すなわ
ち計時時間tが前回リセットされてからの時間が計時時
間tとして新たに取得され、ステップa8に移行する。
【0045】ステップa8では、タイマ手段44が設定
時間T以上の時間を計時したか否か判断される。すなわ
ち計時時間tが設定時間T以上(t≧T)になったか否
か判断される。設定時間Tは、前述のように使用者68
が検出されないと、電源スイッチ手段74が開かれるま
での時間であり、使用者68が任意に設定することがで
きる。タイマ手段44による計時時間tが設定時間T以
上であると判断されたときには、ステップa9に移行
し、タイマ手段44による計時時間tが設定時間T未満
であると判断されたときには、ステップa1に戻る。
【0046】ステップa9では、電源スイッチ手段74
が開いているか否か判断される。電源スイッチ手段74
が開いていると判断された場合には、ステップa1に戻
り、電源スイッチ手段74が閉じていると判断された場
合には、ステップa10に移行する。ステップa10で
は、電源スイッチ手段74が切られる。すなわち電源ス
イッチ手段74が閉じられた状態から開くように切換操
作される。これによって、信号処理手段72は、電源8
6からの電流が供給停止されて稼働停止される。ステッ
プa10での処理が終了すると、ステップa1に戻る。
【0047】ステップa11では、指令信号Jとして与
えられる操作情報を取得し、ステップa12に移行す
る。ステップa12では、指令信号Jによって与えられ
る操作情報が設定時間Tの情報であるか否か判断され
る。操作情報が設定時間Tの情報である場合には、ステ
ップa13に移行し、操作情報が設定時間Tの情報でな
い場合には、ステップa15に移行する。
【0048】ステップa13では、操作情報に従って設
定時間Tを新たに設定し、その後ステップa14に移行
して、新たに設定した設定時間Tを上書きするための上
書き表示信号Eをスーパーインポーズ回路82に与え、
新たに設定された設定時間Tをスーパーインポーズ表示
し、ステップa2に移行する。ステップa15では、前
述したように操作情報に対応して、開閉信号F、チャン
ネル信号CH、音量信号VR、および上書き表示信号E
を出力し、それぞれ機能処理する。これらの操作情報に
対応した機能処理が終了すると、ステップ2に移行す
る。
【0049】このような一連の制御動作が繰り返され、
前述のように、使用者68が所望するテレビ映像を、パ
ソコン34のディスプレイ52に表示して、テレビジョ
ン放送を視聴することができる。また、モード切換スイ
ッチ92を閉じて、使用者68がテレビチューナ32の
近傍から離れたときには、信号処理手段72への電流の
供給を停止し、節電することができるとともに、使用者
68がテレビチューナ32の近傍に戻って来たときに
は、信号処理手段72への電流の供給を再開することが
できる。
【0050】また、ステップa5およびステップa9の
判断に基づいて、電源スイッチ手段74を開閉動作する
ので、電源スイッチ手段74が開いているにも拘わら
ず、電源スイッチ手段74を切る動作を指示したり、電
源スイッチ手段74が閉じているにも拘わらず、電源ス
イッチ手段74を入れる動作を指示する無駄な制御動作
を避けることができる。
【0051】図4は、本発明の実施の第2形態のパソコ
ンシステム28aの概略的構成を示すブロック図であ
る。本形態のパソコンシステム28aは、上述の形態の
パソコンシステム28と類似の構成を有しており、異な
る部分についてだけ説明し、同様の構成を有する部分に
ついては、同一の参照符号を付し、説明を省略する。上
述の形態のパソコンシステム28では、検出センサ42
がチューナ本体38に一体的に設けられたけれども、本
形態のパソコンシステム28aでは、検出センサ42a
は、チューナ本体38aに代えて、リモコン操作手段4
0aに一体的に設けられる。
【0052】図5は、テレビチューナ32aのチューナ
本体38aおよびリモコン操作手段40aの構成を示す
ブロック図である。検出センサ42aは、上述の形態の
検出センサと同様の焦電形赤外線センサによって実現さ
れ、同様に温度による赤外線の波長の変化を検出するセ
ンサであり、使用者68から発せられる赤外線Cの波長
の変化を検出し、その検出信号Gを第2マイクロコンピ
ュータ96に与える。
【0053】第2マイクロコンピュータ96は、検出セ
ンサ42aからの検出信号Gに基づいて、使用者の存
在、不在を判断する。さらに使用者68の存在、不在に
対応して、使用者68が存在するときには、データ送信
部62を制御して使用者68が存在することを表す信号
を含む操作信号IRを送信し、使用者68が不在のとき
は、操作信号IRを送信しない。第1マイクロコンピュ
ータ76は、このような操作信号IRがデータ受信部6
4で受信され、指令信号Jとして与えられると、上述の
形態と同様に、使用者68の存在、不在に対応して電源
スイッチ手段74の開閉動作を制御する。
【0054】本発明の他の形態として、使用者が不在の
ときにだけ、それを表す信号を含む操作信号IRを送信
するようにして、データ送信部62の稼動時間を短くす
るようにしてもよい。
【0055】このように検出センサ42aが、リモコン
操作手段40aに設けられているので、リモコン操作手
段40aの近傍に使用者68がいるか否を検出すること
ができる。使用者68は、リモコン操作手段40aを用
いてチューナ本体38aを操作するので、リモコン操作
手段40aの近傍にいることが多く、使用者68がいる
か否かを検出することができる。
【0056】図6は、チューナ本体38aの第1マイク
ロコンピュータ76の制御動作の一例を示すフローチャ
ートである。主電源スイッチ86が入れられて、電源8
6から第1マイクロコンピュータ76に電流が供給開始
されたときから制御が開始される。この状態で、データ
受信部64にも電源86から電流が供給されている。電
源スイッチ手段74は、開かれた状態および閉じられた
状態のどちらの状態であってもよく、主電源スイッチ8
8の入り動作に連動して入り動作するように構成しても
よい。
【0057】ステップb1では、キー入力されたか否か
判断される。すなわち使用者68によってリモコン操作
手段40aが操作されて、その操作情報がチューナ本体
38aに与えられたか否が判断される。キー操作されて
いないと判断された場合には、ステップb2に移行し、
キー操作されたと判断された場合には、ステップb12
に移行する。
【0058】ステップb2では、モード切換スイッチ9
2が閉じられているいるか否か判断される。すなわち自
動電流供給停止モードおよび通常モードのいずれが選択
されているか判断される。モード切換スイッチ92が閉
じられて自動電流供給停止モードが選択されていると判
断された場合には、ステップb3に移行して、後述する
電源スイッチ手段74の開閉が行われるが、モード切換
スイッチ92が開かれて通常モードが選択されていると
判断された場合には、ステップb1に戻り、検出センサ
42aによる電源スイッチ手段74の開閉動作は行われ
ない。
【0059】ステップb3では、使用者68を検出した
か否か判断される。すなわち検出センサ42aからの検
出信号Gに基づいて、リモコン操作手段40aから操作
信号IRが送信されて、受信された指令信号Jが使用者
68の検出情報を含んでいるか否か判断される。つま
り、使用者68がリモコン操作手段40aの近傍に存在
するか判断される。使用者68がリモコン操作手段40
aの近傍に存在する(使用者68がリモコン操作手段4
0aの近傍にいる場合と、使用者68がチューナ本体3
8近傍に戻ってきた場合を含む)と判断された場合に
は、ステップb4に移行し、使用者68がチューナ本体
68の近傍に不在であると判断された場合には、ステッ
プb8に移行する。
【0060】ステップb4では、使用者68を検出した
ことを表す情報が取得され、ステップb5に移行し、タ
イマ手段44がリセットされて、タイマ手段44による
計時時間tが0とされ、ステップb6に移行する。ステ
ップb6では、電源スイッチ手段74が閉じているか否
か判断される。使用者68がリモコン操作手段40aの
近傍にいる場合には、電源スイッチ手段74が閉じられ
ており、この場合には、ステップb8に移行する。一
方、使用者68がリモコン操作手段40aから離れてい
てその近傍に戻ってきた場合には、電源スイッチ手段7
4が開かれており、この場合には、ステップb7に移行
する。
【0061】ステップb7では、検出センサ42aから
の人を検出した信号によって電源スイッチ手段74が入
れられる。すなわち電源スイッチ手段74が開かれた状
態から閉じるように切換操作される。これによって、信
号処理手段72は、電源86から電流が供給されて稼働
される。ステップb7での処理が終了すると、ステップ
b8に移行し、タイマ手段44がインクリメント、すな
わち計時時間tが前回リセットされてからの時間が計時
時間tとして新たに取得され、ステップb9に移行す
る。
【0062】ステップb9では、タイマ手段44が設定
時間T以上の時間を計時したか否か判断される。すなわ
ち計時時間tが設定時間T以上(t≧T)になったか否
か判断される。設定時間Tは、前述のように使用者68
が検出されないと、電源スイッチ手段74が開かれるま
での時間であり、使用者68が任意に設定することがで
きる。タイマ手段44による計時時間tが設定時間T以
上であると判断されたときには、ステップb10に移行
し、タイマ手段44による計時時間tが設定時間T未満
であると判断されたときには、ステップb1に戻る。
【0063】ステップb10では、電源スイッチ手段7
4が開いているか否か判断される。電源スイッチ手段7
4が開いていると判断された場合には、ステップb1に
戻り、電源スイッチ手段74が閉じていると判断された
場合には、ステップb11に移行する。ステップb11
では、電源スイッチ手段74が切られる。すなわち電源
スイッチ手段74が閉じられた状態から開くように切換
操作される。これによって、信号処理手段72は、電源
86からの電流が供給停止されて稼働停止される。ステ
ップb10での処理が終了すると、ステップb1に戻
る。
【0064】ステップb12では、指令信号Jとして与
えられる操作情報を取得して、ステップb13に移行す
る。ステップb13では、指令信号Jによって与えられ
る操作情報が設定時間Tの情報であるか否か判断され
る。操作情報が設定時間Tの情報である場合には、ステ
ップb14に移行し、操作情報が設定時間Tの情報でな
い場合には、ステップb16に移行する。
【0065】ステップb14では、操作情報に従って設
定時間Tを新たに設定し、その後ステップb15に移行
して、新たに設定した設定時間Tを上書きするための上
書き表示信号Eをスーパーインポーズ回路82に与え、
新たに設定された設定時間Tをスーパーインポーズ表示
し、ステップb2に移行する。ステップb16では、前
述したように操作情報に対応して、開閉信号F、チャン
ネル信号CH、音量信号VR、および上書き表示信号E
を出力し、それぞれ機能処理する。これらの操作情報に
対応した機能処理が終了すると、ステップb2に移行す
る。
【0066】このような一連の制御動作が繰り返され、
前述のように、使用者68が所望するテレビ映像を、パ
ソコン34のディスプレイ52に表示して、テレビジョ
ン放送視聴する。また、検出センサ42aをリモコン操
作手段40aに設けるようにしても、モード切換スイッ
チ92を閉じて、使用者68がテレビチューナ32の近
傍から離れたときには、信号処理手段72への電流の供
給を停止し、節電することができるとともに、使用者6
8がテレビチューナ32の近傍に戻って来たときには、
信号処理手段72への電流の供給を再開することができ
る。
【0067】また、ステップb6およびステップb10
の判断に基づいて、電源スイッチ手段74を開閉動作す
るので、電源スイッチ手段74が開いているにも拘わら
ず、電源スイッチ手段74を切る動作を指示したり、電
源スイッチ手段74が閉じているにも拘わらず、電源ス
イッチ手段74を入れる動作を指示する無駄な制御動作
を避けることができる。
【0068】図7は、本発明の実施の第3形態のパソコ
ンシステム28bの概略的構成を示すブロック図であ
る。本形態のパソコンシステム28bは、上述の形態の
パソコンシステム28aと類似の構成を有しており、異
なる部分についてだけ説明し、同様の構成を有する部分
については、同一の参照符号を付し、説明を省略する。
上述の形態のパソコンシステム28aでは、タイマ手段
44はチューナ本体38aに内蔵されたけれども、本形
態のパソコンシステム28bでは、タイマ手段44b
は、リモコン操作手段40bに内蔵される。
【0069】図8は、テレビチューナ32bのチューナ
本体38bおよびリモコン操作手段40bの構成を示す
ブロック図である。タイマ手段44bは、上述の形態の
タイマ手段44と同様に構成される。このタイマ手段4
4bは、第2マイクロコンピュータ96に含まれて、構
成される。タイマ手段44bは、タイマ手段44と同様
に、検出センサ44aからの検出信号Gに基づいて、検
出センサ44aが使用者68から発せされる赤外線C
を、継続して検出しない時間tを計時する。これに関連
して第2マイクロコンピュータ96は、タイマ手段44
bの計時時間tと予め設定される設定時間Tとを比較
し、この比較結果に基づいて、使用者68の存在、不在
を判断する。
【0070】さらに第2マイクロコンピュータ96は、
使用者68の存在、不在に対応して、電源スイッチ手段
74の開閉動作を指示する操作信号IRを送信すうよう
に、データ送信部62を制御する。さらに詳しく述べる
と、第2マイクロコンピュータ96は、電源スイッチ手
段74の開閉状態を表す電源フラグを、開の状態を0、
閉の状態を1として記憶している。この第2マイクロコ
ンピュータ96は、電源フラグが0、すなわち電源スイ
ッチ手段74が開いて、信号処理手段72の電流が供給
停止されている状態で、検出センサ42bが使用者68
を検出したときには、電源スイッチ手段74を入れるよ
うに指示する信号を含む操作信号IRを、データ送信部
62を制御して送信するとともに、電源フラグを1とす
る。また第2マイクロコンピュータ96は、電源フラグ
が1、すなわち電源スイッチ手段74が閉じて、信号処
理手段72への電流が供給されている状態で、上述の形
態と同様に、検出センサ42bが使用者68を所定時間
継続して検出しないときには、電源スイッチ手段74を
切るように指示する信号を含む操作信号IRを、データ
送信部62を制御して送信するとともに、電源フラグを
0とする。
【0071】このように、検出センサ42aをリモコン
操作手段40bに内蔵し、第2マイクロコンピュータ9
6がタイマ手段44bを含むように構成しても、上述の
形態と同様に、使用者68の存在、不在に対応して、電
源スイッチ手段74を開閉動作させることができ、同様
に節電することができる。また、電源フラグを利用する
ことによって、電源スイッチ手段74が閉じているにも
拘わらず、電源スイッチ手段74を入れるように指示す
る操作信号IRを送信したり、電源スイッチ手段74が
開いているにも拘わらず、電源スイッチ手段74を切る
ように指示する操作信号IRを送信したりする無駄な動
作を回避することができる。
【0072】モード切換スイッチ92bは、リモコン操
作手段40bに設けられる。モード切換スイッチ92b
は、上述の形態のモード切換スイッチ92と同様に操作
され、同様の機能を有している。さらに詳しく述べる
と、モード切換えスイッチ92bが開かれているときに
は、第2マイクロコンピュータ96の入力ポート90b
の電位は、リモコン操作手段40bに設けられる図示し
ない電源から抵抗器94bを経て与えられる電位とさ
れ、デジタル論理動作のハイレベルに保持され、通常モ
ードが選択される。これに対して、モード切換スイッチ
92bが閉じられているときには、第2マイクロコンピ
ュータ96入力ポート90bは、モード切換スイッチ9
2bを介して接地され、その電位は、デジタル論理動作
のローレベルに保持され、自動電流供給停止モードに選
択される。
【0073】図9は、リモコン操作手段40bの第2マ
イクロコンピュータ96の制御動作の一例を示すフロー
チャートである。主電源スイッチ88が入れられて、電
源86から第1マイクロコンピュータ76に電流が供給
開始されたときから制御が開始される。この状態で、デ
ータ受信部64にも電源86から電流が供給されてい
る。電源スイッチ手段74は、開かれた状態および閉じ
られた状態のどちらの状態であってもよく、主電源スイ
ッチ88の入り動作に連動して入り動作するように構成
してもよい。
【0074】ステップc1では、キー入力されたか否か
判断される。すなわち使用者68によってリモコン操作
手段40bのキー入力部98が操作されて、その操作情
報が第2マイクロコンピュータ96に与えられたか否が
判断される。キー操作されていないと判断された場合に
は、ステップc2に移行し、キー操作されたと判断され
た場合には、ステップc15に移行する。
【0075】ステップc2では、モード切換スイッチ9
2bが閉じられているいるか否か判断される。すなわち
自動電流供給停止モードおよび通常モードのいずれが選
択されているか判断される。モード切換スイッチ92b
が閉じられて自動電流供給停止モードが選択されている
と判断された場合には、ステップc3に移行して後述す
る電源スイッチ手段74の開閉が行われるが、モード切
換スイッチ92bが開かれて通常モードが選択されてい
ると判断された場合には、ステップc1に戻り、検出セ
ンサ42aによる電源スイッチ手段74の開閉動作は行
われない。
【0076】ステップc3では、モード切換スイッチ9
2bが開の状態から閉の状態に切換られたか否か、すな
わちモード切換スイッチ92bが入れられた直後か否か
判断される。モード切換スイッチ92bが入れられた直
後でなければ、ステップc5に移行し、モード切換スイ
ッチ92bが入れられた直後であれば、ステップc4に
移行して、第2マイクロコンピュータ96内に設定され
る電源フラグを0に設定して、ステップc5に移行す
る。
【0077】ステップc5では、使用者68を検出した
か否か判断される。つまり、検出センサ42aからの検
出信号Gに基づいて使用者68がリモコン操作手段40
bの近傍に存在するか判断される。使用者68がリモコ
ン操作手段40bの近傍に存在する(使用者68がリモ
コン操作手段40bの近傍にする場合と、使用者68が
リモコン操作手段40bの近傍に戻ってきた場合を含
む)と判断された場合には、ステップc6に移行し、使
用者68がチューナ本体68の近傍に不在であると判断
された場合には、ステップc10に移行する。
【0078】ステップc6では、タイマ手段44bがリ
セットされて、タイマ手段44bによる計時時間tが0
とされ、ステップc7に移行する。ステップc7では、
電源フラグは1であるか否か、すなわち電源スイッチ手
段74が閉じているか否か判断される。使用者68がリ
モコン操作手段40bの近傍にいる場合には、電源フラ
グが1であり、電源スイッチ手段74が閉じられてお
り、この場合には、ステップc10に移行する。一方、
使用者68がリモコン操作手段40bから離れていてそ
の近傍に戻ってきた場合には、電源スイッチ手段74が
開かれており、この場合には、ステップc8に移行す
る。
【0079】ステップc8では、検出センサ42aから
の人を検出した信号によって電源スイッチ手段74を入
れるように指示する操作信号IRを送信する。すなわち
電源スイッチ手段74が開かれた状態から閉じるように
切換操作する指示を与える操作信号IRが送信される。
これによって、信号処理手段72は、電源86から電流
が供給されて稼働される。ステップc8での処理が終了
すると、ステップc9に移行し、電源フラグを1に設定
し、ステップc10に移行する。ステップc10では、
タイマ手段44bがインクリメント、すなわち計時時間
tが前回リセットされてからの時間が計時時間tとして
新たに取得され、ステップc11に移行する。
【0080】ステップc11では、タイマ手段44bが
設定時間T以上の時間を計時したか否か判断される。す
なわち計時時間tが設定時間T以上(t≧T)になった
か否か判断される。設定時間Tは、前述のように使用者
68継続されないと、電源スイッチ手段74が開かれる
までの時間であり、使用者64が任意に設定することが
できる。タイマ手段44bによる計時時間tが設定時間
T以上であると判断されたときには、ステップc12に
移行し、タイマ手段44bによる計時時間tが設定時間
T未満であると判断されたときには、ステップc1に戻
る。
【0081】ステップc12では、電源フラグが0であ
るか否判断される。すなわち、電源スイッチ手段74が
開いているか否か判断される。電源フラグが0であり、
電源スイッチ手段74が開いていると判断された場合に
は、ステップc1に戻り、電源フラグが1であり、電源
スイッチ手段74が閉じていると判断された場合には、
ステップc13に移行する。
【0082】ステップc13では、電源スイッチ手段7
4を切るように指示する操作信号IRを送信する。すな
わち電源スイッチ手段74が閉じられた状態から開くよ
うに切換操作する指示を与える操作信号IRが送信され
る。これによって、信号処理手段72は、電源86から
の電流が供給停止されて稼働停止される。ステップc1
3での処理が終了すると、ステップc14に移行し、電
源フラグを0に設定し、ステップc1に戻る。
【0083】ステップc15では、キー入力された操作
情報が設定時間Tの情報であるか否か判断される。操作
情報が設定時間Tの情報である場合には、ステップc1
6に移行し、操作情報が設定時間Tの情報でない場合に
は、ステップc18に移行する。
【0084】ステップc16では、操作情報に従って設
定時間Tを新たに設定し、その後ステップc17に移行
して、新たに設定した設定時間Tを上書きするための上
書き表示信号Eをスーパーインポーズ回路82に与える
ように指示する操作信号IRを送信し、ステップc2に
移行する。ステップc18では、前述したように操作情
報に対応して、切換操作信号F、チャンネル信号CH、
音量信号VR、および上書き表示信号Eを与えて、それ
ぞれ機能処理するように指示する操作信号IRを送信す
る。これらの操作情報に対応した機能処理を指示する操
作信号IRを送信し終えると、ステップc2に移行す
る。切換操作信号Fを与えるように指示する操作信号I
Rを送信した場合において、モード切換スイッチ92b
が自動電流供給停止モードに選択されているときには、
その切換操作に対応して、電源フラグを1または0に新
たに設定する。
【0085】このような一連の制御動作が繰り返され、
前述のように、使用者68が所望するテレビ映像を、パ
ソコン34のディスプレイ52に表示して、テレビジョ
ン放送視聴する。また、検出センサ42aおよびタイマ
手段44bならびにモード切換スイッチ92bをリモコ
ン操作手段40bに設けるようにしても、モード切換ス
イッチ92を閉じて、使用者68がテレビチューナ32
の近傍から離れたときには、信号処理手段72への電流
の供給を停止し、節電することができるとともに、使用
者68がテレビチューナ32の近傍に戻って来たときに
は、信号処理手段72への電流の供給を再開することが
できる。
【0086】また、電源フラグを利用することによっ
て、ステップc7およびステップc11の判断に基づい
て、前述のように、無駄な動作を回避することができ
る。またステップc2の動作によって、モード切換スイ
ッチ92bが、自動電流供給停止モードに選択されてい
るときにだけ電源フラグを利用するようにして、操作信
号IRの無駄な送信を防止することができる。また、自
動電流供給停止モードが選択されたときの電源フラグの
初期条件を0とすることによって、モード切換スイッチ
92bが自動電流供給停止モード切り換えられたときに
は、使用者68がリモコン操作手段40b近傍に存在す
るので、必ず電源スイッチ手段74を閉じて、信号処理
手段72を稼働させることができる。
【0087】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、検出セン
サが人の存在を検出しなくなると、信号処理手段への電
流の供給が停止され、検出センサが人の存在を検出する
と、信号処理手段へ電流が供給される。これによって、
人がテレビチューナの近傍に存在しないときには、信号
処理手段の稼働を停止し、人がテレビチューナの近傍に
存在するときには、信号処理手段を稼働するようにする
ことができできるので、使用者がテレビチューナ近傍に
存在しないときに、信号処理手段が無駄に稼働し、電流
を浪費することを防止することができる。
【0088】また本発明によれば、信号処理手段に電流
が供給されている状態で、使用者がテレビチューナの近
傍から離れても、そのような状態が所定時間継続するま
では、信号処理手段に電流が供給された状態を維持する
ことができるので、電源スイッチ手段が繁雑に切換わる
ことを避けることができる。
【0089】さらに本発明によれば、モード切換スイッ
チを切換えることによって、使用者の好み、または状況
に応じて、自動電流供給停止モードと通常モードとを使
い分けることができ、利便性が向上される。
【0090】さらに本発明によれば、リモコン操作手段
を操作することによって、使用者は、チューナ本体に手
の届かない場所からでも、チューナ本体を操作すること
ができ、利便性が向上される。
【0091】さらに本発明によれば、リモコン操作手段
の近傍に人がいるか否を検出することができる。使用者
は、利便性の上で、リモコン操作手段を用いてチューナ
本体を操作することが多く、リモコン操作手段の近傍に
いることが多いので、リモコン操作手段に検出センサを
設けることによって人がいるか否かを確実に検出するこ
とができる。
【0092】さらに本発明によれば、チューナ本体の近
傍に人がいるか否を検出することができる。チューナ本
体は、パーソナルコンピュータに近接して設置されるこ
とが多く、使用者がテレビチューナを利用する場合には
パーソナルコンピュータの近傍にするので、このチュー
ナ本体に検出センサを設けることによって人がいるか否
かを確実に検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の第1形態のパーソナルコンピュ
ータシステム28の概略的構成を示すブロック図であ
る。
【図2】テレビチューナ32のチューナ本体38および
リモコン操作手段40の構成を示すブロック図である。
【図3】チューナ本体38の第1マイクロコンピュータ
76の制御動作の一例を示すフローチャートである。
【図4】本発明の実施の第2形態のパーソナルコンピュ
ータシステム28aの概略的構成を示すブロック図であ
る。
【図5】テレビチューナ32aのチューナ本体38aお
よびリモコン操作手段40aの構成を示すブロック図で
ある。
【図6】チューナ本体38aの第1マイクロコンピュー
タ76の制御動作の一例を示すフローチャートである。
【図7】本発明の実施の第3形態のパーソナルコンピュ
ータシステム28aの概略的構成を示すブロック図であ
る。
【図8】テレビチューナ32bのチューナ本体38bお
よびリモコン操作手段40bの構成を示すブロック図で
ある。
【図9】リモコン操作手段40bの第2マイクロコンピ
ュータ96の制御動作の一例を示すフローチャートであ
る。
【図10】従来技術のパーソナルコンピュータシステム
1の概略的構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
28,28a,28b パーソナルコンピュータシステ
ム 32 テレビチューナ 34 パーソナルコンピュータ 36 アンテナ 38,38a,38b チューナ本体 40,40a,40b リモコン操作手段 42,42a 検出センサ 44,44b タイマ手段 50 パーソナルコンピュータ 52 ディスプレイ 62 データ送信部 64 データ受信部 72 信号処理手段 74 電源スイッチ手段 76 第1マイクロコンピュータ 96 第2マイクロコンピュータ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02J 1/00 H04N 5/44 H04N 5/46 H04Q 9/00

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像情報を表示するディスプレイを備え
    たパーソナルコンピュータと、テレビ用信号を受信する
    テレビチューナとを具備し、前記テレビチューナによっ
    て受信したテレビ用信号の画像情報をパーソナルコンピ
    ュータのディスプレイに表示するパーソナルコンピュー
    タシステムにおいて、 前記テレビチューナと前記パーソナルコンピュータとの
    電源を共用して、 前記テレビチューナは、テレビ用信号を受信する信号受
    信手段と、受信したテレビ用信号を所要のとおりに処理
    するチューナ本体と、テレビチューナの近傍に人が存在
    するか否かを検出する検出センサとを含み、 前記チューナ本体は、前記電源から前記チューナ本体へ
    の電流の供給および供給停止を切換えるための主電流ス
    イッチと、テレビ用信号を処理する信号処理手段と、該
    信号処理手段と前記主電源スイッチとの間に介在され、
    前記主電源スイッチが閉じられた状態で、前記電源から
    前記信号処理手段への電流の供給および供給停止を切換
    えるための電源スイッチ手段と、この電源スイッチ手段
    の作動を制御するためのスイッチ制御手段とを含み、 前記主電源スイッチが閉じられた状態で、前記検出セン
    サからの信号に基づいて、前記検出センサが人の存在を
    検出しなくなると、前記スイッチ制御手段は前記電源ス
    イッチ手段を開にして前記信号処理手段への電流の供給
    を停止することを特徴とするテレビチューナを備えたパ
    ーソナルコンピュータシステム。
  2. 【請求項2】 前記検出センサが人の存在を検出する
    と、前記スイッチ制御手段は前記電源スイッチ手段を閉
    にして前記信号処理手段へ電流を供給することを特徴と
    する請求項1記載のテレビチューナを備えたパーソナル
    コンピュータシステム。
  3. 【請求項3】 前記テレビチューナは、時間を計時する
    タイマ手段を含んでおり、前記電源スイッチ手段が閉と
    なって前記信号処理手段に電流を供給している状態にお
    いて、前記検出センサが人の存在を検出しなくなると、
    前記タイマ手段が人の不在時間の計時を開始し、前記タ
    イマ手段が所定時間計時する間に前記検出センサが継続
    して人の存在を検出しないときに、前記スイッチ制御手
    段は前記電源スイッチ手段を開にして、前記信号処理手
    段への電流の供給を停止することを特徴とする請求項1
    または2記載のテレビチューナを備えたパーソナルコン
    ピュータシステム。
  4. 【請求項4】 前記テレビチューナは、前記検出センサ
    からの信号を利用して前記電源スイッチ手段の作動を制
    御する自動電流供給停止モードと、前記検出センサから
    の信号を実質上利用しない通常モードとに、選択的に切
    換えるモード切換手段を備えていることを特徴とする請
    求項1,2または3記載のテレビチューナを備えたパー
    ソナルコンピュータシステム。
  5. 【請求項5】 前記テレビチューナは、前記チューナ本
    体を遠隔操作するためのリモコン操作手段を含んでいる
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のテレ
    ビチューナを備えたパーソナルコンピュータシステム。
  6. 【請求項6】 前記検出センサは、前記リモコン操作手
    段に設けられていることを特徴とする請求項5記載のテ
    レビチューナを備えたパーソナルコンピュータシステ
    ム。
  7. 【請求項7】 前記検出センサは、前記チューナ本体に
    設けられていることを特徴とする請求項5記載のテレビ
    チューナを備えたパーソナルコンピュータシステム。
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