JP3284394B2 - カーテンウオールのファスナー - Google Patents

カーテンウオールのファスナー

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JP3284394B2
JP3284394B2 JP01954496A JP1954496A JP3284394B2 JP 3284394 B2 JP3284394 B2 JP 3284394B2 JP 01954496 A JP01954496 A JP 01954496A JP 1954496 A JP1954496 A JP 1954496A JP 3284394 B2 JP3284394 B2 JP 3284394B2
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curtain wall
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聡 後閑
豊 浜田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カーテンウオール
を建物躯体に取付けるカーテンウオールのファスナーに
関する。
【0002】
【従来の技術】カーテンウオールを建物躯体を取付ける
ファスナーとしては種々のものが知られている。例え
ば、実開昭60−31418号公報に示すように、建物
躯体に固着した一次ファスナー、この一次ファスナーに
ボルトで取付けした二次ファスナー、この二次ファスナ
ーにボルトで取付けした三次ファスナー、カーテンウオ
ールユニットにボルトで取付けしたブラケットを備え、
前記三次ファスナーに軸を設け、この軸にブラケットの
切欠部を係合させるものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かかるファスナーは、
強風によりカーテンウオールに作用する正圧、負圧及び
カーテンウオールユニットの自重をそれぞれ支持してカ
ーテンウオールが建物躯体に対して室内側、室外側及び
下方に動かないようにするものである。
【0004】このために、前述のファスナーであると正
圧、負圧、カーテンウオールユニットの自重が全てブラ
ケット、軸を介して三次ファスナーに作用するので、そ
の三次ファスナーを二次ファスナーに強固に取付けると
共に、二次ファスナーを一次ファスナーに強固に取付け
る必要がある。したがって、三次ファスナーを二次ファ
スナーに取付けるボルト及び二次ファスナーを一次ファ
スナーに取付けるボルトを大きな締付力で締付けるの
で、その作業が大変面倒となるから、カーテンウオール
の取付け作業が面倒となる。
【0005】しかも、三次ファスナーを二次ファスナー
に取付けるボルトを大きな締付力で締付けても時間の経
過によってそのボルトが弛むことがあり、従来はボルト
を三次ファスナーに溶接して弛まないようにしているの
で、三次ファスナーを外す作業が大変面倒となる。
【0006】そこで、本発明は前述の課題を解決できる
ようにしたカーテンウオールのファスナーを提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、建物躯体に取
付けられる一次ファスナーと、この一次ファスナーにボ
ルトで取付けられる二次ファスナーと、この二次ファス
ナーに係合して取付けられ水平なる軸を備えた三次ファ
スナーと、カーテンウオールに取付けられ前記軸に嵌合
して支持されるブラケットを備え、前記二次ファスナー
を、横片と主支持突部と支持突部を備え、この主支持突
部の室内側面と支持突部とにより上向きの係合凹部を有
するものとし、前記三次ファスナーを、前記主支持突部
の上面に接する第1の部分と前記係合凹部に係合する第
2の部分と前記主支持突部の室外側面下部と接する第3
の部分を有するものとしたことを特徴とするカーテンウ
オールのファスナーである。
【0008】
【作 用】本発明のカーテンウオールのファスナーに
よれば、二次ファスナーの主支持突部に三次ファスナー
を係合して取付けることで、主支持突部の上面に三次フ
ァスナーの第1の部分が接し、主支持突部と支持突部よ
り成る係合凹部に三次ファスナーの第2の部分が係合
し、主支持突部の室外側面下部に三次ファスナーの第3
の部分が接するので、前記各接触部、係合部によって三
次ファスナーが主支持突部に対して下方に動いたり、室
内側に向けて動いたり、室外側に向けて動いたりしない
ように強固に連結される。
【0009】
【発明の実施の形態】図1と図2に示すように、建物躯
体1に一次ファスナー2がアンカーに溶接することによ
って固着してある。この一次ファスナー2の横片2aに
はボルト3が固着してある。前記一次ファスナー2の横
片2aに二次ファスナー4が取付けてある。
【0010】前記二次ファスナー4は図3に示すよう
に、所定の幅と長さと厚さの横片5における幅方向一端
部に主支持突部6、幅方向一端寄りに支持突部7を上向
きにそれぞれ一体的に設けてある。前記横片5には幅方
向に長い長孔8が長手方向に間隔を置いて形成してあ
る。
【0011】前記主支持突部6は横片5と同一長さとな
り、前記支持突部7は主支持突部6よりも突出長さが短
い。その主支持突部6の横片5上面5aと連続した第1
縦面9(室内側面)における下部寄りと前記支持突部7
とにより上向きに開口した係合凹部10を形成し、主支
持突部6の第1縦面9の上下中間部に凹部11を形成し
ている。前記主支持突部6の第2縦面12(室外側面)
はほぼ垂直となり、上面13は水平なっている。
【0012】前記二次ファスナー4の横片5は一次ファ
スナー2の横片2aに載置され、ボルト3を長孔8を挿
通して押え片14を介してナット15をボルト3に螺合
して横片5を横片2aに取付けてある。このようである
から、二次ファスナー4の取付け位置を面外方向に調整
できる。
【0013】前記二次ファスナー4の主支持突部6には
三次ファスナー20が取付けてある。この三次ファスナ
ー20は所定の幅と長さと厚さを有する横片21と、こ
の横片21の幅方向一端部に下向きに一体的に設けた縦
片22と、横片21の幅方向他端部に下向きに一体的に
設けた鉤状の支持片23を備えている。
【0014】前記縦片22における支持片23の端面2
3aと対向した第1縦面22aの上部寄りに前記凹部1
1と嵌まり込む凸部24が一体的に設けてある。凸部2
4と凹部11が嵌まり込むと縦片22の下端部が二次フ
ァスナー4の係合凹部10に係合するようにしてある。
前記横片21の下面21aにおける縦片22寄りは水平
となって前記主支持突部6の上面13と接する支持面2
5としてある。
【0015】前記横片21と支持片23とに亘って左右
方向両端面に開口した軸挿通部26が形成してある。前
記支持片23の端面23aは縦片22の第1縦面22a
と間隔を置いて対向して前記主支持突部6の第2縦面1
2に接する当接面としてある。
【0016】前記横片21には支持面25に開口したネ
ジ孔27が形成してある。前記軸挿通部26には軸、例
えばボルト28が挿通してあり、そのボルト28にナッ
ト29が螺合してある。
【0017】図2に示すように、カーテンウオールを構
成するカーテンウオールユニットAに取付けられるブラ
ケット30は第1ブラケット31と第2ブラケット32
を備えている。前記第1ブラケット31は取付片33の
一端部にほぼC字状の縦片34を一体的に設けたもので
ある。そのほぼC字状の縦片34により側方に開口した
開口部35aを有する縦孔35を形成し、その縦孔35
の内面にはネジ部36が形成してある。
【0018】前記第2ブラケット32は縦片37の一端
部に、前記C字状の縦片34の外面と同一曲率の円弧片
38を一体的に設け、その円弧片38に、前記開口部3
5aに挿通する突片39を一体的に設け、その突片39
に前記縦孔35に嵌挿する円柱部40を一体的に設けた
ものである。前記縦片37の下部には下方に開口した切
欠部41が形成してある。
【0019】前記第1ブラケット31の縦孔35に第2
ブラケット32の円柱部40が嵌挿されて第1ブラケッ
ト31と第2ブラケット32は面内方向に相対的に揺動
自在に連結される。前記第1ブラケット31の縦孔35
にボルト42を螺合し、このボルト42に第2ブラケッ
ト32の円柱部40の上面40aを当接して第2ブラケ
ット32に対して第1ブラケット31が下方に抜け落ち
ないように支持している。
【0020】前記第2ブラケット32の切欠部41がボ
ルト28における三次ファスナー20より突出した部分
に嵌合してブラケット30を支持している。
【0021】次にカーテンウオールユニットAの取付け
順序とともに各部の詳細を説明する。一次ファスナー2
を建物躯体1に固着する。一次ファスナー2に二次ファ
スナー4を取付ける。二次ファスナー4の主支持突部6
に三次ファスナー20を左右方向からスライドして挿入
して取付ける。三次ファスナー20の軸挿通部26には
ボルト28が挿通され、このボルト28にナット29が
螺合してある。
【0022】左右のカーテンウオールユニットAに第1
ブラケット31の取付片33をボルト50で取付け、第
2ブラケット32の切欠部41をボルト28に嵌合して
カーテンウオールユニットAを建物躯体1に取付ける。
【0023】三次ファスナー20を左右に移動して左右
位置決めをし、ネジ孔27より主支持突部6の上面13
に穴51を穿孔し、そのネジ孔27に螺合したボルト5
2を穴51に螺合して三次ファスナー20を固定する。
【0024】このようであるから、カーテンウオールユ
ニットAの自重Wは第1ブラケット31、ボルト42、
第2ブラケット32、ボルト28を介して三次ファスナ
アー20に作用し、三次ファスナー20と二次ファスナ
ー4の係合部(支持突部7と縦片22との接触部a)、
三次ファスナー20と主支持突部6との上下当接部(横
片21の支持面25と主支持突部6の上面13との接触
部b)、支持片23と主支持突部6の第2縦面12との
接触部cで支持される。
【0025】強風によりカーテンウオールユニットAに
作用する正圧Bは前述と同様にして三次ファスナー20
に作用し、前記接触部aと接触部cで支持される。
【0026】強風によりカーテンウオールユニットAに
作用する負圧Cは前述と同様にして三次ファスナー20
に作用し、主支持突部6の第1縦面9と縦片22の第1
縦面22aとの接触部dによって支持される。
【0027】また、ブラケット30の第1ブラケット3
1を第2ブラケット32に対して面内方向に摺動するこ
とで図2に矢印eで示すように左右のカーテンウオール
ユニットAを揺動できるから、左右のカーテンウオール
ユニットAを平面形状が多角形状に取付けできる。
【0028】
【発明の効果】本発明のカーテンウオールのファスナー
によれば、二次ファスナーの主支持突部に三次ファスナ
ーを係合して取付けることで、主支持突部の上面に三次
ファスナーの第1の部分が接し、主支持突部と支持突部
より成る係合凹部に三次ファスナーの第2の部分が係合
し、主支持突部の室外側面下部に三次ファスナーの第3
の部分が接するので、前記各接触部、係合部によって三
次ファスナーが支持突部に対して下方に動いたり、室内
側に向けて動いたり、室外側に向けて動いたりしないよ
うに強固に連結される。したがって、カーテンウオール
の自重、強風による正圧、負圧を確実に支持できるし、
三次ファスナーは二次ファスナーに係合して取付けてあ
るので、面倒なボルトによる取付け作業が不要となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す正面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】分解斜視図である。
【符号の説明】
1…建物躯体、2…一次ファスナー、4…二次ファスナ
ー、5…横片、6…主支持突部、7…支持突部、10…
係合凹部、12…第2縦面、13…上面、20…三次フ
ァスナー、21…横片、22…縦片、23…支持片、2
6…軸挿通部、28…ボルト、30…ブラケット、31
…第1ブラケット、32…第2ブラケット、41…切欠
部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04B 2/96

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物躯体に取付けられる一次ファスナー
    と、この一次ファスナーにボルトで取付けられる二次フ
    ァスナーと、この二次ファスナーに係合して取付けられ
    水平なる軸を備えた三次ファスナーと、カーテンウオー
    ルに取付けられ前記軸に嵌合して支持されるブラケット
    を備え、 前記二次ファスナーを、横片と主支持突部と支持突部を
    備え、この主支持突部の室内側面と支持突部とにより上
    向きの係合凹部を有するものとし、前記三次ファスナーを 、前記主支持突部の上面に接する
    第1の部分と前記係合凹部に係合する第2の部分と前記
    主支持突部の室外側面下部と接する第3の部分を有する
    ものとしたことを特徴とするカーテンウオールのファス
    ナー。
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