JP3270532B2 - 媒体用ディスペンサ - Google Patents
媒体用ディスペンサInfo
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- JP3270532B2 JP3270532B2 JP26051392A JP26051392A JP3270532B2 JP 3270532 B2 JP3270532 B2 JP 3270532B2 JP 26051392 A JP26051392 A JP 26051392A JP 26051392 A JP26051392 A JP 26051392A JP 3270532 B2 JP3270532 B2 JP 3270532B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piston
- lip
- sealing surface
- rest
- pump
- Prior art date
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B11/00—Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use
- B05B11/01—Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use characterised by the means producing the flow
- B05B11/10—Pump arrangements for transferring the contents from the container to a pump chamber by a sucking effect and forcing the contents out through the dispensing nozzle
- B05B11/1001—Piston pumps
- B05B11/1023—Piston pumps having an outlet valve opened by deformation or displacement of the piston relative to its actuating stem
- B05B11/1026—Piston pumps having an outlet valve opened by deformation or displacement of the piston relative to its actuating stem the piston being deformable and its deformation allowing opening of the outlet
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- Reciprocating Pumps (AREA)
- Details Of Reciprocating Pumps (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
- Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)
- Photographic Developing Apparatuses (AREA)
- Devices For Use In Laboratory Experiments (AREA)
- Bearings For Parts Moving Linearly (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ランダムな集合状態
をもつ媒体のためのディスペンサに関し、特にシールす
ることが難しく例えばクリープ特性が大きく、のり状
の、べたつくような媒体のためのディスペンサに関する
ものである。
をもつ媒体のためのディスペンサに関し、特にシールす
ることが難しく例えばクリープ特性が大きく、のり状
の、べたつくような媒体のためのディスペンサに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】ディスペンサは機能的なシーケンスを行
うための1つ又は複数のポンプピストン、例えばポンプ
ピストンやピストン状のバルブスライド等を備えてい
る。ポンプピストンは好適にはスライド面又はベース体
上を移動するシーリング面又はコンタクト面を有し移動
可能に設けられ、シーリング面は作動圧縮応力でスライ
ド面の方にロードされスライド面の一部分で案内され
る。スライド面は作動機能における排出部分を形成す
る。ポンプピストンは非作動時の休止位置も決定する。
うための1つ又は複数のポンプピストン、例えばポンプ
ピストンやピストン状のバルブスライド等を備えてい
る。ポンプピストンは好適にはスライド面又はベース体
上を移動するシーリング面又はコンタクト面を有し移動
可能に設けられ、シーリング面は作動圧縮応力でスライ
ド面の方にロードされスライド面の一部分で案内され
る。スライド面は作動機能における排出部分を形成す
る。ポンプピストンは非作動時の休止位置も決定する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ポンプピストンが休止
位置においても、作動運動時に排出部分に対する場合と
同じ圧縮応力でスライド面に接するならば、ディスペン
サが長く使用されずまた太陽光線によって高温にさらさ
れたりした場合に、スプリング特性の劣化が生じる。弾
性領域の構造は次のように変化する。すなわち、休止位
置での応力又は張力の下で塑性・永久変形が起り圧縮応
力が大幅に減少するのである。特に片手操作用ディスペ
ンサにおいてプラスチック部材が用いられる場合に、そ
のようなリスクが比較的大きい。
位置においても、作動運動時に排出部分に対する場合と
同じ圧縮応力でスライド面に接するならば、ディスペン
サが長く使用されずまた太陽光線によって高温にさらさ
れたりした場合に、スプリング特性の劣化が生じる。弾
性領域の構造は次のように変化する。すなわち、休止位
置での応力又は張力の下で塑性・永久変形が起り圧縮応
力が大幅に減少するのである。特に片手操作用ディスペ
ンサにおいてプラスチック部材が用いられる場合に、そ
のようなリスクが比較的大きい。
【0004】本発明は、前述の従来技術の問題点を解消
し、作動部分に加わる応力又は張力を状況に応じて機械
的に調整できるディスペンサを提供することを目的とし
ている。
し、作動部分に加わる応力又は張力を状況に応じて機械
的に調整できるディスペンサを提供することを目的とし
ている。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の解決手段を例
示すると、媒体用のディスペンサにおいて、容積可変の
ポンプ室(11)がスライド面(16)を有しており、
そのスライド面(16)が、一連の長さ部分、すなわち
休止部分(24)と、排出部分(23)と、ステップ部
分(25)とを有しており、ピストンユニット(6)が
ポンプピストン(7)を有しており、そのポンプピスト
ン(7)は前方のピストンリップ(18)を有し、その
前方のピストンリップ(18)は、前方のストローク方
向に自由に突き出ていて、排出部分(23)と休止部分
(24)を休止位置からストロークの終端位置までシー
ル状にスライドし、しかも、その前方のピストンリップ
(18)が休止位置にある時、前方のピストンリップ
(18)のシーリング面(17)は休止部分(24)に
休止圧力で係合し、ステップ部分(25)が休止部分
(24)と排出部分(23)との間に存在し、それらを
ステップの形で相互接続しており、しかも、前方のピス
トンリップ(18)が休止部分(24)と排出部分(2
3)の間を移動する時に、前方のピストンリップ(1
8)のシーリング面(17)がステップ部分(24)上
をシール状態でスライドし、さらに、休止圧力が、排出
部分(23)でのシーリング圧よりも低い圧力であるデ
ィスペンサである。
示すると、媒体用のディスペンサにおいて、容積可変の
ポンプ室(11)がスライド面(16)を有しており、
そのスライド面(16)が、一連の長さ部分、すなわち
休止部分(24)と、排出部分(23)と、ステップ部
分(25)とを有しており、ピストンユニット(6)が
ポンプピストン(7)を有しており、そのポンプピスト
ン(7)は前方のピストンリップ(18)を有し、その
前方のピストンリップ(18)は、前方のストローク方
向に自由に突き出ていて、排出部分(23)と休止部分
(24)を休止位置からストロークの終端位置までシー
ル状にスライドし、しかも、その前方のピストンリップ
(18)が休止位置にある時、前方のピストンリップ
(18)のシーリング面(17)は休止部分(24)に
休止圧力で係合し、ステップ部分(25)が休止部分
(24)と排出部分(23)との間に存在し、それらを
ステップの形で相互接続しており、しかも、前方のピス
トンリップ(18)が休止部分(24)と排出部分(2
3)の間を移動する時に、前方のピストンリップ(1
8)のシーリング面(17)がステップ部分(24)上
をシール状態でスライドし、さらに、休止圧力が、排出
部分(23)でのシーリング圧よりも低い圧力であるデ
ィスペンサである。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の好ましい実施態様では、
少なくとも休止位置に至る動きの比較的微小な最終部分
での機能のために予圧されている要素に対して、大幅に
機械的応力を減少するための制御手段が設けられ、望ま
しくは非常に小さい残留応力を除いて応力がほぼ0にな
るようにする。
少なくとも休止位置に至る動きの比較的微小な最終部分
での機能のために予圧されている要素に対して、大幅に
機械的応力を減少するための制御手段が設けられ、望ま
しくは非常に小さい残留応力を除いて応力がほぼ0にな
るようにする。
【0007】実質上純粋なばね部材の他に、弾性的で場
合によっては解放可能な部材に関して、ディスペンサは
特に、スリーブ状の及び/又は円錐状のシーリングリッ
プとして形成された座部材又はスライド部材を有してい
る。この座部材はシーリング面として基本的にはシャー
プなリング状エッジのみを有している。リング状エッジ
は周面と端面で画成される。特に場合によっては鋭角に
画成されたこれらの面は、面フランクの間でその材料断
面が限られているため、永久変形や張力の過負荷が生じ
易い。これは特にシーリング面又は弾性部分が、ゴム弾
性的固有の圧縮可能材料ではなく比較的硬く強固な材料
で形成される場合に顕著であり、このような硬い材料は
作動負荷によって弾性的に圧縮されるのでなく曲げ弾性
的に変形するのである。
合によっては解放可能な部材に関して、ディスペンサは
特に、スリーブ状の及び/又は円錐状のシーリングリッ
プとして形成された座部材又はスライド部材を有してい
る。この座部材はシーリング面として基本的にはシャー
プなリング状エッジのみを有している。リング状エッジ
は周面と端面で画成される。特に場合によっては鋭角に
画成されたこれらの面は、面フランクの間でその材料断
面が限られているため、永久変形や張力の過負荷が生じ
易い。これは特にシーリング面又は弾性部分が、ゴム弾
性的固有の圧縮可能材料ではなく比較的硬く強固な材料
で形成される場合に顕著であり、このような硬い材料は
作動負荷によって弾性的に圧縮されるのでなく曲げ弾性
的に変形するのである。
【0008】一方のシーリング面のみを永久変形から守
る場合にはリリーフ手段は例えば次のように形成可能で
ある。すなわち、休止位置でシーリング面の一部分がス
ライド面から離れてコントロール面上にロードされ、係
合領域で開放されるようにするのである。係合領域は連
続経路からの分岐部をもつ休止部分を含みスライド面は
含まない。特に、替りに又は付加的にシーリング面に弾
性的に作用する部分が解放されるならば、コントロール
面はスライド面によって直接好適に形成され、休止位置
においてシーリング面の少なくとも一部はスライド面か
らフリーになり及び/又は少なくとも一部分が最低の圧
縮応力で係合する。
る場合にはリリーフ手段は例えば次のように形成可能で
ある。すなわち、休止位置でシーリング面の一部分がス
ライド面から離れてコントロール面上にロードされ、係
合領域で開放されるようにするのである。係合領域は連
続経路からの分岐部をもつ休止部分を含みスライド面は
含まない。特に、替りに又は付加的にシーリング面に弾
性的に作用する部分が解放されるならば、コントロール
面はスライド面によって直接好適に形成され、休止位置
においてシーリング面の少なくとも一部はスライド面か
らフリーになり及び/又は少なくとも一部分が最低の圧
縮応力で係合する。
【0009】本発明の構成はポンプピストンや例えばD
E−OS 3715300に開示されているスラストピ
ストンポンプのバルブに最適である。本発明の特徴と動
作に関してこの文献も参考になる。
E−OS 3715300に開示されているスラストピ
ストンポンプのバルブに最適である。本発明の特徴と動
作に関してこの文献も参考になる。
【0010】本発明の構成は、例えば出口弁又はデリベ
リ弁等の少なくとも1つの弁の少なくとも1つの弁体の
解放、及び/又は通気弁等の少なくとも1つの弁の閉鎖
応力の増大にも好適である。そのためにコントロール面
が形成され、ディスペンサの休止位置において出口弁の
閉鎖応力がわずかに減少される。これはスタート位置で
ポンプ室の圧力が実質的になくなるからである。通気弁
の場合にはコントロール面は次のように形成される。す
なわち、バルブ閉鎖面の最初のコンタクトに続いて閉鎖
圧力が再び増大し、これによってポンプケーシングの外
側への良好なシーリングが得られるのである。このよう
な圧力増大又は減少機能は単一のコントロール面によっ
てオプションで達成できる。これは例えば作動ピストン
が1つ又は複数のシールリップと1つ又は複数の弁体を
形成し、しかも特定のシーリング面の半径方向に作用す
る張力が弁体に伝わるような材料断面及び形状を有する
場合である。
リ弁等の少なくとも1つの弁の少なくとも1つの弁体の
解放、及び/又は通気弁等の少なくとも1つの弁の閉鎖
応力の増大にも好適である。そのためにコントロール面
が形成され、ディスペンサの休止位置において出口弁の
閉鎖応力がわずかに減少される。これはスタート位置で
ポンプ室の圧力が実質的になくなるからである。通気弁
の場合にはコントロール面は次のように形成される。す
なわち、バルブ閉鎖面の最初のコンタクトに続いて閉鎖
圧力が再び増大し、これによってポンプケーシングの外
側への良好なシーリングが得られるのである。このよう
な圧力増大又は減少機能は単一のコントロール面によっ
てオプションで達成できる。これは例えば作動ピストン
が1つ又は複数のシールリップと1つ又は複数の弁体を
形成し、しかも特定のシーリング面の半径方向に作用す
る張力が弁体に伝わるような材料断面及び形状を有する
場合である。
【0011】この発明のこれらの特徴及び好ましい利点
の別の特徴は特許請求の範囲、図面及び詳細な説明から
明らかになる。各特徴はこの発明の実施例及び他の分野
において単独でもサブコンビネーシュンの形でも実現で
き、保護のための有効な独立した保護可能な構成は特許
請求の範囲に記載されている。
の別の特徴は特許請求の範囲、図面及び詳細な説明から
明らかになる。各特徴はこの発明の実施例及び他の分野
において単独でもサブコンビネーシュンの形でも実現で
き、保護のための有効な独立した保護可能な構成は特許
請求の範囲に記載されている。
【0012】
【実施例】 本発明のディスペンサ1は幾つかの排出ユニ
ットを有し、これらは媒体リザーバにシール方式で固定
されるかあるいは閉じたサブアセンブリとして形成する
ことができる。ユニットは実質的にスラストピストンポ
ンプ3で形成され、その全長のほとんどの部分が充填開
口を通ってそこからリザーバ内に突出し、リザーバを閉
じている。
ットを有し、これらは媒体リザーバにシール方式で固定
されるかあるいは閉じたサブアセンブリとして形成する
ことができる。ユニットは実質的にスラストピストンポ
ンプ3で形成され、その全長のほとんどの部分が充填開
口を通ってそこからリザーバ内に突出し、リザーバを閉
じている。
【0013】排出ユニット2は、少なくとも1つの共通
の又は別々のケーシング4を有する1つ又は複数のポン
プを備えている。ケーシング4は好適には階段状のスリ
ーブ形状で実質上軸対称に形成され、媒体リザーバの外
側に位置する反対側端部は断面環状のシリンダカバー5
で閉じられている。ケーシング4の端部上に係合してい
るシリンダカバー5を、リザーバ首部端面の内端にある
リング状フランジで支持する構成にして、ケーシング4
の他の部分をリザーバ内に突出させることができる。ケ
ーシング4及びシリンダカバー5内に1つ又は複数のピ
ストンユニット3が軸方向に移動可能に設定されてい
る。各ピストンユニット3は、例えばポンプピストンと
して構成されたポンプピストン7のような1つ又は複数
のポンプピストンを有している。ポンプピストンは、シ
リンダカバー5を通して外側がガイドされたプランジャ
8によって操作可能である。スリーブ状で中空のポンプ
ピストン7は、内周及び外周が多段ステップ状になって
いて曲げ弾性材料で形成されている。このポンプピスト
ン7は、内側に実質上非弾性のシャフト状ピストンコア
9を収容している。ピストンコア9は実質上他のすべて
の要素と同様にポンプ3のほぼ軸芯上に配置されてい
る。ポンプピストン7はケーシング4の内側の一部分と
共にポンプ室11を画成している。ポンプピストン7
は、ポンプ室11内に配置された戻し・復帰スプリング
によって軸方向に押圧され、図1に示された排出ユニッ
トのスタート・休止位置に装填されている。
の又は別々のケーシング4を有する1つ又は複数のポン
プを備えている。ケーシング4は好適には階段状のスリ
ーブ形状で実質上軸対称に形成され、媒体リザーバの外
側に位置する反対側端部は断面環状のシリンダカバー5
で閉じられている。ケーシング4の端部上に係合してい
るシリンダカバー5を、リザーバ首部端面の内端にある
リング状フランジで支持する構成にして、ケーシング4
の他の部分をリザーバ内に突出させることができる。ケ
ーシング4及びシリンダカバー5内に1つ又は複数のピ
ストンユニット3が軸方向に移動可能に設定されてい
る。各ピストンユニット3は、例えばポンプピストンと
して構成されたポンプピストン7のような1つ又は複数
のポンプピストンを有している。ポンプピストンは、シ
リンダカバー5を通して外側がガイドされたプランジャ
8によって操作可能である。スリーブ状で中空のポンプ
ピストン7は、内周及び外周が多段ステップ状になって
いて曲げ弾性材料で形成されている。このポンプピスト
ン7は、内側に実質上非弾性のシャフト状ピストンコア
9を収容している。ピストンコア9は実質上他のすべて
の要素と同様にポンプ3のほぼ軸芯上に配置されてい
る。ポンプピストン7はケーシング4の内側の一部分と
共にポンプ室11を画成している。ポンプピストン7
は、ポンプ室11内に配置された戻し・復帰スプリング
によって軸方向に押圧され、図1に示された排出ユニッ
トのスタート・休止位置に装填されている。
【0014】ケーシング4及びポンプ室11の狭まった
内側端部付近には、例えば圧力依存式で制御されるボー
ル弁のような取入れ弁13が設けられている。この取入
れ弁13によって、ポンプピストン7の戻りストローク
・経路時に、媒体がリザーバ底部領域からライザを通し
てポンプ室11内に吸込まれるようになっている。出口
弁14はピストンユニット6と構造的に結合されてい
て、閉鎖位置方向に作用する弁ばねとして戻しスプリン
グ12が設けられている。又出口弁14の2つの弁体は
ポンプピストン7及びピストンコア9と一体的に構成さ
れている。弁ばね又は戻しスプリング12はピストンコ
ア9の内側心棒端部に直接係合している。ピストンコア
9はシャフトの部分と共にプランジャ8内に配置され、
プランジャ8と共に出口通路を画成している。媒体は圧
力依存方式及び/又は経路依存方式でポンプ室11から
出口通路に送られる。
内側端部付近には、例えば圧力依存式で制御されるボー
ル弁のような取入れ弁13が設けられている。この取入
れ弁13によって、ポンプピストン7の戻りストローク
・経路時に、媒体がリザーバ底部領域からライザを通し
てポンプ室11内に吸込まれるようになっている。出口
弁14はピストンユニット6と構造的に結合されてい
て、閉鎖位置方向に作用する弁ばねとして戻しスプリン
グ12が設けられている。又出口弁14の2つの弁体は
ポンプピストン7及びピストンコア9と一体的に構成さ
れている。弁ばね又は戻しスプリング12はピストンコ
ア9の内側心棒端部に直接係合している。ピストンコア
9はシャフトの部分と共にプランジャ8内に配置され、
プランジャ8と共に出口通路を画成している。媒体は圧
力依存方式及び/又は経路依存方式でポンプ室11から
出口通路に送られる。
【0015】ケーシング4のケーシングジャケット15
はその全長の一部分がシリンダカバー5にほぼ接続され
ている。ケーシングジャケット15の内周はポンプピス
トン7とのスライド面16を形成しており、そこを通っ
て戻しスプリング12がポンプ入口の方に突出ている。
そして、取入れ弁13がスライド面16から軸方向に離
れるように構成されている。ポンプ動作時に、ポンプピ
ストン7の環状のシーリング面17は実質上シール方式
でスライド面16を走行する。このシーリング面17は
ポンプストローク動作方向で前方のシーリング面にな
り、それによってポンプピストン7はスライド面16と
シール方式で係合するのである。このシーリング面17
は前記動作方向に自由に突出した錐台形リップ18によ
って構成されている。リップ18の内周は外周よりも円
錐形に広がっていてしかもそのジャケット厚は小さいの
で、それは波形に変形せずにシーリング面17付近で弾
性的に収縮し、その結果固有の半径方向張力でもって付
加的なスプリング支持なしにスライド面16に係合可能
となるのである。ピストンリップ18は断面環状のピス
トンパッキング19の前端によって一体的に形成されて
いる。ピストンリップ18につづくピストンパッキング
19のジャケットは厚みが増大していて、ポンプピスト
ン7から軸方向に離れているプランジャ8に一体的につ
ながっている。プランジャ8の外端は操作及び排出ヘッ
ドとの係合用のプラグイン部材として構成されている。
このヘッドは排出開口を有し、ピストンユニット6を動
かすための操作ハンドルを形成している。
はその全長の一部分がシリンダカバー5にほぼ接続され
ている。ケーシングジャケット15の内周はポンプピス
トン7とのスライド面16を形成しており、そこを通っ
て戻しスプリング12がポンプ入口の方に突出ている。
そして、取入れ弁13がスライド面16から軸方向に離
れるように構成されている。ポンプ動作時に、ポンプピ
ストン7の環状のシーリング面17は実質上シール方式
でスライド面16を走行する。このシーリング面17は
ポンプストローク動作方向で前方のシーリング面にな
り、それによってポンプピストン7はスライド面16と
シール方式で係合するのである。このシーリング面17
は前記動作方向に自由に突出した錐台形リップ18によ
って構成されている。リップ18の内周は外周よりも円
錐形に広がっていてしかもそのジャケット厚は小さいの
で、それは波形に変形せずにシーリング面17付近で弾
性的に収縮し、その結果固有の半径方向張力でもって付
加的なスプリング支持なしにスライド面16に係合可能
となるのである。ピストンリップ18は断面環状のピス
トンパッキング19の前端によって一体的に形成されて
いる。ピストンリップ18につづくピストンパッキング
19のジャケットは厚みが増大していて、ポンプピスト
ン7から軸方向に離れているプランジャ8に一体的につ
ながっている。プランジャ8の外端は操作及び排出ヘッ
ドとの係合用のプラグイン部材として構成されている。
このヘッドは排出開口を有し、ピストンユニット6を動
かすための操作ハンドルを形成している。
【0016】ポンプピストン7の少なくとも1つのシー
リング面又はピストンリップは制御手段(たとえばリリ
ーフデバイスのようなリリーフ手段)20と次のように
関係づけられている。すなわち、停止して境界を画成し
ているスタート位置及び/又は他の例えば固定中間位置
又は終端位置において、少なくともその周辺の一部でピ
ストンリップ18の半径方向の応力(後述する放射方向
のシーリング圧)が調整すなわち緩和(解放)されるの
である。このことはピストンリップ18を変形させなく
ても実行できる。例えばシーリング面17の係合による
応力を軽減するか又はシーリング面周辺の少なくとも一
部をスライド面16のスプリングバック構造によって解
放し、例えば環状のシーリング面17をだ円等の他の形
に変えるのである。このようにすると、実質的にシーリ
ング面の他の全周辺領域が限定された応力でスライド面
16に係合し、また場合によってはそこから浮き上って
ギャップを形成する。ポンプストロークのほとんどの部
分で生じる半径方向応力又は張力あるいは媒体が加圧さ
れた時の半径方向応力又は張力と比較して、シーリング
面17及びピストンリップ18に作用する半径方向応力
又は張力が、周辺の一部又は全周において調整すなわち
緩和されるのである。
リング面又はピストンリップは制御手段(たとえばリリ
ーフデバイスのようなリリーフ手段)20と次のように
関係づけられている。すなわち、停止して境界を画成し
ているスタート位置及び/又は他の例えば固定中間位置
又は終端位置において、少なくともその周辺の一部でピ
ストンリップ18の半径方向の応力(後述する放射方向
のシーリング圧)が調整すなわち緩和(解放)されるの
である。このことはピストンリップ18を変形させなく
ても実行できる。例えばシーリング面17の係合による
応力を軽減するか又はシーリング面周辺の少なくとも一
部をスライド面16のスプリングバック構造によって解
放し、例えば環状のシーリング面17をだ円等の他の形
に変えるのである。このようにすると、実質的にシーリ
ング面の他の全周辺領域が限定された応力でスライド面
16に係合し、また場合によってはそこから浮き上って
ギャップを形成する。ポンプストロークのほとんどの部
分で生じる半径方向応力又は張力あるいは媒体が加圧さ
れた時の半径方向応力又は張力と比較して、シーリング
面17及びピストンリップ18に作用する半径方向応力
又は張力が、周辺の一部又は全周において調整すなわち
緩和されるのである。
【0017】制御手段20を形成するためにこの実施例
では、スライド面16が作動面23と、休止部分24を
形成し、休止部分24はステップ部分25を介して軸方
向で排出部分23につながっていて、1つ又は複数のこ
れらの面が、好適には周囲と軸方向延長部で妨げられず
均一であり、かつ閉じられているので、これらに係合す
るシーリング面17の周辺は常に均一に半径方向に押圧
されている。図示例では、シーリング面17がピストン
リップ18の外周に形成されているが、そのかわりに、
シーリング面をピストンリップ18の内周に形成するこ
とも可能である。全ての面は断面円形であり、排出部分
23及び/又は休止部分24は円柱形状となる。休止位
置では、排出部分23に面する休止部分24の端にシー
リング面17が係合している。休止部分24は排出部分
23よりも100分の数mmだけ大きな幅を有していて、
シーリング面17に関して排出部分23よりも引込んで
いる。ステップ部分25はリング状肩部を形成してい
て、排出部分23の端がこれに直接つながっている。シ
ーリング面17に対応させる構成とする場合には、これ
は、軸芯10と直角のほぼ平面、又は、排出部分23及
び/又は休止部分24に鋭角的につながる錐台形の面に
することができる。従って、スライド面16はコントロ
ール面を形成し、これはスライド面16に対するシーリ
ング面17の軸位置の関数としてシーリング面17に作
用する圧力(つまりシーリング圧)を調整する。
では、スライド面16が作動面23と、休止部分24を
形成し、休止部分24はステップ部分25を介して軸方
向で排出部分23につながっていて、1つ又は複数のこ
れらの面が、好適には周囲と軸方向延長部で妨げられず
均一であり、かつ閉じられているので、これらに係合す
るシーリング面17の周辺は常に均一に半径方向に押圧
されている。図示例では、シーリング面17がピストン
リップ18の外周に形成されているが、そのかわりに、
シーリング面をピストンリップ18の内周に形成するこ
とも可能である。全ての面は断面円形であり、排出部分
23及び/又は休止部分24は円柱形状となる。休止位
置では、排出部分23に面する休止部分24の端にシー
リング面17が係合している。休止部分24は排出部分
23よりも100分の数mmだけ大きな幅を有していて、
シーリング面17に関して排出部分23よりも引込んで
いる。ステップ部分25はリング状肩部を形成してい
て、排出部分23の端がこれに直接つながっている。シ
ーリング面17に対応させる構成とする場合には、これ
は、軸芯10と直角のほぼ平面、又は、排出部分23及
び/又は休止部分24に鋭角的につながる錐台形の面に
することができる。従って、スライド面16はコントロ
ール面を形成し、これはスライド面16に対するシーリ
ング面17の軸位置の関数としてシーリング面17に作
用する圧力(つまりシーリング圧)を調整する。
【0018】ポンプピストン7の動作ストロークの開始
後すぐに又は1mm程度進むと、シーリング面17が遷
移表面25に沿ってスライドしてポンプピストン7に作
用する半径方向張力がコンスタントに増大する。遷移表
面25の傾きはその幅よりも少なくとも1ケタ小さく望
ましくは1/20〜1/40だけ小さい。遷移表面25
の終端にくるとシーリング面17は作動表面23をスラ
イドする。作動表面は実質的に全長で一定の幅を有して
いる。ピストンリップ18がポンプ室11に開いたカッ
プ型中空ピストンとして構成されているので、出口弁1
4が閉じた状態では、ポンプ室11内の圧力増大はシー
リング面17の接触圧力の増大を付加的に助ける。従っ
て、制御手段20は、純粋に機械的にかつ接触圧力の圧
力依存コントロールとは独立して作動する。ポンプピス
トン7の戻り経路の終端においてシーリング面17は再
び遷移表面25を走行し、休止表面24上のリリーフ位
置にきて機械的に周辺が均等に開放されるリリーフ位置
にくる。
後すぐに又は1mm程度進むと、シーリング面17が遷
移表面25に沿ってスライドしてポンプピストン7に作
用する半径方向張力がコンスタントに増大する。遷移表
面25の傾きはその幅よりも少なくとも1ケタ小さく望
ましくは1/20〜1/40だけ小さい。遷移表面25
の終端にくるとシーリング面17は作動表面23をスラ
イドする。作動表面は実質的に全長で一定の幅を有して
いる。ピストンリップ18がポンプ室11に開いたカッ
プ型中空ピストンとして構成されているので、出口弁1
4が閉じた状態では、ポンプ室11内の圧力増大はシー
リング面17の接触圧力の増大を付加的に助ける。従っ
て、制御手段20は、純粋に機械的にかつ接触圧力の圧
力依存コントロールとは独立して作動する。ポンプピス
トン7の戻り経路の終端においてシーリング面17は再
び遷移表面25を走行し、休止表面24上のリリーフ位
置にきて機械的に周辺が均等に開放されるリリーフ位置
にくる。
【0019】図2にはコントロール面28の好適な構成
が示してある。このコントロール面28は、スライド面
16に沿ってこするようにガイドされる非常にシャープ
なエッジをもつシーリング面17のためのものである。
ここでステップ部分25はS字型である。2つの向い合
った湾曲部26,27がほぼ等しく互いに接線方向で直
接つながっていて及び/又は排出部分23や休止部分2
4とつながっている。従って、湾曲部26,27の間に
直線的中間部分はない。従って、シーリング面17の張
力は作動ストロークが閉まると初めに漸進的に増大し、
次に排出部分23に達するまで逓減的に増大するが、こ
れはシーリング面17を大いに保護する。ピストンリッ
プ18の材料特性の選定は次のことを考慮して行う。す
なわち、そのシーリング面17の断面形状が接触圧力に
よって変形せず、ジャケット内周辺で生じるスラスト力
がピストンリップ18の弾性構造によってゴム弾性的に
吸収され、その結果波形にならず、シーリング面17が
接触している周辺領域に異なる張力が生じないように選
定するのである。
が示してある。このコントロール面28は、スライド面
16に沿ってこするようにガイドされる非常にシャープ
なエッジをもつシーリング面17のためのものである。
ここでステップ部分25はS字型である。2つの向い合
った湾曲部26,27がほぼ等しく互いに接線方向で直
接つながっていて及び/又は排出部分23や休止部分2
4とつながっている。従って、湾曲部26,27の間に
直線的中間部分はない。従って、シーリング面17の張
力は作動ストロークが閉まると初めに漸進的に増大し、
次に排出部分23に達するまで逓減的に増大するが、こ
れはシーリング面17を大いに保護する。ピストンリッ
プ18の材料特性の選定は次のことを考慮して行う。す
なわち、そのシーリング面17の断面形状が接触圧力に
よって変形せず、ジャケット内周辺で生じるスラスト力
がピストンリップ18の弾性構造によってゴム弾性的に
吸収され、その結果波形にならず、シーリング面17が
接触している周辺領域に異なる張力が生じないように選
定するのである。
【0020】ポンプピストン7は、シーリング面17の
後ろに距離をおいて別のシーリング面21及び/又はピ
ストンリップ22を有していて、これらにはシーリング
面17とピストンリップ18に関して述べたことがあて
はまる。ただし、ピストンリップ22はピストンリップ
18とは軸方向逆向きに突出していて、ピストンパッキ
ング19の中心軸部分を半径方向に間隔をおいて囲んで
おり、又ピストンリップ18よりも短くできる。ポンプ
ピストン7のシーリング面17,21の間の部分はいか
なる位置においても、たとえステップ部分25,25a
を走行する時でも、スライド面16に接触しない。この
ようにシーリング面21は経路に関係なく常に一定の接
触圧力で休止部分24を走行するか、又は、例えば作動
ストロークの終端でステップ部分25の近くまで来る。
あるいは、例えば、シーリング面17と21の軸方向間
隔が作動ストロークとほぼ同じか又はそれより小さい場
合にはシーリング面21は排出部分23のところまで走
行し、半径方向応力が増大する。シーリング面21又は
ピストンリップ22のために別の制御手段を設けてもよ
く、これは例えば制御手段20と同様の構成になってい
る。この場合には休止部分24はシーリング面21の排
出部分として機能し、ステップ部分を介して別の幅広の
休止部分へとつながることになる。
後ろに距離をおいて別のシーリング面21及び/又はピ
ストンリップ22を有していて、これらにはシーリング
面17とピストンリップ18に関して述べたことがあて
はまる。ただし、ピストンリップ22はピストンリップ
18とは軸方向逆向きに突出していて、ピストンパッキ
ング19の中心軸部分を半径方向に間隔をおいて囲んで
おり、又ピストンリップ18よりも短くできる。ポンプ
ピストン7のシーリング面17,21の間の部分はいか
なる位置においても、たとえステップ部分25,25a
を走行する時でも、スライド面16に接触しない。この
ようにシーリング面21は経路に関係なく常に一定の接
触圧力で休止部分24を走行するか、又は、例えば作動
ストロークの終端でステップ部分25の近くまで来る。
あるいは、例えば、シーリング面17と21の軸方向間
隔が作動ストロークとほぼ同じか又はそれより小さい場
合にはシーリング面21は排出部分23のところまで走
行し、半径方向応力が増大する。シーリング面21又は
ピストンリップ22のために別の制御手段を設けてもよ
く、これは例えば制御手段20と同様の構成になってい
る。この場合には休止部分24はシーリング面21の排
出部分として機能し、ステップ部分を介して別の幅広の
休止部分へとつながることになる。
【0021】作動ストロークを正確に決定するためにコ
ントロールデバイス30が設けられる。コントロールデ
バイス30はストップ面29を有し、これはポンプピス
トン7又はピストンリップの前端及び/又はシーリング
面17に直接作用する。ストップ面29は排出部分23
の端部に位置しステップ部分とは距離をおいて配置さ
れ、内側リング肩部の形で形成されている。作動ストロ
ークの終端でピストンリップ18の前面がその周辺で均
一にストップ面29に当るが、プランジャ8が圧力弾性
構造になっているので、ピストン9は少しだけ動き続け
る。そして、出口弁14が戻しスプリング12の張力に
逆らって開き、圧力下の媒体がポンプ室11からプラン
ジャ8すなわち出口通路32を経て送られる。
ントロールデバイス30が設けられる。コントロールデ
バイス30はストップ面29を有し、これはポンプピス
トン7又はピストンリップの前端及び/又はシーリング
面17に直接作用する。ストップ面29は排出部分23
の端部に位置しステップ部分とは距離をおいて配置さ
れ、内側リング肩部の形で形成されている。作動ストロ
ークの終端でピストンリップ18の前面がその周辺で均
一にストップ面29に当るが、プランジャ8が圧力弾性
構造になっているので、ピストン9は少しだけ動き続け
る。そして、出口弁14が戻しスプリング12の張力に
逆らって開き、圧力下の媒体がポンプ室11からプラン
ジャ8すなわち出口通路32を経て送られる。
【0022】ピストンパッキング19の内周は環状の弁
体31になっている。弁体31はバルブ力によってわず
かに半径方向に弾性変形して広がることができる。弁体
31は好適にはシャープなエッジの閉成面を形成してい
る。この閉成面に関係づけて錐台形弁座がピストンコア
9に設けられている。弁座はピストンリップ22の両端
の間又はシーリング面17,21の間に配置され、シー
リング面21により近く配置されている。ピストンリッ
プ18の内周は実質上連続的に弁体31まで伸びてい
て、弁閉鎖面のフランクを形成しているリング状肩部に
つながっている。シーリング面17又は21をリリーフ
すると弁閉鎖面が半径方向にリリーフされ、休止位置で
の弁座に対する接触圧力が軽減される。
体31になっている。弁体31はバルブ力によってわず
かに半径方向に弾性変形して広がることができる。弁体
31は好適にはシャープなエッジの閉成面を形成してい
る。この閉成面に関係づけて錐台形弁座がピストンコア
9に設けられている。弁座はピストンリップ22の両端
の間又はシーリング面17,21の間に配置され、シー
リング面21により近く配置されている。ピストンリッ
プ18の内周は実質上連続的に弁体31まで伸びてい
て、弁閉鎖面のフランクを形成しているリング状肩部に
つながっている。シーリング面17又は21をリリーフ
すると弁閉鎖面が半径方向にリリーフされ、休止位置で
の弁座に対する接触圧力が軽減される。
【0023】作動ストローク時には制御手段20はシー
リング面17における張力を増大するように作用する。
休止位置での排出ユニット2の少なくとも1つの機能部
の張力又は応力、例えば通気弁33の閉鎖圧力等を増大
するために1つのデバイス又は制御手段20を設けるこ
とができる。通気弁33は、ケーシング4を通して又ポ
ンプ室をバイパスして媒体リザーバの排気を行うための
ものである。弁体34も又ピストンパッキング19又は
プランジャ8と一体的に構成されており、その閉鎖面は
シーリング面21又は弁体31の閉鎖面の軸方向すぐ後
ろに位置する。弁体31は弁体34と共にパッキング1
9の補強ジャケット領域を形成しており、その後ろにこ
れよりも強度が小さく圧力弾性、収縮可能なプランジャ
8の部分がつながっている。同方向の変化がシーリング
面17,21又は弁体31の場合には弁体34とくらべ
て反対方向の応力変化につながり、これらのシーリング
面又は弁体31を緩和すると弁33の閉鎖圧力が増大
し、このため休止位置においてプランジャ8の外周に沿
ってシリンダカバー5を通り開放に至る非常に排気接続
の信頼できるシーリングが得られる。弁体34の弁閉鎖
面も錐台形状をしている。弁座は、ケーシング4内にス
リーブ状にフリーに突出したシリンダカバー5の突出部
で構成されている。
リング面17における張力を増大するように作用する。
休止位置での排出ユニット2の少なくとも1つの機能部
の張力又は応力、例えば通気弁33の閉鎖圧力等を増大
するために1つのデバイス又は制御手段20を設けるこ
とができる。通気弁33は、ケーシング4を通して又ポ
ンプ室をバイパスして媒体リザーバの排気を行うための
ものである。弁体34も又ピストンパッキング19又は
プランジャ8と一体的に構成されており、その閉鎖面は
シーリング面21又は弁体31の閉鎖面の軸方向すぐ後
ろに位置する。弁体31は弁体34と共にパッキング1
9の補強ジャケット領域を形成しており、その後ろにこ
れよりも強度が小さく圧力弾性、収縮可能なプランジャ
8の部分がつながっている。同方向の変化がシーリング
面17,21又は弁体31の場合には弁体34とくらべ
て反対方向の応力変化につながり、これらのシーリング
面又は弁体31を緩和すると弁33の閉鎖圧力が増大
し、このため休止位置においてプランジャ8の外周に沿
ってシリンダカバー5を通り開放に至る非常に排気接続
の信頼できるシーリングが得られる。弁体34の弁閉鎖
面も錐台形状をしている。弁座は、ケーシング4内にス
リーブ状にフリーに突出したシリンダカバー5の突出部
で構成されている。
【0024】シーリング面17又は21のケーシング4
に対する休止位置は停止状態で境界が設定されており、
ポンプピストン7の環状ストップ面は少なくとも1つの
シーリング面21の軸方向すぐ隣りに配置され、好適に
は弁体34の弁閉鎖面によって形成される。従って、弁
座を形成している突起はケーシングに固定されたカウン
タストップ35として機能し、シーリング面17又は2
1の位置は休止位置においてはコントロール面28に対
して正確に定められる。
に対する休止位置は停止状態で境界が設定されており、
ポンプピストン7の環状ストップ面は少なくとも1つの
シーリング面21の軸方向すぐ隣りに配置され、好適に
は弁体34の弁閉鎖面によって形成される。従って、弁
座を形成している突起はケーシングに固定されたカウン
タストップ35として機能し、シーリング面17又は2
1の位置は休止位置においてはコントロール面28に対
して正確に定められる。
【0025】図3に示した実施例では、ピストンリップ
18aはその径と同程度か又はその1/2あるいは3/
4よりも大きな長さを有している。ピストンリップ18
aはその長さのほとんどの部分で内周及び/又は外周が
円筒形になっていて、従って比較的大きな弾性的てこ長
さが得られる。ピストンリップ22aの長さはその径よ
りも大幅に小さいか又はその1/6よりも小さい程度で
ある。出口弁14aの閉鎖面はピストンリップ18aの
ほぼ軸方向後端につながっている。一方、弁33aの閉
鎖面はシーリング面17a,21aの間又はピストンリ
ップ22aの近くに位置し、ピストンパッキング19a
の出口弁14aの弁座と反対側の表面部分につながって
いて、シールリップよりもかなり大きな半径方向断面を
有している。図3の左側は非動作位置に相当し、右側は
ポンプストローク終端位置に相当している。又、図3で
は図1と同じ符号を用い、符号のあとにaをつけて示し
てある。前述した説明はこの実施例にも適用でき、ディ
スペンサ又はユニットは単一でもその特性や構成を具備
することができる。
18aはその径と同程度か又はその1/2あるいは3/
4よりも大きな長さを有している。ピストンリップ18
aはその長さのほとんどの部分で内周及び/又は外周が
円筒形になっていて、従って比較的大きな弾性的てこ長
さが得られる。ピストンリップ22aの長さはその径よ
りも大幅に小さいか又はその1/6よりも小さい程度で
ある。出口弁14aの閉鎖面はピストンリップ18aの
ほぼ軸方向後端につながっている。一方、弁33aの閉
鎖面はシーリング面17a,21aの間又はピストンリ
ップ22aの近くに位置し、ピストンパッキング19a
の出口弁14aの弁座と反対側の表面部分につながって
いて、シールリップよりもかなり大きな半径方向断面を
有している。図3の左側は非動作位置に相当し、右側は
ポンプストローク終端位置に相当している。又、図3で
は図1と同じ符号を用い、符号のあとにaをつけて示し
てある。前述した説明はこの実施例にも適用でき、ディ
スペンサ又はユニットは単一でもその特性や構成を具備
することができる。
【0026】シーリング面17aとピストンリップ18
a用の制御手段20aとして、スライド面16aの内周
に環状溝が設けられている。環状溝の1つのフランクは
ステップ部分25aの方向に鋭角状に分れていて、ピス
トンリップ18aの外周がそこには係合しないようにな
っている。このフランクは、ほぼ4分円状に丸くなった
ステップ部分25a′を介して大体直角又は鈍角で排出
部分23aに通じているが、場合によってはそこがシャ
ープなエッジ状になっていてもよい。シーリング面21
a又はピストンリップ22aのために、別の制御手段2
0′が設けられている。この制御手段20′も又環状溝
として構成され、環状溝は連続的に又は不連続でその周
辺につながっている。そして、作動ストローク時にオー
バーランされるその溝フランクは作動運動方向に鋭角状
に収斂している。軸方向に互いに離れている2つの溝
が、分岐した溝フランクを有するかわりに、例えば円柱
形周辺表面を介して互いにつがなっていてもよく、これ
は2つの環状溝の最深領域に接続され、非常に平らな通
しの溝の底面を形成する。
a用の制御手段20aとして、スライド面16aの内周
に環状溝が設けられている。環状溝の1つのフランクは
ステップ部分25aの方向に鋭角状に分れていて、ピス
トンリップ18aの外周がそこには係合しないようにな
っている。このフランクは、ほぼ4分円状に丸くなった
ステップ部分25a′を介して大体直角又は鈍角で排出
部分23aに通じているが、場合によってはそこがシャ
ープなエッジ状になっていてもよい。シーリング面21
a又はピストンリップ22aのために、別の制御手段2
0′が設けられている。この制御手段20′も又環状溝
として構成され、環状溝は連続的に又は不連続でその周
辺につながっている。そして、作動ストローク時にオー
バーランされるその溝フランクは作動運動方向に鋭角状
に収斂している。軸方向に互いに離れている2つの溝
が、分岐した溝フランクを有するかわりに、例えば円柱
形周辺表面を介して互いにつがなっていてもよく、これ
は2つの環状溝の最深領域に接続され、非常に平らな通
しの溝の底面を形成する。
【0027】ピストンコア9aは、中心の軸芯から離れ
たところにカップ部36を有し、カップ部36は前方に
のみ開いていてこの軸芯の後端を半径方向に距離をおい
て囲んでいる。カップ部36の外周とピストンリップ1
8aの内周の間にはギャップが設けてある。ただしカッ
プ部36はピストンリップ18aよりも短く形成されて
いる。従って、閉成弁14aをもつカップ部36のフリ
ーな環状面はポンプピストン7aの自由面から後方に離
れている。作動ストロークにおいてピストンリップ18
aの前方面がストップ面29aに当たった後で、コアボ
ディ9aがストップ面29aに当るまでさらに移動する
とそのシャフトを囲んでいるプランジャ8aの部分が圧
縮される。このため出口弁14aがポンプ室11a内の
圧力とは関係なしに機械的に開く。戻しスプリング12
aの後端は、コアボディ9aの軸芯延長部とカップ部3
6で形成された前方環状溝内に配置されている。軸芯延
長部は中央開口を通っているカップ部36をこえて前方
に突出している。中央開口は外側がストップ面29a又
はケーシング4aで画成されている。
たところにカップ部36を有し、カップ部36は前方に
のみ開いていてこの軸芯の後端を半径方向に距離をおい
て囲んでいる。カップ部36の外周とピストンリップ1
8aの内周の間にはギャップが設けてある。ただしカッ
プ部36はピストンリップ18aよりも短く形成されて
いる。従って、閉成弁14aをもつカップ部36のフリ
ーな環状面はポンプピストン7aの自由面から後方に離
れている。作動ストロークにおいてピストンリップ18
aの前方面がストップ面29aに当たった後で、コアボ
ディ9aがストップ面29aに当るまでさらに移動する
とそのシャフトを囲んでいるプランジャ8aの部分が圧
縮される。このため出口弁14aがポンプ室11a内の
圧力とは関係なしに機械的に開く。戻しスプリング12
aの後端は、コアボディ9aの軸芯延長部とカップ部3
6で形成された前方環状溝内に配置されている。軸芯延
長部は中央開口を通っているカップ部36をこえて前方
に突出している。中央開口は外側がストップ面29a又
はケーシング4aで画成されている。
【0028】2つのシーリング面17a,21aの幅は
異なっていてもよく、例えばシーリング面21aの方が
シーリング面17aよりも幅広になっている。弁閉鎖面
又は出口弁14a,33aの当該弁体が緩和又は解放
(リリーフ)される領域にある場合には、前述したよう
に、それらはシーリング面に関して緩和可能であり、前
述の実施例ではこれらの面の緩和は休止部分で間接的に
かつ直接の係合なしで行われる。
異なっていてもよく、例えばシーリング面21aの方が
シーリング面17aよりも幅広になっている。弁閉鎖面
又は出口弁14a,33aの当該弁体が緩和又は解放
(リリーフ)される領域にある場合には、前述したよう
に、それらはシーリング面に関して緩和可能であり、前
述の実施例ではこれらの面の緩和は休止部分で間接的に
かつ直接の係合なしで行われる。
【図1】本発明によるディスペンサを示す部分的に軸断
面をとった図。
面をとった図。
【図2】図1の詳細をやや変形した形で示す拡大断面
図。
図。
【図3】本発明の他の実施例の2つの動作状態を示す断
面図。
面図。
7 ポンプピストン 16 スライド面 17,21 シーリング面 18,22 ピストンリップ 20,20a,20′ 制御手段(リリーフデバイス) 23 排出部分 24 休止部分 25 ステップ部分 31,34 弁体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭48−30112(JP,A) 特開 昭61−247884(JP,A) 特開 昭63−218053(JP,A) 特開 平2−52061(JP,A) 特開 平2−203952(JP,A) 実開 平2−4657(JP,U) 実開 平2−102373(JP,U) 米国特許3940070(US,A) 米国特許4389003(US,A) 米国特許4964547(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16K 21/00 B65D 47/34
Claims (6)
- 【請求項1】 媒体用のディスペンサにおいて、 容積可変のポンプ室(11)がスライド面(16)を有
しており、そのスライド面(16)が、一連の長さ部
分、すなわち休止部分(24)と、排出部分(23)
と、ステップ部分(25)とを有しており、 ピストンユニット(6)がポンプピストン(7)を有し
ており、そのポンプピストン(7)は前方のピストンリ
ップ(18)を有し、その前方のピストンリップ(1
8)は、前方のストローク方向に自由に突き出ていて、
排出部分(23)と休止部分(24)を休止位置からス
トロークの終端位置までシール状にスライドし、しか
も、その前方のピストンリップ(18)が休止位置にあ
る時、前方のピストンリップ(18)のシーリング面
(17)は休止部分(24)に休止圧力で係合し、 ステップ部分(25)が休止部分(24)と排出部分
(23)との間に存在し、それらをステップの形で相互
接続しており、しかも、前方のピストンリップ(18)
が休止部分(24)と排出部分(23)の間を移動する
時に、前方のピストンリップ(18)のシーリング面
(17)がステップ部分(24)上をシール状態でスラ
イドし、さらに、休止圧力が、排出部分(23)でのシ
ーリング圧よりも低い圧力であるディスペンサ。 - 【請求項2】 シーリング面(17)がシャープなリッ
プエッジとして構成され、そのリップエッジが休止圧力
で休止部分(24)と係合し、ストローク方向と平行な
横断面において、ステップ部分(25)が凸形弧状の小
部分(26)を含んでいる請求項1に記載のディスペン
サ。 - 【請求項3】 ポンプピストン(7)が軸方向に離れた
少なくとも2つのシーリング面(17、21)を有して
いる請求項1〜2のいずれか1項に記載のディスペン
サ。 - 【請求項4】 少なくとも2つの別々の休止部分(2
4)、及び/又は少なくとも1つの共通の休止部分(2
4)が、前方のピストンリップ(18)と後方のピスト
ンリップ(22)の両方のシーリング面(17、21)
のために設けられている請求項3に記載のディスペン
サ。 - 【請求項5】 弁手段(13、14)が、媒体の流れを
コントロールするための少なくとも1つの弁体(31、
34)を有し、その少なくとも1つの弁体(31)のう
ちの1つが環状で、かつ、前方のピストンリップ(1
8)のシーリング面(17)から軸方向に離れた領域に
おいてポンプピストン(7)によって形成されている請
求項1〜4のいずれか1項に記載のディスペンサ。 - 【請求項6】 ポンプピストン(7)をそのストローク
動作の終端において当接させることで弁手段(13、1
4)をコントロール手段(30)により操作する請求項
5に記載のディスペンサ。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE4129474.2 | 1991-09-05 | ||
DE4129474A DE4129474A1 (de) | 1991-09-05 | 1991-09-05 | Austragvorrichtung fuer medien |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05196159A JPH05196159A (ja) | 1993-08-06 |
JP3270532B2 true JP3270532B2 (ja) | 2002-04-02 |
Family
ID=6439878
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26051392A Expired - Fee Related JP3270532B2 (ja) | 1991-09-05 | 1992-09-04 | 媒体用ディスペンサ |
Country Status (6)
Country | Link |
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