JP2013178216A - タイムコード履歴更新型ラウドネスメータ - Google Patents

タイムコード履歴更新型ラウドネスメータ Download PDF

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Abstract

【課題】放送番組やCMの制作過程である編集やMA作業において、所要のラウドネス値となるように全体音量を仕上げることが求められているが、その為、仕上げた結果が所要のラウドネス目標値の許容範囲を逸脱した場合には、再度、番組冒頭部分から尻部分まで作業のやり直し修正をしなければならない。
【解決手段】本発明は、ラウドネス測定対象となる音声信号と、それに同期するタイムコードを同時に記録してタイムコード順の時間列で音量履歴を計測するラウドネスメータであり、これにより、最終仕上げ作業の前に、それまでのミキシング作業終了時点での番組全体のラウドネス値を算出することができ、その算出値と目標値との差をオフセット値として最終仕上げを行なうことで、音量の変化やバランスを保ったまま、理論上、仕上がりのラウドネス値を目標値に一致させることが、一回のみの作業でできる。
【選択図】図5

Description

本発明は、放送番組等の平均音量を示す「ラウドネス」の計測に関する。
放送番組やCM等の平均音量を示す数値として「ラウドネス」があり、それを計る計測器として、「ラウドネスメータ」がある。
電波産業会 ARIB TR−B32
これまでのラウドネスメータはリアルタイム(実時間)計測を行なうものであり、時刻Aから時刻Bの間にラウドネスメータに入力された音声信号の実時間列での音量履歴を計測して、ラウドネス値を算出するものであった。
放送番組やCMの制作過程である編集やMA作業など仕上げ作業において、所要のラウドネス値となるように全体音量を仕上げることが求められているが、その為、仕上げた結果が所要のラウドネス目標値の許容範囲を逸脱した場合には、再度、番組冒頭部分から尻部分まで作業のやり直し修正をしなければならない。
本発明は、ラウドネス測定対象となる音声信号と、それに同期するタイムコードを同時に記録してタイムコード順の時間列で音量履歴を計測するラウドネスメータであり、これにより、最終仕上げ作業の前に、それまでのミキシング作業終了時点での番組全体のラウドネス値を算出することができ、その算出値と目標値との差をオフセット値として最終仕上げを行なうことで、理論上、仕上がりのラウドネス値を目標値に一致させることが、一回のみの作業でできる。
これにより、放送番組やCMの制作過程でラウドネス値の許容範囲を逸脱した場合の修正作業が不要になる。
従来のラウドネスメータ使用によるMA作業のブロック図の一例 従来のラウドネスメータ使用によるMA作業工程のフローチャート 本発明のラウドネスメータ使用によるMA作業工程のフローチャート 従来のラウドネスメータ動作の説明図 本発明によるラウドネスメータ動作の説明図 本発明のラウドネスメータ使用によるMA作業のブロック図の一例
以下、本発明の実施の形態を図1〜図6に基づいて説明する。
例えば通常のMA作業では、図1に示されるように、使用されるミキシングアンプ2はタイムコード4に連動するフェーダ位置記憶による音量再現機能を有しており、図2に示す作業フローチャートの「ミキシングによる音量調整」作業7の完了後、VTR等の音声トラックに最終仕上げの完成音を録音していく「音戻し」作業9を行なって番組VTRが完成する。
この場合、従来の実時間型ラウドネスメータ3による計測では、番組冒頭から尻までを一度も停止せずに連続再生することで、正確なラウドネス値が計測できるので、音戻し作業9と同時にラウドネス計測8を行ない、その結果、測定値が目標値の許容範囲を逸脱した場合には、11により再度、ミキシングによる音量調整作業7からやり直して、修正を行なう必要がある。
しかし、音戻し前の時点、すなわち、ミキシングによる音量調整作業7の完了時点で、それまでの作業による番組全体のラウドネス測定値がもし判かるならば、図3に示す作業フローチャートのようにして、その測定値と目標値の差をオフセット値としてミキシングアンプ2のマスターフェーダ5等に反映させることで、その後の音戻し作業18で完成番組のラウドネス値を目標値に、理論上、一致させることができる。
ところが、ミキシングによる音量調整作業15は、部分的な音量修正のために巻き戻しや早送りをして、同じ部分が2度、3度と再生されることが多い。
この場合、重複再生された部分は、最後に再生された部分の音量履歴のみが、番組全体の完成音として有効であるべきである。
しかし、ミキシングによる音量調整作業15全体を、従来の実時間履歴のラウドネスメータで計測した場合、巻き戻しをして2度目、3度目に再生された部分の音声は、一部分が重複して再生されるので、計3回の再生の合計として算出されてしまい、本来の番組全体の正確なラウドネス値と違った測定値になってしまう。
例えば、判りやすく説明する為、内容が一定音量の60秒番組素材を、番組冒頭22のタイムコードTC=0秒から、番組尻28のタイムコードTC=60秒の間で、ミキシングによる音量調整15をする場合、
23 TC=0秒〜30秒の30秒間を中音量で再生し、
次に、
24 TC=30秒からTC=20秒へ巻き戻しし、
次に、
25 TC=20秒〜TC=50秒の30秒間を小音量で再生し、
次に、
26 TC=50秒からTC=40秒へ巻き戻しし、
次に、
27 TC=40秒〜TC=60秒の20秒間を大音量で再生
したとすると、実時間で計測する従来のラウドネスメータ3では、図4のような履歴記録を行ない、斜線で示される3つの長方形部分の面積の無音区間を除いた時間平均が、ラウドネス値として算出される。
しかし、このラウドネス値は、TC=20秒〜30秒の区間と、TC=40秒〜50秒の2区間で、新しい音量状態と異なる古い音量状態の履歴区間29、30が重複しており、この、最終仕上がり番組の音量には本来反映されてはいけない、無効となるべき古い重複区間29、30を含めて算出されるので、正確ではない。
これに対して、本発明のタイムコード履歴更新型ラウドネスメータは、図5に示すように、記録する音量履歴の横軸が、作業の実時間(時刻)31ではなく、タイムコード32を横軸とし、上記23〜27と同じ操作に相当する34〜38を行なうと、巻き戻し35、37により発生した重複する再生部分の音量履歴について、正常歩進する最新のタイムコード再生部分のみを有効として更新することで、最終のラウドネス値を算出する。
すなわち、図5に示す図の斜線部分のように、無効となるべき古い区間を、新しい有効となるべき区間の音量履歴で上書き更新するので、巻き戻しにより生じた重複区間の古い音量履歴は反映されず消去され、常に最新の重複しない音量履歴に更新される。
よって、図5の斜線で示される部分の面積の無音区間を除いた時間平均が、より正確なラウドネス値として算出される。
番組全体の音量を1.0dB変化させるとラウドネス値も1.0の変化をするので、図5のような動作をする本発明のタイムコード履歴更新型ラウドネスメータを用いて例えば図6に示すブロック構成によりラウドネス値を計測し、図3に示すフローチャートでMA作業を行なう事により、音量の変化やバランスを保ったまま、完成番組のラウドネス値を、理論上、目標値に一致させることが1回のみでできる。
すなわち、ミキシングによる音量調整作業15の完了時点で、それまでの作業による番組全体のラウドネス測定値が判かるので、その測定値と目標値の差をオフセット値としてミキシングアンプ41のマスターフェーダ44等に反映させることで、その後の音戻し作業18で完成番組のラウドネス値を、理論上、目標値に一致させることが1回のみでできる。
よって、図3における19で、許容範囲を逸脱することは、理論上、なくなるので、20のやり直し作業も、発生しなくなる。
具体例として、例えば、ラウドネスの目標値が−24LKFS、許容範囲±1、ミキシングによる音量調整作業15の完了時点でのラウドネス測定値が−22.6LKFSであった場合、ミキシングアンプ41のマスターフェーダ44を−1.4dBと設定して音戻し作業18を行なえば、完成番組のラウドネス値を目標の−24LKFSに仕上げることが、理論上、1回のみで可能である。

Claims (2)

  1. ラウドネス測定対象となる音声信号と、音声信号に同期するタイムコードを同時記録し、かつ、そのタイムコード順の時間列で履歴記録できるラウドネスメータ。
  2. 過去に入力されたタイムコード範囲の一部分と同じタイムコード範囲が再び入力された場合には、最新のタイムコードに同期した音声信号でそのタイムコード重複範囲の履歴を更新するラウドネスメータ。
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