JP3272135B2 - 横置式スクロール圧縮機 - Google Patents
横置式スクロール圧縮機Info
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- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C23/00—Combinations of two or more pumps, each being of rotary-piston or oscillating-piston type, specially adapted for elastic fluids; Pumping installations specially adapted for elastic fluids; Multi-stage pumps specially adapted for elastic fluids
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Description
機に係り、特に、圧縮機外への油吐出量を低減するのに
好適な横置式スクロール圧縮機に関するもので、例えば
空気調和機および冷凍装置等に適用される。
参照して説明する。図8は、従来の横形スクロール圧縮
機の断面図、図2は、従来の横形スクロール圧縮機にお
ける、電動機および圧縮機構部側と冷凍機油貯溜部側と
の差圧が小さい場合の油面高さを示す説明図、図3は、
従来の横形スクロール圧縮機における、電動機および圧
縮機構部側と冷凍機油貯溜部側との差圧が大きい場合の
油面高さを示す説明図である。
機は、密閉容器18内に、固定子4および回転子5から
なる電動機1と、該電動機1に連結された圧縮機構部2
と、仕切板10で隔てられた冷凍機油貯溜部3とを収納
するものである。圧縮機構部2は、2つの台板上にそれ
ぞれ直立する渦巻状のラップを有し、それぞれのラップ
を互いに噛みあわせて圧縮機を形成する固定スクロール
6および旋回スクロール7と、この旋回スクロール7に
回転力を伝達するクランク軸16と、このクランク軸1
6を支持する主軸受9aを具備するフレ−ム9と、この
フレ−ム9と前記旋回スクロール7との角度位置を保つ
自転防止機構8とを備え、圧縮機取付脚15を用いて電
動機1と圧縮機構部2をほぼ水平に配置する構造をして
いた。17は、クランク軸16を支持する副軸受であ
る。
ガスは、固定スクロール吐出口6aから吐出され、電動
機部1、仕切板10、冷凍機油貯溜部3を経て、吐出パ
イプ14から吐出される。さらに密閉容器18の底部に
は冷凍機油が貯溜されており、この冷凍機油は、冷凍機
油吸込口12a、冷凍機油吸込部12を経て、クランク
軸16の軸心に穿孔した給油路から軸受部や摺動部に供
給され、軸受、摺動部の焼付きを防止し、信頼性を確保
する機能を果たしていた。
の外周が密閉容器18内周に固定されている。仕切板1
0には上部開口部10aおよび下部開口部10bが開口
している。仕切板10の、特に上部開口部10aを冷媒
ガスが通過する際、冷媒ガスは前記開口部にて絞られる
ため、冷凍機油貯溜部3内の圧力は電動機1および圧縮
機構部2側に比べて低くなる。そして、その圧力差によ
り圧縮機構部2内の冷凍機油は冷凍機油貯溜部3へ移動
してくる。冷凍機油が、仕切板10の下部開口部10b
を通過する際に、冷媒も通過し冷凍機油貯溜部3の冷凍
機油を泡立たせることがある。このため、気液分離流路
11を設けて冷媒と冷凍機油を分離し、冷凍機油貯溜部
3の冷凍機油の泡立ちを抑制するようにしている。
図2ないし図3を用いて説明する。図2は、電動機およ
び圧縮機構部側と冷凍機油貯溜部側との差圧が小さい場
合であり、冷媒はおもに上部開口部10aを通過するの
で冷凍機油貯溜部3の油は比較的穏やかである。これに
対し、電動機および圧縮機構部側と冷凍機油貯溜部側と
の差圧が大きい場合、図3のように電動機側の油面高さ
が下部開口部10bの上端より低くなると、冷媒が下部
開口部10bからも冷凍機油貯溜部3側に入り込んでく
る。このとき、冷凍機油貯溜部3の冷凍機油が泡立ち、
冷凍機油が冷媒とともに圧縮機の外部に持ち出されるよ
うになる。これを防止するため、気液分離流路11を設
けて、冷媒のみを冷凍機油の上部に移動させ、冷凍機油
の泡立ちを抑制するようにしている。
流路の下部開口部10bの高さより冷凍機油の油面高さ
が低くなる場合に、気液分離流路11を設けて、冷凍機
油が泡立ちを抑制する構造としているが、全く抑制でき
るわけではなく、泡状の冷凍機油が吐出パイプ14から
吐出されることなる。冷凍機機油の吐出量が多くなる
と、冷凍機油が冷凍サイクル内を循環することにより熱
交換器に付着し熱伝導性の低下を招くと同時に圧損を生
じるため、冷凍サイクル全体の効率を低下させる。ま
た、圧縮機内の冷凍機油量が減少し圧縮機自体の潤滑性
も低下する。
場合にも油面高さが変化し冷凍機油泡立ちが生じるた
め、圧縮機組込機器の据付角度を管理する必要がある。
横形スクロール圧縮機を、圧縮機構部側が高くなるよう
に軸心を傾けて配置した横置式スクロール圧縮機とし
て、例えば特開平1−96487号公報記載のものが知
られているが、傾ける角度については配慮されていなか
った。
るためになされたもので、圧縮機外への油吐出量を低減
し、サイクル効率および圧縮機の信頼性を向上させうる
横置式スクロ−ル圧縮機を提供することを目的とする。
に、本発明に係る横置式スクロ−ル圧縮機の構成は、密
閉容器内に、電動機と該電動機に連結された圧縮機構部
と該電動機および仕切板で隔てられた冷凍機油貯溜部と
を収納するものであって、圧縮機構部は、2つの台板上
にそれぞれ直立する渦巻上のラップを有し、それぞれの
ラップを互いに噛みあわせて圧縮機を形成する固定スク
ロールおよび旋回スクロールと、この旋回スクロールに
回転力を伝達するクランク軸と、このクランク軸を支持
する軸受を具備したフレ−ムと、このフレ−ムと前記旋
回スクロールとの角度位置を保つ自転防止機構とを備
え、圧縮機構部側が高くなるように軸心を傾けて配置し
た横置式スクロール圧縮機において、上記軸心の傾きを
水平に対し6°から12°の角度となるように、密閉容
器を傾けて配置したものである。
部を仕切る仕切板は、少なくとも冷凍機油を連通させる
下部開口部を有するものであって、電動機および圧縮機
構部側と前記冷凍機油貯溜部側との差圧が増加しても、
前記仕切板の下部開口部から前記冷凍機油貯溜部側へ冷
媒が吹き込むことがないように、密閉容器を傾けて配置
したものである。
仕切る仕切板は、少なくとも冷凍機油を連通させる下部
開口部を有し、当該仕切板の前記冷凍機油貯溜部側に気
液分離流路を備えたものであって、電動機および圧縮機
構部側と前記冷凍機油貯溜部側との差圧が増加しても、
前記仕切板の下部開口部から前記気液分離流路へ冷媒が
吹き込むことがないように、密閉容器を傾けて配置した
ものである。
前述の問題点は、冷凍機油貯溜部の泡立ちを低減するこ
とにより解決可能であり、そのためには、密閉容器を水
平に対し圧縮機構部側を高くなるように配置することが
有効である。その理由を図2ないし図5の油面高さの概
念図を用いて説明する。図4は、本発明の横置式スクロ
ール圧縮機における電動機および圧縮機構部側と冷凍機
油貯溜部側との差圧が小さい場合の油面高さを示す説明
図、図5は、同じく差圧が大きい場合の油面高さを示す
説明図である。それぞれ密閉容器を水平に配置した図2
および図3に対応している。
は、図2および図3から、冷凍機油の油面高さは、電動
機および圧縮機構部側と冷凍機油貯溜部側との差圧が増
加すると仕切板10の下部開口部10bからの冷媒吹き
込み量が増加してくるのに対し、スクロール圧縮機を圧
縮機構部側を高くなるように傾斜させれば、図4および
図5のように、電動機および圧縮機構部側と冷凍機油貯
溜部側との差圧が増加しても冷凍機油の油面高さを従来
よりも高く保ち、仕切板10の下部開口部10bからの
冷媒吹き込みを抑えることができる。これにより冷凍機
油の泡立ちに伴う冷凍機油の圧縮機外への吐出量が低減
されることになる。
る。冷凍機油貯溜部に貯溜された冷凍機油に仕切板を通
過して吹き込む冷媒の量を従来の水平据付に較べて低減
させ、泡立ちを低減することができる。これにより、圧
縮機外への冷凍機油吐出による冷凍サイクル内の効率低
下、圧縮機内の冷凍機油量減少による信頼性の低下を防
ぐことが可能になる。また、圧縮機組込機器自体が傾斜
させて据付けられることについても、密閉容器の初期傾
斜角度を適切に設定しておくことにより、油面高さの変
化による影響を抑えることが可能となり、圧縮機組込機
器の据付角度の許容範囲で、常に圧縮機組込機器が安定
した性能を発揮できる。
し図7を参照して説明する。図1は、本発明の一実施例
に係る横置式スクロール圧縮機の断面図である。図中、
図8と同一符号のものは従来技術の横置式スクロール圧
縮機と同等部を示している。また、図6は、横置式スク
ロール圧縮機についての据付角度を定義する説明図、図
7は、圧縮機傾斜角度と冷房および暖房時の圧縮機外へ
の冷凍機油の吐出量とを測定した実験結果を示す線図で
ある。
圧縮機は、密閉容器18内に、固定子4および回転子5
からなる電動機1と、この電動機1に連結された圧縮機
構部2と、電動機1および仕切板10で隔てられた冷凍
機油貯溜部3とを収納するものである。圧縮機構部2
は、2つの台板上にそれぞれ直立する渦巻上のラップを
有し、それぞれのラップを互いに噛みあわせて圧縮機を
形成する固定スクロール6および旋回スクロール7と、
この旋回スクロール7に回転力を伝達するクランク軸1
6と、このクランク軸16を支持する主軸受9aを具備
するフレ−ム9と、このフレ−ム9と前記旋回スクロー
ル7との角度位置を保つ自転防止機構8とを備えてい
る。17は、クランク軸16を支持する副軸受である。
固定スクロール吐出口6aから吐出され、電動機部1、
仕切板10、冷凍機油貯溜部3を経て、吐出パイプ14
から吐出される。さらに、密閉容器18の底部には冷凍
機油が貯溜されており、この冷凍機油は、冷凍機油吸込
口12a、冷凍機油吸込部12を経由してクランク軸1
6の軸心に穿孔された給油路から軸受部や摺動部に供給
され、軸受、摺動部の焼付きを防止し、信頼性を確保す
る機能を果たしている。
の外周が密閉容器18内周に固定されている。仕切板1
0には、上部開口部10aおよび下部開口部10bが開
口している。仕切板10の、特に上部開口部10aを冷
媒ガスが通過する際、冷媒ガスは前記開口部にて絞られ
るため、冷凍機油貯溜部3内の圧力が電動機1および圧
縮機構部側2に比べて低くなり、その圧力差により圧縮
機構部2内の冷凍機油は冷凍機油貯溜部3へ移動してく
る。冷凍機油が、仕切板10の下部開口部10bを通過
する際には、冷媒も通過し冷凍機油貯溜部3の冷凍機油
を泡立たせることがあるため、気液分離流路11を設け
て冷媒と冷凍機油を分離し、冷凍機油貯溜部3の冷凍機
油の泡立ちを抑制するように構成している。
1と圧縮機構部2とを、6°から12°の角度で圧縮機
構部側が高くなるように、圧縮機取付脚15aを高く,
15bを低くして、密閉容器を傾けて配置した。ここ
で、圧縮機内の油面高さについて図4、図5を用いて説
明する。図5は電動機および圧縮機構部側と冷凍機油貯
溜部側との差圧が小さい場合であり、冷媒はおもに上部
開口部10aを通過するので冷凍機油貯溜部の油は比較
的穏やかである。これに対し、電動機および圧縮機構部
側と冷凍機油貯溜部側との差圧が大きい場合、図5のよ
うに電動機側の油面高さが低下してくるが、密閉容器が
水平の場合よりさらに電動機側の油量が減少しても、油
面高さが下部開口部10bの上端より上位にあり、冷媒
が下部開口部10bから冷凍機油貯溜部3側に入り込ん
でくることを抑止できる。
いる。図6において、Lは、スクロール圧縮機軸心が水
平にあるときの軸心、Pは、圧縮機構部側が高くなるよ
うにスクロール圧縮機軸心を傾けたときの軸心で、矢印
に示す角度は+である。また、Qは、圧縮機構部側が低
くなるようにスクロール圧縮機軸心を傾けたときの軸心
で、矢印に示す角度は−である。図6により定義される
据付角度に従い、−6°から12°の範囲で据付角度を
変化させた場合の圧縮機外への冷凍機油の吐出量を冷
房、暖房運転時について調査した結果を図7に示す。
機据付角度で、縦軸は冷凍機油の吐出量を据付角度0°
の冷房運転時の値を1.0とした比率で示したものであ
る。図7に示すように、本実施例の実験機においては、
9°の据付角度にて取付けた場合に吐出量が最少とな
り、冷房、暖房時について従来の水平据付0°に対しそ
れぞれ約60%、約50%にまで低減することができ
た。据付角度9°以上で吐出量が増加しているのは冷凍
機油貯溜部3の油面高さが吐出パイプ14の端に近づき
冷凍機油を吐出しやすくなるためと考えられる。
角度の許容値を考えた場合、+3°の場合約70%に低
減できるが、−3°の場合120%の値となり、−6°
では約180%の値となる。このため、据付角度を厳密
に管理する必要がある。一方、圧縮機を9°に傾斜させ
て組み付けた場合には、圧縮機組込機器の据付角度が±
3度の範囲、つまり圧縮機は6°から12°の範囲にお
いても吐出量の増加はほとんど見られない。据付角度を
3°から12°の範囲と考えても従来の水平組み付け時
以下の吐出量になることが分かる。これにより、一般的
な圧縮機組込機器の据付角度においても、充分な範囲に
おいて角度による影響をほとんど受けない横置式スクロ
ール圧縮機が実現できる。
平に対し、6°から12°の角度で圧縮機構部側が高く
なるように配置したことにより、圧縮機外への冷凍機油
の吐出量を冷房定格運転時で水平据付に対し約60%、
同様に暖房定格時で約50%にまで低減することが可能
になった。これにより、冷凍機油が冷凍サイクル内を循
環することが低下し、冷凍機油が熱交換器に付着し熱伝
導性を低下させ、圧損を生じることが無く、冷凍サイク
ル全体の効率を適正にする。また、圧縮機内の冷凍機油
量が減少することが無く、圧縮機自体の潤滑性が適正に
維持され、信頼性を向上する。
れば、圧縮機外への油吐出量を低減し、サイクル効率お
よび圧縮機の信頼性を向上させうる横置式スクロ−ル圧
縮機を提供することができる。
機の断面図である。
および圧縮機構部側と冷凍機油貯溜部側との差圧が小さ
い場合の油面高さを示す説明図である。
および圧縮機構部側と冷凍機油貯溜部側との差圧が大き
い場合の油面高さを示す説明図である。
機および圧縮機構部側と冷凍機油貯溜部側との差圧が小
さい場合の油面高さを示す説明図である。
機および圧縮機構部側と冷凍機油貯溜部側との差圧が大
きい場合の油面高さを示す説明図である。
定義する説明図である。
への冷凍機油の吐出量とを測定した実験結果を示す線図
である。
…固定子、5…回転子、6…固定スクロール、6a…固
定スクロール吐出口、7…旋回スクロール、8…自転防
止機構、9…フレ−ム、9a…主軸受、10…仕切板、
10a…上部開口部、10b…下部開口部、11…気液
分離流路、15…圧縮機取付脚、16…クランク軸、1
7…副軸受、18…密閉容器。
Claims (2)
- 【請求項1】 密閉容器内に、電動機と該電動機に連結
された圧縮機構部と該電動機および仕切板で隔てられた
冷凍機油貯溜部とを収納するものであって、 圧縮機構部は、2つの台板上にそれぞれ直立する渦巻上
のラップを有し、それぞれのラップを互いに噛みあわせ
て圧縮機を形成する固定スクロールおよび旋回スクロー
ルと、この旋回スクロールに回転力を伝達するクランク
軸と、このクランク軸を支持する軸受を具備したフレー
ムと、このフレームと前記旋回スクロールとの角度位置
を保つ自転防止機構とを備え、圧縮機構部側が高くなる
ように軸心を傾けて配置した横置式スクロール圧縮機に
おいて、 上記軸心の傾きを水平に対し6°から12°の角度とな
るように、密閉容器を傾けて配置すると共に、 密閉容器内に冷凍機油貯溜部を仕切る仕切板は、少なく
とも冷凍機油を連通させる下部開口部を有するものであ
って、電動機および圧縮機構部側と前記冷凍機油貯溜部
側との差圧が増加しても、前記仕切板の下部開口部から
前記冷凍機油貯溜部側へ冷媒が吹き込むことがないよう
に、密閉容器を傾けて配置 したことを特徴とする横置式
スクロール圧縮機。 - 【請求項2】 密閉容器内に、電動機と該電動機に連結
された圧縮機構部と該電動機および仕切板で隔てられた
冷凍機油貯溜部とを収納するものであって、 圧縮機構部は、2つの台板上にそれぞれ直立する渦巻上
のラップを有し、それぞれのラップを互いに噛みあわせ
て圧縮機を形成する固定スクロールおよび旋回スクロー
ルと、この旋回スクロールに回転力を伝達するクランク
軸と、このクランク軸を支持する軸受を具備したフレー
ムと、このフレームと前記旋回スクロールとの角度位置
を保つ自転防止機構とを備え、圧縮機構部側が高くなる
ように軸心を傾けて配置した横置式スクロール圧縮機に
おいて、 上記軸心の傾きを水平に対し6°から12°の角度とな
るように、密閉容器を傾けて配置すると共に、 密閉容器内に冷凍機油貯溜部を仕切る仕切板は、少なく
とも冷凍機油を連通させる下部開口部を有し、当該仕切
板の前記冷凍機油貯溜部側に気液分離流路を備えたもの
であって、電動機および圧縮機構部側と前記冷凍機油貯
溜部側との差圧 が増加しても、前記仕切板の下部開口部
から前記気液分離流路へ冷媒が吹き込むことがないよう
に、密閉容器を傾けて配置 したことを特徴とする横置式
スクロール圧縮機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00157794A JP3272135B2 (ja) | 1994-01-12 | 1994-01-12 | 横置式スクロール圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00157794A JP3272135B2 (ja) | 1994-01-12 | 1994-01-12 | 横置式スクロール圧縮機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07208357A JPH07208357A (ja) | 1995-08-08 |
JP3272135B2 true JP3272135B2 (ja) | 2002-04-08 |
Family
ID=11505378
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP00157794A Expired - Fee Related JP3272135B2 (ja) | 1994-01-12 | 1994-01-12 | 横置式スクロール圧縮機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3272135B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6503842B2 (en) | 1996-09-16 | 2003-01-07 | Micron Technology, Inc. | Plasmaless dry contact cleaning method using interhalogen compounds |
Families Citing this family (5)
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---|---|---|---|---|
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US20020110463A1 (en) * | 2001-02-14 | 2002-08-15 | Kenzo Matsumoto | Horizontal closed type compressor for vehicle use and cooling system of electric compressor for vehicle use |
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JP5705702B2 (ja) * | 2011-10-19 | 2015-04-22 | 日立アプライアンス株式会社 | 横型圧縮機 |
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-
1994
- 1994-01-12 JP JP00157794A patent/JP3272135B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6503842B2 (en) | 1996-09-16 | 2003-01-07 | Micron Technology, Inc. | Plasmaless dry contact cleaning method using interhalogen compounds |
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPH07208357A (ja) | 1995-08-08 |
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