JP3255581B2 - 発振回路 - Google Patents

発振回路

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JP3255581B2
JP3255581B2 JP29136096A JP29136096A JP3255581B2 JP 3255581 B2 JP3255581 B2 JP 3255581B2 JP 29136096 A JP29136096 A JP 29136096A JP 29136096 A JP29136096 A JP 29136096A JP 3255581 B2 JP3255581 B2 JP 3255581B2
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明 松本
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  • Inductance-Capacitance Distribution Constants And Capacitance-Resistance Oscillators (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水晶振動子等の圧
電発振子を用いた発振回路、特に電源投入後の発振開始
時間が短く、かつ低消費電力の発振回路に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】携帯電話機等に使用される発振回路で
は、電源に電池を用いているため、低消費電力化が求め
られている。また、実際に使用される時間の割合が少な
いので、使用していないときには発振回路の発振動作は
停止されている。このため、起動時には直ちに発振動作
が安定する即応性が求められてきている。水晶振動子等
の圧電発振子を用いた発振回路では、その圧電発振子に
増幅器の出力信号を印加して励振することにより固有の
周波数を発振させている。従って、発振回路の起動時間
を短縮するためには、駆動能力の大きな増幅器を必要と
する。増幅器の駆動能力を増加させるためには、電源電
流を増加する必要があり、このために消費電力が増加す
るという相反する問題が生じている。従来、このような
問題を解決する発振回路として、例えば次のような文献
に記載されるものがあった。 文献1:特開昭58−24207号公報 文献2:特開平7−297635号公報 図2は、前記文献1に記載された従来の発振回路の構成
例を示す回路図である。この発振回路は、相補型MOS
(以下、「CMOS」という)インバータ1を有してお
り、このインバータ1の出力側と入力側の間には、並列
接続された水晶振動子2及び帰還抵抗3による帰還回路
が設けられている。また、インバータ1の入力側と出力
側とには、それぞれ発振動作安定用のコンデンサ4,5
の一端が接続されており、これらのコンデンサ4,5の
他端は接地電位GNDに接続されている。インバータ1
は、制御信号によって抵抗値が制御される可変抵抗体
6,7を介して電源電位VDDと接地電位GNDに接続
され、これらの可変抵抗体6,7を介して電源電流が供
給されるようになっている。更に、インバータ1の出力
側には、このインバータ1の出力信号が一定のレベルに
達したか否かを判定する電圧レベル判定回路8が接続さ
れている。電圧レベル判定回路8の出力側は、信号保持
回路9のリセット端子Rに接続されている。信号保持回
路9のセット端子Sには、電源投入時に、図示しない回
路からセット信号SETが与えられるようになってい
る。信号保持回路9の出力側は、可変抵抗体6,7の制
御端子Cに接続されている。
【0003】この発振回路に電源が投入されて電源電位
VDDが印加されると、信号保持回路9のセット端子S
にセット信号SETが与えられ、この信号保持回路9の
出力信号は“H”レベルになり、可変抵抗体6,7の制
御端子Cに与えられる。可変抵抗体6,7は、それらの
制御端子Cに与えられる制御信号が“H”になると抵抗
値が小さくなり、インバータ1には大きな電源電流が供
給される。この大きな電源電流が供給されると、インバ
ータ1は、例えば周囲の熱雑音等により入力側に与えら
た微小電圧等を増幅して出力する。増幅された様々な周
波数成分の内で、水晶振動子2及び帰還抵抗3で構成さ
れる帰還回路の持つ固有周波数成分のみが、再びインバ
ータ1の入力側に正帰還され、次第にそのインバータ1
の出力信号の振幅が増大する。インバータ1の出力信号
の振幅が一定のレベルに達すると、電圧レベル判定回路
8の出力信号は“H”になり、これが信号保持回路9の
リセット端子Rに与えられる。これにより、信号保持回
路9の出力信号は“L”レベルになり、可変抵抗体6,
7の制御端子Cに与えられる。可変抵抗体6,7は、そ
れらの制御端子Cに与えられる信号が“L”になると抵
抗値が大きくなり、インバータ1に供給される電源電流
は小さくなる。
【0004】このように、電源投入時にはインバータ1
に大きな電源電流を供給して駆動能力を大きくし、出力
信号が一定レベルに達するまでの時間を短縮する。そし
て、出力信号が一定レベルに達した後は、可変抵抗体
6,7の抵抗値を大きくして低消費電力化を達成するよ
うにしている。一方、前記文献2には、入力信号に対す
る出力信号の正帰還作用により発振動作を開始する発振
器と、この発振器から出力される発振信号に応じてスイ
ッチング動作を行い、所定レベルの発振パルスを出力す
るゲート素子とを有する発振回路において、発振動作の
早期安定化技術が記載されている。即ち、この発振回路
では、発振動作開始時において、ゲート素子のスイッチ
ング動作によるノイズが、電源ライン等を介して発振器
の入力側に負帰還されて正帰還作用が妨げられることが
ないように、発振器の出力側の動作点電圧と、ゲート素
子の入力閾値電圧との間に、所定の電位差を設けてい
る。これにより、発振器の動作開始直後の発振信号の振
幅が小さい間は、この発振信号がゲート素子の入力閾値
に達しないため、このゲート素子によるスイッチング動
作が行われず、ノイズが発生しないように設定されてい
る。そして、発振信号の振幅が所定のレベルに達したと
きに、ゲート素子によるスイッチング動作が開始される
ようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記文
献1,2に記載された従来の発振回路では、次の
(a),(b)のような課題があった。 (a) 文献1の発振回路の課題 図2の発振回路では、起動開始時に可変抵抗体6,7の
抵抗値を小さくしてインバータ1へ印加する電源電圧を
上げることにより、このインバータ1の駆動能力を高め
て立上がり時間を短くする。また、発振動作の安定後
は、可変抵抗体6,7の抵抗値を大きくして低消費電力
化を達成している。しかし、発振動作の安定を判定する
ために電圧レベル判定回路8が必要となり、このための
負荷が増加する。そのうえ、可変抵抗体6,7による電
圧降下によって電源電流を制御するので、これらの可変
抵抗体6,7による負荷が増加するという問題があり、
更なる低消費電力化が求められていた。また、図2には
示されていないが、インバータ1の出力側には、発振信
号を波形整形して所定のレベルに増幅するバッファ回路
が接続されており、このバッファ回路のスイッチング動
作によるノイズが発生している。このノイズが、電源ラ
イン等を介してインバータ1の入力側に負帰還される
と、発振開始時の立上がりが遅くなる。インバータ1
は、可変抵抗体6,7を介して電源ラインに接続されて
いるので、ノイズの伝達される経路が複雑になり、この
電源ラインに乗ったノイズの影響を受け易くなるという
問題もあった。
【0006】(b) 文献2の発振回路の課題 前記文献2に記載された発振回路では、発振器の出力側
の動作点電圧とゲート素子の入力閾値電圧の間に、所定
の電位差が設けられているので、発振器の発振出力の振
幅が小さいと、ゲート素子の出力側に得られる発振パル
スのデューティ比が悪くなる。このため、発振器の出力
の振幅を常に一定値以上に保つ必要があり、低消費電力
化を達成することが困難であるという問題があった。本
発明は、前記従来技術が持っていた課題を解決し、電源
投入時の発振動作の安定時間が短く、かつ発振動作確立
後は、消費電力を低減して安定した発振動作を維持する
ことのできる発振回路を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明のうちの第1の発明は、電源電位の投入によ
り駆動され、リニアな増幅特性を有する論理ゲートの出
力信号によって圧電発振子を励振し、該圧電発振子の出
力信号を該論理ゲートに正帰還させて発振信号を出力す
る発振手段と、前記論理ゲート及び前記圧電発振子の最
大許容電流と該最大許容電流による前記発振手段の立上
がり特性とに基づいて設定された所定時間を有し、前記
電源電位の投入時点から経過時間を計測して、該経過時
間が該所定時間に達したときにその計測結果を出力する
計時手段と、前記電源電位が印加されるとともに前記計
測結果が与えられ、該電源電位から第1の電流値の電源
電流と、該第1の電流値よりも小さい第2の電流値の電
源電流とを生成し、該計測結果の入力前には該第1の電
流値の電源電流を前記論理ゲートに供給し、該計測結果
の入力後には該第2の電流値の電源電流を該論理ゲート
に供給する電流供給手段とを備えた発振回路において、
電流供給手段を次のように構成している。 即ち、この電
流供給手段は、前記電源電位と定電流ノードの間に接続
され、該定電流ノードの電位によって導通状態が制御さ
れる第1のトランジスタと、前記定電流ノードと接地電
位の間に一定の電流を流す定電流源と、前記電源電位と
前記論理ゲートの電源端子の間に接続され、前記定電流
ノードの電位によって導通状態が制御され、前記第2の
電流値の電源電流を該論理ゲートに供給する第2のトラ
ンジスタと、前記電源電位と前記論理ゲートの電源端子
の間に接続され、前記計時手段の計測結果が与えられ
て、該計測結果の入力前にはオン状態となって前記第1
の電流値と前記第2の電流値の差の電源電流を該論理ゲ
ートに供給し、該計測結果の入力後にはオフ状態となる
第3のトランジスタとで構成されている。
【0008】第2の発明では、電流供給手段を、電源電
位と第1のノードの間に接続され、該第1のノードの電
位によって導通状態が制御される第1のトランジスタ
と、前記第1のノードと接地電位の間に前記第2の電流
値の電源電流に対応する第1の一定電流を流す第1の定
電流源と、前記第1のノードと第2のノードの間に接続
され、前記計時手段の計測結果が与えられて、該計測結
果の入力前にはオン状態となり、該計測結果の入力後に
はオフ状態となる第2のトランジスタと、前記第2のノ
ードと接地電位の間に前記第1の電流値と前記第2の電
流値の差の電源電流に対応する第2の一定電流を流す第
2の定電流源と、前記電源電位と前記論理ゲートの電源
端子の間に接続され、前記第1のノードの電位に応じて
前記第1の電流値の電源電流、または前記第2の電流値
の電源電流を該論理ゲートに供給する第3のトランジス
タとで構成している。
【0009】
【0010】発明によれば、以上のように発振回路を
構成したので、次のような作用が行われる。発振回路に
電源が投入されて電源電位が印加されると、計時手段に
よって経過時間の計測が開始されるとともに、電流供給
手段から発振手段に第1の電流値の電源電流が供給され
る。これにより、発振手段が駆動され、正帰還動作によ
って発振信号が出力される。電源の投入から、発振手段
の立上がり特性に基づいて設定された所定時間が経過す
ると、計時手段から電流供給手段に計測結果が与えられ
る。これにより、電流供給手段からあ発振手段に供給さ
れる電源電流は、第1の電流値よりも小さい第2の電流
値に変更される。
【0011】
【発明の実施の形態】第1の実施形態 図1は、本発明の第1の実施形態を示す発振回路の回路
図である。この発振回路は、電源投入による電源電位V
DDの印加時点から経過時間を計測して、その経過時間
が所定の時間に達したときにその計測結果を出力する計
時手段(例えば、タイマ)10を備えている。タイマ1
0は、電源電位VDDが印加される電源ライン11とノ
ードN11の間に接続された抵抗値R12の抵抗12、
及びこのノードN11と接地電位GNDの間に接続され
た容量C13のコンデンサ13を有している。これらの
抵抗12及びコンデンサ13は、時定数TC(=R12
・C13)を有する時定数回路を構成しており、この時
定数TCは、後述の発振部40の論理ゲート及び圧電発
振子の最大許容電流とこの最大許容電流によるその発振
部40の立上がり特性とに基づいて設定されている。コ
ンデンサ13には並列にPチャネル型MOSトランジス
タ(以下、「PMOS」という)14が接続され、この
PMOS14のゲートが電源ライン11に接続されてい
る。PMOS14は、電源がオフになったときに直ちに
コンデンサ13に蓄積されている電荷を放電させ、この
電源がオンになったときに正確な経過時間を計測するた
めのものである。
【0012】ノードN11には、PMOS15a及びN
チャネル型MOSトランジスタ(以下、「NMOS」と
いう)15bで構成されるインバータ15の入力側が接
続されている。即ち、インバータ15を構成するPMO
S15aとNMOS15bのゲートがノードN11に共
通接続されている。PMOS15aのドレインは電源ラ
イン11に、NMOS15bのドレインは接地電位GN
Dにそれぞれ接続されている。また、PMOS15aの
ソースとNMOS15bのドレインとが接続され、イン
バータ15の出力側となっている。インバータ15の出
力側には、このインバータ15と同様の構成のインバー
タ16,17が縦続接続されている。そして、インバー
タ16,17の出力側には、それぞれ互いに相補的な信
号S16,S17が、計測結果として出力されるように
なっている。インバータ16,17の出力側には、電流
供給手段(例えば、スイッチ部20及び電流供給部3
0)のスイッチ部20が接続されている。スイッチ部2
0は、直列接続されたPMOS21及びNMOS22を
有しており、これらのPMOS21及びNMOS22の
ゲートが、インバータ17の出力側に接続されている。
PMOS21のドレインは電源ライン11に、NMOS
22のソースはノードN21にそれぞれ接続されてい
る。PMOS21のソースとNMOS22のドレイン
は、ノードN22に接続されている。
【0013】更に、スイッチ部20は、直列接続された
NMOS23及びPMOS24を有しており、これらの
NMOS23及びPMOS24のゲートが、インバータ
16の出力側に接続されている。NMOS23のドレイ
ンは電源ライン11に、PMOS24のソースはノード
N21にそれぞれ接続されている。NMOS23のソー
スとPMOS24のドレインは、ノードN22に接続さ
れている。そして、タイマ10から与えられる信号S1
6,S17によって、ノードN21,N22間のオン/
オフの制御が行われるようになっている。即ち、信号S
16,S17がそれぞれ“L”,“H”の時は、ノード
N21,N22間がオン状態になる。また、信号S1
6,S17がそれぞれ“H”,“L”の時は、ノードN
21,N22間がオフ状態になり、かつノードN22が
電源電位VDDに接続される回路構成となっている。ス
イッチ部20のノードN21,N22は、電流供給部3
0に接続されている。
【0014】電流供給部30は、PMOS31を有して
おり、このPMOS31のドレインは電源ライン11
に、ゲートとソースはノードN21に共通接続され、定
電流源32を介して接地電位GNDに接続されている。
ノードN21にはPMOS33のゲートが接続されてお
り、このPMOS33のドレインは電源ライン11に、
ソースはノードN31にそれぞれ接続されている。ノー
ドN22にはPMOS34のゲートが接続されており、
このPMOS34のドレインは電源ライン11に、ソー
スはノードN31にそれぞれ接続されている。PMOS
31及びPMOS33は、ゲートが共通接続されてカレ
ントミラー回路が構成されており、定電流源32を介し
てこのPMOS31に流れる電流に対応して、PMOS
33に電流値I33の電流が流れる。そして、電流値I
33は、発振部40が発振動作を維持するための最小値
に設定されている。また、ノードN21,N22間が導
通状態になったときに、PMOS34のゲートがPMO
S31のゲートに接続され、このPMOS31に流れる
電流に対応して、PMOS34に電流値I34の電流が
流れるカレントミラー回路が構成されるようになってい
る。このとき、PMOS33及びPMOS34から発振
部40に供給される電流の合計(I33+I34)は、
発振部40の立上がり特性と最大許容電流とに基づいて
決められた電流値に等しくなるように設定されている。
電源供給部30のノードN31には、この電流供給部3
0から電源電流の供給を受けて駆動される発振手段(例
えば、発振部)40の論理ゲート(例えば、インバー
タ)41の電源端子が接続されている。
【0015】インバータ41は、リニアな増幅特性を有
する論理素子であり、その出力側には、その出力信号に
よって励振される圧電発振子(例えば、水晶発振子)4
2の一端が接続されている。水晶発振子42の他端は、
インバータ41の入力側に接続されている。水晶発振子
42には、並列に帰還抵抗43が接続されており、これ
らの水晶発振子42及び帰還抵抗43は、インバータ4
1に対する正帰還回路を構成している。インバータ41
の入力側及び出力側には、それぞれ発振動作の安定化用
のコンデンサ44,45の一端が接続され、これらのコ
ンデンサ44,45の他端は接地電位GNDに接続され
ている。インバータ41の出力側は、直流成分遮断用の
結合コンデンサ46を介してノードN50に接続され、
このノードN50に発振信号SIGが出力されるように
なっている。ノードN50には、制御手段を構成するN
MOS50のドレインが接続されている。NMOS50
のゲートはインバータ16の出力側に接続され、ソース
は接地電位GNDに接続されている。NMOS50は、
ゲートに与えられる信号S17が“H”のときにオン状
態となり、ノードN50の電位をほぼ接地電位GNDに
引き下げて発振信号SIGの後段への出力を停止する。
また、信号S17が“L”のとき、NMOS50はオフ
状態となって、発振信号SIGを後段へ出力する機能を
有している。
【0016】ノードN50には、バッファ手段(例え
ば、バッファ部)60のPMOS61及びNMOS62
のゲートが接続されている。PMOS61のドレインは
定電流源63を介して電源ライン11に接続され、ソー
スはノードN61に接続されている。NMOS62のド
レインはノードN61に、ソースは接地電位GNDにそ
れぞれ接続されている。これらのPMOS61及びNM
PS62は、インバータ回路を構成している。そして、
ノードN61とPMOS61のゲートの間には、ヒステ
レシス特性を持たせてノイズによる誤動作を抑制するた
めに、高い抵抗値(例えば、1MΩ)を有する抵抗64
が接続されている。ノードN61には、インバータ回路
を構成するPMOS65及びNMOS66のゲートが接
続されている。PMOS65のドレインは定電流源67
を介して電源ライン11に、ソースはノードN62にそ
れぞれ接続されている。NMOS66のドレインはノー
ドN62に、ソースは接地電位GNDにそれぞれ接続さ
れている。そして、波形整形されて所定のレベルを有す
る発振信号OUTが、ノードN62から出力されるよう
になっている。
【0017】図3は、図1中のインバータ41の構成例
を示す回路図である。このインバータ41は、CMOS
で構成され、電源電流の供給を受ける第1の電源端子V
Dと、接地電位GNDに接続される第2の電源端子VG
と、水晶発振子42からの正帰還信号が入力される入力
端子Iと、発振信号SIGを出力する出力端子Oとを有
している。入力端子Iには、PMOS41aとNMOS
41bのゲートが共通接続され、このPMOS41aの
ドレインは電源端子VDに、ソースは出力端子Oにそれ
ぞれ接続されている。NMOS41bのドレインは出力
端子Oに、ソースは電源端子VGにそれぞれ接続されて
いる。このインバータ41では、入力端子Iに与えられ
る入力信号の電位によって、PMOS41aとNMOS
41bの内のいずれか一方がオン状態となり、他方がオ
フ状態となって、入力信号を反転して出力する機能を有
している。
【0018】図4は、図1中のノードN11の信号S1
3、インバータ17の出力側の信号S17、及び発振パ
ルスOUTの波形図である。以下、図4を参照しつつ、
図1の発振回路の動作を説明する。電源ライン11に電
源が投入される以前においては、電源ライン11の電位
は接地電位GNDに等しくなっているので、コンデンサ
13には、電荷が蓄積しておらず、ノードN11の電位
は接地電位GNDになっている。時刻t0において、電
源ライン11に電源が投入されて電源電位VDD(例え
ば、5V)が印加されると、この電源ライン11から抵
抗12を介してコンデンサ13に電流が流れ、時定数T
Cで決まる速度でノードN11の電位が上昇する。電源
投入直後において、ノードN11の信号S13の電位が
ほとんど上昇していない時点では、インバータ15の入
力側は“L”となるので、このインバータ15の出力側
には“H”が出力される。これにより、インバータ16
の出力側の信号S16は“L”になり、更に、インバー
タ17の出力側の信号S17は“H”になる。
【0019】信号S16,S17がそれぞれ“L”,
“H”になると、スイッチ部20のノードN21,N2
2間はオン状態となり、電流供給部30のPMOS3
1,33,34のゲートは共通接続された状態になる。
電流供給部30のカレントミラー回路により、定電流源
32を介してPMOS31に流れる電流に対応して、P
MOS33には電流値I33、PMOS34には電流値
I34の電源電流がそれぞれ流れる。これらの電源電流
が発振部40のインバータ41に供給されると、インバ
ータ41は増幅動作を開始し、電源投入時の雑音や周囲
の熱雑音等により入力側に与えらた微小電圧等を増幅し
て出力する。増幅された様々な周波数成分の内で、水晶
振動子42及び帰還抵抗43で構成される帰還回路の持
つ固有周波数成分のみが、再びインバータ41の入力側
に正帰還されることにより、次第にその出力信号の振幅
が増大する。発振部40から出力される発振信号SIG
は、コンデンサ46で直流成分が遮断され、交流成分の
みがノードN50に伝送される。
【0020】ノードN50に接続されたNMOS50の
ゲートには、インバータ17から与えられる信号S17
の“H”が与えられているので、このNMOS50はオ
ン状態となっており、ノードN50の電位はほぼ接地電
位GNDとなり、バッファ部60への発振信号SIGの
入力は停止される。このため、バッファ部60によるス
イッチング動作は行われず、発振パルスOUTは“L”
となる。電源投入からの時間経過に伴い、ノードN11
の電位が上昇し、時刻t1においてインバータ15の入
力閾値(ほぼVDD/2=2.5V)を越えると、この
インバータ15の出力は反転して“L”になる。また、
信号S16,S17は、それぞれ“H”,“L”に変化
し、ノードN21,N22間はオフ状態となり、ノード
N22の電位はほぼ電源電位VDDに等しくなる。これ
により、電流供給部30のPMOS34はオフ状態とな
り、このPMOS34を流れていた電源電流が停止す
る。また、PMOS31,33のゲートは共通接続され
ているので、定電流源32を介してPMOS31に流れ
る電流に対応する電源電流が、それまでどおりPMOS
33に継続して流れる。これにより、インバータ41へ
電流値I33の電源電流が供給され、発振部40は最小
の電流で発振動作を継続する。一方、信号S17が
“H”になると、NMOS50はオフ状態となり、発振
部40の発振信号SIGはバッファ部60へ与えられ、
波形整形され、所定のレベルに増幅されて発振パルスO
UTとしてノードN62から出力される。
【0021】以上のように、この第1の実施形態では、
次の(i)〜(iii)のような利点がある。 (i) 電源投入から所定の経過時間を測定して計測結
果の信号S16,S17を出力するタイマ10と、これ
らの信号S16,S17に基づいて発振部40に供給す
る電源電流を制御するスイッチ部20及び電流供給部3
0とを有している。これにより、電源投入時には、イン
バータ41及び水晶発振子42の最大許容電流に基づい
た電流値(I33+I34)の電源電流を発振部40へ
供給することにより、起動時の立上がり時間を短縮する
ことができる。更に、立上がり特性に基づいて設定され
た所定時間が経過した後、電源電流を発振動作を維持す
る最小の電流値I33に減少させるので、定常状態での
消費電力を低減することができる。
【0022】(ii) 計測結果の信号S17でオン/オ
フ制御されるNMOS50を有し、電源投入から所定時
間が経過するまでバッファ部60の動作を禁止してい
る。このため、発振動作開始時にバッファ部60のスイ
ッチング動作に起因するノイズが発生せず、このノイズ
による負帰還の影響を受けることがないので、立上がり
時間を短縮することができる。 (iii) インバータ41と、タイマ10及びバッファ部
60内の複数のインバータとを、CMOSインバータで
構成しているので、動作電流を低減することができ、発
振回路全体の低消費電力化が可能である。
【0023】第2の実施形態 図5は、本発明の第2の実施形態を示すもので、図1中
のインバータ41の他の構成例の回路図である。このイ
ンバータ41は、直列接続されたNMOS41b及び負
荷抵抗41cを有し、そのNMOS41bのゲートが入
力端子Iに、ドレインが出力端子Oに、ソースが電源端
子VGにそれぞれ接続されている。出力端子Oは、負荷
抵抗41cを介して電源端子VDに接続されている。図
3のインバータ41は、PMOS41aとNMOS41
bを直列接続したCMOSインバータであるので、消費
電力が少ないという利点があるが、それぞれのMOSト
ランジスタの閾値電圧(例えば、各々0.7V)の和に
相当する電圧以上の電源電圧(例えば、5V)を必要と
し、かつ、発振信号SIGがその閾値に達して発振動作
が安定するまでに、一定の時間が必要である。
【0024】これに対し、図5のインバータ41は、M
OSトランジスタを1個だけ使用しているので、図3の
インバータ41よりも消費電力は若干大きくなるが、よ
り低い電圧での動作が可能であり、電源電圧を低く(例
えば、3V)することができるという利点がある。更
に、発振信号SIGの振幅が小さくても安定発振が可能
であるので、第1の実施形態の発振回路の利点に加え
て、立上がり時間が更に短いという利点がある。
【0025】第3の実施形態 図6は、本発明の第3の実施形態を示す発振回路におけ
る電流供給手段の回路図である。この電流供給手段70
は、図1中のスイッチ部20及び電流供給部30に代え
て設けられる回路である。電流供給手段70は、PMO
S71を有しており、このPMOS71のドレインが電
源ライン11に接続され、ゲートとソースがノードN7
1に共通接続されている。ノードN71は、定電流源7
2を介して接地電位GNDに接続されている。更にノー
ドN71には、NMOS73のドレインが接続されてお
り、このNMOS73のソースが定電流源74を介して
接地電位GNDに接続され、ゲートが図1のインバータ
16の出力側に接続されて信号S16が与えられるよう
になっている。また、電流供給手段70はPMOS75
を有しており、このPMOS75のドレインが電源ライ
ン11に、ゲートがノードN71に、ソースがノードN
72にそれぞれ接続されている。PMOS71とPMO
S75は、ゲートが共通接続されており、このPMOS
71に流れる電流に対応する電流がPMOS75に流れ
るカレントミラー回路を構成している。そして、ノード
N72から、インバータ41へ電源電流を供給するよう
になっている。
【0026】信号S17が“H”のときに、NMOS7
3がオン状態になり、定電流源72,74を介してPM
OS71に流れる電流に対応して、PMOS75からイ
ンバータ41へ第1の電流値の電源電流が供給される。
また、信号S17が“L”のときに、NMOS73がオ
フ状態になり、定電流源72を介してPMOS71に流
れる電流に対応して、PMOS75からインバータ41
へ第2の電流値の電源電流が供給されるようになってい
る。図6の電流供給手段70を使用した発振回路の動作
は、図1の発振回路の動作とほぼ同様である。但し、こ
の電流供給手段70では、インバータ41へ供給する電
源電流の値を、2つの定電流源72,74の電流値に応
じて制御するようになっている。このため、定電流源7
2,74の電流値をインバータ41の動作特性に応じ
て、起動時と定常時に対応する値に設定することによ
り、このインバータ41を最適な状態で動作させること
ができるという利点がある。更に、図1の電流供給手段
の回路に比べて、回路が簡素化できるという利点があ
る。なお、本発明は、上記実施形に限定されず、種々の
変形が可能である。この変形例としては、例えば、次の
(a)〜(f)のようなものがある。
【0027】(a) 発振部40は、インバータ41、
水晶発振子42等を用いて構成されているが、インバー
タ41に代えてNANDゲート等の論理素子を用いても
良い。また、水晶発振子42に代えてセラミック発振子
のような圧電素子を用いても良い。 (b) タイマ10は、抵抗12及びコンデンサ13に
よる時定数回路と、インバータ15〜17で構成してい
るが、このような回路構成に限定するものではなく、電
源投入から経過時間を測定し、所定の経過時間に達した
ときに、その測定結果を出力する回路であれば良い。 (c) 図1のスイッチ部20及び電流供給部30で構
成される電流供給手段は、この回路構成に限定するもの
ではなく、タイマ10の計測結果に応じて、第1または
第2の電流値の電源電流を発振部40に供給できるもの
であれば良い。例えば、スイッチ部20を削除し、イン
バータ16の出力信号S16を、PMOS34のゲート
に与えるようにしても良い。この場合、電源投入直後
に、電源電位VDDにほぼ等しい電源電圧がインバータ
41に印加されることになるが、立上がり時間の短縮が
可能で、かつ回路構成を単純化できるという利点があ
る。
【0028】(d) 制御手段を構成するNMOS50
は、電源投入直後にノードN50の電位を接地電位GN
Dに固定して、バッファ部60への発振信号SIGの出
力を停止しているが、これとは逆に、このノードN50
を電源電位VDDに固定してバッファ部60への発振信
号SIGの出力を停止するようにしても良い。また、ノ
ードN50に対して直列にスイッチ手段を設けてバッフ
ァ部60への発振信号SIGの出力を制御するようにし
ても良い。 (e) バッファ部60は、インバータ回路を2段縦続
接続した回路構成となっているが、必要なレベルの発振
パルスOUTを生成することができる回路であれば、ど
のような構成のバッファ回路でも適用可能である。 (f) 第1〜第3の実施形態の発振回路は、発振周波
数が固定されているが、発振部40に電圧制御型の可変
容量コンデンサ等を追加して、この可変容量コンデンサ
の容量等を制御することにより、発振周波数を制御する
電圧制御型水晶発振器(VCXO)とすることも可能で
ある。
【0029】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、第1の発明
によれば、電源電位の投入時点から発振手段の立上がり
特性に基づいて設定された所定の経過時間を計測する計
時手段と、この計時手段から与えられる計測結果に従っ
て、第1及び第2の電源電流を発振手段の論理ゲートに
供給する電流供給手段を有している。これにより、電源
投入から所定の経過時間までの間は、第1の大きな電源
電流で論理ゲートを駆動することにより、発振動作の立
上がり時間を短縮することができる。更に、所定の経過
時間の後は、第2の小さな電源電流で論理ゲートを駆動
することにより、低消費電力で発振動作を維持すること
ができる。これに加えて、電流供給手段をカレントミラ
ー回路で構成したので、論理ゲートに供給する電源電流
の値を正確に設定することができる。 第2の発明によれ
ば、電流供給手段をカレントミラー回路で構成し、更に
第1及び第2の定電流源によって論理ゲートに供給する
電源電流の値を設定している。これにより、第1の発明
の効果に加えて、電源投入直後と定常状態での電源電流
の値をより最適な値に設定することができる。
【0030】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す発振回路の回路
図である。
【図2】従来の発振回路の構成例を示す回路図である。
【図3】図1中のインバータ41の構成例を示す回路図
である。
【図4】図1中の信号S13,S17、及び発振パルス
OUTの波形図である。
【図5】本発明の第2の実施形態を示す図1中のインバ
ータ41の他の構成例の回路図である。
【図6】本発明の第3の実施形態を示す発振回路におけ
る電流供給手段の回路図である。
【符号の説明】
10 タイマ 20 スイッチ
部 30 電流供給
部 31,33,34,41a,71,75 PMOS 32,36,38 定電流源 40 発振部 41 インバー
タ 41b,73 NMOS 41c 負荷抵抗 42 水晶発振
子 60 バッファ
部 N11,N21,N22,N31,N50 ノード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭52−10054(JP,A) 特開 昭63−220607(JP,A) 特開 昭63−42205(JP,A) 特開 昭62−193321(JP,A) 特開 昭56−65507(JP,A) 特開 平7−7325(JP,A) 実開 平6−77318(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03B 5/32 H03B 5/06

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源電位の投入により駆動され、リニア
    な増幅特性を有する論理ゲートの出力信号によって圧電
    発振子を励振し、該圧電発振子の出力信号を該論理ゲー
    トに正帰還させて発振信号を出力する発振手段と、 前記論理ゲート及び前記圧電発振子の最大許容電流と該
    最大許容電流による前記発振手段の立上がり特性とに基
    づいて設定された所定時間を有し、前記電源電位の投入
    時点から経過時間を計測して、該経過時間が該所定時間
    に達したときにその計測結果を出力する計時手段と、 前記電源電位が印加されるとともに前記計測結果が与え
    られ、該電源電位から第1の電流値の電源電流と、該第
    1の電流値よりも小さい第2の電流値の電源電流とを生
    成し、該計測結果の入力前には該第1の電流値の電源電
    流を前記論理ゲートに供給し、該計測結果の入力後には
    該第2の電流値の電源電流を該論理ゲートに供給する電
    流供給手段とを備えた発振回路において、 前記電流供給手段を、 前記電源電位と定電流ノードの間に接続され、該定電流
    ノードの電位によって導通状態が制御される第1のトラ
    ンジスタと、 前記定電流ノードと接地電位の間に一定の電流を流す定
    電流源と、 前記電源電位と前記論理ゲートの電源端子の間に接続さ
    れ、前記定電流ノードの電位によって導通状態が制御さ
    れ、前記第2の電流値の電源電流を該論理ゲートに供給
    する第2のトランジスタと、 前記電源電位と前記論理ゲートの電源端子の間に接続さ
    れ、前記計時手段の計測結果が与えられて、該計測結果
    の入力前にはオン状態となって前記第1の電流値と前記
    第2の電流値の差の電源電流を該論理ゲートに供給し、
    該計測結果の入力後にはオフ状態となる第3のトランジ
    スタとで、 構成した ことを特徴とする発振回路。
  2. 【請求項2】 電源電位の投入により駆動され、リニア
    な増幅特性を有する論理ゲートの出力信号によって圧電
    発振子を励振し、該圧電発振子の出力信号を該論理ゲー
    トに正帰還させて発振信号を出力する発振手段と、 前記論理ゲート及び前記圧電発振子の最大許容電流と該
    最大許容電流による前記発振手段の立上がり特性とに基
    づいて設定された所定時間を有し、前記電源電位の投入
    時点から経過時間を計測して、該経過時間が該所定時間
    に達したときにその計測結果を出力する計時手段と、 前記電源電位が印加されるとともに前記計測結果が与え
    られ、該電源電位から第1の電流値の電源電流と、該第
    1の電流値よりも小さい第2の電流値の電源電流とを生
    成し、該計測結果の入力前には該第1の電流値の電源電
    流を前記論理ゲートに供給し、該計測結果の入力後には
    該第2の電流値の電源電流を該論理ゲートに供給する電
    流供給手段とを備えた発振回路において、 前記電流供給手段を、 前記電源電位と第1のノードの間に接続され、該第1の
    ノードの電位によって導通状態が制御される第1のトラ
    ンジスタと、 前記第1のノードと接地電位の間に前記第2の電流値の
    電源電流に対応する第1の一定電流を流す第1の定電流
    源と、 前記第1のノードと第2のノードの間に接続され、前記
    計時手段の計測結果が与えられて、該計測結果の入力前
    にはオン状態となり、該計測結果の入力後にはオフ状態
    となる第2のトランジスタと、 前記第2のノードと接地電位の間に前記第1の電流値と
    前記第2の電流値の差の電源電流に対応する第2の一定
    電流を流す第2の定電流源と、 前記電源電位と前記論理ゲートの電源端子の間に接続さ
    れ、前記第1のノードの電位に応じて前記第1の電流値
    の電源電流、または前記第2の電流値の電源電流を該論
    理ゲートに供給する第3のトランジスタとで、 構成した ことを特徴とする発振回路。
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