JP3262063B2 - 高電圧試験装置及び高電圧試験方法 - Google Patents

高電圧試験装置及び高電圧試験方法

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JP3262063B2 JP07458698A JP7458698A JP3262063B2 JP 3262063 B2 JP3262063 B2 JP 3262063B2 JP 07458698 A JP07458698 A JP 07458698A JP 7458698 A JP7458698 A JP 7458698A JP 3262063 B2 JP3262063 B2 JP 3262063B2
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  • Testing Relating To Insulation (AREA)
  • Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高電圧試験装置及
び高電圧試験方法に関する。特に本発明は、高耐圧ダイ
オード等の半導体装置の逆方向耐圧特性や逆方向ブロッ
キング特性等を測定評価する試験装置及び試験方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】樹脂封止型高耐圧ダイオード装置が知ら
れている。図8は樹脂封止型高耐圧ダイオード装置の一
部断面化した構成図である。樹脂封止型高耐圧ダイオー
ド装置1は高耐圧ダイオード素子2、複数本のリード3
A、3B及び樹脂封止体4を備える。高耐圧ダイオード
素子2のアノード領域にはリード3Aのインナーリード
部となるヘッダ部が電気的に接続され、カソード領域に
はリード3Bのヘッダ部が電気的に接続される。複数本
のリード3A、3Bはそれぞれ棒状のピンで形成されて
おり、樹脂封止体4を中心としてその外部の両側にアウ
ターリード部として引き出される。樹脂封止体4はトラ
ンスファーモールド法により成型されており、この樹脂
封止体4には例えばエポキシ系樹脂が使用される。
【0003】この種の樹脂封止型高耐圧ダイオード装置
1においては、高耐圧特性試験が実施され、製品として
の良否が判定される。高耐圧特性試験は高耐圧ダイオー
ド素子2の逆方向耐圧を測定する試験であり、リード3
A、3B間に外部高耐圧試験装置から所定の逆方向電圧
が供給され、高耐圧ダイオード素子2の逆方向電流が測
定される。
【0004】従来、外部高耐圧特性試験装置は絶縁性雰
囲気詳細には六フッ化硫黄(SF6)ガス雰囲気中で高耐
圧特性試験を行っている。SF6ガス雰囲気中で行われる
高耐圧特性試験においては、高耐圧ダイオード素子2の
リード3A、3B間の樹脂封止体4表面に沿って発生す
る放電が防止でき、精度の高い高耐圧特性が測定できる
とともに、高耐圧ダイオード素子2の損傷が防止できる
特徴がある。さらに、SF6ガスは、熱的、化学的に安定
な無色無臭の気体であり、電気的絶縁用気体として極め
て優れている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術に係る高耐圧特性試験装置並びに高耐圧特性試験方法
においては、以下の点について配慮がなされていない。
【0006】第1に、高耐圧特性試験装置においては、
大気中における放電の防止、大気中の絶縁破壊の防止、
被測定対象物の界面(表面)における絶縁破壊の防止、
界面におけるリーク電流の防止等のため、SF6ガスは必
須となっている。しかし、SF6ガス雰囲気を生成するた
めに少なくともSF6ガス供給系が必要になる。このた
め、高耐圧特性試験装置の構造が複雑になり、かつ大型
になる。
【0007】第2に、従来の高耐圧特性試験方法におい
て不可欠なSF6ガスは、地球温暖化現象を誘発し、また
オゾン層の破壊を誘発するおそれがあるガスである。環
境問題や人類の将来を考えれば、このようなSF6ガスの
使用は使用を避け、また制限すべきである。
【0008】本発明は上記課題を解決するためになされ
たものである。従って、本発明の目的は、構造を簡易化
しつつ小型化が実現できる、高電圧試験装置を提供する
ことである。
【0009】本発明の他の目的は、高耐圧半導体装置の
逆方向耐圧特性や逆方向ブロッキング特性等の特性を測
定評価する高電圧試験装置を提供することである。
【0010】本発明のさらに他の目的は、絶縁性雰囲気
ガス、具体的にはSF6ガスを使用せずに、簡単な操作
で、且つランニングコストも低い高電圧試験方法を提供
することである。
【0011】本発明のさらに他の目的は、SF6ガスを使
用せずに地球温暖化の防止やオゾン層の破壊の防止に好
適な高電圧試験方法を提供することである。
【0012】本発明のさらに他の目的は、高耐圧半導体
装置の逆方向耐圧特性や逆方向ブロッキング特性等の特
性を測定評価する高電圧試験方法を提供することであ
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の第1の特徴は、被測定対象物の第1及び第
2のリード間の封止体表面に当接する絶縁遮蔽体と、こ
れらの第1及び第2のリード間に高電圧を印加する高電
圧供給部と、第1及び第2のリード間の電気的特性を測
定する特性測定部とを少なくとも有する高電圧試験装置
であることである。第1及び第2のリードは、封止体外
部に引き出され、絶縁遮蔽体は、被測定対象物の封止体
表面に当接し、第1及び第2のリード間の放電経路を遮
断する。
【0014】本発明の第1の特徴に係る高電圧試験装置
は、高耐圧ダイオード等の高耐圧半導体装置の逆方向耐
圧特性や逆方向ブロッキング特性等の特性を測定する特
性試験装置であることが好ましい。例えば、被測定対象
物となる高耐圧ダイオード素子は、アノード領域に接続
された第1のリードとカソード領域に接続された第2の
リードとを有し、この第1及び第2のリードは封止体外
部に引き出される。第1及び第2のリード間には高耐圧
ダイオード素子の逆方向耐圧特性試験等を行う高電圧が
試験信号として供給される。
【0015】絶縁遮蔽体は第1及び第2のリード間の封
止体表面を放電により伝わる逆方向電流等を遮断する。
絶縁遮蔽体は封止体との密着性が良好な材料で形成され
ることが好ましく、例えば絶縁性ゴム又は弾力性を有す
る絶縁性樹脂ラバーで形成することが実用的である。
【0016】さらに、絶縁遮蔽体と封止体との間の密着
性を高めるために、絶縁遮蔽体には真空吸着機能を備え
ることが好ましい。さらに、封止体表面の放電経路自体
の発生を阻止するために、封止体表面にドライエアーを
吹き付ける機能を備えることが好ましい。
【0017】このように構成される高電圧試験装置にお
いては、絶縁遮蔽体により半導体装置等の被測定対象物
の第1及び第2のリード間の放電経路が完全に遮断され
た状態で電気的特性の測定が行える。
【0018】このため、絶縁性雰囲気、具体的にはSF6
ガス雰囲気を生成する必要がなくなるので、この絶縁性
雰囲気を生成するためのガス供給系がなくなり、高電圧
試験装置の構成が簡易になる。さらに、絶縁性雰囲気を
生成するためのガス供給系の廃止に伴い、高電圧試験装
置が小型化できる。
【0019】なお、被測定対象物には、第1及び第2の
リード以外の第3,第4、・・・・・・のリードがあってもか
まわない。それらの複数のリードの内から高電圧を印加
しようとする2つのリードを選び、その選ばれたリード
間の封止体表面に絶縁遮蔽体を当接すればよい。
【0020】本発明の第2の特徴は、(イ)被測定対象
物の第1及び第2のリード間の封止体表面に絶縁遮蔽体
を当接するステップと、(ロ)この第1及び第2のリー
ド間に高電圧を印加するステップと、(ハ)第1及び第
2のリード間の電気的特性を測定するステップとを少な
くとも有する高電圧試験方法であることである。即ち、
本発明の第2の特徴は、高電圧試験方法に係わり、半導
体装置等の被測定対象物の封止体外部に引き出された複
数のリード間の封止体表面にリード間の放電経路を遮断
する絶縁遮蔽体を当接した状態で、複数のリード間に高
電圧を供給し、封止体内部の被測定対象物の電気的特性
を測定する。現実の測定においては、上記の高電圧を印
加するステップと電気的特性を測定するステップとが同
時であってもかまわないことは勿論である。
【0021】本発明の第2の特徴に係る高電圧試験方法
においては、放電経路を絶縁遮蔽体により物理的に遮断
した状態で、半導体装置等の被測定対象物の電気的特性
試験が実施できる。すなわち、従来、電気的特性試験に
おいて必要とされていた絶縁性雰囲気、詳細にはSF6
ス雰囲気の使用が廃止できる。従って、地球温暖化が防
止でき、またオゾン層の破壊が防止できる。
【0022】特に、本発明の第2の特徴によれば、高耐
圧半導体装置の逆方向耐圧特性や逆方向ブロッキング特
性等の特性を簡単、且つ低コストで測定評価できる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して、本発明の実
施の形態を説明する。以下の図面の記載において、同一
又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。
ただし、図面は模式的なものであることに留意すべきで
ある。
【0024】(第1の実施の形態)図1は本発明の第1
の実施の形態に係る高電圧試験装置のシステム構成を示
す概略正面図、図2は高電圧試験装置の概略側面図であ
る。図1及び図2に示すように、本発明の第1の実施の
形態に係る高電圧試験装置10は、前述の図8に示す高
耐圧ダイオード装置(半導体装置)1を被測定対象物と
して高耐圧特性試験を行う。高電圧試験装置10は、半
導体装置搬送部11、搬送駆動部12、高電圧供給部1
3、特性測定部14、特性判定部15、絶縁遮蔽体20
及び遮蔽体駆動部21を備え、構築される。
【0025】高電圧試験装置10の半導体装置搬送部1
1は、前述の図8に示す高耐圧ダイオード装置1の第1
のリード3Aを収納し支持する溝11Cが複数個規則的
に配設された搬送レール11Aと、第2のリード3Bを
収納し支持する溝11Dが複数個規則的に配設された搬
送レール11Bとを備える。搬送レール11A、11B
は、図1に示すようにほぼ平行に配設され、図2に示す
ように図中横方向に帯状に伸びる。高耐圧ダイオード装
置1は、搬送レール11Aの溝11Cに第1のリード3
Aを支持しかつ搬送レール11Bの溝15Dに第2のリ
ード3Bを支持した両端支持状態において、図2中、矢
印Aに示す長手方向に間欠的に搬送される。この搬送は
搬送駆動部12により行われる。
【0026】絶縁遮蔽体20は半導体装置搬送部11の
搬送経路途中の耐圧特性試験位置近傍に配設される。図
3は絶縁遮蔽体20の斜視図である。図2及び図3に示
すように、絶縁遮蔽体20は固定側絶縁遮蔽体20A及
び可動側絶縁遮蔽体20Bを備える。固定側絶縁遮蔽体
20Aは、搬送経路よりも上側の位置(耐圧特性試験位
置に相当する)に配設され、装置筺体に固定状態で取り
付けられる。可動側絶縁遮蔽体20Bは、搬送経路の若
干下側の位置と、搬送経路よりも上側の位置で固定側絶
縁遮蔽体20Aと合致する位置との間の範囲において、
図1中、矢印B方向に上昇下降する。すなわち、可動側
絶縁遮蔽体20Bは、搬送経路において被測定対象物と
なる高耐圧ダイオード装置1の樹脂封止体4底表面に当
接し、そのまま上昇することにより固定側絶縁遮蔽体2
0Aとの間で高耐圧ダイオード装置1の樹脂封止体4を
挟持できる。また、逆に可動側絶縁遮蔽体20Bは下降
することにより固定側絶縁遮蔽体20Aとの間で挟持し
た高耐圧ダイオード装置1を搬送経路に戻すことができ
る。可動側絶縁遮蔽体20Bの上昇下降は遮蔽体駆動部
21により行われる。遮蔽体駆動部21には機構が単純
な空気圧シリンダ、油圧シリンダのいずれかが実用的に
使用できる。なお、本発明においては、電磁ソレノイド
で遮蔽体駆動部21を構築してもよいし、又電気モータ
と機械的メカニズムの上昇下降機構とを組み合わせて遮
蔽体駆動部21を構築してもよい。
【0027】被測定対象物となる高耐圧ダイオード装置
1の樹脂封止体4は、本発明の第1の実施の形態におい
ては、円柱形状で形成されている。そして、図3に示す
ように、固定側絶縁遮蔽体20A、可動側絶縁遮蔽体2
0Bは高耐圧ダイオード装置1の樹脂封止体4に当接す
る部分に半円形状の当接部20C、20Dのそれぞれが
配設された板状部材で形成される。固定側絶縁遮蔽体2
0Aの当接部20Cは、高耐圧ダイオード装置1の第1
のリード3Aと第2のリード3Bとの間であって樹脂封
止体4の上側表面に当接し密着する。同様に、可動側絶
縁遮蔽体20Bの当接部20Dは、高耐圧ダイオード装
置1の第1のリード3Aと第2のリード3Bリードとの
間であって樹脂封止体4の下側表面に当接し密着する。
固定側絶縁遮蔽体20Aの当接部20C及び可動側絶縁
遮蔽体20Bの当接部20Dの双方により、高耐圧ダイ
オード装置1の樹脂封止体4の円周表面の全域は絶縁遮
蔽体20で覆われ、リード3Aと3Bとの間であって樹
脂封止体4の表面に発生する放電経路はほぼ完全に遮断
される。
【0028】固定側絶縁遮蔽体20A、可動側絶縁遮蔽
体20Bはいずれも絶縁性材料、具体的には少なくとも
当接部20C、20Dのそれぞれを絶縁性ゴム又は絶縁
性樹脂ラバーで形成することが好ましい。この種の絶縁
性材料は弾力性を有し、高耐圧ダイオード装置1の樹脂
封止体4表面の密着度が非常に高く、放電経路の遮断機
能がより一層向上できる。さらに、この種の弾力性を有
する絶縁性材料が使用される場合、高耐圧ダイオード装
置1の樹脂封止体4の半径よりも固定側絶縁遮蔽体20
Aの当接部20C、可動側絶縁遮蔽体20Bの当接部2
0Dの半径は若干小さく設定されることにより、密着度
がより一層向上できる。
【0029】高電圧供給部13は高耐圧ダイオード装置
1の第1のリード3A、第2のリード3Bのそれぞれに
逆方向高電圧を供給する。高電圧供給部13からの逆方
向高電圧は、高電圧供給部13に接続された電圧印加端
子13Aを通して高耐圧ダイオード装置1の第1のリー
ド3Aに、電圧印加端子13Bを通して第2のリード1
3Bにそれぞれ供給される。電圧印加端子13A、13
Bは、固定側絶縁遮蔽体20Aの両側に配設され、固定
側絶縁遮蔽体20Aの当接部20Cと可動側絶縁遮蔽体
20Bの当接部20Dとで高耐圧ダイオード素子2の樹
脂封止体4を挟持したときに第1のリード3A、第2の
リード3Bのそれぞれに当接し電気的に接続される。
【0030】特性測定部14は高電圧供給部13により
高耐圧ダイオード装置1に試験信号(逆方向高電圧)を
供給した結果得られる逆方向電流を測定する。特性測定
部14は電圧印加端子13A、13Bのそれぞれに接続
される。
【0031】特性判定部15は特性測定部14により得
られた逆方向電流の測定結果に基づき高耐圧ダイオード
素子2の電気的特性の良否を判定する。特性判定部15
には予め基礎研究によって得られた最適な逆方向電流値
が記憶部に記憶されている。さらに、特性判定部15
は、特性測定部14により測定された逆方向電流値が記
憶部に記憶された逆方向電流値の範囲内か否かを検討
し、範囲内であれば良品とする、範囲外であれば不良品
とする判定を行う。
【0032】次に、このように構成される高電圧試験装
置10を使用した高電圧試験方法について説明する。高
電圧試験を行う高耐圧ダイオード装置1は、前述の図8
に示すように、複数枚のダイオードチップを積層した高
耐圧ダイオード素子2を備える。高耐圧ダイオード素子
2は円柱形状を有する樹脂封止体4で気密封止される。
樹脂封止体4の外部には実質的に同軸上で互いに反対方
向に第1のリード3Aと第2のリード3Bが引き出され
る。第1のリード3Aのインナーリード部分であるヘッ
ダ部には高耐圧ダイオード素子2のアノード領域(又は
カソード領域)が電気的に接続される。第2のリード3
Bのインナーリード部分であるヘッダ部にはカソード領
域(又はアノード領域)が電気的に接続される。
【0033】(1)まず、図1及び図2に示す高電圧試
験装置10の半導体装置搬送部11のロード側(図2
中、左側)に被測定対象物となる高耐圧ダイオード装置
1を供給する。半導体装置搬送部11のロード側には複
数の高耐圧ダイオード装置1が連続的に供給される。半
導体装置搬送部11においては、搬送レール11Aの溝
11Cに高耐圧ダイオード装置1の第1のリード3Aが
収納され支持されるとともに、搬送レール11Bの溝1
1Dに第2のリード3Bが収納され支持される。つま
り、高耐圧ダイオード装置1は、両端支持状態で支持さ
れ、矢印A方向に向かって(図2中、左側から右側に向
かって)搬送経路内を搬送される。搬送レール11Aの
溝11C、搬送レール11Bの溝11Dはいずれも矢印
A方向に等間隔で配設される。1個の高耐圧ダイオード
装置1の高電圧試験中においては半導体装置搬送部11
による高耐圧ダイオード装置1の搬送が一時的に停止
し、高耐圧ダイオード装置1は搬送と停止とを交互に繰
り返す間欠的な搬送により搬送される。半導体装置搬送
部11の搬送制御は搬送駆動部12により行われる。
【0034】(2)搬送経路途中の高電圧試験位置直下
に高耐圧ダイオード装置1が搬送されると、半導体装置
搬送部11による高耐圧ダイオード装置1の搬送が一時
的に停止する。この搬送停止に同期し、搬送経路下に待
機していた可動側絶縁遮蔽体20Bが上昇を開始する。
可動側絶縁遮蔽体20Bの矢印B方向の上昇(及び下
降)制御は遮蔽体駆動部21により行われる。可動側絶
縁遮蔽体20Bの上昇により、可動側絶縁遮蔽体20B
の当接部20D(図3参照)は、高耐圧ダイオード装置
1の樹脂封止体4下側表面に接触し、そのまま高耐圧ダ
イオード装置1を押し上げる。
【0035】(3)図4及び図5に示すように、高耐圧
ダイオード装置1の樹脂封止体4上側表面が固定側絶縁
遮蔽体20Aの当接部20Cに接触し押し付けられるま
で、可動側絶縁遮蔽体20Bの上昇が行われる。可動側
絶縁遮蔽体20Bの上昇が完了すると、高耐圧ダイオー
ド装置1の樹脂封止体4の円周全域が固定側絶縁遮蔽体
20A及び可動側絶縁遮蔽体20Bで覆われ、かつ樹脂
封止体4と当接部20C、20Dのそれぞれとの間は適
度な押付け力で密着する。従って、高耐圧ダイオード装
置1の第1のリード3Aと第2のリード3Bとの間にお
いて、樹脂封止体4の表面上の放電経路は完全に遮断さ
れる。
【0036】さらに、可動側絶縁遮蔽体20Bの上昇が
完了した時点、すなわち放電経路が遮断された時点で、
高耐圧ダイオード装置1は耐圧特性試験位置にセットさ
れ、第1のリード3Aは電圧印加端子13Aに当接し電
気的に接続されるとともに、第2のリード3Bは電圧印
加端子13Bに当接し電気的に接続される。
【0037】(4)高耐圧ダイオード装置1の高耐圧特
性試験が行われる。高電圧供給部13から電圧印加端子
13A、13Bのそれぞれに逆方向高電圧が供給され、
この逆方向高電圧は高耐圧ダイオード装置1に供給され
る。即ち、高耐圧ダイオード素子2のカソード領域側が
アノード領域側よりも高い電位となる逆方向高電圧が試
験信号として使用される。この逆方向高電圧が高耐圧ダ
イオード装置1に供給された結果、高耐圧ダイオード素
子2には逆方向電流が流れる。
【0038】(5)この逆方向電流は特性測定部14に
おいて測定され、この特性測定部14の測定結果に基づ
き特性判定部15において最適な高耐圧特性であるか否
かが判定される。
【0039】(6)高耐圧特性試験が終了すると、可動
側絶縁遮蔽体20Bが下降し高耐圧ダイオード装置1が
再び搬送経路に戻される。この搬送経路に戻された高耐
圧ダイオード装置1は半導体装置搬送部11のアンロー
ド側に搬送される。この高耐圧ダイオード装置1の搬送
中、又は搬送後に、高耐圧特性試験で不良品と判定され
た高耐圧ダイオード装置1は取り除かれる。
【0040】このように構成される高電圧試験装置10
においては、絶縁遮蔽体20により高耐圧ダイオード装
置1の第1及び第2のリード3A、3B間の放電経路が
完全に遮断された状態で高耐圧特性の測定が行える。す
なわち、絶縁性雰囲気、具体的にはSF6ガス雰囲気を生
成する必要がなくなるので、この絶縁性雰囲気を生成す
るためのガス供給系がなくなり、高電圧試験装置10の
構成が簡易になる。さらに、絶縁性雰囲気を生成するた
めのガス供給系の廃止に伴い、高電圧試験装置10が小
型化できる。
【0041】さらに、本発明の第1の実施の形態に係る
高電圧試験方法においては、放電経路を絶縁遮蔽体20
により物理的に遮断した状態で、高耐圧ダイオード装置
1の高耐圧特性試験が実施できる。すなわち、従来、高
耐圧特性試験において必要とされていた絶縁性雰囲気、
詳細にはSF6ガス雰囲気の使用が廃止できる。従って、
地球温暖化が防止でき、またオゾン層の破壊が防止でき
る。
【0042】このように、本発明の第1の実施の形態に
係る高電圧試験方法によれば、高耐圧ダイオード装置、
高耐圧トランジスタ装置、あるいは高耐圧サイリスタ装
置等種々の被測定対象物の逆方向耐圧特性や逆方向ブロ
ッキング特性等を簡単且つ正確に測定評価でき、そのラ
ンニングコストも低い。
【0043】(第2の実施の形態)本発明の第2の実施
の形態は、前述の第1の実施の形態に係る高電圧試験装
置10において、被測定対象物(高耐圧ダイオード装
置)1の樹脂封止体4の表面又はその近傍に発生する放
電経路の遮断性能をさらに向上させる場合を説明する。
【0044】図6は、本発明の第2の実施の形態に係る
高電圧試験装置10のシステム構成の要部を示す概略図
である。図6に示す高電圧試験装置10は、被測定対象
物となる高耐圧ダイオード装置1の第1リード3A及び
第2のリード3B間の封止体4の表面に当接する絶縁遮
蔽体20と、これらの第1リード3A及び第2のリード
3B間に高電圧を印加する高電圧供給部(図示省略)
と、第1及び第2のリード間の電気的特性を測定する特
性測定部(図示省略)とを少なくとも有している。そし
て、絶縁遮蔽体20の固定側絶縁遮蔽体20Aに吸引孔
20E、可動側絶縁遮蔽体20Bに吸引孔20Fがそれ
ぞれ配設されている。吸引孔20E、20Fはいずれも
吸引機能を生成する真空装置25に連接される。
【0045】このように構成される高電圧試験装置10
においては、高耐圧特性試験の際に、真空装置25から
吸引孔20Eを通して得られる吸引力により固定側絶縁
遮蔽体20Aの当接部(20C、図3参照)と高耐圧ダ
イオード装置1の樹脂封止体4との間の密着性が向上さ
れる。同様に、真空装置25から吸引孔20Fを通して
得られる吸引力により可動側絶縁遮蔽体20Bの当接部
(20D、図3参照)と高耐圧ダイオード装置1の樹脂
封止体4との間の密着性が向上される。従って、高耐圧
ダイオード装置1のリード3A、3B間であって樹脂封
止体4の表面に生成される放電経路の遮断性能が向上で
きる。
【0046】(第3の実施の形態)本発明の第3の実施
の形態は、前述の第2の実施の形態と同様に、被測定対
象物(高耐圧ダイオード装置)1の樹脂封止体4の表面
又はその近傍に発生する放電経路の遮断性能をさらに向
上させるための技術を説明する。
【0047】図7は、本発明の第3の実施の形態に係る
高電圧試験装置10のシステム構成の要部を示す概略図
である。図7に示す高電圧試験装置10は、被測定対象
物となる高耐圧ダイオード装置1の第1リード3A及び
第2のリード3B間の封止体4の表面に当接する絶縁遮
蔽体20と、これらの第1リード3A及び第2のリード
3B間に高電圧を印加する高電圧供給部(図示省略)
と、第1及び第2のリード間の電気的特性を測定する特
性測定部(図示省略)とを少なくとも有している。そし
て、この高電圧試験装置10は、絶縁遮蔽体20の固定
側絶縁遮蔽体20Aに吹出孔2G、可動側絶縁遮蔽体2
0Bに吹出孔20Hがそれぞれ配設されている。吹出孔
20G、20Hはいずれもドライエアー(乾燥空気)を
吹き出すドライエアー吹出装置26に連接されている。
【0048】このように構成される高電圧試験装置10
においては、高耐圧特性試験の際に、ドライエアー吹出
装置26から吹出孔20Gを通して高耐圧ダイオード装
置1の樹脂封止体4上側表面にドライエアーが吹き付け
られる。同様に、ドライエアー吹出装置26から吹出孔
20Hを通して高耐圧ダイオード装置1の樹脂封止体4
下側表面にドライエアーが吹き付けられる。ドライエア
ーの吹き付けは、空気中の絶縁性を向上し、また樹脂封
止体4の表面状態を放電経路を発生しにくい方向に改質
できる。従って、高耐圧ダイオード装置1の第1リード
3A及び第2のリード3B間であって樹脂封止体4表面
に生成される放電経路の遮断性能が向上できる。
【0049】(その他の実施の形態)上記のように、本
発明は第1乃至第3の実施の形態によって記載したが、
この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定す
るものであると理解すべきではない。この開示から当業
者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明
らかとなろう。
【0050】たとえば、前述の実施の形態に限定され
ず、以下の変形を行える。
【0051】(1)第1乃至第3の実施の形態のそれぞ
れに係る高電圧試験装置10において、絶縁遮蔽体20
の固定側絶縁遮蔽体20Aは、可動側絶縁遮蔽体20B
と同様に可動式にしてもよい。
【0052】(2)第1乃至第3の実施の形態のそれぞ
れに係る高電圧試験装置10において、絶縁遮蔽体20
の固定側絶縁遮蔽体20A、可動側絶縁遮蔽体20Bは
いずれも絶縁性ガラス系板材で形成してもよい。この場
合、固定側絶縁遮蔽体20Aの当接部20C、可動側絶
縁遮蔽体20Bの当接部20Dは被測定対象物(高耐圧
ダイオード装置)1の樹脂封止体4の半径とほぼ同一半
径を有する半円形状で形成される。
【0053】(3)第1乃至第3の実施の形態のそれぞ
れに係る高電圧試験装置10において、高電圧供給部1
3、特性測定部14、特性判定部15のいずれか1つの
ユニットが外部ユニットとして連結されていてもよい。
【0054】(4)第2の実施の形態に係る高電圧試験
装置10において、絶縁遮蔽体20にいずれか一方の吸
引孔20E又は20Fだけが形成されてもよい。
【0055】(5)本発明は、樹脂封止体4外部にほぼ
平行に引き出されたリード3A及び3Bを有する高耐圧
ダイオードに適用できる。
【0056】(6)さらに、本発明は、高耐圧ダイオー
ド以外の高耐圧トランジスタ、高耐圧IGBT,高耐圧
GTO,高耐圧SIサイリスタ、その他の高耐圧サイリ
スタ等の種々の高耐圧半導体装置を被測定対象物とする
ことが出来る。すなわち、本発明の被測定対象物には、
第1及び第2のリード以外の第3,第4、・・・・・・のリー
ドがあってもかまわず、トランジスタ等の3端子デバイ
ス、サイリスタ等の4端子デバイス、あるいはパワーI
C等の多端子デバイスでもかまわない。それらの複数の
リードの内から高電圧を印加しようとする2つのリード
を選び、その選ばれたリード間の封止体表面に絶縁遮蔽
体を当接すればよいのである。このように、端子数に制
限されず、高電圧の試験信号を供給する必要がある広範
な被測定対象物に対する高電圧試験装置、高電圧試験方
法に適用できる。
【0057】このように、本発明はここでは記載してい
ない様々な実施の形態等を包含するということを理解す
べきである。したがって、本発明はこの開示から妥当な
特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ限定さ
れるものである。
【0058】
【発明の効果】本発明によれば、高電圧試験装置の構造
を簡易化しつつ小型化が実現できる。また、本発明によ
れば、高耐圧半導体装置の逆方向耐圧特性や逆方向ブロ
ッキング特性等を、簡単な操作と低いランニングコスト
で測定評価できる高電圧試験装置を提供できる。
【0059】さらに、本発明によれば、地球温暖化の防
止やオゾン層の破壊の防止に好適で、環境問題に対応し
た高電圧試験装置を提供できる。
【0060】さらに、本発明によれば、SF6ガスを使用
せず、操作やメインテナンスの容易な高電圧試験方法を
提供できる。
【0061】さらに、本発明によれば、地球温暖化の防
止やオゾン層の破壊の防止に好適で、環境問題に対応し
た高電圧試験方法を提供できる。
【0062】さらに、本発明によれば、高耐圧半導体装
置の逆方向耐圧特性や逆方向ブロッキング特性等の特性
を、簡単、且つ正確に測定評価できる高電圧試験方法を
提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る高電圧試験装
置のシステム構成を示す概略正面図である。
【図2】高電圧試験装置の概略側面図である。
【図3】高電圧試験装置の絶縁遮蔽体の斜視図である。
【図4】高電圧試験工程における高電圧試験装置のシス
テム構成を示す概略正面図である。
【図5】高電圧試験工程における高電圧試験装置の概略
側面図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態に係る高電圧試験装
置のシステム構成の要部を示す概略図である。
【図7】本発明の第3の実施の形態に係る高電圧試験装
置のシステム構成の要部を示す概略図である。
【図8】本発明、並びに従来技術に係る樹脂封止型高耐
圧ダイオード装置の一部断面化した構成図である。
【符号の説明】
1 高耐圧ダイオード装置(被測定対象物) 2 高耐圧ダイオード素子 3A 第1のリード 3B 第2のリード 4 樹脂封止体 10 耐圧特性試験装置(高電圧試験装置) 11 半導体装置搬送部 11A,11B 搬送レール 11C,11D 溝 12 搬送駆動部 13 高電圧供給部 13A,13B 電圧印加端子 14 特性測定部 15 特性判定部 20 絶縁遮蔽体 20A 固定側絶縁遮蔽体 20B 可動側絶縁遮蔽体 20C,20D 当接部 21 遮蔽体駆動部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01R 31/26 G01R 31/12 H01L 21/66

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1及び第2のリード、該第1及び第2
    のリード間の封止体とからなる被測定対象物の前記封止
    体の表面の一部に当接する固定側当接部、該固定側当接
    部に開口部を有する固定側吸引孔とを有する固定側絶縁
    遮蔽体と、 前記封止体の表面の他の一部に当接する可動側当接部、
    該可動側当接部に開口部を有する可動側吸引孔とを有す
    る可動側絶縁遮蔽体と、 前記固定側吸引孔及び可動側吸引孔とに連接された真空
    装置と、 前記第1及び第2のリード間に高電圧を印加する高電圧
    供給部と、 前記第1及び第2のリード間の電気的特性を測定する特
    性測定部とを少なくとも有することを特徴とする高電圧
    試験装置。
  2. 【請求項2】 第1及び第2のリード、該第1及び第2
    のリード間の封止体とからなる被測定対象物の前記封止
    体の表面の一部に当接する固定側当接部、該固定側当接
    部に開口部を有する固定側吹出孔とを有する固定側絶縁
    遮蔽体と、 前記封止体の表面の他の一部に当接する可動側当接部、
    該可動側当接部に開口部を有する可動側吹出孔とを有す
    る可動側絶縁遮蔽体と、 前記固定側吹出孔及び可動側吹出孔とに連接されたドラ
    イエアー吹出装置と、 前記第1及び第2のリード間に高電圧を印加する高電圧
    供給部と、 前記第1及び第2のリード間の電気的特性を測定する特
    性測定部とを少なくとも有することを特徴とする高電圧
    試験装置。
  3. 【請求項3】 第1及び第2のリード、該第1及び第2
    のリード間の封止体とからなる被測定対象物の前記封止
    体の表面の一部に可動側絶縁遮蔽体の可動側当接部を当
    接するステップと、 該可動側絶縁遮蔽体を、前記封止体の表面の他の一部が
    固定側絶縁遮蔽体の固定側当接部に当接するまで上昇さ
    せるステップと、 前記可動側絶縁遮蔽体の可動側当接部に開口部を有する
    可動側吸引孔、及び前記固定側絶縁遮蔽体の固定側当接
    部に開口部を有する固定側吸引孔を介して前記被測定対
    象物を真空吸着するステップと、 前記第1及び第2のリード間に高電圧を印加するステッ
    プと、 前記第1及び第2のリード間の電気的特性を測定するス
    テップとを少なくとも有することを特徴とする高電圧試
    験方法。
  4. 【請求項4】 第1及び第2のリード、該第1及び第2
    のリード間の封止体とからなる被測定対象物の前記封止
    体の表面の一部に可動側絶縁遮蔽体の可動側当接部を当
    接するステップと、 該可動側絶縁遮蔽体を、前記封止体の表面の他の一部が
    固定側絶縁遮蔽体の固定側当接部に当接するまで上昇さ
    せるステップと、 前記可動側絶縁遮蔽体の可動側当接部に開口部を有する
    可動側吹出孔、及び前記固定側絶縁遮蔽体の固定側当接
    部に開口部を有する固定側吹出孔を介して前記被測定対
    象物の前記封止体の表面にドライエアーを吹き付けるス
    テップと、 前記第1及び第2のリード間に高電圧を印加するステッ
    プと、 前記第1及び第2のリード間の電気的特性を測定するス
    テップとを少なくとも有することを特徴とする高電圧試
    験方法。
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