JP3283024B2 - 騒音測定管理システム及び該システム用記録媒体 - Google Patents

騒音測定管理システム及び該システム用記録媒体

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、騒音の測定及びそ
れにより得られたデータの処理を行うためのシステムに
関する。なお、このようなシステムを本明細書では騒音
測定管理システムと呼ぶ。
【0002】
【従来の技術】環境基本法第16条第1項の規定に基づ
く騒音に係る環境基準(平成10年環境庁告示64号、
以下、単に環境基準と呼ぶ)に基づく道路騒音の測定に
おいては、測定点に設置された騒音計により測定される
騒音レベル(単位:dB)を所定時間(好ましくは24
時間)測定・記録し、記録された騒音データを所定の方
法で処理することにより得られる等価騒音レベル(Le
q)を、昼夜の別、地域の別、道路の幅(車線数)等の
条件に応じて定められた基準値と比較することにより、
騒音の評価が行われる。
【0003】等価騒音レベルの算出においては、道路を
走行する自動車以外の音源から発生する音(鳥の鳴き
声、風の音、木の葉の擦れる音、緊急自動車のサイレン
音、騒音計を避けようとした自転車のブレーキ音、航空
機騒音、鉄道騒音、建設作業騒音等)のデータを除外し
て演算処理を行う。このように音源の種類によるデータ
の取捨選択を測定後に行うことができるようにするた
め、道路騒音の測定においては、測定点で測定時間中に
発生した音の実音をその測定時間とともに記録するのが
一般的である。そして、測定の後のデータ分析において
は、基準値以上のレベルの音が発生した測定時間の実音
を分析者が聴取確認し、音源の種類を識別し、その音の
データが演算に必要なデータか否かを判断する。
【0004】特開平10−170332号公報には、上
記のような騒音測定に利用可能な実音モニターリングシ
ステムが開示されている。このシステムでは、騒音計か
らの出力信号を処理して得られる騒音測定値が所定の基
準騒音値以上のときに、その騒音を示す実効値騒音信号
が内部記憶媒体(ICメモリ等)に予備収録され、更
に、騒音測定値が基準騒音値以上である状態が所定基準
時間持続したときに、予備収録された実効値騒音信号が
有効データとして外部記憶媒体(ハードディスク、光磁
気ディスク等)に本収録される。外部記憶媒体に収録さ
れた有効データは、測定後に音声変換器(スピーカ)を
通じて再生することができる。また、測定後の解析時に
高速の時間検索を可能とするため、各有効データの本収
録の際には所定時間間隔毎に時間インデックスが付与さ
れる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記実音モニターリン
グシステムは、騒音計で採取される音を録音するために
特別に設計された一種の録音装置であって、汎用性に乏
しく、それだけ高価にならざるを得ない。本発明はこの
ような課題を解決するために成されたものであり、その
目的とするところは、騒音レベル及び実音の収録を自動
的に行うとともに、採取された騒音データの解析及び実
音の再生を容易に行うことができる騒音測定管理システ
ムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に成された本発明は、測定点における音のレベル値を示
す測定信号を出力する騒音計、前記測定点における音圧
に応じて変化する音声信号を出力するマイクロホン、及
び前記騒音計の出力信号を受ける第一の入力部、前記マ
イクロホンの出力信号を受ける第二の入力部、データを
保存する記憶装置、及び、中央処理装置を含むコンピュ
ータシステムを備える騒音測定管理システムであって、
前記騒音計の出力する測定信号を所定の時間間隔で採取
し、該測定信号が示す音のレベル値のデータを、該測定
信号を採取した時刻のデータと関連づけて前記記憶装置
に保存するデータ保存機能、前記レベル値が所定の基準
値以上か否かを判定するレベル判定機能、及び前記レベ
ル値が前記基準値以上であるときに、前記マイクロホン
の出力する音声信号を所定時間だけ採取し、該音声信号
の時間変化を示すデータを、前記レベル値のデータと関
連づけて前記記憶装置に保存する実音記録機能を有する
ことを特徴とする騒音測定管理システムを提供する。
【0007】また、本発明は、音を測定してそのレベル
値を示す測定信号を出力する騒音計を接続可能な第一の
入力部、周囲の音圧に応じて変化する音声信号を出力す
るマイクロホンを接続可能な第二の入力部、データを保
存する記憶装置、及び、中央処理装置を含むコンピュー
タに、前記騒音計の出力する測定信号を所定の時間間隔
で採取し、該測定信号が示す音のレベル値のデータを、
該測定信号を採取した時刻のデータと関連づけて前記記
憶装置に保存する手順、前記レベル値が所定の基準値以
上か否かを判定する手順、及び前記レベル値が前記基準
値以上であるときに、前記マイクロホンの出力する音声
信号を所定時間だけ採取し、該音声信号の時間変化を示
すデータを、前記レベル値のデータと関連づけて前記記
憶装置に保存する手順を実行させるためのプログラムを
記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供す
る。
【0008】
【発明の実施の形態及び発明の効果】本発明に係る騒音
測定管理システムは、既存のパーソナルコンピュータで
所定のプログラムを動作させることにより、そのパーソ
ナルコンピュータに、騒音レベルのデータを採取及び保
存する機能や、騒音レベルが所定の基準値以上であると
きに実音を収録する機能を付与するものである。このよ
うな本発明に係るシステムは、特に騒音測定のために構
成された専用のハードウェア機器と比べて低コストで実
現できるだけでなく、プログラムの修正やモジュールの
追加等により、同じハードウェア構成でも容易に機能の
追加や改良を行うことができる。
【0009】
【実施例】本発明の一実施例である騒音測定管理システ
ムについて図面を参照しながら説明する。図1に本実施
例の騒音測定管理システムの概略構成を示す。このシス
テム1は、パーソナルコンピュータシステム(以下、パ
ソコンと呼ぶ)2、騒音計3及びマイクロホン4を用い
て構成されている。パソコン2は、マイクロプロセッサ
やメモリ等から構成される中央制御装置10、キーボー
ドやマウス等の入力装置11、CRTやLCD等の表示
装置12、HDD、MO、DVD−RAM等の外部記憶
装置13、及び、プリンタ等の印刷装置14を含む。入
力装置11、表示装置12、外部記憶装置13及び印刷
装置14は、それぞれ入出力インターフェイス(I/
F)15a〜15dを介して中央制御装置10と接続さ
れている。騒音計3はシリアル通信用インターフェイス
(シリアルI/F)16を介して、またマイクロホンは
音声入力用インターフェイス(音声入力I/F)17を
介して、それぞれ中央制御装置10に接続されている。
パソコン2には市販のオペレーティングシステム(O
S)が予めインストールされている。騒音計3及びマイ
クロホン4には、一般に騒音測定で使用されている従来
品を使用する。
【0010】本実施例のシステムにおいて、まずパソコ
ン2にインストールされたオペレーティングシステム
(OS)を起動し、更にそのOS上で所定のプログラム
を動作させると、中央制御装置10には、騒音測定管理
に関する各種制御や処理を行う各種機能部が構成され
る。これらの機能部には管理部21、測定部22、音声
記録部23、チャート表示部24及び計時部25が含ま
れる。
【0011】使用者が入力装置11を操作して上記プロ
グラムを起動すると、まず管理部21が起動され、管理
部21は図2に示したような管理ウィンドウ30を表示
装置12に表示する。管理ウィンドウ30には、「ファ
イル」、「測定」、「レベルレコーダ」及び「ヘルプ」
という4つのメニューを含むメニューバー31、及び、
2つのコマンドボタン(計算開始ボタン32及びデータ
表示ボタン33)が備えられている。また、メニューバ
ー31の各メニューには、図3に示したようなサブメニ
ューが含まれている。使用者は、入力装置11を適宜操
作し、メニュー項目を選択したりコマンドボタンをクリ
ックすることにより、システム1の各種機能を呼び出す
ことができる。これらの機能のうち、まず測定機能につ
いて説明する。
【0012】使用者がメニューバー31の「測定」メニ
ューの「測定開始」サブメニューを選択すると、管理部
21は測定部22を起動する。測定部22は、図4に示
したような測定ウィンドウ40を表示装置12に表示す
るとともに、シリアルI/F16を通じて騒音計3と正
常に通信できるか否かをテストする。正常に通信できな
かった場合、測定部22は、通信異常を告知するエラー
メッセージを表示装置12に表示する。
【0013】測定ウィンドウ40の構成は次のとおりで
ある。まず、測定ウィンドウ40の上段には、測定開始
時刻、現在時刻及びサンプル数をそれぞれ表示するため
の3つのテキストボックス41a〜41c、測定された
騒音レベルを数値で表示するためのテキストボックス4
2、及び、騒音レベルの時間変化をチャート図の形で表
示するためのチャートパネル43が配置されている。測
定ウィンドウ40の中段には、騒音計3を用いた音の測
定条件に関する5つの変数(測定レンジ、騒音計の動特
性、サンプル周期、周波数による重み付け補正の特性、
サンプル数)にそれぞれ対応する5セットのラジオボタ
ン44a〜44eが配置されている。測定ウィンドウ4
0の下段には、マイクロホン4を用いた録音に関する設
定を行うためのチェックボックス45及びテキストボッ
クス46、測定の開始、中断及び終了の3つのコマンド
ボタン47〜49が配置されている。
【0014】測定は次のような手順で行われる。まず、
上記のように測定ウィンドウ40が表示されたら、使用
者はラジオボタン44a〜44eの選択状態を適宜設定
/変更する。こうして測定条件に関する変数を設定した
後、使用者がスタートボタンをクリックすると、設定さ
れた測定条件を示すデータ及び測定開始の指示命令が測
定部22へ送られる。このデータ及び命令を受けると、
測定部22は、上記データに示された条件で測定が行わ
れるように騒音計3の内部変数を設定するための命令
(変数設定命令)を騒音計3へ送り、測定動作を開始す
る。なお、変数設定命令の送信は、必ずしもスタートボ
タンのクリックに応じて行わなくてもよく、例えば、測
定ウィンドウ40上でラジオボタンの選択状態が変化す
る度毎に、変数設定命令を騒音計3へ送信するようにし
てもよい。
【0015】測定動作中、測定部22は、計時部25の
出力するタイミング信号に基づいて測定開始からの経過
時間をモニタしつつ、ラジオボタン44cで設定された
サンプル周期毎にサンプリング命令を騒音計3へ送る。
サンプリング命令を受けると、騒音計3は、その命令を
受けた時点における騒音レベルを示す信号(測定信号)
を測定部22へ返す。測定信号を受けると、測定部22
は、その信号を解析して騒音レベルを算出し、その騒音
レベル値を示すデータを、測定時刻(例えば、サンプリ
ング信号の送信時刻)及びサンプル番号のデータと関連
づけて、外部記憶装置13へ保存する。これらの測定デ
ータの保存動作は、例えば、測定時刻、サンプル番号及
び騒音レベルに対応する3つのフィールドを有する、図
5に示したようなデータベースファイルを外部記憶装置
13に作成するという動作とする。なお、中央制御装置
10に備えられたメモリの容量が十分に大きい場合は、
まず上記のような構造のデータベースをメモリ上に作成
し、測定終了後にそのデータベースをまとめて外部記憶
装置13にファイルの形で保存してもよい。以上のよう
なサンプリング動作は、ラジオボタン44eで設定され
たサンプル数だけ繰り返される(なお、ラジオボタン4
4eで「連続1日」を選択した場合、サンプル数=86
400である)。
【0016】また、測定動作中、測定部22は、最新の
騒音レベルデータの測定時刻及びサンプル数をテキスト
ボックス41b及び41cに逐次表示するとともに、チ
ャートパネル43に、所定サンプル数(例えば100
個)分の最新の騒音レベルデータをチャート図の形で表
示する。
【0017】騒音レベルの測定に加えて実音のモニタリ
ング及び録音を行うには次のようにする。まず、スター
トボタンをクリックする前の準備段階において、使用者
は上記のように測定条件の設定を行うとともに、録音を
するか否かの判定の基準とする騒音レベルの閾値をテキ
ストボックス46に入力し、チェックボックス45をオ
ンにする。このようにして測定を開始すると、測定部2
2は、測定された騒音レベルの表示及び記録を上記のよ
うに行うとともに、騒音レベルが閾値以上であるか否か
を判定する。騒音レベルが閾値以上であるとき、測定部
22は音声記録部23へ録音開始命令を送るとともに、
計時部25の出力信号に基づいて、録音開始からの経過
時間をモニタする。録音開始命令を受けた音声記録部2
3は、音声入力I/F17を介してマイクロホン4から
送られてくる音声信号を音声データに変換し、そのデー
タを、騒音レベルデータと関連づけて外部記憶装置13
へファイルの形で保存する(これが録音動作に相当す
る)。騒音レベルデータと音声データとの関連づけの方
法としては、例えば、音声データのファイル名に測定時
刻を示す文字列や騒音レベルデータのサンプル番号の文
字列を埋め込むという方法が挙げられる。録音開始から
の経過時間が所定時間に達したら、測定部22は録音終
了命令を音声記録部23へ送る。前記所定時間は、録音
された音の音源を識別できる範囲でできるだけ短い時間
とする(例えば、4秒程度)。以上のようにして外部記
憶装置13に保存された音声データは、パソコン2にイ
ンストールされたOSを通じて利用可能な音声データ再
生機能を利用して容易に再生することができる。
【0018】本実施例のシステム1には、測定及び録音
により得られたデータの処理に関する各種機能が用意さ
れている。これらの機能には、例えば、ファイル入力機
能、ファイル出力機能、データ表示/印刷機能、計算機
能、チャート表示/印刷機能等が含まれる。これらの機
能はいずれも管理ウィンドウ30から呼び出される。
【0019】使用者がメニューバーの「ファイル」メニ
ューの「開く」サブメニューを選択すると、管理部21
がファイル選択ダイアログボックス(図示せず)を表示
装置12に表示する。このダイアログボックスで使用者
が目的の測定データのファイルを選択すると、管理部2
1がそのファイルを読み込み、管理ウィンドウ30に測
定データの内容を表示する。具体的には、管理部21
は、そのファイルから測定条件に関する情報を抽出して
それをテキストエリア34に表示するともに、サンプル
番号1〜100のデータを抽出してそれらをリストボッ
クス35に表示する。また、使用者が目的とするデータ
のサンプル番号を、リストボックス35の上のテキスト
ボックス36に入力し、データ表示ボタン33をクリッ
クすると、管理部21は、そのサンプル番号から始まる
100個のデータをリストボックス35に表示する。
【0020】上記のようにデータが読み込まれた状態
で、使用者が計算開始ボタン32をクリックすると、管
理部21は、騒音レベルの全データについて、等価騒音
レベル(Leq)、時間率騒音レベル(L95、L90等)、
単発騒音暴露レベル(LAE)、騒音レベルの最大値(MA
X)及び最小値(MIN)等の値を計算し、計算結果をテキ
ストエリア37に表示する。なお、テキストエリア37
の上のテキストボックス38には、計算処理済みとなっ
たデータ数が経過表示される。例えば、連続1日測定で
得られたデータについての計算処理には長時間を要する
が、使用者は、テキストボックス38の表示の変化を見
ることにより、計算処理が正常に進行していることを確
認できる。
【0021】また、上記のようにデータが読み込まれた
状態で、使用者が「ファイル」メニューの「印刷」サブ
メニューを選択すると、管理部21は印刷装置14を用
いて測定データをリスト形式で印刷する。印刷されるデ
ータには、サンプリングされた全データの他、測定条件
の情報、計算結果等も含まれる。
【0022】また、上記のようにデータが読み込まれた
状態で、使用者が「レベルレコーダ」メニューの「チャ
ート」サブメニューを選択すると、管理部21はチャー
ト表示部24に表示命令を送り、これを受けて、チャー
ト表示部24は図6に示したようなチャートウィンドウ
50を表示装置12に表示する。チャートウィンドウ5
0には、一般のレベルレコーダで描かれるチャート図が
描かれるチャートパネル51が備えられている。チャー
トパネル51上では、横軸が時間(時分秒)に、また縦
軸が騒音レベル(dB)にそれぞれ対応する。チャート
パネル51の下には2セットのラジオボタン52及び5
3が配置されている。第一のセットのラジオボタン52
は、レベルレコーダにおける給紙速度(Paper Speed)
の設定手段に相当し、第二のセットのラジオボタン53
は、レベルレコーダにおけるレンジスケール(Range Sc
ale)の設定手段に相当する。
【0023】図7は給紙速度及びレンジスケールが異な
る2つのチャート図を示すもので、このうち(A)は給
紙速度0.3mm/s、レンジスケール1.0mm/d
Bで描いたチャートに、また(B)は給紙速度1mm/
s、レンジスケール2.0mm/dBで描いたチャート
である。図7(A)の破線で囲んだ部分が図7(B)に
対応する。このように、本実施例のシステム1では、測
定で得られたデータのチャート図を様々な給紙速度やレ
ンジスケールで描くことができる。このようにチャート
図が描かれた状態で使用者が印刷ボタン54をクリック
すると、チャート表示部24は印刷装置14を用いてそ
のチャート図を印刷する。
【0024】以上、本発明の一実施例について説明した
が、本発明の実施例は上記に限られないことは言うまで
もない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例である騒音測定管理システ
ムの概略構成を示す図。
【図2】 表示装置に表示される管理ウィンドウを示す
図。
【図3】 管理ウインドウのメニュー構成を示す図。
【図4】 表示装置に表示される測定ウィンドウを示す
図。
【図5】 測定データを保存するデータベースファイル
のフィールド構成を示す図。
【図6】 表示装置に表示されるチャートウィンドウを
示す図。
【図7】 給紙速度及びレンジスケールが異なる2つの
チャート図(A)及び(B)。
【符号の説明】
1…騒音測定管理システム 2…パーソナルコンピュータシステム(パソコン) 3…騒音計 4…マイクロホン 10…中央制御装置 16…シリアル通信用インターフェイス 17…音声入力用インターフェイス 21…管理部 22…測定部 23…音声記録部 24…チャート表示部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 測定点における音のレベル値を示す測定
    信号を出力する騒音計、 前記測定点における音圧に応じて変化する音声信号を出
    力するマイクロホン、及び前記騒音計の出力信号を受け
    る第一の入力部、前記マイクロホンの出力信号を受ける
    第二の入力部、データを保存する記憶装置、及び、中央
    処理装置を含むコンピュータシステムを備える騒音測定
    管理システムであって、 前記騒音計の出力する測定信号を所定の時間間隔で採取
    し、該測定信号が示す音のレベル値のデータを、該測定
    信号を採取した時刻のデータと関連づけて前記記憶装置
    に保存するデータ保存機能、 前記レベル値が所定の基準値以上か否かを判定するレベ
    ル判定機能、及び前記レベル値が前記基準値以上である
    ときに、前記マイクロホンの出力する音声信号を所定時
    間だけ採取し、該音声信号の時間変化を示すデータを、
    前記レベル値のデータと関連づけて前記記憶装置に保存
    する実音記録機能を有することを特徴とする騒音測定管
    理システム。
  2. 【請求項2】 音を測定してそのレベル値を示す測定信
    号を出力する騒音計を接続可能な第一の入力部、周囲の
    音圧に応じて変化する音声信号を出力するマイクロホン
    を接続可能な第二の入力部、データを保存する記憶装
    置、及び、中央処理装置を含むコンピュータに、 前記騒音計の出力する測定信号を所定の時間間隔で採取
    し、該測定信号が示す音のレベル値のデータを、該測定
    信号を採取した時刻のデータと関連づけて前記記憶装置
    に保存する手順、 前記レベル値が所定の基準値以上か否かを判定する手
    順、及び前記レベル値が前記基準値以上であるときに、
    前記マイクロホンの出力する音声信号を所定時間だけ採
    取し、該音声信号の時間変化を示すデータを、前記レベ
    ル値のデータと関連づけて前記記憶装置に保存する手順
    を実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ
    読み取り可能な記録媒体。
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