JP3271443B2 - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置

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JP3271443B2
JP3271443B2 JP27758594A JP27758594A JP3271443B2 JP 3271443 B2 JP3271443 B2 JP 3271443B2 JP 27758594 A JP27758594 A JP 27758594A JP 27758594 A JP27758594 A JP 27758594A JP 3271443 B2 JP3271443 B2 JP 3271443B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、次世代テレビ方式に対
応する撮像装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】次世代テレビ方式において、垂直方向の
高画質化や画面のアスペクト比を16:9とするワイド
化を追求するため、HDTV(走査線1125本インタ
ーレース走査)や第2世代EDTV(走査線525本順
次走査)等のテレビ方式が推進されている。
【0003】このようにアスペクト比が従来の4:3か
ら16:9になり、かつ順次走査の撮像装置になると、
従来の撮像装置より広帯域の信号を扱わねばならず、撮
像装置やディスプレイのみならず信号処理回路も標準テ
レビ方式の映像信号処理装置とは異なった専用回路が必
要となる。特に、最近では映像信号処理回路のディジタ
ル化が進み、しかも、これらの回路の大部分はLSL化
されている。画面をワイド化し、さらに順次走査化する
と映像信号のディジタル処理を行う回路のクロック周波
数が上がるため、乗算器、加算器、メモリ等の演算回路
を高速化しなければならない。
【0004】故に、画面をワイド化し、さらに順次走査
化した映像信号処理装置において、映像信号をディジタ
ル処理するためには演算回路のスピードを考慮した専用
のディジタル処理回路やLSIを開発しなければなら
ず、開発コストが大きくなるという問題点がある。
【0005】このため画面をワイド化し、さらに順次走
査化したテレビ方式に対応した映像信号処理装置を構成
するに当たり、従来の標準テレビ用の映像信号処理装置
の回路やLSIを共用することにより開発コストを低減
し、かつ従来のインターレース信号も出力可能である安
価なワイド画面用の映像信号処理装置を提供する手法が
近年提案されてきている。
【0006】以下、図3〜図5を用いて従来のワイド画
面対応の順次走査撮像装置について説明する。
【0007】図3において、撮像素子23により光電変
換された信号はアナログ信号処理回路群(アナログプロ
セス回路)24で、ブラックバランス等による黒レベル
調整やホワイトバランス等による白レベル調整、さらに
プリニー処理等が施される。このアナログ信号は後段の
AD変換器25によりディジタル信号に変換される。こ
のAD変換器25の出力信号はライン分割・時間伸長回
路群26に入力され、順次走査撮像信号を1水平走査ラ
イン毎に奇数ライン(1、3、5…番目走査ライン)の
信号系列と、偶数ライン(2、4、6…番目走査ライ
ン)の信号系列に分割し、それぞれの信号系列を順次走
査系の1水平走査時間からインターレース走査系の1水
平走査時間に時間伸長され、かつインターレース走査系
の水平走査に同期して同タイミングで出力される。
【0008】このライン分割・時間伸長回路群26の動
作について、図4の(a)、(b)を用いて説明する。
【0009】ライン分割・時間伸長回路群26は、図4
の(a)に示すように、1HメモリA37と1Hメモリ
38により構成される。同図(b)のタイミングチャー
ト図に示すように、1HメモリA37は順次走査系の入
力信号の奇数ライン(1、3、5…番目ライン)を書き
込み、順次走査系の1水平走査期間遅延して書き込みの
1/2の周波数で順次走査系の2水平走査期間、つまり
インターレース走査系の1水平走査期間かけて読み出す
ことにより時間伸長を行う。また、1HメモリB38は
偶数ライン(2、4、6…番目ライン)を書き込み、書
き込み開始と同時に書き込みの1/2の周波数で順次走
査系の2水平走査期間、つまりインターレース走査系の
1水平走査期間かけて読み出すことにより時間伸長を行
う。 このようにライン分割・時間伸長回路群26は、
入力信号を奇数ラインの信号系列と偶数ラインの信号系
列に分割し、さらにインターレース走査系に同期して時
間伸長を行うことにより、後段のディジタル信号処理回
路群27、28で従来のテレビ方式に対応した映像信号
処理回路を用いることができる。
【0010】時間伸長された2系統の信号系列は、それ
ぞれディジタル信号処理回路群27、28に入力され、
ガンマ補正、ブランキング処理、マトリクス処理、垂直
・水平輪郭補正処理等の種々のディジタル処理が施さ
れ、輝度信号および色差信号として出力される。
【0011】このディジタル信号処理回路群27、28
の垂直輪郭補正処理について、その構成の1例を図5に
示す。
【0012】図示していない前段信号処理回路より入力
されたR、G、B撮像信号は、それぞれ入力信号を1水
平走査期間遅延する1Hディレイライン39、40、4
1に書き込まれ、インターレース走査系の1水平走査期
間遅延される。1Hディレイラインにより1水平走査期
間遅延されたR、G撮像信号は、さらに次の1Hディレ
イライン42、43にそれぞれ入力され、入力から合計
2水平走査期間遅延される。また、遅延されていない
(0H遅延)R、G撮像信号は加算器44により加算さ
れ、0H遅延高域輝度信号となる。
【0013】1水平走査期間遅延された(1H遅延)
R、G撮像信号は加算器45により加算され、1H遅延
高域輝度信号となる。そして2水平走査期間遅延された
(2H遅延)R、G撮像信号は加算器46により加算さ
れて2H遅延高域輝度信号となる。
【0014】0H、2H高域輝度信号は垂直輪郭補正信
号用の1H−(0H+2H)/2のバンドパスフィルタ
(BPF)を構成するための加算器47により加算され
て(0H+2H)/2の垂直BPF作成用信号として出
力される。また、水平輪郭補正信号用のローパスフィル
タ(LPF)を構成するためにセレクタ48で(0H+
2H)/2、0H、1H、2Hの高域輝度信号から垂直
LPF選択信号で1系統の信号が選択され、垂直LPF
作成用信号として出力される。また、輪郭強調信号作成
処理部のR、G、B撮像信号出力は垂直BPF、LPF
の中心信号と垂直方向の位相を一致させるため、1H遅
延されたR、G、B撮像信号が出力される。
【0015】このようにディジタル信号処理回路群2
7、28でディジタル処理された2系統の信号系列は、
時間圧縮・ライン合成回路群29でそれぞれの信号系列
が時間伸長前の位相関係となるようにインターレース走
査系の1水平走査時間から順次走査系の1水平走査時間
へ時間圧縮され、1系統信号の信号としてライン合成さ
れる。時間圧縮・ライン合成回路群29の出力信号はD
A変換器30でアナログ信号に変換され、順次走査信号
として出力される。
【0016】一方、ディジタル信号処理回路群27、2
8でディジタル処理された2系統の信号系列は、画素合
成回路群31にも入力される。画素合成回路群31で
は、奇数ラインの信号系列と偶数ラインの信号系列を加
算して1系統の信号として出力し、アスペクト比変換回
路群32でアスペクト比16:9の信号をアスペクト比
4:3の信号に変換する。アスペクト比変換回路群32
でアスペクト比変換された信号は、DA変換器33によ
りアナログ信号に変換され、インターレース走査信号が
得られる。
【0017】また、ディジタル信号処理回路群27、2
8でディジタル処理された2系統の信号系列は色差信号
VLPF回路群34に入力される。2系統の信号系列の
色差信号は1Hディレイラインでインターレース走査系
の1水平走査時間遅延された(n−1)ライン目信号
と、同時に入力されたnライン目と(n+1)ライン目
信号の3ラインで1:2:1の垂直ローパスフィルタ処
理が施され1系統の信号として出力される。2系統の信
号系列の輝度信号は、インターレース走査系の1水平走
査期間遅延されてそのまま出力される。色差信号VLP
F回路群34の2系統の輝度信号出力および1系統の色
差信号出力はマッピング回路群35に入力される。
【0018】マッピング回路群35では、2系統の輝度
信号と1系統の色差信号の計3系統の信号系列を2系統
の信号系列として光ファイバー伝送するために輝度信号
の1系統と色差信号を時間圧縮し、輝度信号の残り1系
統は補強信号として奇数画素(1、3、5…番目画素)
と偶数画素(2、4、6…番目画素)に分解され、この
画素分解された2系統の信号系列をそれぞれ時間圧縮
し、前記時間圧縮された輝度信号と色差信号の無信号部
分に挿入することによりマッピングを行う。
【0019】マッピング回路群35の2系統の出力信号
は光伝送部でパラレル・シリアル変換されて光信号とし
て光信号として光ファイバーで伝送され、受信側でシリ
アル・パラレル変換されてデ・マッピング回路群36に
入力される。デ・マッピング回路群36では、2系統の
信号から輝度信号、色差信号、奇数画素および偶数画素
に分割された補強信号を分離し、補強信号は奇数画素と
偶数画素の信号を合成して1系統とし、それぞれを時間
伸長してインターレース走査の輝度信号と色差信号およ
び補強信号として出力する。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のワイド画面対応の順次走査撮像装置では、従来のデ
ィジタル信号処理回路群を利用するため、またインター
レース走査信号、順次走査信号、インターレース走査信
号+補強信号等の各種装置に合わせた出力信号形態を得
るために1Hディレイラインを使用した専用の特別処理
回路群を必要としており、高価な汎用のメモリを使用す
ることにより回路規模および撮像装置のコストが大きく
なる。また、個々の処理を専用LSIとして開発すると
しても各LSIに対してそれぞれ開発費が必要となり、
開発コストが大きくなるという問題があった。
【0021】本発明は、このような従来の問題を解決す
るものであり、ワイド画面対応の順次走査撮像装置にお
いて、ディジタル信号処理回路群の垂直輪郭補正信号作
成に使用する1水平走査期間遅延回路および周辺回路を
利用して、小規模の回路増加のみでライン分割・時間伸
長回路を実現し、専用に開発コストを必要とせず、安価
にLSI化を可能にした撮像装置を提供することを目的
とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の撮像装置は、1水平走査期間の撮像信号を保
持する第1と第2の記憶手段と、前記記憶手段の書き込
みおよび読み出しを任意に制御する記憶手段制御部と、
入力撮像信号と前記第1の記憶手段の出力信号が入力さ
れ、前記第2の記憶手段へ選択された信号を出力する第
1の信号切換回路と、前記第2の記憶手段の出力信号と
外部へ出力する任意の信号が入力され、選択された信号
を出力する第2の信号切換回路と、前記第1の記憶手段
の出力信号を出力する第1の出力手段と、前記第2の信
号切換回路で選択された信号を出力する第2の出力手段
とを備え、前記第1の信号切換回路で前記第1の記憶手
段の出力信号を出力し、前記第2の信号切換回路で前記
外部へ出力する任意の信号を出力して、入力撮像信号
(0H遅延信号)を前記第1の記憶手段で前記記憶手段
制御部の制御により1水平走査期間遅延して1水平走査
期間遅延信号(1H遅延信号)を得、前記1H遅延信号
を前記第2の遅延信号を前記第2の記憶手段で前記記憶
手段制御部の制御によりさらに1水平走査期間遅延して
入力より2水平走査期間遅延した信号(2H遅延信号)
を得て、前記0、1、2H遅延信号より垂直輪郭強調信
号を作成して前記第2の出力手段より出力するとともに
前記第1の前記第1の出力手段より前記1H遅延信号を
出力する垂直輪郭強調信号作成回路を備えると共に、前
記第1の信号切換回路で入力撮像信号を出力し、前記第
2の信号切換回路で前記第2の記憶手段の出力信号を出
力し、また前記記憶手段制御部の動作を切り換えて入力
撮像信号が奇数ラインの時は前記第1の記憶手段に入力
撮像信号を書き込み、入力撮像信号が偶数ラインの時は
前記第2の記憶手段に入力撮像信号を書き込むように前
記第1及び第2の記憶手段が1水平走査期間毎に交互に
書き込み動作を行うように制御し、前記第1および第2
の記憶手段に書き込まれた信号を書き込み時の1/2倍
の周波数で2水平走査期間かけて同時に読み出し動作を
行うように制御して、前記第1の記憶手段の出力信号を
前記第1の出力手段より出力し、前記第2の記憶手段の
出力信号を前記第2の出力手段より出力して、前記第1
と第2の出力手段より2系統の信号系列を出力すること
により2水平走査期間に時間伸長された奇数ライン信号
系列と偶数ライン信号系列の2系統の信号系列を出力す
るライン分割・時間伸長回路を備えたものである。
【0023】また、本発明の撮像装置は、入力撮像信号
を画素毎に分割して2系統の信号系列を出力する画素分
割回路と、前記画素分割回路より出力される第1の系統
の信号系列と第2の系統の信号系列それぞれについて1
水平走査期間の撮像信号を保持する第1と第2の記憶手
段と、前記記憶手段の書き込みおよび読み出しを任意に
制御する記憶手段制御部と、前記画素分割回路の出力信
号と前記第1の記憶手段の出力信号が入力され、前記第
2の記憶手段へ選択された信号を出力する第1の信号切
換回路と、画素毎に分割された第1と第2の系統の信号
系列それぞれの第1の記憶手段の出力信号が入力され、
選択された信号を出力する第2の信号切換回路と、画素
毎に分割された第1と第2の系統の信号系列それぞれの
第2の記憶手段の出力信号が入力され、選択された信号
を出力する第3の信号切換回路と、前記第2の信号切換
回路の出力信号と外部へ出力する任意の信号が入力さ
れ、選択された信号を出力する第4の信号切換回路と、
前記第2の信号切換回路の出力信号を出力する第1の出
力手段と、前記第4の信号切換回路の出力信号を出力す
る第2の出力手段とを備えており、更に前記画素分割回
路で画素分割動作を行わず、入力撮像信号をそのまま出
力し、前記第1の信号切換回路で前記第1の記憶手段の
出力信号を出力し、前記第2の信号切換回路で第1の系
統の信号系列の出力信号を出力し、前記第3の信号切換
回路で第2の系統の信号系列の出力信号を出力し、前記
第4の信号切換回路で前記外部へ出力する任意の信号を
出力して、入力撮像信号(0H遅延信号)を前記第1の
記憶手段で記憶手段制御部の制御により1水平走査期間
遅延して1水平走査期間遅延信号(1H遅延信号)を
得、前記1H水平信号を第2の記憶手段で前記記憶手段
制御部の制御によりさらに1水平走査期間遅延して入力
より2水平走査期間遅延した信号(2H遅延信号)を得
て、前記0、1、2遅延信号より垂直輪郭強調信号を作
成するとともに前記1H遅延信号を出力する垂直輪郭強
調信号作成回路を備え、かつ前記画素分割回路により入
力の撮像信号を奇数画素と偶数画素の画素毎に2系統の
信号系列に分割して入力撮像信号の周波数を1/2倍と
し、2系統のそれぞれの信号系列について前記第1の信
号切換回路で入力撮像信号を出力し、前記第4の信号切
換回路で前記第3の信号切換回路の出力信号を出力し、
また前記記憶手段制御部の動作を切り換えて入力撮像信
号が奇数ラインの時は前記第1の記憶手段に入力撮像信
号を書き込み、入力撮像信号が偶数ラインの時は前記第
2の記憶手段に入力撮像信号を書き込むように前記第1
および第2の記憶手段が1水平走査期間毎に交互に書き
込み動作を行うように制御し、前記第1および第2の記
憶手段に書き込まれた信号を書き込み時の1/2倍の周
波数で2水平走査期間かけて同時に読み出し動作を行う
ように制御して奇数ラインと偶数ラインの2系統の信号
系列の時間伸長を行い、前記第2の信号切換回路で奇数
画素と偶数画素に画素毎に分割された奇数ラインを1系
統の信号系列となるように合成し、同様に第3の信号切
換回路で奇数画素と偶数画素に画素毎に分割された偶数
ラインを1系統の信号系列となるよう合成して出力する
ことにより1水平走査期間の有効画素数が記憶手段の画
素数を超える信号に対応することができる撮像信号を奇
数ライン信号系列と偶数ライン信号系列の2系統の信号
系列にライン毎に分割して2水平走査期間に時間伸長し
て出力するライン分割・時間伸長回路を備えたものであ
る。
【0024】
【作用】本発明によれば、ディジタル信号処理回路の垂
直輪郭補正信号作成に使用する1Hメモリおよび周辺回
路の動作を切り換えてライン分割・時間伸長動作をさ
せ、1Hメモリを共用することにより機能毎に開発コス
トを必要とせず安価にLSI化を可能とするライン分割
・時間伸長回路を3系統構成することができるという作
用を有する。
【0025】また、本発明によれば、ディジタル信号処
理回路の垂直輪郭補正信号作成に使用する1Hメモリお
よび周辺回路の動作を切り換えて、画素分割、ライン分
割・時間伸長、画素合成動作をさせ、1Hメモリを共用
することにより1水平走査期間の有効画素数が1Hメモ
リの画素数を超える撮像装置においても入力信号をn系
統の信号に画素毎に分割してライン分割・時間伸長後に
画素分割する前の順となるように画素合成することで1
Hメモリのn倍の画素数に対応した、機能毎に開発コス
トを必要とせず安価にLSI化を可能とするライン分割
・時間伸長回路を構成することができるという作用を有
する。
【0026】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら説明する。
【0027】図1は、本発明の第1の実施例における撮
像装置の構成を示すブロック図である。図1において、
1、2、3、4、5、6は撮像信号を1水平走査期間
(1H)遅延し、書き込みおよび読み出しが別々に制御
可能な1Hメモリ、7は前記1Hメモリ1〜6の制御信
号を発生する1Hメモリ制御回路、8、9、10、11
は加算器、12は加算器8〜11からの4信号入力のう
ち任意の1信号を出力するセレクタ、13、14、1
5、16、17、18は2信号入力のうち任意の1信号
を出力するセレクタである。
【0028】以下、本発明の第1の実施例の垂直輪郭強
調信号作成回路としての動作について説明する。
【0029】図1において、図示していない前段信号処
理部より入力端a、b、cに入力されたR、G、B撮像
信号はそれぞれ1Hメモリ1、2、3に入力される。1
Hメモリ1、2、3は1Hメモリ制御回路7により入力
信号を1H遅延するように制御される。
【0030】1Hメモリ1、2、3から出力される1H
遅延されたR、G、B撮像信号はセレクタ13、14、
15に入力される。セレクタ13、14、15にはそれ
ぞれ遅延されていない(0H遅延)R、G、B撮像信号
と1H遅延されたR、G、B撮像信号が入力されるが、
1H遅延信号のみを出力する。
【0031】セレクタ13、14、15の出力信号はそ
れぞれ1Hメモリ4、5、6に入力される。1Hメモリ
4、5、6は1Hメモリ1、2、3と同様に1Hメモリ
制御回路7により入力信号を1H遅延するように制御さ
れる。1Hメモリ4、5、6より2H遅延されたR、
G、B撮像信号が出力される。また、1H遅延された
R、G、B撮像信号はセレクタ16、17、18に入力
される。セレクタ16、17、18にはそれぞれ2H遅
延されたR、G、B撮像信号と垂直BPF、LPF作成
用信号および図示されていないシェーディング補正回路
より作成されたシェーディング補正信号が入力されてい
るが、垂直BPF、LPF作成用信号およびシェーディ
ング補正信号のみが出力される。
【0032】加算器8、9、10、11およびセレクタ
12は、従来例の垂直輪郭強調信号作成処理と全く同様
であり、故にその動作も同様であるので、その動作説明
は省略する。
【0033】このようにして従来の垂直輪郭強調信号作
成回路と同様の動作を得ることができる。
【0034】次に、ライン分割・時間伸長回路としての
動作を説明する。入力端a、b、cより入力される順次
走査系のR、G、B撮像信号は1Hメモリ1、2、3と
セレクタ13、14、15に入力される。セレクタ1
3、14、15は入力端a、b、cからのR、G、B撮
像信号を出力する。セレクタ13、14、15より出力
されたR、G、B撮像信号は1Hメモリ4、5、6に入
力される。1Hメモリ1、2、3と1Hメモリ4、5、
6は1Hメモリ制御回路7により1H毎に交互に入力信
号を書き込み、書き込みの1/2の周波数で同時に読み
出すように制御される。
【0035】1Hメモリ1、2、3は入力信号の奇数ラ
イン(1,3,5…番目ライン)を書き込み、順次走査
系の1H遅延して書き込みの1/2の周波数で順次走査
系の2水平走査期間、つまりインターレース走査系の1
水平走査期間かけて、かつインターレース走査系の水平
走査と同期して同タイミングで読み出しを行う。1Hメ
モリ4、5、6は入力信号の偶数ライン(2、4、6…
番目ライン)を書き込み、書き込み開始と同時に書き込
みの1/2の周波数で順次走査系の2水平走査期間、つ
まりインターレース走査系の1水平走査期間かけて、か
つインターレース走査系の水平走査と同期して同タイミ
ングで読み出しを行う。
【0036】セレクタ16、17、18は1Hメモリ
4、5、6の出力信号を出力するように制御される。加
算器8、9、10およびセレクタ12はライン分割・時
間伸長回路としての動作とは無関係である。
【0037】このようにして従来のライン分割・時間伸
長回路と同様の動作を得ることができる。
【0038】このように本発明の第1の実施例によれ
ば、順次走査対応の撮像装置において、ディジタル信号
処理回路の垂直輪郭強調信号作成回路の1Hメモリおよ
び周辺回路を利用して、1Hメモリの動作を切り換え、
従来の垂直輪郭強調信号作成回路に加えてライン分割・
時間伸長回路を3系統実現することができ、専用に開発
コストを必要とせず、安価にLSI化が可能な信号処理
構成を得ることができる。
【0039】また、この第1の実施例においては、順次
走査の撮像信号を入力信号としているが、入力信号をハ
イビジョン信号として、インターレース走査系の水平走
査期間とは同期しないライン分割・時間伸長処理を行
い、入力のハイビジョン信号を1/2倍の周波数に変換
することにより、従来のテレビ方式に対応した映像信号
処理回路をハイビジョン撮像装置に利用することができ
る。
【0040】次に、本発明の第2の実施例の撮像装置に
ついて説明する。図2は、本発明の第2の実施例におけ
る撮像装置の構成を示すブロック図である。
【0041】図2において、1、2、3、4、5、6は
撮像信号を1H遅延し、書き込みおよび読み出しが別々
に制御可能な1Hメモリ、7は1Hメモリ1〜6の制御
信号を発生する1Hメモリ制御回路、8、9、10、1
1は加算器、12は加算器8〜11からの4信号入力の
うち任意の1信号を出力するセレクタ、13、14、1
5、16、17、18は2信号入力のうち任意の1信号
を出力するセレクタ、19は入力信号のうち奇数画素
(1、3、5…番目画素)のみを出力する第1の画素間
引き回路、20は入力信号のうち偶数画素(2、4、6
…番目画素)を出力する第2の画素間引き回路、21、
22は奇数画素の信号系列と偶数画素の信号系列を1系
統の信号系列に切り換えるセレクタである。
【0042】この第2の実施例において、第1の実施例
と違うところは、第1の画素間引き回路19と第2の画
素間引き回路20、及びセレクタ21、22が追加され
る点にある。その他の回路は第1の実施例と同様であ
り、故にその動作、作用も同様であるから、その動作説
明は省略し、異なる部分の動作を重点に説明する。
【0043】以下、追加した回路の動作について述べ
る。1水平走査期間の有効画素数がそれぞれ1Hメモリ
1、2、3、4、5、6の画素数を超える撮像装置にお
いて、入力端aおよび入力端bに同じ信号を入力する。
入力端aより入力された信号は画素間引き回路19に入
力され、奇数画素(1、3、5…番目画素)のみを出力
する。入力端bより入力された信号は画素間引き回路2
0に入力され、偶数画素(2、4、6…番目画素)のみ
を出力する。
【0044】画素間引き回路19の出力信号が奇数ライ
ンの時1Hメモリ1に、偶数ラインの時は1Hメモリ4
に1H毎に交互に書き込まれる。また、その読み出しは
奇数ラインと偶数ラインが同時に行われる。そして、画
素間引き回路20の出力信号が奇数ラインの時は1Hメ
モリ2に、偶数ラインの時は1Hメモリ5に1H毎に書
き込まれ、その読み出しは奇数ラインと偶数ラインが同
時に行われる。
【0045】1Hメモリ1より奇数ラインの奇数画素の
信号系列が出力され、1Hメモリ2より奇数ラインの偶
数画素の信号系列が出力されてそれぞれセレクタ21に
入力される。セレクタ21では、奇数画素と偶数画素の
2系統の信号系列に分割された信号を元の1系統の信号
系列(1、2、3、4、5、6…番目画素)になるよう
に切り換えられて出力される。セレクタ21の出力信号
はそのまま出力端Aに出力される。同様に1Hメモリ4
より偶数ラインの奇数画素の信号系列が出力され、1H
メモリ5より偶数ラインの偶数画素の信号系列が出力さ
れてそれぞれセレクタ22に入力される。セレクタ22
で奇数画素と偶数画素の2系統の信号系列に分割された
信号を元の1系統の信号系列になるように切り換えられ
て出力される。セレクタ22の出力はセレクタ17に入
力され、そのまま出力端Eに出力される。
【0046】このようにして1水平走査期間の有効画素
数が1Hメモリの画素数を超える撮像装置においても、
撮像信号を奇数画素と偶数画素の2系統信号系列に分割
して処理し、元の1系統の信号系列に合成することによ
り1Hメモリの2倍の画素数の撮像装置に対応した1系
統のライン分割・時間伸長回路を得ることができる。
【0047】また、撮像信号をn系統の信号系列に画素
毎に分割して処理し、画素毎に分割されたn系統の信号
系列を元の1系統の信号系列となるように切り換えて合
成することにより1Hメモリのn倍の水平有効画素数を
有する撮像装置に対応できることは言うまでもない。
【0048】次に、1水平走査期間の有効画素数が1H
メモリ1、2、3、4、5、6の画素数以内である撮像
装置における通常の垂直輪郭強調信号作成回路としての
動作について説明する。
【0049】図2において、入力端aより入力されたR
撮像信号は画素間引き回路19に入力される。画素間引
き回路19は入力信号をそのまま出力するように制御さ
れ、その出力信号は1Hメモリ1に入力される。同様に
画素間引き回路20も入力信号をそのまま出力するよう
に制御されるため、入力端bより入力されたG撮像信号
は画素間引き回路B20をそのまま通り、1Hメモリ2
に入力される。
【0050】セレクタ21は1Hメモリ1と1Hメモリ
2の出力を入力するが、1Hメモリ1の出力信号をその
まま出力する。セレクタ22は1Hメモリ4と1Hメモ
リ5の出力信号を入力するが、1Hメモリ5の出力信号
をそのまま出力する。
【0051】このようにして画素間引き回路19、20
を追加しても従来の垂直輪郭強調信号作成回路と全く同
様の動作を得ることができる。また、ライン分割・時間
伸長も画素間引き回路19、20およびセレクタ21、
22を垂直輪郭強調信号作成回路と同じように制御する
ことにより第1の実施例の3系統のライン分割・時間伸
長回路と同様の動作を得ることができる。
【0052】このように本発明の第2の実施例によれ
ば、順次走査対応の撮像装置において、ディジタル信号
処理回路の垂直輪郭強調信号作成回路の1Hメモリおよ
び周辺回路を利用して、1Hメモリの動作を切り換え、
信号経路に画素間引き回路とセレクタ回路を追加して切
り換えられるようにすることにより、従来の垂直輪郭強
調信号作成回路と1水平走査期間の有効画素数が1Hメ
モリの画素数を超える撮像装置にも対応できるライン分
割・時間伸長回路を実現することができ、専用に開発コ
ストを必要とせず、安価にLSI化ができる信号処理構
成が得られる。
【0053】
【発明の効果】本発明は上記実施例から明らかなよう
に、従来ではディジタル信号処理に必要な回路群とは別
に高価なメモリ等の回路を使用してライン分割・時間伸
長回路を実現していたのに対して、ディジタル信号処理
回路群の垂直輪郭強調信号作成回路にセレクタ回路を追
加して1Hメモリを共用した回路構成とすることによ
り、1つのLSIの制御を切り換えて垂直輪郭強調信号
作成回路とライン分割・時間伸長回路の両方の回路が得
られるから、安価で専用の開発費を必要としない撮像装
置を提供できる。
【0054】また、本発明によれば、画素間引き回路で
奇数画素と偶数画素に画素分割して画素合成用のセレク
タで画素合成する回路を追加することにより、1つのL
SIの制御を切り換えて垂直輪郭強調信号作成回路と1
水平操作期間の有効画素数が1Hメモリの画素数を超え
る撮像装置にも対応したライン分割・時間伸長回路が得
られるから安価で専用の開発費を必要としない撮像装置
が提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例である撮像装置の構成を
示すブロック図
【図2】本発明の第2の実施例である撮像装置の構成を
示すブロック図
【図3】従来の撮像装置の構成を示すブロック図
【図4】(a)は従来の撮像装置のライン分割・時間伸
長回路群の構成を示すブロック図 (b)はそのタイミングチャート
【図5】従来の撮像装置の垂直輪郭強調信号作成回路の
構成を示すブロック図
【符号の説明】
1、2、3、4、6 1Hメモリ 7 1H制御回路 8、9、10、11 加算器 12 セレクタ 13、14、15、16、17、18 セレクタ 19 第1の画素間引き回路 20 第2の画素間引き回路 21、22 セレクタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−266672(JP,A) 特開 平4−299671(JP,A) 特開 昭63−30076(JP,A) 特開 平3−145290(JP,A) 特開 平4−336885(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/14 - 5/217 H04N 7/01

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1水平走査期間の撮像信号を保持する第
    1および第2の記憶手段と、前記記憶手段の書き込みお
    よび読み出しを任意に制御する記憶手段制御部と、入力
    撮像信号と前記第1の記憶手段の出力信号が入力され、
    前記第2の記憶手段へ選択された信号を出力する第1の
    信号切換回路と、前記第2の記憶手段の出力信号と外部
    へ出力する任意の信号が入力され、選択された信号を出
    力する第2の信号切換回路と、前記第1の記憶手段の出
    力信号を出力する第1の出力手段と、前記第2の信号切
    換回路で選択された信号を出力する第2の出力手段とを
    有する撮像装置であって、 前記第1の信号切換回路で前記第1の記憶手段の出力信
    号を出力し、前記第2の信号切換回路で前記外部へ出力
    する任意の信号を出力して、入力撮像信号(0H遅延信
    号)を前記第1の記憶手段で前記記憶手段制御部の制御
    により1水平走査期間遅延して1水平走査期間遅延信号
    (1H遅延信号)を得、前記1H遅延信号を前記第2の
    記憶手段で前記記憶手段制御部の制御によりさらに1水
    平走査期間遅延して入力より2水平走査期間遅延した信
    号(2H遅延信号)を得て、前記0、1、2H遅延信号
    より垂直輪郭強調信号を作成して出力するとともに前記
    第1の出力手段より前記1H遅延信号を出力する垂直輪
    郭強調信号作成回路と、 かつ前記第1の信号切換回路で入力撮像信号を出力し、
    前記第2の信号切換回路で前記第2の記憶手段の出力信
    号を出力し、また前記記憶手段制御部の動作を切り換え
    て入力撮像信号が奇数ラインの時は前記第1の記憶手段
    に入力撮像信号を書き込み、入力撮像信号が偶数ライン
    の時は前記第2の記憶手段に入力撮像信号を書き込むよ
    うに前記第1および第2の記憶手段が1水平走査期間毎
    に交互に書き込み動作を行うように制御し、前記第1お
    よび第2の記憶手段に書き込まれた信号を書き込み時の
    1/2倍の周波数で2水平走査期間かけて同時に読み出
    し動作を行うように制御して、前記第1の記憶手段の出
    力信号を前記第1の出力手段より出力し、前記第2の記
    憶手段の出力信号を前記第2の出力手段より出力して、
    前記第1と第2の出力手段より2系統の信号系列を出力
    することにより2水平走査期間に時間伸長された奇数ラ
    イン信号系列と偶数ライン信号系列の2系統の信号系列
    を出力するライン分割・時間伸長回路とを備えたことを
    特徴とする撮像装置。
  2. 【請求項2】 入力撮像信号を画素毎に分割して2系統
    の信号系列を出力する画素分割回路と、前記画素分割回
    路より出力される第1の系統の信号系列と第2の系統の
    信号系列それぞれについて1水平走査期間の撮像信号を
    保持する第1および第2の記憶手段と、前記記憶手段の
    書き込みおよび読み出しを任意に制御する記憶手段制御
    部と、前記画素分割回路の出力信号と前記第1の記憶手
    段の出力信号が入力され、前記第2の記憶手段へ選択さ
    れた信号を出力する第1の信号切換回路と、画素毎に分
    割された第1と第2の系統の信号系列それぞれの第1の
    記憶手段の出力信号が入力され、選択された信号を出力
    する第2の信号切換回路と、画素毎に分割された第1の
    第2の系統の信号系列それぞれの第2の記憶手段の出力
    信号が入力され、選択された信号を出力する第3の信号
    切換回路と、前記第3の信号切換回路の出力信号と外部
    へ出力する任意の信号が入力され、選択された信号を出
    力する第4の信号切換回路と、前記第2の信号切換回路
    の出力信号を出力する第1の出力手段と、前記第4の信
    号切換回路の出力信号を出力する第2の出力手段とを有
    する撮像装置であって、 前記画素分割回路で画素分割動作を行わず、入力撮像信
    号をそのまま出力し、前記第1の信号切換回路で前記第
    1の記憶手段の出力信号を出力し前記第2の信号切換回
    路で第1の系統の信号系列の出力信号を出力し、前記第
    3の信号切換回路で第2の系統の信号系列の出力信号を
    出力し、前記第4の信号切換回路で外部へ出力する信号
    を出力して、入力撮像信号(0H遅延信号)を前記第1
    の記憶手段で記憶手段制御部の制御により1水平走査期
    間遅延して1水平走査期間遅延信号(1H遅延信号)を
    得、前記1H遅延信号を第2の記憶手段で前記記憶手段
    制御部の制御によりさらに1水平走査期間遅延して入力
    より2水平走査期間遅延した信号(2H遅延信号)を得
    て、前記0、1、2H遅延信号より垂直輪郭強調信号を
    作成するとともに前記1H遅延信号を出力する垂直輪郭
    部強調信号作成回路を得、 かつ前記画素分割回路により入力の撮像信号を奇数画素
    と偶数画素の画素毎に、2系統の信号系列に分割して入
    力撮像信号の周波数を1/2倍とし、2系統のそれぞれ
    の信号系列について前記第1の信号切換回路で入力撮像
    信号を出力し、前記第4の信号切換回路で前記第3の信
    号切換回路の出力信号を出力し、また前記記憶手段制御
    部の動作を切り換えて入力撮像信号が奇数ラインの時は
    前記第1の記憶手段に入力撮像信号を書き込み、入力撮
    像信号が偶数ラインの時は前記第2の記憶手段に入力撮
    像信号を書き込むように前記第1および第2の記憶手段
    が1水平走査期間毎に交互に書き込み動作を行うように
    制御し、前記第1および第2の記憶手段に書き込まれた
    信号を書き込み時の1/2倍の周波数で2水平走査期間
    かけて同時に読み出し動作を行うように制御して奇数ラ
    インと偶数ラインの2系統の信号系列の時間伸長を行な
    い、前記第2の信号切換回路で奇数画素と偶数画素に分
    割された奇数ラインを1系統の信号系列となるように合
    成し、同様に第3の信号切換回路で奇数画素と偶数画素
    に画素毎に分割された偶数ラインを1系統の信号系列と
    なるよう合成して出力することにより1水平走査期間の
    有効画素数が記憶手段の画素数を超える信号に対応する
    ことができる撮像信号を奇数ライン信号系列と偶数ライ
    ン信号系列の2系統の信号系列にライン毎に分割して2
    水平走査期間に時間伸長して出力するライン分割・時間
    伸長回路とを備えたことを特徴とする撮像装置。
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