JP3257390B2 - 面内異方性の小さい2ピース缶用鋼板の製造方法 - Google Patents
面内異方性の小さい2ピース缶用鋼板の製造方法Info
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Description
い2ピース缶用鋼板の製造方法に関する。
板あるいは電解クロム酸処理を施したティンフリースチ
ール(TFS)のような缶用鋼板は食缶や飲料缶に多用
されている。これらの食缶や飲料缶は、その製缶方法の
違いから3ピース缶と2ピース缶に分類される。
化、製缶時の工程省略、素材および製造コストの低減の
観点から、3ピース缶から2ピース缶への移行、および
缶体の薄肉化が進められている。
再絞り加工により製缶されるDRD缶(Drawn and redr
awn can )、缶胴部の薄肉化を伴う多段の絞り加工によ
り製缶されるDTR缶(Drawn-thin-redrawn can)、お
よび絞り加工後にしごき加工が施されるDI缶(Drawn
and wall ironed can )等があるが、いずれの場合も、
その製缶時に、円盤状のブランク板から絞り加工により
カップ状の缶体を成形する、あるいはカップ状の缶体か
ら再絞り加工により、さらに径が小さく深さの深いカッ
プ状の缶体を成形する工程を含んでいる。
工時に、鋼板の加工性の面内異方性に起因して、しばし
ば缶端部の高さ、あるいはフランジ部の幅が円周方向に
沿って不均一となる、いわゆる「耳」が発生する。この
耳は缶端部のネッキング加工前にトリムし除去される
が、耳が大きい場合にはトリム代が大きくなり、材料歩
留まりを低下させる。
変動をもたらし、後工程のネッキング加工の再のネック
しわ発生の要因となるのみならず、DI加工時にパンチ
から缶体を抜き取る際のパンチ抜け不良の発生原因にも
なり、材料歩留まりの低下、品質の低下をもたらす。
対しては、製缶時の耳発生の小さい、すなわち面内異方
性の小さい鋼板が求められている。特に、DI缶、DT
R缶用鋼板に対しては、近年の缶体軽量化、製造コスト
低減の観点から、薄ゲージで、しかも材料歩留まりの向
上が可能な面内異方性が一段と小さい鋼板が強く望まれ
るようになってきている。
造方法として、従来いくつかの技術が提案されている。
例えば、特開平2−141535号公報には、C:0.
010〜0.040%の低炭素鋼の熱延仕上温度をAr
3 変態点未満とする技術が提案されており、また特開平
5−311245号公報には低炭素アルミキルド鋼およ
び極低炭素鋼を2回圧延2回焼鈍する技術が提案されて
いる。
2ピース缶用鋼板に求められる耳発生抑制に対する厳し
い要求を満足させることは難しく、さらに改善を図る必
要がある。特に、後者の技術では、従来技術に比較して
面内異方性は低減するが、冷間圧延、焼鈍をそれぞれ2
回ずつ行う必要があり、鋼板の製造コストが高くなると
いう問題点がある。
開平5−247669号公報、特開平7−62486号
公報等には缶用鋼板にBを添加する技術が開示されてい
る。これらはいずれもミクロ組織をフェライトとマルテ
ンサイト、ベイナイトまたはパーライトとからなる二相
組織とすること要件とし、そのため、C含有量を高く
し、かつ焼鈍温度を二相域すなわちAc1 点以上の高温
にする必要がある。板厚0.23mm以下の極薄缶用の
鋼板の製造にあたっては、このような高温焼鈍はCAL
通板性を著しく劣化させ、生産性の低下、すなわち製造
コストの増加をもたらすという問題点を有している。ま
た、二相組織であるがゆえにフェライト単相組織に比
べ、根本的に加工性および加工性の均一性が劣る。
特開平6−306534号公報にもBを添加する技術が
開示されているが、これらの技術は単に軟質化を目的と
してBを添加したにすぎず、面内異方性については何等
考慮されておらず、これらの技術を用いても面内異方性
を充分に小さくすることはできない。
鑑みてなされたものであって、最近の要請を充分満たし
得る面内異方性の小さい2ピース缶用鋼板を、生産性を
低下させずに製造する方法を提供することを目的とす
る。
性の小さい2ピース缶用鋼板を製造する方法について鋭
意検討を重ねた結果、鋼板の組成を厳密に調整した低炭
素鋼にBを添加し、かつ製造条件を最適化することによ
り、経済的かつ効率的に面内異方性を低減できることを
見出した。
たものであって、C:0.015〜0.06wt%、S
i:0.1wt%以下、Mn:0.1〜0.6wt%、
P:0.02wt%以下、S:0.02wt%以下、s
ol.Al:0.02〜0.1wt%、N:0.003
5wt%、O:0.005wt%以下、B:0.000
2〜0.002wt%を含有し、B≧−0.02C+
0.0010を満足する鋼組成を有するスラブを、仕上
温度がAr3 以上で、かつスラブ厚と熱延仕上厚との比
が120以上となるように熱間圧延し、酸洗後、85〜
90%の圧下率で冷間圧延した後、再結晶温度以上、7
50℃以下の温度で連続焼鈍し、さらに伸長率0.5%
以上3%未満の調質圧延を行い、板厚0.23mm以下
とすることを特徴とする面内異方性の小さい2ピース缶
用鋼板の製造方法を提供するものである。
明する。まず本発明を完成するに至った基本的な考え方
および実験結果について説明する。
の効果について種々検討を行った。まず、熱間圧延条件
の影響に着目した。C:0.02〜0.04wt%、
N:0.0020〜0.0025wt%、sol.A
l:0.04〜0.08wt%、O:0.0015〜
0.0040wt%とし、Bを、無添加、0.0008
wt%、0.0012wt%の3種類とした鋼に対し
て、スラブ厚と熱延仕上厚との比を種々変化させ、冷圧
率87%で冷間圧延後、連続焼鈍、調質圧延し、イヤリ
ング率を評価した。ここで、イヤリング率は面内異方性
のパラメータとして用いた。イヤリング率は、絞り比
1.8で深絞り成形し、耳高さを測定し、耳の最大値と
最小値との差を耳の最小値で割った値を百分率で表し
た。その結果を図1に示す。
の値の増加により、わずかにイヤリング率が低下するが
その変化は小さい。一方、B添加鋼はB無添加鋼に比べ
てイヤリング率は小さくなり、特にスラブ厚/熱延仕上
厚の値が120以上になると急激にイヤリング率が小さ
くなり、B添加効果が顕著となることを見出した。
明らかではないが、スラブ厚/熱延仕上厚の値を増大さ
せると熱延板の結晶粒が細粒化し、オーステナイト粒界
にBが偏析しやすくなり、変態後のフェライト粒界にも
Bが偏析すること、その結果、熱延板のフェライト粒の
細粒化と粒界偏析Bの相乗効果により、冷間圧延、焼鈍
後の集合組織が変化し、面内異方性が低減したものと考
えられる。
し、B添加の効果について検討した。C:0.02〜
0.04wt%、N:0.0020〜0.0025wt
%、sol.Al:0.04〜0.08wt%、O:
0.0015〜0.0040wt%とし、Bを無添加、
およびB:0.0006〜0.0015wt%の範囲で
添加した鋼に対し、スラブ厚と熱延仕上厚との比を12
5として熱間圧延し、種々の冷圧率で冷間圧延後、連続
焼鈍、調質圧延し、イヤリング率を測定した。その結果
を図2に示す。
リング率が最小となるが、冷圧率依存性が強く、またバ
ラツキも大きい。これに対し、B添加鋼は冷圧率によら
ずB無添加鋼に比べイヤリング率が小さい。特に、冷圧
率85〜90%の範囲では安定してイヤリング率は小さ
く、またバラツキも小さい。
溶製し、イヤリング率を測定した結果を示した図であ
る。スラブ厚と熱延仕上厚との比を122とし、冷圧率
は86.5%とした。同図から明らかなように、C:
0.015〜0.06wt%、B:0.0002〜0.
0020wt%でかつB≧−0.02C+0.0010
(%)の場合にイヤリング率3%以下となり、面内異方
性が小さくなることがわかる。
発明の2ピース缶用鋼板は、C:0.015〜0.06
wt%、Si:0.1wt%以下、Mn:0.1〜0.
6wt%、P:0.02wt%以下、S:0.02wt
%以下、sol.Al:0.02〜0.1wt%、N:
0.0035wt%、O:0.005wt%以下、B:
0.0002〜0.002wt%を含有し、B≧−0.
02C+0.0010を満足する。
て重要な元素である。Cが0.015wt%未満の場合
には、熱延板組織が粗粒化しやすくなるため、Bを添加
してスラブ厚/熱延仕上げ厚、冷圧率を制御しても、図
3に示したように面内異方性を低減することが困難とな
る。また、Mnを添加したとしても2ピース缶として必
要な強度を得ることが困難となる。一方、C含有量が
0.06wt%を超えると、フェライト粒内の固溶C
量、粒界に偏析するCの量および炭化物の量が増加する
ため、深絞り性が劣化するとともに、図3に示したよう
にB添加による効果が充分に発揮されず、面内異方性も
劣化する。したがって、C含有量を0.015〜0.0
6wt%の範囲とする。
も不純物として鋼中に残留し、鋼板を脆化させ、耐食性
を劣化させる元素である。またTFSの下地鋼板として
使用する場合には金属Crの電析に対しても悪影響を与
えるため、その含有量は少ないほど望ましい。本発明で
はこのような悪影響を回避する観点から、Si含有量を
0.1wt%以下とする。
せることによってスラブの熱間割れを防止するととも
に、固溶強化元素としてCによる強化を補う役割を果た
す。Sを析出固定するためには0.1wt%以上の添加
が必要であるが、0.6wt%を超えると集合組織形成
に悪影響を与え面内異方性の増大をもたらす。したがっ
て、Mn含有量を0.1〜0.6wt%の範囲とする。
り、Mn以上に大きな強化能を有し鋼板の高強度化を図
るためには有効な元素であるが、同時にフェライト粒界
に偏析して粒界を脆化させる元素であり、その含有量は
極力少ないほうが好ましい。また、Pの積極的添加は集
合組織形成に悪影響を与え面内異方性の増大をもたら
す。そのためP含有量を0.02wt%以下とする。
から極力少ないほうが望ましく、そのような観点から
0.02wt%以下とする。 sol.Al:sol.Alは鋼中NをAlNとして析
出させるために添加するが、その量が0.02wt%未
満の場合には、添加したBの多くがBNを形成し、B添
加による面内異方性低減効果が充分に発揮されなくな
る。一方、多量のAlを添加するとAl2 O3 系介在物
が残留し、製缶時の介在物起因の割れが発生しやすくな
り加工性が劣化するが、実用上、加工性の観点から許容
される限界は0.10wt%である。したがって、so
l.Al含有量を0.02〜0.1wt%の範囲とす
る。
たとしても固溶Nが残留しやすくなり、集合組織が変化
し、面内異方性の増大をもたらすこととなるため、Nは
極力少なくすることが望ましい。そのような観点からN
を0.0035wt%以下に規制する。
たBの一部が酸化物を形成しやすくなり、B添加による
面内異方性低減効果が充分に発揮されなくなる。また、
鋼中の酸化物系介在物は2ピース缶製缶時の割れ発生の
起点となり、加工性を著しく阻害する。したがってトー
タルO量は極力少なくすることが望ましい。本発明にお
いては、B添加効果を充分発揮させるとともに、加工性
の劣化を回避するために、鋼中のトータルO量を0.0
05wt%以下に規制する。
素である。Bはスラブ厚と熱延仕上厚の比を制御するこ
とにより、熱延時のオーステナイト粒界に効果的に偏析
し、熱延板のオーステナイト粒さらには変態後のフェラ
イト粒を細粒化させる。Bの一部はBNを形成するが、
その他のBは変態後の熱延板のフェライト粒界にも偏析
している。このような熱延板細粒化および粒界偏析Bの
相乗作用により、冷間圧延後の再結晶時の集合組織形成
に影響を及ぼし、面内異方性を低減させる効果を発揮さ
せるものと考えられる。このようなB添加効果を充分に
発揮させるためには、C量が少ない場合にはオーステナ
イト、フェライトの粒径が大きくなりやすいため、C量
が比較的多い場合に比べて多量の添加を必要とする。図
3に示したように、B≧0.0002wt%でかつB≧
−0.02C+0.0010(wt%)の場合に面内異
方性が低減される。一方、必要以上に多量にBを添加す
ると、粒界のみならずフェライト粒内にも固溶Bが残存
し、面内異方性を増大させる集合組織を形成しやすくな
る。図3に示したようにB含有量が0.002%を超え
ると面内異方性が逆に大きくなる。したがって、B含有
量を0.0002〜0.002wt%とするとともに、
B≧−0.02C+0.0010を満足する量とする。
る。本発明では、上記組成を有する鋼を転炉溶製後、連
続鋳造によりスラブとし、粗圧延を経て、あるいは粗圧
延を省略して直接熱間仕上圧延機に挿入して熱間圧延を
行い、酸洗後、冷間圧延を行い、その後連続焼鈍炉にて
連続焼鈍を行い、さらに調質圧延を行って板厚0.23
mm以下とする。
つスラブ厚と熱延仕上厚との比が120以上となるよう
に行われる。スラブ厚と熱延仕上厚との比を120以上
としたのは、図1に示したようにB添加による面内異方
性低減効果を充分に発揮させるためである。両者の比が
120以上であれば、スラブ厚、熱延仕上厚は、それぞ
れ最終製品板厚および最適冷圧率に応じて適宜選定すれ
ばよい。
r3 変態点未満で仕上げると、熱延板に集合組織が形成
されるとともに、結晶粒が粗大化し、冷間圧延、焼鈍後
の面内異方性が劣化するためである。
必要はなく、通常行われる範囲で行うことができ、例え
ばスラブ加熱温度1100〜1250℃、巻取温度50
0〜700℃程度とすることができる。
5〜90%の圧下率で行う。冷圧率は面内異方性を制御
するために重要な条件であり、図2に示したように、安
定して面内異方性を小さくするためには冷圧率を85〜
90%とする必要がある。
50℃以下の温度で行う。再結晶温度未満では未再結晶
組織が残り面内異方性が劣化する。逆に750℃を超え
ると、本発明のように最終製品の板厚が0.23mm以
下の鋼板では一次冷延後のCAL通板時の板厚も小さい
ためにCAL通板性が著しく劣化し、板破断、形状不良
等のトラブルが発生しやすくなり、生産性が低下する。
また、均熱中にオーステナイト相が生成し、冷却過程で
硬質な低温変態相が生成しやすくなる。このような硬質
な第2相とフェライト母相との界面は製缶時の割れの起
点となりやすく、加工性を劣化させる。
もよい。過時効処理を実施した場合と実施しない場合と
で本発明の効果は変わらない。過時効処理を実施する場
合は、連続焼鈍炉内のインラインOA、連続焼鈍後の箱
焼鈍によるバッチOAのいずれの方法を用いてもよい。
板厚に仕上げるが、その際の伸長率は0.5%以上3%
未満とする。これは伸長率が0.5%未満および3%以
上の場合には形状制御が困難であるためである。
板は、その後、錫めっき、極薄錫めっき、錫−ニッケル
めっき、ニッケルめっき、クロムめっき等の各種表面処
理が施される。特に、このような表面処理鋼板をDI缶
用に用いる場合には、ノーリフローの錫めっき鋼板が望
ましく、また、DTR缶用のフィルムラミネート鋼板、
プレコート鋼板の下地鋼板として用いる場合には、電解
クロム酸処理鋼板すなわちTFSが加工密着性の観点か
ら最も望ましい。これらの表面処理鋼板は、鋼板単独で
使用することもできるし、ポリエステル等の樹脂フィル
ムをラミネートしたフィルムラミネート鋼板、エポキシ
等の塗料をコーティングしたプレコート鋼板としても使
用可能である。
連続鋳造によりスラブとし、このスラブに対して熱間圧
延を行い、酸洗後、冷間圧延を行い、その後連続焼鈍炉
にて連続焼鈍を行い、さらに調質圧延を行って所定板厚
の鋼板とした。なお、その際のスラブ厚と熱延仕上厚と
の比、冷間圧延率、板厚を表3に示す。また、スラブ加
熱温度を1230℃、仕上温度を870℃、巻取温度6
20℃、焼鈍温度650℃とし過時効処理を行わなかっ
た。また、調質圧延の伸長率は1.5%とした。
ヤリング率を測定した。イヤリング率は、絞り比1.8
で深絞り後に耳高さを測定し、耳の最大値と最小値をの
差を耳の最小値で割った百分率で表し、これにより面内
異方性を評価した。その結果を表3に併記する。
れもイヤリング率が小さく、面内異方性が小さいことが
確認された。これに対して、本発明の範囲外の比較例は
本発明例に比較してイヤリング率が大きく、面内異方性
が大きいことが確認された。
5、10、14、17、21、25、27、34の8種
類について転炉溶製後、連続鋳造によりスラブとし、こ
のスラブに対して熱間圧延を行い、酸洗後、冷間圧延を
行い、その後連続焼鈍炉にて連続焼鈍を行い、さらに調
質圧延を行って所定板厚の鋼板とした。なお、その際の
スラブ厚と熱延仕上厚との比、冷間圧延率、板厚を表3
に示す。また、スラブ加熱温度を1150℃、仕上温度
を870℃、巻取温度640℃、焼鈍温度700℃と
し、連続焼鈍インラインで400℃の過時効処理を行な
った。また、調質圧延の伸長率は1.0%とした。この
ようにして製造した鋼板について、イヤリング率を測定
し、これにより面内異方性を評価した。その結果を表4
に併記する。
鋼板よりもイヤリング率が小さく、面内異方性が小さい
ことが確認された。
面内異方性が小さく、耳発生による歩留まり低下が小さ
いDRD缶、DI缶、DTR缶のような2ピース缶用鋼
板を、生産性を低下させずに製造することができる。し
たがって2ピース缶の製造コストを低減することが可能
となる。
化を示す図。
す図。
Claims (1)
- 【請求項1】 C:0.015〜0.06wt%、S
i:0.1wt%以下、Mn:0.1〜0.6wt%、
P:0.02wt%以下、S:0.02wt%以下、s
ol.Al:0.02〜0.1wt%、N:0.003
5wt%、O:0.005wt%以下、B:0.000
2〜0.002wt%を含有し、B≧−0.02C+
0.0010を満足する鋼組成を有するスラブを、仕上
温度がAr3 以上で、かつスラブ厚と熱延仕上厚との比
が120以上となるように熱間圧延し、酸洗後、85〜
90%の圧下率で冷間圧延した後、再結晶温度以上、7
50℃以下の温度で連続焼鈍し、さらに伸長率0.5%
以上3%未満の調質圧延を行い、板厚0.23mm以下
とすることを特徴とする面内異方性の小さい2ピース缶
用鋼板の製造方法。
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---|---|---|---|
JP05786496A JP3257390B2 (ja) | 1996-03-14 | 1996-03-14 | 面内異方性の小さい2ピース缶用鋼板の製造方法 |
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JPH09249938A JPH09249938A (ja) | 1997-09-22 |
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KR102262364B1 (ko) * | 2017-03-27 | 2021-06-07 | 제이에프이 스틸 가부시키가이샤 | 2피스 캔용 강판 및 그의 제조 방법 |
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- 1996-03-14 JP JP05786496A patent/JP3257390B2/ja not_active Expired - Fee Related
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