JP3275995B2 - コネクタの製造方法及び製造金型 - Google Patents
コネクタの製造方法及び製造金型Info
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Description
コネクタハウジングとリテーナとを組み付けることによ
って構成されるコネクタの製造方法及び製造金型に関す
るものである。
ネクタハウジングと、このコネクタハウジングに組み付
けられることにより端子金具を抜止ロックするリテーナ
とによって構成されるコネクタの製造に際しては、予め
コネクタハウジングとリテーナとを個別の樹脂成形機に
よって成形しておき、その成形されたコネクタハウジン
グとリテーナとを一カ所に集めてパーツフィーダを備え
た自動機又は人手によって組付けを行う。
方法でコネクタの製造を行う場合には、成形工程に加え
て、成形場所から組付け場所に搬送する搬送工程と、搬
送後の組付け工程が必要となり、特に人手で組付けを行
う場合には別の検査工程も必要となり、これらの工程は
製品コストに反映されてしまう。また、コネクタハウジ
ングとリテーナについて個別に金型の管理を行うこと等
が必要となり、製造過程において面倒な手間がかかる。
のであって、コネクタを安価且つ正確に製造することが
可能な製造方法の提供を目的とする。
方向に開口する端子金具挿入用のキャビティと外側面か
らキャビティ内に連通するリテーナ嵌入孔とを有するコ
ネクタハウジングに、その側方からリテーナを前記リテ
ーナ嵌入孔に嵌入して前記端子金具と係合可能に組み付
けることにより構成されるコネクタの製造方法であっ
て、前後方向に型開きされるようになっているとともに
その型開き方向と平行な面同士を前記リテーナ嵌入孔の
開口領域において互いに密着させたキャビティ成形用金
型とコネクタハウジング外側面成形用金型とを備えた金
型により、前記リテーナが前記リテーナ嵌入孔に対して
側方から対向するような位置関係で前記コネクタハウジ
ングと前記リテーナとを成形し、型移動工程で前記コネ
クタハウジングと前記リテーナとの間の金型を前後方向
に退避移動させつつ、前記キャビティ成形用金型と前記
コネクタハウジング外側面成形用金型とを前後方向に型
開きすることにより前記リテーナ嵌入孔を開口させ、前
記コネクタハウジングと前記リテーナとを保持しつつ側
方に相対移動させることにより、そのコネクタハウジン
グのリテーナ嵌入孔に対し、前記キャビティ成形用金型
と前記コネクタハウジング外側面成形用金型の型開き方
向と直交する方向にリテーナを嵌入するように組付ける
構成としたところに特徴を有する。
子金具挿入用のキャビティと外側面からキャビティ内に
連通するリテーナ嵌入孔とを有するコネクタハウジング
に、その側方からリテーナを前記リテーナ嵌入孔に嵌入
して前記端子金具と係合可能に組み付けることにより構
成されるコネクタを形成可能な金型であって、前後方向
に型開きされるようになっているとともにその型開き方
向と平行な面同士を前記リテーナ嵌入孔の開口領域にお
いて互いに密着させたキャビティ成形用金型とコネクタ
ハウジング外側面成形用金型とを備え、前記リテーナが
前記リテーナ嵌入孔に対して側方から対向するような位
置関係で前記コネクタハウジングと前記リテーナとを成
形可能な成形構造と、成形済みの前記コネクタハウジン
グと前記リテーナとの間の金型を前後方向に退避移動さ
せつつ、前記キャビティ成形用金型と前記コネクタハウ
ジング外側面成形用金型とを前後方向に型開きすること
により前記リテーナ嵌入孔を開口させる型移動構造と、
前記コネクタハウジングと前記リテーナとを保持しつつ
側方に相対移動させることによりそのコネクタハウジン
グのリテーナ嵌入孔に対し、前記キャビティ成形用金型
と前記コネクタハウジング外側面成形用金型の型開き方
向と直交する方向にリテーナを嵌入するように組付ける
組付け作動構造と、を備えている構成としたところに特
徴を有する。
コネクタハウジングとリテーナが同時に成形される。次
に、型移動工程では、コネクタハウジング成形用の金型
がキャビティの開口方向に合わせて前後方向に移動す
る。コネクタハウジングとリテーナの間の金型が退避移
動すると、コネクタハウジングとリテーナの間に空間が
空いてリテーナ嵌入孔にリテーナが対向する状態とな
る。この状態からコネクタハウジングとリテーナを保持
しつつ相対移動させることによりリテーナがリテーナ嵌
入孔に嵌入され、コネクタが得られる。
ウジング外側面成形用金型とが接触する部分には樹脂が
充填されず、型移動工程において両金型が前後方向に移
動すると、この両金型の接触部分がコネクタハウジング
の側面に開口することになり、これがリテーナ嵌入孔と
なる。
一つの金型内でコネクタハウジングとリテーナが同時に
成形される。型開き工程ではコネクタハウジング成形用
の金型がキャビティの開口方向に合わせて前後方向に移
動する。この金型が退避するとコネクタハウジングとリ
テーナとの間に空間が空き、リテーナ嵌入孔に対してリ
テーナが対向する状態となる。そして、コネクタハウジ
ングとリテーナを保持しつつ側方へ相対移動させること
によりリテーナがリテーナ嵌入孔に嵌入され、コネクタ
ハウジングとリテーナとが一体となったコネクタが得ら
れる。
ウジング外側面成形用金型とが接触する部分には樹脂が
充填されず、型開き工程において両金型が前後方向に移
動すると、この両金型の接触部分がコネクタハウジング
の側面に開口することになり、これがリテーナ嵌入孔と
なる。
コネクタハウジングとリテーナの樹脂成形工程及び組付
け工程を1つの機械で行うことができるため、成形場所
から組付け場所への搬送工程が不要になると共に、搬送
後において成形工程とは別に組付け工程を行う必要がな
くなる。
比べると、パーツフィーダによる部品供給が不要になる
分だけ組付け時間を短縮できると共に、成形用と組付用
に個別の自動機を設置する必要がないため省スペース化
を図ることができる。また、人手で組付けを行う場合に
比べると、自動化による大幅な時間短縮を図ることがで
きると共に検査工程が不要になる。そして、これらの利
点を総合することにより、コネクタの製造コストを低減
することができる。
の間から退避する金型はコネクタハウジング成形用の金
型と同じく前後方向に移動するようになっているから、
この両金型を一体に移動させることにより製造効率を向
上させることができる。
型が前後方向に移動することによって型開きするように
なっているから、リテーナ嵌入孔を成形するための金型
の型抜きをリテーナに向かって側方に移動させることに
よって行うようにした方法に比べると、製造工程が簡略
化され、製造効率が向上する。
形態を図1乃至図5を参照して説明する。
方法及び製造金型によって成形組立されるコネクタ10
である。尚、本実施形態では、コネクタ10の細部の形
状については省略して説明を行う。
とリテーナ15とから構成される。コネクタハウジング
11は、前後両端面に開口して端子金具16が挿入され
る複数のキャビティ12を上下二段に夫々3室ずつ内部
に備えていると共に、左右両側面に開口して上段の2つ
のキャビティ12と下段の2つのキャビティ12に夫々
連通する上下2つずつのリテーナ嵌入孔13を備えてい
る。リテーナ挿入孔13は前後方向に細長く開口してお
り、コネクタハウジング11の左側面に開口する2つの
リテーナ嵌入孔13には後述するリテーナ15が挿入さ
れるようになっている。
1Aには張り出し部11Bが形成されており、この張り
出し部11Bの前端面にはリテーナ嵌入孔13の前端縁
が開口している。このことにより、後述するように前後
方向に型開きする可動金型22によって側面に開口する
リテーナ嵌入孔13を形成することができるようになっ
ている。
嵌入板部15A,15Aとこの両嵌入板部15A,15
Aの左端縁同士を連結する連結部15Bとからなり、全
体としてコ字形をなしている。また、連結部15Bに
は、その外側面の前後両端縁部を切欠した前後一対の凹
部15D,15Dが形成されている。この凹部15Dは
後述する押し出しピン28の凸部28B,28Bに対応
しており、成形済み状態では凹部15Dと凸部28Bと
の嵌合によりリテーナ15が押し出しピン28に保持さ
れるようになっている。
テーナ嵌入孔13からキャビティ12内に挿入させるこ
とにより、コネクタハウジング11の仮係止位置に組み
付けられる。この仮係止位置におけるリテーナ15は、
図示しない係合手段により抜け方向の移動が規制されて
いるが、比較的小さい力の作用により本係止位置への移
動は可能となってる。
装着する前の状態ではリテーナ15は仮係止位置に組み
付けられ(図4を参照)、この仮係止の状態では、嵌入
板部15Aの下面に形成した逃がし溝15Cが端子金具
16の係止突部16Aと対応するように位置するため、
キャビティ12内への端子金具16の挿入が許容され
る。リテーナ15を本係止位置に移動させた状態では、
逃がし溝15Cが係止突部16Aと対応する位置からず
れるため、この係止突部16Aが嵌入板部16Aの前端
縁に抜け規制状態に係合し、もって、端子金具16が二
重係止される。
て説明する。尚、この金型の説明においても上記コネク
タ10と同様に細部の形状については省略する。
側に位置する固定金型(図示せず)と、同図紙面に表さ
れる可動金型22とから構成される。
の底面を形成するための底部金型23、この底部金型2
3と一体をなしてコネクタハウジング11の右側面を形
成するための右側部金型24とコネクタハウジング11
の左側面を形成するための左側部金型25、底部金型2
3上において左右両側部金型24,25に沿って前後方
向に移動可能であってコネクタハウジング11の前端部
を形成するための前部金型26とコネクタハウジング1
1の後端部を形成するための後部金型27、成形済みの
リテーナ15をコネクタハウジング11側に移動させる
ための押し出しピン28、及び、成形組付け済みのコネ
クタ10を金型外に突き出すための突き出しピン29か
ら構成される。
に隣接する領域23Aでコネクタハウジング11が成形
されると共に、左側部金型25と隣接する領域23Bで
リテーナ15が成形される。リテーナ成形用の領域23
Bはコネクタハウジング成形用の領域23Aよりも高く
なっていて、成形済みの状態でリテーナ15の嵌入板部
15Aがリテーナ嵌入孔13と同じ高さに位置するよう
になっている(図5を参照)。
クタハウジング外側面成形用金型)24は、コネクタハ
ウジング11の右外側面後部の張り出し部11Bと対応
する凹部24Aを有し、この凹部24Aよりも前側の面
は、右側のリテーナ嵌入孔13を外側から成形すると同
時にこのリテーナ嵌入孔13の形成領域を含むコネクタ
ハウジング11の右外側面11Aを成形するためのコネ
クタハウジング外側面成形面24Bとなっている。
連結部15Bと対応する凹部25Aを有し、この凹部2
5A内には押し出しピン28の先端部が臨んでいる。こ
の押し出しピン28は、左側部金型25内に左右方向の
移動可能に案内され、左側部金型25からの進出移動及
び同金型25内への退避移動が可能となっている。押し
出しピン28の先端部はリテーナ15と連結部15Bの
成形面28Aとなっており、また、この先端部には、前
述した連結部15Bの凹部15D,15Dを形成するた
めの一対の凸部28B,28Bが設けられている。この
凸部28B,28Bは凹部15Dと嵌合することによっ
てリテーナ15を保持する、この保持は作用方向の引張
力が一定以上になると解除されるようになっている。
タハウジング外側面成形用金型)26は、キャビティ1
2の前端部分を成形するキャビティ成形部26A、コネ
クタハウジングの前端面を成形するコネクタハウジング
前端面成形面26B、及び、コネクタハウジング11の
左外側面11Aと同面11Aに開口しているリテーナ嵌
入孔13とを成形するためのコネクタハウジング外側面
中央部成形面26Cを有する。
ティ成形用金型)27は、キャビティ12の中央部分及
び後端部分を成形するキャビティ成形部27A、左側の
張り出し部11Bを成形するコネクタハウジング外側面
前部成形面27B、コネクタハウジング11の後端面を
成形するコネクタハウジング後端面成形面27C、及
び、左右両側のリテーナ嵌入孔13を内側から成形する
ためのキャビティ内側面成形面27D,27Dを有す
る。
下両嵌入板部15A,15Aの間に入り込むように位置
するリテーナ成形部26Dを有する。このリテーナ成形
部26Dは、嵌入板部15Aの下面の逃がし溝15Cを
成形するための突条26Eを備えている。一方、後部金
型27は、嵌入板部15Aの後端面を成形するためのリ
テーナ成形面27Eを有する。
コネクタハウジング11とリテーナ15の間に位置する
が、型移動工程ではコネクタハウジング11とリテーナ
15の間から前方に退避してこのコネクタハウジング1
1とリテーナ15との間に空間を形成可能な退避部26
Gが設けられている。
構成になるコネクタ10を製造する方法について説明す
る。
示すように、前部金型26と後部金型27が互いに接近
してその先端面同士が密着し、この可動金型22が固定
金型に接近して密着した状態にあり、これによりコネク
タハウジング11とリテーナ15の成形空間が構成され
る。
ネクタハウジング外側面成形面24Bと後部金型27の
右側のキャビティ内側面成形面前部金型27Dとが右側
のリテーナ嵌入孔13の開口領域において密着している
と共に、前部金型26のコネクタハウジング外側面中央
部成形面26Cと左側のキャビティ内側面成形面前部金
型27Dとが左側のリテーナ嵌入孔13の開口領域にお
いて密着している。このようにして構成されている成形
空間内に、金型に設けた注入路(図示せず)を通して溶
融樹脂を充填し、これが固化したら、型開きする。
金型に対して離間するように移動すると共に、前部金型
26と後部金型27が互いに離間するように前後方向に
移動する。このとき、コネクタハウジング11はその張
り出し部11Bを凹部24Aに嵌合させていることによ
って成形時と同じ位置に保持される。一方、リテーナ1
5もその連結部15Bを押し出しピン28に嵌合させて
いることによって成形時と同じ位置に保持される。これ
により、前部金型26と後部金型27はコネクタハウジ
ング11とリテーナ15から分離される。
の移動に伴い、退避部26Gが前方に退避してコネクタ
ハウジング11とリテーナ15との間に空間が構成さ
れ、リテーナ15の嵌入板部15Aの先端がリテーナ嵌
入孔13に対して側方から対向する状態となる(図3及
び図5を参照)。
方向ではなくて前方向であるから、コネクタハウジング
11やリテーナ15の存在が退避部26Gの移動の妨げ
になることはない。
凹部15Dと凸部28Bとの嵌合によってこの押し出し
ピン28に保持されているリテーナ15が底部金型23
の領域23B上をスライドするようにしてコネクタハウ
ジング11側に向かって移動する。そして、リテーナ1
5の嵌入板部15A,15Aがリテーナ嵌入孔13,1
3内に嵌入し、リテーナ15はコネクタハウジング11
に対して仮係止位置に組み付けられ、もって、コネクタ
としてのコネクタ10が得られる。尚、この状態では嵌
入板部15Aの先端はコネクタハウジング1の右外側面
よりも内側に位置するため右側部金型24に突き当たる
ことはない。
後退移動してリテーナ15から離脱される。このとき、
リテーナ15には凹部15Dと凸部28Bとの嵌合摩擦
による引張力が作用するが、リテーナ15はコネクタハ
ウジング11の仮係止位置から外れる方向には移動不能
となっているため、押し出しピン28はリテーナ15か
ら分離して左側部金型25内に復帰する。そして、底部
金型23のコネクタハウジング11の成形領域23Aに
面するように設けた突き出しピン29が進出し、組付け
済みのコネクタ10を金型外へ突き出す。
前部金型26と後部金型27とによりコネクタハウジン
グ11とリテーナ15とを単一の金型内で同時に成形
し、型移動工程においてコネクタハウジング11とリテ
ーナ15との間にこの両者を互いに組み付け方向に相対
移動させるための空間を空け、コネクタハウジング11
とリテーナ15を凹部24Aと押し出しピン28によっ
て保持しつつ両者の組付けが行われる。
所及び装置によって行う場合とは異なり、成形場所から
組付け場所への搬送工程が不要になると共に、搬送後に
おいて成形工程とは別に組付け工程を行う必要がなく、
製造効率に優れると共に製造コストの低減を図ることが
できる。
3の形成が側方にではなくて前後方向に移動して型開き
される金型を用いて行われているから、リテーナ嵌入孔
13と対向する位置でリテーナ15を成形することがで
きた。このため、リテーナ15をコネクタハウジング1
1の側方以外の他の位置で成形した場合のようにリテー
ナをリテーナ嵌入孔と対向する位置に移動させるための
手段が不要であり、金型構造が簡略化されている。
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施するこ
とができる。
されるコネクタの分離状態をあらわす斜視図
態をあらわす概略図
す概略図
グに組み付けた状態をあらわす概略図
型) 26…前部金型(コネクタハウジング外側面成形用金
型) 27…後部金型(キャビティ成形用金型)
Claims (2)
- 【請求項1】 前後方向に開口する端子金具挿入用のキ
ャビティと外側面からキャビティ内に連通するリテーナ
嵌入孔とを有するコネクタハウジングに、その側方から
リテーナを前記リテーナ嵌入孔に嵌入して前記端子金具
と係合可能に組み付けることにより構成されるコネクタ
の製造方法であって、前後方向に型開きされるようになっているとともにその
型開き方向と平行な面同士を前記リテーナ嵌入孔の開口
領域において互いに密着させたキャビティ成形用金型と
コネクタハウジング外側面成形用金型とを備えた金型に
より、 前記リテーナが前記リテーナ嵌入孔に対して側方
から対向するような位置関係で前記コネクタハウジング
と前記リテーナとを成形し、 型移動工程で前記コネクタハウジングと前記リテーナと
の間の金型を前後方向に退避移動させつつ、前記キャビ
ティ成形用金型と前記コネクタハウジング外側面成形用
金型とを前後方向に型開きすることにより前記リテーナ
嵌入孔を開口させ、 前記コネクタハウジングと前記リテーナとを保持しつつ
側方に相対移動させることにより、そのコネクタハウジ
ングのリテーナ嵌入孔に対し、前記キャビティ成形用金
型と前記コネクタハウジング外側面成形用金型の型開き
方向と直交する方向にリテーナを嵌入するように組付け
ることを特徴とするコネクタの製造方法。 - 【請求項2】 前後方向に開口する端子金具挿入用のキ
ャビティと外側面からキャビティ内に連通するリテーナ
嵌入孔とを有するコネクタハウジングに、その側方から
リテーナを前記リテーナ嵌入孔に嵌入して前記端子金具
と係合可能に組み付けることにより構成されるコネクタ
を形成可能な金型であって、 前後方向に型開きされるようになっているとともにその
型開き方向と平行な面同士を前記リテーナ嵌入孔の開口
領域において互いに密着させたキャビティ成形用金型と
コネクタハウジング外側面成形用金型とを備え、前記リ
テーナが前記リテーナ嵌入孔に対して側方から対向する
ような位置関係で前記コネクタハウジングと前記リテー
ナとを成形可能な成形構造と、 成形済みの前記コネクタハウジングと前記リテーナとの
間の金型を前後方向に 退避移動させつつ、前記キャビテ
ィ成形用金型と前記コネクタハウジング外側面成形用金
型とを前後方向に型開きすることにより前記リテーナ嵌
入孔を開口させる型移動構造と、 前記コネクタハウジングと前記リテーナとを保持しつつ
側方に相対移動させることによりそのコネクタハウジン
グのリテーナ嵌入孔に対し、前記キャビティ成形用金型
と前記コネクタハウジング外側面成形用金型の型開き方
向と直交する方向にリテーナを嵌入するように組付ける
組付け作動構造と、 を備えていることを特徴とするコネクタの製造金型。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34521795A JP3275995B2 (ja) | 1995-03-15 | 1995-12-06 | コネクタの製造方法及び製造金型 |
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JP8481695 | 1995-03-15 | ||
JP8481795 | 1995-03-15 | ||
JP7-84816 | 1995-03-15 | ||
JP34521795A JP3275995B2 (ja) | 1995-03-15 | 1995-12-06 | コネクタの製造方法及び製造金型 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH08315943A JPH08315943A (ja) | 1996-11-29 |
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JP2015079662A (ja) * | 2013-10-17 | 2015-04-23 | 矢崎総業株式会社 | ハウジング構造 |
-
1995
- 1995-12-06 JP JP34521795A patent/JP3275995B2/ja not_active Expired - Fee Related
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