JP3266739B2 - テープ状ラベル作成装置 - Google Patents

テープ状ラベル作成装置

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JP3266739B2
JP3266739B2 JP18648194A JP18648194A JP3266739B2 JP 3266739 B2 JP3266739 B2 JP 3266739B2 JP 18648194 A JP18648194 A JP 18648194A JP 18648194 A JP18648194 A JP 18648194A JP 3266739 B2 JP3266739 B2 JP 3266739B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テープ切断機構を備え
たテープ状ラベル作成装置に関し、特に1ブロック分の
印字データを印字完了する毎に、テープを逆送りしてか
ら、ラベルを作成する為の前端を切断するようにしたも
のに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、本願出願人は、特開平5─849
94号公報に記載のように、印字媒体としてのテープに
文字や記号のキャラクタやマークを印字し、ファイルの
背表紙に貼付するのに適したラベルを作成するのに好適
なテープ印字装置を提案した。このテープ印字装置は、
キーボード、ディスプレイ、サーマル印字方式の印字機
構やテープ切断機構を備え、印字媒体としてのテープ
(例えば、テープ幅6、9、12、18、24mm)に、
キャラクタやマークを、種々のキャラクタサイズや書体
で印字でき、文字列の前側に前余白量を設けて切断する
とともに、その文字列の後側に後余白量を設けて切断
し、テープ状ラベルを作成するように構成してある。
【0003】ここで、特に印字する文字列の前側に前余
白量を設けて切断するときには、テープ送りモータを低
速で駆動しながら印字を実行する一方、テープ切断機構
のカッターがこの前余白量を設けた切断位置る来たとき
に、サーマルヘッドによる印字とテープ送りとが一時的
に停止され、この前余白量を設けた前端位置で切断され
る。その後、サーマルヘッドによる印字制御とテープ送
りモータの低速駆動制御とが再開されて、印字処理が続
行される。これにより、この前端位置で切断する際に、
印字文字が分断されて印字品質を損なうことなく、テー
プ状のラベルを作成するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記特開平5─849
94号公報に記載のテープ印字装置におていは、印字す
る文字列の前側に前余白量を設けて、前端位置で印字テ
ープを切断する為に、テープ送りモータを低速駆動制御
するので、印字処理能率が低下すること、特に白抜き文
字などように、線により文字印字する装飾文字について
は、この低速の速度の設定如何では、文字がやはり分断
される場合が生じること、などの問題がある。
【0005】本発明の目的は、印字処理能率を低下させ
ず、しかも印字文字の品質に悪影響を及ぼさないように
テープを切断して、テープ状ラベルを作成し得るような
テープ状ラベル作成装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に係るテープ状
ラベル作成装置は、印字対象体であるテープに印字する
印字ヘッドを含む印字手段と、テープを印字方向と反印
字方向とに択一的に移送可能なテープ送り手段と、印字
位置の下流側位置においてテープを切断するテープ切断
手段と、これらの手段を制御する印字制御手段とを備え
たテープ状ラベル作成装置において、印字手段は、印字
ヘッドと協働してテープを挟持するプラテンローラと、
印字ヘッドとプラテンローラとの少なくとも一方を、テ
ープを挟持する挟持位置とテープを挟持しないリリース
位置とに切換える移動手段とを備え、印字制御手段から
印字情報を受けて、各1ブロック分の印字データの印字
完了後に、移動手段を介して印字ヘッドとプラテンロー
ラをリリース位置に切換えた状態で、テープ送り手段を
介して、印字データと端部余白長から決まる所定距離だ
けテープを反印字方向へ逆送りしてから、テープ切断手
段にテープを切断させる切断制御手段を設けたものであ
る。
【0007】ここで、前記プラテンローラは、テープを
隔てて印字ヘッドに押圧されるように構成され、前記移
動手段は、プラテンローラを挟持位置とリリース位置と
に亙って切換えるプラテン駆動手段で構成するようにし
てもよい(請求項1に従属の請求項2)。
【0008】請求項3に係るテープ状ラベル作成装置
は、インクリボンを介して印字対象体であるテープに印
字する印字ヘッドを含む印字手段と、テープを印字方向
と反印字方向とに択一的に移送可能なテープ送り手段
と、インクリボンをテープに同期して印字方向に送るリ
ボン送り手段と、印字位置の下流側位置においてテープ
を切断するテープ切断手段と、これらの手段を制御する
印字制御手段とを備えたテープ状ラベル作成装置におい
て、印字手段は、印字ヘッドと協働してインクリボンと
テープを挟持するプラテンローラと、印字ヘッドとプラ
テンローラとの少なくとも一方を、インクリボンとテー
プを挟持する挟持位置と、インクリボンとテープを挟持
しないリリース位置とに切換える移動手段とを備え、印
字制御手段から印字情報を受けて、各1ブロック分の印
字データの印字完了後に、移動手段を介して印字ヘッド
とプラテンローラをリリース位置に切換えた状態で、テ
ープ送り手段を介して、印字データと端部余白長から決
まる所定距離だけテープを反印字方向へ逆送りしてか
ら、テープ切断手段にテープを切断させる切断制御手段
を設けたものである。
【0009】ここで、前記プラテンローラは、インクリ
ボンとテープを隔てて印字ヘッドに押圧されるように構
成され、前記移動手段は、プラテンローラを挟持位置と
リリース位置とに亙って切換えるプラテン駆動手段で構
成するようにしてもよい(請求項3に従属の請求項
4)。
【0010】
【作用】請求項1に係るテープ状ラベル作成装置におい
ては、印字制御手段の制御により、印字手段の印字ヘッ
ドで印字対象であるテープに印字制御されるとともに、
テープ送り手段でテープを印字方向に移送制御されて、
1ブロック分の印字データが印字処理される。ここで、
テープ送り手段は、テープを印字方向と反印字方向とに
択一的に移送可能で、また印字手段は、印字ヘッドと協
働してテープを挟持するプラテンローラと、印字ヘッド
とプラテンローラとの少なくとも一方を、テープを挟持
する挟持位置とテープを挟持しないリリース位置とに切
換える移動手段とを備えているので、切断制御手段は、
印字制御手段から印字情報を受けて、各1ブロック分の
印字データの印字完了後に、その移動手段を介して印字
ヘッドとプラテンローラをリリース位置に切換えた状態
で、テープ送り手段を介して、印字データと端部余白長
から決まる所定距離だけテープを反印字方向へ逆送りし
てから、テープ切断手段にテープを切断させる。
【0011】このように、各1ブロック分の印字データ
の印字完了後に、印字データと端部余白長から決まる所
定距離だけテープを反印字方向へ逆送りしてから、テー
プを切断するので、印字処理能率を低下させず、しかも
テープに印字された何れの文字も途中で途切れることが
なく、印字文字の品質に悪影響を及ぼさないようにテー
プを切断して、テープ状ラベルを作成できる。
【0012】請求項3に係るテープ状ラベル作成装置に
おいては、前記請求項1と略同様に作用するが、次の点
で異なる。即ち、印字制御手段の制御により、印字手段
の印字ヘッドでインクリボンを介して印字対象であるテ
ープに印字制御されるとともに、テープ送り手段でテー
プを印字方向に移送制御され、更にリボン送り手段でイ
ンクリボンをテープに同期して印字方向に送り制御され
て、1ブロック分の印字データが印字処理される。ここ
で、テープ送り手段は、テープを印字方向と反印字方向
とに択一的に移送可能で、また印字手段は、印字ヘッド
と協働してインクリボンとテープを挟持するプラテンロ
ーラと、印字ヘッドとプラテンローラとの少なくとも一
方を、インクリボンとテープを挟持する挟持位置と、イ
ンクリボンとテープを挟持しないリリース位置とに切換
える移動手段とを備えているので、切断制御手段は請求
項1と同様に作用する。
【0013】このように、各1ブロック分の印字データ
の印字完了後に、印字データと端部余白長から決まる所
定距離だけテープを反印字方向へ逆送りしてから、テー
プを切断するので、印字処理能率を低下させず、しかも
インクリボンのインクによりテープに印字された何れの
文字も途中で途切れることなく、印字文字の品質に悪影
響を及ぼさないようにテープを切断して、テープ状ラベ
ルを作成できる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面に基づ
いて説明する。本実施例は、アルファベット文字や記号
などの多数のキャラクタを印字媒体としての印字テープ
に2色印字可能なテープ状ラベル作成装置に本発明を適
用した場合のものである。図1に示すように、テープ状
ラベル作成装置1の本体フレーム8の前部には、アルフ
ァベット文字や記号や数字などの文字キーに加えて、種
々の機能キーなとどが設けられたキーボード2が配設さ
れ、そのキーボード2の直ぐ後側には、入力した文字や
記号を表示可能な液晶ディスプレイ3が設けられるとと
もに、その後側の本体フレーム8内には、サーマルヘッ
ド36を備えたサーマル印字機構PMが配設されてい
る。
【0015】次に、サーマル印字機構PMについて、図
2〜図4に基づいて説明する。先ず、サーマル印字機構
PMに着脱可能に装着される、2色印字用のテープカセ
ット10について、図2に基づいて説明する。このテー
プカセット10のカセットケース11内部には、レセプ
タタイプの印字テープ12が巻装されたテープスプール
15と、2色印字用のインクリボン13が巻装されたリ
ボンスプール16と、このインクリボン13を巻取るリ
ボン巻取りスプール17とが回転自在に設けられるとと
もに、印字テープ12を送給するテープ送りローラ18
が回転自在に設けられている。
【0016】前記テープスプール15から繰出された印
字テープ12は、4つのガイドローラ19に夫々案内さ
れて、開口部20からサーマルヘッド36を経て、テー
プ送りローラ18により、テープカセット10の外部に
排出されるように構成されている。一方、リボンスプー
ル16に巻装されたインクリボン13は、カセットケー
ス11に形成された1対のガイド壁部11a・11bの
うちの左側のガイド壁部11aと開口部20とを経て、
印字テープ12と一時的に平行となり、仕切り壁部11
cでガイドされて、リボン巻取りスプール17で巻き取
られるように構成されている。
【0017】ところで、このテープカセット10には、
インクリボン13のインクの色、レセプタタイプやラミ
ネートタイプなどの印字テープ12の種類、印字テープ
12のテープ幅により、複数種類が準備されており、こ
のカセットケース11の底壁部には、これら複数種類の
テープカセット10の何れかを検出させる為に、6つの
検出穴21〜26の有無を組合せた検出穴群が設けられ
ている。
【0018】次に、印字テープ12とインクリボン16
を印字方向に移送可能で、しかも印字テープ12を反印
字方向に逆送り可能な送り駆動機構について、図3〜図
4に基づいて説明する。本体フレーム8には、テープス
プール15の中央部に係合可能なテープ逆転駆動カム3
0と、リボン巻取りスプール17の中央部に係合可能な
リボン駆動カム31と、テープ送りローラ18の中央部
に係合するテープ駆動カム32とが回転可能に枢支され
るとともに、前記ガイド壁部11aに対応する発光素子
34とガイド壁部11bに対応する受光素子35とから
なる検出センサ33が設けられ、更にサーマルヘッド3
6が立設されるとともに、前記6つの検出穴21〜26
の各々有無を検出する為に、6つの検出スイッチ(第1
〜第6検出スイッチ)からなるカセットスイッチ37が
設けられている。
【0019】即ち、図2・図3に示すように、その検出
センサ33は、インクリボン13の供給経路において、
サーマルヘッド36よりも所定距離(例えば、約6.5cm
)だけ上流の基準位置に設けられ、この基準位置を通
過するインクリボン13に印された、後述の識別マーク
M1・M2を検知するようになっている。
【0020】更に、本体フレーム8の後端部の右端部に
は、ステッピングモータからなるテープ駆動モータ39
が取付けられ、このテープ駆動モータ39の駆動ギヤ4
0に、本体フレーム8に回転可能に支持されたギヤ41
〜47が順次噛み合い、このギヤ47には、テープ駆動
カム32に固着されたギヤ48が噛み合っている。即
ち、テープ駆動モータ39の回転は、これらギヤ40〜
48を介してテープ駆動カム32に伝達される。
【0021】一方、ギヤ45には、揺動アーム50の基
端部がスリップ機構を介して連結され、その揺動アーム
50の先端部には、ギヤ45に常時噛み合う遊星ギヤ5
1が回転可能に枢支されている。そして、ギヤ45が図
3にて反時計回転方向(通常印字時の回転方向)に回転
するときには、その揺動アーム50も反時計回転方向に
回転して、遊星ギヤ51が、リボン駆動カム31にクラ
ッチバネ(図示せず)を介して連結されたリボン駆動ギ
ヤ52に噛み合い、このリボン駆動ギヤ52の回転によ
り、インクリボン13をリボン巻取りスプール17に巻
き取る。
【0022】ところで、ゴム製のプラテンローラ55を
支持するプラテンホルダ56は、本体フレーム8に立設
された枢支軸57に回動可能に枢支されるとともに、ゴ
ム製の押圧ローラ58を支持する押圧ホルダ59は、本
体フレーム8に立設された枢支軸60に回動可能に支持
されている。プラテンホルダ56には、開口穴56aが
形成され、本体フレーム8の下面側に前後方向向きに配
設されたプラテン駆動レバー61の前端部の立上がり部
61aがこの開口穴56aに係合されている。そして、
そのプラテン駆動レバー61の後端部は、カバーフレー
ム9(図7参照)に連動する連動レバー62の下端取付
け部62aに引っ張りバネ63を介して連結され、プラ
テンローラ55は、プラテン駆動レバー61とプラテン
ホルダ56とを介して、この引っ張りバネ63のバネ力
により常にサーマルヘッド36に押圧されるようになっ
ている。
【0023】また同様に、押圧ホルダ59には、開口穴
59aが形成され、本体フレーム8の下面側に前後方向
向きに配設された押圧ローラ駆動レバー64の前端部の
立上がり部64aがこの開口穴59aに係合されてい
る。そして、押圧ローラ駆動レバー64の後端部は、連
動レバー62の下端取付け部62aに引っ張りバネ65
を介して連結され、押圧ローラ58は、押圧ローラ駆動
レバー64と押圧ホルダ59とを介して、この引っ張り
バネ65のバネ力により常にテープ送りローラ18に押
圧されるようになっている。
【0024】ここで、プラテンローラ55が、図3に示
す、インクリボン13と印字テープ12を押圧しながら
挟持する挟持位置のときには、プラテンローラ55の下
端部に固着したプラテンギヤ66は、ギヤ47に噛合す
る中間ギヤ49に噛み合い、また押圧ローラ58が図3
に示す押圧位置のときには、押圧ローラ58の下端部に
固着した押圧ローラギヤ67は、ギヤ48に噛み合って
いる。
【0025】そして、テープ駆動モータ39が時計回転
方向(通常印字方向)に回転駆動されたときには、図3
・図8に示すように、これらギヤ40〜49が夫々所定
の回転方向に駆動され、押圧ローラ58とプラテンロー
ラ55とが反時計回転方向に回転されるとともに、押圧
ローラ58とテープ送りローラ18とが同期して回転す
るので、印字テープ12は、サーマルヘッド36で印字
されながら、順次テープ送りされる。これと同時に、イ
ンクリボン13は、リボン駆動ギヤ52の回転によりリ
ボン駆動カム31が回転され、リボン駆動カム31に係
合して回転するリボン巻取りスプール17に巻き取られ
る。
【0026】ところで、図4・図9に示すように、テー
プ駆動モータ39を反時計回転方向(通常印字方向と逆
回転方向)に回転されたときには、これらギヤ40〜4
9が夫々印字時と逆の回転方向に駆動され、押圧ローラ
58とプラテンローラ55とが時計回転方向に回転され
るとともに、ギヤ45は時計回転方向に回転するので、
このギヤ45に連結された揺動アーム50は、時計方向
に回動し、遊星ギヤ51が、中間ギヤ68を介して逆転
ギヤ69を反時計方向に回転させ、これにクラッチバネ
(図示せず)を介して連結されたテープ逆転駆動カム3
0を逆回転させて、印字テープ12をテープスプール1
5に巻き取ることで、インクリボン13を巻戻すことな
く、印字テープ12だけを逆送りすることができる。こ
こで、押圧ローラ58とテープ送りローラ18との協働
による印字テープ12の巻戻し量よりも、テープスプー
ル15による巻取り量の方が大きくなっており、逆送り
時に印字テープ12が途中で弛むことがない。
【0027】次に、この印字テープ12の逆送り時に、
プラテンローラ55をサーマルヘッド36から離間した
リリース位置に移動させるプラテン駆動機構70につい
て、図4〜図6に基づいて説明する。前記本体フレーム
8の前端部の右端部には、DCモータからなるプラテン
移動モータ71が固着され、このプラテン移動モータ7
1の駆動軸に取付けられた駆動ギヤ72に中間ギヤ73
が噛合され、更にこの中間ギヤ73に噛合するカム駆動
ギヤ74が本体フレーム8に回転可能に枢支され、この
カム駆動ギヤ74には偏心カム75が一体的に固着され
ている。
【0028】一方、プラテンホルダ56の右端部に固着
した上下方向向きの枢支軸76には、プラテン連動レバ
ー77の左端部が回動可能に枢支されている。このプラ
テン連動レバー77は、本体フレーム8の前端部の曲げ
起こし壁部8aと偏心カム75との間で左右方向に移動
可能になっている。更に、そのプラテン連動レバー77
の右端部を後方に折曲げた当接部77aが、偏心カム7
5の右側カム面に対向している。
【0029】そして、プラテン移動モータ71が、図5
において反時計回転方向に回転駆動されると、偏心カム
75は、中間ギヤ73とカム駆動ギヤ74とを介して反
時計回転方向に回転され、この偏心カム75のカム面の
偏心運動により、当接部77aを介してプラテン連動レ
バー77が左右方向に移動する。即ち、プラテン連動レ
バー77が右方へ最大に移動したときには、図4・図9
に示すように、プラテンホルダ56が枢支軸57を中心
として反時計回転方向に回動し、このプラテンホルダ5
6に支持されているプラテンローラ55がサーマルヘッ
ド36からリリースしたリース位置に移動する。
【0030】ところで、前記偏心カム75とカム駆動ギ
ヤ74との間には、薄板状のスイッチ駆動カム78が固
着され、このスイッチ駆動カム78は偏心カム75と一
体的に回転駆動される。更に、このスイッチ駆動カム7
8の下側には、スイッチ駆動カム78の突出カム部で押
圧されたときに閉成される位相検出スイッチ79が設け
られている。即ち、位相検出スイッチ79が開成(OF
F状態)されたときには、プラテン連動レバー77が左
方へ最大に移動したときであり、プラテンローラ55
が、図3に示す挟持位置のときである。その後、プラテ
ン移動モータ71が反時計回転方向に回転駆動されて、
図6に示すように、位相検出スイッチ79が閉成(ON
状態)されたときには、プラテン連動レバー77が右方
へ最大に移動したときであり、プラテンローラ55が、
図4に示すリリース位置のときである。
【0031】次に、前記押圧ローラ58とテープ送りロ
ーラ18との協働により、印字されてテープカセット1
0の外側に繰出された印字テープ12を切断するテープ
切断機構80について、図3・図7に基づいて説明す
る。本体フレーム8の左端部の立ち上がり壁部8bに
は、固定刃81が固着され、この固定刃81の近傍部の
立ち上がり壁部8bに取付けた枢支軸82には、可動刃
83が回動可能に支持されている。
【0032】一方、本体フレーム8の後端部の左端部に
は、ステッピングモータからなる切断用モータ84が固
着され、この切断用モータ84の駆動ギヤ85には、夫
々噛合する2つの中間ギヤ86・87を介して従動ギヤ
88が噛合され、この従動ギヤ88に回転板89が固着
されている。そして、この回転板89に取付けられた係
合ピン90は、可動刃83の基部から延びる揺動アーム
91の二股部内に摺動自在に係合されている。即ち、切
断用モータ84が所定の回転方向に回転駆動されて、こ
れらギヤ85〜88を介して回転板89が1回転したと
きには、揺動アーム91の二股部の往復揺動により、可
動刃83は、固定刃81に対して所定角度だけ開いた状
態(図7に実線で図示)から、2点鎖線で示す切断状態
に回動し、その後再度開いた状態に回動する。
【0033】ところで、回転板98の1箇所に切欠き部
98aが形成されるとともに、この回転板89に隣接し
て検出スイッチ92が設けられており、可動刃83が開
いた状態のとき、つまり可動刃83が1往復移動した切
断動作の完了時に、この検出スイッチ92は切欠き部8
9aによりOFFになり、切断用モータ84の駆動が停
止される。
【0034】次に、ラベル作成装置1の制御系は、図1
0のブロック図に示すように構成されている。制御装置
CDの入出力インターフェース95には、キーボード2
と、カセットスイッチ37と、検出センサ33と、液晶
ディスプレイ(LCD)3に表示データを出力する為の
ビデオRAM111を有するディスプレイコントローラ
(LCDC)110と、警告用ブザー112の為の駆動
回路113と、サーマルヘッド36を駆動する為の駆動
回路114と、テープ駆動モータ39の為の駆動回路1
15と、プラテン移動モータ71の為の駆動回路116
と、切断用モータ84の為の駆動回路117が夫々接続
されている。
【0035】制御装置CDは、CPU97と、このCP
U97にデータバスなどのバス96を介して接続された
入出力インターフェース95と、フォントROM98
と、ROM99及びRAM100とから構成されてい
る。フォントROM98には、アルファベット文字や記
号などの多数のキャラクタの各々に関して、表示用ドッ
トパターンデータが格納されるとともに、印字用ドット
パターンデータが、複数の印字文字サイズ分格納されて
いる。
【0036】前記ROM99には、キーボード2から入
力された文字や記号や数字などのキャラクタのコードデ
ータに対応させて、ディスプレイコントローラ110を
制御する表示駆動制御プログラム、印字に供する1ドッ
ト列毎のドットパターンデータを順次サーマルヘッド3
6やテープ駆動モータ39に出力して印字する印字駆動
制御プログラム、本願特有の後述のラベル作成制御の制
御プログラムなどが格納されている。
【0037】このROM99には、更に図11に示すよ
うに、前記カセットスイッチ37の各々の第1〜第6検
出スイッチのON又はOFFの組合せに基づいて、イン
ク色とテープ幅とテープ種類を判別するカセット種類判
別テーブルTBが格納されている。ここで、レセプター
タイプの印字テープ12とは、図12に示すように、印
字可能な薄膜状のフィルムテープ12aの裏面に粘着剤
12bを層状に塗布し且つその粘着剤12bに剥離紙1
2cを貼着したテープであり、フィルムテープ12aの
表面に印字するものである。また、ラミネートタイプの
印字テープ12とは、印字可能な薄膜状の透明なラミネ
ートフィルムテープの裏面に印字され、その印字の後
に、このラミネートフィルムテープの裏面(印字面)
に、一面に剥離紙を貼着した両面粘着テープの他面を貼
着するテープである。
【0038】前記RAM100には、キーボード2から
入力されたキーボードのコードデータを文書データとし
て格納するテキストメモリ101、そのテキストメモリ
101に格納されたキャラクタコードに対応するドット
パターンデータを展開して格納する印字データバッファ
102、黒と赤の2色用インクリボン13の黒インク1
3bがサーマルヘッド36に対応するときにセット(デ
ータが「1」)され且つ赤インク13rがサーマルヘッ
ド36に対応するときにリセット(データが「0」)さ
れるカラーフラグCFのフラグデータを格納するフラグ
メモリ103などが設けられている。
【0039】次に、ラベル作成装置1の制御装置CDで
行なわれる、印字位置初期化制御とラベル作成制御のル
ーチンについて、図15〜図19のフローチャートに基
づいて説明する。尚、図中符号Si(i=10、11、
12・・・)は各ステップである。ここで、この制御が
開始されるときに、テキストメモリ101には、図13
に示すように、2行分の文字列「A〜F」と「a〜f」
のコードデータに加えて、色指定データとが1つのブロ
ック(第1ブロック)からなる文書データとして格納さ
れている。
【0040】そして、サーマル印字機構PMには、黒と
赤の2色用インクリボン13と、レセプタータイプの印
字テープ12とを収納したテープカセット10が装着さ
れているものとする。更に、作成するテープ状ラベルの
前端部に設ける前余白の前余白量FYと、その後端部に設
ける後余白の後余白量RYとは、キーボード2から予め設
定されている。但し、テープ状ラベルの最大テープ長
は、約20cmに制限されている。
【0041】その黒と赤の2色用インクリボン13は、
図14に示すように、黒インク13bと赤インク13r
とを、20cmの長さ(所定量Bとする)ずつ、交互に塗布
されている。そして、各黒インク13bの色領域の開始
端には、1本のバーコード状の識別マークM1が夫々印
され、また各赤インク13rの色領域の開始端には、2
本のバーコード状の識別マークM2が夫々印されてい
る。更に、このインクリボン13の終端には、銀箔を貼
着した終端識別用のエンドテープ13eが接続され、こ
のエンドテープ13eの長さは、黒インク13bと赤イ
ンク13rとのインク塗布長さ、つまり所定量B(20c
m)よりもα(例えば、5〜10cm)だけ長くなってい
る。
【0042】先ず、インクリボン13の黒インク13b
又は赤インク13rの開始端を、サーマルヘッド36の
印字位置Pに位置合わせする印字位置初期化制御につい
て、図15に基づいて説明する。ラベル作成装置1に電
源が投入されたとき、又はテープカセット10が装着さ
れると、この制御が開始され、カセットスイッチ37の
第1〜第6検出スイッチからの検出信号と、カセット種
類判別テーブルTBのデータとに基づいて、例えば、第
1検出スイッチの検出信号が「ON」且つ第2検出スイ
ッチの検出信号が「OFF」で、2色用のテープカセッ
ト10が装着されているときには(S10:Yes )、テー
プ駆動モータ39が低速で駆動される(S11)。このと
き、図3・図8に示すように、テープ送りローラ18と
押圧ローラ58との回転により、印字テープ12とイン
クリボン13とが同期してテープ送りされる。
【0043】そして、検出センサ33からの検出信号に
基づいて、1本のバーコード状の黒インク13bの識別
マークM1に対応する色識別信号が検出されず(S12:
No)、更に2本のバーコード状の赤インク13rの識別
マークM2に対応する色識別信号が検出されないときに
(S13:No)、印字テープ12とインクリボン13との
テープ送り量が、送給開始から20cm未満のときには
(S14:No)、S12〜S14が繰り返して実行される。
【0044】そして、識別マークM1に対応する色識別
信号が検出されたときには(S12:Yes )、テープ駆動
モータ39の駆動が停止されて、印字テープ12とイン
クリボン13との送給作動が停止され(S17)、黒イン
ク13bがサーマルヘッド36に対応することから、カ
ラーフラグCFがセットされる(S18)。更に、テープ
駆動モータ39が所定ステップ数だけ駆動されて、印字
テープ12とインクリボン13とが同期して、インクリ
ボン13の搬送経路における、検出センサ33からサー
マルヘッド36までの経路長さに対応する所定量A(例
えば、6.5cm )だけ送給され(S21)、メインルーチン
にリターンする。
【0045】即ち、このときには、図20に示すよう
に、黒インク13bの開始端がサーマルヘッド36の印
字位置Pに位置している。尚、符号Cは、固定刃81と
可動刃83との協働で切断される切断位置であり、符号
Dは、検出センサ33で検出される検出位置である。ま
た、符号Lは、印字位置Pと切断位置Cとの印字・切断
位置間距離(例えば、約2.0cm )であり、符号Mは、検
出位置Dと印字位置Pとの検出・印字位置間距離(この
距離は前記所定量Aよりも若干小さく、例えば、6.5cm
弱)である。
【0046】一方、識別マークM2に対応する色識別信
号が検出されたときには(S12:No、S13:Yes )、テ
ープ駆動モータ39の駆動が停止され(S19)、赤イン
ク13rがサーマルヘッド36に対応することから、カ
ラーフラグCFがリセットされ(S20)、更に印字テー
プ12とインクリボン13とが同期して、所定量Aだけ
送給され(S21)、メインルーチンにリターンする。
【0047】ところで、この制御が開始されたときに、
2色用のテープカセット10が装着されていないときに
は(S10:No)、エラーメッセージ「2色用のテープカ
セットが装着されていません」がディスプレイ3に表示
され(S22)、メインルーチンにリターンする。また、
識別マークM1や識別マークM2に対応する色識別信号
が検出されずに、印字テープ12とインクリボン13と
のテープ送り量が、送給開始から20cm以上になったと
きには(S14:Yes )、テープ駆動モータ39の駆動が
停止され(S15)、インクリボン13が終端まで使用さ
れたので、「リボンエンド」のエラーメッセージがディ
スプレイ3に表示され(S16)、メインルーチンにリタ
ーンする。
【0048】次に、ラベル作成制御のルーチンについ
て、図16〜図19に基づいて説明する。キーボード上
のラベル作成キーが操作されるとこの制御が開始され、
先ずカラーフラグCFのデータに基づいて、カラーフラ
グCFがセットされていて、黒インク13bの開始端が
サーマルヘッド36の印字位置Pに位置しているときに
(S30:Yes )、テキストメモリ101の文書データ中
に、黒の色指定データが存在するときには(S31:Yes
)、黒の色指定データで指示される文字列について、
ドットパターンデータに展開されて印字データバッファ
102に格納されるとともに、このドットパターンデー
タがサーマルヘッド36により順次印字テープ12に印
字処理される(S32)。例えば、図21に示すように、
黒の色指定データで指示された文字列「A〜F」が、印
字テープ12の1行目に黒インク13bで印字される。
そして、印字終了時の印字位置P1は、図21に示すよう
に、最終文字「F」の右端位置に位置している。
【0049】次に、テキストメモリ101において、同
一ブロック内の印字データに、赤の色指定データが存在
するときには(S33:Yes )、赤で印字する文字列を、
この第1ブロックの印字開始位置から印字する為に、印
字テープ逆送給処理制御(図18参照)が実行される
(S34)。この制御が開始されると、次の赤インク13
rにより印字する為に、所定量B(本実施例では20cm)
から、前記S32で印字処理したときの印字テープ12の
送給量、つまり印字処理によるインクリボン13のイン
クリボン送り量j(図21参照)を差し引いた、残りの
インクリボン送り量k(図21参照)が求められ、この
インクリボン送り量kだけ、印字テープ12とインクリ
ボン13とが送給される(S60)。即ち、その結果、印
字位置P2は、図21に示すように、次の赤インク13r
の開始端に位置している。
【0050】次に、サーマルヘッド36に対応するイン
ク色が変わることから、カラーフラグCFがセットされ
ているときには(S61:Yes )、カラーフラグCFがリ
セットされ(S62)、またカラーフラグCFがセットさ
れていないときには(S61:No)、カラーフラグCFが
セットされる(S63)。次に、プラテン移動モータ71
が駆動されて、図9に示すように、プラテン連動レバー
77が右方へ最大に移動して、プラテンローラ55がリ
リース位置に移動される(S64)。次に、テープ駆動モ
ータ39が、所定ステップ数だけ逆回転駆動されて、印
字テープ12だけが所定量Bだけ逆送給される(S6
5)。その後、更にプラテン移動モータ71が駆動され
て、図8に示すように、プラテン連動レバー77が左方
へ最大に移動して、プラテンローラ55が挟持位置に復
帰移動され(S66)、この制御を終了して、ラベル作成
制御のS37にリターンする。
【0051】次に、このラベル作成制御において、赤の
色指定データで指示される文字列について、ドットパタ
ーンデータに展開されて印字データバッファ102に格
納されるとともに、このドットパターンデータがサーマ
ルヘッド36により順次印字テープ12の2行目に印字
処理される(S37)。例えば、図22に示すように、赤
の色指定データで指示された文字列「a〜f」が、印字
テープ12の2行目に赤インク13rで印字される。そ
して、印字終了時の印字位置P3は、図22に示すよう
に、最終文字「f」の右端位置に位置している。次に、
テキストメモリ101において、同一ブロック内の印字
データに、黒の色指定データが存在しないときには(S
38:No)、S44以降が実行されて、これら2行に亙る文
書のデータを2色印字したラベルを作成する為に、前端
部と後端部とが夫々切断される。
【0052】また、カラーフラグCFがセットされてい
るときに(S30:Yes )、赤の色指定データが存在する
ときには(S31:No、S35:Yes )、赤インク13rの
開始端がサーマルヘッド36の印字位置Pに位置するよ
うに、印字テープ12とインクリボン13が所定量Bだ
け送給され(S36)、赤の色指定データで指示される文
字列について、前述したようにサーマルヘッド36によ
り順次印字テープ12に印字処理され(S37)、S38以
降が実行される。
【0053】一方、この制御の開始時に、カラーフラグ
CFがセットされていないで、赤インク13rの開始端
がサーマルヘッド36の印字位置Pに位置しているとき
に(S30:No)、文書データ中に赤の色指定データが存
在するときには(S40:Yes)、S37以降が実行され
る。しかし、黒の色指定データが存在するときには(S
40:No、S41:Yes )、黒インク13bの開始端がサー
マルヘッド36の印字位置Pに位置するように、印字テ
ープ12とインクリボン13が所定量Bだけ送給され
(S42)、黒の色指定データで指示される文字列につい
て、前述したようにサーマルヘッド36により順次印字
テープ12に印字処理され(S32)、S33以降が実行さ
れる。ここで、文書データ中に、黒の色指定データや赤
の色指定データが存在しないときには(S31・S35:N
o、又はS40・S41:No)、切断用モータ84が駆動さ
れ、可動刃83の1往復移動により印字テープ12が切
断され(S43)、この制御を終了して、メインルーチン
にリターンする。
【0054】次に、前余白量FYを設けて、作成するラベ
ルの前端を切断する為のテープ逆送り量Zが、(印字・
切断位置間距離L−前余白量FY)−最終印字行の印字長
ML、により演算で求められる(S44)。そして、このテ
ープ逆送り量Zが負数であって、印字テープ12を逆送
給するときには(S45:Yes )、プラテン移動モータ7
1が駆動されて、プラテン連動レバー77が右方へ最大
に移動して、プラテンローラ55がリリース位置に移動
され(S46)、テープ駆動モータ39の逆回転駆動によ
り、印字テープ12だけがテープ逆送り量Zだけ逆送給
され(S47)、更にプラテン移動モータ71が駆動され
て、プラテン連動レバー77が左方へ最大に移動して、
プラテンローラ55が挟持位置に復帰移動され(S4
8)、切断用モータ84が駆動され、可動刃83の1往
復移動により印字テープ12が切断される(S49)。例
えば、図23に示すように、印字テープ12は、テープ
逆送り量Zだけ逆送給された後、前余白量FYを設けて切
断される。
【0055】次に、後端切断位置まで印字テープ12と
インクリボン13とが送給され(S50)、その後端切断
位置で印字テープ12が切断される(S51)。例えば、
図24に示すように、印字テープ12とインクリボン1
3とが、前余白量FYとこのブロックデータの最大印字長
PLと後余白量RYとを加算したラベル長LLだけ送給され
て、その後端切断位置で印字テープ12が切断される。
このときの印字位置をP4で示し、切断位置をC4で示す。
【0056】次に、次の印字の為に、印字位置Pを次の
インクの開始端に合致させるように、インクリボン13
のインク位置を補正するリボン補正処理制御(図19参
照)が実行される(S52)。この制御が開始されたとき
に、図24に示すように、最終印字行の印字長MLとラベ
ル長LLとを加算した、インクリボン13の総移動量が20
cm以上のとき、つまりこのときの印字位置Pが次の異な
る色のインクに対応しているときには(S70:Yes )、
変数Xが図示の演算式(X=(ML+LL)−20)で
求められ(S71)、印字テープ12とインクリボン13
とが、黒インク13b又は赤インク13rのインク塗布
長さである20cmからこの変数Xを差し引いた長さだけ送
給され(S72)、この制御を終了して、ラベル作成制御
のS53にリターンする。即ち、図24に示すように、印
字位置P5が次の赤インク13rの開始端に合致する。こ
の場合には、印字位置P5に対応するインク色は、最終印
字時の赤インク13rと同様である。
【0057】一方、前記インクリボン13の総移動量が
20cm未満のときには(S70:No)、変数Xが図示の演算
式(X=20−(ML+LL))で求められ(S73)、
印字テープ12とインクリボン13とが、この変数X分
だけ送給される(S74)。次に、印字位置P5に対応する
インク色は、最終印字時のインク色と異なることから、
カラーフラグCFがセットされているときには(S75:
Yes )、カラーフラグCFがリセットされ(S76)、ま
たカラーフラグCFがセットされていないときには(S
75:No)、カラーフラグCFがセットされ(S77)、こ
の制御を終了して、同様にS53にリターンする。
【0058】そして、ラベル作成制御において、テキス
トメモリ101に次のブロックデータが存在するときに
は、S30以降が繰り返して実行される。また、テキスト
メモリ101に次のブロックデータが存在しないときに
は、この制御を終了して、メインルーチンにリターンす
る。
【0059】以上説明したラベル作成制御に含まれるテ
ープ切断制御の作用について説明する。黒インク13b
と赤インク13rとにより第1ブロックの文字列「A〜
F」、「a〜f」を印字完了後に、現在の印字位置Pか
ら、前余白量FYを設けて、作成するラベルの前端を切断
する為のテープ逆送り量Zが演算で求められる。そし
て、プラテン移動モータ71の駆動により、プラテン連
動レバー77を介してプラテンローラ55がリリース位
置に切換えられた状態で、テープ駆動モータ39の逆回
転駆動により、印字テープ12だけがテープ逆送り量Z
だけ逆送給され、更にプラテン移動モータ71の駆動に
より、プラテンローラ55が押圧位置に復帰移動され
て、切断用モータ84が駆動され、可動刃83の1往復
移動により印字テープ12がその前端位置で切断され
る。これにより、印字処理能率を低下させず、しかもイ
ンクリボン13のインクにより印字テープ12に印字さ
れた何れの文字も途中で途切れることがなく、印字文字
の品質に悪影響を及ぼさないように印字テープ12を切
断して、テープ状ラベルを作成できる。
【0060】更に、前記プラテンローラ55は、インク
リボン13と印字テープ12を隔ててサーマルヘッド3
6に押圧されるように構成され、更にプラテンローラ5
5を挟持位置とリリース位置とに亙って切換えるように
構成されるので、印字データを供給する複数の接続線が
接続されたサーマルヘッド36をこれら挟持位置とリリ
ース位置とに亙って切換えるよりも、簡単な機構で構成
することができる。
【0061】尚、前記プラテンローラ55に代えて、サ
ーマルヘッド36を挟持位置とリリース位置とに亙って
切換え可能に構成したり、印字テープ12として、感熱
紙などからなる逆送り可能なテープで構成したり、する
等、本発明の技術的思想の範囲内において、前記実施例
に関し、既存の技術や当業者に自明の技術に基いて種々
の変更を加えることもあり得る。尚、インクリボン13
を介して印字テープ12に印字する、或いはインクリボ
ン13を用いないで、感熱紙からなる印字テープ12に
印字するドット方式の印字機構を備えた各種のテープ状
ラベル作成装置に本発明を適用し得ることは勿論であ
る。
【0062】
【発明の効果】請求項1に係るテープ状ラベル作成装置
によれば、印字ヘッドを含む印字手段と、テープ送り手
段と、テープ切断手段と、これらの手段を制御する印字
制御手段とを備え、更に印字手段はプラテンローラと移
動手段とを備えるとともに、切断制御手段を設け、各1
ブロック分の印字データの印字完了後に、印字データと
端部余白長から決まる所定距離だけテープを反印字方向
へ逆送りしてから、テープを切断するので、印字処理能
率を低下させず、しかもテープに印字された何れの文字
も途中で途切れることがなく、印字文字の品質に悪影響
を及ぼさないようにテープを切断して、テープ状ラベル
を作成できる。
【0063】請求項2に係るテープ状ラベル作成装置に
よれば、前記プラテンローラは、テープを隔てて印字ヘ
ッドに押圧されるように構成され、前記移動手段は、プ
ラテンローラを挟持位置とリリース位置とに亙って切換
えるプラテン駆動手段で構成されるので、印字データを
供給する複数の接続線が接続された印字ヘッドをこれら
挟持位置とリリース位置とに亙って切換えるよりも、簡
単な機構で構成することができる。
【0064】請求項3に係るテープ状ラベル作成装置に
よれば、印字ヘッドを含む印字手段と、テープ送り手段
と、リボン送り手段と、テープ切断手段と、これらの手
段を制御する印字制御手段とを備え、更に印字手段はプ
ラテンローラと移動手段とを備えるとともに、切断制御
手段を設け、各1ブロック分の印字データの印字完了後
に、印字データと端部余白長から決まる所定距離だけテ
ープを反印字方向へ逆送りしてから、テープを切断する
ので、印字処理能率を低下させず、しかもインクリボン
のインクによりテープに印字された何れの文字も途中で
途切れることがなく、印字文字の品質に悪影響を及ぼさ
ないようにテープを切断して、テープ状ラベルを作成で
きる。
【0065】請求項4に係るテープ状ラベル作成装置に
よれば、前記プラテンローラは、インクリボンとテープ
を隔てて印字ヘッドに押圧されるように構成され、前記
移動手段は、プラテンローラを挟持位置とリリース位置
とに亙って切換えるプラテン駆動手段で構成されるの
で、前記請求項2と同様の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ラベル作成装置の平面図である。
【図2】テープカセットの平面図である。
【図3】プラテンローラが押圧位置のときのサーマル印
字機構の平面図である。
【図4】プラテンローラがリリース位置のときの図3相
当図である。
【図5】サーマル印字機構の分切欠き概略正面図であ
る。
【図6】図5の要部概略正面図である。
【図7】切断機構を示すサーマル印字機構の側面図であ
る。
【図8】印字テープの送給時の図3相当図である。
【図9】印字テープの逆送給時の図4相当図である。
【図10】ラベル作成装置の制御系のブロック図であ
る。
【図11】カセット種類判別テーブルの設定内容を説明
する図表である。
【図12】レセプタータイプの印字テープの分解斜視図
である。
【図13】色指定データや文字列コードが格納されたテ
キストメモリの説明図である。
【図14】インクリボンの平面図である。
【図15】印字位置初期化制御のルーチンの概略フロー
チャートである。
【図16】ラベル作成制御のルーチンの概略フローチャ
ートの一部である。
【図17】ラベル作成制御のルーチンの概略フローチャ
ートの一部である。
【図18】印字テープ逆送給処理制御のルーチンの概略
フローチャートである。
【図19】リボン位置補正処理制御のルーチンの概略フ
ローチャートである。
【図20】印字開始時における印字位置とインクリボン
と印字テープとの対応関係を説明する説明図である。
【図21】黒インクで1行目の文字列が印字されたとき
の図20相当図である。
【図22】赤インクで2行目の文字列が印字されたとき
の図20相当図である。
【図23】テープ状ラベルの前端を切断するときの図2
0相当図である。
【図24】テープ状ラベルの前端を切断するときと、次
の印字の為にリボン位置を補正するときの図20相当図
である。
【符号の説明】
1 テープ状ラベル作成装置 12 印字テープ 13 インクリボン 15 テープスプール 16 リボンスプール 18 テープ送りローラ 36 サーマルヘッド 39 テープ駆動モータ 50 揺動アーム 52 リボン駆動ギヤ 55 プラテンローラ 56 プラテンホルダ 70 プラテン駆動機構 71 プラテン移動モータ 75 偏心カム 77 プラテン連動レバー 80 切断機構 81 固定刃 83 可動刃 84 切断用モータ PM サーマル印字機構 CD 制御装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 3/36 B41J 11/14 B41J 11/42 B41J 11/66

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印字対象体であるテープに印字する印字
    ヘッドを含む印字手段と、テープを印字方向と反印字方
    向とに択一的に移送可能なテープ送り手段と、印字位置
    の下流側位置においてテープを切断するテープ切断手段
    と、これらの手段を制御する印字制御手段とを備えたテ
    ープ状ラベル作成装置において、 前記印字手段は、印字ヘッドと協働してテープを挟持す
    るプラテンローラと、印字ヘッドとプラテンローラとの
    少なくとも一方を、テープを挟持する挟持位置とテープ
    を挟持しないリリース位置とに切換える移動手段とを備
    え、 前記印字制御手段から印字情報を受けて、各1ブロック
    分の印字データの印字完了後に、移動手段を介して印字
    ヘッドとプラテンローラをリリース位置に切換えた状態
    で、テープ送り手段を介して、印字データと端部余白長
    から決まる所定距離だけテープを反印字方向へ逆送りし
    てから、テープ切断手段にテープを切断させる切断制御
    手段を設けたことを特徴とするテープ状ラベル作成装
    置。
  2. 【請求項2】 前記プラテンローラは、テープを隔てて
    印字ヘッドに押圧されるように構成され、前記移動手段
    は、プラテンローラを挟持位置とリリース位置とに亙っ
    て切換えるプラテン駆動手段からなることを特徴とする
    請求項1に記載のテープ状ラベル作成装置。
  3. 【請求項3】 インクリボンを介して印字対象体である
    テープに印字する印字ヘッドを含む印字手段と、テープ
    を印字方向と反印字方向とに択一的に移送可能なテープ
    送り手段と、インクリボンをテープに同期して印字方向
    に送るリボン送り手段と、印字位置の下流側位置におい
    てテープを切断するテープ切断手段と、これらの手段を
    制御する印字制御手段とを備えたテープ状ラベル作成装
    置において、 前記印字手段は、印字ヘッドと協働してインクリボンと
    テープを挟持するプラテンローラと、印字ヘッドとプラ
    テンローラとの少なくとも一方を、インクリボンとテー
    プを挟持する挟持位置と、インクリボンとテープを挟持
    しないリリース位置とに切換える移動手段とを備え、 前記印字制御手段から印字情報を受けて、各1ブロック
    分の印字データの印字完了後に、移動手段を介して印字
    ヘッドとプラテンローラをリリース位置に切換えた状態
    で、テープ送り手段を介して、印字データと端部余白長
    から決まる所定距離だけテープを反印字方向へ逆送りし
    てから、テープ切断手段にテープを切断させる切断制御
    手段を設けたことを特徴とするテープ状ラベル作成装
    置。
  4. 【請求項4】 前記プラテンローラは、インクリボンと
    テープを隔てて印字ヘッドに押圧されるように構成さ
    れ、前記移動手段は、プラテンローラを挟持位置とリリ
    ース位置とに亙って切換えるプラテン駆動手段からなる
    ことを特徴とする請求項3に記載のテープ状ラベル作成
    装置。
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