JP3258009B2 - 精紡機、特にジェット式精紡機のためのドラフト装置 - Google Patents

精紡機、特にジェット式精紡機のためのドラフト装置

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JP3258009B2 JP50885093A JP50885093A JP3258009B2 JP 3258009 B2 JP3258009 B2 JP 3258009B2 JP 50885093 A JP50885093 A JP 50885093A JP 50885093 A JP50885093 A JP 50885093A JP 3258009 B2 JP3258009 B2 JP 3258009B2
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    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01HSPINNING OR TWISTING
    • D01H5/00Drafting machines or arrangements ; Threading of roving into drafting machine
    • D01H5/18Drafting machines or arrangements without fallers or like pinned bars
    • D01H5/70Constructional features of drafting elements
    • D01H5/74Rollers or roller bearings

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)
  • Treatment Of Fiber Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、請求項1の上位概念に記載の、精紡機、特
にジェット式紡績機のためのドラフト装置に関する。
背景技術 精紡機のための公知のエプロン式ドラフト装置は、連
続した複数のスチールローラ又はボトムローラと、各紡
績部のための1つのドラフト装置アームから成ってお
り、このドラフト装置アームには、ばね負荷されたトッ
プローラが固定されている。このようなドラフト装置は
例えば、Dr,Ing.W.Wegenerの本「紡績機械のドラフト装
置」(1965年出版、Springer Verlag)に基づいて公知
である。このような負荷アームの例は、ドイツ連邦共和
国特許出願公開第3025032号明細書に記載されている。
特にジェット式紡績のために考えられたドラフト装置の
構成は、米国特許第4718225号明細書及び米国特許第503
8553号明細書に開示されている。
例えばドイツ連邦共和国特許出願公開第3706728号明
細書に記載されている形式では、切れた紡績糸の糸端部
における再紡績時に、この場合例えば糸端部はジェット
式紡績機の紡績ノズルを通して戻され、ドラフト装置の
ところを通過させられるが、この際に、戻される糸部分
は、回転する出口ローラ対のニップラインの導入される
ようになっている。糸部分のこのデポジットと呼ばれる
セッティングは、可能な限りスムーズな経過において実
施されることが望ましく、これによって糸端部は確実か
つ適正時期に出口ローラのニップラインの中心に移動さ
せられる。
例えばドイツ連邦共和国特許第393266号明細書に記載
されているようにリング精紡機における糸継ぎにおいて
使用されるセッティング法とは異なり、ジェット式精紡
機における糸はセッティングの前においてジェットノズ
ルを通して延びており,この場合ジェットノズルは、供
給ローラ対(フロントローラ対もしくは出口ローラ対と
も呼ばれる)のニップ領域に開口を有している。従って
この場合には、高速回転する供給ローラの一方又は他方
に接触することなしに、糸をセッティングの前において
適宜な準備箇所に保持することが極めて困難である。こ
のような供給ローラとの接触は、リング紡績においては
代替可能であるが(ドイツ連邦共和国特許第3932666号
明細書、第3図参照)、しかしながら(供給速度がかな
り高い)ジェット式紡績においては代替不可能である。
また例えばドイツ連邦共和国実用新案第1865440号明
細書には、円錐形の端部部分を備えたローラを形成する
ことが開示されており、これによってラップ傾向を減じ
るようになっている。しかしながらこのことは、再紡績
法の問題とは何ら関係がない。
本発明の課題は1つには、冒頭に述べた形式のドラフ
ト装置を改良して、糸部分の確実かつ時間的に適宜なセ
ッティングを保証することである。この課題は、請求項
1及び2に記載の特徴によって解決されている。
また本発明の別の課題は、(特にジェット式精紡機に
おける)再紡績を従来公知の方法に対して改善すること
である。この課題は、請求項9に記載の特徴によって解
決されている。
本発明の利点は、簡単かつ安価な手段によって、糸を
セッティングの前において適宜な準備箇所において保存
することができ、この結果確実かつ時間的に適宜な糸部
分のセッティングが保証されていることにある。
以下においては図面を参照しながら本発明の実施例に
ついて説明する。
第1図はエプロン式ドラフト装置の出口ローラに対す
るノズル体の配置形式を示す図である。
第2図は第1図の矢印Aの方向から見た図である。
第3図は押圧ローラの断面図である。
第4図はジェット式精紡機の紡績部を概略的に示す図
である。
第5図は第1図に示されたドラフト装置の主ドラフト
区域を、準備箇所に位置している糸操作装置(Fadenhan
dhabungsgeraet)と一緒に概略的に示す図である。
第6図は第5図の矢印Bの方向から見た配置形式を示
す図である。
第7図は第5図に示された配置形式を、セッティング
運動(Hinterlegungsbewegung)の開始直後において示
す図である。
第8図は第7図に示された配置形式を、矢印Bの方向
から見た図である。
第9図は第5図に示された配置形式を、セッティング
運動の終了時において示す図である。
第10図は第9図に示された配置形式を、矢印Bの方向
から見た図である。
第11図〜第16図は3つの別の変化実施例を示す図であ
る。
第1図〜第3図において同一部材は同一符号で示され
ている。第1図には、ジェット式精紡機の噴出ノズル1
が、図示されていないエプロン式ドラフト装置の取出し
ローラ2,3との関連において示されている。ドラフト装
置の左側に示された下側ローラ2はここでは切り株状の
スチール胴であるが、しかしながら、公知の形式で精紡
機の複数の紡績部にわたって延在している連続したスチ
ール胴であってもよい。
上側ローラ又は押圧ローラ3は、図示されていない負
荷アームに固定されている。この押圧ローラ3は、位置
固定の軸9(第3図)と、この軸9に軸受8,8′を用い
て回転可能に取り付けられた円筒形の中空体11とを有し
ている。中空体11はゴムの被覆体4を備えている。
軸9には、円錐形に似た形状をもつキャップ5がねじ
10を用いて固定されている。このキャップ5は自由端部
部分において、第3図に示されているように円錐台の形
状を有している。キャップの円錐台形の部分は、円筒形
の部分に移行しており、この円筒形部分はローラ本体11
に隣接しているが、しかしながらこの場合ローラ本体11
には接触していない。このことはキャップ5の固定部材
12を用いて保証されており、この固定部材12はねじ10を
用いて軸9と結合されている。キャップ5と軸9とを一
体の部材として形成することも可能である。
円錐台形の面が円筒形の面に移行している移行区域
5′は、丸く面取りされている。しかしながらキャップ
の先細になっている面は、断面図で見て、例えば放物線
形状の丸み部を有することも可能である。
ローラ対2,3における糸のセッティング(Hinterlegun
g)によって再紡績法が実施されるものと仮定する。糸
部分6は図示されていない撚りノズル及び噴出ノズル1
を通して引き戻されている。本出願人によるドイツ連邦
共和国特許出願第4223956.7号明細書もしくは米国特許
出願第07/919876号明細書に詳しく記載されているよう
に、糸部分6は吸込みノズル7によって、噴出ノズル1
と取出しローラ2,3との間において受容され、次いでド
ラフト装置のそばを通過させられて、規定された準備部
において保持される。制御装置によって決定された時点
において、糸部分6はエプロンローラ対と吸込みノズル
を備えた取出しローラ対2,3との間に導入される。準備
部においては、比較的ぴんと張った糸部分6が円錐形に
似た形状のキャップ5に沿って案内される。取出し押圧
ローラ3とドラフト装置の上側のエプロンとの前におけ
る中間室内に吸込みノズルが移動することによって、糸
部分6のループはキャップ5から取出しローラ2,3のニ
ップラインの中に導かれる。
キャップ5が押圧ローラ3と一緒に回転するのではな
く、この押圧ローラ3の軸と堅くねじ結合されているこ
とに基づいて、糸部分6が、ドラフト装置の傍らへの横
方向における変位の段階中に、回転する取出しローラ2,
3によって摩擦負荷にさらされることは、回避される。
円錐形のキャップ5の大きな外径は、押圧ローラ3の
ゴム被覆体4の接続する部分の外径と少なくとも同じ大
きさであり、有利にはこの外径よりも幾分大きく設定さ
れている。
このような配置形式は糸部分6の時間的に規定された
セッティングを可能にし、つまり糸端部は糸継ぎ方法も
しくは糸付け方法において、適正な時点で、糸継ぎのた
めに規定された場所に案内されることが可能であり、こ
の場合に、運転中のドラフト装置においてドラフトされ
た繊維との早期の結合が行われることはない。
自明なことではあるが、上に述べたキャップ5は、い
わゆるエプロン式ドラフト装置にのみ適しているのでは
なく、いわゆるKEPAドラフト装置(Wegenerの上に挙げ
た本の第315頁参照)のようなその他のドラフト装置に
おいても使用することが可能である。キャップ5は特に
簡単に取り外すことができるので、依然として、押圧ロ
ーラを待機作業のために容易に交換することが可能であ
る。
別の可能性として、押圧ローラ3の回転する部分(例
えば中空体)が側部にキャップ5を備えているような構
成が提供される。しかしながらこの解決策は、たとえ金
属材料が良好に研磨されていたとしても、上に述べたよ
うな糸部分6の摩擦負荷が回避され得ないことに基づい
て、実際には使用されない。さらにまた、使用するとし
ても、製造コストが高騰してしまう。それというのは、
周期的な糸エラーを回避するためには、ゴム被覆体4を
備えた押圧ローラ3が高められた回転特性を有すること
が望まれているからである。そしてこのような要求を満
たすことは、キャップの取付けによって困難になる。
第2図に示されたゴム被覆体4は、直径Dをもつ中央
範囲4Aと小さな直径d1,d2をもつ2つの端部範囲4B,4Cと
を有している。端部範囲4Bはキャップ5に隣接してい
る。供給ローラ対2,3のニップラインは、ローラ2とゴ
ム被覆体4の中央範囲4Aとの間において形成される。キ
ャップ5の最大直径は、中央範囲4Aの直径と同じ大きさ
であってもよく、つまりキャップ5の最大直径は、端部
範囲4Bを越えて突出していてもよい。
第4図には、(例えばヨーロッパ特許第131170号明細
書又はヨーロッパ特許第372255号明細書に開示されてい
る)ジェット式精紡機のただ1つの紡績部が略示されて
いる。この紡績部は、入口ローラ対37と中央のローラ対
38(このローラ対はエプロンを備えている)と供給ロー
ラ対39とを備えたドラフト装置40を有している。入口ロ
ーラ対37にはコンデンサ35が前置されており、ヨーロッ
パ特許第353575号に記載されたスラブストッパ38の一部
を形成している。第4図に示されたこれらのエレメント
は、実際に則して示されているのではなく、個々の部分
を容易に理解できるように、互いに離されて示されてい
る。
ドラフト装置40にはノズル体20が後置されており、こ
のノズル体20は例えば、ドイツ連邦共和国特許第402398
5号明細書もしくはヨーロッパ特許第489686号明細書に
記載されているように構成されることができる。糸巻上
げ装置50は摩擦ローラ44とボビンヨーク46とを有してお
り、このボビンヨーク46は綾巻ボビン48を保持してい
る。通常の形式で、ノズル体20を通して紡ぎ出された糸
は引出しローラ対42を通して引き出され、次いで、ボビ
ンを形成するために糸巻上げ装置50に導かれる。
図示の配置形式では、糸は紡績中に切れたと仮定する
と、新たに糸継ぎが行われねばならない。糸はパッケー
ジから引き出されて、吸込みノズル41を備えたマニピュ
レータと呼ばれる操作装置(図示せず、例えばヨーロッ
パ特許第467159号明細書参照)を用いて、この目的のた
めに互いに接触していないローラを備えた引出しローラ
対42のところで、糸通しが行われている。パッケージか
ら糸を引き戻すことの代わりに、再紡績のために補助糸
を使用することが可能であり、この場合補助糸は、ヨー
ク46によって保持された空管ボビンに、効果的な再紡績
法の後で、投げ出されることができる。紡ぎ出される糸
は、ノズル体20を通して、例えばヨーロッパ特許第4338
32号明細書に記載された方法に基づいて戻し案内される
ことができ、その後で糸は再び吸込みノズル41によって
受容される。
第5図〜第10図には、本発明によるドラフト装置もし
くはローラを備えた第4図に示された紡績部における再
紡績法が示されている。ノズル体は符号20で示され、供
給ローラ対は符号22,23で示され、エプロンローラ対は
符号24,25で示されている。エプロンは符号26,27で示さ
れている。供給ローラ対の上側ローラもしくは押圧ロー
ラ23は、本発明による円錐形のキャップ28を有してい
る。ドラフト装置の近傍におけるノズル体の開口は、第
6図、第8図及び第10図において符号21で示されてい
る。
吸込みノズルの開口は符号29で示されている。準備部
(第5図、第6図)において吸込みノズルはドラフト装
置の側方に位置している。糸部分6はノズル体20から側
部において(上から見て)供給ローラ対22,23に対して
ほぼ平行に延びており(第6図)、キャップ28の円錐形
の端部部分によって案内されている。第6図、第8図及
び第10図は、本来の構成に対して空間的に歪められてい
る。なぜならばこの場合に、糸経過の三次元的な図示は
できないからである。これらの図面においてキャップ28
の円筒形の面は、糸とゴム被覆体4が接触していないこ
とを強調するために、それぞれ左に向かって引き伸ばさ
れている。本来の構成は、第3図においてより現実的に
示されている。
キャップ28はこの場合次のように、すなわち、糸部分
がドラフト装置の回転する部分とは(この段階におい
て)接触しないように、形成されている。この箇所にお
いて糸は、糸が回転するローラによって加速されないよ
うに、つまり糸において付加的な撚りが生ぜしめられな
いように、保持されることができる。この場合吸込みノ
ズルからの糸の引出しは既に準備箇所における保持の間
に、ノズルに後置された引出しローラ対42(第4図)に
よって、導入されることが可能である。そして糸はこの
引出しによって緊張状態に保たれる。
第7図及び第8図には中間段階が示されており、この
中間段階において吸込みノズル41は、ドラフト装置の中
心平面の方向に移動する。この際にキャップ28において
ループFが形成される(第8図)。しかしながら今なお
糸は、回転する部分のいずれとも接触しておらず、従っ
て位置はなお「正確に」規定されている。ループFは連
続的に、上に述べた引出しによって短縮される。所定さ
れた時点においてしかしながらこの糸ループの「頂点」
は、移行区域を越えて出口ローラ対のニップラインに移
動する。ループはその後で吸込みノズル41からの糸の搬
送によって消滅させられ、この結果セッティング方法の
最後においては糸は真っすぐに方向付けられてニップラ
インに進入する(第10図)。
この場合キャップ28から押圧ローラ23への糸の移行
は、ゴム被覆体の端部範囲4Dが円錐形に構成されている
ことによって、容易になる。円錐形の範囲4Dの最小直径
は、キャップ28の円筒形部分の直径よりも小さくてもよ
い。糸がゴム被覆体4と接触するや否や、ゴム被覆体4
は糸に搬送作用を加える。この作用は、糸がニップライ
ンに導入されるや否や、供給速度で生じる。キャップ5;
28の長さもしくは構成は次のように、すなわち、ドラフ
ト装置に対するノズル体20の与えられている箇所のため
に、ノズルから延びている糸が、ドラフト装置の回転す
る部分に接触することなしに、キャップにわたって延在
することができるように、選択されている。
第5図〜第10図に示されているように、糸部分6は本
体、円錐形の面の一部にしか、つまりローラ22に向けら
れた部分にしか接触していない。この面の、ローラ22か
ら離れている部分は、本来、作用しない。従ってこの部
分は、必ずしも糸案内面によって形成される必要はな
く、例えば先細になっている必要はない。しかしながら
それにもかかわらず、キャップ28は回転対称的に構成さ
れていると有利である。なぜならばこのように構成され
ているキャップ28は、その角度位置に対して特別な注意
を払うことなしに、軸もしくは押圧ローラに固定するこ
とができ、しかも本発明の課題の安価な解決策を示して
いるからである。
ドラフト装置の中心平面に対する吸込みノズル7;41の
運動は、有利には次のように、すなわち、糸ループFが
キャップ5;28とゴム被覆体4との間における間隙を素早
く通り過ぎることができるように、構成されている。こ
のように構成されていることによって、糸部分6がこの
間隙に引っ掛かったままになることを回避することがで
きる。
第11図〜第16図には別の3つの実施例が示されてお
り、これらの実施例では、キャップを押圧ローラの軸に
設ける必要のないことが示されている。第5図〜第10図
に示された実施例において既に述べた部分は、第11図〜
第16図においても同一符号で示されている。そして変更
箇所はもっぱらキャップとその保持体とにある。保持体
におけるキャップの固定部は、押圧ローラの内部にでは
なく、キャップの表面部分、つまりセッティング運動中
に糸によって接触されることのない表面部分に位置して
いる。
第11図及び第12図に示された実施例では、キャップ10
5はアーム106によって保持されており、このアーム106
は、サービスロボット(図示せず、例えばヨーロッパ特
許第421152号明細書参照)に操作装置のエレメントとし
て取り付けられている。このアーム106を用いてキャッ
プ105は、運転中に押圧ローラ3に接近させられること
ができる。
押圧ローラ3に対するキャップ105の位置決めを容易
にするために、キャップ105は、軸9の端部部分を受容
しているブシュ107(第12図)を備えていてもよい。し
かしながらこのことは、重要なことではない。キャップ
105とゴム被覆体4との間における小さな間隙Sは、既
に述べたように、吸込みノズル7;41の運動によって通過
されることができる。この実施例ではキャップ105は、
サービスロボットによって操作されるすべての紡績部の
ために、1つ設けるだけでよい。
キャップ105は、アーム106と共に一体に形成されてい
てもよいが、しかしながら有利には別体に形成されてい
て、アーム106に例えば範囲108(第12図)において固定
されている。
第13図及び第14図の実施例には、アーム116によって
保持されているキャップ115が示されている。このアー
ム116は、ドラフト装置のウエイティングアーム(図示
せず)に固定されている。キャップは、アーム116と共
に一体に構成されていても、別体としてアーム116に固
定されていてもよい。
第15図及び第16図に示されている別の実施例が、第13
図及び第14図に示されている実施例と異なっている点は
次のことだけである。すなわち第15図及び第16図に示さ
れている実施例では、保持アーム117はドラフト装置の
ウエイティングアームにではなく、プレート118を用い
て、ノズル体の近傍において紡績機フレームの一部(図
示せず)に固定されている。
フロントページの続き (72)発明者 ヴィッチ, マルティン スイス国 CH−8200 シャフハウゼン バハテルシュトラーセ 24 (56)参考文献 特表 平3−505240(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D01H 5/74

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】精紡機、特にジェット式精紡機のためのド
    ラフト装置であって、少なくとも1つの入口ローラ対と
    エプロンドラフト区域と出口ローラ対(2,3)とを備え
    ている形式のものにおいて、 出口ローラ対の押圧ローラ(3)にキャップ(5)が配
    属されており、この場合キャップ(5)がドラフト装置
    に定置に配置されていて、糸案内面を有しており、該糸
    案内面が、糸を出口ローラ対のニップラインに導入する
    のに適した構成を有していることを特徴とする、精紡
    機、特にジェット式精紡機のためのドラフト装置。
  2. 【請求項2】キャップが、ドラフト装置に対して定置の
    エレメントによって保持されている、請求項1記載のド
    ラフト装置。
  3. 【請求項3】キャップが、ドラフト装置に対して可動の
    エレメントによって保持されていて、この場合キャップ
    が押圧ローラ(3)に向かって接近できるようになって
    いる、請求項1記載のドラフト装置。
  4. 【請求項4】精紡機のドラフト装置のためのローラであ
    って、軸(9)と該軸(9)に回転可能に保持されてい
    るローラ本体とを備えている形式のものにおいて、キャ
    ップ(5)が軸(9)と堅く結合されていて、糸案内面
    を有しており、該糸案内面が、1つの糸をローラによっ
    て形成されたニップラインに導入するのに適した構成を
    有していることを特徴とする、精紡機のドラフト装置の
    ためのローラ。
  5. 【請求項5】キャップ(5)が回転対称的に構成されて
    いる、請求項4記載のローラ。
  6. 【請求項6】キャップが円錐形に似た形状を有してい
    る、請求項5記載のローラ。
  7. 【請求項7】キャップが、ローラ本体に接続している円
    錐台の形状を有しており、この場合円錐台の大きな直径
    が少なくとも、ローラ本体の隣接している部分の直径よ
    りも小さくはない、請求項6記載のローラ。
  8. 【請求項8】キャップ(5)の円錐面が、少なくとも、
    ローラ本体に隣接した上縁部に向かって丸く面取りされ
    て構成されている、請求項7記載のローラ。
  9. 【請求項9】精紡機のための再紡績法であって、糸をド
    ラフト装置の供給ローラ対にセッティングする際に、糸
    を供給ローラ対の近傍において次のように、すなわち、
    糸操作装置が、糸をニップの近くにおいて供給ローラの
    一部と接触させることなしには、(繊維搬送方向で見
    て)供給ローラ対の前における準備箇所を占めることが
    できないように、案内する形式のものにおいて、ドラフ
    ト装置を請求項1から3に記載のように形成し、糸操作
    装置を、回転するローラ部分と接触することなしに糸が
    キャップと接触するような準備箇所に導入することを特
    徴とする、精紡機のための再紡績法。
  10. 【請求項10】ドラフト装置の後で糸をノズル体を通し
    て案内し、この場合ドラフト装置の中心平面に向かって
    の糸操作装置の運動によって、糸操作装置の開口とノズ
    ル体の開口との間において糸ループを形成する、請求項
    9記載の再紡績法。
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